JP2010203996A - 測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定装置での操作に基づいてGPIBコマンドシーケンスを自動的に作成することにより、操作者が所望するGPIBコマンドシーケンスの作成を容易にし、また、不具合が発生したときの操作を簡易に再現できる構成にして、保守サービスを容易にする。
【解決手段】操作部11から各種の測定条件もしくは各種の測定機能の一連の設定入力に対応する実行指示を受けたコマンドシーケンス生成部30が、その一連のGPIBコマンドに翻訳して外部記憶媒体80へ出力する。そして、外部記憶媒体80から読み出された一連のGPIBコマンドを受けたGPIBI/F部50が、一連のGPIBコマンドを測定実行部が実行できる実行指示に翻訳して測定実行部に送って実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばGPIBコマンド等により外部から制御可能な測定装置に関する。特に、操作部で測定条件や測定機能を設定入力して測定するとき、その設定入力された制御内容をGPIBコマンドシーケンスに変換して生成し、外部の他の同種の測定装置で再利用可能に外部へ取り出せるようにする技術に関する。
操作者が、測定部の操作部でキー操作したとき、そのキー操作で設定された測定条件や機能をコード化してコマンドシーケンスとして記憶しておき、さらに、そのコマンドシーケンスを実行するための実行キーを割り当てて登録しておく。そして、後で、同一の測定を繰り返して実行するとき、その実行キーをオンにすることにより、記憶していたコマンドシーケンスを読み出して測定部を制御させる構成とした技術がある(特許文献1を参照)。
特開平6―347367号公報
一般に、外部のコンピュータを備えた制御装置からGPIBコマンドでリモート制御可能にされている測定装置も多い。例えば製造ラインでは、このような測定装置のリモート制御機能を利用し、複数のGPIBコマンドを連ねてその送信手順を定めたGPIBコマンドシーケンスを予め作成して制御装置に記憶させておき、このGPIBコマンドシーケンスに従って制御装置から測定装置にGPIBコマンドを送信して測定装置をリモート制御することにより、決められた測定や検査を行う。このようにすることで、測定や検査にかかる時間の短縮や、製造ライン変更への対応の容易化を図っている。
しかし、GPIBコマンドシーケンスを作成する際には、測定装置の取扱説明書等を参照し、1つ1つのGPIBコマンドの機能や書式を確認して実装する必要がある。GPIBコマンドは、測定装置自体の操作部から行うキー操作やマウス操作とは、別に定義されているので、測定装置の操作に慣れている操作者であっても、GPIBコマンドシーケンスの作成に多大な時間を必要とする。また、GPIBコマンドの記述ミスが発生するおそれがあるため、作成したGPIBコマンドシーケンスが正しいかどうか、個々のGPIBコマンド毎に検証する必要があった。
また、例えば、工場内で、制御装置を用いずに、直接、測定装置を操作して、測定を実行しているとき不具合が発生した場合、その不具合の相談を受けた製造者側でその不具合がでたときの操作と同様の制御をし、不具合を再現して対策を検討したい、或いは製造者側で正常に動作することが確認されたGPIBコマンドシーケンスで不具合があった工場側の測定装置を制御してみたい 等の要求に対しては、上記特許文献1の技術では、そのまま対応できないと言う欠点があった。
本発明の目的は、測定装置での操作に基づいてGPIBコマンドシーケンスを自動的に作成することにより、操作者が所望するGPIBコマンドシーケンスの作成を容易にし、また、不具合が発生したときの操作を簡易に再現できる構成にして、保守サービスを容易にすることである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)とを備えた測定装置(100)において、前記ユーザI/F部からの前記実行指示をGPIBコマンドに翻訳して外部へ出力するコマンドシーケンス生成部(30)と、外部から前記GPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備えた。
請求項2に記載の発明は、被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)とを備え、複数製造されるうちの一つの測定装置(101)において、前記ユーザI/F部からの前記実行指示をGPIBコマンドに翻訳して第1の外部記憶媒体(81)に記憶させるコマンドシーケンス生成部(30)と、前記複数製造されるうちの他の一つの前記測定装置(200)の前記コマンドシーケンス生成部で記憶された他の外部記憶媒体から読み出されたGPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備え、前記第1の外部記憶媒体に記憶された前記GPIBコマンドは、読み出されて、前記複数製造されるうちのいずれか一つの前記測定装置の前記GPIBI/F部で利用可能である構成とした。
請求項3に記載の発明は、被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)と、外部の制御器(300)からGPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備え、複数製造されるうちの一つの測定装置(100)において、前記測定実行部が受ける前記実行指示の順に、該実行指示をGPIBコマンドに翻訳して外部へ出力するコマンドシーケンス生成部(30)と、前記GPIBI/F部は、前記複数製造されるうちの他の一つの前記測定装置のコマンドシーケンス生成部で生成されたGPIBコマンドが記憶された他の外部記憶媒体が装着された前記制御器から該GPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送る構成とした。
上記、本発明の構成によれば、例えば、操作部からの一連の前記設定入力に対応する一連のGPIBコマンドに翻訳して出力する構成であるから、操作者が所望するGPIBコマンドシーケンスを容易に作成できる。
また、他の外部記憶媒体から読み出された一連のGPIBコマンドを受けたとき、該一連のGPIBコマンドに沿って測定を実行できる構成であるから、遠端の地であっても、外部記憶媒体を介して、不具合を解析し、是正するのに供することができる。
第1の実施形態の機能・構成を示す図である。 第2の実施形態の機能・構成を示す図である。 第2の実施形態の使用態様を説明するための図である。 第3の実施形態の機能・構成を示す図である。 GPIBコマンドシーケンスを説明するための図である。
ここでは、GPIBコマンドシーケンスの生成、及び外部からの測定制御の仕方の違いにより、第1、第2,第3の実施形態に分けて説明する。
[第1の実施形態]
図1を基に第1の実施形態である測定装置100について説明する。測定実行部20の測定制御部21は、ユーザI/F10からの指示にしたがって、測定部22を制御する。測定部22は、ここでは、例えば、移動体通信機器等の被試験機器に信号発生部22aから実際の無線システムで規定される信号を送り、被試験機器からの信号を信号解析部22bで受信して、測定、解析することにより、被試験機器を検査するものである。そのとき、受信した信号を時間領域で解析したり、周波数領域でその信号の周波数スペクトラムを解析することがある。その測定結果、解析を行った結果を、測定制御部21を介してユーザI/F部10の表示部12に表示させる。
測定部22の信号発生部22aは、被試験機器へ送出する信号の周波数、周波数の切り替え、出力レベル、出力レベルの切り替え、等が制御可能なように、周波数可変発振器、出力アッテネータ等を有している。同様に、信号解析部22bは、受信周波数、その切り替え、入力レベル、その切り替え、さらには、受信信号を所望の周波数帯域で分析するための分解能帯域幅、受信時間帯等の制御が可能な受信部を備え、かつ種々の解析を行うためのデータ処理機能部を制御可能に有する。測定制御部21は、上記の測定部22に対して、測定部22内で測定を実行する各構成要素に対して制御信号を送って制御する。
測定実行部20の具体的な大きな測定項目(機能)の例としては、送信パワー測定(例えば特開2003−46431号公報)、隣接チャンネル漏洩測定(例えば、特許2971683号公報)、呼接続試験(例えば、特許3651850号公報)、複数移動体通信機器の同時試験(例えば、特許3916591号公報)、がある。そのため、これらの各試験が選択的に入力設定(測定機能の設定)が可能にされ、その中の試験条件として、送信条件(周波数、出力レベル、等)及び受信条件(入力周波数。入力レベル、分解能帯域幅等)の設定入力、さらに各試験に対応する解析機能の設定入力が可能にされている。これらは、いずれも操作部11から入力設定可能にされている。
ユーザI/F部10のI/F処理部13は、予め測定実行部20を制御して測定させるための上記した各機能・条件、操作者が選択或いは入力可能(以下、「設定入力」と言う。)に案内するための案内を表示する。そして、操作者が実際に設定入力したときの機能・条件を実行指示として受けて、それらを表示部12に案内表示されている該当項目に表示させるとともに、測定実行部20の測定制御部21へスイッチS1を介して送り、その実行指示(測定装置100内で各要素が認識できるコード化されたコマンドであって、「GPIBコマンド」とは区別して「実行指示」と言う。)にしたがって、実行させる。
I/F処理部13は、タイマーを有し、実行指示を発したときの時刻を計時することがある。これは、後記するGPIBコマンドシーケンスに付帯させるのに用いられる場合に有用である。
GPIBI/F部50は、外部のコンピュータからなる制御器300からのGPIBコマンド(或いはそのシーケンス)を受けて、翻訳部51により内部の実行指示に翻訳してスイッチS1を介して測定実行部20へ送り、その翻訳された実行指示にしたがって測定させる。
翻訳部51は、予め備えている図5(A)に示すようなGPIBコマンドテーブル(いわば辞書)を参照しながら、翻訳する。図5(A)は、向かって左欄の「GPIBコマンドを制御器300から受けて、右欄の該当する「実行指示」に翻訳する。例えば、「OFREQ“900”」を「出力周波数 900MHz」に翻訳する。これは信号発生部22aの出力周波数を制御するためのGPIBコマンドの翻訳例である。
スイッチS1は、操作部11からの指示が内部制御「IN」(内部)であれば操作部11側からの実行指示を測定制御部21へ送り、操作部11からの指示が内部制御「RM」(外部制御)であれば制御器300側からの実行指示を測定制御部21へ送る。
なお、内部制御「IN」又は外部制御「RM」への切り替えは、操作部11からの指示だけでなく、GPIBコマンドシーケンスにその切り換え指示をコマンドとして含めることにより、制御器300からの指示でも切り替えられる。スイッチS1は、極端な例では、実行指示(或いはGPIBコマンド)毎に切り替えられることもある。
コマンドシーケンス生成部30、シーケンス記憶部60及び外部記憶媒体I/F部70は、以下に説明するようにGPIBコマンドを生成し、操作部11からI/F処理部13を介して「外部媒体記憶指示」を受けたときに、外部記憶媒体80に記憶させる。
コマンドシーケンス生成部30は、I/F処理部13から測定実行部20の測定制御部21へ送られる実行指示をGPIBコマンドに翻訳して、一連のGPIBコマンドシーケンスとして生成する。翻訳部31は、図5(A)に示すGPIBコマンドテーブル40を参照して翻訳する。例えば、図5(A)で実行指示として「出力レベル 0dBm」を受けたときは、「OLVL“0”」をGPIBコマンドに翻訳する。翻訳部31は、翻訳部51の逆翻訳を行う。言い換えると、測定制御部21が「出力レベル 0dBm」なる実行指示を測定部22へ送ってその条件で測定を実行させる一方で、コマンドシーケンス生成部30がその実行指示を「OLVL“0”」に翻訳することで、該当するGPIBコマンドを生成する。したがって、操作者は、通常の測定を行う態様で測定装置を操作し、所望の機能・条件を設定するだけで、(コマンド生成を意識することなく)その所望の機能・条件に該当するGPIBコマンドが生成されることになる。一方で、操作者は、設定された機能・条件で動作する測定の結果を確認できるので、実効が確認された確実なGPIBコマンドが生成されることになる。
コマンドシーケンス生成部30は、GPIBコマンドを図5(C)に示すように項番(順序)を付して一連のGPIBコマンドシーケンスとして生成する。
また、コマンドシーケンス生成部30は、各GPIBコマンドの該当する実行指示が操作部11で発生したときの時刻を図5(B)に示すように付しても良い。これは、後で、この生成したGPIBコマンドシーケンス使って測定装置の不具合を解析するときに、時間的な観点から検討するときに役立つことがあるので、GPIBコマンドに付帯させておく。コマンドシーケンス生成部30は、この時刻情報をI/F処理部13から直接に実行指示と同じタイミング、順序で受けても良いし、I/F処理部13が実行指示に時刻情報を付帯させたのを受け取る構成にしても良い。このように、操作者の操作に対応したGPIBコマンド及びこのGPIBコマンドを連ねたGPIBコマンドシーケンスが自動的に生成されるので、GPIBコマンドシーケンスの作成が容易になる。
また、図1からも理解できるように、I/F処理部13からの実行指示(内部制御)又はI/F処理部13からの実行指示と外部の制御器300からGPIBI/F部50で翻訳されてくる実行指示(外部制御)の双方をGPIBコマンドに翻訳する。一般に、測定装置としては操作部11で設定入力できない条件・機能であるが、外部からGPIBコマンドで制御可能な条件・機能が用意されていることも多い。そこで、上記のようにI/F処理部13からの実行指示と、操作者が制御器300を使って送ってくる実行指示とを混在できる態様でGPIBコマンドシーケンスを生成できる構成にした。
さらに、図5(B)に示すように、コマンドシーケンス生成部30は、実行指示がユーザI/F部10からの実行指示の場合(内部制御の場合)は、その翻訳したGPIBコマンドに符号「IN」を、実行指示がGPIBI/F部50からの実行指示の場合(外部制御の場合)はその翻訳したGPIBコマンドに符号「RM」を識別可能に付帯させる構成としても良い。これにより、後で、不具合を対策するサービスマンが参照できるようにすることで、不具合対策に寄与できる。
上記のGPIBコマンドへの時刻情報、外部制御「IN」及び内部制御「RM」等の付帯情報の付加は、コマンドシーケンス生成部30ではなく、シーケンス記憶部60で行っても良い。
シーケンス記憶部60は、コマンドシーケンス生成部30が生成したGPIBコマンドシーケンスをそのまま記憶する。なお、シーケンス記憶部60は、制御器300が出力したGPIBコマンドに関しては、GPIBI/F部50及びコマンドシーケンス生成部30のルートで得られたGPIBコマンドではなく、直接に制御器300からのGPIBコマンドを記憶する構成としても良い(図1の点線のルート)。
外部記憶媒体I/F部70は、外部から装着される外部記憶媒体80にアクセスして、シーケンス記憶部60に記憶されているGPIBコマンドシーケンスを記憶させる。外部記憶媒体80としては、ICメモリ(USBメモリ、SDメモリ等)、小型ハードディスク、FD、CD等が利用できる。また、外部コンピュータと通信し、その外部コンピュータ内のメモリ、或いはそれに装着されるメモリであっても良い。
制御器300は、自己に装着された外部記憶媒体80もしくは、測定装置100と同じ機能動作を行う他の測定器で生成されたGPIBコマンドシーケンスを記憶した記憶媒体を駆動して、読み出し、読み出したGPIBコマンドシーケンスをGPIBI/F部50に送り、測定を行わせる。したがって、同一構成(同一機種)の測定装置100が2つあれば、互いに遠方の地にあっても、不具合が生じた測定装置100のGPIBコマンドシーケンスを他方の測定装置100で実行して、動作確認をできる。制御器300は、操作者による操作でGPIBコマンドを生成することもできる。
[第2の実施形態]
図2を基に第2の実施形態である測定装置101について、図1との違いを中心に説明する。図2は、図1の外部記憶媒体I/F部70に換えて、コンピュータによる実行機能を有する外部記憶媒体I/F部71を設けたものである。図2でスイッチS2は、スイッチS1と連動して働き、内部制御「IN」、外部制御「RM」に対応して切り替わる。そして、スイッチS1が内部制御「IN」に接続されているとき、測定実行部20の測定制御部21は、ユーザI/F部10からの指示にしたがって、コマンドシーケンス生成部30が生成したGPIBコマンドシーケンスを外部記憶媒体I/F部71を介して外部記憶媒体80へ記憶させる(これは図1と同じ)、そして、外部記憶媒体I/F部71はスイッチS1が外部制御「RM」に接続されているときは反対の流れになり、外部記憶媒体I/F部71はGPIBコマンドシーケンスを記憶した外部記憶媒体80からそのGPIBコマンドシーケンスをGPIBI/F部50へ送り測定を実行させることができる。さらに言い換えれば、外部記憶媒体I/F部71は、図1の外部記憶媒体I/F部70に外部の制御器300を内蔵した態様である(尚、内蔵して、さらに別の制御器300を用意して、それから制御するようにしても良い。)。ただし、この場合、内部制御「IN」のGPIBコマンドと外部制御「RM」のGPIBコマンドとを同じシーケンスに入れたGPIBコマンドシーケンスを生成、記憶することはない。その他の構成・動作は、図1と同じである。
[第2の実施形態による使用態様]
図3を基に第2の実施形態の使用態様を説明する。測定装置101、200を第2の実施形態で代表して採用して説明するが、図1の測定装置100、図4の測定装置102でも同じ使用態様とすることができる。
図3は同一の測定装置101と、測定装置200とは、同一機種で複数製造されたうちの2台であって、互いに遠隔地に設置された場合の例である。図3において点線部分で表した要素及びデータのルートは動作していない状態を表している。図3の測定装置101で、操作部11を操作して一連の測定を行い。その一連の測定でI/F処理部13から発せられた実行指示をコマンドシーケンス生成部30で生成して、外部記憶媒体I/F部71を介して外部記憶媒体80に記憶させる。
次に、これを遠隔の地にある測定装置200のところまで外部記憶媒体80を搬送して装着する(通信、メールでも良い。)。そして、測定装置200の外部記憶媒体I/F部71が外部記憶媒体80からGPIBコマンドシーケンスを読み出して、GPIBI/F部50がそれを実行指示に翻訳して、測定実行部20へ送り実行させる。こうすることで、測定装置101の測定動作内容を、測定装置200で試験してみる、あるいは再現してみることができる。言い換えれば、本発明は、測定装置サービスシステムとして採用できる。
図3で外部記憶媒体I/F部71がコンピュータによる実行機能の有無に関わらず、図3の一点鎖線で示すように外部記憶媒体を制御器300で読み取って測定装置200を制御する態様であっても良い。
[第3の実施形態]
図4に第3の実施形態の機能構成を示す。図1及び図2においては、ユーザI/F部10の実行指示を直接に測定実行部20に送って測定制御していた。これに対して、図4では、ユーザI/F部10の実行指示を常時、コマンドシーケンス生成部30でGPIBコマンドに変換し、さらに、GPIBI/F部50で逆変換した実行指示を測定実行部20に送って制御する構成とした。したがって、内部制御「IN」とGPIBコマンドと外部制御「RM」との切り替えをGPIBI/F部50の前のスイッチS3で行っている。このスイッチS3も図1のスイッチS1と同様に、内部制御、外部制御のいずれからでも切り替え可能である。
この場合、シーケンス記憶部60、及び外部記憶媒体I/F部70は、操作者が必要と判断し操作部11から「外部媒体記憶指示」を出力したときに、これを受けて、コマンドシーケンス生成部30からのGPIBコマンドシーケンスを記憶し、かつ外部記憶媒体80に記憶させる。
図4で、上記した以外の他の要素の構成・動作は図1と同じである。
上記の各実施形態におけるI/F処理部13,測定制御部21、コマンドシーケンス生成部30,GPIBI/F部50は、上記説明の機能動作を行うプログラム及びそれを実行するCPU、及びデータを記憶するメモリを含んで構成される。
10 ユーザI/F部、 11 操作部、 12 表示部、 13 I/F処理部、20 測定実行部、21 測定制御部、 22 測定部、22a 信号発生部、
22b 信号解析部、30 コマンドシーケンス生成部、 31 翻訳部、
40 GPIBコマンドテーブル、50 GPIBI/F部、51 翻訳部
60 シーケンス記憶部、70 外部記憶媒体I/F部、
71 外部記憶媒体I/F部、80 外部記憶媒体、
100、101、102、200 測定装置、300 制御器
S1、S2、S3 スイッチ

Claims (3)

  1. 被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)とを備えた測定装置(100)において、
    前記ユーザI/F部からの前記実行指示をGPIBコマンドに翻訳して外部へ出力するコマンドシーケンス生成部(30)と、
    外部から前記GPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備えたことを特徴とする測定装置。
  2. 被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)とを備え、複数製造されるうちの一つの測定装置(101)において、
    前記ユーザI/F部からの前記実行指示をGPIBコマンドに翻訳して第1の外部記憶媒体(81)に記憶させるコマンドシーケンス生成部(30)と、
    前記複数製造されるうちの他の一つの前記測定装置(200)の前記コマンドシーケンス生成部で記憶された他の外部記憶媒体から読み出されたGPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備え、
    前記第1の外部記憶媒体に記憶された前記GPIBコマンドは、読み出されて、前記複数製造されるうちのいずれか一つの前記測定装置の前記GPIBI/F部で利用可能であることを特徴とする測定装置。
  3. 被試験装置もしくは被試験信号を測定する測定部(22)を含み該測定部に測定を実行させる測定実行部(20)と、操作部(11)を含み該操作部から設定入力される各種の測定条件もしくは各種の測定機能を受けて各種の実行指示として前記測定実行部に送ることによって前記測定を実行させるユーザI/F部(10)と、外部の制御器(300)からGPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送るGPIBI/F部(50)と、を備え、複数製造されるうちの一つの測定装置(100)において、
    前記測定実行部が受ける前記実行指示の順に、該実行指示をGPIBコマンドに翻訳して外部へ出力するコマンドシーケンス生成部(30)と、
    前記GPIBI/F部は、前記複数製造されるうちの他の一つの前記測定装置のコマンドシーケンス生成部で生成されたGPIBコマンドが記憶された他の外部記憶媒体が装着された前記制御器から該GPIBコマンドを受けたとき、該GPIBコマンドを前記測定実行部が実行できる前記実行指示に翻訳して該実行指示を、前記ユーザI/F部に代わって該測定実行部に送ることを特徴とする測定装置。
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