JP2015212041A - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異常が生じたときに装置内に滞留する異常非起因紙をパージ処理により安定して排出する。
【解決手段】画像形成する際に、画像形成部に向けて第1搬送速度で用紙を搬送すると共に、第1搬送速度より低速である第2搬送速度で画像形成部において用紙を搬送する画像形成装置において、搬送中の用紙について異常が検知され、該異常に関与する異常起因紙が除去された状態で、異常非起因紙を装置外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう制御する際に、画像形成部に向けて異常非起因紙を搬送する搬送速度と、画像形成部において異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、第2搬送速度になるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、及び、画像形成装置に他の装置が接続された画像形成システム、並びに、画像形成装置や画像形成システムを制御する画像形成制御プログラムにおいて、紙詰まり(ジャム)等の異常によって装置内に滞留している滞留用紙を安定して排出する技術に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置には、多様な印刷条件に対応するために複数種類の用紙を収容する給紙トレイが各用紙別に複数設けられている。
また、用紙の両面に画像を形成すべく、第1面に画像が形成された用紙を反転させつつ循環させて、画像形成部に再給紙する画像形成装置も存在している。
なお、画像形成装置内のいずれかの位置で紙詰まりが発生した場合には、画像形成装置の動作を停止させた後に、ジャムを発止させた異常起因紙をユーザが除去し、その後にパージ処理として、画像形成装置内に滞留している用紙(異常非起因紙)を1箇所の排紙トレイに集めて自動的に排出する技術が存在している。
なお、紙詰まり発生時の異常非起因紙の取り扱いについては、以下の特許文献1−3に各種の提案が記載されている。
特開昭62−85261号公報 特開平07−215530号公報 特開2000−095389号公報
以上の特許文献1では、異常起因紙が除去された後に、異常非起因紙をセンサで検知して自動的にパージ処理を実行することが提案されている。
特許文献2では、パージ処理においてセンサが用紙を検知する度にタイマを動作させ、一定時間以上の検知がなければパージ処理完了と判断する処理が提案されている。
特許文献3では、パージ処理において、用紙搬送路の合流地点が存在する装置では、搬送経路それぞれで時間差を設けてそれぞれの搬送駆動モータを動作させることで、用紙の衝突を防止する手法が提案されている。
ところで、画像形成装置において、画像形成部においてトナー像を用紙に転写する際の用紙の搬送速度をプロセス搬送速度とした場合、このプロセス搬送速度よりも速い給紙搬送速度で給紙部からの用紙を画像形成部直前まで搬送させる搬送制御手法が知られている。
この搬送制御手法を用いることにより、給紙時に紙が多少滑るなどして給紙が多少遅れる場合であっても、画像形成装置直前の一時停止時間で前記遅れ時間を吸収することができ、画像形成インターバルを一定にし、生産性を確保できるようになる。
また、同じ給紙トレイから連続搬送する場合だけでなく、画像形成実行中に使用する給紙トレイを切り替えて画像形成する場合においても、プロセス搬送速度に対して給紙搬送速度が速いため、生産性の低下のない、もしくは生産性の低下を最小限に抑えることが可能である。
このような画像形成装置の場合、給紙トレイから画像形成部の手前(レジストローラ位置)まで給紙搬送速度で用紙を搬送し、レジストローラからはプロセス搬送速度で用紙を搬送させて画像形成を実行する。
ここで、レジストローラを回転させたときに、用紙サイズによるが用紙後端が給紙部ローラに掛かっている場合が発生する。このように用紙をレジストローラで駆動する際に用紙後端が給紙部ローラに掛かる場合には、クラッチ機構によって給紙部ローラを空回りさせることで、プロセス搬送速度で用紙が搬送される。
但し、このような状態において、次の用紙を給紙トレイから給紙開始するため、給紙部ローラのクラッチをONすることがある。すると、レジストローラで搬送されつつも後端が給紙部ローラに掛かって用紙では、用紙後端が給紙搬送速度で搬送されてしまう。すなわち、用紙先端はレジストローラによりプロセス搬送速度で搬送されているにもかかわらず、用紙後端はプロセス搬送速度よりも速い給紙搬送速度で後ろから押し込まれる状態になり、用紙が折れたり、紙詰まりが発生することがある。
このような状況の画像形成装置において、ジャム発生後に異常起因紙が除去された後にパージ処理によって、装置内に滞留している異常非起因紙を排出しようとすると、通常の画像形成時と同様に用紙を搬送させることが必要になる。
ここで、ジャム発生後は滞留用紙が搬送ローラの惰性により進んでおり、さらに、ユーザの異常起因紙除去操作によって、ジャム発生時とは異なる用紙状態になっていることがある。
従って、パージ処理のために通常の画像形成時と同様の用紙搬送を行った場合、上述したプロセス搬送速度と給紙搬送速度との違いにより、給紙部の紙が画像形成部に突っ込むなどして、再度紙詰まりになる可能性がある。また、画像形成装置に給紙装置が接続された画像形成システムでも、同様の問題が発生する可能性がある。
このような問題点については、以上の特許文献のいずれも対処することはできず、また、解決すべき課題としても認識されていなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、紙詰まりなどの異常が生じたときに画像形成装置内や画像形成システム内に滞留する異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能な、画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムを実現することを目的とする。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御プログラムは、以下のように構成される。
(1)用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部において前記用紙に画像形成する際に、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送すると共に、前記第1搬送速度より低速である第2搬送速度で前記画像形成部において前記用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部における前記用紙の搬送に関連する異常を検知する異常検知部と、前記搬送部による前記用紙の搬送と前記画像形成部における前記用紙に対する画像形成とを制御する制御部と、を有する画像形成装置又は画像形成システムであって、前記制御部は、前記異常検知部により異常が検知された前記用紙を異常起因紙、前記異常検知部により異常が検知された際に前記異常起因紙以外であって装置内に滞留している前記用紙を異常非起因紙、とした場合に、搬送中の前記用紙について前記異常検知部により異常が検知され、該異常に関与する前記異常起因紙が除去された状態で、前記異常非起因紙を装置外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記画像形成部に向けて前記異常非起因紙を搬送する搬送速度と、前記画像形成部において前記異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、前記第2搬送速度になるように制御する。
(2)上記(1)において、前記制御部は、前記第2搬送速度が前記用紙の紙種に応じて複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて前記第2搬送速度を決定するよう制御する。
(3)上記(2)において、前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず第2搬送速度を決定するか、のいずれかが選択可能に構成されている。
(4)上記(1)において、前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記第2搬送速度として複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を選択するよう制御する。
(5)上記(2)−(4)において、前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を第2搬送速度として決定するか、のいずれかが選択可能に構成されている。
(6)上記(2),(3),(5)において、前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記画像形成部において画像が転写された状態であって未定着の前記異常非起因紙の存在有無を調べ、前記未定着の異常非起因紙が存在する場合には前記第2搬送速度を前記異常非起因紙の紙種に応じて決定し、前記未定着の異常非起因紙が存在しない場合には紙種によらずに前記第2搬送速度を決定する。
(7)上記(1)において、前記制御部は、前記異常検知部により異常が検知される前の前記用紙の第2搬送速度に基づいて、前記パージ処理を実行する際の第2搬送速度を決定する。
(8)上記(1)−(7)において、前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に前記異常非起因紙を停止させずに外部に排出するように前記搬送部を制御する。
(9)上記(1)−(8)において、前記搬送部のいずれかの位置に前記用紙を検知するセンサを備えて構成され、前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に、前記センサによる前記用紙の検知結果が所定時間以上発生しない場合に、前記パージ処理を完了したと判断する。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御プログラムでは、以下のような効果が得られる。
(1)滞留用紙を排出するためにパージ処理を実行する際に、画像形成部に向けて異常非起因紙を搬送する搬送速度と、画像形成部において異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、共に画像形成用の搬送速度である第2搬送速度になるように制御する。これにより、画像形成部に向けての搬送と画像形成部での搬送との両方に掛かっている用紙でも、同じ搬送速度で搬送されるようになり、後ろから押し込まれることでの折れや詰まりが発生することは無くなり、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
(2)上記(1)で用紙の紙種に応じて第2搬送速度を複数の速度の中から選択可能である場合には、パージ処理を実行する際に、異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するよう制御することで、トナー像が転写済みであって未定着の異常非起因紙が存在していても安定した定着を行いつつパージ処理により排出することができるようになる。
(3)上記(2)でパージ処理における第2搬送速度を決定する際に、異常非起因紙の紙種に応じるか、異常非起因紙の紙種によらないか、のいずれかが選択可能であるため、定着性を重視するか、搬送性を重視するか、いずれかの状態で安定したパージ処理により排出することができるようになる。
(4)上記(1)で第2搬送速度として複数の速度のいずれかを選択可能である場合に、中間よりも高速側に属する速度をパージ処理を実行する際にの第2搬送速度として選択することで、生産性を重視しつつ安定したパージ処理により排出することができるようになる。
(5)上記(2)−(4)でパージ処理を実行する際に、異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、異常非起因紙の紙種によらず複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を第2搬送速度として決定するか、のいずれかが選択可能にすることで、定着性を重視しつつ安定したパージ処理又は生産性を重視しつつ安定したパージ処理のいずれかにより排出することができるようになる。
(6)上記(2),(3),(5)でパージ処理を実行する際に、未定着の異常非起因紙が存在する場合には第2搬送速度を異常非起因紙の紙種に応じて決定し、未定着の異常非起因紙が存在しない場合には紙種によらずに第2搬送速度を決定することで、定着性を重視しつつ安定したパージ処理と生産性を重視しつつ安定したパージ処理とを両立させつつ排出することができるようになる。
(7)上記(1)において、異常検知部により異常が検知される前の用紙の第2搬送速度に基づいて、パージ処理を実行する際の第2搬送速度を決定することで、ユーザの意図に基づく設定を反映した状態で、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
(8)上記(1)−(7)でパージ処理を実行する際に異常非起因紙を停止させずに外部に排出することで、異常非起因紙には余分な力が掛からずに、第2搬送速度で搬送され続けるので、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
(9)上記(1)−(8)で搬送部のセンサで用紙を検知しつつパージ処理を実行する際に、センサによる用紙の検知結果が所定時間以上発生しない場合にはパージ処理を完了したと判断することで、異常非起因紙をパージ処理により安定して確実に排出することが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の用紙搬送の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態のパージ処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の設定画面を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙搬送の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙搬送の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙搬送の様子を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〔画像形成装置の全体構成〕
図1と図2を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1では画像形成装置の各部の構成要素を機能別に図示している。また、図2では画像形成装置の各部の断面構成を模式的に図示している。
画像形成装置100は、制御部101と、通信部102と、操作表示部103と、記憶部104と、給紙部105と、搬送部110と、異常検知部115と、原稿読込部120と、画像データ記憶部130と、画像処理部140と、画像形成部150と、排出部190と、を備えて構成されている。
ここで、制御部101は、画像形成装置100内の各部を制御する。通信部102は、接続されている他の装置と通信する。操作表示部103は、操作者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部101に通知すると共に、画像形成装置100の状態表示を行う。記憶部104は、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される。給紙部105は、収容されている用紙を画像形成のタイミングに合わせて給紙する。搬送部110は、給紙され画像形成される用紙を所定速度で搬送する。異常検知部115は、図示されない各部のセンサにより異常検知としてのジャム検知を行う。原稿読込部120は、原稿をスキャンして画像データを生成する。画像データ記憶部130は、画像形成する際のイメージデータや各種データを記憶する。画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。画像形成部150は、画像形成命令と画像処理後のイメージデータとに基づいて印刷(以下、「画像形成」と言う)を実行する。なお、画像形成部150においては、像担持体151に形成されたトナー像を用紙に転写し、用紙上に転写されたトナー像を定着部159で定着する。なお、帯電,露光,現像,転写,定着といった既知の部位については詳細説明を省略する。排出部190は、用紙を画像形成装置100の外部の排紙トレイ等に排出する。
なお、この実施形態では、ジャム等の異常発生時に異常起因紙(異常の原因となった用紙)がユーザにより除去された後に、制御部101の制御により、その時点で画像形成装置100内に滞留している異常非起因紙を自動的にパージ処理として排出する機能を有している。
〔画像形成システムの全体構成〕
図3と図4を参照して、本実施の形態に係る画像形成システムの構成について説明する。
図3では画像形成システムの各部の構成要素を機能別に図示している。また、図4では画像形成システムの各部の断面構成を模式的に図示している。
この画像形成システムは、給紙装置50と、画像形成装置100と、後処理装置300とを備えて構成されている。
給紙装置50は、画像形成装置100の前段に接続され、制御部51と、通信部52と、給紙部55と、給紙搬送部57と、異常検知部58と、を備えて構成されている。ここで、制御部51は、給紙装置50各部を制御する。通信部52は、画像形成装置100と通信する。給紙部55は、収容されている用紙を所定のタイミングで給紙する。給紙搬送部57は、給紙部55からの用紙を画像形成装置100に向けて搬送する。異常検知部58は、給紙装置50内の各部のセンサにより異常検知としてのジャム検知を行う。
画像形成装置100は、給紙装置50の後段に接続され、制御部101と、通信部102と、操作表示部103と、記憶部104と、給紙部105と、搬送部110と、異常検知部115と、原稿読込部120と、画像データ記憶部130と、画像処理部140と、画像形成部150と、を備えて構成されている。ここで、画像形成装置100については、図1,図2と同一部分については同一番号を付して、説明を省略する。
後処理装置300は、画像形成装置100の後段に接続されており、制御部301と、通信部302と、記憶部304と、搬送部310と、異常検知部315と、パンチ部330と、折り部340と、綴じ部350と、断裁部360と、トレイを排出先として用紙を排出する排出部390と、を備えて構成される。
ここで、制御部301は、後処理装置300内の各部を制御する。通信部302は、画像形成装置100と通信する。記憶部304は、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される。搬送部310は、後処理装置300内で用紙を所定速度で搬送する。異常検知部315は、後処理装置300内の各所に配置されたセンサによりジャムを検知する。パンチ部330は、用紙に綴じ穴を開ける。折り部340は、用紙を中折り又は3つ折りに折る。綴じ部350は、用紙に中綴じや平綴じ等の綴じ処理って冊子を作成する。断裁部360は、冊子の小口部を断裁する。排出部390は、トレイを排出先として用紙を排出する。なお、以上の後処理装置300内の各用紙処理機能や各構成要素は一例であって、これらに限定されるものではない。
なお、この実施形態では、ジャム等の異常発生時に異常起因紙(異常の原因となった用紙)がユーザにより除去された後に、制御部101の制御により、その時点で画像形成システム内に滞留している異常非起因紙を自動的にパージ処理として排出する機能を有している。
〔用紙搬送について〕
図1の画像形成装置において、搬送部110は、用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110aと、用紙を画像形成部150において搬送するプロセス搬送部110bと、を有して構成される。
この画像形成装置において、図2のように、給紙搬送部110aは、給紙部105に収容されている用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110a1と、両面画像形成の際に循環搬送される用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110a2と、を有して構成される。
図3の画像形成システムにおいて、搬送部110は、用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110aと、用紙を画像形成部150において搬送するプロセス搬送部110bと、を有して構成される。
この画像形成システムにおいて、給紙搬送部110aは、図4に示すように、給紙部105に収容されている用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110a1と、両面画像形成の際に循環搬送される用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110a2と、給紙装置50からの用紙を画像形成部150に向けて第1搬送速度で搬送する給紙搬送部110a3と、を有して構成される。
なお、図2や図4では給紙搬送部110a1と給紙搬送部110a2とはレジストローラ150RRの手前で合流した状態を示しているが、この状態に限定されるものではない。
ここで、第1搬送速度は用紙を給紙する際の給紙搬送速度であり、第2搬送速度は用紙に画像形成する際のプロセス搬送速度である。この様子を図5に示す。この図5において、v1が第1搬送速度(給紙搬送速度)であり、v2が第2搬送速度(プロセス搬送速度)を示している。
そして、プロセス搬送速度よりも速い給紙搬送速度により、給紙搬送部110a1や給紙搬送部110a2からの用紙を、画像形成開始のタイミングより若干早めに画像形成部直前のレジストローラ150RRまで搬送させる。そして、レジストローラ150RRで用紙を待機させ、所定の画像形成開始のタイミングに合わせて、用紙をプロセス搬送速度で搬送させる。このようにすることで、給紙時に紙が多少滑るなどして給紙が多少遅れる場合であっても、画像形成装置直前のレジストローラ150RRにおける一時停止時間で、遅れ時間を吸収することができ、画像形成インターバルを一定にできる。
従って、レジストローラ150RRが、給紙搬送部110aとプロセス搬送部110bとの境界になる。
なお、図2、図4、図5において、レジストローラ150RRを回転させたときに、用紙サイズによるが用紙後端が給紙搬送部のローラに掛かっている場合が発生する。このように用紙をレジストローラ150RRで駆動する際に、用紙後端が給紙搬送部のローラに掛かる場合には、クラッチ機構によって給紙搬送部側のローラを空回りさせることで、プロセス搬送速度で用紙が搬送される。なお、図2と図4とにおいて、クロスハッチングで示されるローラが、クラッチ機構により空回り可能なローラである。
〔実施形態の動作〕
以下、本実施形態の画像形成装置及び画像形成システム及び画像形成制御プログラムについて、図6のフローチャートや図7以降の各種説明図を参照して動作手順に従って説明する。
まず、制御部101は、画像形成装置100の動作開始時やジョブ実行開始時に設定を操作表示部103から受け付ける(図6中のステップS101)。
この設定としては各種の設定項目が存在しうる。設定項目の内容としては、パージ処理の実行有無、パージ処理の実行内容などが存在する。この実施形態では、パージ処理実行:有り、と設定された場合を想定して説明を続ける。
例えば、パージ処理の実行内容に関しては、制御部101は、図7のような設定画面103Aを操作表示部103に表示する。この設定画面103Aでは、サブ設定画面103Acにおいて、パージ処理の際に滞留用紙をどのような搬送速度で搬送しつつ排出するかの設定が行える。
図7のサブ設定画面103Acで示される排出設定の選択肢の一例としては、以下の通りである。
・「高速パージモード」:滞留用紙の紙種によらず、給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、プロセス搬送速度における最高速度(あるいは、中間の速度よりも速く、最高速度に近い高速側の速度)になるように制御して、滞留用紙を排出するモード(図7中の選択肢(1))。滞留用紙については定着不良は問題にならないため、できるだけ短時間に排出して生産性を確保する。
・「中速パージモード」:滞留用紙の紙種によらず、給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、プロセス搬送速度における中間の速度(あるいは、中間の速度に近い速度)になるように制御して、滞留用紙を排出するモード(図7中の選択肢(2))。滞留用紙については、定着性や搬送安定性に配慮して、できるだけ安定した状態で排出する。
・「通常パージモード(1)」:給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、滞留用紙の紙種に応じたプロセス搬送速度になるように制御して、滞留用紙を排出するモード(図7中の選択肢(3))。滞留用紙についても定着性に配慮して、できるだけ安定した状態で排出する。
・「通常パージモード(2)」:
トナー転写済みで未定着の滞留用紙が存在していれば、給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、滞留用紙の紙種に応じたプロセス搬送速度になるように制御して、滞留用紙を排出するモード(図7中の選択肢(4))。また、トナー転写済みで未定着の滞留用紙が存在せず、トナー転写無しや定着済みの滞留用紙であれば、給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、高速側のプロセス搬送速度になるように制御して、滞留用紙を排出する。転写済みで未定着の滞留用紙が存在すれば安定した定着性に配慮し、転写済みで未定着の滞留用紙が存在しなければ生産性に配慮するようにし、効率よくバランスのとれた状態に制御する。
・「直前状態適用パージモード」:給紙搬送速度とプロセス搬送速度とを、ジャム等の異常が検知される前の用紙のプロセス搬送速度になるように制御して、滞留用紙を排出するモード(図7中の選択肢(5))。滞留用紙について、ユーザ設定の意図を反映して、ユーザ設定の状態に近づけつつ排出する。
以上のように、ユーザの選択によりパージ処理実行時の搬送速度を決定することができるため、生産性を重視して高速に排出するか、紙種に応じて設定した搬送速度で安定した状態で排出するか、安定性と生産性とのバランスがとれた状態で排出するか、ユーザが設定した直前状態を適用して排出するか、といったユーザの所望の状態でのパージ処理が可能になる。なお、いずれの状態を選択したとしても、給紙搬送速度とプロセス搬送速度とをプロセス搬送速度に一致させているため、安定した状態の排出が確保される。
なお、以上の設定において「高速」とは、絶対的な速度の値において低速/高速を意味するのではない。すなわち、複数のプロセス搬送速度を切り替えて動作するように構成された搬送部110における相対的な速度を意味している。従って、2種類の搬送速度が設定可能であれば低速/高速として扱うことができ、3種類の搬送速度が設定可能であれば低速/中速/高速として扱うことができる。また、更に細かく設定可能であれば、最低速/低速/中低速/中速/中高速/高速/最高速、などとして扱うことが可能である。
以上のように設定がなされた状態で、制御部101は、操作表示部103や外部コンピュータからのジョブについて画像形成の開始指示の発生を監視している(図6中のステップS102)。
画像形成開始指示が与えられると(図6中のステップS102でYES)、制御部101はジョブとして指定された画像データに基づいて用紙上に画像を形成するように、給紙部105、搬送部110、画像データ記憶部130、画像処理部140、画像形成部150の各部を制御する(図6中のステップS103)。なお、画像形成装置100外部の給紙装置50からの給紙が指定されていれば、制御部101は制御部51を介して給紙部55からの給紙を制御する。
また、後処理装置300での後処理が指定されていれば、同様にして、制御部101は制御部301を介して、後処理装置300内の用紙搬送や用紙処理を制御する。
また、制御部101は、ジョブについての画像形成を実行中に、異常検知部115による異常検知結果を監視している。なお、給紙装置50からの給紙が指定されていれば異常検知部58による異常検知結果を監視し、後処理装置300での用紙処理が指定されていれば異常検知部315による異常検知結果を監視している。
なお、異常検知部115等の異常検知とは、用紙の搬送経路に配置されているセンサの検知結果により、用紙が到達すべきタイミングになっても用紙が到達しない、用紙が通過していくべきタイミングなのに用紙がセンサに検知され続けている、などである。このため、異常検知部115等からは、センサの位置、または、センサ間の位置で用紙の搬送に異常が生じていることが、「異常発生:内容xx、位置xx」のように制御部101に通知される。
なお、このように異常が検知された場合の原因となった用紙を、「異常起因紙」と呼ぶ。また、異常が検知された時点で、画像形成装置100内や画像形成システム内で搬送途中で滞留している用紙を「異常非起因紙」と呼ぶ。このため、給紙トレイ内で全く給紙されていない用紙や、排出部で積載された用紙は、異常非起因紙に含まれない。
ここで、異常検知部115等から何ら異常検知結果が通知されない場合には(図6中のステップS104でNO)、ジョブとして指定された用紙枚数の最終用紙に至るまで画像形成を繰り返し実行する(図6中のステップS120)。
なお、図8は画像形成装置100で画像形成が実行されている様子を示し、p1〜p5の5枚の用紙が滞留用紙として存在している状態を示している。ここでは、用紙p1がプロセス搬送速度v2で搬送されており、用紙p2,p3,p4,p5が給紙搬送速度v1で搬送されている。
一方、異常検知部115等からジャム発生の異常検知結果が通知された場合には(図6中のステップS104でYES)、制御部101は、画像形成動作を一時停止するよう各部を制御し、異常起因紙も異常非起因紙も搬送を停止させる(図6中のステップS105)。また、制御部101は、異常非起因紙の中で、画像形成部150において画像が転写されたものの定着部における定着処理が完了していない用紙(転写済未定着用紙)が存在するか否かを判断し、異常非起因紙の中の転写済未定着用紙の存在有無を記憶する(図6中のステップS105)。
なお、この処理については、露光部により像担持体151に対して露光開始する時刻T0と、この像担持体151の回転によってトナー像が用紙に転写開始されるまでの時間t1と、転写部位置から定着部までの搬送距離d1と用紙長pd1と搬送速度v2と、から算出される時刻T1とT2との間に異常検知結果が通知された場合には、異常非起因紙の中に転写済未定着用紙ありと、制御部101が判断する。
なお、ここでは、
T1=T0+t1,
T2=T0+t1+(d1+pd1)/v2,である。
また、異常検知時には画像形成装置100内の滞留用紙の搬送が停止状態になるが、停止状態になるまでの惰性で滞留用紙が動いていることもある。そこで、定着部出口側付近にセンサが配置された場合であって、時刻T2において、定着部出口側付近のセンサに用紙後端が検出されれば異常非起因紙の中に転写済未定着用紙無し、定着部出口側付近のセンサに用紙が検出され続ければ異常非起因紙の中に転写済未定着用紙有り、と制御部101が判断することも可能である。
なお、図9は画像形成装置100で画像形成を実行中に用紙p1に異常が発生した状態を模式的に示している。ここで、p1が異常起因紙に該当する。また、p2〜p5の4枚の用紙が滞留用紙として存在している状態を示している。
ここでは、異常非起因紙の中に転写済未定着用紙は存在していない。
また、図10は画像形成装置100で画像形成を実行中に用紙p1に異常が発生した状態を模式的に示している。ここで、p1が異常起因紙に該当する。また、p2〜p5の4枚の用紙が滞留用紙として存在している状態を示している。ここでは、異常非起因紙である用紙p2が、画像形成部150において像担持体151からトナー像が転写されて定着を完了していないため、転写済未定着用紙に該当する。
また、制御部101は、異常検知部115等からジャム発生の異常検知結果が制御部101に通知されたことにより、異常起因紙をユーザに除去させる異常起因紙除去処理を実行する(図6中のステップS106)。この異常起因紙除去処理において制御部101は、異常起因紙の位置と異常起因紙の除去手順を操作表示部103に表示し、ユーザに異常起因紙の除去を促す。
搬送部各所に配置されたセンサの検知結果に基づいて異常検知部115等から異常解消が制御部101に通知されるまで、制御部101は異常起因紙除去処理を続ける(図6中のステップS107でNO、S106)。
異常検知部115等から異常解消が制御部101に通知されると(図6中のステップS107でYES)、制御部101は、パージ処理実行有無の設定(図6中のステップS101)でパージ処理を実行する設定であるか、パージ処理を実行しない設定であるか、を調べる(図6中のステップS108)。
パージ処理を実行しない設定であれば(図6中のステップS108でNO)、制御部101は、異常非起因紙の位置と異常非起因紙の除去手順を操作表示部103に表示し、ユーザが手動でジャム処理を実行するよう、異常非起因紙の除去を促す(図6中のステップS109)。
一方、パージ処理を実行する設定であれば(図6中のステップS108でYES)、制御部101は、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させるか否か(図6中のステップS110)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる際に転写済未定着用紙の存在に対応させるか否か(図6中のステップS111)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる際に転写済未定着用紙の存在に対応させる設定であって転写済未定着用紙が存在しているか否か(図6中のステップS112)、を判断する。
ここで、パージ処理を実行する設定であり(図6中のステップS108でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させない設定であれば(図6中のステップS110でNO)、制御部101は、設定(「高速パージモード」、「中速パージモード」、「直前状態適用パージモード」のいずれか)に基づいて、最高速、中速、異常発生直前の搬送速度のいずれか所定の搬送速度に、パージ処理の搬送速度を設定する(図6中のステップS113)。
また、パージ処理を実行する設定であり(図6中のステップS108でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる設定であり(図6中のステップS110でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる際に転写済未定着用紙の存在を考慮する設定である場合(図6中のステップS111でYES)、転写済未定着用紙が存在しない場合(図6中のステップS112でNO)、制御部101は、設定(「高速パージモード」、「中速パージモード」、「直前状態適用パージモード」のいずれか)に基づいて、パージ処理の搬送速度を設定する(図6中のステップS113)。
なお、この場合、給紙搬送部110a1の搬送速度、給紙搬送部110a2の搬送速度、プロセス搬送部110bの搬送速度が、全て同じ搬送速度になるように制御部101が設定する。また、給紙装置50を使用する場合であれば、給紙装置50内部の搬送速度と、画像形成装置100内で給紙部50からの給紙搬送部110a3の搬送速度も、給紙搬送部110a1の搬送速度、給紙搬送部110a2の搬送速度、プロセス搬送部110bの搬送速度と、全て同じ搬送速度になるように制御部101が設定する。
また、パージ処理を実行する設定であり(図6中のステップS108でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる設定であり(図6中のステップS110でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる際に転写済未定着用紙の存在を考慮しない設定である場合(図6中のステップS111でNO)、制御部101は、異常非起因紙の紙種に応じて、パージ処理の搬送速度を設定する(図6中のステップS114)。
また、パージ処理を実行する設定であり(図6中のステップS108でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる設定であり(図6中のステップS110でYES)、パージ処理の際の搬送速度を異常非起因紙の紙種に対応させる際に転写済未定着用紙の存在を考慮する設定であり(図6中のステップS111でYES)、転写済未定着用紙が存在する場合(図6中のステップS112でYES)、制御部101は、異常非起因紙の紙種に応じて、パージ処理の搬送速度を設定する(図6中のステップS114)。
ここで、異常非起因紙の紙種に応じてパージ処理の搬送速度を決定するとは、主に紙厚などによって定まる定着部の定着性を考慮して、転写済未定着用紙であっても定着部で適切な定着がなされるような搬送速度を設定する。従って、厚みのある用紙の場合には搬送速度が中速あるいは低速になる。
なお、この場合、給紙搬送部110a1の搬送速度、給紙搬送部110a2の搬送速度、プロセス搬送部110bの搬送速度が、全て同じ搬送速度になるように制御部101が設定する。また、給紙装置50を使用する場合であれば、給紙装置50内部の搬送速度と、画像形成装置100内で給紙部50からの給紙搬送部110a3の搬送速度も、給紙搬送部110a1の搬送速度、給紙搬送部110a2の搬送速度、プロセス搬送部110bの搬送速度と、全て同じ搬送速度になるように制御部101が設定する。
以上のようにして、制御部101は、搬送速度についての設定と転写済未定着用紙の有無状態とによりパージ処理の際の搬送速度を設定し(図6中のステップS110〜S114)、設定された搬送速度でパージ処理を実行するように各部を制御する(図6中のステップS115)。
これにより、給紙搬送部110a1の搬送速度、給紙搬送部110a2の搬送速度、プロセス搬送部110bの搬送速度が、全て同じ搬送速度になるように制御部101により搬送制御される。また、給紙装置50を使用する場合であれば、給紙装置50内部の搬送速度と、画像形成装置100内で給紙部50からの給紙搬送部110a3の搬送速度も含めて全て同じ搬送速度になるように制御される。
この結果、画像形成部150に向けての給紙搬送部110aでの搬送と画像形成部150でのプロセス搬送部110bでの搬送との両方に掛かっている用紙であっても、同じ搬送速度で搬送されるようになる。すなわち、用紙が後ろから押し込まれることでの折れや詰まりが発生することは無くなり、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
このパージ処理実行の際に、制御部101は、各搬送部に設置されたセンサの検知結果を監視しており、全てのセンサによる用紙の検知結果が所定時間以上発生しない場合には、パージ処理を完了したと判断する(図6中のステップS116でYES)。このようにセンサの検知結果を参照することで、異常非起因紙をパージ処理により安定して確実に排出することが可能になる。
また、このパージ処理を実行する際には、制御部101は、異常非起因紙を停止させずに連続した搬送処理により外部に排出するよう制御する。すなわち、パージ処理では、レジストローラ150RRにおいても搬送を停止させないように制御する。このようにすることで、異常非起因紙には余分な力が掛からずに、全範囲で一定の搬送速度で搬送され続けるので、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
そして、パージ処理が完了した時点で、制御部101は、画像形成装置100等(画像形成装置100単体での動作時には画像形成装置100、画像形成システムとしての動作時には給紙装置50と画像形成装置100と後処理装置300)の各部の動作を停止させる(図6中のステップS117)。
なお、手動でジャム処理(図6中のステップS109)された場合も、制御部101は、画像形成装置100等(画像形成装置100単体での動作時には画像形成装置100、画像形成システムとしての動作時には給紙装置50と画像形成装置100と後処理装置300)の各部の動作を停止させる(図6中のステップS117)。
この後、ユーザから操作表示部103にジョブの再スタートの指示があれば(図6中のステップS118でYES)、制御部101はリカバリ処理を実行し(図6中のステップS119)、ジャム起因紙とパージ処理で排出されたジャム非起因紙との部分から画像形成を再開する。そして、制御部101は、ジョブとして指定された用紙枚数の最終用紙に至るまで画像形成を繰り返し実行する(図6中のステップS120)。
なお、以上の説明では、画像形成装置100と画像形成システムとについて説明してきたが、これに限定されるものではない。すなわち、画像形成制御プログラムとして、画像形成装置100や画像形成システムの制御部を所定の状態に動作させることで、上述したパージ処理を実行することが可能である。
〔その他の実施形態(1)〕
以上の実施形態において具体例として用いた部分は、本実施形態の特徴や作用効果を損なわない範囲で各種の変形が可能である。
例えば、給紙搬送部110a1の画像形成時の給紙搬送速度と循環搬送部110a2の両面画像形成時の循環給紙搬送速度とは図5の説明では共にv1であるとしていたが、これに限定されず、異なる搬送速度であっても良い。すなわち、パージ処理を実行する際に、各部の搬送速度がプロセス搬送速度v2で一致すれば良く、通常の画像形成時の搬送速度では各種の変形が可能である。なお、給紙装置50からの給紙搬送部110a3についても同様である。
〔その他の実施形態(2)〕
パージ処理を実行する際に、各部の搬送速度がプロセス搬送速度v2で一致することについては、厳密に搬送速度が一致するだけでなく、給紙搬送部110a(110a1,110a2,110a3)の給紙搬送速度がプロセス搬送部110bにおけるプロセス搬送速度を超えないように制御することも含まれる。
この結果、画像形成部150に向けての給紙搬送部110aでの搬送と画像形成部150でのプロセス搬送部110bでの搬送との両方に掛かっている用紙であっても、用紙が後ろから押し込まれることでの折れや詰まりが発生することは無くなり、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
〔その他の実施形態(3)〕
パージ処理を実行する際に、画像形成装置100における排出部190の搬送速度(排出搬送速度)、画像形成システムにおける後処理装置300内の搬送速度(排出搬送速度)、画像形成システムにおける後処理装置300の排出部390での搬送速度(排出搬送速度)については、厳密にプロセス搬送速度に一致させるだけでなく、上述した排出搬送速度がプロセス搬送部110bにおけるプロセス搬送速度を下回らないように制御することも含まれる。
この結果、画像形成部150でのプロセス搬送部110bでの搬送とその下流に位置する排出部190や後処理装置300での搬送との両方に掛かっている用紙であっても、用紙が後ろから押し込まれることでの折れや詰まりが発生することは無くなり、異常非起因紙をパージ処理により安定して排出することが可能になる。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
110 搬送部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
190 排出部

Claims (20)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において前記用紙に画像形成する際に、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送すると共に、前記第1搬送速度より低速である第2搬送速度で前記画像形成部において前記用紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部における前記用紙の搬送に関連する異常を検知する異常検知部と、
    前記搬送部による前記用紙の搬送と前記画像形成部における前記用紙に対する画像形成とを制御する制御部と、を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記異常検知部により異常が検知された前記用紙を異常起因紙、前記異常検知部により異常が検知された際に前記異常起因紙以外であって装置内に滞留している前記用紙を異常非起因紙、とした場合に、
    搬送中の前記用紙について前記異常検知部により異常が検知され、該異常に関与する前記異常起因紙が除去された状態で、前記異常非起因紙を装置外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記画像形成部に向けて前記異常非起因紙を搬送する搬送速度と、前記画像形成部において前記異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、前記第2搬送速度になるように制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2搬送速度が前記用紙の紙種に応じて複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて前記第2搬送速度を決定するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず第2搬送速度を決定するか、のいずれかが選択可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記第2搬送速度として複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を選択するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を第2搬送速度として決定するか、のいずれかが選択可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項2−4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記画像形成部において画像が転写された状態であって未定着の前記異常非起因紙の存在有無を調べ、
    前記未定着の異常非起因紙が存在する場合には前記第2搬送速度を前記異常非起因紙の紙種に応じて決定し、
    前記未定着の異常非起因紙が存在しない場合には紙種によらずに前記第2搬送速度を決定する、
    ことを特徴とする請求項2,3,5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記異常検知部により異常が検知される前の前記用紙の第2搬送速度に基づいて、前記パージ処理を実行する際の第2搬送速度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に前記異常非起因紙を停止させずに外部に排出するように前記搬送部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1−7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送部のいずれかの位置に前記用紙を検知するセンサを備えて構成され、
    前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に、前記センサによる前記用紙の検知結果が所定時間以上発生しない場合に、前記パージ処理を完了したと判断する、
    ことを特徴とする請求項1−8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置と、収容されている用紙を画像形成装置に対して搬送可能になるように前記画像形成装置に接続される給紙装置と、を備えて構成される画像形成システムであって、
    前記給紙装置は、前記画像形成装置内の画像形成部において前記用紙に画像形成する際に、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部における前記用紙の搬送に関連する異常を検知する異常検知部と、を備えて構成され、
    前記画像形成装置は、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送すると共に、前記第1搬送速度より低速である第2搬送速度で前記画像形成部において前記用紙を搬送する搬送部を備えて構成され、
    前記画像形成装置内の制御部は、
    画像形成システム内で異常が検知された前記用紙を異常起因紙、異常が検知された際に前記異常起因紙以外であって画像形成システム内に滞留している前記用紙を異常非起因紙、とした場合に、
    搬送中の前記用紙について前記異常検知部により異常が検知され、該異常に関与する前記異常起因紙が除去された状態で、前記異常非起因紙を画像形成システム外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記画像形成装置内又は前記給紙装置内で前記画像形成部に向けて前記異常非起因紙を搬送する搬送速度と、前記画像形成部において前記異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、前記第2搬送速度になるように制御する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  11. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において前記用紙に画像形成する際に、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送すると共に、前記第1搬送速度より低速である第2搬送速度で前記画像形成部において前記用紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部における前記用紙の搬送に関連する異常を検知する異常検知部と、
    前記搬送部による前記用紙の搬送と前記画像形成部における前記用紙に対する画像形成とを制御する制御部と、を有する画像形成装置を制御する画像形成制御プログラムであって、
    前記制御部は、
    前記異常検知部により異常が検知された前記用紙を異常起因紙、前記異常検知部により異常が検知された際に前記異常起因紙以外であって装置内に滞留している前記用紙を異常非起因紙、とした場合に、
    搬送中の前記用紙について前記異常検知部により異常が検知され、該異常に関与する前記異常起因紙が除去された状態で、前記異常非起因紙を装置外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記画像形成部に向けて前記異常非起因紙を搬送する搬送速度と、前記画像形成部において前記異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、前記第2搬送速度になるようにコンピュータを動作させる画像形成制御プログラム。
  12. 前記制御部は、前記第2搬送速度が前記用紙の紙種に応じて複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて前記第2搬送速度を決定するようコンピュータを動作させる請求項11記載の画像形成制御プログラム。
  13. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず第2搬送速度を決定するか、のいずれかが選択可能なようコンピュータを動作させる請求項12に記載の画像形成制御プログラム。
  14. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記第2搬送速度として複数の速度のいずれかを選択可能である場合には、複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を選択するようコンピュータを動作させる請求項11記載の画像形成制御プログラム。
  15. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記異常非起因紙の紙種に応じて第2搬送速度を決定するか、前記異常非起因紙の紙種によらず複数の速度の中で中間の速度よりも高速側に属する速度を第2搬送速度として決定するか、のいずれかが選択可能なようにコンピュータを動作させる請求項12−14のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  16. 前記制御部は、前記パージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、前記画像形成部において画像が転写された状態であって未定着の前記異常非起因紙の存在有無を調べ、
    前記未定着の異常非起因紙が存在する場合には前記第2搬送速度を前記異常非起因紙の紙種に応じて決定し、
    前記未定着の異常非起因紙が存在しない場合には紙種によらずに前記第2搬送速度を決定するようコンピュータを動作させる請求項12,13,15のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  17. 前記制御部は、前記異常検知部により異常が検知される前の前記用紙の第2搬送速度に基づいて、前記パージ処理を実行する際の第2搬送速度を決定するするようコンピュータを動作させる請求項11に記載の画像形成制御プログラム。
  18. 前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に前記搬送部が前記異常非起因紙を停止させずに外部に排出ようコンピュータを動作させる請求項11−17のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  19. 前記搬送部のいずれかの位置に前記用紙を検知するセンサを備えて構成され、
    前記制御部は、前記パージ処理を実行する際に、前記センサによる前記用紙の検知結果が所定時間以上発生しない場合に、前記パージ処理を完了したと判断するようコンピュータを動作させる請求項11−18のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  20. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置と、収容されている用紙を画像形成装置に対して搬送可能になるように前記画像形成装置に接続される給紙装置と、を備えて構成される画像形成システムを制御する画像形成制御プログラムであって、
    前記給紙装置は、前記画像形成装置内の画像形成部において前記用紙に画像形成する際に、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部における前記用紙の搬送に関連する異常を検知する異常検知部と、を備えて構成され、
    前記画像形成装置は、前記画像形成部に向けて第1搬送速度で前記用紙を搬送すると共に、前記第1搬送速度より低速である第2搬送速度で前記画像形成部において前記用紙を搬送する搬送部を備えて構成され、
    前記画像形成装置内の制御部は、
    画像形成システム内で異常が検知された前記用紙を異常起因紙、異常が検知された際に前記異常起因紙以外であって画像形成システム内に滞留している前記用紙を異常非起因紙、とした場合に、
    搬送中の前記用紙について前記異常検知部により異常が検知され、該異常に関与する前記異常起因紙が除去された状態で、前記異常非起因紙を画像形成システム外に排出すべく搬送するパージ処理を実行するよう前記搬送部を制御する際に、
    前記画像形成装置内又は前記給紙装置内で前記画像形成部に向けて前記異常非起因紙を搬送する搬送速度と、前記画像形成部において前記異常非起因紙を搬送する搬送速度とを、前記第2搬送速度になるようコンピュータを動作させる画像形成制御プログラム。
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