JP2015217907A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、操縦安定性を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、トレッド周方向に連続して延びる1本以上の周方向主溝とトレッド端とにより区画された複数の陸部を有し、前記複数の陸部のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部に、第1窪み部、第2窪み部、及び前記第1窪み部と前記第2窪み部とを連通する連通部を有する複合溝部を備え、前記最広幅陸部に、前記第1窪み部と前記連通部とにより挟まれる第1角部、及び、前記第2窪み部と前記連通部とにより挟まれる第2角部が形成されてなることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、空気入りタイヤにおいては、高速走行時のドライ路面での走行性能を向上させるために、車両装着時外側の陸部の剛性を高くしており、車両装着時外側の陸部のタイヤ幅方向の幅を広くしたり、ネガティブ率を小さくしたりする等の手法が採られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−189067号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気入りタイヤにおいては、旋回時において旋回外側の接地圧が大きくなることにより、旋回内側の大部分の接地圧が相対的に低くなってしまい、十分に操縦安定性を得ることができない場合があり、特に高速走行時の操縦安定性を向上させる余地があった。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであり、操縦安定性を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に、トレッド周方向に連続して延びる1本以上の周方向主溝とトレッド端とにより区画された複数の陸部を有し、
前記複数の陸部のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部に、第1窪み部、第2窪み部、及び前記第1窪み部と前記第2窪み部とを連通する連通部を有する複合溝部を備え、
前記最広幅陸部に、前記第1窪み部と前記連通部とにより挟まれる第1角部、及び、前記第2窪み部と前記連通部とにより挟まれる第2角部が形成されてなることを特徴とするものである。
この構成によれば、操縦安定性を向上させることができる。
ここで、「トレッド踏面」とは、適用リムに組み付けるとともに規定内圧を充填したタイヤを、最大負荷能力に対応する負荷を加えた状態で転動させた際に、路面に接触することになる、タイヤの全周にわたる外周面を意味する。なおここで、「適用リム」とは、タイヤサイズに応じて下記の規格に規定された標準リム(下記TRAのYEAR BOOKでは"Design Rim"と規定。下記ETRTOのSTANDARDS MANUALでは"Measuring Rim"と規定。)をいい、「規定内圧」とは、下記の規格において、最大負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「最大負荷能力」とは、下記の規格でタイヤに負荷されることが許容される最大の質量をいう。そして、その規格とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格によって決められたものであり、例えば、アメリカ合衆国では、"The Tire and Rim Association, Inc.(TRA)"の"YEAR BOOK"であり、欧州では、"The European Tyre and Rim Technical Organization(ETRTO)"の"STANDARDS MANUAL"であり、日本では、"日本自動車タイヤ協会(JATMA)"の"JATMA YEAR BOOK"である。
さらに、「トレッド端」とは、上記トレッド踏面のトレッド幅方向最外側位置をいうものとする。
また、本発明の空気入りタイヤにあっては、前記最広幅陸部は、トレッド幅方向最外側の陸部であることが好ましい。
この構成によれば、旋回性能に最も有効な領域に上記の複合溝部が形成されることになり、より効果的に操縦安定性を向上させることができる。
さらに、本発明の空気入りタイヤでは、前記第1角部及び前記第2角部は、鋭角であることが好ましい。
この構成によれば、接地性を向上させて、より一層操縦安定性を向上させることができる。
さらにまた、本発明の空気入りタイヤにおいては、前記連通部の溝深さは、前記第1窪み部及び前記第2窪み部の溝深さより大きいことが好ましい。
この構成によれば、複合溝部の変形を助長して、さらに操縦安定性を向上させることができる。
ここで、「溝深さ」とは、連通部や第1窪み部及び第2窪み部の最大深さをいうものとする。
加えて、本発明の空気入りタイヤでは、前記連通部は、トレッド幅方向に延びる細溝であることが好ましい。
この構成によれば、接地面積を確保して、さらに操縦安定性を向上させることができる。
なお、「細溝」とは、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態において、その溝幅(トレッド踏面に開口する溝幅)が、上記「周方向主溝」の溝幅(トレッド踏面に開口する溝幅)より小さいものをいうものとする。なお、本明細書においては、「溝幅」や後述の「溝深さ」は、空気入りタイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態での値をいうものとする。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記複合溝部は、前記最広幅陸部のトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、より効果的に操縦安定性を向上させることができる。
ここで、「最広幅陸部のトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されている」とは、上記複合溝部の溝面積の80%以上が最広幅陸部のトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることをいうものとする。
さらに、本発明の空気入りタイヤでは、前記最広幅陸部は、リブ状陸部であることが好ましい。陸部の剛性を確保して操縦安定性を確保することができるからである。なお、ここでいう「リブ状陸部」とは、溝やサイプによりブロック状に分断されていない陸部をいうものとする。
本発明によれば、操縦安定性を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 本発明の第2の実施形態にかかる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 (a)〜(d)周方向主溝の形状を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。
図1、図2は、それぞれ、本発明の第1及び第2の実施形態にかかる空気入りタイヤ(以下、単にタイヤとも称する)のトレッドパターンを示す展開図であり、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態のトレッド踏面を展開して示す図である。
<第1の実施形態>
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、本発明の第1の実施形態にかかるタイヤは、トレッド踏面1に、トレッド周方向に連続して延びる1本以上の(図示例では2本の)周方向主溝2(2a、2b)を有している。これらの周方向主溝2により、タイヤの排水性を確保することができる。
図1に示す例では、2本の周方向主溝2は、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向半部に1本ずつ設けられており、一方の周方向主溝2aの方が他方の周方向主溝2bよりタイヤ赤道面CLに近い位置に設けられている。
また、図1に示すように、これら2本の周方向主溝2とトレッド端TEとにより複数の陸部3が区画形成されている。具体的には、周方向主溝2aとトレッド端TEとにより、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向一方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3aが区画形成され、周方向主溝2aと周方向主溝2bとにより、図示例でタイヤ赤道面CL上に位置する陸部3bが区画形成され、また、周方向主溝2bとトレッド端TEとにより、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3cが区画形成されている。
図示例では、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向一方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3aのトレッド幅方向の幅が最も広く、次いで、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3cのトレッド幅方向の幅が広く、2つの周方向主溝2a、2bに挟まれる陸部3bは、最もトレッド幅方向の幅が小さい。
また、図1に示すように、これらの陸部3a、3b、3cは、いずれもリブ状陸部である。
ここで、図1に示すように、このタイヤは、複数の陸部3のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部3aに、第1窪み部4a、第2窪み部4b、及び第1窪み部4aと第2窪み部4bとを連通する連通部4cを有する複合溝部4を複数個(図示の範囲では2個)備えている。
図示例では、第1窪み部4aは、トレッド周方向の一方側の端部から他方側の端部に向かって溝幅が狭くなりながらトレッド周方向に延び、平面視で略三角形状の形状をなしている。一方で、図示例で、第2窪み部4bは、トレッド周方向の一方側の端部から他方側の端部に向かって溝幅が広くなりながらトレッド周方向に延び、平面視で略三角形状の形状をなしている。
図1に示す例では、第1窪み部4aと第2窪み部4bとは、トレッド周方向及びトレッド幅方向に離間して配置されている。
そして、図1に示す例では、トレッド幅に延びる連通部4cにより、上記のように離間して配置された第1窪み部4aと第2窪み部4bとが連通しており、これらが複合して複合溝部4を形成している。図示例では、この複合溝部4は、平面視で略Z字状の形状をなしている。
さらに、図1に示すように、最広幅陸部3aに複合溝部4が形成されていることから、最広幅陸部3aには、第1窪み部4aと連通部4cとにより挟まれる第1角部4d、及び、第2窪み部4bと連通部4cとにより挟まれる第2角部4eが形成されており、図示例では、これらの第1角部4d及び第2角部4eは鋭角であり、また、第1角部4dと第2角部4eとは、連通溝4cを挟んで互いに斜め向かいに位置している。
図1に示すように、複合溝部4は、最広幅陸部3aにのみ設けられている。
このように、本発明の第1の実施形態のタイヤは、最広幅陸部3aに、第1窪み部4a、第2窪み部4b、及び第1窪み部4aと第2窪み部4bとを連通する連通部4cを有する複合溝部4を備え、最広幅陸部3aに、第1窪み部4aと連通部4cとにより挟まれる第1角部4d、及び、第2窪み部4bと連通部4cとにより挟まれる第2角部4eが形成されてなることを特徴とするものである。
以下、第1の実施形態のタイヤについて、最広幅陸部3aが車両装着時外側となるようにタイヤを車両に装着した際の作用効果について説明する。
陸部の剛性を緩和して接地性を向上させるためには、溝を設けることが有効であるものの、十分に陸部の剛性を低減させて接地性を向上させるためには、溝面積も大きくする必要があり、接地面積が低下してしまう。このため接地性が向上しても接地面積が低下して操縦安定性は十分に向上しない場合がある。
これに対し、本発明の第1の実施形態のタイヤによれば、最広幅陸部3aに複合溝部4を備え、上記第1角部4d及び第2角部4eが連通溝4cを挟んで互いに斜め向かいに位置するように形成されているため、第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性が低く、この部分が、旋回時の横力やトラクション及びブレーキ時の前後力等の路面からの入力に対して動きやすくなり、複合溝部4の溝面積が小さくても十分に最広幅陸部3aの接地圧を緩和して、接地圧をトレッド踏面1全体に分散させて、トレッド踏面1全体の接地性を向上させ、操縦安定性を向上させることができる。特に、高速走行時の旋回時の操縦安定性を向上させることができる。
ここで、本発明にあっては、上記のように最広幅陸部3aは、トレッド幅方向最外側の陸部であることが好ましい。最広幅陸部3aが車両装着時外側となるようにタイヤを車両に装着した際に、旋回性能に最も有効な領域に上記の複合溝部4が形成されることになり、より効果的に操縦安定性を向上させることができるからである。
さらに、本発明においては、上記のように、第1角部4d及び第2角部4eは、鋭角であることが好ましい。これにより、第1角部4d及び第2角部4e付近が路面からの入力に対して、さらに動きやすくなり、トレッド踏面1の接地性を向上させて、より一層操縦安定性を向上させることができるからである。
また、本発明の第1の実施形態によれば、第1窪み部4aと第2窪み部4bとが、上記のように、平面視で略三角形状の形状をなしていることから、上記第1角部4d及び第2角部4eを形成しつつも、複合溝部4の溝面積を小さくして、接地面積の低下を抑えることができる。特に、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの形状は、連結部4cから離れるにつれて溝幅が細くなり、トレッド周方向に延びる、平面視で細長の略三角形状の形状であることが好ましく、これにより溝面積を最小限としつつも上述の効果を得ることができる。ただし、本発明においては、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの形状は、上記の場合に限定されるものではなく、例えば、平面視で矩形状とすることもできる。
さらに、本発明にあっては、連通部4cの溝深さは、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの溝深さより大きいことが好ましい。陸部が連通部4cに向かって変形しやすくなるため、複合溝部4の変形を助長して、さらに操縦安定性を向上させることができるからである。
さらにまた、本発明にあっては、図1に示す第1の実施形態のように、連通部4cは、トレッド幅方向に延びる細溝であることが好ましい。細溝の溝面積を小さくすることができるため、接地面積を確保して、さらに操縦安定性を向上させることができるからである。
加えて、複合溝部4は、最広幅陸部3aのトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることが好ましい。旋回時においては、車両装着時内側の接地圧が車両装着時外側の接地圧に比して低くなるため、この領域の接地性を高めることで操縦安定性を効果的に向上させることができるからである。この観点から、図1に示すように、複合溝部4の全体が最広幅陸部3aのトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることが特に好ましい。
ここで、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、上記第1窪み部4a及び第2窪み部4bの延在長さは、3〜20mmとすることが好ましい。3mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、20mm以下とすることにより、接地面積をより一層確保することができるからである。
さらに、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの連通部4cとの連通部分における溝幅(トレッド踏面1に開口する幅)は、1.5mm〜20mmとすることが好ましい。1.5mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、20mm以下とすることにより、接地面積をより一層確保することができるからである。
加えて、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの溝深さ(最大深さ)は、2mm〜7mmとすることが好ましい。2mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、7mm以下とすることにより、陸部の剛性が低下しすぎないようにすることができるからである。
また、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、連通部4cの延在長さは、3〜20mmとすることが好ましい。3mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、20mm以下とすることにより、接地面積をより一層確保することができるからである。
さらに、連通部4cの溝幅(トレッド踏面1に開口する幅)は、2〜20mmとすることが好ましい。2mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、20mm以下とすることにより、接地面積をより一層確保することができるからである。
加えて、連通部4cの溝深さ(最大深さ)は、2mm〜7mmとすることが好ましい。2mm以上とすることにより、上記第1角部4d及び第2角部4e付近の剛性をより確実に低下させることができ、一方で、7mm以下とすることにより、陸部の剛性が低下しすぎないようにすることができるからである。
また、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、第1角部4d及び第2角部4eは、上述したように、鋭角であることが好ましいが、具体的には、15〜80°であることが好ましい。15°以上にすることにより、第1角部4d及び第2角部4eの剛性が極端に低下しないようにすることができ、一方で、80°以下とすることにより、第1角部4d及び第2角部4e付近が路面からの入力に対してより一層動きやすくなるからである。
また、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、複合溝部4のトレッド周方向のピッチ間隔は、50〜200mmとすることが好ましい。50mm以上とすることにより、接地面積を確保することができ、200mm以下とすることにより、本発明の効果を十分に得ることができるからである。
ここで、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、周方向主溝2の溝幅(トレッド踏面1に開口する溝幅)は、特には限定しないが、陸部の剛性と排水性とのバランスを考慮して、例えば4mm〜25mmとすることが好ましい。また、周方向主溝2の溝深さは、特には限定しないが、陸部の剛性と排水性とのバランスを考慮して、例えば4mm〜10mmとすることが好ましい。
また、図3(a)に周方向主溝2aの断面図を示し、図3(b)に周方向主溝2bの断面図を示しているように、本発明にあっては、周方向主溝2a、2bにテーパー部分2c、2dを設けることが好ましい。これにより、トレッド踏面1の剛性を確保して操縦安定性をより一層向上させることができる。
さらに、図3(a)(b)に示すように、周方向主溝の溝壁の傾斜角度は、車両装着時外側が車両装着時内側より大きいことが好ましい。車両装着時外側の陸部の剛性を確保して旋回時の操縦安定性を確保しつつも、外側のみ傾斜角度を大きくすることにより、排水性も確保することができるからである。
なお、図3(a)(b)には、例示的な各寸法が示されているが、本発明の周方向主溝の各寸法は、これらの数値に何ら限定されるものではない。
ここで、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、複数の陸部3のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部3aは、この最広幅陸部3aが車両装着時外側となるようにタイヤを車両に装着した際に、剛性を確保して十分な操縦安定性を発揮させる観点からは、トレッド幅方向の幅が、トレッド幅TWの20%以上であることが好ましい。なお、「トレッド幅TW」とは、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした際の、上記トレッド端間のトレッド幅方向距離をいうものとする。
次に、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、最広幅陸部3aには、周方向主溝2aに連通し、トレッド幅方向外側に延びる複数個の(図示の範囲で2個の)凹部5が形成されている。この凹部5は、平面視で略三角形状、かつ、断面視ではV字状の形状をなしており、凹部5のトレッド踏面1に対する開口部から最大溝深さ位置まで溝幅が漸減する。また、凹部5は、トレッド幅方向の延在長さが、25mm以下であることが好ましく、最広幅陸部3a内で終端するものである。
上記のような凹部5を設けることにより、最広幅陸部3aの剛性の低下を極力抑えつつも、排水性を向上させることができる。
さらに、図1に示すように、最広幅陸部3aには、複数本の幅方向溝6が配置されている。これにより、排水性を向上させることができる。この例では、幅方向溝6は、接地圧を陸部全体で均一にするために、トレッド周方向に隣接する幅方向溝6同士のトレッド幅方向の位置をずらして千鳥状に設けられている。
また、このとき、複合溝部4のトレッド周方向位置は、図1に示すように、トレッド幅方向の位置をずらして配置された、トレッド幅方向外側の幅方向溝6とトレッド幅方向内側の幅方向溝6のうち、トレッド周方向に隣接するトレッド幅方向内側の幅方向溝6間に配置することにより、陸部全体の接地圧の均一化を図ることができる。
次に、図1に示すように、陸部3bには、周方向主溝2bに連通し、トレッド幅方向内側に延びる複数個の(図示の範囲で3個の)凹部7が形成されている。この凹部7は、平面視では略三角形状、かつ、断面視ではV字状の形状をなしており、凹部7のトレッド踏面1に対する開口部から最大溝深さ位置まで溝幅が漸減する。また、図1に示す第1の実施形態のタイヤにおいて、凹部7は、陸部3b内で終端するものである。
上記のような凹部7を設けることにより、陸部3bの剛性の低下を極力抑えつつも、排水性を向上させることができる。
さらに、図1に示すように、陸部3bには、平面視で円形の窪み8が複数個(図示の範囲で2個)設けられている。これにより、幅方向溝を有しない陸部3bの剛性を適度に緩和して、接地圧の集中を緩和して接地性を向上させて操縦安定性を向上させることができる。
次に、図1に示すように、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部のトレッド幅方向最外側陸部3cには、トレッド幅方向に延びる幅方向溝9がトレッド周方向に間隔をおいて複数本(図示の範囲で5本)配置されている。これにより、排水性を向上させることができる。さらに、幅方向溝9は、トレッド踏面1全体での接地圧の均一化を図るために、そのトレッド周方向位置を、最広幅陸部3aに形成されトレッド幅方向の位置をずらして設けられたトレッド周方向に隣接する幅方向溝6間に対応する位置とすることが好ましい。
<第2の実施形態>
次に、図2を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図2に示すように、本発明の第2の実施形態にかかるタイヤは、図1に示す第1の実施形態のタイヤと同様に、トレッド踏面1に、トレッド周方向に連続して延びる1本以上の(図示例では2本の)周方向主溝2(2a、2b)を有している。これらの周方向主溝2により、タイヤの排水性を確保することができる。
図2に示す例では、図1に示す例とは異なり、周方向主溝2aは、タイヤ赤道面CL上を延びており、タイヤ赤道面CLを境界とする一方のトレッド幅方向半部と他方のトレッド幅方向半部とに跨っている。一方で、周方向主溝2bは、上記トレッド幅方向の片側の半部(図2においては他方側と示している)に配置されている。
また、図2に示すように、これら2本の周方向主溝2とトレッド端TEとにより複数の陸部3が区画形成されている。具体的には、周方向主溝2aとトレッド端TEとにより、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向一方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3aが区画形成され、周方向主溝2aと周方向主溝2bとにより、トレッド幅方向他方側の半部に位置する陸部3bが区画形成され、また、周方向主溝2bとトレッド端TEとにより、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3cが区画形成されている。
図示例では、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向一方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3aのトレッド幅方向の幅が最も広く、次いで、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部に位置するトレッド幅方向最外側陸部3cのトレッド幅方向の幅が広く、2つの周方向主溝2a、2bに挟まれる陸部3bは、最もトレッド幅方向の幅が小さい。
また、図2に示すように、これらの陸部3a、3b、3cは、いずれもリブ状陸部である。
ここで、図2に示すように、このタイヤは、複数の陸部3のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部3aに、第1窪み部4a、第2窪み部4b、及び第1窪み部4aと第2窪み部4bとを連通する連通部4cを有する複合溝部4を複数個(図示の範囲では5個)備えている。
図示例では、第1窪み部4aは、トレッド周方向の一方側の端部から他方側の端部に向かって溝幅が狭くなりながらトレッド周方向に延び、平面視で略三角形状の形状をなしている。一方で、図示例で、第2窪み部4bは、トレッド周方向の一方側の端部から他方側の端部に向かって溝幅が広くなりながらトレッド周方向に延び、平面視で略三角形状の形状をなしている。
図2に示す例では、第1窪み部4aと第2窪み部4bとは、トレッド幅方向に離間して配置されており、トレッド幅方向に投影した際に第1窪み部4aと第2窪み部4bとが互いに重なるように、これらをトレッド周方向に一部オーバーラップさせて配置している。
そして、図2に示す例では、連通部4cは、トレッド周方向に連続して延びる細溝であり、この連通部4cにより、上記のようにトレッド幅方向に離間して配置された第1窪み部4aと第2窪み部4bとが連通しており、これらが複合して複合溝部4を形成している。なお、図2に示す例では、複合溝部4は、連通部4cが第1窪み部4a又は第2窪み部4bと接続しているトレッド周方向領域をいうものとし、複数の(図示の範囲で5つの)複合溝部4が連通溝4cを介してさらに連通している。
さらに、図2に示すように、最広幅陸部3aに複合溝部4が形成されていることから、最広幅陸部3aには、第1窪み部4aと連通部4cとにより挟まれる第1角部4d、及び、第2窪み部4bと連通部4cとにより挟まれる第2角部4eが形成されており、図示例では、これらの第1角部4d及び第2角部4eは鋭角であり、また、第1角部4dと第2角部4eとは、連通溝4cを挟んで互いに斜め向かいに位置している。
また、図2に示す例では、最広幅陸部3aには、第1窪み部4aと連通部4cとにより挟まれる鈍角の第3角部4f、及び、第2窪み部4bと連通部4cとにより挟まれる鈍角の第4角部4gも形成されている。
図2に示すように、複合溝部4は、最広幅陸部3aにのみ設けられている。
このように、第2の実施形態のタイヤも、第1の実施形態のタイヤと同様に、最広幅陸部3aに、第1窪み部4a、第2窪み部4b、及び第1窪み部4aと第2窪み部4bとを連通する連通部4cを有する複合溝部4を備え、最広幅陸部3aに、第1窪み部4aと連通部4cとにより挟まれる第1角部4d、及び、第2窪み部4bと連通部4cとにより挟まれる第2角部4eが形成されてなることを特徴とするものである。
従って、第2の実施形態のタイヤについても、最広幅陸部3aが車両装着時外側となるようにタイヤを車両に装着した際には、上述した第1の実施形態のタイヤと同様の作用効果を奏することができ、複合溝部4の溝面積が小さくても、十分に最広幅陸部3aの接地圧を緩和して、トレッド踏面1全体の接地性を向上させて、操縦安定性を向上させることができる。特に、図2に示す第2の実施形態では、連通部4cがトレッド周方向に連続して延び、鈍角の第3角部4f及び第4角部4eも形成されているため、この部分の接地圧をより一層緩和することができる。
上述したのと同様に理由により、図2に示す第2の実施形態に関しても、最広幅陸部3aは、トレッド幅方向最外側の陸部であることが好ましく、第1角部4d及び第2角部4eは、鋭角であることが好ましく、第1窪み部4aと第2窪み部4bとが、平面視で略三角形状の形状をなしていることが好ましく、連通部4cの溝深さは、第1窪み部4a及び第2窪み部4bの溝深さより大きいことが好ましい。
また、上述したのと同様に理由により、図2に示す第2の実施形態に関しても、複合溝部4は、最広幅陸部3aのトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることが好ましく、この観点から、図2に示すように、複合溝部4の全体が最広幅陸部3aのトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されていることが特に好ましい。
ここで、図2に示す第2の実施形態においては、鋭角の第1角部4d及び第2角部4eにテーパー部分4h、4iを設けることが好ましい。
ここで、図2に示す第2の実施形態においては、周方向主溝2の溝幅(トレッド踏面1に開口する溝幅)は、特には限定しないが、陸部の剛性と排水性とのバランスを考慮して、例えば4mm〜25mmとすることが好ましい。
また、図3(c)に周方向主溝2aの断面図を示し、図3(d)に周方向主溝2bの断面図を示しているように、第2の実施形態においても、周方向主溝2a、2bにテーパー部分2c、2dを設けることが好ましい。これにより、トレッド踏面1の剛性を確保して操縦安定性をより一層向上させることができる。
さらに、図3(c)(d)に示すように、周方向主溝の溝壁の傾斜角度は、車両装着時外側が車両装着時内側より大きいことが好ましい。
なお、図3(c)(d)には、例示的な各寸法が示されているが、本発明の周方向主溝の各寸法は、これらの数値に何ら限定されるものではない。
次に、図2に示す第2の実施形態においては、最広幅陸部3aには、周方向主溝2aに連通し、トレッド幅方向外側に延びる複数個の(図示の範囲で4個の)凹部5が形成されている。この凹部5は、平面視で略三角形状、かつ、断面視ではV字状の形状をなしており、凹部5のトレッド踏面1に対する開口部から最大溝深さ位置まで溝幅が漸減する。また、図2に示す第2の実施形態においては、凹部5は、最広幅陸部3a内で終端するものである。
上記のような凹部5を設けることにより、最広幅陸部3aの剛性の低下を極力抑えつつも、排水性を向上させることができる。
さらに、図2に示すように、最広幅陸部3aには、複数本の幅方向溝6が配置されている。これにより、排水性を向上させることができる。この例では、幅方向溝6は、接地圧を陸部全体で均一にするために、トレッド周方向に隣接する幅方向溝6同士のトレッド幅方向の位置をずらして千鳥状に設けられている。
また、このとき、複合溝部4のトレッド周方向位置は、図2に示すように、トレッド幅方向の位置をずらして配置された、トレッド幅方向外側の幅方向溝6とトレッド幅方向内側の幅方向溝6のうち、トレッド周方向に隣接するトレッド幅方向内側の幅方向溝6間に配置することにより、陸部全体の接地圧の均一化を図ることができる。
さらに、図2に示すように、陸部3bには、平面視で円形の窪み8が複数個(図示の範囲で4個)設けられている。これにより、他の溝や凹部が設けられていない陸部3bの剛性を適度に緩和して、接地圧の集中を緩和して接地性を向上させて操縦安定性を向上させることができる。
次に、図2に示すように、タイヤ赤道面CLを境界とするトレッド幅方向他方側の半部のトレッド幅方向最外側陸部3cには、トレッド幅方向に延びる幅方向溝9がトレッド周方向に間隔をおいて複数本(図示の範囲で4本)配置されている。これにより、排水性を向上させることができる。図2に示す第2の実施形態においては、幅方向溝9は、トレッド踏面1全体での接地圧の均一化を図るために、そのトレッド周方向位置を、最広幅陸部3aに形成されトレッド幅方向の位置をずらして設けられたトレッド周方向に隣接する幅方向溝6間に対応する位置とすることが好ましい。
また、本発明にあっては、トレッド踏面1のネガティブ率は、陸部の剛性と排水性のバランスを考慮して、15〜30%とすることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、図1に示す第1の実施形態においては、トレッド周方向に隣接する複合溝部4間に、該複合溝部4とは異なる形状の切り欠きを別途設けて、さらなる陸部の剛性の低減を図ることができる。他にも種々の変形、変更が可能である。
本発明の効果を確かめるため、発明例1〜6にかかるタイヤと、比較例にかかるタイヤとを試作し、タイヤの性能を評価する試験を行った。発明例1と比較例とは、複合溝部4の有無のみが異なっている。
各タイヤの諸元は、以下の表1に示している。なお、発明例2〜6にかかるタイヤは、以下の表1に示す諸元に関し発明例1にかかるタイヤと異なるものである。
<操縦安定性>
タイヤサイズ205/55R16の上記各タイヤを適用リムに組み付け、内圧を240kPaとして、複合溝部を有する側のトレッド幅方向半部(比較例に関しては、それと対応する側のトレッド幅方向半部)が車両装着時外側となるように車両に装着した。そして、120km/hの速度でテストコースを旋回した際の操縦安定性についてドライバーによる官能評価を行った。比較例の評価結果を100とした指数で相対的に評価し、以下の表1においては、数値が大きい方が操縦安定性に優れていることを示す。評価結果を以下の表1に示している。
Figure 2015217907
表1に示すように、発明例1〜6にかかるタイヤは、いずれも比較例にかかるタイヤより、操縦安定性に優れていることがわかる。
また、発明例1と発明例3との比較により、最広幅陸部がトレッド幅方向最外側の陸部である発明例1は、発明例3より操縦安定性に優れていることがわかる。
さらに、発明例1と発明例4との比較により、第1角部及び第2角部が鋭角である発明例1は、発明例4より操縦安定性に優れていることがわかる。
加えて、発明例1と発明例5との比較により、連通部の溝深さが、第1窪み部及び第2窪み部の溝深さより大きい発明例1は、発明例5より操縦安定性に優れていることがわかる。
さらにまた、発明例1と発明例2との比較により、連通部がトレッド幅方向に延びる細溝である、発明例1は、発明例2より操縦安定性に優れていることがわかる。
そして、発明例1と発明例6との比較により、複合溝部が最広幅陸部のトレッド幅方向中心位置よりトレッド幅方向内側に配置されている、発明例1は、発明例6より操縦安定性に優れていることがわかる。
本発明によれば、操縦安定性を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。本発明の空気入りタイヤは、ストリートスポーツタイヤ用の空気入りラジアルタイヤに特に好適に用いられる。
1 トレッド踏面
2、2a、2b 周方向主溝
2c、2d テーパー部分
3、3a、3b、3c 陸部
4 複合溝部
4a 第1窪み部
4b 第2窪み部
4c 連通部
4d 第1角部
4e 第2角部
4f 第3角部
4g 第4角部
4h、4i テーパー部分
5 凹部
6 幅方向溝
7 凹部
8 窪み
9 幅方向溝
CL タイヤ赤道面
TE トレッド端

Claims (7)

  1. トレッド踏面に、トレッド周方向に連続して延びる1本以上の周方向主溝とトレッド端とにより区画された複数の陸部を有し、
    前記複数の陸部のうち最もトレッド幅方向の幅が広い最広幅陸部に、第1窪み部、第2窪み部、及び前記第1窪み部と前記第2窪み部とを連通する連通部を有する複合溝部を備え、
    前記最広幅陸部に、前記第1窪み部と前記連通部とにより挟まれる第1角部、及び、前記第2窪み部と前記連通部とにより挟まれる第2角部が形成されてなることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記最広幅陸部は、トレッド幅方向最外側の陸部である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1角部及び前記第2角部は、鋭角である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記連通部の溝深さは、前記第1窪み部及び前記第2窪み部の溝深さより大きい、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記連通部は、トレッド幅方向に延びる細溝である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記複合溝部は、前記最広幅陸部のトレッド幅方向中心位置より、トレッド幅方向内側に配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記最広幅陸部は、リブ状陸部である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
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