JPS63307912A - 発泡成形品の製造方法 - Google Patents

発泡成形品の製造方法

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JPS63307912A
JPS63307912A JP62008127A JP812787A JPS63307912A JP S63307912 A JPS63307912 A JP S63307912A JP 62008127 A JP62008127 A JP 62008127A JP 812787 A JP812787 A JP 812787A JP S63307912 A JPS63307912 A JP S63307912A
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JP
Japan
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layer
foamed
mold
resin
skin
Prior art date
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Pending
Application number
JP62008127A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yokota
誠 横田
Isamu Terasawa
勇 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発泡成形品の製造方法に係り、例えば、インス
トルメントパネル、ドアパネル、コンソール、クラスタ
、ガーニッシュ、アームレスト等の自動車内装品に有用
である。
〔従来の技術〕
従来、型を使った発泡成形品の製造方法として次のもの
がある。
(11塩化ビニル樹脂、ABS樹脂などのシートを真空
成形して表皮部を構成した後、発泡組成物を注入固化さ
せる方法。
(2)塩化ビニルプラスチゾルを金型に充満させた後排
出して、金型内面に残存するプラスチゾルを加熱ゲル化
、溶融させて、スキン層(表皮II)を形成し、次に発
泡組成物を注入固化させる方法。
(3)熱可塑性樹脂粉末を金型内に装填し、加熱して焼
結層(スキンl)を形成し、次に発泡剤と熱可塑性樹脂
の混合粉末を前記焼結層の内側に装填し再び金型を加熱
して第2焼結層(発泡層)を形成する方法〔特開昭42
−11510号公報〕。
(4)  インテグラルフオームドウレタンを使用する
方法〔英国特許第1108426号等〕。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の各方法にはそれぞれ次のような問
題がある。
(11の方法は、真空成形された表皮を発泡用型に装着
する蒔に曲弦部にしわや折返しの跡が残り、また凹凸部
や複雑な形状の部分では、あらかじめシートに付与され
たシボまたは模様が真空成形時に消失し、さらにシート
の伸びによって曲弦部でハシートの肉厚が薄くなる。
(2)の方法は、プラスチゾルの注入・排出、発泡組成
物の注入・固化という複雑な工程になり、またプラスチ
ゾルの粘度が不安定なため表皮の肉厚が厚くなる。
(3)の方法は、2種類の熱可塑性樹脂粉末を使用して
いるため、粉末の装填・焼結工程を2回行なわなければ
ならず、また、表皮層を形成する際に必要以上に樹脂粉
末が型に付着し、肉厚が厚く、ソフト感が劣り、さらに
必要以上に肉厚となるため樹脂粉末を余分に消費する。
(4)の方法は、発泡体の密度差により表皮が形成され
る機構のため、生成する表皮は表面に微細なピンホール
があり、日光その他によって劣化すればピンホール部か
ら亀裂が生じるので、一般に耐光性のよい塗料の塗布が
必要になる。また高価なRI M (Reactive
 Injection Molding反応射出成形)
機を必要とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の如き従来技術に鑑み、表皮層を有する
発泡樹脂層を簡易に形成する方法を探求した結果完成さ
れたもので、その要旨は、機械的に発泡させた液状樹脂
を型表面上に吹き付けて酸型表面上に表皮層を有する発
泡樹脂層を形成する方法にある。
〔実施例〕
図面を参照して説明する。
第1図を参照すると、金型などの型1の表面にスプレー
2から機械的に発泡させた液体樹脂ごを吹き付けて発泡
樹脂層3を形成する様子が示されている。
本発明でいう機械的に発泡した液状樹脂とは、液体状態
の樹脂をオークスミキサ−、ホーバートミキサー等によ
り攪拌、泡だてしたものである。
樹脂が少量であれば家庭用の泡立て器などを用いてもよ
い。
液体状態の樹脂とは、溶液、エマルジョン、2液硬化型
の液体樹脂などを指し、反応、加熱硬化・乾燥などによ
り固体状態となるものをいう、この液状樹脂には、攪拌
泡だて時の泡を安定化させる整泡剤などの他、一般に樹
脂に混合される添加剤例えば安定剤紫外線吸収剤、着色
剤等が含まれていてもよい。
こうして、機械的に発泡させた液状樹脂を型表面に塗布
すると、1コートで表皮層を有する発泡層を形成するこ
とができる。液状樹脂には特別の工夫をしなくても発泡
層の型表面側に薄いが表皮層が形成されるものである。
表皮の強度が十分でない場合、また良好な意匠性を必要
とする場合には成形品に公知の表面加工を行なえばよい
、また、表面の着色あるいは装飾のためには、1コート
の場合には液状樹脂に着色剤を混入してもよく、また型
に所望の塗料を吹き付けた後に本発明による機械的発泡
樹脂を吹き付けてもよい。しかし、型表面に表皮層を形
成した後、その上に機械的に発泡させた液状樹脂を塗布
して発泡層を形成してもよい。
こうして得られる表皮層を有する発泡層の層には形状を
保持するため、予め射出成形などで成形した熱可塑性の
芯材を接着する。あるいは、第2図に示す如く、発泡層
3を形成した後型1内の発泡層3上に熱硬化性樹脂4を
液体状態で流し込み硬化させることによって芯材を形成
する。熱硬化性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂などが考えられる。これら樹脂の流し込みを
例えばRIM機を使用してもよいし、ハンドミクスで流
し込んでもよい、あるいは、射出成形、真空成形、圧縮
成形などの方法で樹脂を流し込んでもよい。真空成形法
によれば複雑な形状の成形品の表面に発泡層を形成する
場合に有効であり、真空成形法によれば、真空引き用空
気孔をふさがないような部分のみ発泡層の一体成形が可
能であるが、設備が安価であり、大型品の成形が容易で
あり、薄肉品の成形が容易であるなどの利点があり、圧
縮成形法によれば、設備が安価である、成形圧力が低く
てよく、発泡層の厚さを均一にし易い、充填材の配向性
が少なく、成形品のそりが少ないなどの利点がある。熱
可塑性の芯材を表皮層と発泡層に接着する場合は、接着
剤を使用してもよいし、発泡層に粘着性がある時間内で
あれば接着剤を使用せずに芯材と貼り合わせることも可
能である。第3図は発泡層3上に予め成形した熱可塑樹
脂5をセットした様子を表わす。
また、本発明の方法によれば、ブロー成形法で表皮と発
泡層とコア層を有する成形品を製造することも可能であ
る。
第4図および第5図において、11はブロー成形型であ
り、しぼが形成されている。この型11に機械発泡樹脂
をスプレーガン12当で吹きつけ、表皮層を有する発泡
層13を形成する。第4図中、13′は発泡液状樹脂で
ある。表皮層がひっかき等に弱いと考えられる場合は、
最初に塗料で表皮層を形成してから機械発泡樹脂を塗布
し、発泡層を形成してもよい。
次に、表皮層を有する発泡層13が形成されているブロ
ー成形型11とブロー成形型15を開の状態にして、押
出機ヘッド16からポリプロピレンのパリソン17を一
定位置まで型内に押し出し、ブリピンチ装置19でパリ
ソン17の先端をはさむ、この状態でブロー成形型11
と15を閉じ、ブローピン18からパリソン17内に空
気を吹き込んでパリソン17をふくらませながら、発泡
層13にパリソン17を接着させる。
そして、適当な時間だけ冷却してから成形型を開いて製
品を取りだす。
こうして表皮層と発泡層と芯材との一体成形品が得られ
る。
プロー成形に使用する樹脂は上記例としてはポリプロピ
レンとしたが、ポリカーボネート、ナイロン、ポリエチ
レン等プロー成形可能な樹脂であれば何でもよい。
また発泡層に粘着性(タック)を有する時間内であれば
プロー成形用の樹脂の種類によっては、接着剤を使用し
ないでよい場合もある。
また、ポリエチレン、ポリプロピレン等接着性の悪い樹
脂には発泡層の上にプライマー、接着剤等を使用しても
よい。
以上は、押出ブロー法を例にとって説明したがその他の
ブロ一方法、例えば射出ブロー法、射出・押出ブロー決
算公知のブロ一方法が適用できることはいうまでもない
このように、本発明の方法において、ブロー成形法を用
いて芯材を成形すると、発泡層の厚みを従来のブロー成
形法(例えば、特開昭61−51322号、同57−1
78242号、同59−118436号公報)より大き
くすることが可能であり、それによってよりソフト感の
ある成形品を得ることができる。そのほか、本発明の方
法において、ブロー成形法によれば、中空容器の成形品
の表面に発泡層を形成する場合に有効であるとか、成形
圧力が低いので発泡層の厚みを均一にできるなどの利点
がある。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、次のような効果が奏せられる。
型に塗装するという手段によるため凹凸部や複雑な形状
の部分でも良好に形状やしぼが転写する。
2液温合硬化タイプを使用すれば、加熱等の必要がなく
、表皮層、発泡層を形成できる。
1コートで表皮層と発泡層を形成できるので簡便である
。高価なRIM機を必要とせず安価な塗装機で対応でき
る。
ブロー成形品の表面発泡層の厚みを大きくしてソフト感
を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は機械的に発泡した樹脂を型に吹き付ける様子を
示す断面図、第2図はRIM機により硬質ウレタン樹脂
を芯材として成形する様子を表わす断面図、第3図は熱
可塑樹脂製芯材をセットする様子を表わす断面図、第4
図は第1図と同様な′断面図、第5図は型の表面に表皮
層を有する発泡層が形成された様子を示す断面図、第6
図は発泡層の表面にブロー成形法により芯材を形成して
いる様子を示す断面図である。 1・・・型°、     2・・・スプレーガンのノズ
ル、3・・・表皮層を有する発泡層、ご・・・発泡液状
樹脂、4・・・熱硬化性樹脂、  5・・・熱可塑樹脂
、11・・・型、    12・・・スプレーガンのノ
ズル、13・・・表皮層を有する発泡層、 13′・・・発泡液状樹脂、  15・・・ブロー成形
型、16・・・押出機ヘッド、  17・・・パリソン
、18・・・ブロービン、   19・・・プリピンチ
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、機械的に発泡させた液状樹脂を型表面に吹き付けて
    、該型表面上に表皮層を有する発泡樹脂層を形成するこ
    とを特徴とする発泡成形品の製造方法。
JP62008127A 1986-10-14 1987-01-19 発泡成形品の製造方法 Pending JPS63307912A (ja)

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JP62008127A JPS63307912A (ja) 1986-10-14 1987-01-19 発泡成形品の製造方法

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JP24207786 1986-10-14
JP61-242077 1986-10-14
JP62008127A JPS63307912A (ja) 1986-10-14 1987-01-19 発泡成形品の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327145A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Toyota Boshoku Corp 表皮付きシートパッドおよび表皮付きシートパッドの製造方法およびパッド成形型
JP2015205424A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社イノアックコーポレーション 表皮材およびその製造方法と車両用内装材

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