JP2009133574A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明では、利用者が浴槽をより安全に利用できる給湯装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の給湯装置1は、温水供給手段53と、報知手段71,73とを備える。温水供給手段は、浴槽に温水を供給する。報知手段は、温水供給手段が浴槽に高温の温水を供給する可能性がある高温水供給状態である所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを報知し続ける。
【選択図】図3

Description

所定温度以上の高温水が出ることを利用者に報知する給湯装置に関する。
従来、表示や音声によって追い焚き運転などの開始時に所定温度以上の高温水が出ることを報知する貯湯式給湯装置がある(特許文献1参照)。
特開2006−349220号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、高温水の供給開始時に、高温水が出ることを報知するだけであるため、例えば、報知された後に浴槽に入る場合には、高温水がまだ出ている恐れがあり、利用者の安全を損なう可能性がある。
本発明では、利用者が浴槽をより安全に利用できる給湯装置を提供することにある。
第1発明に係る給湯装置は、温水供給手段と、報知手段とを備える。温水供給手段は、浴槽に温水を供給する。報知手段は、温水供給手段が浴槽に高温の温水を供給する可能性がある高温水供給状態である所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを報知し続ける。
本発明の給湯装置は、浴槽に温水を供給する温水供給手段が浴槽に高温水を流し込む可能性がある状態(すなわち高温水供給状態)である場合に、その所定期間中ずっと高温水供給状態であることを、例えば「高温」と表示させることにより報知し続ける。
したがって、利用者は、高温水供給状態である所定期間中に、高温水供給状態であることを常に知ることができる。このため、利用者は、高温水供給状態の際に温水供給手段に近づかないようにすることができ、安全に浴槽を利用できる。
第2発明に係る給湯装置は、第1発明に係る給湯装置であって、報知手段は、表示部を有する。表示部は、所定期間中に温水供給手段が高温水供給状態であることを表示し続ける。
本発明の給湯装置は、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを表示部に表示させる。したがって、利用者は、所定期間中に、表示部を視認することで温水供給手段が高温水供給状態であることを視覚的に判断でき、温水供給手段に近づくことを防ぐことができる。このため、利用者は、所定期間中において、温水供給手段に近づく可能性のある場合に表示部を見るという行為のみを行えば、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認することができる。
第3発明に係る給湯装置は、第1発明または第2発明に係る給湯装置であって、報知手段は、音発生部を有する。音発生部は、所定期間中に温水供給手段が高温水供給状態であることを知らせる第1報知音を発生し続ける。
本発明の給湯装置は、温水供給手段が高温水供給状態であることを音発生部に第1報知音を発生させる。したがって、利用者は、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを聴覚的に判断でき、温水供給手段に近づくことを防ぐことができる。このため、利用者は、所定期間中において、特に温水供給手段に近づくときに意識しなくとも温水供給手段が高温水供給状態であることを確認することができる。
第4発明に係る給湯装置は、第1発明から第3発明のいずれかに係る給湯装置であって、報知手段は、浴槽が設けられる浴室に設置される浴室リモコンに搭載される。
本発明の給湯装置では、報知手段が浴室リモコンに搭載される。したがって、使用者は、浴室を利用している際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第5発明に係る給湯装置は、第1発明から第4発明に係る給湯装置であって、高温水供給状態とは、浴槽に温水を張るお湯張り運転状態のことである。
本発明の給湯装置では、高温水供給状態がお湯張り運転である。なお、ここにいう「お湯張り運転」とは、浴槽に指定量および指定温度の温湯を貯める運転のことである。したがって、本発明の給湯装置は、お湯張り運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、お湯張り運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第6発明に係る給湯装置は、第1発明から第5発明のいずれかに係る給湯装置であって、高温水供給状態とは、浴槽の温水を再び加熱する追い焚き運転状態のことである。
本発明の給湯装置では、高温水供給状態が追い焚き運転である。なお、ここにいう「追い焚き運転」とは、浴槽に貯められた温水を再び温める運転のことである。したがって、本発明の給湯装置は、追い焚き運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、追い焚き運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第7発明に係る給湯装置は、第1発明から第6発明に係る給湯装置であって、高温供給状態とは、浴槽に高温水を足す高温足し湯運転状態のことである。
本発明の給湯装置では、高温水供給状態が高温足し湯運転である。なお、ここにいう「高温足し湯運転」とは、浴槽にさらに高温の温湯を足す運転のことである。したがって、本発明の給湯装置は、高温足し湯運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、高温足し湯運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第1発明に係る給湯装置では、利用者は、高温水供給状態である所定期間中に、高温水供給状態であることを常に知ることができる。このため、利用者は、高温水供給状態の際に温水供給手段に近づかないようにすることができ、安全に浴槽を利用できる。
第2発明に係る給湯装置では、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを視覚的に判断でき、温水供給手段に近づくことを防ぐことができる。また、利用者は、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを視覚的に判断でき、温水供給手段に近づく可能性のある場合にのみ温水供給手段が高温水供給状態であることを確認することができる。
第3発明に係る給湯装置では、利用者は、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを聴覚的に判断でき、温水供給手段に近づくことを防ぐことができる。また、利用者は、所定期間中に、温水供給手段が高温水供給状態であることを聴覚的に判断でき、特に温水供給手段に近づくときに意識しなくとも温水供給手段が高温水供給状態であることを確認することができる。
第4発明に係る給湯装置では、使用者は、浴室を利用している際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第5発明に係る給湯装置では、お湯張り運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、お湯張り運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第6発明に係る給湯装置では、追い焚き運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、追い焚き運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
第7発明に係る給湯装置では、高温足し湯運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを所定期間中に報知し続けることができる。このため、利用者は、高温足し湯運転の際に、温水供給手段が高温水供給状態であることを確認できる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る給湯装置1の実施形態について説明する。
<ヒートポンプ給湯機の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る給湯装置1の概略構成図である。給湯装置1は、CO2冷媒を用いて蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、水道水を加熱し家庭の浴槽5などに温湯を供給する装置である。給湯装置1は、主として、温湯を貯める貯湯タンク31を有する貯湯ユニット3と、冷媒回路20を有するヒートポンプユニット2とを備えている。
(1)貯湯ユニット
図2は貯湯ユニット3の概略図である。貯湯ユニット3は、主に、貯湯タンク31と、加熱循環路39と、給湯出湯口33から給湯接続口41または風呂循環往口44までの給湯配管51と、追い焚き循環路47とで構成されている。
(貯湯タンクおよび加熱循環路)
貯湯タンク31は、底壁に給水口32が設けられ、上壁に給湯出湯口33と追い焚き出湯口34とが設けられる。貯湯タンク31は、給水口32からに水道水が供給され、給湯出湯口33から貯湯タンク31に貯まった高温の温湯を出湯し、浴槽5などに供給可能である。給水口32には、水道水を供給する給水用流路38が接続される。また、貯湯タンク31の底壁には、取水口35が開設され、側壁(周壁)の上部に給湯口36が開設されている。取水口35と給湯口36とは、加熱循環路39に接続されており、加熱循環路39には、循環ポンプP1と、後述するヒートポンプユニット2の水熱交換器22とが接続されている。
また、貯湯タンク31には、周壁に上下方向の上から貯湯タンク31内の各層の温湯の温度を検出する残湯50リットル温度センサT4、残湯100リットル温度センサT5、残湯190リットル温度センサT6、残湯240リットル温度センサT7、および残湯310リットル温度センサT8が設けられる。さらに、貯湯タンク31の最上部(つまり0リットルの位置)に、最上部の温湯の温度を検出する缶体上温度センサT3が設けられる。本実施形態において、残湯50リットル温度センサT4、残湯100リットル温度センサT5、残湯190リットル温度センサT6、残湯240リットル温度センサT7、残湯310リットル温度センサT8、および缶体上温度センサT3は、サーミスタからなる。
加熱循環路39は、主に、循環ポンプP1と、三方弁V2とで構成され、ヒートポンプユニット2の水熱交換器22と熱交換路49により接続されている。
循環ポンプP1は、貯湯タンク31の取水口35の近傍に接続されている。また、循環ポンプP1の吐出側には、水熱交換器22が接続されている。循環ポンプP1は、貯湯タンク31内の未加熱水を取水口35から加熱循環路39に流出させ、水熱交換器22内の熱交換路49に未加熱水を流入させる。水熱交換器22に流入された未加熱水は、水熱交換器22内の熱交換路49において加熱され、給湯口36から貯湯タンク31内に返流される。また、加熱循環路39には、熱交換路49の下流側(具体的には、水熱交換器22と三方弁V2との間)に出湯温度センサT1が設けられ、熱交換路49の上流側(具体的には、循環ポンプP1と水熱交換器22との間)に入水温度センサT2が設けられる。出湯温度センサT1と入水温度センサT2とは、サーミスタからなる。
三方弁V2は、加熱循環路39内の給湯口36側に設けられ、貯湯タンク31の底壁に設けられる返水口37に接続されるバイパス用流路50と接続されている。このため、本実施例では、バイパス用流路50を温湯が流れずに、取水口35から加熱循環路39に入った水(温湯)が加熱循環路39を流れて給湯口36から貯湯タンク31に戻る通常運転と、取水口35から加熱循環路39に入った水(温湯)が加熱循環路39を流れて三方弁V2を介し、バイパス用流路50を通過して、返水口37から貯湯タンク31に戻るバイパス運転とを行うことができる。
(給湯配管)
給湯配管51は、貯湯タンク31の給湯出湯口33に接続されており、浴槽5に温湯を供給する浴槽湯はり系統51aとそれ以外に温湯を供給する給湯系統51bとの2系統に分岐されている。
浴槽湯はり系統51aでは、給湯出湯口33から吐出された温湯は、湯はり混合弁V4により水道水と混合され、湯はり電磁弁V5および風呂循環ポンプP2を介して風呂循環往口44から浴槽5に供給される。湯はり混合弁V4は、利用者が設定した温度になるように温湯と水道水との混合比率を調整している。湯はり電磁弁V5は、利用者が浴室リモコン7により浴槽5に湯を貯める「湯はり指令」を出したときに、開になり浴槽5に温湯を供給する。なお、ここに言う「湯はり指令」とは、浴槽5に温湯を自動的に供給する際に後述する制御部6が出す指令のことである。なお、湯はり電磁弁V5の下流側には、湯はり流量センサ42と湯はり温度センサT10とが設けられている。湯はり流量センサ42は、湯はりに使用した温湯の流量を検知できる流量計である。また、湯はり温度センサT10は、湯はりに使用した温湯の温度を検知できる温度センサであり、サーミスタからなる。なお、浴槽湯はり系統51aは、後述する浴槽循環路43の往管部と接続されており、風呂循環ポンプP2以降の管路は浴槽循環路43の往管部の管路と共有されている。
給湯系統51bでは、給湯出湯口33から吐出された温湯は、給湯混合弁V3により水道水と混合され、給湯接続口41から家庭の給湯蛇口やシャワーなどに接続されている給湯管52に供給されている。給湯系統51bでは、さらに、給湯混合弁V3の下流側に、給湯温度センサT9と給湯流量センサ40とが設けられている。給湯温度センサT9は、給湯蛇口やシャワーなどにより使用される温湯の温度を検知できる温度センサであり、サーミスタからなる。また、給湯流量センサ40は、給湯蛇口やシャワーなどにより使用される温湯の流量を検知できる流量計である。
(追い焚き循環路)
追い焚き循環路47には、熱交循環ポンプP3と追い焚き熱交換器46とが接続されている。追い焚き循環路47は、貯湯タンク31の上部に開設されている追い焚き出湯口34と貯湯タンク31の下部に開設されている追い焚き返湯口48とに接続されている。また、浴槽5に接続される浴槽循環路43が設けられており、浴槽循環路43には風呂循環ポンプP2と追い焚き熱交換器46とが接続されている。また、貯湯ユニット3には、浴槽循環路43の端部(浴槽5側)に風呂循環往口44と風呂循環戻口45とが設けられている。風呂循環往口44と風呂循環戻口45とは、浴槽5に設けられる風呂温水出入口53と接続されており、浴槽5とともに浴槽循環路43を形成している。これにより、利用者は、浴槽5内の温湯を追い焚きしたいときに追い焚き循環路47と浴槽循環路43との温湯を循環させ、貯湯タンク31内の温湯と浴槽5内の温湯とを熱交換させることにより、浴槽5内の温湯を温めることができる。
そして、追い焚き運転の際には、熱交循環ポンプP3が駆動することで、貯湯タンク31内の温湯を、追い焚き出湯口34から追い焚き循環路47に取り込んで、追い焚き熱交換器46に流通させ、浴槽循環路43を流れる温湯と熱交換させている。
(2)ヒートポンプユニット
ヒートポンプユニット2は、屋外に設置されており、冷媒回路20を有している。この冷媒回路20は、圧縮機21と、熱交換路49を構成する水熱交換器22と、電動膨張弁V1と、蒸発器23とを順に接続して構成される。すなわち、圧縮機21と水熱交換器22とを接続し、水熱交換器22と電動膨張弁V1とを接続し、電動膨張弁V1と蒸発器23とを接続し、蒸発器23と圧縮機21とをアキュムレータ25を介して接続している。これにより、圧縮機21が駆動すると、水熱交換器22において熱交換路49を流れる水が加熱されることになる。また、この冷媒回路20は、水熱交換器22と電動膨張弁V1との間の冷媒管と、蒸発器23とアキュムレータ25との間の冷媒管とを熱交換させる液ガス熱交換器24を備えている。また、蒸発器23にはこの蒸発器23の能力を調整するファン26が付設されている。
(3)浴室リモコン
本実施形態の給湯装置1は浴室リモコン7を備えている。浴室リモコン7は、表示部71と入力部72とスピーカ73とを有している(図3参照)。表示部71には、給湯設定温度表示部71a、残湯量表示部71b、風呂水位表示部71c、風呂温度表示部71d、高温流入表示部71e、お湯張り表示部71f、追い焚き注意表示部71g、および追い焚き不可表示部71hがある。入力部72では、利用者が操作することにより給湯装置に対して各種指令(後述参照)を出したり、各種指令に関する各種設定を行うことができる。スピーカ73では、入力部72より各種指令を出した際にその旨を利用者に音声で伝えたり、また、入力部72により各種指令に関する各種設定を変更した場合にその旨を利用者に音声で伝えたりする。そして、各表示部71a〜71hは、後述する条件により表示されるようになっている。
給湯設定温度表示部71aは、給湯管52から吐出される温湯の設定温度(以下、「温湯吐出設定温度」とする)を表示する。なお、この給湯設定温度表示部71aに表示される温湯吐出設定温度は、入力部72により変更可能である。
残湯量表示部71bは、貯湯タンク内の温湯の量(以下、「残湯量」とする)を5段階で表示可能する。残湯量表示部71bは、残湯50リットル温度センサT4、残湯100リットル温度センサT5、残湯190リットル温度センサT6、残湯240リットル温度センサT7、残湯310リットル温度センサT8、および缶体上温度センサT3が検出する貯湯タンク31内の各層の温湯の温度に基づいて、残湯量が導出され、その残湯量を5段階で表示する。
風呂水位表示部71cは、浴槽の水位設定を10段階で表示可能である。利用者は入力部72により浴槽の水位設定を10段階で設定可能であり、風呂水位表示部71cでは入力部72により設定された水位設定を表示させることができる。
風呂温度表示部71dは、浴槽中の温湯の設定温度を表示可能である。利用者は入力部72により浴槽に貯める温湯の設定温度(以下、風呂温度とする)を設定可能であり、風呂温度表示部71dでは入力部により設定された風呂温度を表示する。すなわち、風呂温度表示部71dにより表示される風呂温度は、浴槽に温湯を貯めるお湯張り運転(後述参照)の際に貯められる温湯の設定温度であり、また、浴槽に貯められた温湯を保温する保温運転の際の保温の設定温度である。
高温流入表示部71eは、給湯管52または風呂温水出入口53から高温の温湯(55℃以上の温湯)が吐出される可能性がある場合(後述参照)に、「高温」と表示する。
お湯張り表示部71fは、お湯張り運転または足し湯運転の際に、温湯または水が浴槽に流入していることを表示する。
追い焚き注意表示部71gは、貯湯タンク31に残湯量が少なく、追い焚き運転を行うとお湯がなくなる場合に「追いだき注意」と表示する。これにより、貯湯タンク31内に残湯量が少ないときに、追い焚き運転を行ったらお湯がなくなることを利用者に知らせることができる。
追い焚き不可表示部71hは、貯湯タンク31に残湯量がほとんど無く、追い焚き運転を行うことができない場合に「追い焚き不可」と表示する。これにより、貯湯タンク31内に追い焚き運転を賄うための残湯量がほとんど無いことを、利用者に知らせることができる。
(4)制御部
本実施形態の給湯装置1は制御部6を備えている。制御部6は、風呂循環ポンプP2が駆動すると、浴室リモコン7の高温流入表示部71eに「高温」と表示させる。制御部6は、例えば、CPU、メモリ、入出力インターフェースなどを有するマイクロコンピュータを用いて構成される。また、制御部6は、図3に示されるように、浴室リモコン7の制御信号および各種センサT1〜T10,40,42の検出信号を受けることができるように接続されるとともに、これらの制御信号および検出信号に基づいて各種機器21,26,64,65および弁V1〜V5を制御することができるようにされている。
<ヒートポンプ給湯機の動作>
(1)ヒートポンプユニットの動作
まず、圧縮機21を駆動するとともに、循環ポンプP1を駆動する。
冷媒回路20側では、圧縮機21に吸入された低圧のガス冷媒は、圧縮されて高圧のガス冷媒となる。その後、高圧のガス冷媒は、水熱交換器22に送られて、循環ポンプP1によって供給される未加熱水と熱交換を行って凝縮し、高圧の液冷媒となる。そして、この高圧の液冷媒は、液ガス熱交換器24に流入し、蒸発器23において蒸発されたガス冷媒と熱交換を行ってさらに冷却され、過冷却状態になる。そして、過冷却状態になった高圧の液冷媒は、電動膨張弁V1によって圧縮機21の吸入圧力近くまで減圧されて低圧の気液二相状態の冷媒となって蒸発器23に送られ、蒸発器23においてファン26によって供給される室外空気と熱交換を行って蒸発して低圧のガス冷媒となる。
そして、低圧のガス冷媒は、液ガス熱交換器24に流入し、水熱交換器22において凝縮された液冷媒と熱交換を行ってさらに加熱され、過熱状態になる。この低圧のガス冷媒は、アキュムレータ25に流入し、アキュムレータ25に流入した低圧のガス冷媒は、再び、圧縮機21に吸入される。
(2)貯湯ユニットの動作
(沸き上げ運転)
貯湯タンク31および加熱循環路39側では、貯湯タンク31の底部に設けた取水口35から貯留水が流出し、これが加熱循環路39の熱交換路49を流通する。このように、加熱循環路39の熱交換路49を流通する未加熱水が、凝縮器として機能している水熱交換器22によって加熱され、(沸き上げられ)、三方弁V2を介して給湯口36から貯湯タンク31の上部に返流される。そしてこのような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク31に高温の温湯を供給している。また、三方弁V2では、沸き上げ温度が所定温度以下である場合に、バイパス運転を行い、所定温度以下の低温の温湯を給湯口36から貯湯タンク31に返流させずに返水口37から貯湯タンク31に返流させるように切換を行っている。
(給湯制御)
給湯系統51bでは、利用者が設定した温度になるように給湯混合弁V3において水道水と貯湯タンク31内の温湯とが混合されて給湯接続口41から温湯を供給している。
(3)高温表示制御
制御部6は、お湯張り運転、高温足し湯運転、および追い焚き運転であることを判定すると、浴室リモコン7の高温流入表示部71eに、それらの運転中に「高温」と表示させ続ける。以下、お湯張り運転、高温足し湯運転、および追い焚き運転について説明する。なお、制御部6は、上述しているように、お湯張り運転、高温足し湯運転、および追い焚き運転を、風呂循環ポンプP2が駆動しているか否かにより判定している。
(お湯張り運転)
また、浴槽湯はり系統51aでは、利用者が浴室リモコン7の入力部72を操作することにより「湯はり指令」を出すと、湯はり電磁弁V5が開になり浴槽5に温湯が供給される(お湯張り運転)。このとき、湯はり混合弁V4は、利用者が設定した温度(すなわち風呂温度表示部71dに表示される「風呂温度」)に基づいて混合比率を調整し、水道水と貯湯タンク31内の温湯とを混合している。そして、風呂水位表示部71cにより表示される浴槽の水位設定に対応する水位まで浴槽に温湯が供給されることになる。なお、「浴槽の水位設定に対応する水位」とは、浴槽を満水にした状態を10等分した水位を1段階分に対応する水位としており、例えば設定水位が7(すなわち、風呂水位表示部71cの下から7番目までのバーまでが表示されている状態)であるとすると満水状態の10分の7の水位が設定されていることになる。また、このお湯張り運転の際には、風呂循環ポンプP2が駆動する。
(高温足し湯運転)
また、利用者が浴室リモコン7の入力部72を操作することにより「高温足し湯指令」を出すと、湯はり電磁弁V5が開になり浴槽5に高温の温湯が供給される(高温足し湯運転)。このとき、湯はり混合弁V4は、予め設定されている高温足し湯温度(例えば55℃)に基づいて混合比率を調整し、水道水と貯湯タンク31内の温湯とを混合している。そして、予め設定されている水量が風呂温水出入口53から供給される。また、このお湯張り運転の際には、風呂循環ポンプP2が駆動する。なお、高温足し湯運転の際に、予め設定されている水量の高温の温湯が風呂温水出入口から供給されるが、その水量は予め設定されていなくとも良く、例えば浴室リモコン7の入力部72を操作することにより利用者が自由に設定できるようにしても構わない。
(追い焚き運転)
利用者が浴室リモコン7の入力部72を操作することにより「追い焚き指令」を出すと、熱交循環ポンプP3が駆動して追い焚き循環路47内に貯湯タンク31内の温湯が循環する。また、同時に、風呂循環ポンプP2が駆動して浴槽循環路43内に浴槽5内の温湯が循環する。そして、追い焚き熱交換器46により、貯湯タンク31内の温湯と浴槽5内の温湯とを熱交換させて、浴槽5内の温湯を加熱している。
<特徴>
本実施の形態に係る給湯装置1は、浴槽5に風呂温水出入口53から高温の温湯(55℃以上の温湯)が供給される可能性がある場合(すなわち、お湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転の場合)を、風呂循環ポンプP2が駆動することにより判断し、お湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転の時間中に浴室リモコン7の高温流入表示部71eに「高温」と表示させ続ける。
したがって、利用者は、給湯装置1がお湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転である場合に、風呂温水出入口53から高温の温湯が供給されていることを常に知ることができる。このため、利用者は、浴室リモコン7の高温流入表示部71eに「高温」と表示され続けている間に風呂温水出入口53に近づかないようにすることができ、安全に浴槽を利用できる。
<変形例>
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施の形態の給湯装置1では、浴槽5に風呂温水出入口53から高温の温湯(55℃以上の温湯)が供給される可能性がある場合((すなわち、お湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転の場合)に、それらの運転中に浴室リモコン7の高温流入表示部71eに「高温」と表示させ続けたが、これに限らず、浴室リモコン7に備えられるスピーカ73(図3参照)により報知音を報知させ続けるようにしても構わない。
したがって、利用者は、お湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転の間中に、風呂温水出入口53から高温の温水が供給される状態であることを聴覚的に判断でき、風呂温水出入口53に近づくことを防ぐことができる。また、利用者は、お湯張り運転、高温足し湯運転、または追い焚き運転であることを聴覚的に判断できるため、風呂温水出入口53に近づく可能性があるときに、特に意識しなくとも風呂温水出入口53から高温の温水が供給される可能性があることを確認することができる。
本発明に係る給湯装置は、利用者が安全に浴槽を利用できるという特徴を有し、所定温度以上の高温水が出ることを利用者に報知する給湯装置等として有用である。
本実施形態に係る給湯装置の概略図。 貯湯ユニットの概略図。 制御部の概略ブロック図。 浴室リモコンの表示部の概略図。
符号の説明
1 給湯装置
7 浴室リモコン
53 風呂温水出入口(温水供給手段)
71 表示部
73 スピーカ(音発生部)

Claims (7)

  1. 浴槽に温水を供給する温水供給手段(53)と、
    前記温水供給手段が前記浴槽に高温の温水を供給する可能性がある高温水供給状態である所定期間中に、前記温水供給手段が前記高温水供給状態であることを報知し続ける報知手段(71,73)と、
    を備える給湯装置(1)。
  2. 前記報知手段は、表示部(71)を有し、
    前記表示部は、前記所定期間中に前記温水供給手段が前記高温水供給状態であることを表示し続ける、
    請求項1に記載の給湯装置(1)。
  3. 前記報知手段は、音発生部(73)を有し、
    前記音発生部は、前記所定期間中に前記温水供給手段が前記高温水供給状態であることを知らせる第1報知音を発生し続ける、
    請求項1または2に記載の給湯装置(1)。
  4. 前記報知手段は、前記浴槽が設けられる浴室に設置される浴室リモコン(7)に搭載される、
    請求項1から3のいずれかに記載の給湯装置(1)。
  5. 前記高温水供給状態とは、前記浴槽に温水を張るお湯張り運転状態のことである、
    請求項1から4のいずれかに記載の給湯装置(1)。
  6. 前記高温水供給状態とは、前記浴槽の温水を再び加熱する追い焚き運転状態のことである、
    請求項1から5のいずれかに記載の給湯装置(1)。
  7. 前記高温供給状態とは、前記浴槽に高温水を足す高温足し湯運転状態のことである、
    請求項1から6のいずれかに記載の給湯装置(1)。
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