JP6355430B2 - 開孔シートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、開孔シートの製造方法に関する。
生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品の構成シートとして、品質が安定しており安価に製造可能な不織布が汎用されている。また、不織布の機能増進又は新機能の付与等を図るべく、不織布に開孔を形成して用いることも提案されている。
従来の不織布の開孔技術として、(a)加熱又は非加熱のピンを不織布に刺し通して孔を開ける方法(例えば特許文献1参照)、(b)加熱又は非加熱のエンボスローラの凸部で不織布を高圧で押し潰して孔を形成する方法、(c)高速流体を用いて孔を形成する方法(例えば特許文献2参照)、(d)不織布の一部を所定の形状に打ち抜いて孔を形成する方法等が知られている。
しかし、上記(a)〜(c)の方法は、形成される開孔の形状や性状が、加工を施すシートの材料の物性に左右されやすい。また、上記(a)の方法は、ピンを加熱した場合には、開孔の周縁部が硬くなったり開孔部の周縁部が突出して肌触りが悪化する場合があり、ピンを加熱しない場合は、開孔の形状が維持されにくい。また、上記(b)の方法も、エンボスローラを加熱した場合には、開孔の周縁部が硬くなり易く、エンボスローラを加熱しない場合には、開孔の形状が維持されにくい。
また、上記(d)の方法は、打ち抜いた部分が無駄になり、また、打ち抜いた部分を除去したり回収する設備が必要となる。
特開2005−97782号公報 特開平8−226066号公報
本発明の課題は、上述した従来技術が有する解決課題を解消し得る、開孔シートの製造方法等を提供することにある。
本発明は、複数の開孔を有する開孔シートの製造方法であって、帯状の原反シートを、幅方向に所定のパターンで揺動する切断線が生じるように長手方向に沿って切断して、側縁部が凹凸形状を有する3本以上の細帯状シートを得る切断工程、前記切断工程によって得られた細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部どうしが重なるように再配置する再配置工程、及び、前記再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合し、前記凹部どうしが重なった部分が開孔となった開孔シートを得る接合工程を具備する、開孔シートの製造方法を提供するものである。
また、本発明は、複数の開孔を有する開孔シートであって、一方向に長い細帯状シートが、該一方向と直交する方向に3本以上連結され、前記細帯状シートは、長手方向の側縁部が凸部及び凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シートは、前記側縁部の凸部どうしが重なった重合部において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部どうしが重なった部分が開孔となっている開孔シートを提供するものである。
本発明の開孔シートの製造方法によれば、シートの材料の物性の影響をあまり受けずに、所望形状の開孔を有する開孔シートを、材料の無駄を抑制しつつ容易に製造することができる。
また、本発明の開孔シートは、通気性や開孔への液の導液性等に優れており、例えば、使い捨ておむつ等の外装体等として用いた場合には、優れた通気性が得られ、吸収性物品の表面シートとして用いた場合には、表面シート上における液の広がりを重合部により抑制しつつ、開孔を介して吸収体等に液をスムーズに移行させることができる。
図1は、本発明の開孔シートの製造方法の一実施態様における切断工程及び再配置工程を示す説明図である。 図2は、本発明の開孔シートの製造方法の一実施態様により開孔シートを製造する様子を示す斜視図である。 図3は、本発明の開孔シートの製造方法の一実施態様により製造される開孔シートを示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のD部の拡大図である。 図4は、本発明の開孔シートの製造方法の他の実施態様を示す図で、(a)は、図1(a)に対応する図、(b)は得られる開孔シートの平面図である。 図5は、本発明の開孔シートの製造方法の更に他の実施態様を示す図で、(a)は、図1(a)に対応する図、(b)は得られる開孔シートの平面図である。 図6は、本発明の開孔シートの製造方法の更に他の実施態様を示す図で、(a)は、図1(a)に対応する図、(b)は得られる開孔シートの平面図である。 図7は、隣り合う細帯状シートの凸部どうしを接合する態様の他の例を示す図である。 図8は、隣り合う細帯状シートの凸部どうしを接合する態様の更に他の例を示す図である。
以下に、本発明をその一実施態様(形態)に基づいて説明する。
本発明の一実施態様の開孔シートの製造方法は、複数の開孔を有する開孔シートを製造する方法であり、図1及び図2に示すように、帯状の原反シート1を、幅方向Xに所定のパターンで揺動する切断線2が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が、凸部及び凹部が長手方向に交互に並んだ凹凸形状を有する3本以上の細帯状シート3を得る切断工程〔図1(a)参照〕、該切断工程によって得られた細帯状シート3を、長手方向Yにおける相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なるように再配置する再配置工程〔図1(b)〜図1(d)参照〕、及び、該再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合し、前記凹部32どうしが重なった部分が開孔51となった開孔シート5(図3参照)を得る接合工程を具備する。
(切断工程)
より具体的に説明すると、本実施態様の切断工程においては、図2に示すように、一枚の帯状の原反シート1を、ロール状の巻回物1Aから公知の繰り出し機構(図示略)により連続的に巻き出し、その原反シート1を、公知の搬送機構により連続的に搬送しながら、その流れ方向MDに沿って切断している。原反シート1の切断は、図1(a)に示すように、原反シート1の幅方向Xの複数個所で行い、それぞれの箇所において、原反シート1を、幅方向Xに揺動する切断線2が生じるように長手方向Yに沿って切断する。原反シート1を、幅方向Xの複数個所で切断することにより、原反シート1が、3本以上の細帯状シート3に分割される。細帯状シートは、分割される原反シート1よりも細い幅を有するものであれば、その幅寸法は限定されない。また、本実施形態における原反シート1の幅方向Xは、原反シート1の流れ方向MDと直交する交差方向CDと同じである。
切断工程に用いる切断装置20としては、原反シートを切断可能な各種公知の切断装置を用いることができ、例えば、ダイカッター、ウオータージェットカッター、シェアカッター等を用いることができるが、本実施態様においては、切断装置20として、周面に切断刃23を備えたダイカットローラ22及び表面平滑なアンビルローラ24とを備えたダイカッター20を用いている。ダイカットローラ22の周面には、複数の切断刃23が、軸長方向に所定の間隔を設けて形成されており、それぞれ、切断線2の形状に対応する形状を有するように突設されている。
製造する開孔シートの開孔の周縁部に硬い部分が生じることを防止する観点から、原反シート1の切断には、加熱を必要としない切断装置を用いることが好ましく、切断装置20としてダイカッターを用いる場合、何れのローラも加熱しないか、何れか一方又は双方のローラを加熱してもその温度を80℃以下、より好ましくは60℃以下に抑制して用いることが好ましい。
また、本実施態様においては、原反シート1の切断は、図1(a)に示すように、一定周期の連続波型形状のパターンを有する切断線2が生じるように行っており、より詳細には、原反シート1の切断を、原反シート1の長手方向の一側縁S1に向かって凸の半円の円弧と他側縁S2に向かって凹の半円の円弧とが交互に連続した一定周期の連続波型形状のパターンを有する切断線2が生じるように行っている。
このように、原反シート1を、長手方向Yに沿って且つ幅方向Xに所定のパターンで揺動する切断線2が生じるように切断することにより、得られる複数本の細帯状シート3は、原反シート1の側縁S1又はS2を含む細帯状シート3Sについては、その長手方向の一方の側縁部、それ以外の細帯状シート3については、長手方向の両側縁部が凹凸形状を有するものとなる。凹凸形状を有する側縁部は、図1(b)に示すように、細帯状シート3の幅方向の外方に向かって突出する凸部31と、凸部31間に位置する凹部32とを、細帯状シート3の長手方向Yに交互に有している。凹部32は、細帯状シート3における凹凸形状を有する各側縁部において、凸部31と凸部31との間に位置する領域であり、図1(e)中の斜線を付した領域である。図1(e)は、図1(b)の円内の拡大図である。
(再配置工程)
本実施態様の再配置工程においては、図1(a)に示すように、隣り合う細帯状シートの凸部31どうしが重なっていない状態の複数本の細帯状シート3を、長手方向における相互の位置関係を調整して、図1(d)に示すように、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なるように再配置している。
より詳細には、図2に示すように、上流ニップローラ26と、それより下流に配した下流ニップローラ35との間に、それぞれ好ましくは従動ローラである一対の中間ローラ36,37を、高さ位置を異ならせて配置してピッチ調整機構30を構成し、そのピッチ調整機構30により、隣り合う細帯状シートの位置関係を調整している。ピッチ調整機構30は、上流ニップローラ26から上側の中間ローラ36を経て下流ニップローラ35に至る第1の搬送経路と、上流ニップローラ26から下側の中間ローラ37を経て下流ニップローラ35に至る第2の搬送経路とを有しており、第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが、細帯状シート3の凸部のピッチP〔図1(b)参照〕の半ピッチ分異なっている。このピッチ調整機構30に、原反シート1の幅方向に生じた複数本の細帯状シート3を、流れ方向MDに直交する方向CDの一端から一つ置きの細帯状シート3Bが、第1の搬送経路で搬送され、残りの細帯状シート3Aが第2の搬送経路で搬送されるようにセットして、それらを搬送することにより、下流ニップローラ35で合流される際には、図1(d)に示すように、隣り合う細帯状シート3A,3Bは、凸部31どうしが重なり且つ凹部32どうしが重なった状態となる。なお、第1の搬送経路の長さと第2の搬送経路の長さは、細帯状シート3の凸部のピッチPのn+0.5ピッチ(nは自然数)分異なっていても良い。
(接合工程)
本実施態様の接合工程においては、複数本の細帯状シートを、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしを重なった状態に再配置してなる細帯状シートの再配置体4における、隣り合う細帯状シート3A,3Bを、図2及び図3に示すように、凸部31,31どうしの重合部52において互いに接合している。
より詳細には、図1に示すように、周方向に延びる凸部42が軸長方向に間隔を設けて複数本形成されたシールローラ41と、表面平滑なアンビルローラ43とを備えたヒートシール装置40により、細帯状シートの再配置体4の交差差向CDにおける重合部52が位置する複数個所に、流れ方向MDに沿って連続的にヒートシール加工が施され、それによって、重合部52に、重ね合わせた凸部31どうしが互いに接合された接合部53が形成される。
本実施形態の製造方法によれば、このようにして、図3に示す開孔シート5が得られる。細帯状シート3A,3Bにおいて、凹部32は隣り合う凸部31の間に位置するシートの存在しない領域であるので、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凹部どうしが重なった領域はシートの存在しない領域となる。すなわち、開孔シート5においては、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凹部どうしが重なった部分が開孔51となっている。開孔51は、隣り合う細帯状シート3A,3Bの連結部に、細帯状シート3の長手方向Yに沿って間欠的に形成されており、間欠的に形成された開孔51どうし間には重合部52が存在している。なお、図3(b)において、符号3aは細帯状シート3Aの側縁部の輪郭を示し、符号3bは細帯状シート3Bの側縁部の輪郭を示している。また、符号31aは細帯状シート3Aの凸部31を示し、符号31bは細帯状シート3Bの凸部31を示している。
本実施態様の開孔シートの製造方法によれば、このようにして、シートの材料の物性の影響をあまり受けることなく、所望形状の開孔を有する開孔シートを、材料の無駄も抑制しつつ容易に製造することができる。
開孔シートを構成する細帯状シートやその原反である原反シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等の熱融着性の合成樹脂を含む不織布や、熱接着性の合成樹脂からなるシートやフィルム、不織布や紙と熱融着性の合成樹脂とのラミネートシート等を挙げることができる。不織布としては、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等が挙げられる。
また、本実施態様の開孔シートの製造方法によれば、接合工程における接合をヒートシール(熱融着)により行うため、凸部の重合部を正確かつ安定的に接合することが可能である。
本発明の開孔シートの製造方法においては、接合工程における接合を、熱融着の他の例である超音波シールにより行っても良いし、高周波シールで行って良い。また、ホットメルト接着剤の塗布及びその後の加圧等により行って良い。したがって、開孔シートを構成する細帯状シートやその原反である原反シートとして、加熱しても融着しない、紙やコットンのみからなる不織布等の材料を用いても良い。
また、本実施態様の再配置工程においては、前述の通り、切断工程で得られた複数本の細帯状シート3を、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向Yにおける相互の位置関係を調整したため、高速かつ安定的にピッチ変更を行う事が出来る。
なお、本実施態様の再配置工程においては、長手方向における相互の位置関係のみを調整し、細帯状シートの長手方向に沿って延びる細帯状シート中央線間の間隔は変更しなかったが、再配置工程において、細帯状シート中央線間の間隔を増減させて、幅方向Xにおける相互の位置関係を調整しても良い。細帯状シート中央線間の間隔の増減により、生じる開孔の大きさを変化させることができる。
また、本実施形態においては、前述の通り、原反シート1の切断を、原反シート1の長手方向の一側縁に向かって凸の半円の円弧と他側縁に向かって凹の半円の円弧とが交互に連続した連続波型形状のパターンを有する切断線2が生じるように行ったため、形成される開孔シート5の開孔51の平面視形状を略円形とすることができる。また、トリムを生じさせることなく、開孔51を形成することができる。
また、本実施形態においては、切断工程において、細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向Yにおける凸部31及び凹部32の位置が凸部31のピッチが半ピッチ分ずれた細帯状シート3を得、開孔シート5として、開孔51が千鳥状に形成された開孔シート5を製造している。本実施形態によれば、このような方法により、開孔51が千鳥状に形成された開孔シート5を容易に得ることができる。
本実施態様で製造される開孔シート5は、図3に示すように、一方向Yに長い細帯状シート3が、一方向Yと直交する方向Xに3本以上連結されてなる開孔シート5であり、細帯状シート3は、長手方向Yの側縁部が凸部および凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シート3A,3Bは、側縁部の凸部31どうしが重なった重合部52において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部32どうしが重なった部分が開孔51となっている。
本発明の開孔シートの一実施形態である開孔シート5は、斯かる構成を有するため、通気性や開孔への液の導液性等に優れている。
開孔シート5は、優れた通気性、開孔への液の導液性、及び構成から導かれる他の性質の一又は二以上を活かして、各種の用途に好ましく用いられる。例えば生理用ナプキン、パンティライナー、使い捨ておむつ、失禁パッドなどの身体から排出される液の吸収に用いられる吸収性物品の構成部材、例えば表面シートや使い捨ておむつ等の外装体の構成シート等として用いることができ、また、対人用の清拭シート、スキンケア用シートの基材、対物用のワイパー等としても好適に用いられる。
開孔シート5を、吸収性物品の表面シートとして用いる場合、液が表面シート上を流れようとしても、その液は、厚みの厚い重合部52の存在によって移動が妨げられることや、重合部52に近接して開孔51が存在することによって、開孔51へとスムーズに誘導され、開孔51を介して、表面シートの下に配された吸収体等にスムーズに移行する。このように、開孔シート5によれば、吸収性物品の吸収性能及び/又は漏れ防止性能を向上させることができ、また、生理用ナプキン等については、経血等が表面に拡がることによる使用後の外観の悪化を防止することもできる。
また、開孔シート5は、図3(a)に示すように、細帯状シート3が延びる方向である前記一方向Yにおける開孔の位置が互いに異なる第1開孔列L1及び第2開孔列L2を、前記一方向Yと直交する方向Xに交互に有しており、第1開孔列L1の開孔51が、一方向Yにおいて、第2開孔列L2の開孔51,51どうし間に位置している。
上述した本実施形態の開孔シート5の効果は、このように、開孔51が千鳥状に形成されている場合に一層確実に奏される。
また、開孔シート5を、使い捨ておむつの外装体の構成シートとして用いる場合、外装体に優れた通気性を付与でき、おむつのムレ防止効果等を向上させることができる。
身体から排出される液の吸収に用いられる吸収性物品は、典型的には、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している。本発明に係る開孔シートを表面シートとして用いた場合の吸収体及び裏面シートとしては、当該技術分野において通常用いられている材料を特に制限無く用いることができる。
例えば吸収体としては、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又はこれに吸収性ポリマーを保持させたものを、ティッシュペーパーや不織布等の被覆シートで被覆してなるものを用いることができる。裏面シートとしては、熱可塑性樹脂のフィルムや、該フィルムと不織布とのラミネート等の液不透過性ないし撥水性のシートを用いることができる。裏面シートは水蒸気透過性を有していてもよい。吸収性物品は更に、該吸収性物品の具体的な用途に応じた各種部材を具備していてもよい。そのような部材は当業者に公知である。例えば吸収性物品を使い捨ておむつや生理用ナプキンに適用する場合には、表面シート上の左右両側部に一対又は二対以上の立体ガードを配置することができる。
使い捨ておむつの外装体としては、パンツ型の外装体とその外装体の内面側に固定された吸収性本体とからなるパンツ型おむつにおける外装体や、背側部の両側にファスニングテープを有し、腹側部の外面にファスニングテープを止着するランディングゾーンを有する展開型の使い捨ておむつにおける、吸収体の周縁より外方に位置する部分を挙げることができる。また、使い捨ておむつは、外装体が、着用者の腹側に配される腹側外装体と背側に配される背側外装体とに分割されており、腹側外装体と背側外装体とが環状に連結されて筒状の胴回り部を形成するとともに、表面シート、吸収体及び裏面シートを含む吸収性本体が、腹側外装体の中央部と背側外装体の中央部とに架け渡されているものであっても良い。また、外装体が、複数枚のシートの積層体からなる場合、積層された複数枚のシートのうちの何れか一つのシートとして開孔シート5を用いても良いし、2以上のシートとして開孔シート5を用いても良い。また、外装体に伸縮部を形成する場合、2枚の開孔シート5間又は1枚の開孔シート5と別のシートとの間に糸状ないし紐状の弾性部材を伸長状態で固定しても良く、その際、弾性部材を、1枚又は2枚の開孔シート5の重合部52間に位置するように且つ細帯状シート3と長手方向に延びるように固定することが好ましい。
切断線2の揺動の振幅や凸部のピッチPは、開孔シート5の用途等に応じて適宜に決定できるが、例えば、吸収性物品の表面シートや外装体の構成シートとする場合、切断線2の揺動の振幅に相当する凸部31の高さh〔図1(b)参照〕は、好ましくは1mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下である。また、凸部31のピッチP〔図1(b)参照〕は、好ましくは2mm以上、より好ましくは6mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、より好ましくは14mm以下である。また、開孔シート5の個々の開孔の面積は、好ましくは1mm2以上、より好ましくは9mm2以上であり、また、好ましくは100mm2以下、より好ましくは49mm2以下である。
以上、本発明をその好ましい実施態様(形態)基づき説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されない。
例えば、切断工程においては、図4(a)に示すように、原反シート1の切断を、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向Yにおける凸部31及び凹部32の位置が一致する細帯状シートのみが形成されるように行っても良い。その場合、得られた細帯状シート3を、上述した実施態様と同様に再配置して接合することにより、図4(b)に示すような、開孔51が2方向に並んで形成された開孔シート5Aが得られる。前記2方向とは、細帯状シート3が延びる方向Y及びその交差方向Xである。
また、切断工程においては、原反シート1を、図5(a)に示すように、ジグザク形状のパターンを有する切断線2が生じるように切断しても良いし、図6(a)に示すように、連続矩形波形状のパターンを有する切断線2が生じるように切断しても良い。これらの場合も、得られた細帯状シート3を、上述した実施態様と同様に再配置して接合することにより、図5(b)又は図6(b)に示すような、開孔51が矩形形状であり且つ複数の開孔が千鳥状に配置された開孔シート5が得られる。
また、隣り合う細帯状シートの凸部どうしは、重合部52の全域において接合しても良い。また、隣り合う細帯状シートの凸部どうしを、重合部の一部において接合する場合の接合部の形状や大きさも任意に変更可能であり、例えば、図1(d)に示す態様に代えて、図7に示す態様や図8に示す態様で、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしを接合することもできる。図7及び図8においては、図3(b)と同様に、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部31どうしの接合部が符号53で示されている。図4〜図6に示す開孔シート5A〜5Cにおいても、隣り合う細帯状シート3A,3Bの凸部どうしを、重合部の全域において接合しても良いし、重合部の一部のみにおいて接合しても良い。また、接合部53の形状も任意に変更可能である。
また、上述の実施態様においては、再配置工程において、細帯状シート3の凸部31のピッチPの半ピッチ分の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シート3A,3Bの側縁部の凸部31の頂点どうしの長手方向Yおける位置が重なるように再配置を行ったが、重合部52が形成されるのであれば、凸部31の一部のみが重なるように位置関係を調整して再配置を行うこともできる。
また、上述の実施態様においては、再配置工程において、切断工程で得られた3本以上の細帯状シート3を、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整したが、隣り合う細帯状シート3の側縁部の凸部どうしが重なるようにできる方法であれば、これに限らない。例えば、切断により得られた複数の細帯状シート3の位置を並ぶ順番を入れ替えることで凸部どうしを重ねても良い。
また、上述の実施態様においては、切断工程において、原反シート1の切断は、一定周期のパターンを有する切断線2で行うことで、周期性を有する凹凸形状を形成したが、再配置工程において隣り合う細帯状シート3A,3Bの側縁部の凸部31どうしが重なって重合部が形成でき、凹部32の位置どうしが重なって開孔が形成できるパターンであれば、一定周期でなくても良い。
また、原反シートの長手方向に、幅方向Xに揺動する切断線を形成する部位を間欠的に配置し、該部位の間は、長手方向Yに沿って直線状の切断線が生じるように切断しても良い。この場合、直線状の側縁部を重ねた部位には開孔が形成されないので、複数の開孔を有する領域と有さない領域とを長手方向に交互に有する開孔シートを形成することができる。
なお、本発明の吸収性物品の製造方法は、本発明の開孔シートの製造方法で製造した開孔シートを、表面シート等の吸収性物品の構成部材として用いる以外は、吸収性物品の製造方法における常法に従って製造することができる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の物、或いは製造方法等を開示する。
<1>
複数の開孔を有する開孔シートの製造方法であって、
帯状の原反シートを、幅方向に所定のパターンで揺動する切断線が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が凹凸形状を有する3本以上の細帯状シートを得る切断工程、
前記切断工程によって得られた細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部どうしが重なるように再配置する再配置工程、及び、
前記再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合して、前記凹部どうしが重なった部分が開孔となった開孔シートを得る接合工程を具備する、開孔シートの製造方法。
<2>
前記切断工程における切断は、周面に切断刃を備えたダイカットローラ及び表面平滑なアンビルローラとを備えたダイカッターを用いて行う、前記<1>に記載の開孔シートの製造方法。
<3>
前記切断工程における切断は、一定周期のパターンを有する切断線が生じるように行う、前記<1>又は<2>に記載の開孔シートの製造方法。
<4>
前記再配置工程においては、前記切断工程で得られた3本以上の細帯状シートを、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整する、<1>〜<3>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<5>
前記再配置工程においては、上流ニップローラと、それより下流に配した下流ニップローラとの間に、一対の中間ローラを高さ位置を異ならせて配置して構成したピッチ調整機構を用いて、隣り合う細帯状シートの位置関係を調整し、
前記ピッチ調整機構は、上流ニップローラから上側の中間ローラを経て下流ニップローラに至る第1の搬送経路と、上流ニップローラから下側の中間ローラを経て下流ニップローラに至る第2の搬送経路とを有し、第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが異なっている、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<6>
第1の搬送経路と第2の搬送経路とで細帯状シート3を搬送する経路の長さが、細帯状シートの凸部のピッチPの半ピッチ分異なっているか、又は細帯状シートの凸部のピッチPのn+0.5ピッチ(nは自然数)分異なっている、前記<5>に記載の開孔シートの製造方法。
<7>
前記一対の中間ローラが、それぞれ従動ローラである、前記<5>又は<6>に記載の開孔シートの製造方法。
<8>
前記切断線は、連続波型形状、ジグザク形状、又は連続矩形波形状である、前記<1>〜<8>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<9>
前記接合工程における接合を熱融着により行う、前記<1>〜<8>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<10>
前記接合工程においては、周方向に延びる凸部が軸長方向に間隔を設けて複数本形成されたシールローラと表面平滑なアンビルローラとを備えたヒートシール装置により、細帯状シートの前記重合部が位置する複数個所に、長手方向Yに沿って連続的にヒートシール加工を施し、それによって、重合部に、重ね合わせた凸部どうしが互いに接合された接合部を形成する、前記<1>〜<9>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<11>
前記原反シートとして不織布を用いる、前記<1>〜<10>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<12>
前記再配置工程においては、複数本の細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係のみを調整して再配置する、前記<1>〜<11>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<13>
前記再配置工程においては、複数本の細帯状シートにおける長手方向に沿って延びる細帯状シート中央線間の間隔を増減させて、幅方向における相互の位置関係も調整する、前記<1>〜<12>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<14>
前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向における凸部及び凹部の位置が凸部のピッチの半ピッチ分ずれた細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が千鳥状に形成された開孔シートを製造する、前記<1>〜<13>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<15>
前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで長手方向における凸部及び凹部の位置が一致する細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が2方向に並んで形成された開孔シートを製造する、前記<1>〜<14>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<16>
前記切断線の揺動の振幅又は前記側縁部の凸部の高さh〔図1(b)参照〕は、好ましくは1mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下である、前記<1>〜<15>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<17>
前記細帯状シートの側縁部における凸部の長手方向のピッチP〔図1(b)参照〕は、好ましくは2mm以上、より好ましくは6mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、より好ましくは14mm以下である、前記<1>〜<16>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<18>
前記開孔シートに形成される個々の開孔の面積は、好ましくは1mm2以上、より好ましくは9mm2以上であり、また、好ましくは100mm2以下、より好ましくは49mm2以下である、前記<1>〜<17>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<19>
隣り合う細帯状シートの凸部どうしを、その重合部の全域において接合する、前記<1>〜<18>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<20>
隣り合う細帯状シートの凸部どうしを、その重合部の一部において接合する、前記<1>〜<18>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<21>
原反シートの長手方向に、幅方向Xに揺動する切断線を形成する部位を間欠的に配置し、該部位の間は、長手方向Yに沿って直線状の切断線が生じるように切断する、前記<1>〜<20>の何れか1に記載の開孔シートの製造方法。
<22>
複数の開孔を有する開孔シートであって、
一方向に長い細帯状シートが、該一方向と直交する方向に3本以上連結され、
前記細帯状シートは、長手方向の側縁部が凸部及び凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シートは、前記側縁部の凸部どうしが重なった重合部において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部どうしが重なった部分が開孔となっている、開孔シート。
<23>
前記一方向における開孔の位置が互いに異なる第1開孔列及び第2開孔列を前記一方向と直交する方向に交互に有しており、第1開孔列の開孔が、前記一方向において、第2開孔列の開孔どうし間に位置している、前記<22>に記載の開孔シート。
<24>
前記<1>〜<21>のいずれか1項に記載の開孔シートの製造方法により製造された開孔シート、又は前記<22>若しくは前記<23>に記載の開孔シートを構成部材として含む吸収性物品。
<25>
前記構成部材は、吸収性物品の表面シート又は外装体を構成するシートである、前記<24>に記載の吸収性物品。
1 原反シート
2 切断線
3,3S,3A,3B 細帯状シート
31 凸部
32 凹部
4 細帯状シートの再配置体
5,5A〜5C 開孔シート
51 開孔
52 重合部
53 接合部
20 ダイカッター(切断装置)
22 ダイカットローラ
23 切断刃
24 アンビルローラ
25 従動ローラ
30 ピッチ調整機構
26 上流ニップローラ(ニップローラ)
35 下流ニップローラ
36,37 従動ローラ(中間ローラ)
40 ヒートシール装置
41 シールローラ
42 凸条部
43 アンビルローラ

Claims (10)

  1. 複数の開孔を有する開孔シートの製造方法であって、
    帯状の原反シートを、幅方向に所定のパターンで揺動する切断線が生じるように長手方向に沿って切断し、その切断により生じた側縁部が凹凸形状を有する3本以上の細帯状シートを得る切断工程、
    前記切断工程によって得られた細帯状シートを、長手方向における相互の位置関係を調整して、隣り合う細帯状シートの側縁部の凸部どうしが重なるように再配置する再配置工程、及び、
    前記再配置工程によって再配置された細帯状シートを、前記凸部どうしが重なった重合部において互いに接合し、前記凹部どうしが重なった部分が開孔となった開孔シートを得る接合工程を具備しており、
    前記接合工程においては、隣り合う前記細帯状シートの前記凸部どうしを、前記重合部の一部のみにおいて接合するとともに、該接合を熱融着により行う、開孔シートの製造方法。
  2. 前記再配置工程においては、前記切断工程で得られた3本以上の細帯状シートを、長さが異なる複数の搬送経路に分けて搬送することにより長手方向における相互の位置関係を調整する、請求項1に記載の開孔シートの製造方法。
  3. 前記切断線は、連続波型形状、ジグザク形状、又は連続矩形波形状である、請求項1又は2に記載の開孔シートの製造方法。
  4. 前記原反シートが不織布である、請求項1〜3の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
  5. 前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで、長手方向における凸部及び凹部の位置が凸部のピッチの半ピッチ分ずれた細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が千鳥状に形成された開孔シートを製造する、請求項1〜4の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
  6. 前記切断工程においては、前記細帯状シートとして、一方の側縁部と他方の側縁部とで長手方向における凸部及び凹部の位置が一致する細帯状シートを得、開孔シートとして、前記開孔が2方向に並んで形成された開孔シートを製造する、請求項1〜4の何れか1項に記載の開孔シートの製造方法。
  7. 複数の開孔を有する開孔シートであって、
    一方向に長い細帯状シートが、該一方向と直交する方向に3本以上連結され、
    前記細帯状シートは、長手方向の側縁部が凸部及び凹部が交互に並んだ凹凸形状を有し、隣り合う細帯状シートは、前記側縁部の凸部どうしが重なった重合部において互いに接合されており且つ該側縁部の凹部どうしが重なった部分が開孔となっており、
    隣り合う前記細帯状シートの前記凸部どうしは、前記重合部の一部のみにおいて接合されており且つ熱融着により接合されている、開孔シート。
  8. 前記一方向における開孔の位置が互いに異なる第1開孔列及び第2開孔列を前記一方向と直交する方向に交互に有しており、第1開孔列の開孔が、前記一方向において、第2開孔列の開孔どうし間に位置している、請求項7に記載の開孔シート。
  9. 請求項7又は8に記載の開孔シートを構成部材として含む吸収性物品。
  10. 前記構成部材は、吸収性物品の表面シート又は外装体を構成するシートである、請求項9に記載の吸収性物品。
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