JP7043944B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電池を有する蓄電装置に関する。
従来、この種の蓄電装置として、並列接続された複数の蓄電池を使用して充放電を行うものが知られている。この蓄電装置において、複数の蓄電池の中に内部抵抗の異なる蓄電池が含まれている場合には、この内部抵抗の違いによって充放電時に蓄電池と放電機器との間に流れる電流に差が生じる結果、内部抵抗が高い一方の蓄電池と内部抵抗が低い他方の蓄電池との間で充電率に差が生じる。このとき、この充電率の差が電圧差となって、低電圧側の蓄電池へ電流(以下、「流れ込み電流」という。)が流れる。そして、このときの電圧差が大きいと、瞬時に過大な流れ込み電流が流れるため、低電圧側の蓄電池の特性劣化や寿命低下の要因に成り得る。
そこで、下記の特許文献1に開示の蓄電装置では、2つの充放電ユニットの間の電圧差が一定以上である場合に抵抗短絡スイッチを切り替えて通電経路に抵抗素子を介在させる構造が採用されている。この構造によれば、抵抗素子が電流制限機能を有するため、2つの充放電ユニットの間の電圧差が大きいときでも、抵抗素子を利用することによって流れ込み電流を抑制することが可能になる。
特開2009-212020号公報
しかしながら、上記の蓄電装置のように、流れ込み電流を抑制するために抵抗素子を用いると、この抵抗素子において発熱損失によるエネルギーロスが発生するため、この蓄電装置のシステム効率が低下するという問題が生じ得る。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、システム効率を低下させることなく電圧差による流れ込み電流を抑制することができる蓄電装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
互いに並列接続され且つそれぞれが充放電機器(30)に充放電可能に接続された複数の蓄電池(11)と、
上記複数の蓄電池の充放電を制御する制御部(20)と、
を備え、
上記制御部は、上記複数の蓄電池の充放電時に開回路電圧差(ΔOCV)が上側閾値(Th1)に達したとき上記複数の蓄電池と上記充放電機器との間に流れる充放電電流(It)を制限する充放電制限部(26)と、上記複数の蓄電池のそれぞれのリレーを制御するリレー制御部(22)と、を有し、
上記リレー制御部は、上記複数の蓄電池のうち開回路電圧(OCV)が最も低い低電圧蓄電池のリレー(14)をオン状態に設定するとともに、上記複数の蓄電池から上記低電圧蓄電池を除いた残りの蓄電池のうち開回路電圧(OCV)が次に低い方の蓄電池から1つずつ順に当該蓄電池のリレー(14)を追加でオン状態に設定するリレー制御を行うように構成されている、蓄電装置210)、
にある。
上記の蓄電装置によれば、複数の蓄電池の充放電の実施時に開回路電圧差が上側閾値に達したことを条件に、複数の蓄電池と充放電機器との間に流れる充放電電流が制限される。即ち、充放電電流が現状よりも低下する方向に制御される。このため、複数の蓄電池の中に内部抵抗の異なる蓄電池が含まれているような場合でも、充電率の差が大きくなり過ぎて、低電圧側の蓄電池に流れ込む流れ込み電流が大きくなるのを防ぐことができる。その結果、低電圧側の蓄電池の特性劣化や寿命低下の発生を防ぐことができる。このように、複数の蓄電池の間の開回路電圧差が大きくなる前に充放電機器との間に流れる充放電電流を制限して、流れ込み電流を蓄電池に与える影響が少なくなる範囲に抑えて、開回路電圧差を是正することができる。
また、流れ込み電流を抑制するために、発熱損失によるエネルギーロスを伴う抵抗素子のような電流制限手段を使用する必要がないため、システム効率の低下を防止できる。
以上のごとく、上記態様によれば、システム効率を低下させることなく電圧差による流れ込み電流を抑制することができる蓄電装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
参考形態1に係る電源システムの構成図。 参考形態1の蓄電装置による制御のフローチャート。 図2中の第1ステップにおける蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図2中の第2ステップの処理を詳細に示すフローチャート。 図4のフローチャートにおいて開回路電圧を推定する手順を説明するための図。 電池パックの充電率と開回路電圧との相関線を含む変換マップを示す図。 図2中の第3ステップの処理を詳細に示すフローチャート。 図2の制御時の開回路電圧差及び充放電電流のそれぞれの経時変化を示すグラフ。 図2中の第3ステップにおける蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図2中の第3ステップにおける蓄電装置の充放電時の様子を模式的に示す図。 参考形態2の蓄電装置による制御のフローチャートのうち充放電の制限解除の判定に関する処理を示す図。 図11の処理における蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図11の処理における流れ込み電流の経時変化を示すグラフ。 図11の処理における流れ込み電流の時間微分値の経時変化を示すグラフ。 実施形態の蓄電装置による制御のフローチャート。 図15の処理過程における蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図15の処理過程における蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図15の処理過程における蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図15の処理過程における蓄電装置の様子を模式的に示す図。 図15の処理過程における蓄電装置の様子を模式的に示す図。
以下、蓄電装置の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
参考形態1)
図1に示される電源システム1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されるものであり、発電電力を充電して蓄えるとともに充電した電力を各電気部品へ供給する機能を有する。
参考形態1にかかるこの電源システム1は、蓄電装置10と、充放電機器30と、によって構成されている。
蓄電装置10は、蓄電池としての複数の電池パック11と、これら複数の電池パック11の充放電を制御する制御部としての電池ECU20と、を備えている。
図1では、複数の電池パック11として、第1の電池パック11Aと、第2の電池パック11Bと、第3の電池パック11Cの3つを例示している。なお、必要に応じて並列接続される電池パック11の数を4つ以上に増やしたり2つに減らしたりすることもできる。
電池パック11は、リチウム蓄電池12と、監視ユニット13と、を備えている。リチウム蓄電池12は、複数の電池セルを直列に接続された構造を有する蓄電池である。なお、このリチウム蓄電池12は、複数の電池セルが並列に接続された構造を有する蓄電池であってもよい。
リチウム蓄電池12は、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う二次電池である。このリチウム蓄電池12は、鉛蓄電池に比べて短時間により多くの電力を充電することができ、ごく短時間に発生する回生電力を効率的に充電することが可能な高入出力タイプの電池である。
このリチウム蓄電池12として、正極にオリビン構造を有する素材であるリン酸鉄リチウムを用い、負極にカーボン(グラファイト、ソフトカーボン、ハードカーボン、グラフェンなど)を用い、電解質に有機溶媒などの非水電解質を用いるリチウムイオン電池を採用するのが好ましい。この場合、正極にリン酸鉄リチウムを用いることによって、放電能力を高めることができる。
なお、必要に応じては、このリチウム蓄電池12に代えて、別の構造のリチウムイオン電池や、リチウムイオン電池以外の非水系二次電池を採用することもできる。
各リチウム蓄電池12は、リレー14を介して充放電機器30に電気的に接続されている。リレー14は、2つの端子の間にオンオフ可能に設けられた半導体スイッチによって構成されている。複数のリチウム蓄電池12、即ち複数の電池パック11は、互いに並列接続され且つそれぞれが充放電機器30に充放電可能に接続されている。
充放電機器30は、複数の電池パック11に充電されている電力が供給されるときに充電機器となる。このとき、複数の電池パック11からの電流の合計である充放電電流Itが充放電機器30に向けて図1の右向きに流れる。このときの充放電電流Itを充放電機器30に関する「充電電流」ということもできる。
一方で、この充放電機器30は、充電されている電力を電池パック11に供給するときに放電機器となる。このとき、充放電機器30からの電流の合計である充放電電流Itが複数の電池パック11に向けて図1の左向きに流れる。このときの充放電電流Itを充放電機器30に関する「放電電流」ということもできる。
車両用の電源システム1の場合には、充放電機器30は、典型的にはモーター機能付発電機(モータジェネレータ)、電力供給によって作動する補機、鉛蓄電池などによって構成される。また、電池ECU20は、車両制御用の上位ECU(図示省略)によって制御される。
リチウム蓄電池12は、電圧センサ12a、電流センサ12b及び温度センサ12cを有する。これらのセンサ12a,12b,12cで検出された情報は、監視ユニット13を介して電池ECU20に伝送される。
電圧センサ12aは、電圧に関する情報を直接的或いは間接的に計測可能な既知の電圧センサを用いて構成されている。電流センサ12bは、リチウム蓄電池12の充電時の電流を検出するためのセンサ(電流検出部)であり、電流に関する情報を直接的或いは間接的に計測可能な既知の電流センサを用いて構成されている。温度センサ12cは、リチウム蓄電池12の温度を検出するためのセンサ(温度検出部)であり、温度に関する情報を直接的或いは間接的に計測可能な既知の温度センサによって構成されている。
電池ECU20は、記憶部21と、リレー制御部22と、開回路電圧差算出部23と、開回路電圧差判定部24と、解除判定部25と、充放電制限部26と、を備えている。
記憶部21は、リチウム蓄電池12のセンサ12a,12b,12cで検出され、監視ユニット13を介して電池ECU20に伝送された情報、及び後述の変換マップM(図6参照)が予め準備されて記憶されている。
リレー制御部22は、複数の電池パック11のそれぞれのリレー14をオン状態或いはオフ状態に制御するリレー制御を行う。リレー14がリレー制御部22によってオン状態に制御されると、このリレー14に対応した電池パック11は、充放電機器30に充放電可能に接続される。一方で、リレー14がリレー制御部22によってオフ状態に制御されると、このリレー14に対応した電池パック11は、充放電機器30との接続が解除される。
開回路電圧差算出部23は、複数の電池パック11の間の開回路電圧差を算出する機能を有する。
開回路電圧差判定部24は、開回路電圧差算出部23で算出された開回路電圧差が上側閾値に達したか否かを判定する機能を有する。
解除判定部25は、充放電制限部26による充放電電流の制限開始後に解除条件が成立したか否かを判定する機能を有する。本形態では、この解除条件として、開回路電圧差が上側閾値に対する下側閾値に達する解除条件が設定されている。
ここで、充放電制限部26は、充放電機器30のリレー等の被制御部31を制御することによって、次の第1及び第2の機能を果たす。
第1の機能は、複数の電池パック11の充放電時に開回路電圧差が大きくなって上側閾値(後述の上側閾値Th1)に達したとき、即ち開回路電圧差判定部24で開回路電圧差が上側閾値Th1に達したと判定されたときに、充放電機器30の被制御部31を制御して、複数の電池パック11と充放電機器30との間に流れる充放電電流Itを制限する機能である。
第2の機能は、複数の電池パック11の充放電電流の制限時に開回路電圧差が小さくなったとき、即ち解除判定部25で所定の解除条件(後述の解除条件C)が成立したと判定されたときに、充放電機器30の被制御部31を制御して、既に実行している充放電電流Itの制限を解除する機能である。
次に、上記の蓄電装置10の電池ECU20を制御主体とした制御について、図2~図10を参照しながら説明する。
図2のフローチャートに示されるように、この制御では第1ステップS101から第4ステップS104までのステップが順次実行される。なお、必要に応じてこのフローチャートに別のステップが追加されてもよいし、或いは1つのステップが複数のステップに分割されてもよい。
第1ステップS101は、リレー制御部22が各電池パック11のリレー14をオンに設定するステップである。この第1ステップS101によれば、各電池パック11のリチウム蓄電池12が充放電機器30との間で通電可能な状態になり、且つ3つのリチウム蓄電池12は互いに電気的に接続された状態になる。このとき、充放電機器30の被制御部31は、各電池パック11のリチウム蓄電池12との間での通電を制限しない状態に制御される。このため、各電池パック11が充電済の状態である場合、3つのリチウム蓄電池12からの電流の合計である充放電電流Itが充放電機器30に向けて流れる(図1参照)。
ここで、図3に示されるように、電池パック11Aのリチウム蓄電池12の内部抵抗がR1、電池パック11Bのリチウム蓄電池12の内部抵抗がR2、電池パック11Cのリチウム蓄電池12の内部抵抗がR3(≒R2)であり、内部抵抗R1が内部抵抗R2,R3を下回っているとする。
この場合、電池パック11Aのリチウム蓄電池12から流れる電流が他の電池パック11B,11Cのリチウム蓄電池12から流れる電流を上回るため、その充電率SOCであるS1が他の充電率SOCであるS2,S3を下回る。この充電率の差が3つの電池パック11間の電圧差となって、低電圧側の電池パック11Aのリチウム蓄電池12へ流れ込み電流が流れる。そして、このときの電圧差が大きいと、瞬時に過大な流れ込み電流が流れるため、電池パック11Aのリチウム蓄電池12の特性劣化や寿命低下の要因に成り得る。
そこで、本形態では、図2中の第2ステップS102及び第3ステップS103が設けられている。第2ステップS102は、3つの電池パック11の開回路電圧差ΔOCVを算出するステップである。また、第3ステップS103は、第2ステップS102で算出された開回路電圧差ΔOCVに基づいて、充放電制限処理を実行するステップである。そして、第4ステップS104で処理を終了するか否かを判定し、処理を継続するとき(ステップS104の「No」の場合)にのみ第2ステップS102に戻る。
上記の第2ステップS102は、図4のステップS102aからステップS102dまでのステップを順次実行することによって達成される。
ステップS102aによれば、各電池パック11のリチウム蓄電池12を流れる電流値が検出される。ステップS102bによれば、ステップS102aで検出した電流値に基づいて、各電池パック11のリチウム蓄電池12の充電率SOCが算出される。ステップS102cによれば、ステップS102bで算出した充電率SOCに基づいて、各電池パック11のリチウム蓄電池12の開回路電圧OCVが推定される。ステップS102dによれば、ステップS102cで推定した各リチウム蓄電池12の開回路電圧OCVの中での最大値Vから最小値Vが減算される。そして、これら最大値Vと最小値Vとの差(=V-V)が開回路電圧差ΔOCVとして算出される。
ここで、「開回路電圧」とは、リチウム蓄電池12に負荷をかけていない状態における両端子間の電圧(Open
Circuit Voltage)である。また、「充電率」とは、リチウム蓄電池12の満充電量を100%としたときの充電量の比率(State Of Charge)である。
図5に示されるように、上記のステップS102aの電流値Iは、リチウム蓄電池12の電流センサ12bを用いて検出される(図1参照)。また、上記のステップS102bでは、この電流値Iの時間積分によって充電率SOCが算出される。更に、上記のステップS102cでは、ステップS102bで算出した充電率SOCが図6の変換マップMを用いて開回路電圧OCVに変換される。
図6に示されるように、変換マップMには充電率SOC[%]に対する開回路電圧OCV[V]の相関を示す相関線Lが含まれている。この相関線Lは、充電率SOCの中間領域Sbで開回路電圧OCVが略一定であり且つ充電率SOCの中間領域Sbを挟んだ両端領域Sa,Scでこの充電率SOCの変化に伴って開回路電圧OCVが変化するような電圧特性を各電池パック11のリチウム蓄電池12が有することをあらわしている。そこで、この相関線Lを使用することによって、ステップS102bで算出した充電率SOCを開回路電圧OCVに変換できる。
上記の第3ステップS103は、図7のステップS103aからステップS103cまでのステップを順次実行することによって達成される。
ステップS103aによれば、ステップS102dで算出された開回路電圧差ΔOCVが上側閾値Th1に達したか否かが判定される。この開回路電圧差ΔOCVが上側閾値Th1に達したと判定されたとき(ステップS103aの「Yes」の場合)にステップS103bにすすむ。
ステップS103bによれば、充放電電流Itの制限を開始するように充放電機器30の被制御部31が制御される。これにより、3つの電池パック11と充放電機器30との間の充放電電流Itが低下する。その後、ステップS103cで制限解除判定処理が実行される。このステップS103cでは、開回路電圧差ΔOCVが上側閾値Th1に対する下側閾値Th2まで低下するという所定の解除条件Cが成立したか否かが判定される。このときの判定結果に応じて解除条件Cが成立したと判定されたときにステップS103dで充放電電流Itの制限を解除するように充放電機器30の被制御部31が制御される。
上述の第1ステップS101から第4ステップS104までの処理(図2参照)によれば、例えば図8に示されるように開回路電圧差ΔOCV及び充放電電流Itが制御される。この制御において、時間t1で開回路電圧差ΔOCVが上側閾値Th1に達すると充放電電流Itの制限が開始される。
その後、時間t2で開回路電圧差ΔOCVが下側閾値Th2(本形態では「0」に設定されている)に達すると充放電電流Itの制限が解除される。また、時間t3で開回路電圧差ΔOCVが再び上側閾値Th1に達すると充放電電流Itの制限が開始される。そして、制御が終了するまで必要に応じて充放電電流Itの制限と制限解除が繰り返される。その結果、開回路電圧差ΔOCVを上側閾値Th1と下側閾値Th2との間の範囲に維持することができる。
このような制御によれば、図9に示されるように、3つの電池パック11のリチウム蓄電池12の間での充電率SOCの違いによる電圧差によって、2つの電池パック11B,11Cのリチウム蓄電池12から電池パック11Aのリチウム蓄電池12に向けて流れ込み電流Iaが流れるが、この流れ込み電流Iaを小さく抑えることができる。
そして、図10に示されるように、電池パック11Aのリチウム蓄電池12の充電率SOCがS1からS1’まで上昇し、電池パック11Bのリチウム蓄電池12の充電率SOCがS2からS2’まで下降し、電池パック11Cのリチウム蓄電池12の充電率SOCがS3からS3’まで下降することによって、3つの電池パック11のリチウム蓄電池12の間での開回路電圧差ΔOCVが解消される。
なお、本形態でいう「充放電電流Itを制限する」とは、充放電電流Itを制限開始前よりも低下する方向に制御する態様をいう。この態様には、制限を実行した結果、充放電電流Itが「0」になる第1態様や、充放電電流Itが制限開始前よりも下がった状態で3つの電池パック11と充放電機器30との間で通電が継続される第2の態様が包含される。第1の態様は、第2の態様に比べて、開回路電圧差ΔOCVが解消されるまでの時間を短く抑えることができるという点で有利である。
次に、参考形態1の作用効果について説明する。
上記の蓄電装置10によれば、複数の電池パック11の充放電の実施時に開回路電圧差OCVが上側閾値Th1に達したことを条件に、複数の電池パック11と充放電機器30との間に流れる充放電電流Itが制限される。即ち、充放電電流Itが現状よりも低下する方向に制御される。このため、複数の電池パック11の中に内部抵抗の異なる電池パックが含まれているような場合でも、充電率SOCの差が大きくなり過ぎて、低電圧側の電池パック11に流れ込む流れ込み電流Iaが大きくなるのを防ぐことができる。その結果、低電圧側の電池パック11の特性劣化や寿命低下の発生を防ぐことができる。
このように、参考形態1によれば、複数の電池パック11の間の開回路電圧差ΔOCVが大きくなる前に充放電機器30との間に流れる充放電電流Itを制限して、流れ込み電流Iaを電池パック11に与える影響が少なくなる範囲に抑えて、開回路電圧差ΔOCVを是正することができる。
また、参考形態1によれば、流れ込み電流Iaを抑制するために、発熱損失によるエネルギーロスを伴う抵抗素子のような電流制限手段を使用する必要がないため、システム効率の低下を防止できる。
その結果、システム効率を低下させることなく電圧差による流れ込み電流Iaを抑制することができる蓄電装置10を提供することができる。
また、蓄電装置10の制御によって流れ込み電流Iaを抑制するため、抵抗素子のような電流制限手段を使用する場合に比べて部品点数が増えて構造が複雑になるという問題が解消される。
上記の蓄電装置10によれば、複数の電池パック11のそれぞれの開回路電圧OCVのうちの最大値Vと最小値Vとの差を開回路電圧差ΔOCVとして算出した算出値を、充放電電流Itを制限するときの判定に使用することができる。
上記の蓄電装置10によれば、充放電電流Itの制限開始後に解除条件Cに基づいて充放電電流Itの制限を解除することが可能になる。
上記の蓄電装置10で使用している電池パック11は、図6の相関線Lで示される電圧特性を有するものである。このような電池パック11を使用した場合、充電率SOCの両端領域Sa,Sc(図6参照)で開回路電圧OCVが急激に変化するため、複数の電池パック11の間で流れる流れ込み電流Iaが急激に上昇することが想定される。
そこで充放電を制御する機能を備えた蓄電装置10は、このような電圧特性を有する電池パック11に対して特に有効である。
勿論、この蓄電装置10を、充電率SOCと開回路電圧OCVとの変化率が概ね一定となるような相関線で示される電圧特性を有する電池パックに適用することもできる。
上記の蓄電装置10によれば、電池パック11の正極にオリビン構造を有する素材であるリン酸鉄リチウムを用いることによって、電池パック11の放電能力を高めることができる。
以下、上記の参考形態1に関連する他の形態について図面を参照しつつ説明する。他の形態において、参考形態1の要素と同一の要素には同一の符号を付しており、当該同一の要素についての説明を省略する。
参考形態2)
参考形態2の蓄電装置110(図1参照)は、参考形態1と同様に電源システム1を構成するものである。この蓄電装置110は、電池ECU20の解除判定部25における解除条件についてのみ参考形態1の蓄電装置10のものと相違している。
その他については、参考形態1と同様である。
参考形態1の制御(図8参照)の場合、時間t1で充放電電流Itの制限を開始すると流れ込み電流Iaが低下するため電位差が小さくなり開回路電圧差ΔOCVを縮小するのに時間を要する。その結果、充放電電流Itを制限している時間が長くなる。
そこで、参考形態2にかかる解除判定部25では、図7中のステップS103cで示される解除条件Cを第1の解除条件C1とした場合、この第1の解除条件C1に代えて、いずれも流れ込み電流Iaの低下に関する第2の解除条件C2(図11中のステップS201を参照)及び第3の解除条件C3(図11中のステップS202を参照)が採用されている。
第2の解除条件C2は、3つの電池パック11のリチウム蓄電池12の間で流れる流れ込み電流Iaが電流閾値Th3まで低下するという条件である。また、第3の解除条件C3は、3つの電池パック11のリチウム蓄電池12の間で流れる流れ込み電流Iaの時間微分値(dIa/dt)が電流微分閾値Th4まで低下するという条件である。
図11に示されるように、ステップS201で第2の解除条件C2を満足するとき(ステップS201の「Yes」の場合)に、ステップS202にすすむ。また、ステップS201で第3の解除条件C3を満足するとき(ステップS202の「Yes」の場合)に、図7中のステップS103dにすすむ。
ここで、図12に示されるように、電池パック11Aの充電率S1が電池パック11B,11Cの充電率S2,S3を下回り且つ2つの充電率S2,S3が概ね同様であるとする。
この場合、図13に示されるように、電池パック11Aのリチウム蓄電池12から流れる電流I1と、電池パック11B,11Cのリチウム蓄電池12から流れる電流I2はいずれも、充放電電流Itの制限開始後に徐々に低下する。
そこで、電流I1の矢印方向を正とし且つ電流I2の矢印方向を負としたとき、電流I1に対しては電流閾値として+Th3を使用し、電流I2に対しては電流閾値として-Th3を使用している。このため、図11のステップS201における判定では、流れ込み電流Iaの絶対値を電流閾値Th3と比較するようにしている。
同様に、図14に示されるように、電流I1の時間微分値(dI1/dt)と電流I2の時間微分値(dI2/dt)はいずれも、充放電電流Itの制限開始後に徐々に低下する。
そこで、電流I1の時間微分値(dI1/dt)に対しては電流微分閾値として+Th4を使用し、電流I2の時間微分値(dI2/dt)に対しては電流閾値として-Th4を使用している。このため、図11のステップS202における判定では、流れ込み電流Iaの時間微分値(dIa/dt)の絶対値を電流微分閾値Th4と比較するようにしている。
上述の参考形態2によれば、参考形態1に場合に比べて、充放電電流Itを制限している時間を短くすることができる。
その他、参考形態1と同様の作用効果を奏する。
この参考形態2に特に関連する変更例として、解除判定部25にける上記の解除条件Cを2つの解除条件C2,C3のいずれか一方とする形態、3つの解除条件C1,C2,C3を組み合わせる形態、2つの解除条件C1,C2を組み合わる形態、2つの解除条件C1,C3を組み合せる形態を採用することもできる。
また、必要に応じて、3つの解除条件C1,C2,C3以外の条件を上記の解除条件Cに設定することもできる。
(実施形態
実施形態の蓄電装置210(図1参照)は、参考形態1と同様に電源システム1を構成するものである。この蓄電装置210は、電池ECU20による制御についてのみ参考形態1の蓄電装置10のものと相違している。
その他については、参考形態1と同様である。
図15に示されるように、実施形態にかかる制御では、第1ステップS301から第5ステップS304までのステップが順次実行される。ここで、第3ステップS302、第4ステップS303、第5ステップS304のそれぞれの処理については、参考形態1にかかる第2ステップS102、第3ステップS103、第4ステップS104のそれぞれの処理(図2参照)と同じである。
第1ステップS301によれば、リレー制御部22は、3つの電池パック11のうち開回路電圧OCVが最も低い電池パック(低電圧電池パック)11のリレー14をオン状態に設定する。また、第2ステップS301aによれば、リレー制御部22は、3つの電池パック11から低電圧電池パックを除いた残りの2つの電池パック11のうち開回路電圧OCVが次に低い電池パック11のリレー14をオン状態に設定する。
ここで、図16に示されるように、電池パック11Aの充電率S1が最も低く、電池パック11Cの充電率S3が最も高く、電池パック11Bの充電率S2が充電率S1と充電率S3との間にあるとする。このとき、開回路電圧OCVが充電率SOCに比例している場合には、開回路電圧OCVが最も低い低電圧電池パックが電池パック11Aとなり、開回路電圧OCVが次に低い電池パックが電池パック11Bとなる。
そこで、第1ステップS301によって電池パック11Aのリレー14がオン状態に設定され、第2ステップS301aによって電池パック11Bのリレー14がオン状態に設定される。一方で、電池パック11Cのリレー14はオフ状態に維持される。
これにより、図17に示されるように、電池パック11Aと電池パック11Bとの間の電位差によって、電池パック11Bから電池パック11Aに向けて流れ込み電流Iaが流れる。その後、図15中の第3ステップS302及び第4ステップS303の処理がなされることによって、電池パック11Aと電池パック11Bとの間の開回路電圧差ΔOCVが解消される。このとき、電池パック11Aの充電率SOCがS1からS1’へと上昇し、電池パック11Bの充電率SOCがS2からS2’へと下降する(図18参照)。一方で、電池パック11Cの充電率SOCはS3のままである。
その後、図15中の第5ステップS304の「NO」の場合、第2ステップS301aに戻り、リレー制御部22は、開回路電圧OCVが次に低い電池パックとして電池パック11Cを選択して、この電池パック11Cのリレー14をオン状態に設定する(図19参照)。このように、開回路電圧OCVが最も低い低電圧電池パックに対して、開回路電圧OCVが次に低い方の電池パック11から1つずつ順に当該電池パック11のリレー14を追加でオン状態に設定するリレー制御が行われる。最終的に、全ての電池パック11についてのリレー14がオン状態になる。
これにより、図20に示されるように、2つの電池パック11A,11Bと電池パック11Cとの間の電位差によって、電池パック11Cから2つの電池パック11A,11Bに向けて流れ込み電流Iaが流れる。
その後、図15中の第3ステップS302及び第4ステップS303の処理がなされることによって、3つの電池パック11A,11B,11Cの間の開回路電圧差ΔOCVが解消される。このとき、電池パック11Aの充電率SOCがS1’からS1’’へと上昇し、電池パック11Bの充電率SOCがS2’からS2’’へと上昇し、電池パック11Cの充電率SOCがS3からS3’へと下降する(図20参照)。
上述の実施形態によれば、開回路電圧OCVが低い方の電池パック11から順番にこの電池パック11に流れ込み電流Iaが流れるため、複数の電池パック11に一度に流れ込み電流Iaが流れる場合に比べて、流れ込み電流Iaを小さく抑えることができる。
これにより、参考形態1の場合に比べて上側閾値Th1を高く設定することができ、充放電を制限する処理の頻度を減らすことが可能になる。
その他、参考形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上述の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変形が考えられる。例えば、上述の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上述の形態では、電池パック11の充放電を制限する充放電制限機能と、この制限を解除する充放電制限解除機能の両機能を兼ね備えた蓄電装置10,110,210について例示したが、これに代えて、充放電制限解除機能が省略されており、充放電制限機能のみを有する蓄電装置を採用することもできる。
上述の形態では、開回路電圧差算出部23と開回路電圧差判定部24と解除判定部25と充放電制限部26と、を含む電池ECU20について例示したが、この電池ECU20において、開回路電圧差算出部23と開回路電圧差判定部24と解除判定部25の少なくとも1つを充放電制限部26が兼務するようにしてもよい。
上述の形態では、電池パック11にリチウム蓄電池12(正極にリン酸鉄リチウム、負極にカーボン)を用いる場合について例示したが、この電池パック11については、これに限定されるものではなく、以下のような変更例を採用することもできる。
電池パック11として、正極にニッケルマンガンコバルト酸リチウムを用い負極にカーボンを用いたリチウム蓄電池、正極にマンガン酸リチウムを用い負極にチタン酸リチウムを用いたリチウム蓄電池、正極にナトリウム金属酸化物を用い負極にカーボンを用いたナトリウム蓄電池、マグネシウム電池、アルミニウム空気電池、リチウムイオンキャパシタ、電解液にイオン液体を使用したリチウム蓄電池、合金負極(Si,Snなど)を用いたリチウム蓄電池などを採用することもできる。
上述の形態では、車両に搭載される電源システム1の蓄電装置10,110,210について例示したが、これらの蓄電装置10,110,210は、車両に限らず車両以外の機器に対しても同様に適用可能である。
1 電源システム
10,110,210 蓄電装置
11 電池パック(蓄電池)
11A 第1の電池パック
11B 第2の電池パック
11C 第3の電池パック
14 リレー
20 電池ECU(制御部)
22 リレー制御部
23 開回路電圧差算出部
24 開回路電圧差判定部
25 解除判定部
26 充放電制限部
30 充放電機器
C 解除条件
C1 第1の解除条件
C2 第2の解除条件
C3 第3の解除条件
Ia 流れ込み電流
dIa/dt 時間微分値
It 充放電電流
OCV 開回路電圧
ΔOCV 開回路電圧差
SOC 充電率
Sa,Sc 両端領域
Sb 中間領域
Th1 上側閾値
Th2 下側閾値
Th3 電流閾値
Th4 電流微分閾値
最大値
最小値

Claims (6)

  1. 互いに並列接続され且つそれぞれが充放電機器(30)に充放電可能に接続された複数の蓄電池(11)と、
    上記複数の蓄電池の充放電を制御する制御部(20)と、
    を備え、
    上記制御部は、上記複数の蓄電池の充放電時に開回路電圧差(ΔOCV)が上側閾値(Th1)に達したとき上記複数の蓄電池と上記充放電機器との間に流れる充放電電流(It)を制限する充放電制限部(26)と、上記複数の蓄電池のそれぞれのリレーを制御するリレー制御部(22)と、を有し、
    上記リレー制御部は、上記複数の蓄電池のうち開回路電圧(OCV)が最も低い低電圧蓄電池のリレー(14)をオン状態に設定するとともに、上記複数の蓄電池から上記低電圧蓄電池を除いた残りの蓄電池のうち開回路電圧(OCV)が次に低い方の蓄電池から1つずつ順に当該蓄電池のリレー(14)を追加でオン状態に設定するリレー制御を行うように構成されている、蓄電装置210)。
  2. 上記制御部は、上記複数の蓄電池のそれぞれの開回路電圧(OCV)のうちの最大値(V)と最小値(V)との差を上記開回路電圧差として算出する開回路電圧差算出部(23)と、上記開回路電圧差算出部で算出された上記開回路電圧差が上記上側閾値に達したか否かを判定する開回路電圧差判定部(24)と、を有し、
    上記充放電制限部は、上記開回路電圧差判定部で上記開回路電圧差が上記上側閾値に達したと判定されたときに上記充放電電流を制限する、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 上記制御部は、上記充放電制限部による上記充放電電流の制限開始後に所定の解除条件(C)が成立したか否かを判定する解除判定部(25)を有し、
    上記充放電制限部は、上記解除判定部で上記解除条件が成立したと判定されたときに上記充放電電流の制限を解除する、請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 上記解除判定部は、上記開回路電圧差が上記上側閾値に対する下側閾値(Th2)まで低下する第1の解除条件(C1)と、上記複数の蓄電池の間で流れる流れ込み電流(Ia)が電流閾値(Th3)まで低下する第2の解除条件(C2)と、上記流れ込み電流の時間微分値(dIa/dt)が電流微分閾値(Th4)まで低下する第3の解除条件(C3)と、のうちの少なくとも1つを上記所定の解除条件としている、請求項3に記載の蓄電装置。
  5. 上記複数の蓄電池はいずれも、充電率(SOC)に対する開回路電圧(OCV)の相関について、上記充電率の中間領域(Sb)で上記開回路電圧が略一定であり且つ上記充電率の上記中間領域を挟んだ両端領域(Sa,Sc)でこの充電率の変化に伴って上記開回路電圧が変化するような電圧特性を有する、請求項1~のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. 上記複数の蓄電池はいずれも、電池セルの正極にリン酸鉄リチウムが用いられている、請求項1~のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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