JP2015210057A - 給湯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の給湯機は、給湯設定温度を所定の高温度に変更指示する第1のリモコンと、給湯水の流量と温度を検出する給湯センサと、を備え、前記第1のリモコンによる給湯設定温度の変更指示の後に、前記給湯センサにより検出した給湯水の温度に基づいて変更指示された給湯設定温度に加熱して給湯し、前記変更指示された給湯温度の給湯が所定給湯時間おこなわれたとき、または、前記給湯センサにより検出した前記変更指示された給湯温度の給湯水の流量の積算値が所定量となったときに、給湯設定温度を、前記第1のリモコンにより変更指示された直前の給湯設定温度に復帰するようにした。
【選択図】 図4
Description
そのほか、台所や浴室には、水栓にサーモスタットを内蔵して、設定温度に応じて湯と水道水の混合比を変えて設定温度の湯水を得る混合水栓が設置されている。
詳細には、本実施例の給湯機では、利用者が給湯機の台所リモコンの操作により野菜の高温洗い用の湯温設定をおこない、この設定変更に基づいて給湯温度が変更され、給湯が開始されてから所定時間あるいは所定給湯量の野菜の高温洗い用の高温湯が給湯される。そして、利用者が前記台所リモコンの再設定(復帰のための設定)をおこなうことなく、給湯温度の設定を自動的に野菜の高温洗い用の設定をおこなった以前の状態に復帰する。
図1は、本実施例の給湯機の構成の概要を示す図である。
本実施例の給湯機は、貯湯ユニット1と熱源ユニット2から構成され、台所の蛇口3と浴室の蛇口・シャワー4と浴そう5に給湯する。台所と浴室に給湯される湯は、貯湯ユニット1の貯湯タンク6に貯留されている高温湯から生成される。
浴そう5には、貯湯タンク6の上部の高温湯と減圧弁7により減圧された水道水とが、混合弁8により混合されて給湯される。混合弁8の混合比は、後述するふろ温度の湯温設定と、図示しない給水サーミスタで検出した減圧弁7の下流の水道水の水温と、図示しない貯湯タンク6の上部サーミスタで検出した貯湯タンク6の上部の高温湯の湯温とから決まり、図示しない給湯機の制御部により混合弁8が制御されている。
実施例の給湯機は、熱交換器9と、熱交換器9に貯湯タンク6の湯水を循環させる循環ポンプ10を備えている。そして、熱交換器9には、水道水が、減圧器7を経由することなく、直結給水されている。また、熱交換器9には、貯湯タンク6の上部の高温湯が流入し、水道水に熱移動して低温になった湯水が、貯湯タンク6の下部に還流するように、循環ポンプ10で駆動されている。この構成により、熱交換器9で貯湯タンク6の湯水の熱が水道水に熱移動され、高温の水道水が台所の蛇口3と浴室の蛇口・シャワー4に給湯される。本実施例の給湯機は、水道直圧型の構成を採用しており、蛇口・シャワー4での水圧低下の問題がない。
また、台所の蛇口3と浴室の蛇口・シャワー4は、それぞれ混合弁をもち、熱交換器9で加熱された高温の湯水と水道水が、利用者により適宜混合されて湯温や湯量が調整される。
実施例の給湯機では、台所の蛇口3に加温した水道水を直結給湯しているので、貯湯タンク6の湯を混合する場合に比べて、野菜洗浄の衛生面での問題も生じない。
水道水と貯湯ユニット1の高温湯を混ぜ、設定温度の湯水の給湯をおこなう高圧力型(減圧弁方式)の給湯機にも適用できる。また、湯温設定がおこなえるものであれば、温水の貯留をおこなわないガス給湯機にも適用可能である。
通話ボタン27は、台所リモコン12と浴室リモコン13のマイク28とスピーカ29により、台所と浴室の利用者で通話をおこなうことを指示するボタンである。
以下に、ボタンの機能を説明するが、図2の台所リモコン12と同じ符号のボタンは、同じ機能をもつボタンのため、説明を省略する。
実施例の給湯機の図示しない制御部は、図2で説明した台所リモコン12の野菜洗浄ボタン24が押下されたか判定し(S30)、押下されていなければ野菜洗浄ボタン24の押下を待つ(S30のNo)。
野菜洗浄ボタン24の押下の検出は、2度押しを検出するようにしてもよい。これによれば、台所リモコン12の操作ミスによる高温給湯を防止できるので、安全性がより向上する。
浴室リモコン13による高温給湯注意等の注意喚起表示や注意喚起の音声出力は、野菜洗浄のための高温給湯が完了するまで、継続的におこなうことがのぞましい。
湯温が50℃になっていれば(S36のYes)、高温給湯の湯量積算値と給湯時間をリセットする(S37)。つまり、給湯センサ11の温度センサにより50℃を検出した時を、野菜洗浄のための高温給湯の開始点とする。
給湯温度の変更操作がおこなわれている場合には(S38のYes)、この給湯温度の設定変更を無効とし、浴室リモコン13の表示部20に高温給湯中等の警告表示やスピーカ29により警告メッセージ出力する(S39)。これは、50℃の高温湯水が浴室に給湯され、熱傷等の問題が生じることを防止するためである。
判定は、前記高温給湯の湯量積算値が、所定の流量値以上か否かで判定する。具体的には、10リットル程度であればよいが、使用方法により変わるため、台所リモコン12により流量値を設定できるようにするとよい。
詳細には、S32で退避した野菜洗浄ボタン24の押下以前の給湯温度設定値を読み出して給湯温度設定を復帰する。そして、台所リモコン12の表示部20と浴室リモコン13の表示部20に高温給湯が終了したことを表示するとともに、スピーカ29に高温給湯が終了したことを音声出力する。これにより、野菜洗浄ボタン24の押下により開始した高温給湯の処理が正常終了する。
ここで、浴室リモコン13から高温給湯の終了を通知するのは、浴室の給湯利用者に給湯温度等の変更操作をおこなえるようになったことを通知するためである。
判定は、前記高温給湯の給湯時間が、所定の時間値以上か否かで判定する。具体的には、数分の値(例えば3分)であればよいが、使用方法により変わるため、台所リモコン12により時間値を設定できるようにするとよい。
所定の時間値に到達した場合には(S41のYes)、先に説明したS43の野菜洗浄のための高温給湯の終了処理をおこなう。
具体的には、1リットル/分以上の流量変化を検出したときに、高温給湯の中断処理(S44)に遷移する。
S42の判定は、高温給湯中に浴室の蛇口・シャワー4が開栓され、高温の湯水が給湯されていることを検出するための処理である。
2 熱源ユニット
3 蛇口
4 蛇口・シャワー
5 浴そう
6 貯湯タンク
7 減圧弁
8 混合弁
9 熱交換器
10 循環ポンプ
11 給湯センサ
Claims (10)
- 給湯設定温度を所定の高温度に変更指示する第1のリモコンと、
給湯水の流量と温度を検出する給湯センサと、を備え、
前記第1のリモコンによる給湯設定温度の変更指示の後に、
前記給湯センサにより検出した給湯水の温度に基づいて変更指示された給湯設定温度に加熱して給湯し、
前記変更指示された給湯温度の給湯が所定給湯時間おこなわれたとき、または、前記給湯センサにより検出した前記変更指示された給湯温度の給湯水の流量の積算値が所定量となったときに、給湯設定温度を、前記第1のリモコンにより変更指示された直前の給湯設定温度に復帰する
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記第1のリモコンにより変更指示される給湯設定温度は、45℃〜55℃の範囲の野菜洗浄用の温度である
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
蛇口から出る給湯水の温度が前記変更指示された給湯設定温度になったときに、高温給湯の開始通知をおこなう
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項3に記載の給湯機において、
前記給湯センサで検出した給湯水の温度が、前記変更指示された給湯設定温度になったときから、給湯機から蛇口までの配管遅延に対応する所定時間後に、前記第1のリモコンに高温給湯の開始表示をおこなうか、または、高温給湯の開始を音声出力して、高温給湯の開始通知をおこなう
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記第1のリモコンと異なる場所の給湯状態を制御する第2のリモコンを備え、
前記第1のリモコンで給湯設定温度が高温度に変更指示されたときに、前記第2のリモコンに高温給湯の注意喚起表示をおこなうか、または、高温給湯の注意喚起を音声出力する
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項5に記載の給湯機において、
前記第2のリモコンでおこなう注意喚起表示や注意喚起の音声出力は、前記高温給湯が完了するまで継続的におこなう
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記第1のリモコンで給湯設定温度の変更指示されたときに、給湯がおこなわれていた場合には、前記第1のリモコンの変更指示を無効とする
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記変更指示された高温給湯中に、前記給湯センサが所定値以上の給湯水の流量変化を検出したときには、給湯設定温度を、前記第1のリモコンにより変更指示された直前の給湯設定温度に復帰して、高温給湯を中断する
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記第1のリモコンと異なる場所の給湯状態を制御する第2のリモコンを備え、
前記第1のリモコンで変更指示された高温給湯中には、前記第2のリモコンによる給湯温度の設定変更を無効とする
ことを特徴とする給湯機。 - 請求項1に記載の給湯機において、
前記第1のリモコンによる給湯設定温度の変更指示の後に、前記給湯センサで検出した給湯水の温度が前記変更指示された給湯設定温度になったときに、前記給湯時間と前記流量の積算値をリセットする
ことを特徴とする給湯機。
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