JP5632775B2 - ガス給湯器 - Google Patents
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Description
前記湯沸かし時コストが、次式
(TE−TN)×VN÷η1×CG+(VE−VN)×CW+(TE−TW)×(VE−VN)÷η2×CG
にて算出され、
前記湯張り時コストが、次式
VE×CW+(TE−TW)×VE÷η2×CG
にて算出される点にある。
但し、TE:設定目標湯水温度、TN:浴槽内湯水温度、VE:設定目標湯水量、VN:浴槽内湯水量、TW:供給水温度、CG:燃料ガスの単位量あたりのコスト、CW:供給水の単位量あたりのコスト、η1:追焚運転時のエネルギ効率、η2:給湯運転時のエネルギ効率である。
したがって、第2特徴構成によれば、上記第1特徴構成の好適な実施形態を提供することができる。
したがって、ガス給湯器の利用者は、比較手段の比較結果として湯沸かし時コストと湯張り時コストとの大小を容易に認識することができるものとなるため、浴槽内に湯水がある状態から浴槽内湯水量を設定目標湯水量とし且つ浴槽内湯水温度を設定目標湯水温度とすべく浴槽貯湯運転を実行する場合と、浴槽内に湯水がない状態から浴槽内湯水量を設定目標湯水量とし且つ浴槽内湯水温度を設定目標湯水温度とすべく浴槽貯湯運転を実行する場合とのうち、よりコストの小さい処理を選択して浴槽貯湯運転を行うことが容易にできるものとなる。
したがって、第4特徴構成によれば、上記第3特徴構成による作用効果に加えて、コスト算出手段が算出した湯沸かし時コストと湯張り時コストとの大小の比較結果を効率的にガス給湯器の利用者に報知することができる。
したがって、ガス給湯器の利用者が、ガス給湯器に対して浴槽内に湯水がある状態から浴槽貯湯運転を実行するか、浴槽内に湯水がない状態から浴槽貯湯運転を実行するかの選択をすることなく、単に浴槽貯湯運転を実行することを指令するのみの簡易な操作で、コスト削減を適切に実現可能となるガス給湯器を提供することができる。
図1に示すように、このガス給湯器は、浴室Yに備えられる浴槽Y1の下部に備えられる風呂アダプタY2と給湯器本体1に備えられる加熱部Nとの間を、浴槽戻路C1と浴槽往路C2とから構成され且つ循環ポンプPにより浴槽Y1内の残水を加熱部Nとの間で強制循環させるように構成される循環路Cにて接続して、給湯器本体と浴槽との間で循環する浴槽Y1内の湯水を加熱部Nにて加熱して浴槽Y1に供給する追焚運転を実行可能に構成されている。
また、このガス給湯器は、給水源と循環路Cにおける加熱部Nよりも上流側との間を、加熱部Nを経由して接続する給湯回路C3を備え、給水源から供給される給水を加熱部Nにて加熱し、循環路Cを介して浴槽Y1に供給する給湯運転を実行可能に構成されている。
浴槽水量センサS5は、水圧検出式に構成されて、運転制御部Hは、ガス給湯器の試運転時に計測した水量と浴槽水量センサS5にて計測した水圧との関係をテーブルに保持するように構成されている。そして、運転制御部Hは、浴槽水量センサS5にて検出した水圧値の情報と保持した水量と水圧との関係に基づいて浴槽Y1内の水量を検出するように構成されている。
また、運転制御部Hは、注湯電磁弁K1、ガス電磁弁K2、及び、循環ポンプPと通信可能に接続されて、それらに対して作動を指令するように構成されている。また、運転制御部Hは、ガス電磁弁K2の開度とバーナBへのガス供給量との相関についてのテーブルを保持している。
ガス給湯器の利用者によるガス給湯器への情報入力は、リモコンRに備えられる設定ボタン26、選択ボタン27、及び確定ボタン28と、インクリメントボタン22及びデクリメントボタン23との組み合わせによって実現され、浴槽Y1内に貯留したい湯水の設定目標湯水量と設定目標湯水温度とを設定可能に構成されている。また、リモコンRには、沸かし直しを指令する沸かし直しボタン24と、湯はりを指令する湯はりボタン25が設けられている。ここで、沸かし直しボタン24は、浴槽Y1内に湯水がある状態から浴槽内湯水量を設定目標湯水量とし且つ浴槽内湯水温度を設定目標湯水温度とすべく浴槽貯湯運転を実行することを指令するためのものであり、湯はりボタン25は、浴槽Y1内に湯水がない状態から浴槽内湯水量を設定目標湯水量とし且つ浴槽内湯水温度を設定目標湯水温度とすべく浴槽貯湯運転を実行することを指令するためのものである。
さらに、ガス給湯器からガス給湯器の利用者への情報の出力は、報知手段としての液晶表示部20又はスピーカ21を通じて実行されるように構成されている。
尚、給湯運転においては循環ポンプPは停止しており、加熱された給水は、浴槽戻路C1と浴槽往路C2との双方から浴槽Y1に供給される。
運転制御部Hは、図4に示すリモコンRのいずれかのボタンが操作されたか否かを検出するように構成されている。そして、リモコンRのいずれかのボタンが操作されたことを識別すると(#1)、浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて浴槽Y1内の湯水の水量を検出し(#2)、判別手段が#2での検出結果に基づいて浴槽内に湯水があるか否かを判別する(#3)。
湯沸かし時コストが、次式
(TE−TN)×VN÷η1×CG+(VE−VN)×CW+(TE−TW)×(VE−VN)÷η2×CG
にて算出され、
前記湯張り時コストが、次式
VE×CW+(TE−TW)×VE÷η2×CG
にて算出される。
ここで、TEはリモコンRにて設定された設定目標湯水温度であり、TNは浴槽戻りサーミスタS1にて検出される浴槽内湯水温度であり、VEはリモコンRにて設定された設定目標湯水量であり、VNは浴槽内湯水量検出手段にて検出された浴槽内湯水量であり、TWは入水サーミスタS3にて検出された供給水温度であり、CGは燃料ガスの単位量あたりのコストであり、CWは供給水の単位量あたりのコストであり、η1は追焚運転時のエネルギ効率であり、η2は給湯運転時のエネルギ効率である。
また、追焚運転時のエネルギ効率η1、及び、給湯運転時のエネルギ効率η2は、事前に測定された値であり、追焚運転時のエネルギ効率η1は約70、給湯運転時のエネルギ効率η2は約82〜83である。
(イ)上記実施形態では、運転制御部Hが、#8における比較手段H3での比較結果に基づいて、リモコンRの液晶表示部20に湯沸かし時コストと湯張り時コストとの比較に基づく情報を液晶表示部20に出力するように構成したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、以下のように構成してもよい。
そして、運転制御部Hが、#8における比較手段H3での比較結果に基づいて、湯沸かし時コストの方が湯張り時コストよりも小さいと判別したときには、浴槽貯湯運転として給湯運転及び追焚運転を実行し、湯張り時コストの方が湯沸かし時コストよりも小さいと判別しかつ浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて湯水がないと判別したときには浴槽貯湯運転として給湯運転を実行し、湯張り時コストの方が湯沸かし時コストよりも小さいと判別しかつ浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて湯水があると判別したときには浴槽貯湯運転として自動排水処理を実行した後に給湯運転を実行するように構成してもよい。
Y1 浴槽
S5 浴槽水量センサ(浴槽内湯水量検出手段)
H 運転制御部(制御手段)
H1 判別手段
H2 コスト算出手段
H3 比較手段
R リモコン
20 液晶表示部(報知手段)
Claims (5)
- 給湯器本体と浴槽との間で循環する湯水を加熱する追焚運転、又は、給水源から供給される給水を加熱して前記浴槽に供給する給湯運転のいずれか一方又は双方を実行することによって、前記浴槽内に設定目標湯水量かつ設定目標湯水温度の湯を貯湯する浴槽貯湯運転を実行可能なガス給湯器であって、
浴槽内湯水量を検出する浴槽内湯水量検出手段を備え、
前記浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて前記浴槽内に湯水があるか否かを判別する判別手段を備え、
前記判別手段が湯水があると判別した場合に、
前記浴槽内に湯水がある状態から浴槽内湯水量を前記設定目標湯水量とし且つ浴槽内湯水温度を前記設定目標湯水温度とすべく前記浴槽貯湯運転を行う湯沸かし処理を実行する場合の湯沸かし時コストと、
前記浴槽内に湯水がない状態から浴槽内湯水量を前記設定目標湯水量とし且つ前記浴槽内湯水温度を前記設定目標湯水温度とすべく前記浴槽貯湯運転を行う湯張り処理を実行する場合の湯張り時コストとを算出するコスト算出処理を実行するコスト算出手段を備えたガス給湯器。 - 前記コスト算出処理として、
前記湯沸かし時コストが、次式
(TE−TN)×VN÷η1×CG+(VE−VN)×CW+(TE−TW)×(VE−VN)÷η2×CG
にて算出され、
前記湯張り時コストが、次式
VE×CW+(TE−TW)×VE÷η2×CG
にて算出される請求項1記載のガス給湯器。
但し、TE:設定目標湯水温度、TN:浴槽内湯水温度、VE:設定目標湯水量、VN:浴槽内湯水量、TW:供給水温度、CG:燃料ガスの単位量あたりのコスト、CW:供給水の単位量あたりのコスト、η1:追焚運転時のエネルギ効率、η2:給湯運転時のエネルギ効率 - 前記コスト算出手段が算出した前記湯沸かし時コストと前記湯張り時コストとの大小を比較する比較手段を備え、
前記比較手段の比較結果を、報知手段にて報知可能に構成されている請求項1又は2記載のガス給湯器。 - 前記報知手段が、前記ガス給湯器に対する運転を指令するリモコンに設けられる表示手段である請求項3記載のガス給湯器。
- 前記浴槽貯湯運転を実行する制御手段と、
前記浴槽に、その浴槽内の湯水を自動排水する自動排水手段が設けられ、
前記制御手段が、前記自動排水手段を駆動して前記浴槽内の湯水を排水する自動排水処理を実行可能に構成されるとともに、算出した前記湯沸かし時コストと前記湯張り時コストとの大小を判別するように構成され、
前記湯沸かし時コストの方が前記湯張り時コストよりも小さいと判別したときには、前記浴槽貯湯運転として前記給湯運転及び前記追焚運転を実行し、
前記湯張り時コストの方が前記湯沸かし時コストよりも小さいと判別しかつ前記浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて湯水がないと判別したときには前記浴槽貯湯運転として前記給湯運転を実行し、
前記湯張り時コストの方が前記湯沸かし時コストよりも小さいと判別しかつ前記浴槽内湯水量検出手段の検出情報に基づいて湯水があると判別したときには前記浴槽貯湯運転として前記自動排水処理を実行した後に前記給湯運転を実行するように構成された請求項1又は2記載のガス給湯器。
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