JP2015203953A - 自己診断回路、装置、自己診断方法およびプログラム - Google Patents

自己診断回路、装置、自己診断方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検査の柔軟性を向上させることが可能な自己診断回路を提供する。【解決手段】FPGA3は、装置100内に具備され、コンフィグデータに基づいてCPUを構築し、CPUに装置100を検査するための検査プログラムを実行させることで、装置100の検査を実施する。このため、装置100の入力ポート1に装置100を検査するための信号を入力する必要がなく、また、装置100の出力ポート2から検査結果を示す信号を出力する必要もなくなる。したがって、装置100の自己診断による検査が可能となり、装置100の入力ポート1や出力ポート2に接続する検査治具や測定機器などの検査装置が不要となる。また、FPGA3がコンフィグデータに基づいて構築したCPUにて検査が行われるので、検査を行うCPUの構成やCPUが実行する検査プログラムなどを変更することができるため、検査の柔軟性を向上させることが可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、装置の自己診断を行う自己診断回路、装置、自己診断方法およびプログラムに関し、特には、FPGA(Filed Programmable Gate Array)を用いて装置の自己診断を行う自己診断回路、装置、自己診断方法およびプログラムに関する。
FPGAは、そのFPGA内に論理回路をプログラムすることで、様々な回路を構築することができる。FPGA内に論理回路をプログラムするための論理回路情報は、書き換え可能であり、FPGAの外部にある外部メモリにコンフィグデータとして格納される。そして、電源が投入されると、コンフィグデータは、外部メモリから読み出されて、FPGA内に論理回路情報として書き込まれ、その論理回路情報に基づいて論理回路がプログラムされる。
また、FPGAにて構築可能な回路のうち頻繁に利用される回路を構築するための論理回路情報は、IPコア(Intellectual Property Core)としてFPGAベンダなどから提供されている。例えば、CPU(Central Processing Unit)を実現するための論理回路情報もIPコアとして提供されているが、そのCPUとしては、簡単な演算処理を行う汎用CPUから、多ビットで複雑な演算処理が可能な高性能CPUまで様々なものを選択することができる。また、CPUに実行させるプログラムは、コンパイルされた形式で外部メモリに予め格納され、FPGA内に論理回路情報が書き込まれた後、外部メモリからFPGA内のメモリに書き込まれ、その後、順次実行される。なお、CPUに実行させるプログラムは、C言語などのプログラミング言語を用いて容易に作成することができる。
また、電気部品としてLSI(Large Scale Integration)のような半導体や周辺素子が実装されている装置では、その装置の出荷時や故障時に検査が行われる。例えば、出荷時の検査である出荷検査では、一般的に、検査治具や測定機器のような検査を行うための検査機器が装置の入力ポートや出力ポートと接続され、検査機器を用いて装置の検査が行われる。また、製品出荷後に故障が生じた場合、出荷検査と同様に検査機器を用いた検査が行われ、故障箇所が特定された後、修理が行われる。
しかしながら、上記のような検査方法では、装置内に実装される電気部品の近年の増加に伴い、検査時間が長くなっている上に、検査機器が必要になってしまうため、検査コストや修理コストが大きいという問題がある。
これに対して特許文献1には、FPGAを具備し、検査時に、FPGAを集積回路のテストを行うためのTAP(Test Access Port)コントローラとして機能させることで、検査機器を不要にする情報処理装置が記載されている。
また、特許文献2には、CPUを内蔵したLSIを具備し、LSIの検査を行うためのプログラムをCPUに実行させることで、検査機器を不要にするユニットが記載されている。
また、特許文献3には、LSIを検査する検査機器の機能の一部をLSI自身に組み込むBIST(Built-In Self Test)技術を利用した半導体集積回路が記載されている。この半導体集積回路は、LSIに搭載されたFPGAに、複数の記憶装置のそれぞれを検査するのに適した複数のコンフィグデータを連続して取り込ませることで、各記憶装置を検査するための複数の検査回路のそれぞれをFPGAに順次実現させることで、検査時間の短縮を図っている。
特開2008−097246号公報 特開2006−052970号公報 特開2000−252361号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術では、検査の柔軟性に課題が残る。例えば、特許文献1に記載の情報処理装置では、FPGAをTAPコントローラとして機能させているが、TAPコントローラは特定の検査しか行うことができない。また、特許文献2に記載のユニットは、論理回路をプログラムすることができない一般的なCPUを用いて検査を行っているため、検査を行う回路のハードウェア構成を変更することができない。さらに特許文献3に記載の技術では、LSIを検査する検査機器の機能の一部だけをLSIに組み込むBIST技術を使用しているため、検査機器を不要にすることができない。
本発明の目的は、検査の柔軟性を向上させることが可能な自己診断回路、装置、自己診断方法およびプログラムを提供することである。
本発明による自己診断回路は、装置内に具備され、コンフィグデータに基づいてCPUを構築し、前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させるFPGAを含む。
本発明による装置は、前記自己診断回路を含む。
本発明による自己診断方法は、装置内に具備されたFPGAに、コンフィグデータに基づいてCPUを構築させ、前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させる。
本発明によるプログラムは、コンピュータに、装置内に具備されたFPGAに、コンフィグデータに基づいてCPUを構築させる手順と、前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させることで、前記装置の検査を実施する手順と、を実行させる。
本発明によれば、検査の柔軟性を向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の装置の原理的な構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のFPGAの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の装置のより具体的な構成を示す図である。 通常時における装置の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 検査時における装置の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 装置による検査を行うための設定動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の第1の実施形態の装置の原理的な構成を示す図である。図1に示すように本実施形態の装置100は、入力ポート1と、出力ポート2と、FPGA3と、電気部品4とを具備する。また、FPGA3は、入力端子3A1および3A2と、出力端子3B1および3B2とを有し、電気部品4は、入力端子4A1および出力端子4B1を有する。なお、装置100の動作モードには、装置100の検査を行う検査モードと、通常の動作を行う通常モードとがある。
FPGA3は、装置の入力ポート1および出力ポート2と、電気部品4の入力端子4A1および出力端子4B1と接続される。具体的には、入力ポート1は、FPGA3の入力端子3A1と接続され、出力ポート2は、FPGA3の出力端子3B2と接続される。そして、電気部品4の入力端子4A1は、FPGA3の出力端子3B1と接続され、電気部品4の出力端子4B1は、FPGA3の入力端子3A2と接続される。
入力ポート1は、外部からの入力に応じた信号を入力ポート信号11として出力する。外部からの入力は、例えば、外部装置からの信号入力や、装置100のユーザからの操作入力などである。出力ポート2は、FPGA3からの出力ポート信号14に応じた出力処理を行う。出力処理は、例えば、外部装置に信号を出力する処理や、LED(Light Emitting Diode)のようなユーザに通知を行うための通知部を駆動する処理などである。
FPGA3は、自己診断回路の一例である。FPGA3は、自身(FPGA3内)の論理回路をプログラムするためのコンフィグデータに基づいて、自身(FPGA3内)の論理回路をプログラムしてCPUを構築し、そのCPUに装置100を検査するための検査プログラムを実行させる。電気部品4は、例えば、LSIなどの半導体や周辺素子であり、所定の処理を実行するものである。
以下、FPGA3についてより詳細に説明する。
コンフィグデータには、装置100を検査するための検査用コンフィグデータと、検査用コンフィグデータとは異なる通常用コンフィグデータとがある。装置100が通常モードで動作する場合、つまり、装置100を検査しないときには、FPGA3は、通常用コンフィグデータを論理回路情報として読み込み、その読み込んだ論理回路情報に応じた通常回路を構築する。この場合、FPGA3は、入力ポート1から入力端子3A1に入力された入力ポート信号11をそのまま出力ポート信号14として出力端子3B1から出力する。この場合、入力信号12は、電気部品4の入力端子4A1に入力され、電気部品4にて所定の処理が行われる。そして、電気部品4の出力端子4B1から出力された出力信号13は、FPGA3の入力端子3A2に入力される。FPGA3は、出力信号13をそのまま出力ポート信号14として出力ポート2に出力する。
また、装置100が検査モードで動作する場合、つまり、装置100を検査するときには、FPGA3は検査用コンフィグデータに基づいてCPUを構築し、そのCPUに検査プログラムを実行させる。図2は、このときのFPGA3の構成の一例を示す図である。図2に示すように、FPGA3は、入力端子3A1および3A2と、出力端子3B1および3B2と、メモリ31と、CPU32とを具備する。より具体的には、FPGA3は、装置100の電源が投入されると、外部からコンフィグデータを論理回路情報としてメモリ31に読み込み、その論理回路情報に基づいてCPU32を構築する。そして、FPGA3は、CPU32に実行させる検査プログラムをメモリ31に格納する。そして、FPGA3は、CPU32に対してメモリ31に格納された検査プログラムをプログラムデータ301として順次読み込ませ、その読み込ませたプログラムデータ301を実行させることで、装置100の検査を行う。なお、検査プログラムはコンパイルされた形式であることが望ましい。
この場合、CPU32は、検査プログラムに従って、入力ポート1からの信号として装置100(具体的には、電気部品4)を検査するための検査信号を生成し、その検査信号を制御信号302として出力端子3B1に出力する。これにより、出力端子3B1から制御信号302が入力信号12として電気部品4の入力端子4A1に入力される。この場合でも電気部品4では、通常モード時と同様に所定の処理が行われ、電気部品4の出力端子4B1から出力ポートへの出力信号13がFPGA3の入力端子3A2に入力される。そして出力信号は入力端子3A2から処理結果信号303としてCPU32に入力され、CPU32は、その処理結果信号303に基づいて、装置100に異常があるか否かを判断する。具体的には、FPGA3は、処理結果信号303に異常があるか否かを判断することで、電気部品4に異常があるか否かを判断する。
以上説明したように本実施形態によれば、FPGA3は、装置100内に具備され、コンフィグデータに基づいてCPU32を構築し、CPU32に装置100を検査するための検査プログラムを実行させることで、装置100の検査を実施する。このため、装置100の入力ポート1に装置100を検査するための信号を入力する必要がなく、また、装置100の出力ポート2から検査結果を示す信号を出力する必要もなくなる。したがって、装置100の自己診断による検査が可能となり、装置100の入力ポート1や出力ポート2に接続する検査治具や測定機器などの検査装置が不要となる。また、FPGA3がコンフィグデータに基づいて構築したCPU32にて検査が行われるので、検査を行うCPU32の構成やCPU32が実行する検査プログラムなどを変更することができるため、検査の柔軟性を向上させることが可能になる。
図3は、図1および図2で示した本実施形態の装置100のより具体的な構成を示す図である。図3に示す装置100は、入力コネクタ101と、スイッチ102と、出力コネクタ103と、LED104と、FPGA105と、LSI106とを具備する。また、FPGA105は、入力端子5A1−1、5A1−2、5A2−1および5A2−2と、出力端子5B1−1、5B1−2、5B2−1および5B2−2とを有する。また、LSI106は、入力端子6A1−1および6A1−2と、出力端子6B1−1および6B1−2とを有する。
ここで、入力コネクタ101およびスイッチ102は、図1の入力ポート1に対応し、出力コネクタ103およびLED104は、図1の出力ポート2に対応し、FPGA105は図1のFPGA3に対応し、LSI106は図1の電気部品4に対応する。また、入力端子5A1−1および5A1−2は、図1の入力端子3A1に対応し、入力端子5A2−1および5A2−2は、図1の入力端子3A2に対応し、出力端子5B1−1および5B1−2は、図1の出力端子3B1に対応し、出力端子5B2−1および5B2−2は、図1の出力端子3B2に対応する。
また、入力コネクタ101は、FPGA105の入力端子5A1−1と接続され、スイッチ102は、FPGA105の入力端子5A1−2と接続される。FPGA105の出力端子5B1−1は、LSIの入力端子6A1−1と接続され、FPGA105の出力端子5B1−2は、LSI106の入力端子6A1−2と接続される。LSI106の出力端子6B1−1は、FPGA105の入力端子5A2−1と接続され、LSI106の出力端子6B1−2は、FPGA105の入力端子5A2−2と接続される。FPGA105の出力端子5B2−1は、出力コネクタ103と接続され、FPGA105の出力端子5B2−2は、LED104と接続される。
入力コネクタ101には、外部装置(図示せず)が接続され、その外部装置から種々のパケット信号が入力される。入力コネクタ101は、入力されたパケット信号を入力パケット信号201として出力する。スイッチ102は、ユーザからの入力に応じた入力スイッチ信号202を出力する。本実施形態では、スイッチ102は、押下可能な部品であり、押下されていな場合には、ロウレベルの信号を入力スイッチ信号202として出力し、押下されるとハイレベルの信号を入力スイッチ信号202として出力する。
出力コネクタ103は、外部装置(図示せず)と接続され、FPGA105からの置換出力パケット信号207を外部装置に対して信号を出力する。また、LED104は、ユーザに装置100の状態などを通知する通知部であり、FPGA105からの出力ステータスフラグ信号208に応じて発光する。
[動作の説明]
図4は、通常モード時における装置100の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。なお、通常モード時には、FPGA105は、通常用コンフィグデータを論理回路情報として読み込み、その読み込んだ論理回路情報に応じた通常回路を構築しているものする。
通常モードでは、入力コネクタ101に入力されたパケット信号は、入力パケット信号201としてFPGA105の入力端子5A1−1に入力される。また、スイッチ102は、ユーザにて押下されたか否かに応じて、ロウレベルかハイレベルを示す入力スイッチ信号202をFPGA105の入力端子5A1−2に入力する。
FPGA105(具体的には、FPGA105が構築した通常回路)は、入力パケット信号201をそのまま出力端子5B1−1から出力パケット信号203としてLSI106の入力端子6A1−1に入力する。また、FPGA105は、入力スイッチ信号202をそのまま出力端子5B1−2から出力スイッチ信号204としてLSI106の入力端子6A1−2に入力する。
LSI106は、入力された出力パケット信号203および出力スイッチ信号204を確認する。出力スイッチ信号204がハイレベルの場合、LSI106は、出力パケット信号203の一部のデータに対してデータ変換処理を行い、かつ、パケット置換処理を行い、そのデータ変換処理およびパケット置換処理を行った出力パケット信号203を置換パケット信号205として出力端子6B1−1からFPGA105の入力端子5A2−1に入力する。また、出力スイッチ信号204がロウレベルの場合、LSI106は、出力パケット信号203に対してパケットの置換処理を行い、その置換処理を行った出力パケット信号203を置換パケット信号205として出力端子6B1−1からFPGA105の入力端子5A2−1に入力する。
また、LSI106は、入力された出力パケット信号203のフォーマットチェックを行い、そのチェック結果を、ステータスフラグ信号206として出力端子6B1−2からFPGA105の入力端子5A2−2に入力する。
FPGA105は、入力された置換パケット信号205およびステータスフラグ信号206をそのまま、置換出力パケット信号207および出力ステータスフラグ信号208として、出力端子5B2−1および5B2−2のそれぞれから出力コネクタ103およびLED104に入力する。
出力コネクタ103は、置換出力パケット信号207を外部装置に出力する。また、LED104は、出力ステータスフラグ信号208に応じた発光を行う。例えば、LED104は、出力ステータスフラグ信号208がロウレベルかハイレベルかに応じて、緑色または赤色で発光する。
図5は、検査モード時における装置100の動作の一例を説明するための図であり、図6は、検査モード時における装置100の動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、電気部品であるLSIを検査する際の装置100の動作を説明する。また、FPGA105は、検査用コンフィグデータを論理回路情報として読み込み、その読み込んだ論理回路情報に基づいて、図2に示すCPU32を構築しているものとする。なお、図2では、上述したように、入力端子3A1が入力端子5A1−1および5A1−2に対応し、入力端子3A2が入力端子5A2−1および5A2−2に対応し、出力端子3B1が出力端子5B1−1および5B1−2に対応し、出力端子3B2が出力端子5B2−1および5B2−2に対応する。
先ず、FPGA105のCPU32は、入力コネクタ101からの入力パケット信号201としてLSIを検査するための第1の検査信号を生成し、その第1の検査信号を出力端子5B1−1から出力パケット信号203として出力する(ステップS601)。また、CPU32は、スイッチ102からの入力スイッチ信号202としてLSIを検査するための第2の検査信号を生成し、その第2の検査信号を出力端子5B1−2から出力スイッチ信号204として出力する(ステップS602)。
出力パケット信号203はLSI106の入力端子6A1−1に入力され、出力スイッチ信号204はLSI106の入力端子6A1−2に入力される。LSI106は、通常モード時の処理と同じ処理を行い、置換パケット信号205を出力端子6B1−1からFPGA105の入力端子5A2−1に入力し、ステータスフラグ信号206を出力端子6B1−2からFPGA105の入力端子5A2−2に入力する(ステップS603)。
そしてCPU32は、入力された置換パケット信号205およびステータスフラグ信号206を解析し(ステップS604)、置換パケット信号205およびステータスフラグ信号206に異常があるか否かを判断することで、LSI106に異常があるか否かを判断する(ステップS605)。
(変形例)
以上説明した構成および動作は単なる一例であり、これらに限定されるものではない。
例えば、装置100の検査時では、CPU32は、入力ポート1からの信号を出力ポート2に出力してもよい。具体的には、CPU32は、スイッチ102からの入力スイッチ信号202をそのままLED104に出力する。これにより、スイッチ102が押下された時には、LED104を赤色で発光させ、スイッチ102が押下されていない時には、LED104を緑色で発光させるなどとすることが可能となり、入力ポート1や出力ポート2の検査を容易に行うことが可能になる。
また、装置100が電気部品としてFPGAを既に使用している場合、その使用されているFPGAを、検査を行うためのFPGA105として使用することができる。この場合、装置100の部品点数の増加を抑制しつつ、検査を容易に行うことができる。
装置100の実施例として、図3で示した装置100が画像処理装置の場合について説明する。
通常動作モードの場合、入力コネクタ101には映像信号が入力される。なお、映像信号は、複数フレームからなり、パケットごとに、1フレーム単位の画像を示すものとする。LSI106は、フレーム単位で映像信号に対して画像処理を行い、その画像処理を行った映像信号を出力コネクタ103から出力する。また、スイッチ102は、出力コネクタ103から出力する映像信号が示す画像のサイズを変更するために使用される。また、LED104は、映像信号に対して正常に画像処理ができている時は緑色で発光し、映像信号に対して正常に画像処理ができていない時には赤色で発光する。
検査モードの場合、FPGA105は、入力コネクタ101からの映像信号の代わりに、検査信号として、例えば、1フレーム分の映像信号を生成してLSI106に出力する。この場合、FPGA105は、LSI106から画像処理が行われた映像信号が入力されると、その映像信号のフォーマットの確認を行い、その映像信号に異常があるか否かを検査する。なお、FPGA105による映像信号の生成や、異常の検査は、FPGA105内のCPUにより実行され、その実行手順は検査プログラムにて規定される。
装置100の別の実施例としては、画像処理装置の機能を構成する電気部品としてFPGAが使用されている場合を挙げる。この場合、FPGA内の論理情報の書き込むコンフィグデータを複数用意することで対応することができる。
以上説明した各実施形態および各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、装置100の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させることで、実現されてもよい。
1 入力ポート
2 出力ポート
3 FPGA
4 電気部品
31 メモリ
32 CPU
100 装置
101 入力コネクタ
102 スイッチ
103 出力コネクタ
104 LED
105 FPGA
106 LSI

Claims (8)

  1. 装置内に具備され、コンフィグデータに基づいてCPU(Central Processing Unit)を構築し、前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させるFPGA(Filed Programmable Gate Array)を含む自己診断回路。
  2. 請求項1に記載の自己診断回路において、
    前記CPUは、前記検査プログラムに従って、前記装置を検査するための検査信号を生成して前記装置の入力ポートからの信号として出力し、当該信号に応じて前記装置の出力ポートへ出力される出力信号に基づいて、前記装置に異常があるか否かを判断する、自己診断回路。
  3. 請求項1または2に記載の自己診断回路において、
    前記FPGAは、前記装置の入力ポートおよび出力ポートと接続され、
    前記CPUは、前記検査プログラムに従って、前記入力ポートからの信号を出力ポートに出力する、自己診断回路。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自己診断回路において、
    前記FPGAは、前記装置内の電気部品の入力端子および出力端子と接続され、
    前記CPUは、前記検査プログラムに従って、前記装置を検査するための検査信号を生成して前記電気部品に出力し、前記電気部品の出力端子から前記装置の出力ポートへの出力信号に基づいて、前記電気部品に異常があるか否かを判断する、自己診断回路。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自己診断回路において、
    前記コンフィグデータは、前記装置を検査するための検査用コンフィグデータと、前記検査用コンフィグデータとは異なる通常用コンフィグデータとがあり、
    前記FPGAは、前記装置を検査するときには、前記コンフィグデータとして前記検査用コンフィグデータに基づいて前記CPUを構築し、前記装置を検査しないときには、前記コンフィグデータとして前記通常用コンフィグデータに応じた通常回路を構築する、自己診断回路。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の自己診断回路を具備する装置。
  7. 装置内に具備されたFPGAに、コンフィグデータに基づいてCPUを構築させ、
    前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させる、自己診断方法。
  8. コンピュータに、
    装置内に具備されたFPGAに、コンフィグデータに基づいてCPUを構築させる手順と、
    前記CPUに前記装置を検査するための検査プログラムを実行させる手順と、を実行させるためのプログラム。
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