JP2015214767A - 割増やし方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 同一の編成コースにニットと割増やしが混在しても、糸切れの虞れがなく、編成効率を落さずに安定した編成を可能にする割増やし方法を提供する。
【解決手段】 カムシステム6を目移し動作用に設定し、旧編目を係止する編針を、編目渡し側として歯口8に進出させる。たとえばキャリッジを左行させる場合、ニットの動作は、Aポジションの選針で、度山カム12によって編針を針床に引込んで行う。割増やしの渡し側としての動作は、Hポジションの選針で、後行側のハーフプレッサー21のみによる押圧で、度山カム12による編針の引込みを行わないようにする。渡し側の編針に渡し側編目を形成する際の引込み量は、ニットの新編目を形成する際の引込み量よりも減少させて、編糸の負荷を軽減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】 カムシステム6を目移し動作用に設定し、旧編目を係止する編針を、編目渡し側として歯口8に進出させる。たとえばキャリッジを左行させる場合、ニットの動作は、Aポジションの選針で、度山カム12によって編針を針床に引込んで行う。割増やしの渡し側としての動作は、Hポジションの選針で、後行側のハーフプレッサー21のみによる押圧で、度山カム12による編針の引込みを行わないようにする。渡し側の編針に渡し側編目を形成する際の引込み量は、ニットの新編目を形成する際の引込み量よりも減少させて、編糸の負荷を軽減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、横編機で編地を編成する際に、同一の編成コース内でニットの編目形成とともに行うことが可能な、割増やし方法に関する。
従来から、編目形成とともに、目移しも可能な横編機では、編地を編成する際に、編幅の中間でウエールを増やす増目編成方法などに、目移しの機能を用いる割増やし方法が利用されている(たとえば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に開示されているような割増やしに使用する編針1の構成を示す(たとえば、特許文献2参照)。編針1は、特許文献2の図7に示すものと、基本的に同一であるけれども、符号を変更して示す。横編機は、少なくとも前後一対の針床を備え、多数の編針1を有する。各針床には、キャリッジの走行方向に垂直な方向に針溝が並設されている。各編針1は、各針溝内に、歯口に対して進退する前後方向の摺動変位が可能な状態でそれぞれ収容される。編針1は、べら針であり、ニードル本体2の前端には、フック2aが設けられ、べら2bで開閉される。ニードル本体2の後部にニードルジャック3を係合させ、さらにセレクトジャック4およびセレクタ5が組合されている。ニードル本体2には、べら2bの後方の一側方に、目移しで編目を渡す際に受け側の編針1のフック2aを編目に差込むための羽根2cが設けられる。
ニードルジャック3は、係合部分付近に補助用バット3aを、補助用バット3aから後方に間隔をあけて動作用バット3bを、それぞれ有する。ニードルジャック3の尾部3c
は弾性脚となり、動作用バット3bが針溝から突出するように付勢する。動作用バット3bの後背部には、セレクトジャック4が作用する。セレクトジャック4は、押圧を受けると、動作用バット3bが針溝から突出しないように沈める押圧用バット4aを有する。押圧用バット4aへの押圧は、セレクタ5が選針機構による選針作用を受けて選択する選針ポジションに配置されるプレッサーによって行われる。セレクタ5は、非選針位置に戻すための前バット5a,選針状態で選針位置に進出させるための後バット5bと、中間でたとえば破線で示す8つのうちの1つの位置に、選針状態か否かを選択するための選針バット5cとを有する。
は弾性脚となり、動作用バット3bが針溝から突出するように付勢する。動作用バット3bの後背部には、セレクトジャック4が作用する。セレクトジャック4は、押圧を受けると、動作用バット3bが針溝から突出しないように沈める押圧用バット4aを有する。押圧用バット4aへの押圧は、セレクタ5が選針機構による選針作用を受けて選択する選針ポジションに配置されるプレッサーによって行われる。セレクタ5は、非選針位置に戻すための前バット5a,選針状態で選針位置に進出させるための後バット5bと、中間でたとえば破線で示す8つのうちの1つの位置に、選針状態か否かを選択するための選針バット5cとを有する。
図7は、編針1で割増やしを行う際に、キャリッジに搭載されるカムシステム6の動作として特許文献2の図2に開示されているものを、名称の一部や符号を変更して示す。針床に臨むキャリッジの基板7には、フック2aが歯口8に進退するように動作用バット3bを駆動するニードルレイジングカム10および度山カム11,12を含む編目形成用カムロック13が配置される。基板7には、編目受け用トランスファカム14および渡し受け両用トランスファカム15を含む目移し用カムロック16も配置される。目移し用カムロック16には、渡し受け両用トランスファカム15の歯口8側である前方に設けられるトランスファガイドカム17も含まれる。トランスファガイドカム17の両側には、ニードルガイドカム18,19が設けられる。
各度山カム11,12は、ニードルレイジングカム10に臨んで動作用バット3bを引下げる傾斜面に沿って変位させることができ、編目形成の際に動作用バット3bの引込み量を変更して、形成する編目の大きさを変えることができる。ニードルレイジングカム10は、後部の固定部分10aと前部の可動部分10bとを有する。可動部分10bは、図示を省略している機構で、渡し受け両用トランスファカム15と交互に、一方が出状態であれば他方が没状態であるように、基板7に対して出没する。割増やしは、渡し受け両用トランスファカム15を突出させて行う。
ニードルレイジングカム10の後方には、セレクトジャック4の押圧用バット4aが選針に応じて通過する選針ポジションとして、A、H,Bの3ポジションが設定されている。Hポジションには、作用と不作用とを切替え可能な可動のハーフプレッサー20,21と、タックプレッサー22が配置される。Bポジションには、固定プレッサー23が配置され、押圧用バット4aを押圧して動作用バット3bを針溝に沈める。
ニードルレイジングカム10の可動部分10bを突出させると、編目形成用の設定となり、A,H,Bポジションへの選針で、ニット、タック、ミスの基本的な編成動作を、編針1毎に選針して行わせることができる。ただし、Hポジションでは、タックプレッサーのみ作用させるようにしておく。また、Hポジションで、たとえばキャリッジが左行する場合には右側となる後行側のハーフプレッサー21を作用させることで、特許文献2の図3と同様に、度山カム12による動作用バット3bの引込みを行わないようにして、度違い編成を行うことができる。
渡し受け両用トランスファカム15を突出させると、目移し用の設定となる。Aポジションでは、二点鎖線と補助用バット3aおよび動作用バット3bの軌跡で示すような選択経路への案内で、編針1に編目の渡し側の動作を行わせる。Hポジションの選針ポジションでは、ハーフプレッサー20,21を作用させ、編針1に受け側の動作を行わせる。キャリッジが左行の場合は左側となる先行側のハーフプレッサー20の作用で、編針1の動作用バット3bは、ニードルレイジングカム10の固定部分10aの案内を受けずに乗越え、内側の編目受け用トランスファカム14の案内を受ける。後行側のハーフプレッサー21の作用で、動作用バット3bは、引込みを受けないように、後行側の度山カム12の傾斜面を乗越える。割増やしを行う際にも、渡し受け両用トランスファカム15を突出させて、渡し側の編針1に係止する旧編目の一部を受け側の編針1に割増やし編目として目移しし、旧編目の残部をノックオーバーさせながら渡し側編目を新たに形成する。なお、渡し側の編針1のみ動作させて歯口8で給糸を受け、対向する受け側の編針1を動作させなければ、渡し側の編針1に、新たに編目を形成するニットととしての動作を行わせることができる。
図8は、特許文献1の第13図を簡略化し、符号も変更して、ニットによる編目形成中に一つの割増やしを混在させた状態を示す。ニットによる編目形成の動作では、FBの編針1のフック2aに係止されていた旧編目25は、給糸口26からの編糸27の給糸で、新編目28が形成される際にノックオーバーされる。割増やしの動作では、渡し側となるFBの編針1が係止する旧編目25の一部25aが受け側となるBBの編針1のフック2aに割増やし編目29として目移しされる。割増やしの渡し側となるFBの編針1のフック2aでは、旧編目25の残部25bがノックオーバーされて渡し側編目30が新たに形成される。ただし、このようなニットと割増やしとを同一の編成コース内で混在させる動作は、渡し受け両用トランスファカム15を突出させる目移し用の設定で、ニットは渡し側の編針1のみの動作で、割増やしは渡し側および受け側の両方の編針1の動作で、それぞれ可能になる。
図7に示すようなカムシステム6では、複数の編針1を順次案内する同一の編成コースの途中で、ニットで編目を形成する編針1は編目形成用の設定に、割増やしの編針1は目移し用の設定に、それぞれ切替えることはできない。目移し用の設定でも、前述のように、編針1を渡し側として動作させ、編針1に対向する受け側の編針1を動作させないようにしておけば、渡し側の編針1にニットの編成動作を行わせることができる。このようなニットの編成動作のために、図7では渡し側となる編針1をAポジションに選針する。割増やしでは、編針1をAポジションに選針して渡し側として動作させるとともに、対向する針床の編針1はHポジションを選針させて受け側として動作させる。このようにすれば、割増やしとニットによる編目形成とを同一の編成コース内で混在させて行うことができる。ここで、ニットで形成する新編目28および割増やしで新たに形成する渡し側編目30の大きさは、編針1が同じAポジションに選針されるので、同じ度山カム11,12による度決めで決定され、同じループ長となる。
しかしながら、図8に示すように、新たに形成される渡し側編目30に、先に形成された新編目28側から供給される編糸27は、ニットの旧編目25の一部25aが割増やし編目29として対向する針床側に目移しされている部分を通過して引き込まれる。通過の際に受ける抵抗で、編糸27aへの負荷が大きくなり、渡し側編目30をニットの新編目28と同じループ長まで引込むと、糸切れの虞れがある。糸切れを防ぐためには、ニットと割増やしを同一の編成コースで行うのではなく、異なる編成コースに分けて、渡し側編目30のループ長がニットの新編目28に比べて小さくなるように、度山カム11,12による引込み量を減少させる方法などで対処可能である。ただし、同一の編成コースでニットと割増やしとを混在させないと、編成効率が悪くなってしまう。キャリッジの走行速度を低下させることでも、糸切れを防ぐ効果が期待されるけれども、編成効率が悪くなる。
本発明の目的は、同一の編成コースにニットと割増やしが混在しても、糸切れの虞れがなく、編成効率を落さずに安定した編成を可能にする割増やし方法を提供することである。
本発明は、少なくとも前後一対の針床が歯口を挟んで対向するように設けられ、各針床には先端のフックをべらで開閉する編針がフックを歯口に進退可能な状態で長手方向に沿って並設される横編機で、
針床の長手方向に往復走行するキャリッジに搭載され、歯口に進出させた編針を針床に引込む度山カムと、渡し側と受け側との目移し動作に使用する目移しカムとを含むカムシステムを使用し、
一方の針床で旧編目を係止する編針について、係止していた旧編目をノックオーバーさせて新編目を形成するニットと、旧編目の一部を割増やし編目として他方の針床で対向する編針に目移しするとともに旧編目の残部をノックオーバーさせて渡し側編目を新たに形成する割増やしの渡し側とを含むように、同一の編成コース内での選針で選択可能にする割増やし方法において、
目移しの渡し側の選択経路で編針が度山カムの作用を受ける位置に臨み、編針を押圧するプレッサーを設けておき、
該一方の針床で、ニットに選針される編針と割増やしの渡し側に選針される編針とに対し、編針のフックを歯口に進出させてから退出させるまで、目移しの渡し側として使用される選択経路に案内し、
ニットに選針される編針に対しては、プレッサーによる押圧を受けない選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行ない、
割増やしの渡し側に選針される編針に対しては、ニットの選針ポジションとは異なり、ププレッサーによる押圧を受ける選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行わない、または度山カムによる引込みを行っても、引込み量をニットよりも減少させる、
ことを特徴とする割増やし方法である。
針床の長手方向に往復走行するキャリッジに搭載され、歯口に進出させた編針を針床に引込む度山カムと、渡し側と受け側との目移し動作に使用する目移しカムとを含むカムシステムを使用し、
一方の針床で旧編目を係止する編針について、係止していた旧編目をノックオーバーさせて新編目を形成するニットと、旧編目の一部を割増やし編目として他方の針床で対向する編針に目移しするとともに旧編目の残部をノックオーバーさせて渡し側編目を新たに形成する割増やしの渡し側とを含むように、同一の編成コース内での選針で選択可能にする割増やし方法において、
目移しの渡し側の選択経路で編針が度山カムの作用を受ける位置に臨み、編針を押圧するプレッサーを設けておき、
該一方の針床で、ニットに選針される編針と割増やしの渡し側に選針される編針とに対し、編針のフックを歯口に進出させてから退出させるまで、目移しの渡し側として使用される選択経路に案内し、
ニットに選針される編針に対しては、プレッサーによる押圧を受けない選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行ない、
割増やしの渡し側に選針される編針に対しては、ニットの選針ポジションとは異なり、ププレッサーによる押圧を受ける選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行わない、または度山カムによる引込みを行っても、引込み量をニットよりも減少させる、
ことを特徴とする割増やし方法である。
また本発明で、前記プレッサーは、前記編針を押圧すると、編針を前記度山カムの作用を受けないように前記針床に沈める、
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
また本発明で、前記度山カムは、前記編針が押圧を受けて前記針床に沈む程度に応じて、沈まなければ編針を引込み、沈む程度が大きければ編針を引込まず、沈む程度が中間であれば引込み量を沈まない編針に対してよりも減少可能な、度違い度山カムであり、
前記プレッサーは、編針を押圧すると、度違い度山カムによる引込み量が減少する中間の程度に、編針を針床に沈める、
ことを特徴とする。
前記プレッサーは、編針を押圧すると、度違い度山カムによる引込み量が減少する中間の程度に、編針を針床に沈める、
ことを特徴とする。
本発明によれば、割増やしの渡し側の動作では、ニットとは選針ポジションを異ならせ、編針がプレッサーによる押圧を受けて、度山カムの作用を受けないようにすることができる。編針を割増やしの渡し側として選針すると、新たな渡し側編目を形成する際に、度山カムによる引込みを行わない、または度山カムによる引込み量を、ニットに選針する編針に対してよりも減少させることができる。これによって、渡し側編目を形成する際の編糸の負荷を軽減して、ニットと割増やしの渡し側とが同一の編成コースに混在させて編成効率を落さないようにしても、糸切れの虞れがなく、安定した編成が可能になる。
また本発明によれば、割増やしの渡し側では、プレッサーによる押圧で、編針を針床に沈めて、引込みを行わないようにするので、渡し側編目を形成する際の編糸への負荷が軽減されて、糸切れの虞れをなくすことができる。
また本発明によれば、編針への押圧で、編針への作用による引込み量を減少可能な度違い度山カムを使用する。割増やしの渡し側では、プレッサーによる編針への押圧で引込み量をニットよりも減少させ、渡し側編目を形成する際の編糸の負荷を軽減して、糸切れの虞れをなくすことができる。
以下、図1、図2および図3で、本発明の実施例1としての割増やし方法を説明する。図4および図5で、本発明の実施例2としての割増やし方法を説明する。実施例1で、先行技術と同等の部分は、同一の参照符を付して重複する説明を省略することがある。実施例1と実施例2とで同等の部分も同一の参照符を付す。実施例2についての説明では、実施例1に対応する部分についての重複する説明を省略する。また、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1は、実施例1として、図7に示すカムシステム6を用い、同一の編成コース内でニットと割増やしとを混在させるための割増やし方法の動作を示す。割増やしを行う横編機では、少なくとも前後一対の針床が歯口8を挟んで対向するように設けられ、各針床には、長手方向に沿って歯口8に進退する方向に延びる針溝が並設される。各針溝には、先端のフック2aをべら2bで開閉する編針1がフック2aを歯口8に進退可能な状態で収容される。カムシステム6は、針床の長手方向に往復走行するキャリッジに搭載され、歯口8に進出させた編針1を針床に引込む度山カム11,12と、渡し側と受け側との目移し動作に使用する目移しカムとを含む。目移しカムとしては、編目受け用トランスファカム14と、渡し受け両用トランスファカム15とを含む目移し用カムロック16を備える。目移し用カムロック16には、トランスファガイドカム17も含まれる。
カムシステム6は、図示を省略しているけれども、各編針1を選択して、複数の選択経路としてのA,H,Bポジションに分ける選針機構を含む。カムシステム6には、Hポジションの選択経路の一部に臨むプレッサーとして、編針1の押圧用バット4aを押圧するハーフプレッサー20,21と、タックプレッサー22とが含まれる。編針1は、カムシステム6による案内を受けるための動作用バット3bを有する。Hポジションでのハーフプレッサー20,21またはタックプレッサー22、またはBポジションでの固定プレッサー23からの押圧用バット4aへの押圧の有無で、カムシステム6が備えるニードルレイジングカム10や度山カム11,12の作用による動作用バット3bの案内状態を切替え可能である。押圧用バット4aを押圧して動作用バット3bを針溝に沈めると、動作用バット3bがカムシステム6の案内を受けない状態となる。押圧用バット4aへの押圧を行わず、動作用バット3bを針溝外に突出させると、動作用バット3bがカムシステム6の案内を受ける状態となる。
本実施例1では、一方の針床で旧編目25を係止する編針1について、ニットと割増やしの渡し側とを、同一の編成コースでの異なる選針ポジションに分ける選択を可能にする。ニットでは、係止していた旧編目25をノックオーバーさせて新編目28を形成する。割増やしでは、旧編目25の一部25aを割増やし編目29として他方の針床の編針1に目移しするとともに旧編目25の残部25bをノックオーバーさせて渡し側編目30を新たに形成する。カムシステム6は、目移し動作用に設定し、一方の針床を渡し側に、他方の針床を受け側に設定する。渡し側での選針は、ニットにAポジション、割増やしにAポジションとは異なるHポジションを、それぞれ割当てて行う。本実施例1では、Aポジションには押圧用バット4aに作用すると押圧するプレッサーを配置しないけれども、プレッサーを配置して不作用にしておいてもよい。Hポジションに配置するハーフプレッサー20,21およびタックプレッサー22は、たとえばキャリッジが左行する場合、右側となる後行側のハーフプレッサー21のみ作用させる。受け側では、編針1にHポジションを選針させ、両側のハーフプレッサー20,21を作用させる。受け側の編針1は、先行側となるハーフプレッサー20の作用で、ニードルレイジングカム10の固定部分10aを乗越え、トランスファガイドカム17の作用を受け、後行側となるハーフプレッサー21の作用で、度山カム12を乗越えるので、度山カム12による引込み作用を受けない。
このようなカムシステム6の設定で、渡し側の針床で旧編目25を係止する編針1に対し、渡し受け両用カム15の上縁とトランスファガイドカム17の下面との間で補助用バット3aが案内される。フック2aを歯口8に進出させて編糸27の給糸を受けるまで、旧編目25でべら2bを開きながら針幹の羽根2cの位置まで後退させる動作は、ニットと割増やしとで同様に行われる。すなわち、一方の針床で、ニットに選針される編針1と割増やしの渡し側に選針される編針1とに対し、編針1のフック2aを歯口8に進出させてから退出させるまで、目移しの渡し側として使用される選択経路に案内する。ニットに選針される編針に対しては、ハーフプレッサー21による押圧を行わずに、度山カム11,12による引込みを行ない、引込む際に、相対的に前進する旧編目25でべら2bを閉じてノックオーバーさせ、引込んだ編糸27で新編目28を形成させる。割増やしの動作では、他方の針床の編針1をHポジションに選針し、編目受け用トランスファカム14による動作用バット3bへの案内でフック2aを歯口8に進出させて、渡し側の編針1の羽根2c付近に後退している旧編目25の一部25aを割増やし編目29として受取らせる。旧編目25の残部25bはノックオーバーされて、渡し側の編針1には、渡し側編目30が新たに形成されるけれども、形成の際に、度山カム11,12による引込みを行わない。
本実施例1では、渡し側の編針1の動作用バット3bが後行側の度山カム12の作用を受ける位置に臨む後行側のハーフプレッサー21を、渡し側の編針1を押圧するために設けておくプレッサーとして利用する。動作用バット3bが度山カム12の引込み傾斜カム面に掛る際には、ハーフプレッサー21が押圧用バット4aを押圧して渡し側の編針1を針床に沈める。渡し側の編針1への案内は、動作用バット3bのHポジションに対応する上側の軌跡として示すように、ハーフプレッサー21による押圧で、度山カム12を乗越えて、引込みを行わないように変更される。ニットでは、Aポジションに対応する下側の軌跡として示すように、度山カム12の引込み傾斜カム面の底まで動作用バット3bを引込む。このように、ニットで新編目28を形成する際には編針1を度山カム12で引込んでも、割増やしで渡し側編目30を形成する際には編針1を度山カム12で引込まないので、渡し側編目30を形成する編糸27aに掛る負荷が大きくならず、糸切れの虞れをなくすことができる。渡し側編目30は、度山カム12による引込みを行わないけれども、次のコースではニットの新編目28を形成して、引込みを行うようにすることができるので、問題はない。
なお、本実施例1に使用する渡し側の編針1では、ハーフプレッサー21によって押圧用バット4aが押圧されても、補助用バット3aは針溝外に突出している。このため、動作用バット3bが度山カム12の作用を受ける位置に臨むまで、トランスファガイドカム17の傾斜カム面17aの作用で、補助用バット3aを介して編針1が引込まれる。
図2は、図1の動作で、同一の編成コースで混在させるニットと割増やしとの選針状態を模式的に示す。たとえば前針床FBで複数の編針1でニットの編成を行い、複数の編針1による区間の中の1つの編針1で割増やしを行う場合を想定する。本実施例では、割増やしで渡し側となる編針1をHポジションに選針し、ニットで新編目28を形成する編針1をAポジションに選針する。割増やしでは、渡し側に渡し側編目30が形成されるとともに、受け側にも割増やし編目29が形成される。Aポジションでは編針1の押圧用バット4aが押圧されないので、歯口8にフック2aを進出させて編糸27の給糸を受けた編針1に、度山カム12が作用して針床に引込む。形成される新編目28のループ長は、度山カム12に設定された引込み量に対応する。渡し側の編針1に渡し側編目30を新たに形成する割増やしの動作は、ハーフプレッサー21による押圧用バット4aへの押圧で、動作用バット3bを度山カム12が引込まないようにして行うので、引込み量をニットに比べて減少させ、編糸27aへの負荷を軽減することができる。
また、同一の編成コース内にニットと混在する割増やしは、特許文献1に開示されているような増目編成方法に利用することができる。
図3は、同一の編成コースでニットと割増やしとを混在させる他の例として、(a)でニットの区間の端目で割増やしを行う例を示し、(b)で3×3リブのFB側の編目をBB側に割増やす例を示す。カムシステム6による割増やしは、一方の針床から他方の針床、たとえばFBからBBへしかできないけれども、ニットによる新編目28の形成は、FB,BBの両方で行うことができる。
図4は、本発明の実施例2としての割増やし方法でのカムシステム36の動作を示す。本実施例2のカムシステム36は、編目形成用カムロック43を含む。編目形成用カムロック43には、カムシステム6の度山カム11,12に替えて、たとえば特許第4016031号公報に開示されているような、編針1の引込み量を変えられる、可変度違い機能を有する度違い度山カム41,42を使用する。特許第3306763号公報に開示されているような、引込み量の差が固定された度違い機能を有する場合も同様に使用することができる。度違い度山カム41,42は、動作用バット3bが度違いプレッサー50,51の作用による押圧を受けると引込み量を減少可能である。すなわち、編針1が押圧を受けて針床に沈む程度に応じて、沈まなければ編針1を引込み、沈む程度が大きければ編針1を引込まず、沈む程度が中間であれば引込み量を沈まない編針1に対してよりも減少可能である。
度違いプレッサー50,51の作用による押圧を受ければ、編針1は針床に沈まないで動作用バット3bは、針溝外への突出量が小さいハーフ高さとなり、押圧を受けなければ、突出量が大きいフル高さとなる。度違い度山カム41,42では、動作用バット3bの突出量に応じて、編針1を針床に引込む傾斜カム面の底部となる度決め部41b,42b;41a,42aが選択される。ハーフ高さに対応する上側の度決め部41b,42bでは、フル高さに対応する下側の度決め部41a,42aよりも、動作用バット3bの引込み量を小さくして、ループ長の短い編目を形成する。
本実施例2では、編針1の動作用バット3bが度違い度山カム41,42の作用を受ける位置に臨み、編針1の押圧用バット4aを押圧する度違いプレッサー50,51を設けておく。度違いプレッサー50,51は、ハーフプレッサー20,21およびタックプレッサー22が配置されているHポジションとは異なるAポジションに配置する。度違い度山カム41,42は、全体の変位で、下側の度決め部41a,42aによる引込み量を変化させることができる。さらに度違い度山カム41,42は、上側の度決め部41b,42bによる引込み量を、カム部材41c,42cの変位機構41d,42dによる相対的な変位で、下側の度決め部41a,42aによる引込み量よりも減少させる方向に変化させることができる。
カムシステム36でも、ニットと割増やしを同一の編成コースに混在させることができる。混在させる場合、ニットの動作は、Hポジションに選針し、Hポジションに設けるハーフプレッサー20,21およびタックプレッサー22をすべて不作用にして、押圧用バット4aを押圧しないで、動作用バット3bがフル高さとなるようにして行う。割り増やしの渡し側の動作は、Aポジションに選針して行う。たとえばキャリッジが左行する場合には、Aポジションの後行側に設ける度違いプレッサー51による押圧で、度違い度山カム42による編針1への引込み量を、押圧しないニットの場合よりも、減少させる。
図5は、図4の動作で、同一の編成コースで混在させるニットと割増やしとの選針状態を模式的に示す。割増やしで渡し側となる編針1は、Aポジションへの選針を行い、ニットの編目形成を行う編針1は、Hポジションへの選針を行う。ニットでは、動作用バット3bを、後行側の度違い度山カム42の下側の度決め部42aまで引込み、ループ長が長い、新編目28を形成する。割増やしの渡し側では、動作用バット3bを、度違い度山カム42の上側の度決め部42bまで引込み、ニットの新編目28よりも小さいループ長の渡し側編目30を形成する。本実施例2でも、図3のように、ニットと割増やしとを混在させることができる。
本実施例2では、渡し側編目30もある程度のループ長で形成することができるので、複数の割増やしが連続する場合、たとえばベースとなる編地にポケットなどを形成するような、多層編地を編出す場合に適用することができる。
以上の各実施例では、キャリッジが左行する場合について説明しているけれども、右行する場合、左行する場合とは先行側と後行側とが左右交替するだけで、対称に動作させることができる。図2、図3および図5に示す動作は、キャリッジが左行しても右行しても同様に可能である。また、渡し側となる針床では、A,H,Bポジションの3つの選針ポジションのうちの2つとなるA,Hポジションで、ニットと割増やしの渡し側とを切替え、Bポジションではミスの動作となるようにしているので、受け側として編針を動作させることはできない。選針機構で多い数の選針ポジションを選択可能にすれば、受け側としても動作可能な選針ポジションを追加することもできる。
1 編針
2 ニードル本体
2a フック
2b べら
3 ニードルジャック
3b 動作用バット
4 セレクトジャック
4a 押圧用バット
6,36 カムシステム
8 歯口
11,12 度山カム
14 編目受け用トランスファカム
15 渡し受け両用トランスファカム
16 編目渡し用カムロック
20,21 ハーフプレッサー
22 タックプレッサー
25 旧編目
28 新編目
29 割増やし編目
30 渡し側編目
41,42 度違い度山カム
50,51 度違いプレッサー
2 ニードル本体
2a フック
2b べら
3 ニードルジャック
3b 動作用バット
4 セレクトジャック
4a 押圧用バット
6,36 カムシステム
8 歯口
11,12 度山カム
14 編目受け用トランスファカム
15 渡し受け両用トランスファカム
16 編目渡し用カムロック
20,21 ハーフプレッサー
22 タックプレッサー
25 旧編目
28 新編目
29 割増やし編目
30 渡し側編目
41,42 度違い度山カム
50,51 度違いプレッサー
Claims (3)
- 少なくとも前後一対の針床が歯口を挟んで対向するように設けられ、各針床には先端のフックをべらで開閉する編針がフックを歯口に進退可能な状態で長手方向に沿って並設される横編機で、
針床の長手方向に往復走行するキャリッジに搭載され、歯口に進出させた編針を針床に引込む度山カムと、渡し側と受け側との目移し動作に使用する目移しカムとを含むカムシステムを使用し、
一方の針床で旧編目を係止する編針について、係止していた旧編目をノックオーバーさせて新編目を形成するニットと、旧編目の一部を割増やし編目として他方の針床で対向する編針に目移しするとともに旧編目の残部をノックオーバーさせて渡し側編目を新たに形成する割増やしの渡し側とを含むように、同一の編成コース内での選針で選択可能にする割増やし方法において、
目移しの渡し側の選択経路で編針が度山カムの作用を受ける位置に臨み、編針を押圧するプレッサーを設けておき、
該一方の針床で、ニットに選針される編針と割増やしの渡し側に選針される編針とに対し、編針のフックを歯口に進出させてから退出させるまで、目移しの渡し側として使用される選択経路に案内し、
ニットに選針される編針に対しては、プレッサーによる押圧を受けない選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行い、
割増やしの渡し側に選針される編針に対しては、ニットの選針ポジションとは異なり、プレッサーによる押圧を受ける選針ポジションを使用して、度山カムによる引込みを行わない、または度山カムによる引込みを行っても、引込み量をニットよりも減少させる、
ことを特徴とする割増やし方法。 - 前記プレッサーは、前記編針を押圧すると、編針を前記度山カムの作用を受けないように前記針床に沈める、ことを特徴とする請求項1記載の割増やし方法。
- 前記度山カムは、前記編針が押圧を受けて前記針床に沈む程度に応じて、沈まなければ編針を引込み、沈む程度が大きければ編針を引込まず、沈む程度が中間であれば引込み量を沈まない編針に対してよりも減少可能な、度違い度山カムであり、
前記プレッサーは、編針を押圧すると、度違い度山カムによる引込み量が減少する中間の程度に、編針を針床に沈める、
ことを特徴とする請求項1記載の割り増やし方法。
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