JPH0471692B2 - - Google Patents
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- JPH0471692B2 JPH0471692B2 JP56214999A JP21499981A JPH0471692B2 JP H0471692 B2 JPH0471692 B2 JP H0471692B2 JP 56214999 A JP56214999 A JP 56214999A JP 21499981 A JP21499981 A JP 21499981A JP H0471692 B2 JPH0471692 B2 JP H0471692B2
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- JP
- Japan
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- molded product
- blow
- molding
- parison
- mounting surface
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/12—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
- B29C44/14—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining
- B29C44/146—Shaping the lining before foaming
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車両用合成樹脂成形品の製造方法に
関するものである。
関するものである。
自動車のサイドプロテクターモールデイング、
バンパーなどに合成樹脂成形品が使用されてい
る。従来一般の車両用合成樹脂成形品は押出成形
または射出成形により、ゾリツド状に成形したも
のが使用されていたが、歩行者に対する安全性お
よび軽量化のために、発泡状のものが使用されて
いる。
バンパーなどに合成樹脂成形品が使用されてい
る。従来一般の車両用合成樹脂成形品は押出成形
または射出成形により、ゾリツド状に成形したも
のが使用されていたが、歩行者に対する安全性お
よび軽量化のために、発泡状のものが使用されて
いる。
従来の発泡状の成形品はRIM(Reaction
Injection Molding)等により、射出成形型内で
発泡させるとともに、外表面にスキン層を形成し
ており、表面にスキン層を形成するために、発泡
セルを微細にする必要があり、このため成形条件
を厳格に制御する必要があるとともに、形成され
たスキン層は薄くて衝撃に対して弱い問題点があ
つた。また安全性と軽量化のために中空の成形品
を使用することも考えられるが、ブロー成形品は
へこみ感、空洞感があり、圧縮により容易にへこ
む等の問題点があつた。
Injection Molding)等により、射出成形型内で
発泡させるとともに、外表面にスキン層を形成し
ており、表面にスキン層を形成するために、発泡
セルを微細にする必要があり、このため成形条件
を厳格に制御する必要があるとともに、形成され
たスキン層は薄くて衝撃に対して弱い問題点があ
つた。また安全性と軽量化のために中空の成形品
を使用することも考えられるが、ブロー成形品は
へこみ感、空洞感があり、圧縮により容易にへこ
む等の問題点があつた。
この発明は上記のような従来の問題点を目して
なされたもので、ブロー成形品に発泡性樹脂原料
を注入して発泡させることにより、上記問題点を
解決することを目的としている。
なされたもので、ブロー成形品に発泡性樹脂原料
を注入して発泡させることにより、上記問題点を
解決することを目的としている。
この発明は、熱可塑性樹脂をブロー成形して中
空成形品を形成する時に、中空成形品の取付面を
形成する型面のほぼ中央部および周辺部から突出
する複数の吹込管からパリソンの壁を通して空気
を吹込んでブロー成形し、これにより得られた中
空成形品の取付面に複数の孔を形成し、このうち
中空成形品の取付面のほぼ中央部に形成された孔
から中空部に発泡性樹脂原料を注入し、周辺部に
形成された孔から空気を排出しながら発泡させ
て、発泡樹脂層を形成することを特徴とする車両
用合成樹脂成形品の製造方法である。
空成形品を形成する時に、中空成形品の取付面を
形成する型面のほぼ中央部および周辺部から突出
する複数の吹込管からパリソンの壁を通して空気
を吹込んでブロー成形し、これにより得られた中
空成形品の取付面に複数の孔を形成し、このうち
中空成形品の取付面のほぼ中央部に形成された孔
から中空部に発泡性樹脂原料を注入し、周辺部に
形成された孔から空気を排出しながら発泡させ
て、発泡樹脂層を形成することを特徴とする車両
用合成樹脂成形品の製造方法である。
以下、この発明を図面により説明する。第1図
はこの発明の一実施例において製造の対象となる
サイドプロテクタモールデイングを示す斜視図、
第2図はその従来品の横断面図、第3図は実施例
に使用するブロー成形品の横断面図、第4図は実
施例にける完成品の横断面図、第5図はブロー成
形品の裏面の斜視図である。
はこの発明の一実施例において製造の対象となる
サイドプロテクタモールデイングを示す斜視図、
第2図はその従来品の横断面図、第3図は実施例
に使用するブロー成形品の横断面図、第4図は実
施例にける完成品の横断面図、第5図はブロー成
形品の裏面の斜視図である。
図面において、1はモールデイングで、従来は
第2図に示すようにソリツド状に成形されていた
が、本発明では第3図のような中空のブロー成形
品2の中空部3に発泡性樹脂原料を注入して発泡
させ、第4図に示すように、内部に発泡樹脂層4
を形成する。1aはモールデイング1の装飾面、
1bは車体への取付面である。ブロー成形品2は
熱可塑性樹脂をブロー成形して、完成品であるモ
ールデイング1の形状に成形したものであり、ブ
ロー成形の方法は特に制限はない。ブロー成形品
2には、裏面である取付面1bの中央に注入孔5
および周辺部に排気孔6を形成する。これらの孔
はブロー成形後に加工により形成してもよいが、
ブロー成形時に形成するのが望ましい。
第2図に示すようにソリツド状に成形されていた
が、本発明では第3図のような中空のブロー成形
品2の中空部3に発泡性樹脂原料を注入して発泡
させ、第4図に示すように、内部に発泡樹脂層4
を形成する。1aはモールデイング1の装飾面、
1bは車体への取付面である。ブロー成形品2は
熱可塑性樹脂をブロー成形して、完成品であるモ
ールデイング1の形状に成形したものであり、ブ
ロー成形の方法は特に制限はない。ブロー成形品
2には、裏面である取付面1bの中央に注入孔5
および周辺部に排気孔6を形成する。これらの孔
はブロー成形後に加工により形成してもよいが、
ブロー成形時に形成するのが望ましい。
第6図および第7図は孔形成を同時に行うよう
にしたブロー成形方法を示す垂直断面図で、7は
押出機(図示せず)のヘツドに設けられた押出
型、8はこの押出型7から押出されたパリソン、
9,10はこのパリソン8を挾着してブロー成形
するためのキヤビテイ型およびコア型、11はコ
ア型10から突出する鋭い先端をもつノズル、1
2はこのノズル11に接続する空気供給チユーブ
である。
にしたブロー成形方法を示す垂直断面図で、7は
押出機(図示せず)のヘツドに設けられた押出
型、8はこの押出型7から押出されたパリソン、
9,10はこのパリソン8を挾着してブロー成形
するためのキヤビテイ型およびコア型、11はコ
ア型10から突出する鋭い先端をもつノズル、1
2はこのノズル11に接続する空気供給チユーブ
である。
成形方法は第6図のように型開きした状態で、
押出型7からモールデイング1の横断面形状とほ
ぼ相似形の横断面形状を有するパリソン8を押出
し、パリソン8の下端が型彫込み面9a,10a
の下端よりも下に達した状態で、矢印a,b方向
にキヤビテイ型9およびコア型10を閉じて型締
めし、両方の型9,10によつてパリソン8を挾
む。このとき型彫込み面10aがモールデイング
1の取付面1bを形成するようにパリソン8を押
出す。型締めに際し、コア型10の移動によつて
ノズル11がパリソン8の側壁を突破つて内側に
挿入され、次いでキヤビテイ型9およびコア型1
0が完全に閉じる。
押出型7からモールデイング1の横断面形状とほ
ぼ相似形の横断面形状を有するパリソン8を押出
し、パリソン8の下端が型彫込み面9a,10a
の下端よりも下に達した状態で、矢印a,b方向
にキヤビテイ型9およびコア型10を閉じて型締
めし、両方の型9,10によつてパリソン8を挾
む。このとき型彫込み面10aがモールデイング
1の取付面1bを形成するようにパリソン8を押
出す。型締めに際し、コア型10の移動によつて
ノズル11がパリソン8の側壁を突破つて内側に
挿入され、次いでキヤビテイ型9およびコア型1
0が完全に閉じる。
この状態で空気供給チユーブ12から空気を供
給し、ノズル11からパリソン8内に吹込んで、
第7図に示すように、パリソン8を型彫込み面9
a,10aに押付け、ブロー成形品2を成形す
る。空気吹込開始とともに、キヤビテイ型9およ
びコア型10を紙面と垂直方向に移動させて冷却
し、固化後型開きすると、ブロー成形品2が自動
的に落下する。
給し、ノズル11からパリソン8内に吹込んで、
第7図に示すように、パリソン8を型彫込み面9
a,10aに押付け、ブロー成形品2を成形す
る。空気吹込開始とともに、キヤビテイ型9およ
びコア型10を紙面と垂直方向に移動させて冷却
し、固化後型開きすると、ブロー成形品2が自動
的に落下する。
キヤビテイ型9およびコア型10の移動により
パリソン8の上部は引きちぎられ、さらに押出が
行われて、キヤビテイ型9およびコア型10が戻
つてくるまでに次のパリソン8が第6図の位置ま
で伸びるようにし、前記の操作を繰返えし、成形
を行う。
パリソン8の上部は引きちぎられ、さらに押出が
行われて、キヤビテイ型9およびコア型10が戻
つてくるまでに次のパリソン8が第6図の位置ま
で伸びるようにし、前記の操作を繰返えし、成形
を行う。
以上によつて得られるブロー成形品2は、ノズ
ル11の跡が孔として残り、注入孔5および排気
孔6として利用できる。
ル11の跡が孔として残り、注入孔5および排気
孔6として利用できる。
第8図はブロー成形品に発泡性樹脂原料を注入
する状態を示す垂直断面図である。注入孔5およ
び排気孔6を形成したブロー成形品2は、第8図
に示すように、取付面1bを上にして置き、注入
ノズル13から注入孔5を通して中空部3に液状
の発泡樹脂原料14を注入し、中空部3において
発泡させる。発泡樹脂原料14としては、反応に
より発泡樹脂を生成するもの(例えばポリオール
とイソシアネートの混合物)、または発泡剤を含
む樹脂液などがあり、発泡樹脂層4を形成できる
ものであれば特に制限はない。樹脂原料14の注
入により中空部3の空気は排気孔6から排気さ
れ、中空部3内に樹脂原料14が充満し、反応が
終了すると第4図に示すように、発泡樹脂層4が
形成される。排気孔6から漏出する樹脂は固化後
除去し、成形品としてのモールデイング1が完成
する。
する状態を示す垂直断面図である。注入孔5およ
び排気孔6を形成したブロー成形品2は、第8図
に示すように、取付面1bを上にして置き、注入
ノズル13から注入孔5を通して中空部3に液状
の発泡樹脂原料14を注入し、中空部3において
発泡させる。発泡樹脂原料14としては、反応に
より発泡樹脂を生成するもの(例えばポリオール
とイソシアネートの混合物)、または発泡剤を含
む樹脂液などがあり、発泡樹脂層4を形成できる
ものであれば特に制限はない。樹脂原料14の注
入により中空部3の空気は排気孔6から排気さ
れ、中空部3内に樹脂原料14が充満し、反応が
終了すると第4図に示すように、発泡樹脂層4が
形成される。排気孔6から漏出する樹脂は固化後
除去し、成形品としてのモールデイング1が完成
する。
上記の説明において、注入孔5はほぼ中央に設
ければ樹脂原料14を中空部3内に均等に行きわ
たらせることができ、発泡樹脂層4を均一に形成
することができる。また排気孔6を周縁部に設け
れば同様の効果に加えて空気の残留を防止でき
る。
ければ樹脂原料14を中空部3内に均等に行きわ
たらせることができ、発泡樹脂層4を均一に形成
することができる。また排気孔6を周縁部に設け
れば同様の効果に加えて空気の残留を防止でき
る。
ブロー成形に際して、ノズル11はコア型10
のパーテイング面10bよりも高く突出させるの
が望ましく、その先端は鋭く尖つた状態にする
と、型締時にノズル11の挿入が完全に行える。
またノズル11はブロー成形品2の取付面1bの
ほぼ中央部に位置するように配置すると、注入孔
5をほぼ中央に形成できるとともに、ブロー成形
品2全体に対する空気の供給を均一に近くでき、
均一な成形に役立つ。中央部のほかに周辺部にも
ノズル11を配置すると、空気の供給はさらに均
一となる。
のパーテイング面10bよりも高く突出させるの
が望ましく、その先端は鋭く尖つた状態にする
と、型締時にノズル11の挿入が完全に行える。
またノズル11はブロー成形品2の取付面1bの
ほぼ中央部に位置するように配置すると、注入孔
5をほぼ中央に形成できるとともに、ブロー成形
品2全体に対する空気の供給を均一に近くでき、
均一な成形に役立つ。中央部のほかに周辺部にも
ノズル11を配置すると、空気の供給はさらに均
一となる。
樹脂原料14の注入は大気圧下に行うことがで
きるので、第8図のような簡単な装置でよいが、
他の手段によつてもよい。
きるので、第8図のような簡単な装置でよいが、
他の手段によつてもよい。
上記説明はサイドプロテクターモールデイング
を例にとつて説明したが、本発明は他の車両用合
成樹脂成形品、例えばバンパー、バンパーモール
デイング、シルモールデイング、フロントスポイ
ラー、リアスポイラーなどにも適用でき、それぞ
れの形状に応じてパリソン8、キヤビテイ型9、
コア型10等の形状を変えて、異なつた形状のブ
ロー成形品2を成形し、異なつた形状の成形品を
得ることができる。
を例にとつて説明したが、本発明は他の車両用合
成樹脂成形品、例えばバンパー、バンパーモール
デイング、シルモールデイング、フロントスポイ
ラー、リアスポイラーなどにも適用でき、それぞ
れの形状に応じてパリソン8、キヤビテイ型9、
コア型10等の形状を変えて、異なつた形状のブ
ロー成形品2を成形し、異なつた形状の成形品を
得ることができる。
第9図は他の実施例により製造したバンパーを
示す斜視図、第10図はその横断面図、第11図
は別の実施例により製造したフロントアンダース
ポイラーを示す斜視図、第12図はその横断面図
であり、それぞれ前記実施例と同様にして製造さ
れたものである。
示す斜視図、第10図はその横断面図、第11図
は別の実施例により製造したフロントアンダース
ポイラーを示す斜視図、第12図はその横断面図
であり、それぞれ前記実施例と同様にして製造さ
れたものである。
以上説明したように、この発明によれば、ブロ
ー成形に際して、中央成形品の取付面を形成する
型面のほぼ中央および周辺部から突出する複数の
吹込管からパリソンの壁を通して空気を吹込んで
ブロー成形するため、ブロー成形時におけるパリ
ソンに対する空気の供給を均一にして、均一な中
空成形品を得ると同時に、所定の位置に複数の孔
を形成することができる。
ー成形に際して、中央成形品の取付面を形成する
型面のほぼ中央および周辺部から突出する複数の
吹込管からパリソンの壁を通して空気を吹込んで
ブロー成形するため、ブロー成形時におけるパリ
ソンに対する空気の供給を均一にして、均一な中
空成形品を得ると同時に、所定の位置に複数の孔
を形成することができる。
また発泡樹脂層の形成に際して、中空成形品の
取付面のほぼ中央部に形成された孔から発泡性樹
脂原料を注入し、周辺部に形成された孔から空気
を排出しながら発泡させて、中空成形品の中空部
の発泡樹脂層を形成するため、中空成形品の中空
部から空気を完全に排出しながら、中空部に発泡
樹脂を均等に充填して、密着性、均質性、機械的
強度に優れた車両用合成樹脂成形品が得られる。
取付面のほぼ中央部に形成された孔から発泡性樹
脂原料を注入し、周辺部に形成された孔から空気
を排出しながら発泡させて、中空成形品の中空部
の発泡樹脂層を形成するため、中空成形品の中空
部から空気を完全に排出しながら、中空部に発泡
樹脂を均等に充填して、密着性、均質性、機械的
強度に優れた車両用合成樹脂成形品が得られる。
これにより、さらに次のような効果が得られ
る。
る。
ブロー成形品に発泡樹脂層が密着して充填さ
れるため、へこみ感、空洞感がなく、衝激力を
吸収するとともに、復元性が良好で、へこみが
生じにくい。
れるため、へこみ感、空洞感がなく、衝激力を
吸収するとともに、復元性が良好で、へこみが
生じにくい。
軽量で、歩行者に対する安全性が高い。
発泡樹脂層はブロー成形品で保護されている
ため、衝撃力による損傷がなく、発泡セルも緻
密にする必要がなく、このため発泡条件も厳格
に制御する必要がないとともに、発泡率を高く
して軽量化することができる。
ため、衝撃力による損傷がなく、発泡セルも緻
密にする必要がなく、このため発泡条件も厳格
に制御する必要がないとともに、発泡率を高く
して軽量化することができる。
一般に2種の異なる材料による成形は複雑な
装置と高価な金型を必要とするが、本発明では
簡単な装置により、安価な成形品を得ることが
できる。
装置と高価な金型を必要とするが、本発明では
簡単な装置により、安価な成形品を得ることが
できる。
第1図はこの発明の一実施例において製造の対
象となるサイドプロテクタモールデイングを示す
斜視図、第2図はその従来品の横断面図、第3図
は実施例に使用するブロー成形品の横断面図、第
4図は実施例における完成品の横断面図、第5図
はブロー成形品の裏面の斜視図、第6図および第
7図はブロー成形方法の一例を示す垂直断面図、
第8図は発泡樹脂の注入方法の一例を示す垂直断
面図、第9図は他の実施例により製造したバンパ
ーを示す斜視図、第10図はその横断面図、第1
1図は別の実施例により製造したフロントアンダ
ースポイラーを示す斜視図、第12図はその横断
面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1はモールデイング、2はブロー成形品、3
は中空部、4は発泡樹脂層、5は注入孔、6は排
気孔、7は押出型、8はパリソン、9はキヤビテ
イ型、10はコア型、11はノズル、12は空気
供給チユーブ、13は注入ノズルである。
象となるサイドプロテクタモールデイングを示す
斜視図、第2図はその従来品の横断面図、第3図
は実施例に使用するブロー成形品の横断面図、第
4図は実施例における完成品の横断面図、第5図
はブロー成形品の裏面の斜視図、第6図および第
7図はブロー成形方法の一例を示す垂直断面図、
第8図は発泡樹脂の注入方法の一例を示す垂直断
面図、第9図は他の実施例により製造したバンパ
ーを示す斜視図、第10図はその横断面図、第1
1図は別の実施例により製造したフロントアンダ
ースポイラーを示す斜視図、第12図はその横断
面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1はモールデイング、2はブロー成形品、3
は中空部、4は発泡樹脂層、5は注入孔、6は排
気孔、7は押出型、8はパリソン、9はキヤビテ
イ型、10はコア型、11はノズル、12は空気
供給チユーブ、13は注入ノズルである。
Claims (1)
- 1 熱可塑性樹脂をブロー成形して中空成形品を
形成する時に、中空成形品の取付面を形成する型
面のほぼ中央部および周辺部から突出する複数の
吹込管からパリソンの壁を通して空気を吹込んで
ブロー成形し、これにより得られた中空成形品の
取付面に複数の孔を形成し、このうち中空成形品
の取付面のほぼ中央部に形成された孔から中空部
に発泡性樹脂原料を注入し、周辺部に形成された
孔から空気を排出しながら発泡させて、発泡樹脂
層を形成することを特徴とする車両用合成樹脂成
形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56214999A JPS58116135A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用合成樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56214999A JPS58116135A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用合成樹脂成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116135A JPS58116135A (ja) | 1983-07-11 |
JPH0471692B2 true JPH0471692B2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=16665020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56214999A Granted JPS58116135A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用合成樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116135A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS58116135A (ja) | 1983-07-11 |
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