JP2015220240A - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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智隆 田渕
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Abstract

【課題】金属の残留物に起因する加工不良の発生を抑制可能なウェーハの加工方法を提供する。【解決手段】分割予定ライン(15)と重なる領域に金属を含む構造体(19)を備えたウェーハ(11)の加工方法であって、分割予定ラインに沿ってウェーハの構造体側に溝(33)を形成し、構造体の少なくとも一部を除去する除去ステップと、除去ステップを実施した後に、溝を赤外線カメラ(4)で撮像し、溝に付着する金属の残留物(41)の有無を検出する残留物検出ステップと、残留物が検出されなかった場合に、分割予定ラインに沿って構造体側から分割溝(45)を形成する分割溝形成ステップと、を備え、残留物が検出された場合、残留物が検出された溝に沿って、再度、除去ステップ及び残留物検出ステップを実施し、残留物が検出されないことを確認した後に分割溝形成ステップを実施することで、分割溝の形成不良を防ぐ構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、分割予定ラインと重なる領域に金属を含む構造体を備えたウェーハの加工方法に関する。
近年、低誘電率の絶縁膜(Low−k膜)を表面側に積層したウェーハが実用化されている。Low−k膜によってデバイスの配線間を絶縁することで、プロセスの微細化により配線の間隔が狭くなっても配線間に生じる静電容量を小さく抑えることができる。その結果、配線を伝播する信号の遅延は抑制され、デバイスの処理能力を高く維持できる。
上述したLow−k膜の機械的強度は低いので、ウェーハをチップへと分割する際にLow−k膜を切削ブレードで切削すると、Low−k膜は剥離してしまう。そこで、レーザー光線を照射してLow−k膜の一部を除去した後にウェーハを切削する加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この加工方法では、まず、ウェーハの表面側から分割予定ライン(ストリート)に沿ってレーザー光線を照射し、Low−k膜の一部をアブレーションで除去する。その後、Low−k膜が除去された領域に沿ってウェーハを切削すれば、Low−k膜の剥離の可能性を低く抑えながらウェーハを加工できる。
ところで、上述した切削装置を用いる加工方法では、回転する切削ブレードでウェーハを粉砕しながら切断するので、チップに欠け(チッピング)等の破損が発生し易く、抗折強度も不足しがちである。そこで、近年では、プラズマエッチングを利用してウェーハを加工する加工方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この加工方法では、ウェーハを機械的に削り取らずに済むので、加工時の欠け等を抑制して、チップの抗折強度を高めることができる。なお、プラズマエッチングでは、配線やLow−k膜を含む機能層を適切に加工できないので、この加工方法を用いる場合には、レーザーアブレーション等の方法で機能層をあらかじめ除去しておく。
特開2005−64230号公報 特開2006−114825号公報
しかしながら、レーザーアブレーション等の方法で機能層を除去した後にも、配線等に含まれる金属が分割予定ラインに残留していることがある。特に、分割予定ラインに沿ってTEG(Test Elements Group)等と呼ばれるテスト用素子が配置されている場合には、この素子に含まれる金属が分割予定ラインに残留し易い。
分割予定ラインに金属が残留してしまうと、後のプラズマエッチングでウェーハを適切に加工できなくなる。また、切削ブレードで切断する場合にも切削ブレードの目詰まりの原因となり、後の切削不良を招く恐れがある。本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、金属の残留物に起因する加工不良の発生を抑制可能なウェーハの加工方法を提供することである。
本発明によれば、分割予定ラインと重なる領域に金属を含む構造体を備えたウェーハの加工方法であって、該分割予定ラインに沿ってウェーハの該構造体側に溝を形成し、該構造体の少なくとも一部を除去する除去ステップと、該除去ステップを実施した後に、該溝を赤外線カメラで撮像し、該溝に付着する金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップと、該残留物検出ステップで該残留物が検出されなかった場合に、該分割予定ラインに沿って該構造体側から分割溝を形成する分割溝形成ステップと、を備え、該残留物検出ステップで該残留物が検出された場合、該残留物が検出された該溝に沿って、再度、該除去ステップ及び該残留物検出ステップを実施し、該残留物が検出されないことを確認した後に該分割溝形成ステップを実施することで、該分割溝の形成不良を防ぐことを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
また、本発明によれば、表面に積層された機能層を含むデバイスと、該デバイスを区画する複数の分割予定ラインに形成され、該機能層中の金属の層を含むテスト用素子と、を備えたウェーハの加工方法であって、該分割予定ラインに沿ってウェーハの表面側に溝を形成し、該テスト用素子及び該テスト用素子を構成する該機能層の一部を除去する除去ステップと、該除去ステップを実施した後に、該溝を赤外線カメラで撮像し、該溝に付着した金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップと、該残留物検出ステップで該残留物が検出されなかった場合に、該分割予定ラインに沿って表面側から分割溝を形成する分割溝形成ステップと、を備え、該残留物検出ステップで該残留物が検出された場合、該残留物が検出された該溝に沿って、再度、該除去ステップ及び該残留物検出ステップを実施し、該残留物が検出されないことを確認した後に該分割溝形成ステップを実施することで、該分割溝の形成不良を防ぐことを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
本発明において、前記分割溝形成ステップを実施する前に、ウェーハの表面の少なくとも前記デバイスが形成された領域にレジスト膜を被覆する表面側被覆ステップをさらに備え、該分割溝形成ステップでは、プラズマエッチングによって前記分割予定ラインに沿う前記分割溝を形成することが好ましい。
また、本発明において、前記残留物検出ステップでは、前記テスト用素子が形成されていた位置周辺の前記分割予定ラインを前記赤外線カメラで撮像することが好ましい。
本発明のウェーハの加工方法では、金属を含む構造体の一部を除去して形成された溝を赤外線カメラで撮像し、金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップを実施してから、残留物が検出されなかった場合に分割溝を形成する分割溝形成ステップを実施するので、溝に残留物がある状態で分割溝を形成することはない。そのため、金属の残留物に起因する加工不良の発生を抑制できる。
図1(A)は、裏面保護ステップが実施されたウェーハを模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、ウェーハの一部を模式的に示す断面図である。 図2(A)は、表面側被覆ステップが実施されたウェーハを模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハの一部を模式的に示す断面図である。 除去ステップを模式的に示す斜視図である。 図4(A)は、残留物検出ステップを模式的に示す断面図であり、図4(B)は、残留物検出ステップで形成される撮像画像を模式的に示す画像図である。 プラズマエッチング装置の構成例を模式的に示す縦断面模式図である。 図6(A)は、分割溝形成ステップが実施される前のウェーハの一部を模式的に示す断面図であり、図6(B)は、分割溝形成ステップが実施された後のウェーハの一部を模式的に示す断面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態のウェーハの加工方法は、裏面保護ステップ(図1(A)及び図1(B))、表面側被覆ステップ(図2(A)及び図2(B))、除去ステップ(図3)、残留物検出ステップ(図4(A)及び図4(B))、及び分割溝形成ステップ(図6(A)及び図6(B))を含む。
裏面保護ステップでは、表面側の分割予定ラインに沿ってテスト用素子及び機能層(構造体)が配置されたウェーハの裏面側に保護部材を配設する。表面側被覆ステップでは、ウェーハの表面側全体にレジスト膜を被覆する。除去ステップでは、テスト用素子及び機能層の一部をレジスト膜とともに除去して溝を形成する。
残留物検出ステップでは、除去ステップで形成された溝を赤外線カメラで撮像して金属の残留物の有無を検出する。分割溝形成ステップでは、残留物検出ステップで残留物が検出されなかった場合に、分割予定ラインに沿う分割溝を形成する。以下、本実施の形態に係るウェーハの加工方法について詳述する。
本実施形態に係るウェーハの加工方法では、まず、ウェーハの裏面側に保護部材を配設する裏面保護ステップを実施する。図1(A)は、裏面保護ステップが実施されたウェーハを模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、ウェーハの一部を模式的に示す断面図である。
図1(A)及び図1(B)に示すように、加工対象のウェーハ11は、円盤状の基板13を含み、その表面側は、中央のデバイス領域と、デバイス領域を囲む外周余剰領域とに分けられている。基板13は、例えば、シリコン等の半導体材料でなる半導体基板である。
デバイス領域は、格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)15でさらに複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス17aが形成されている。また、図1(B)に示すように、分割予定ライン15上には、TEG(Test Elements Group)等と呼ばれるテスト用素子17bが形成されている。
基板13の表面側には、デバイス17aやテスト用素子17bを覆う機能層(構造体)19が設けられている。機能層19は、配線等として機能する金属の層を含み、デバイス17aやテスト用素子17bの一部を構成している。また、機能層19は、配線間を絶縁する低誘電率の絶縁膜(Low−k膜)等を含んでいる。
裏面保護ステップで使用される保護部材21は、例えば、ウェーハ11と略同形の円盤状に形成されており、平坦な表面及び裏面を有する。この保護部材21としては、後述するプラズマエッチングに耐性のある半導体基板、ガラス基板、金属基板、樹脂基板、粘着テープ等を用いることができる。
裏面保護ステップでは、ウェーハ11の裏面11b側を保護部材21の表面側に対面させて、ウェーハ11と保護部材21とを重ね合せる。この時、ウェーハ11の裏面11b側と保護部材21の表面側との間には、粘着力のある接着剤等を介在させておく。これにより、保護部材21は、接着剤等を介してウェーハ11の裏面11b側に固定される。
裏面保護ステップを実施した後には、ウェーハ11の表面11a側全体にレジスト膜を被覆する表面側被覆ステップを実施する。図2(A)は、表面側被覆ステップが実施されたウェーハを模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハの一部を模式的に示す断面図である。
表面側被覆ステップでは、まず、ウェーハ11の表面11a全体に、後述するプラズマエッチングに耐性のある樹脂等を含むレジスト材を塗布する。レジスト材の塗布は、例えば、スピンコート等の方法で行う。乾燥処理・加熱処理等によってレジスト材を硬化させることで、ウェーハ11の表面11aを覆うレジスト膜31を形成できる。
表面側被覆ステップを実施した後には、表面11a側のテスト用素子17b及び機能層19の一部をレジスト膜31とともに除去して溝を形成する除去ステップを実施する。図3は、除去ステップを模式的に示す斜視図である。図3に示すように、除去ステップは、レーザー加工装置1で実施される。
レーザー加工装置1は、ウェーハ11を吸引保持する保持テーブル(不図示)を備えている。保持テーブルは、モータ等の回転機構(不図示)と連結されており、鉛直方向に伸びる回転軸の周りに回転する。また、保持テーブルの下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブルは、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブルの表面(上面)は、ウェーハ11を吸引保持する保持面となっている。この保持面には、保持テーブルの内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引する吸引力が発生する。保持テーブルの上方には、レーザー加工ヘッド2が配置されている。
レーザー加工ヘッド2は、レーザー発振器(不図示)で発振されたレーザー光線Lを、保持テーブルに保持されたウェーハ11の表面11a側に照射する。レーザー加工ヘッド2と隣接する位置には、ウェーハ11の表面11a側を撮像する赤外線カメラ4が設置されている。
除去ステップでは、まず、ウェーハ11の裏面11b側(保護部材21側)を保持テーブルに保持させる。次に、保持テーブルを移動、回転させて、レーザー加工ヘッド2を、例えば、第1の方向に伸びる任意の分割予定ライン15(加工対象の分割予定ライン15)に位置合わせする。
位置合わせの後には、ウェーハ11の表面11a側にレーザー光線Lを照射して、保持テーブル及びレーザー加工ヘッド2を第1の方向と平行に相対移動(加工送り)させる。なお、レーザービームLの波長は、テスト用素子17b及び機能層19に吸収され易い波長(吸収性を有する波長)とすることが好ましい。
これにより、ウェーハ11の表面11a側に形成されたテスト用素子17b及び機能層19は、表面11a側を覆うレジスト膜31とともに、加工対象の分割予定ライン15に沿って除去される。その結果、ウェーハ11の表面11a側には、加工対象の分割予定ライン15に沿う溝33が形成される。
加工対象の分割予定ライン15に沿う溝33を形成した後には、レーザー光線Lの照射を停止して、保持テーブルとレーザー加工ヘッド2とをウェーハ11の表面11aと平行かつ第1の方向と垂直な第2の方向に相対移動(割り出し送り)させる。これにより、レーザー加工ヘッド2を、加工対象の分割予定ライン15に隣接する分割予定ライン15に位置合わせできる。
位置合わせの後には、隣接する分割予定ライン15に沿って同様の溝33を形成する。この動作を繰り返し、第1の方向に伸びる全ての分割予定ライン15に沿って溝33を形成した後には、保持テーブルを回転軸の周りに90°回転させて、第2の方向に伸びる分割予定ライン15に沿って溝33を形成する。全ての分割予定ライン15に沿って溝33が形成されると、除去ステップは終了する。
除去ステップを実施した後には、除去ステップで形成された溝33を赤外線カメラ4で撮像して金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップを実施する。図4(A)は、残留物検出ステップを模式的に示す断面図であり、図4(B)は、残留物検出ステップで形成される撮像画像を模式的に示す画像図である。
残留物検出ステップでは、まず、保持テーブルを移動、回転させて、赤外線カメラ4を、例えば、第1の方向に伸びる任意の分割予定ライン15(対象の分割予定ライン15)に位置合わせする。位置合わせの後には、この分割予定ライン15に沿って形成された溝33(対象の溝33)を赤外線カメラ4で撮像する。
この残留物検出ステップでは、特に、テスト用素子17bが形成されていた領域周辺を重点的に撮像することが好ましい。テスト用素子17bが形成されていた領域周辺には、テスト用素子17bに含まれていた金属の残留物41が除去しきれずに付着している可能性が高いためである。このように、テスト用素子17bが形成されていた領域周辺を重点的に撮像することで、残留物41の有無を高い精度で検出できる。
対象の溝33を撮像した後には、撮像画像43に基づいて残留物41の有無を判定する。金属は赤外線を透過しないので、金属の残留物41が溝33に付着した状態では、図4(B)に示すように、撮像画像43に残留物41が写り込む。よって、例えば、撮像画像43に対して適切な画像処理を施すことで、残留物41の有無を判定できる。
対象の溝33を撮像した後には、保持テーブルと赤外線カメラ4とをウェーハ11の表面11aと平行かつ第1の方向と垂直な第2の方向に相対移動(割り出し送り)させる。これにより、赤外線カメラ4を、対象の分割予定ライン15に隣接する分割予定ライン15に位置合わせできる。
位置合わせの後には、隣接する分割予定ライン15に沿って形成された溝33を同様に撮像する。溝33を撮像した後には、形成された撮像画像43に基づいて残留物41の有無を判定する。
この動作を繰り返し、第1の方向に伸びる全ての分割予定ライン15に沿って形成された溝33の残留物41の有無を検出した後には、保持テーブルを回転軸の周りに90°回転させて、第2の方向に伸びる分割予定ライン15に沿って溝33を撮像し、残留物41の有無を検出する。全ての分割予定ライン15に沿って残留物41の有無が検出されると、残留物検出ステップは終了する。
残留物検出ステップで残留物41が検出された場合には、残留物41が検出された溝33に対して、再度、除去ステップ及び残留物検出ステップを実施する。すなわち、図3に示すように、残留物41が検出された溝33に沿ってレーザー光線Lを照射し、残留物41を除去する。また、この溝33を赤外線カメラ4で撮像して、残留物41の有無を判定する。なお、除去ステップ及び残留物検出ステップは、残留物41が検出されなくなるまで繰り返し実施される。
残留物検出ステップで残留物41が検出されない場合、又は、残留物41が検出されなくなった場合には、分割予定ライン15に沿ってウェーハ11の表面11a側に分割溝を形成する分割溝形成ステップを実施する。なお、本実施形態では、プラズマエッチングを利用してウェーハ11に分割溝を形成する。
図5は、プラズマエッチング装置の構成例を模式的に示す縦断面模式図である。図6(A)は、分割溝形成ステップが実施される前のウェーハの一部を模式的に示す断面図であり、図6(B)は、分割溝形成ステップが実施された後のウェーハの一部を模式的に示す断面図である。
図5に示すように、プラズマエッチング装置6は、処理空間8を形成する真空チャンバ10を備えている。真空チャンバ10は、底壁10aと、上壁10bと、第1側壁10cと、第2側壁10dと、第3側壁10eと、第4側壁(不図示)とを含む直方体状に形成されており、第2側壁10dには、ウェーハ11を搬入搬出するための開口12が設けられている。
開口12の外側には、開口12を開閉するゲート14が設けられている。このゲート14は、開閉機構16によって上下に移動する。開閉機構16は、エアシリンダ18と、ピストンロッド20とを含んでいる。エアシリンダ18はブラケット22を介して真空チャンバ10の底壁10aに固定されており、ピストンロッド20の先端はゲート14の下部に連結されている。
開閉機構16でゲート14を開くことにより、開口12を通じてウェーハ11を真空チャンバ10の処理空間8に搬入し、又は、ウェーハ11を真空チャンバ10の処理空間8から搬出できる。真空チャンバ10の底壁10aには排気口24が形成されている。この排気口24は、真空ポンプ等の排気機構26と接続されている。
真空チャンバ10の処理空間8には、下部電極28と上部電極30とが対向するように配置されている。下部電極28は、導電性の材料で形成されており、円盤状の保持部32と、保持部32の下面中央から下方に突出する円柱状の支持部34とを含む。
支持部34は、真空チャンバ10の底壁10aに形成された開口36に挿通されている。開口36内において、底壁10aと支持部34との間には環状の絶縁部材38が配置されており、真空チャンバ10と下部電極28とは絶縁されている。下部電極28は、真空チャンバ10の外部において高周波電源40と接続されている。
保持部32の上面には、凹部が形成されており、この凹部には、ウェーハ11を載置するテーブル42が設けられている。テーブル42には、吸引路(不図示)が形成されており、この吸引路は、下部電極28の内部に形成された流路44を通じて吸引源46と接続されている。
また、保持部32の内部には、冷却流路48が形成されている。冷却流路48の一端は、支持部34に形成された冷媒導入路50を通じて冷媒循環機構52と接続されており、冷却流路48の他端は、支持部34に形成された冷媒排出路54を通じて冷媒循環機構52と接続されている。この冷媒循環機構52を作動させると、冷媒は、冷媒導入路50、冷却流路48、冷媒排出路54の順に流れ、下部電極28を冷却する。
上部電極30は、導電性の材料で形成されており、円盤状のガス噴出部56と、ガス噴出部56の上面中央から上方に突出する円柱状の支持部58とを含む。支持部58は、真空チャンバ10の上壁10bに形成された開口60に挿通されている。開口60内において、上壁10bと支持部58との間には環状の絶縁部材62が配置されており、真空チャンバ10と上部電極30とは絶縁されている。
上部電極30は、真空チャンバ10の外部において高周波電源64と接続されている。また、支持部56の上端部には、昇降機構66と連結された支持アーム68が取り付けられており、この昇降機構66及び支持アーム68によって、上部電極30は上下に移動する。
ガス噴出部56の下面には、複数の噴出口70が設けられている。この噴出口70は、ガス噴出部56に形成された流路72及び支持部58に形成された流路74を通じて、SF供給源76及びC供給源78に接続されている。このSF供給源76、C供給源78、流路72,74、及び噴出口70によって、真空チャンバ10内にガスを導入するガス導入部が構成される。
開閉機構16、排気機構26、高周波電源40、吸引源46、冷媒循環機構52、高周波電源64、昇降機構66、SF供給源76、C供給源78等は、制御装置80に接続されている。
制御装置80には、排気機構26から、処理空間8の圧力に関する情報が通知される。また、制御装置80には、冷媒循環機構52から、冷媒の温度に関する情報(すなわち、下部電極28の温度に関する情報)が通知される。
さらに、制御装置80には、SF供給源76及びC供給源78から、各ガスの流量に関する情報が通知される。制御装置80は、これらの情報や、ユーザから入力される他の情報等に基づいて、上述した各構成を制御する制御信号を出力する。
分割溝形成ステップでは、まず、開閉機構16でゲート14を下降させる。そして、開口12を通じてウェーハ11を真空チャンバ10の処理空間8に搬入し、下部電極28のテーブル42に載置する。ウェーハ11は、表面11a側を上方に位置付けるようにテーブル42上に載置される。なお、ウェーハ11の搬入時には、昇降機構66で上部電極30を上昇させておく。
次に、吸引源46の負圧を作用させて、ウェーハ11をテーブル42上に固定する。また、開閉機構16でゲート14を上昇させて、処理空間8を密閉する。さらに、上部電極30と下部電極28とがプラズマエッチングに適した所定の位置関係となるように、昇降機構66で上部電極30を下降させる。その後、排気機構26を作動させて、処理空間8を真空(低圧)とする。
この状態で、エッチング用のガスを所定の流量で供給しつつ、下部電極28及び上部電極30に所定の高周波電力を供給すると、下部電極28及び上部電極30との間にラジカルやイオンを含むプラズマが発生し、ウェーハ11の表面11a側がエッチング(プラズマエッチング)される。
本実施の形態の分割溝形成ステップでは、図6(A)に示すウェーハ11に対して、例えば、エッチング工程、保護膜の形成工程(堆積工程)、底部に形成された保護膜の除去工程(クリーニング工程)、の3つの工程を繰り返し行い、図6(B)に示すように、ウェーハ11を分割する分割溝45を形成する。
エッチング工程では、例えば、処理空間8の圧力を一定に保ちながら、SF供給源76からSFを所定の流量で供給し、下部電極28及び上部電極30に所定の高周波電力を付与する。これにより、例えば、SFを原料とするラジカルやイオン等のプラズマを発生させて、レジスト膜31に覆われていないウェーハ11の分割予定ライン15をエッチングできる。
堆積工程では、例えば、処理空間8の圧力を一定に保ちながら、C供給源78からCを所定の流量で供給し、下部電極28及び上部電極30に所定の高周波電力を付与する。これにより、フッ素系の材料を分割溝45に堆積させて保護膜を形成できる。このフッ素系の材料でなる保護膜は、SF等を用いるプラズマエッチングに対してある程度の耐性を備えている。
クリーニング工程では、例えば、処理空間8の圧力を一定に保ちながら、SF供給源76からSFを所定の流量で供給し、下部電極28及び上部電極30に所定の高周波電力を付与する。なお、クリーニング工程では、下部電極28に供給される電力を大きくする。
下部電極28に供給される電力を大きくすると、プラズマエッチングの異方性が高まる。具体的には、下部電極28側(分割溝45の底部側)を優先的に加工できるようになる。これにより、SFを原料とするラジカルやイオン等のプラズマで、底部に形成された保護膜を除去して、分割溝45の側壁に保護膜を残存させることができる。
このように、底部のエッチング、保護膜の形成、底部に形成された保護膜の除去、の3つの工程を繰り返し行うことで、ウェーハ11を分割する分割溝45を分割予定ライン15に沿って形成できる。図6(B)に示すように、ウェーハ11の裏面11bに達する分割溝45が形成され、ウェーハ11が複数のチップ51へと分割されると、分割溝形成ステップは終了する。
このように、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、金属を含む機能層(構造体)19の一部を除去して形成された溝33を赤外線カメラ4で撮像し、金属の残留物41の有無を検出する残留物検出ステップを実施してから、残留物41が検出されなかった場合に分割溝45を形成する分割溝形成ステップを実施するので、溝33に残留物41がある状態で分割溝45を形成することはない。そのため、金属の残留物41に起因する加工不良の発生を抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、表面11a側にテスト用素子17b及び機能層19を備えたウェーハ11を加工する加工方法について示しているが、加工対象のウェーハは、これに限定されない。
本発明に係るウェーハの加工方法では、裏面側にヒートシンクとなる金属膜が形成されたウェーハのように、分割予定ラインと重なる領域に金属を含む構造体を備えたウェーハを適切に加工できる。
また、上記実施形態では、除去ステップにおいて全ての溝33を形成してから、残留物検知ステップを実施しているが、除去ステップで1本の溝33を形成した直後に、残留物検知ステップで当該溝33の残留物41を検知しても良い。また、数本の溝を任意に選択し、残留物検知ステップを実施しても良い。
その他、上記実施形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
13 基板
15 分割予定ライン(ストリート)
17a デバイス
17b テスト用素子
19 機能層(構造体)
21 保護部材
31 レジスト膜
33 溝
41 残留物
43 撮像画像
45 分割溝
51 チップ
1 レーザー加工装置
2 レーザー加工ヘッド
4 赤外線カメラ
6 プラズマエッチング装置
8 処理空間
10 真空チャンバ
10a 底壁
10b 上壁
10c 第1側壁
10d 第2側壁
10e 第3側壁
12 開口
14 ゲート
16 開閉機構
18 エアシリンダ
20 ピストンロッド
22 ブラケット
24 排気口
26 排気機構
28 下部電極
30 上部電極
32 保持部
34 支持部
36 開口
38 絶縁部材
40 高周波電源
42 テーブル
44 流路
46 吸引源
48 冷却流路
50 冷媒導入路
52 冷媒循環機構
54 冷媒排出路
56 ガス噴出部
58 支持部
60 開口
62 絶縁部材
64 高周波電源
66 昇降機構
68 支持アーム
70 噴出口
72 流路
74 流路
76 SF供給源
78 C供給源
80 制御装置
L レーザー光線

Claims (4)

  1. 分割予定ラインと重なる領域に金属を含む構造体を備えたウェーハの加工方法であって、
    該分割予定ラインに沿ってウェーハの該構造体側に溝を形成し、該構造体の少なくとも一部を除去する除去ステップと、
    該除去ステップを実施した後に、該溝を赤外線カメラで撮像し、該溝に付着する金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップと、
    該残留物検出ステップで該残留物が検出されなかった場合に、該分割予定ラインに沿って該構造体側から分割溝を形成する分割溝形成ステップと、を備え、
    該残留物検出ステップで該残留物が検出された場合、該残留物が検出された該溝に沿って、再度、該除去ステップ及び該残留物検出ステップを実施し、該残留物が検出されないことを確認した後に該分割溝形成ステップを実施することで、該分割溝の形成不良を防ぐことを特徴とするウェーハの加工方法。
  2. 表面に積層された機能層を含むデバイスと、該デバイスを区画する複数の分割予定ラインに形成され、該機能層中の金属の層を含むテスト用素子と、を備えたウェーハの加工方法であって、
    該分割予定ラインに沿ってウェーハの表面側に溝を形成し、該テスト用素子及び該テスト用素子を構成する該機能層の一部を除去する除去ステップと、
    該除去ステップを実施した後に、該溝を赤外線カメラで撮像し、該溝に付着した金属の残留物の有無を検出する残留物検出ステップと、
    該残留物検出ステップで該残留物が検出されなかった場合に、該分割予定ラインに沿って表面側から分割溝を形成する分割溝形成ステップと、を備え、
    該残留物検出ステップで該残留物が検出された場合、該残留物が検出された該溝に沿って、再度、該除去ステップ及び該残留物検出ステップを実施し、該残留物が検出されないことを確認した後に該分割溝形成ステップを実施することで、該分割溝の形成不良を防ぐことを特徴とするウェーハの加工方法。
  3. 前記分割溝形成ステップを実施する前に、ウェーハの表面の少なくとも前記デバイスが形成された領域にレジスト膜を被覆する表面側被覆ステップをさらに備え、
    該分割溝形成ステップでは、プラズマエッチングによって前記分割予定ラインに沿う前記分割溝を形成することを特徴とする請求項2に記載のウェーハの加工方法。
  4. 前記残留物検出ステップでは、前記テスト用素子が形成されていた位置周辺の前記分割予定ラインを前記赤外線カメラで撮像することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のウェーハの加工方法。
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