JP2015202010A - 蓄電池の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充放電量が僅かな場合に、電池の満充電容量を精度よく算出できなかった。【解決手段】電池の充電状態が所定値以上となるように充放電を行い、その後に、放電前の第1の充電状態を算出し、更に放電を行って前記電池の放電量を求め、放電後の第2の充電状態を算出し、前記第1の充電状態と前記第2の充電状態との変動量に基づいて前記放電量から満充電容量を算出するようにしたもので、電池の充電後の開放電圧と充電状態との第1の対応関係と、前記電池の放電後の開放電圧と充電状態との第2の対応関係との差が小さくなる範囲を所定範囲として設定し、前記電池の充電状態が上記所定範囲に収まるように充放電を行って満充電容量を算出するようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、車両に搭載される蓄電池の制御装置に関する。特に蓄電池の満充電容量を推定する手段を備えた蓄電池の制御装置に関するものである。
車両には、電池が搭載され、エンジンを停止して、発電が停止した状態であっても車内の各種の電気機器に必要な電力を供給できるように構成されている。この電池は、充電ができることから二次電池あるいは蓄電池と呼ばれている。ここでは、電池あるいは蓄電池の表現を使用するが、ともに同等のあるいは相当するものを示している。
この電力を供給する電池の充電状態の上限値(以下、満充電容量と記載する)は、充放電の繰り返しおよび経年変化によって劣化し、低下していく。この満充電容量の低下を把握せずに使用を続けると、電池の過充電や過放電を引き起こし、過充電や過放電により更に蓄電池を劣化させることとなる。したがって、適切な充放電を行うため、電池の満充電容量の低下状態を精度よく把握することが求められている。
電池の満充電容量の検出の必要性については、様々なところで提案されており、例えば、特許文献1では、外部充電の際の二次電池の電圧、電流、および電池温度を取得し、充電中の電流値の積算値と、充電開始時及び充電終了時の電池の充電状態(以下、SOC(State Of Charge)という)とを用いて、満充電容量を算出している。
また、特許文献2では、車両の走行中の電池の充放電量を積算し、充放電開始時および終了時の電池の端子間の開放電圧(以下、OCV(Open Circuit Voltage)という)から推定されたSOCを用いて、満充電容量を算出している。
特開2011−007564号公報 特開2013−158087号公報
しかし、特許文献1に示されるように、単にOCVとSOCとの対応関係からSOCを推定するとSOCの推定の精度が低くなり、満充電容量の推定の精度も低下することになる。
また、特許文献2に示される先行技術では、充放電量が略0である場合には計算における誤差が大きくなってしまい、満充電容量を精度よく算出できない。
この発明は、前述の課題を解消するためになされたもので、車両における電池の満充電容量を精度よく算出し、適切な充放電の制御を行う電池の制御装置を提供することを目的としている。
この発明は、電池の充電状態が所定値以上となるように充放電を行った後に、放電前の第1の充電状態を算出し、更に放電を行って前記電池の放電量を求め、前記放電の後の第2の充電状態を算出し、前記第1の充電状態と前記第2の充電状態との変動量に基づいて前記放電量から満充電容量を算出するようにしたことを特徴とする。
また、電池の充電後の開放電圧と充電状態との特性と、前記電池の放電後の開放電圧と充電状態との特性との差が小さくなる範囲を所定範囲として設定し、前記電池の充電状態が上記所定範囲に収まるように充放電を行い、放電前の第1の充電状態を算出し、放電を行って前記電池の放電量を求め、放電後の第2の充電状態を算出し、前記第1の充電状態と前記第2の充電状態との変動量に基づいて前記放電量から満充電容量を算出するようにしたことを特徴とする。
この発明では、所定値以上の放電を行うことによって、充放電量が少ない場合の計算上の誤差を小さくして満充電容量を求めることができる。
更に、電池の満充電容量の算出を、充電後の特性と放電後の特性の差が小さい状態の領域での、充電と放電の状態に基づいて算出しているので、満充電容量の誤差を小さくすることができる。
この発明の実施の形態1の車載用の電池の制御装置を含む内燃機関の電源系の一例を示す概略的な構成図である。 この発明の実施の形態1の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 電池のOCVとSOCの関係(OCV-SOC特性)の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 電池の充電後と放電後のOCV-SOC特性の差の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態9の車載用の電池の制御装置における処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態10による車載用の電池の制御装置を含む内燃機関の電源系の一例を示す概略的な構成図である。
以下、この発明の蓄電池の制御装置について、図面に基づいて説明する。
なお、各図において、同一符号は各々同一または相当部分を示す。
実施の形態1
図1は、この発明による蓄電池の制御装置を、車両に搭載して使用する場合の電源系の概略的な構成図の一例である。ただし、図1では、この発明に直接関係しない構成部品については省略している。
図1に示すように、内燃機関1と発電機2はベルト等で接続されており、内燃機関1が回転すると発電機2も回転する。発電機2の回転によって発電され、発電された電気エネルギーは電池3に充電されたり、電力変換装置8で電圧を変換して電気機器10で消費されたり、あるいは副電池9に充電される。
内燃機関1を始動するための始動装置11の駆動時の電力は副電池9から供給される。また、電池3は、リチウムイオン電池等である。
リチウムイオン電池とは、正極と負極をセパレータで絶縁し、電解質の中をリチウムイオンが正極と負極を行き来して充電と放電を行う二次電池である。リチウムイオン電池は過充電、過放電となると劣化や内部で短絡を起こす恐れがある。
電流センサ4は、電池3の充電電流を正、放電電流を負として検出し、検出した充放電電流の情報をバッテリーマネージメントユニット7(以下、BMUという)に送信する。
セルモニタユニット6(以下、CMUという)は、電池3の監視を行う。電圧センサ5で検出した電池3の電圧の情報をBMU7に送信する。
したがって、BMU7には、電流センサ4より電池3の充放電電流の情報が入力され、CMU6より電池3の電圧情報が入力される。BMU7は、入力された充放電電流の情報と電圧の情報に基づいて電流値の積算等によりSOCの演算を行い、電池が過充電あるいは過放電とならないように充放電の制御を行う。
図2は、この発明の実施の形態1における蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートである。
このBMU7の処理は、定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図2のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係る蓄電池の制御装置について説明する。
BMU7の処理が開始されると、ステップS101において、車両の走行中に、電池3のSOCが所定値A1以上となるように充放電を行う。電池3のSOCを所定値A1以上とする方法は、例えば、車両の走行中に電池3のSOCが所定値A1を下回らないように、電池3の充放電量を制限することで実現できる。
ステップS102において、車両が停止状態となったかを否かを検出する。そして、車両の停止を検出した場合には、ステップS103に進み、電力変換装置8を停止する。車両の停止とは、例えば、イグニッション スイッチのオフである。
電池3のOCVとSOCは対応関係(以下、OCV−SOC特性という)があり、OCVからSOCを算出することが可能である。図3は、OCV−SOC特性を示す図の一例である。
OCVとは、電池に流れる電流が略0の状態での電池の端子電圧であるが、充放電直後の電池の端子電圧はOCVと一致しないことがある。そのため、電池に流れる電流が略0の状態で電池の端子電圧とOCVが略一致するのを待機する必要がある。
ステップS104において、電池3の端子電圧の安定状態を判断する。電池3の端子電圧が安定したと判断されれば、ステップS105に進む。電池3の端子電圧の安定状態は、例えば、電流センサ4によって検出された電池3の電流値が略0の状態が、所定時間以上経過したこと等により判断される。
ステップS105において、電池3のOCVの計測を行い、OCVーSOC特性に基づいて放電開始前の電池3のSOC(SOC1)を算出する。
ステップS106において、電力変換装置8の駆動を開始し、電池3の放電を行う。電池3の放電は、前述のように、電力変換装置8を介して電気機器10で消費したり、副電池9を充電することで行う。
ステップS107において、電池3の放電量dQが所定値A2を超えたか否かについて判断する。電池3の放電量が、所定値A2以下である場合には、放電を継続し、放電量が所定値A2を超えている場合には、ステップS108に進み、電力変換装置8の駆動を停止し、電池3の放電を停止する。電池3の放電量dQは、例えば、電流センサ4により検出した電池3の充放電電流を積算することで算出する。
ステップS109において、電池3の端子電圧の安定状態を判断する。電池3の端子電圧が安定したと判断されればステップS110に進む。
ステップS110において、電池3のOCVの計測を行い、OCV−SOC特性に基づいて放電停止後の電池3のSOC(SOC2)を算出する。
ステップS111において、電池3の放電開始前のSOC1と放電停止後のSOC2との変動量に基づいて、放電量dQから電池3の満充電容量Qを算出する。すなわち、満充電容量Qは次の式(1)により算出される。
Q=dQ/(SOC1−SOC2)×100 ・・・ (1)
以上のように、この実施の形態1によれば、電池3のSOCが所定値A1以上の状態から放電を開始することで、電池3の放電量を所定以上とすることができるため、電池3の満充電容量を精度よく推定することができる。
実施の形態2
図4は、この発明の実施の形態2における蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図4のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図4は図2に対し、ステップS201が追加されている点と、ステップS101がステップS202に変更されている点が異なっている。
以下、図4における図2からの変更点について説明する。
電池3のOCV-SOC特性は、充電後と放電後で異なる特性を示す場合がある。図5は、充電後と放電後のOCV-SOC特性の違いの一例を示す図である。
OCV-SOC特性の差が大きい領域(例えば、図5では領域1)ではOCVに基づいて算出するSOCの誤差が大きくなる可能性がある。
ステップS201において、OCV-SOC特性の差の小さい領域(例えば、図5では領域2)のSOCを所定範囲1として設定する。
ステップS202において、車両走行中に、電池3のSOCが、所定範囲1に収まるように充放電を行う。電池3のSOCを所定範囲1に収める方法は、例えば、車両走行中に電池3の充放電量を制限することで実現する。
この実施の形態2のように構成することで、電池3のOCV-SOC特性の差の小さい領域でSOC1を算出するため、SOC1の推定誤差を小さくすることができ、電池3の満充電容量を精度よく推定することができる。
実施の形態3
図6は、この発明の実施の形態3における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図6のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態3に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。
なお、図6は、図2に対し、ステップS301が追加されている点と、ステップS107がステップS307に変更されている点が異なっている。
以下、図6における図2からの変更点について説明する。
電池3のOCV-SOC特性は、充電後と放電後で異なる特性を示す場合があり、OCV-SOC特性の差が大きい領域(例えば、図5では領域1)ではOCVに基づいて算出するSOCの誤差が大きくなる可能性がある。
ステップS301において、OCV-SOC特性の差の小さい領域(例えば、図5では領域3)を所定範囲2として設定する。
ステップS307において、電池3のSOCが所定範囲2に収まったか否かを判断する。電池3のSOCが、所定範囲2に収まっていない場合には放電を継続し、所定範囲2に収まっている場合には、ステップS108に進み、電力変換装置の駆動を停止し、電池の放電を停止する。
この実施の形態3のように構成することによって、電池3のOCV-SOC特性の差の小さい領域でSOC2を算出するため、SOC2の推定誤差を小さくすることができ、電池3の満充電容量を精度よく推定することができる。
実施の形態4
図7は、この発明の実施の形態4における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図7のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態4に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図7は図2に対し、ステップS406が追加されている点が異なっている。
ステップS406では、放電開始時のSOC(SOC1)に基づいて、放電開始時のOCV−SOC特性の差に応じて所定値A2を設定する。
所定値A2の設定は、例えば、OCV−SOC特性の差が大きい領域(例えば、図5では領域1)では所定値A2を増加させ、OCV-SOC特性の差が小さい領域(例えば、図5では領域2、あるいは領域3)では所定値A2を減少させる等である。
この実施の形態4のように構成することによって、電池3のOCV−SOC特性の差が大きく、推定精度の誤差が大きくなる可能性のある領域では、放電量を増やすことができるため、電池3の満充電容量を精度よく推定することができる。
また、電池のOCV−SOC特性の差が小さく推定精度の誤差が小さい領域では放電量を減らし、電池3の満充電容量を推定する時間を短縮することができる。
実施の形態5
図8は、この発明の実施の形態5における車載用の電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図8のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態5に係る車載用の電池の制御装置について説明する。図8は図2に対して、ステップS501が追加されている点が異なっている。
ステップS501において、車両停止前の副電池9のSOCを所定値A3以下に抑制している。すなわち、電池3の周辺回路における電流を制御することによって、電池3の放電電流を大きくできることになる。
副電池9のSOCを所定値A3以下に抑制する方法は、例えば、車両走行中に副電池9のSOCが所定値A3を上回らないように充電量を制限することで実現される。
この実施の形態5のように構成することで、電池3から、電力変換装置8を介して、副電池9へ流れる電流を大きくでき、電池3の放電電流を大きくすることができるため、放電に要する時間すなわち推定に要する時間を短縮することができる。
実施の形態6
図9は、この発明の実施の形態6における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図9のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態6に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図9は図2に対し、ステップS605が追加されている点が異なっている。
以下、図9における図2からの変更点に関し説明する。
電池3に実際に流れている電流と電流センサ4の検出値には誤差(オフセット)がある。そのため、図9では、ステップS605において、電池3の充放電が停止しているときの電流センサ4の検出値IOをオフセットとして記憶する。
ステップS105以降において、放電中の電流センサ4の検出値からオフセットIOを減じた値を電池3の放電電流として、放電量dQの算出を行う。
実施の形態6のように構成することで、電流センサ4の検出値の誤差を低減することができるため、精度よく推定を実施することができる。
実施の形態7
図10は、この発明の実施の形態7における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図10のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態7に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図10では、図2に対してステップS101がステップS701に変更されていることが異なっている。
ステップS701においては、電池3の電圧が所定値A4以上となるように充放電を行う。
すなわち、図3に示した通り、SOCとOCVには対応関係があるため、電池の電圧から充電状態を推定することができ、充電状態を所定以上とすることができる。
充電状態を推定する電池3の電圧は、充放電中の端子電圧とSOCの対応関係が、OCV−SOC特性と同様の傾向を示す場合には、電池3に流れる電流が略0の状態で、電池3の端子電圧とOCVが略一致した際の端子電圧でもよいし、充放電中の端子電圧であってもよい。
充放電中の端子電圧とSOCの対応関係が、OCV-SOC特性と同様の傾向を示す場合とは、例えば図3では、SOCが上昇すると端子電圧が上昇し、SOCが低下すると端子電圧が低下するような傾向を示す場合である。
この実施の形態7のように構成することで、車両走行中の充電状態が不明な場合でも、電池3の電圧に基づいて電池3の充電状態を推定して、電池3の充電状態が所定以上の状態から放電を開始することができるため、電池3の放電量を所定以上とすることができ、電池3の満充電容量を精度よく推定することができる。
実施の形態8
図11は、この発明の実施の形態8における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図11のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態8に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図11は図2に対し、ステップS107がステップS807に変更されている点が異なっている。
ステップS807においては、電池3の充電状態が過放電となる所定値A5以下か否かを判定する。
電池3の充電状態が過放電となる所定値A5以下と判断された場合には、ステップS108に進み、電力変換装置8の駆動を停止し、電池3の放電を停止する。
この実施の形態8のように構成することで、電池3の充電状態に基づいて放電を停止するため、電池3の過放電を防止することができ、電池3を劣化させることなく推定を実施することができる。
実施の形態9
図12は、この発明の実施の形態9における車載用の蓄電池の制御装置のBMU7の処理を示すフローチャートであり、BMU7の処理動作は定期的(例えば10ms毎)に実施される。
以下、図12のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態9に係る車載用の蓄電池の制御装置について説明する。図12は図2に対し、ステップS107がステップS907に変更されている点が異なっている。
ステップS907において、電池3の電圧が過放電となる所定値A6以下か否かを判定する。そして、電池3の電圧が過放電となる所定値A6以下と判断された場合には、ステップS108に進み、電力変換装置8の駆動を停止し、電池3の放電を停止する。
この実施の形態9のように構成することで、電池3の電圧に基づいて放電を停止するため、電池3の過放電を防止することができ、電池3を劣化させることなく推定を実施することができる。
実施の形態10
図13は、この発明の実施の形態10による車載用の蓄電池の制御装置を含む内燃機関の電源系の一例を示す概略構成図である。
図13は図1に対し、外部通知手段101を追加している。外部通知手段101は、放電中や放電完了した時にユーザ等に通知する。
図13では外部通知手段101を1つ図示しているが、放電中と放電完了のそれぞれを示すために2つ設けてもよい。または、放電中と放電完了とで異なる色や音等を発するようにしてもよい。
この実施の形態10のように構成することで、電池3の放電中であることを外部に通知することができるため、例えば、車両のメンテナンスの際に、放電中の電池3や電力変換装置8に触れて感電するような事故を防止できる。
また、電池3の放電を完了したことを外部に通知するため、感電防止策が不要になったということを知ることができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、車載用の蓄電池に適用し、車両の停止中に放電を実施して満充電容量を算出することができるので、車両の動きを必要としない。このため、他の一般的な二次電池においても満充電容量の確認に適用できる。
1 内燃機関、2 発電機、3 電池、4 電流センサ、5 電圧センサ、6 セルモニタユニット(CMU)、7 バッテリーマネージメントユニット(BMU)、8 電力変換装置、9 副電池、10 電気機器、11 始動装置、101 外部通知手段

Claims (7)

  1. 電池の放電前の第1の充電状態を算出するステップ、前記電池の充電状態が第1の所定値以上となるように充放電を行うステップ、前記電池の放電を行って前記電池の放電量を求めるステップ、前記電池の放電後の第2の充電状態を算出するステップ、および前記電池の第1の充電状態と前記第2の充電状態との変動量に基づいて前記電池の満充電容量を算出するステップを備えたことを特徴とする電池の制御装置。
  2. 前記電池の充電状態が第1の所定値以上となるように充放電を行うステップにおいて、前記電池の充電後の開放電圧と充電状態との第1の対応関係と、前記電池の放電後の開放電圧と充電状態との第2の対応関係との差が第2の所定値以下になる領域を所定範囲として設定し、前記電池の充電状態が前記所定範囲に収まるように充放電を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電池の制御装置。
  3. 前記電池の充電後における開放電圧と充電状態との第1の対応関係と、前記電池の放電後における開放電圧と充電状態の第2の対応関係とを保有し、前記第1の対応関係により算出した充電状態と、前記第2の対応関係により算出した充電状態との差が第3の所定値以下となった場合に放電を停止することを特徴とする請求項1または2に記載の電池の制御装置。
  4. 前記電池の充電後における開放電圧と充電状態との第1の対応関係により算出した充電状態と、前記電池の放電後における開放電圧と充電状態の第2の対応関係により算出した充電状態との差が第4の所定値以上の場合には、前記第1の対応関係により算出した充電状態と、前記第2の対応関係により算出した充電状態との差が第5の所定値以下である場合より大きく設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電池の制御装置。
  5. 前記電池の放電電流を大きくするため、電池の周辺回路の制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電池の制御装置。
  6. 充放電が行われていない状態での前記電池の電流値の検出値をオフセットとして記憶し、前記電池の放電中の電流値から前記オフセットを減じた値に基づいて前記電池の放電量を算出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電池の制御装置。
  7. 前記電池の放電中または放電完了の情報を通知する外部通知手段を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電池の制御装置。
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