JP2015205424A - 表皮材およびその製造方法と車両用内装材 - Google Patents

表皮材およびその製造方法と車両用内装材 Download PDF

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Abstract

【課題】溶融樹脂を表皮材の裏面に射出して樹脂基材を射出成形する車両用内装材の製造時に、樹脂基材用の溶融樹脂が表皮材に浸透して硬くなるのを防ぎ、表皮材の感触をソフトで弾性のあるものに維持でき、かつ表皮材の製造工数が少なく、安価な表皮材の提供を目的とする。【解決手段】連続的に供給する表層材11上に、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料21aを吐出し、表層材11上でポリウレタン発泡原料21aを硬化させて発泡体からなるクッション層21を形成すると共に該クッション層21を表層材11に接着させて表皮材10を製造する。【選択図】図2

Description

本発明は、表皮材、特には車両用内装材に好適な表皮材およびその製造方法とその表皮材を用いた車両用内装材に関する。
従来、車両のドアや天井、コンソールボックスやグローブボックスの蓋体等には、樹脂基材の表面に表皮材を接着した車両用内装材が装着されている。前記車両用内装材は、布材等の表皮材をセットした射出成形金型に溶融した熱可塑性樹脂を射出して表皮材の片面に樹脂基材を成形する射出成形によって製造されている。
しかし、前記構成からなる従来の車両用内装材は、表面の感触が硬く、触感に劣るものであった。
そこで、表皮材の裏面に発泡層を設けてクッション性を付与すると共に、発泡層の裏面に樹脂フィルムや不織布等からなるバッキング材を積層して射出成形時に溶融した熱可塑性樹脂が発泡層に浸透してクッション性を損なうのを防ぐようにする構成が特許文献1に開示されている。
しかし、前記バッキング材を設けた構成に対しては、バッキング材が一般的なものであって柔軟性がないことに起因して内装材の複雑な形状に追従できず、シワや浮きが発生したり、バッキング材の伸縮性不足によって表皮材にシワを生じたり、バッキング材そのものが破壊されて溶融樹脂が発泡層を通過して表面に浸み出したりして、内装材のソフトな感触や成形性を必ずしも充分に確保できないという不具合が、特許文献2において指摘されている。
また、前記バッキング材を設けた構成の不具合を解消するため、特許文献2では、表皮材とクッション材及びバリア材を、接着剤や熱溶融等によって接着した積層体の前記バリア材側に、樹脂基材を射出成形して得られる内装材において、バリア材として、樹脂基材の樹脂よりも高融点で繊維長が100mm以下である短繊維を抄紙法により積層して水流交絡させた、目付が60〜200g/mである不織布シートを用いることが提案されている。
しかし、前記不織布シートをバリア材として用いる内装材は、表皮材とクッション材及びバリア材の3部材を接着剤や熱溶融等により、接着一体化して積層体を形成する必要があるため、製造作業工数が多く、コストが嵩む問題がある。
特開昭60−212342号公報 特開2000−108233号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、表皮材の裏側に樹脂基材を射出成形する際に溶融樹脂が浸透せずに表皮材の感触がソフトで弾性がある表皮材と、その表皮材の製造方法及びその表皮材を用いた車両用内装材の提供を目的とする。
請求項1の発明は、表層材と、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料を前記表層材の片面で硬化させた発泡体からなるクッション層とよりなり、前記ポリウレタン発泡原料の硬化によって前記クッション層が前記表層材に接着した表皮材に係る。
請求項2の発明は、請求項1において、前記クッション層は前記表層材とは反対側の面にスキン層を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記ポリウレタン発泡原料が、2液性ポリウレタン原料を発泡させたものであることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2において、前記ポリウレタン発泡原料が、1液性ポリウレタンエマルジョンを発泡させたものであることを特徴とする。
請求項5の発明は、表層材の片面に発泡体からなるクッション層を接着した表皮材の製造方法において、連続的に供給する前記表層材上に、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料を吐出し、前記表層材上で前記ポリウレタン発泡原料を硬化させて発泡体からなるクッション層を形成すると共に該クッション層を前記表層材に接着させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5において、前記発泡体は、前記ポリウレタン発泡原料の硬化によって大気と接する面にスキン層が形成されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5または6において、前記ポリウレタン発泡原料が、2液性ポリウレタン原料を発泡させたものであることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5または6において、前記ポリウレタン発泡原料が、1液性ポリウレタンエマルジョンを発泡させたものであることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から4の何れか1項に記載された表皮材のクッション層の表面に樹脂基材を射出成形して一体にしてなる車両用内装材に係る。
請求項10の発明は、請求項9において、前記クッション層の厚みが0.7〜8.0mmであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、表皮材の片面に、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料が硬化した発泡体からなるクッション層を有するため、表面の感触がソフトで弾性がある。
また、メカニカルフロス法による発泡は、ポリウレタン原料に不活性の造泡用気体を加圧混入させた気液混合物を、オークスミキサーまたは先端を絞ったノズルに供給してオークスミキサーまたはノズルから吐出し、それまで加圧されていた造泡用気体を発泡成形させ、得られた気泡構造の状態で硬化させて発泡体を形成する方法であり、化学発泡と比べて細かく均一なセル(気孔)を有し、クッション性が良好である。
そのため、請求項1の発明の表皮材は、メカニカルフロス法で発泡した発泡体からなるクッション層を有するため、車両用内装材を製造する際の樹脂基材の射出成形時に溶融樹脂がクッション層に浸透し難く、良好なソフト感と弾性を維持することができる。さらに、請求項1の表皮材は、表層材と、メカニカルフロス法により発泡させた発泡体からなるクッション層とで構成されているため、製造工数が少なくてよく、安価にできる。
請求項2の発明によれば、クッション層は表層材とは反対側の面にスキン層を有するため、車両用内装材を製造する際の樹脂基材の射出成形時に溶融樹脂がクッション層にさらに浸透し難くなり、表皮材の良好なソフト感と弾性を維持することができる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、ポリウレタン発泡原料の種類によって表皮材のクッション性及び弾性を異ならせることができる。
請求項5の発明によれば、射出成形時に溶融樹脂が浸透せずに感触がソフトで弾性がある表皮材を、製造工数が少なく安価に製造することができる。
請求項6の発明によれば、クッション層表面にスキン層を形成して、車両用内装材を製造する際の樹脂基材の射出成形時に溶融樹脂がクッション層にさらに浸透し難くできる。
請求項7及び請求項8の発明によれば、ポリウレタン発泡原料の種類によって表皮材のクッション性及び弾性を異ならせることができる。
請求項9の発明によれば、樹脂基材の射出成形時に溶融樹脂がクッション層に浸透し難く、表皮材の感触がソフトで弾性がある車両用内装材が得られる。
請求項10の発明によれば、クッション層の厚みを0.7〜8.0mmとすることにより、表皮材の感触がソフトで弾性がある車両用内装材が得られる。
本発明の一実施形態の表皮材の断面図である。 本発明の表皮材の製造方法に用いる製造装置の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態の車両用内装材の断面図である。 本発明の表皮材を用いる射出成形時の射出成形金型の概略断面図である。
以下、本発明における実施形態について図面を用いて説明する。図1に示す表皮材10は、表層材11と、クッション層21とよりなる。
前記表層材11は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリロニトリル等の合成繊維、レーヨン、ポリノジック、キュプラ等の再生繊維又はウール、綿等の天然繊維よりなる織物、あるいはこれらの組合せよりなる織物、編物もしくは不織布及び毛織物、綿織物、皮革、塩化ビニルレザー、ポリプロピレンレザー等の中から適宜選択することができる。なかでも、共和レザー製『ル・カール』が好ましい。『ル・カール』はポリウレタン樹脂表皮に発泡体層が積層された表層材である。『ル・カール』の厚みは、0.3〜1.0mm、好ましくは0.5〜0.8mm、より好ましくは0.6〜0.7mmである。
また、塩化ビニルレザーを表層材とする場合、厚みは0.4〜1.2mm、好ましくは0.4〜1.0mmである。厚みが0.4mm未満では、前記表皮材10のクッション層21側に溶融樹脂を射出して樹脂基材を射出成形する際に、射出時の熱によって塩化ビニルレザーからなる表層材に収縮を生じ、成形品の意匠外観が悪くなる。一方、厚みが1.2mmを超える場合、クッション層21の弾力感がなくなる。
前記クッション層21は、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料を、前記表層材11の片面に吐出して硬化させた発泡体からなる。また、クッション層21は、良好なクッション性の点から、硬度(アスカーC硬度計、高分子計器株式会社製)は5〜40、厚み0.7〜8.0mmが好ましい。前記ポリウレタン発泡原料は、感熱触媒を含む2液性ポリウレタン原料あるいはウレタンエマルジョンを含む1液性ポリウレタン原料からなり、造泡用気体を混入してメカニカルフロス法により発泡させる。
前記感熱触媒を含む2液性ポリウレタン原料は、ポリオール成分とイソシアネート成分の2液を混合させてメカニカルフロス法で発泡させて前記表層材11上に吐出し、硬化させることにより、前記発泡体からなるクッション層21が前記表層材11上に接着して形成される。前記ポリオール成分は、ポリオール、感熱触媒、架橋剤、整泡剤等からなる。
ポリオールは、ウレタン発泡体用のものが使用され、特に限定されるものではなく、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルエステルポリオールの何れでもよく、それらの一種類あるいは複数種類を使用してもよい。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコールにエチレンオキサイド(EO)、プロピレンオキサイド(PO)等のアルキレンオキサイドを付加したポリエーテルポリオールを挙げることができる。
ポリエステルポリオールとしては、例えば、マロン酸、コハク酸、アジピン酸等の脂肪族カルボン酸やフタル酸等の芳香族カルボン酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等の脂肪族グリコール等とから重縮合して得られたポリエステルポリオールを挙げることできる。
また、ポリエーテルエステルポリオールとしては、前記ポリエーテルポリオールと多塩基酸を反応させてポリエステル化したもの、あるいは1分子内にポリーエーテルとポリエステルの両セグメントを有するものを挙げることができる。
感熱触媒としては、第3級アミンのブロック酸塩、ニッケルアセチルアセトネート、鉄アセチルアセトネート等を挙げることができる。
前記第3級アミンのブロック酸塩は、温度が上昇すると、ブロック酸塩が解離し、第3級アミンが生成し、活性化する。第3級アミンとしては、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N,N’’−ジメチルピペラジン及びN−メチル−N’−ジメチルアミノエチルピペラジン等のピペラジン類、N−(2−ジメチルアミノエチル)モルホリン等のモルホリン類、1,2−ジメチルイミダゾール等のイミダゾール類、1−メチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリミジン及び1−エチル−1,4,5,6−テトラヒドロピリミジン等のピリミジン、並びに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)などが挙げられる。これらの第3級アミンと塩を形成するブロック酸としては、フェノール、オクチル酸、フタル酸、アジピン酸、スルホン酸等が挙げられる。
前記ニッケルアセチルアセトネートは、水和しており、温度が上昇すると水和が外れて活性化する。
前記鉄アセチルアセトネートは、温度が上昇すると、アセチルアセトンが放出され、活性化する。鉄アセチルアセトネートとアセチルアセトンとは、2:1程度の質量比で使用することが好ましい。
前記感熱触媒は1種のみ、又は2種以上を併用してもよい。また、前記感熱触媒と一般の有機触媒及び金属触媒とを併用することもできる。感熱触媒の量(一般の有機触媒等を含む場合、含まない場合のいずれの場合も)は、ポリオール100質量部に対して0.1〜2質量部である。
架橋剤は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の短鎖ジオール系のものを使用することができる。架橋剤の一般的な量は、ポリオール100質量部に対して2〜17質量部である。
整泡剤は、ウレタン発泡体用として公知のものを使用することができる。例えば、シリコーン系整泡剤、含フッ素化合物系整泡剤および公知の界面活性剤を挙げることができる。整泡剤の一般的な量は、ポリオール100質量部に対して0.5〜3質量部である。
イソシアネート成分は、ポリイソシアネートからなる。
ポリイソシアネートとしては、イソシアネート基を2以上有する脂肪族系または芳香族系ポリイソシアネート、それらの混合物、およびそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネートを使用することができる。脂肪族系ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキサメタンジイソシアネート等を挙げることができ、芳香族ポリイソシアネートとしては、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)等を挙げることができる。なお、その他プレポリマーも使用することができる。
イソシアネートインデックスは95〜105が好ましい。イソシアネートインデックスは、ポリイソシアネートにおけるイソシアネート基のモル数をポリオールの水酸基などの活性水素基の合計モル数で割った値に100を掛けた値であり、[ポリイソシアネートのNCO当量/活性水素当量×100]で計算される。
一方、ウレタンエマルジョンを含む1液性ポリウレタン原料は、ウレタンエマルジョン、脂肪族イソシアネートとメラミン誘導体の何れか一方、アニオン系起泡安定剤等からなる。
ウレタンエマルジョンは、直径0.01〜5μm程度のウレタン樹脂が水中に分散したものであり、ウレタンエマルジョンを使用することで軽量にすることができる。
ウレタンエマルジョンのウレタン樹脂は、イソシアネート、ポリオール及び発泡剤により生成される。ポリオールは、ウレタン樹脂原料として通常に使用されるものであればよく、例えば、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネート等が挙げられる。イソシアネートは、ウレタン樹脂原料として通常に使用されるものであればよく、例えば、芳香族イソシアネート、脂肪族イソシアネート、脂環族イソシアネート等が挙げられる。また、ウレタンエマルジョンのウレタン樹脂は、水中に分散されることから、分散性を向上させるために親水基を有していることが好ましい。親水基としては、スルホン酸基、カルボキシル基、水酸基のうち少なくとも一つを含むことが好ましい。
前記ウレタンエマルジョンを含む1液性ポリウレタン原料に含まれる脂肪族イソシアネートとメラミン誘導体は、架橋剤として機能する。脂肪族イソシアネートとメラミン誘導体の何れを使用することが可能であるが、前記表皮材10が車両用内装材の表皮材として使用される場合には、脂肪族イソシアネートを架橋剤として使用するのが好ましい。
架橋剤として使用する脂肪族イソシアネートは、疎水基を含んでいるものが好ましい。疎水基を含む脂肪族イソシアネートを用いて形成した前記クッション層21は、加水分解し難くなり、前記表皮材10が水分と接触し易い場合、クッション層21の耐久性を向上させることができる。また、脂肪族イソシアネートは、芳香族イソシアネート等と比較して反応性が低いため、ウレタンエマルジョンの水と反応せず、架橋剤として適切に機能してウレタン樹脂が架橋し、前記クッション層21の強度を担保することができる。
脂肪族イソシアネートの量体数、及び官能基数は、架橋剤として適切に機能する数値であればよく、特に限定されるものではないが、量体数は3以上が好ましく、また官能基数も3以上が好ましい。イソシアネートの3量体としては、イソシアヌレート、ビウレット等が挙げられるが、量体数が2以下及び官能基数が2以下の脂肪族イソシアネートを使用することも可能である。
アニオン系起泡安定剤は、安定した発泡を担保するためのものであり、ウレタンエマルジョン100質量部に対して2〜60質量部が好ましく、特に1〜35質量部が好ましい。前記範囲の配合量とすることにより、前記クッション層21の強度及び密度を適切な値とすることができる。
アニオン系起泡安定剤としては、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸アンモニウム、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム石鹸、ひまし油カリウム石鹸、やし油カリウム石鹸、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、オレイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、やし油アルコール硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。特に、ステアリン酸ナトリウムとアルキルスルホコハク酸ナトリウムが好ましい。さらには、ステアリン酸ナトリウムとアルキルスルホコハク酸ナトリウムの併用が好ましい。
造泡用気体としては、窒素、空気等が用いられ、メカニカルフロス装置のヘッドで前記2液性ポリウレタン原料又は1液性ウレタン原料に混入される。前記2種類の原料および造泡用気体の全体積に対する造泡用気体の量は、前記2液性ポリウレタン原料又は1液性ウレタン原料100質量部に対して50〜95vol%である。
前記クッション層21は、前記表層材11とは反対側の面にスキン層22を有する。前記スキン層は、メカニカルフロス法で発泡させた前記ポリウレタン発泡原料を前記表層材11上に吐出して硬化させる際に、大気と接触する面に形成される。大気と接触する面は、気泡がはじけやすく大気で冷やされるため、ウレタン合成時の反応熱で気泡が膨張することなく高密度層が形成される。この高密度層からなるスキン層の存在によって、車両用内装材を製造する際における樹脂基材の射出成形時に溶融樹脂がクッション層21に、さらに浸透し難くなり、前記表皮材10の良好なソフト感と弾性を維持することができる。
前記表皮材10の製造方法について、図2に示す製造装置50を用いて連続的に製造する場合を説明する。
前記製造装置50は、表層材供給ロール51、コンベアベルト装置52、メカニカルフロス装置53、掻き取り治具55、加熱装置57及び製品巻き取りロール61を有する。なお、符号63、64は回転ローラである。
前記表層材供給ロール51には、前記表層材11が巻き取られている。前記表層材供給ロール51から繰り出された表層材11が、前記コンベアベルト装置52のコンベアベルト上へ供給されている。
前記コンベアベルト装置52は、前記表層材供給ロール51から供給された表層材11を、コンベアベルトの回転によって前記製品巻き取りロール61へ向けて供給する。
前記メカニカルフロス装置53は公知のものであり、前記2液性ポリウレタン原料あるいは前記ウレタンエマルジョンを含む1液性ポリウレタン原料に、オークスミキサーまたは先端を絞ったノズルを用いて、前記造泡用気体を加圧混入させた気液混合物を加圧状態から解放、吐出し、それまで加圧されていた造泡用気体を発泡成形することで、気泡構造が形成されたポリウレタン発泡原料21aを前記表層材11上に供給する。
前記掻き取り治具55は、前記表層材11上に吐出されたポリウレタン発泡原料21aと当接してポリウレタン発泡原料21aの余剰分を掻き取ってポリウレタン発泡原料21aの表面を均一にならすものであり、前記表層材11の幅と略等しい幅を有し、また、前記表層材11との距離(間隔)を調節することにより、前記表層材11上の発泡樹脂原料21aの厚み、すなわち形成するクッション層21の厚みを調節することができる。前記掻き取り治具55としては、ドクターナイフまたはローラ等を挙げることができる。図示の掻き取り治具55はドクターナイフからなる。
前記加熱装置57は、前記表層材11に吐出されて余剰分が掻き取られたポリウレタ発泡原料21aを加熱し、硬化させるためのものであり、電気ヒーターあるいは加熱炉等からなる。前記加熱装置57による前記ポリウレタン発泡原料21aの加熱温度は、合成されたウレタン基が分解しない温度以下で、反応硬化が促進される温度とする。
前記製造装置50を用いる表皮材10の具体的な製造は、まず、前記表層材供給ロール51から前記表層材11を繰り出して前記製品巻き取りロール61へ向けて連続的に供給する。そして、前記メカニカルフロス装置53の下方位置で、前記メカニカルフロス装置53から、発泡させたポリウレタン発泡原料21aを前記表層材11上に吐出する。その後に前記掻き取り治具55によって、前記表層材11上のポリウレタン発泡原料21aの余剰分を掻き取ってポリウレタン発泡原料21aの表面を均一にならす。さらにその後、前記加熱装置57で前記表層材11上のポリウレタン発泡原料21aを加熱して硬化させ、大気と接触する表面にスキン層22が形成された発泡体からなるクッション層21を、前記表層材11上に接着した状態で形成して前記表皮材10とし、最終的に該表皮材10を前記製品巻き取りロール61に巻き取る。なお、前記製品巻き取りロール61に巻き取られた前記表皮材10は、その後に適宜引き出されて用途に応じた寸法に裁断される。
図3に前記表皮材10を用いて射出成形した車両用内装材30の例の一部を示す。前記車両用内装材30は、グローブボックスの蓋体として使用されるものであり、前記表皮材10とそのクッション層11側に射出成形された樹脂基材31とからなる。なお、前記車両用内装材は、グローブボックスの蓋体に限られず、コンソールボックスの蓋体、ドアの内張り等、表皮材の裏側に樹脂基材が積層されたものに適用可能である。
前記車両用内装材30におけるクッション層21の厚みは、前記車両用内装材30の表面感触をソフトで弾性(クッション性)のあるものにするため、0.7〜8.0mmが好ましい。
前記樹脂基材31を構成する樹脂の種類は特に限定されず、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、メタアクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アセタール樹脂等を任意に選択して使用することができる。
前記表皮材10を用いた車両用内装材30の製造方法について説明する。図4に示すように、射出成形金型の可動型71に、前記表皮材10を前記クッション層21が固定型73を向くようにしてセットし、前記可動型71を閉じる。前記可動型71にセットした前記表皮材10のクッション層21と前記固定型73の型面間に形成される前記樹脂基材31のための射出出成形空間に、射出装置(図示せず)によって、前記樹脂基材31のための溶融樹脂を射出する。符号74はスプルーである。その際、前記クッション層21は、メカニカルフロス法で発泡させたセルの細かい発泡体からなるため、射出された溶融樹脂が前記クッション層21に衝突してもクッション層21内に浸透し難く、溶融樹脂によって前記クッション層21のソフト感及び弾性が損なわれることがない。
前記射出した溶融樹脂を冷却、硬化させて前記クッション層21の表面に前記樹脂基材31を形成し、前記表皮材10と前記樹脂基材31が一体化した前記車両用内装材30を成形する。その後、前記可動型71を開いて、前記車両用内装材30を射出成形金型から取り出す。このようにして得られた前記車両用内装材30は、射出成形時に溶融樹脂が表皮材10に浸透していないため、前記表皮材10の感触がソフトで弾性があり、かつ製造工数が少なく安価である。
・表皮材の実施例1
以下の表層材と2液性ポリウレタン原料を用い、図2の製造装置によって実施例1の表皮材を製造した。
<表層材>
ウレタン系、品名「ル・カール」、共和レザー製、厚み0.6mm
<2液性ポリウレタン原料>
ポリオール:ヒマシ油系ポリオール、品名「AC−005」、伊藤製油社製、100質量部
感熱触媒:金属触媒(2−エチルヘキサン酸スズ)、0.1質量部
架橋剤:1,4ブタンジオール、試薬、4質量部
整泡剤:シリコーン系、品名「L−5614」、モメンティブ社製、2.5質量部
ポリイソシアネート:MDI、品名「コロネ-ト1130」、日本ポリウレタン工業社製をイソシアネートインデックス:104で調整した。
造泡用気体:窒素、混入量 80vol%
前記表層材11の供給速度を4m/分、前記掻き取り治具55をドクターナイフ、前記表層材11とドクターナイフとの距離を2.0mm、前記加熱装置57を電気ヒーターとして加熱温度を120℃とした。得られた表皮材10は、前記クッション層21の硬度(アスカーC硬度計、高分子計器株式会社製)が10であった。
・表皮材の実施例2
以下の表層材と1液性ポリウレタン原料を用い、図2の製造装置によって実施例2の表皮材を製造した。
<表層材>
ウレタン系、品名「ル・カール」、共和レザー製、厚み0.6mm
<1液性ポリウレタン原料>
ウレタンエマルジョン:カーボネイト系ウレタンエマルジョン、pH8、親水基:スルホン酸基、固形分:40%、100質量部
アニオン系起泡安定剤1:ステアリン酸アンモニウム、pH11、固形分30%、1質量部
アニオン系起泡安定剤2:ジアルキルスルホン酸ナトリウム、pH9.4、固形分30%、1質量部
架橋剤:疎水性基変性HDIイソシアヌレート、官能基数:3.5.3量体、6質量部
造泡用気体:窒素、混入量 80vol%
前記表層材11の供給速度を4m/分、前記掻き取り治具55をドクターナイフ、前記表層材11とドクターナイフとの距離を2.0mm、前記加熱装置57を電気ヒーターとして加熱温度を120℃とした。得られた表皮材10は、前記クッション層21の硬度(アスカーC硬度計、高分子計器株式会社製)が7であった。
・車両用内装材の実施例1
実施例1の表皮材を射出成形金型にセットし、射出装置によってポリプロピレン樹脂を溶融させて表皮材のクッション層の表面に射出し、表皮材のクッション層表面に一般肉厚2mmの樹脂基材が接着一体化した車両用内装材の実施例1を製造した。得られた車両用内装材は、表皮材の感触がソフトで弾性があった。
・車両用内装材の実施例2
実施例2の表皮材を射出成形金型にセットし、射出装置によってABS樹脂を溶融させて表皮材のクッション層の表面に射出し、表皮材のクッション層表面に一般肉厚2mmの樹脂基材が接着一体化した車両用内装材の実施例2を製造した。得られた車両用内装材は、表皮材の感触がソフトで弾性があった。
10 表皮材
11 表層材
21 クッション層
30 車両用内装材
50 製造装置
51 表層材供給ロール
52 コンベアベルト装置
53 メカニカルフロス装置
55 掻き取り治具
57 加熱装置
61 製品巻き取りロール

Claims (10)

  1. 表層材と、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料を前記表層材の片面で硬化させた発泡体からなるクッション層とよりなり、前記ポリウレタン発泡原料の硬化によって前記クッション層が前記表層材に接着した表皮材。
  2. 前記クッション層は前記表層材とは反対側の面にスキン層を有することを特徴とする請求項1に記載の表皮材。
  3. 前記ポリウレタン発泡原料が、2液性ポリウレタン原料を発泡させたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の表皮材。
  4. 前記ポリウレタン発泡原料が、1液性ポリウレタンエマルジョンを発泡させたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の表皮材。
  5. 表層材の片面に発泡体からなるクッション層を接着した表皮材の製造方法において、
    連続的に供給する前記表層材上に、メカニカルフロス法により発泡させたポリウレタン発泡原料を吐出し、
    前記表層材上で前記ポリウレタン発泡原料を硬化させて発泡体からなるクッション層を形成すると共に該クッション層を前記表層材に接着させることを特徴とする表皮材の製造方法。
  6. 前記発泡体は、前記ポリウレタン発泡原料の硬化によって大気と接する面にスキン層が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の表皮材の製造方法。
  7. 前記ポリウレタン発泡原料が、2液性ポリウレタン原料を発泡させたものであることを特徴とする請求項5または6に記載の表皮材の製造方法。
  8. 前記ポリウレタン発泡原料が、1液性ポリウレタンエマルジョンを発泡させたものであることを特徴とする請求項5または6に記載の表皮材の製造方法。
  9. 請求項1から4の何れか1項に記載された表皮材のクッション層の表面に樹脂基材を射出成形して一体にしてなる車両用内装材。
  10. 前記クッション層の厚みが0.7〜8.0mmであることを特徴とする請求項9に記載の車両用内装材。
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