JP2015223222A - 開孔シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、上記(a)〜(c)の方法は、形成される開孔の形状や性状が、加工を施すシートの材料の物性に左右されやすい。また、上記(a)の方法は、ピンを加熱した場合には、開孔の周縁部が硬くなったり開孔部の周縁部が突出して肌触りが悪化する場合があり、ピンを加熱しない場合は、開孔の形状が維持されにくい。また、上記(b)の方法も、エンボスローラを加熱した場合には、開孔の周縁部が硬くなり易く、エンボスローラを加熱しない場合には、開孔の形状が維持されにくい。
また、上記(d)の方法は、打ち抜いた部分が無駄になり、また、打ち抜いた部分を除去したり回収する設備が必要となる。
本発明の一実施態様の開孔シートの製造方法は、複数の開孔を有する開孔シートを製造する方法であり、図1及び図2に示すように、帯状の原反シート1を、幅方向Xに所定のパターンで揺動する切断線2が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が、凸部及び凹部が長手方向に交互に並んだ凹凸形状を有する3本以上の細帯状シート3を得る切断工程〔図1(a)参照〕、該切断工程によって得られた細帯状シート3を、長手方向Yにおける相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なるように再配置する再配置工程〔図1(b)〜図1(d)参照〕、及び、該再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合し、前記凹部32どうしが重なった部分が開孔51となった開孔シート5(図3参照)を得る接合工程を具備する。
より具体的に説明すると、本実施態様の切断工程においては、図2に示すように、一枚の帯状の原反シート1を、ロール状の巻回物1Aから公知の繰り出し機構(図示略)により連続的に巻き出し、その原反シート1を、公知の搬送機構により連続的に搬送しながら、その流れ方向MDに沿って切断している。原反シート1の切断は、図1(a)に示すように、原反シート1の幅方向Xの複数個所で行い、それぞれの箇所において、原反シート1を、幅方向Xに揺動する切断線2が生じるように長手方向Yに沿って切断する。原反シート1を、幅方向Xの複数個所で切断することにより、原反シート1が、3本以上の細帯状シート3に分割される。細帯状シートは、分割される原反シート1よりも細い幅を有するものであれば、その幅寸法は限定されない。また、本実施形態における原反シート1の幅方向Xは、原反シート1の流れ方向MDと直交する交差方向CDと同じである。
製造する開孔シートの開孔の周縁部に硬い部分が生じることを防止する観点から、原反シート1の切断には、加熱を必要としない切断装置を用いることが好ましく、切断装置20としてダイカッターを用いる場合、何れのローラも加熱しないか、何れか一方又は双方のローラを加熱してもその温度を80℃以下、より好ましくは60℃以下に抑制して用いることが好ましい。
このように、原反シート1を、長手方向Yに沿って且つ幅方向Xに所定のパターンで揺動する切断線2が生じるように切断することにより、得られる複数本の細帯状シート3は、原反シート1の側縁S1又はS2を含む細帯状シート3Sについては、その長手方向の一方の側縁部、それ以外の細帯状シート3については、長手方向の両側縁部が凹凸形状を有するものとなる。凹凸形状を有する側縁部は、図1(b)に示すように、細帯状シート3の幅方向の外方に向かって突出する凸部31と、凸部31間に位置する凹部32とを、細帯状シート3の長手方向Yに交互に有している。凹部32は、細帯状シート3における凹凸形状を有する各側縁部において、凸部31と凸部31との間に位置する領域であり、図1(e)中の斜線を付した領域である。図1(e)は、図1(b)の円内の拡大図である。
本実施態様の再配置工程においては、図1(a)に示すように、隣り合う細帯状シートの凸部31どうしが重なっていない状態の複数本の細帯状シート3を、長手方向における相互の位置関係を調整して、図1(d)に示すように、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なるように再配置している。
より詳細には、図2に示すように、上流ニップローラ26と、それより下流に配した下流ニップローラ35との間に、それぞれ好ましくは従動ローラである一対の中間ローラ36,37を、高さ位置を異ならせて配置してピッチ調整機構30を構成し、そのピッチ調整機構30により、隣り合う細帯状シートの位置関係を調整している。ピッチ調整機構30は、上流ニップローラ26から上側の中間ローラ36を経て下流ニップローラ35に至る第1の搬送経路と、上流ニップローラ26から下側の中間ローラ37を経て下流ニップローラ35に至る第2の搬送経路とを有しており、第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが、細帯状シート3の凸部のピッチP〔図1(b)参照〕の半ピッチ分異なっている。このピッチ調整機構30に、原反シート1の幅方向に生じた複数本の細帯状シート3を、流れ方向MDに直交する方向CDの一端から一つ置きの細帯状シート3Bが、第1の搬送経路で搬送され、残りの細帯状シート3Aが第2の搬送経路で搬送されるようにセットして、それらを搬送することにより、下流ニップローラ35で合流される際には、図1(d)に示すように、隣り合う細帯状シート3A,3Bは、凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なった状態となる。なお、第1の搬送経路の長さと第2の搬送経路の長さは、細帯状シート3の凸部のピッチPのn+0.5ピッチ(nは自然数)分異なっていても良い。
本実施態様の接合工程においては、複数本の細帯状シートを、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしを重なった状態に再配置してなる細帯状シートの再配置体4における、隣り合う細帯状シート3A,3Bを、図2及び図3に示すように、凸部31,31どうしの重合部52において互いに接合している。
より詳細には、図1に示すように、周方向に延びる凸部42が軸長方向に間隔を設けて複数本形成されたシールローラ41と、表面平滑なアンビルローラ43とを備えたヒートシール装置40により、細帯状シートの再配置体4の交差差向CDにおける重合部52が位置する複数個所に、流れ方向MDに沿って連続的にヒートシール加工が施され、それによって、重合部52に、重ね合わせた凸部31どうしが互いに接合された接合部53が形成される。
開孔シートを構成する細帯状シートやその原反である原反シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等の熱融着性の合成樹脂を含む不織布や、熱接着性の合成樹脂からなるシートやフィルム、不織布や紙と熱融着性の合成樹脂とのラミネートシート等を挙げることができる。不織布としては、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等が挙げられる。
本発明の開孔シートの製造方法においては、接合工程における接合を、熱融着の他の例である超音波シールにより行っても良いし、高周波シールで行って良い。また、ホットメルト接着剤の塗布及びその後の加圧等により行って良い。したがって、開孔シートを構成する細帯状シートやその原反である原反シートとして、加熱しても融着しない、紙やコットンのみからなる不織布等の材料を用いても良い。
なお、本実施態様の再配置工程においては、長手方向における相互の位置関係のみを調整し、細帯状シートの長手方向に沿って延びる細帯状シート中央線間の間隔は変更しなかったが、再配置工程において、細帯状シート中央線間の間隔を増減させて、幅方向Xにおける相互の位置関係を調整しても良い。細帯状シート中央線間の間隔の増減により、生じる開孔の大きさを変化させることができる。
本発明の開孔シートの一実施形態である開孔シート5は、斯かる構成を有するため、通気性や開孔への液の導液性等に優れている。
上述した本実施形態の開孔シート5の効果は、このように、開孔51が千鳥状に形成されている場合に一層確実に奏される。
例えば吸収体としては、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又はこれに吸収性ポリマーを保持させたものを、ティッシュペーパーや不織布等の被覆シートで被覆してなるものを用いることができる。裏面シートとしては、熱可塑性樹脂のフィルムや、該フィルムと不織布とのラミネート等の液不透過性ないし撥水性のシートを用いることができる。裏面シートは水蒸気透過性を有していてもよい。吸収性物品は更に、該吸収性物品の具体的な用途に応じた各種部材を具備していてもよい。そのような部材は当業者に公知である。例えば吸収性物品を使い捨ておむつや生理用ナプキンに適用する場合には、表面シート上の左右両側部に一対又は二対以上の立体ガードを配置することができる。
例えば、切断工程においては、図4(a)に示すように、原反シート1の切断を、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向Yにおける凸部31及び凹部32の位置が一致する細帯状シートのみが形成されるように行っても良い。その場合、得られた細帯状シート3を、上述した実施態様と同様に再配置して接合することにより、図4(b)に示すような、開孔51が2方向に並んで形成された開孔シート5Aが得られる。前記2方向とは、細帯状シート3が延びる方向Y及びその交差方向Xである。
また、上述の実施態様においては、再配置工程において、切断工程で得られた3本以上の細帯状シート3を、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整したが、隣り合う細帯状シート3の側縁部の凸部どうしが重なるようにできる方法であれば、これに限らない。例えば、切断により得られた複数の細帯状シート3の位置を並ぶ順番を入れ替えることで凸部どうしを重ねても良い。
また、原反シートの長手方向に、幅方向Xに揺動する切断線を形成する部位を間欠的に配置し、該部位の間は、長手方向Yに沿って直線状の切断線が生じるように切断しても良い。この場合、直線状の側縁部を重ねた部位には開孔が形成されないので、複数の開孔を有する領域と有さない領域とを長手方向に交互に有する開孔シートを形成することができる。
複数の開孔を有する開孔シートの製造方法であって、
帯状の原反シートを、幅方向に所定のパターンで揺動する切断線が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が凹凸形状を有する3本以上の細帯状シートを得る切断工程、
前記切断工程によって得られた細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部どうしが重なるように再配置する再配置工程、及び、
前記再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合して、前記凹部どうしが重なった部分が開孔となった開孔シートを得る接合工程を具備する、開孔シートの製造方法。
前記切断工程における切断は、周面に切断刃を備えたダイカットローラ及び表面平滑なアンビルローラとを備えたダイカッターを用いて行う、前記<1>に記載の開孔シートの製造方法。
<3>
前記切断工程における切断は、一定周期のパターンを有する切断線が生じるように行う、前記<1>又は<2>に記載の開孔シートの製造方法。
<4>
前記再配置工程においては、前記切断工程で得られた3本以上の細帯状シートを、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整する、<1>〜<3>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<5>
前記再配置工程においては、上流ニップローラと、それより下流に配した下流ニップローラとの間に、一対の中間ローラを高さ位置を異ならせて配置して構成したピッチ調整機構を用いて、隣り合う細帯状シートの位置関係を調整し、
前記ピッチ調整機構は、上流ニップローラから上側の中間ローラを経て下流ニップローラに至る第1の搬送経路と、上流ニップローラから下側の中間ローラを経て下流ニップローラに至る第2の搬送経路とを有し、第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが異なっている、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<6>
第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが、細帯状シートの凸部のピッチPの半ピッチ分異なっているか、又は細帯状シートの凸部のピッチPのn+0.5ピッチ(nは自然数)分異なっている、前記<5>に記載の開孔シートの製造方法。
<7>
前記一対の中間ローラが、それぞれ従動ローラである、前記<5>又は<6>に記載の開孔シートの製造方法。
<8>
前記切断線は、連続波型形状、ジグザク形状、又は連続矩形波形状である、前記<1>〜<8>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<9>
前記接合工程における接合を熱融着により行う、前記<1>〜<8>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<10>
前記接合工程においては、周方向に延びる凸部が軸長方向に間隔を設けて複数本形成されたシールローラと表面平滑なアンビルローラとを備えたヒートシール装置により、細帯状シートの前記重合部が位置する複数個所に、長手方向Yに沿って連続的にヒートシール加工を施し、それによって、重合部に、重ね合わせた凸部どうしが互いに接合された接合部を形成する、前記<1>〜<9>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
前記原反シートとして不織布を用いる、前記<1>〜<10>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<12>
前記再配置工程においては、複数本の細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係のみを調整して再配置する、前記<1>〜<11>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<13>
前記再配置工程においては、複数本の細帯状シートにおける長手方向に沿って延びる細帯状シート中央線間の間隔を増減させて、幅方向における相互の位置関係も調整する、前記<1>〜<12>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<14>
前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向における凸部及び凹部の位置が凸部のピッチの半ピッチ分ずれた細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が千鳥状に形成された開孔シートを製造する、前記<1>〜<13>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<15>
前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで長手方向における凸部及び凹部の位置が一致する細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が2方向に並んで形成された開孔シートを製造する、前記<1>〜<14>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<16>
前記切断線の揺動の振幅又は前記側縁部の凸部の高さh〔図1(b)参照〕は、好ましくは1mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下である、前記<1>〜<15>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<17>
前記細帯状シートの側縁部における凸部の長手方向のピッチP〔図1(b)参照〕は、好ましくは2mm以上、より好ましくは6mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、より好ましくは14mm以下である、前記<1>〜<16>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<18>
前記開孔シートに形成される個々の開孔の面積は、好ましくは1mm2以上、より好ましくは9mm2以上であり、また、好ましくは100mm2以下、より好ましくは49mm2以下である、前記<1>〜<17>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<19>
隣り合う細帯状シートの凸部どうしを、その重合部の全域において接合する、前記<1>〜<18>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<20>
隣り合う細帯状シートの凸部どうしを、その重合部の一部において接合する、前記<1>〜<18>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<21>
原反シートの長手方向に、幅方向Xに揺動する切断線を形成する部位を間欠的に配置し、該部位の間は、長手方向Yに沿って直線状の切断線が生じるように切断する、前記<1>〜<20>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
複数の開孔を有する開孔シートであって、
一方向に長い細帯状シートが、該一方向と直交する方向に3本以上連結され、
前記細帯状シートは、長手方向の側縁部が凸部及び凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シートは、前記側縁部の凸部どうしが重なった重合部において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部どうしが重なった部分が開孔となっている、開孔シート。
<23>
前記一方向における開孔の位置が互いに異なる第1開孔列及び第2開孔列を前記一方向と直交する方向に交互に有しており、第1開孔列の開孔が、前記一方向において、第2開孔列の開孔どうし間に位置している、前記<22>に記載の開孔シート。
<24>
前記<1>〜<21>のいずれか1項に記載の開孔シートの製造方法により製造された開孔シート、又は前記<22>若しくは前記<23>に記載の開孔シートを構成部材として含む吸収性物品。
<25>
前記構成部材は、吸収性物品の表面シート又は外装体を構成するシートである、前記<24>に記載の吸収性物品。
2 切断線
3,3S,3A,3B 細帯状シート
31 凸部
32 凹部
4 細帯状シートの再配置体
5,5A〜5C 開孔シート
51 開孔
52 重合部
53 接合部
20 ダイカッター(切断装置)
22 ダイカットローラ
23 切断刃
24 アンビルローラ
25 従動ローラ
30 ピッチ調整機構
26 上流ニップローラ(ニップローラ)
35 下流ニップローラ
36,37 従動ローラ(中間ローラ)
40 ヒートシール装置
41 シールローラ
42 凸条部
43 アンビルローラ
Claims (10)
- 複数の開孔を有する開孔シートの製造方法であって、
帯状の原反シートを、幅方向に所定のパターンで揺動する切断線が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が凹凸形状を有する3本以上の細帯状シートを得る切断工程、
前記切断工程によって得られた細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部どうしが重なるように再配置する再配置工程、及び、
前記再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合し、前記凹部どうしが重なった部分が開孔となった開孔シートを得る接合工程を具備する、開孔シートの製造方法。 - 前記再配置工程においては、前記切断工程で得られた3本以上の細帯状シートを、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整する、請求項1に記載の開孔シートの製造方法。
- 前記切断線は、連続波型形状、ジグザク形状、又は連続矩形波形状である、請求項1又は2に記載の開孔シートの製造方法。
- 前記接合工程における接合を熱融着により行う、請求項1〜3の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
- 前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向における凸部及び凹部の位置が凸部のピッチの半ピッチ分ずれた細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が千鳥状に形成された開孔シートを製造する、請求項1〜4の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
- 前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで長手方向における凸部及び凹部の位置が一致する細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が2方向に並んで形成された開孔シートを製造する、請求項1〜4の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
- 複数の開孔を有する開孔シートであって、
一方向に長い細帯状シートが、該一方向と直交する方向に3本以上連結され、
前記細帯状シートは、長手方向の側縁部が凸部及び凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シートは、前記側縁部の凸部どうしが重なった重合部において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部どうしが重なった部分が開孔となっている、開孔シート。 - 前記一方向における開孔の位置が互いに異なる第1開孔列及び第2開孔列を前記一方向と直交する方向に交互に有しており、第1開孔列の開孔が、前記一方向において、第2開孔列の開孔どうし間に位置している、請求項7に記載の開孔シート。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法により製造された開孔シート又は請求項7若しくは8に記載の開孔シートを構成部材として含む吸収性物品。
- 前記構成部材は、吸収性物品の表面シート又は外装体を構成するシートである、請求項9に記載の吸収性物品。
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