JP2015200284A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次コイル3のマイナス側からバッテリ電圧供給ラインαに向けて電気エネルギーを投入して同一方向の2次電流を継続させる点火装置では、点火コイル2が発熱し易く、発熱限界によって投入できる電気エネルギー量が制限される。また、1次コイル3にマイナス側から電気エネルギーの投入を行って2次コイル4に火花放電維持に必要な2次電圧を発生させるため、昇圧回路15の負担が大きい。
【解決手段】点火コイル2の1次コイル3を、第1巻線3aと第2巻線3bに分け、第1巻線3aのみに電気エネルギーの投入を行う。これにより、負荷抵抗が少なくなって点火コイルの発熱が抑えられるため、発熱限界に達するまでの余裕が大きくなり、1次コイルに投入できる電気エネルギー量を増加できる。また、点火コイル2の巻線比を大きくすることができ、昇圧回路15の負担を軽減できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関(エンジン)に用いられる点火装置に関し、特に火花放電の継続技術に関する。
点火プラグの負担を軽減し、無駄な電力消費を抑えて、火花放電を継続させる技術として、周知の点火回路によって最初の火花放電(主点火と称す)を開始させた後、主点火が消える前に1次コイルのマイナス側からバッテリ電圧供給ラインに向けて電気エネルギーを投入して2次コイルに同一方向の電流(直流の2次電流)を継続して流し、主点火で生じた火花放電を任意の期間(以下、放電継続期間)を亘って継続させるエネルギ投入回路を考案した(公知技術でない)。
なお、以下では、エネルギ投入回路により継続させる火花放電(主点火に続く火花放電)を継続火花放電と称する。
エネルギ投入回路は、放電継続期間中の1次電流(投入エネルギー)を制御することで、2次電流をコントロールして火花放電の維持を行う。継続火花放電中の2次電流をコントロールすることで、点火プラグの負担を軽減し、且つ無駄な電力消費を抑えて、火花放電の継続を行うことができる。
次に、本発明の理解補助の目的で、本発明を適用していないエネルギ投入回路の代表例を図7に基づき説明する(上述したように、周知技術ではない)。なお、図7に用いる符合は、後述する「実施例」と同一機能物に同一符合を付したものである。
図7に示す点火装置は、フルトラ作動(点火用スイッチング手段11のON−OFF作動)によって点火プラグ1に主点火を生じさせる主点火回路5と、主点火に継続する継続火花放電を行うエネルギ投入回路6とを備える。
エネルギ投入回路6は、
・車載バッテリ9の電圧を昇圧してエネルギ投入用コンデンサ14に蓄える昇圧回路15と、
・1次コイル3のマイナス側に投入する電気エネルギーをコントロールする投入エネルギー制御手段16と、
を備えて構成される。
(問題点)
エネルギ投入回路6は、火花放電の継続中に2次電流を同一方向に流すために、エネルギ投入用コンデンサ14に蓄えた電気エネルギーを1次コイル3のマイナス側からバッテリ電圧供給ラインαに向けて流す必要がある。即ち、1次コイル3の全ターンを介して電気エネルギーの投入を行う必要がある。1次コイル3の全ターンに電気エネルギーを投入すると、1次コイル3の負荷抵抗により点火コイル2が大きく発熱する。その結果、発熱限界L(符号、図2参照)によって1次コイル3に投入できる電気エネルギー量(電圧×電流×時間)が制限されてしまう。
具体的には、図2の実線A’に示すように、放電継続期間中に1次コイル3へ投入できる電気エネルギーが制限されてしまい、図2の実線B’に示すように、1次電流が制限される不具合がある。
また、継続火花放電を行うには、誘導放電中の1次コイル3のマイナス側からバッテリ電圧供給ラインαに向けて1次電流を流して、2次コイル4に火花放電維持に必要な電気エネルギーを生じさせる必要がある。このため、投入エネルギーの電圧を高める必要があり、昇圧回路15の大型化やコストアップの要因になる。
(参考技術)
一方、本発明に関連する技術として、「1次コイルと2次コイルの巻線比」を切り替える技術が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示される技術は、1次コイルの途中に中間タップを設け、
・「1次コイルの一端から他端まで(即ち、1次コイルの全ターン)」の通電を行う状態(巻線比の小さい状態)と、
・「中間タップから1次コイルの他端まで」の通電を行う状態(巻線比の大きい状態)と、
を切り替えるものである。
この特許文献1の技術は、主点火を開始させる際は点火コイルの巻線比を大きくし、その後の放電継続期間中は巻線比を小さくすることを特徴とする「多重点火技術」である。この技術により、主点火において2次コイルに高電圧(2次電圧)を発生させることができるとともに、続く放電継続期間の多重点火では2次コイルの発生電圧を抑えることができる。
しかし、特許文献1の技術は、2次電流が交番する技術であり、火花放電の継続を行う際、2次電流の流れ方向が交互に切り替わる。
その結果、特許文献1の技術は、主点火に続く放電継続期間中に、火花放電が2次電流の交番によって途切れ易くなり、気筒内に生じる旋回流等によって火花放電の吹き消えが発生し易くなる。
特許第4600311号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、継続火花放電を行う内燃機関用点火装置において、1次コイルに投入する電気エネルギーの増加を可能にするとともに、1次コイルに投入する電気エネルギーの電圧の低減を可能にする。
本発明の内燃機関用点火装置のエネルギ投入回路は、「特許請求の範囲の請求項1」に記載したように、1次コイルを成す巻線の一部のみに電気エネルギーの投入を行うことを特徴とする。
継続火花放電時に1次コイルの巻線の一部のみに電気エネルギーの投入を行うことで、エネルギー投入時の負荷抵抗が小さくなる。このため、エネルギー投入に伴う点火コイルの発熱が減り、1次コイルに投入できる電気エネルギー量(電圧×電流×時間)を増加させることができる。これによって、継続火花放電における2次電流の増加(火花放電の強化)が可能になる。
また、エネルギー投入時に1次コイルの巻線の一部のみに電気エネルギーの投入を行うことで、点火コイルの巻線比を大きくすることができ、投入エネルギーの電圧を低減できる。これにより、昇圧回路の負担を軽減できる。あるいは、昇圧回路を廃止することが可能になる。
具体的な一例として、昇圧回路の負担を軽減する場合は、昇圧に伴う発熱量を少なくできるとともに、昇圧回路の小型化やコストダウンが可能になる。
さらに、本発明は、主点火に続く継続火花放電において2次電流を同一方向に流すため、主点火に続く継続火花放電において火花放電が途切れ難い。このため、上述した特許文献1の技術とは異なり、気筒内に生じる旋回流等によって火花放電の吹き消えが発生する不具合を回避できる。
内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例1)。 内燃機関用点火装置の作動を説明するためのタイムチャートである(実施例1)。 (a)点火コイルの概略図、(b)点火コイルのコネクタの概略図である(実施例1)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例2)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例3)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例4)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(参考例:公知技術でない)。
以下において「発明を実施するための形態」を詳細に説明する。
本発明の具体的な一例(実施例)を図面に基づき説明する。なお、以下の「実施例」は具体的な一例を開示するものであり、本発明が「実施例」に限定されないことは言うまでもない。
[実施例1]
図1〜図3を参照して実施例1を説明する。
この実施例1における点火装置は、車両走行用の火花点火エンジンに搭載されるものであり、所定の点火タイミング(点火時期)で燃焼室内の混合気に着火(点火)を行うものである。なお、エンジンの一例は、ガソリンを燃料とする希薄燃焼(リーンバーン燃焼)が可能な直噴式エンジンであり、気筒内に混合気の旋回流(タンブル流やスワール流等)を生じさせる旋回流コントロール手段を備える。
この実施例1における点火装置は、各気筒の点火プラグ1ごとに対応した点火コイル2を用いるDI(ダイレクト・イグニッション)タイプである。
この点火装置は、エンジン制御の中枢を成すECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)から与えられる指示信号(点火信号IGt及び放電継続信号IGw)に基づいて点火コイル2の1次コイル3を通電制御するものであり、1次コイル3を通電制御することで点火コイル2の2次コイル4に生じる電気エネルギーをコントロールして、点火プラグ1の火花放電をコントロールする。
なお、ECUは、各種センサから取得したエンジンパラメータ(暖機状態、エンジン回転速度、エンジン負荷等)やエンジンの制御状態(希薄燃焼の有無、旋回流の程度等)に応じた点火信号IGtおよび放電継続信号IGwを生成して出力する。
実施例1の点火装置は、
・各気筒毎に搭載される点火プラグ1と、
・各点火プラグ1毎に搭載される点火コイル2と、
・フルトラ作動を行う主点火回路5と、
・継続火花放電を行うエネルギ投入回路6と、
を備えて構成される。
なお、主点火回路5とエネルギ投入回路6の主要部は、「点火回路ユニット」として1つのケース内に収容配置されて、点火プラグ1や点火コイル2とは異なる場所に設置される。
点火プラグ1は、周知なものであり、2次コイル4の一端と出力端子7を介して接続される中心電極と、エンジンのシリンダヘッド等を介してアース接地される外側電極とを備え、2次コイル4に生じる電気エネルギーにより中心電極と外側電極との間で火花放電を生じさせる。
点火コイル2は、1次コイル3と、この1次コイル3の巻数より多くの巻数を有する2次コイル4とを備える。理解補助の目的で数値の具体例を示すと、1次コイル3の巻数100に対して2次コイル4が巻数7300に設けられる(1次コイル3:2次コイル4=1:73)。
1次コイル3の一端は、点火コイル2のプラス端子8に接続されるものであり、このプラス端子8はバッテリ電圧供給ラインα(車載バッテリ9のプラス電極から電力の供給を受けるライン)に接続される。
1次コイル3の他端は、点火コイル2の接地側端子10に接続されるものであり、この接地側端子10は、主点火回路5の点火用スイッチング手段11(パワートランジスタ、MOS型トランジスタ等)を介してアース接地される。
また、1次コイル3は、巻線の途中にエネルギー投入用の中間タップTを備えるものであり、この中間タップTは点火コイル2のエネルギー投入端子12に接続される。以下では、説明の便宜上、1次コイル3の一端側(プラス端子8側)から中間タップTまでの巻数を第1巻線3aと称し、中間タップTから1次コイル3の他端側(接地側端子10)までの巻数を第2巻線3bと称する。
2次コイル4の一端は、上述したように出力端子7に接続されるものであり、この出力端子7が点火プラグ1の中心電極に接続される。
2次コイル4の他端は、バッテリ電圧供給ラインαまたはアース接地される。具体的な一例として、この実施例1の2次コイル4の他端は、1次コイル3の通電時に発生する不要な電圧を抑制するための第1ダイオード13を介してプラス端子8に接続される。
主点火回路5は、1次コイル3の通電制御を行って点火プラグ1に主点火を生じさせる。具体的に、主点火回路5は、ECUから点火信号IGtが与えられる期間に亘って点火コイル2の1次コイル3の全ターン(第1巻線3a+第2巻線3b)に車載バッテリ9の電圧(バッテリ電圧)を印加するものである。具体的に、主点火回路5は、1次コイル3の通電状態を断続する点火用スイッチング手段11(パワートランジスタ、サイリスタ等)を備えるものであり、点火信号IGtが与えられると、点火用スイッチング手段11をONして1次コイル3の全ターン(第1巻線3a+第2巻線3b)にバッテリ電圧を印加する。
エネルギ投入回路6は、主点火回路5の作動によって開始した主点火に、1次コイル3に電気エネルギーを投入して2次コイル4に同一方向の2次電流を流し、主点火回路5の作動によって開始した火花放電を継続させるものであり、
・ECUから点火信号IGtが与えられる期間に亘って車載バッテリ9の電圧を昇圧してエネルギ投入用コンデンサ14に蓄えさせる昇圧回路15と、
・エネルギ投入用コンデンサ14に蓄えた電気エネルギーを1次コイル3のマイナス側に投入する投入エネルギー制御手段16と、
を備えて構成される。
昇圧回路15は、
・一端がバッテリ電圧供給ラインαに接続されたチョークコイル17と、
・このチョークコイル17の通電状態を断続する昇圧用スイッチング手段18(MOS型トランジスタ等)と、
・この昇圧用スイッチング手段18を繰り返しON−OFFさせる昇圧用ドライバ回路19と、
・昇圧用スイッチング手段18のON−OFF作動によりチョークコイル17で蓄えた電気エネルギーを充電するエネルギ投入用コンデンサ14と、
・エネルギ投入用コンデンサ14に蓄えた電気エネルギーがチョークコイル17側へ逆流するのを防ぐ第2ダイオード20と、
を備えて構成される。
昇圧用ドライバ回路19は、ECUから点火信号IGtが与えられる期間に亘って昇圧用スイッチング手段18を所定周期で繰り返してON−OFFするように設けられている。
投入エネルギー制御手段16は、
・エネルギ投入用コンデンサ14に蓄えた電気エネルギーを1次コイル3の中間タップTに投入するエネルギー投入ラインβをON−OFFするエネルギ投入用スイッチング手段21(MOS型トランジスタ等)と、
・このエネルギ投入用スイッチング手段21のON−OFF作動を制御するエネルギ投入用ドライバ回路22と、
・1次コイル3からエネルギ投入用コンデンサ14への電流の逆流を阻止する第3ダイオード23と、
を備えて構成される。
エネルギ投入用ドライバ回路22は、エネルギ投入用スイッチング手段21のON−OFF状態をコントロールし、第1巻線3aに投入する電気エネルギーを制御することで、放電継続信号IGwが与えられる期間に亘って2次電流を所定の目標範囲に維持させるものである。
エネルギ投入用ドライバ回路22の具体的な一例は、2次電流が所定の目標範囲を維持するようにオープン制御(フィードフォワード制御)によってエネルギ投入用スイッチング手段21をON−OFF制御するものである(図1参照)。あるいは、2次電流を電流検出抵抗24(符合、図4参照)を用いてモニターし、モニターした2次電流が所定の目標範囲を維持するようにエネルギ投入用スイッチング手段21のON−OFF状態をフィードバック制御するものである。なお、継続火花放電中における2次電流の目標値は、一定であっても良いし、エンジンの運転状態(ECUから付与される図示しない指示信号)に応じて変更するものであっても良い。
(実施例1の作動説明)
次に、図2を参照して実施例の作動を説明する。
なお、図2中において、「IGt」は点火信号IGtのハイ/ロー信号、「IGw」は放電継続信号IGwのハイ/ロー信号、「I1」は1次電流(1次コイル3に流れる電流値)、「P」はエネルギ投入用コンデンサ14から1次コイル3に投入される電気エネルギー(投入エネルギー)である。
また、図2中の実線Aは「第1巻線3aのみ」にエネルギー投入した際の電気エネルギー(巻線比が大きい時の電気エネルギー)の変化を示し、実線A’は「1次コイル3の全ターン(第1巻線3a+第2巻線3b)」にエネルギー投入した際の電気エネルギー(巻線比が小さい時の電気エネルギー)の変化を示す。
さらに、図2中の実線Bは「第1巻線3aのみ」にエネルギー投入した際の1次電流(巻線比が大きい時の1次電流)の変化を示し、実線B’は「1次コイル3の全ターン(第1巻線3a+第2巻線3b)」にエネルギー投入した際の1次電流(巻線比が小さい時の1次電流)の変化を示す。
ECUが点火信号IGtを出力すると、
(a)点火信号IGtが出力される期間に亘って点火用スイッチング手段11がONされるとともに、
(b)点火信号IGtが出力される期間に亘って昇圧用スイッチング手段18が繰り返してON−OFFして昇圧作動を行い、昇圧された電気エネルギーがエネルギ投入用コンデンサ14に蓄えられる。
(c)点火信号IGtがハイからローへ切り替わると、点火用スイッチング手段11がOFFされ、1次コイル3(第1巻線3a+第2巻線3b)の通電状態が突然遮断される。すると、2次コイル4に高電圧が発生し、点火プラグ1において主点火が開始される。
点火プラグ1において主点火が開始された後、2次電流は略三角波形状で減衰する。そして、2次電流が「所定の下限電流値(火花放電を維持するための電流値)」に低下する前に、ECUが放電継続信号IGwを出力する。
ECUが放電継続信号IGwを出力すると、エネルギ投入用スイッチング手段21がON−OFF制御されて、エネルギ投入用コンデンサ14に蓄えられていた電気エネルギーの一部が、第1巻線3aの中間タップT(第1巻線3aにおける低電圧側)に順次投入され、第1巻線3aの中間タップTからプラス端子8側(バッテリ電圧供給ラインα)に向かって電流が流れる。即ち、1次コイル3の巻線の一部(第1巻線3a)のみに電気エネルギーの投入が行われる。具体的には、エネルギ投入用スイッチング手段21がONされる毎に第1巻線3aの中間タップTからバッテリ電圧供給ラインαに向かう1次電流が追加して流れる。すると、1次電流が追加される毎に、主点火による2次電流と同方向の2次電流が2次コイル4に順次追加して流れる。
このように、エネルギ投入用スイッチング手段21をON−OFF制御することで、2次電流が火花放電を維持可能な程度(目標2次電流の範囲内)に継続して流れる。その結果、放電継続信号IGwの継続中は、継続火花放電が点火プラグ1に維持される。
(実施例1の効果1)
実施例1の点火装置は、上述したように、1次コイル3を成す巻線の一部のみ(第1巻線3aのみ)に電気エネルギーの投入を行って火花放電の継続を行う。
このように、1次コイル3の巻線の一部のみ(第1巻線3aのみ)に電気エネルギーの投入を行うことで、エネルギー投入の負荷抵抗が小さくなる。このため、継続火花放電時における点火コイル2の発熱が減リ、 ることで、発熱限界Lに達するまでの余裕が大きくなり、1次コイル3に投入できる電気エネルギー量(電圧×電流×時間)を増加させることができる。
具体的には、エネルギー投入時における1次コイル3への負荷抵抗が小さくなることで、図2の実線Aに示すように、継続火花放電時に1次コイル3へ投入できる電気エネルギー量(電圧×電流×時間)を増加させることができ、図2の実線Bに示すように、継続火花放電時における1次コイル3の電流を多くできる。これにより、吹き消えし易いエンジンの運転状態であったとしても、吹き消えし難い火花放電を途切れることなく点火プラグ1において継続して形成することができる。
また、1次コイル3の巻線の一部のみ(第1巻線3aのみ)に電気エネルギーの投入を行うことで、点火コイル2の巻線比(第1巻線3aと2次コイル4の巻線比)を大きくすることができ、1次コイル3に投入する電気エネルギーの電圧を低減できる。これにより、昇圧回路15の昇圧比を小さくすることが可能になり、昇圧に伴う発熱量を少なくできるとともに、昇圧回路15の小型化やコストダウンが可能になる。
(実施例1の効果2)
点火装置は、点火コイル2の外部接続コネクタ25に設けられる1次コイル3の各接続端子を、電圧順に並べて配置する構成を採用する。
点火コイル2の外部接続コネクタ25には、上述したプラス端子8、接地側端子10、エネルギー投入端子12が設けられる。なお、出力端子7は、外部接続コネクタ25とは別の部位に設けられる。
ここで、プラス端子8は、バッテリ電圧供給ラインαに接続されるものであり、12V程度(バッテリ電圧)が印加される。
また、接地側端子10は、コイル端子であり、点火コイル2の誘導放電により500V程度が印加される。
一方、エネルギー投入端子12は、エネルギ投入用コンデンサ14から50V〜200V程度が印加される。
そこで、この実施例1では、図3(b)に示すように、プラス端子8と接地側端子10の間にエネルギー投入端子12を配置している。
このように、プラス端子8と接地側端子10の間にエネルギー投入端子12を配置することで、隣接する端子同士の電圧差を低くすることができ、端子間ピッチを小さく設けることが可能になる。これにより、外部接続コネクタ25を小型化することができ、点火コイル2の小型化が可能になる。
(実施例1の効果3)
この実施例1では、図3(a)に示すように、エネルギ投入回路6から1次コイル3のみに電流を流す第3ダイオード23を点火コイル2に内蔵させている。
このように、第3ダイオード23を点火コイル2に内蔵させることで、点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができ、結果的に点火回路ユニットの小型化が可能になる。
[実施例2]
図4を参照して実施例2を説明する。なお、以下の各実施例において上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
実施例2の1次コイル3は、上述した実施例1と同様、巻線の途中にエネルギー投入用の中間タップTを備えるものであり、第1巻線3aに対する第2巻線3bの巻線比が大きく設けられる。理解補助の目的で数値の具体例を示すと、第1巻線3aの巻数1に対して第2巻線3bの巻数9に設けられる(第1巻線3a:第2巻線3b=1:9)。
その結果、第1巻線3aと2次コイル4の巻線比が極めて大きくなる(第1巻線3a:2次コイル4=1:730)。
実施例2の昇圧回路15は、実施例1の昇圧回路15に比較して簡素化が図られている。具体的に、この実施例2の昇圧回路15は、チャージポンプを採用する。
この実施例2のチャージポンプは、2つのスイッチ手段31、32(MOS型トランジスタ等)のON−OFF状態を切り替えて、バッテリ電圧を約2倍に昇圧するものであり、昇圧した電気エネルギー(24V〜28V)はエネルギ投入用コンデンサ14に蓄えられる。
実施例2の点火装置は、上記実施例1で説明したように、1次コイル3を成す巻線の一部のみ(即ち、第1巻線3aのみ)に電気エネルギーの投入を行う。第1巻線3aと2次コイル4の巻線比は極めて大きいため(第1巻線3a:2次コイル4=1:730)、第1巻線3aに低い電圧(例えば、24V〜28V)の電気エネルギーを投入しても、2次コイル4に継続火花放電の維持に必要な2次電圧(例えば、17〜20kVほど)を発生させることができる。
(実施例2の効果)
この実施例2の点火装置は、上述したように、第1巻線3aと第2巻線3bの巻線比を大きくして(第1巻線3aの巻数<第2巻線3bの巻数)、第1巻線3aと2次コイル4の巻線比を極めて大きくすることで、昇圧回路15に簡素なチャージポンプを用いることができる。
これにより、昇圧に伴う発熱量を少なくできるとともに、昇圧回路15の小型化やコストダウンを図ることができる。また、点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができ、点火回路ユニットの小型化が可能になる。
[実施例3]
図5を参照して実施例3を説明する。
実施例3の1次コイル3は、上記実施例2と同様、第1巻線3aに対する第2巻線3bの巻線比が大きく設けられるものであり、理解補助の目的で数値の具体例を示すと、第1巻線3aの巻数1に対して第2巻線3bの巻数10に設けられる(第1巻線3a:第2巻線3b=1:10)。
実施例3は、実施例1、2で開示した昇圧回路15を廃止したものであり、継続火花放電におけるエネルギー投入時は、バッテリ電圧(例えば、12V)を1次コイル3の巻線の一部のみ(第1巻線3aのみ)に供給し、第1巻線3aと2次コイル4の巻線比により2次コイル4に継続火花放電の維持に必要な2次電圧を発生させるものである。
(実施例3の効果)
この実施例3は、上述したように、第1巻線3aと2次コイル4の巻線比を大きく設けたことで昇圧回路15を廃止することができるため、エネルギ投入回路6を用いた点火装置のコストを抑えることができる。
また、昇圧回路15を廃止したことで点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができるため、点火回路ユニットの小型化を達成できる。
[実施例4]
図6を参照して実施例4を説明する。
この実施例4は、1次コイル3の一部を昇圧回路15のチョークコイル17(実施例1参照)として利用し、昇圧回路15を簡素化する技術である。
具体的に、この実施例4の1次コイル3は、2つの中間タップ(第1中間タップT1と第2中間タップT2)を備えるものであり、「第1中間タップT1」が「上記実施例1〜3の中間タップT」に相当する。
また、実施例4にて新設した第2中間タップT2は、「上記実施例1〜3の第1コイル3の一端」に相当し、第2中間タップT2がバッテリ電圧供給ラインαに接続される。
以下では、この実施例4における「1次コイル3の一端(昇圧用スイッチング手段18に接続される側の端)」と「第2中間タップT2」の間の巻線(1次コイル3の一部の巻線)を第3巻線3cと称する。そして、この実施例4では、第3巻線3cが実施例1で開示した昇圧回路15のチョークコイル17として用いられるものであり、第3巻線3c(チョークコイル17)は昇圧回路15の作動時に昇圧用スイッチング手段18によって繰り返し断続される。
(実施例4の効果)
この実施例4は、上述したように、1次コイル3の一部(第3巻線3c)を昇圧回路15のチョークコイル17として用いるため、昇圧回路15を簡素化することができ、エネルギ投入回路6を搭載する点火装置のコストを抑えることができる。
また、点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができるため、点火回路ユニットの小型化を達成できる。
上記の実施例では、ガソリンエンジンに本発明の点火装置を用いる例を示したが、継続火花放電によって燃料(具体的には混合気)の着火性の向上を図ることができるため、エタノール燃料や混合燃料を用いるエンジンに適用しても良い。もちろん、粗悪燃料が用いられる可能性のあるエンジンに用いても継続火花放電により着火性の向上を図ることができる。
上記の実施例では、希薄燃焼(リーンバーン燃焼)運転が可能なエンジンに本発明の点火装置を用いる例を示したが、希薄燃焼とは異なる燃焼状態であっても継続火花放電によって着火性の向上を図ることができるため、リーンバーンエンジンへの適用に限定するものではなく、希薄燃焼を行わないエンジンに用いても良い。
上記の実施例では、燃焼室に直接燃料を噴射する直噴式エンジンに本発明の点火装置を用いる例を示したが、吸気バルブの吸気上流側(吸気ポート内)に燃料を噴射するポート噴射式のエンジンに用いても良い。
上記の実施例では、混合気の旋回流(タンブル流やスワール流等)を気筒内にて積極的に生じさせるエンジンに本発明の点火装置を用い、「旋回流による火花放電の吹き消し」を回避する例を開示したが、旋回流コントロール手段(タンブル流コントロールバルブやスワール流コントロールバルブ等)を有しないエンジンに用いても良い。
上記の実施例では、DIタイプの点火装置に本発明を適用したが、DIタイプに限定するものではなく、例えば単気筒エンジン(例えば、自動二輪車等)の点火装置に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、主点火回路5の一例としてフルトラを用いる例を示したが、主点火回路5の形式は限定しない。即ち、主点火回路5は、1次コイル3を制御することで主点火を実施可能な回路であれば良く、CDI点火回路などフルトラ以外の点火回路を用いても良い。
1 点火プラグ
2 点火コイル
3 1次コイル
3a 第1巻線(請求項1における1次コイルを成す巻線の一部)
4 2次コイル
5 主点火回路
6 エネルギ投入回路

Claims (7)

  1. 点火コイル(2)の1次コイル(3)の通電制御を行って点火プラグ(1)に火花放電を生じさせる主点火回路(5)と、
    この主点火回路(5)の作動によって開始した火花放電中に、前記1次コイル(3)に電気エネルギーを投入して前記点火コイル(2)の2次コイル(4)に同一方向の2次電流を流し、前記主点火回路(5)の作動によって開始した火花放電を継続させるエネルギ投入回路(6)とを備え、
    前記エネルギ投入回路(6)は、前記1次コイル(3)を成す巻線の一部(3a)のみに電気エネルギーの投入を行うことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火装置において、
    前記点火コイル(2)の外部接続コネクタ(25)に設けられる複数の接続端子(8、10、12)は、電圧順に並んで配置されることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 請求項2に記載の内燃機関用点火装置において、
    前記点火コイル(2)には、前記エネルギ投入回路(6)から前記1次コイル(3)のみに電流を流すダイオード(23)が内蔵されることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記エネルギ投入回路(6)は、チョークコイル(17)の通電の断続によって高電圧を発生させる昇圧回路(15)を備え、この昇圧回路(15)で昇圧した電気エネルギーを前記1次コイル(3)の巻線の一部(3a)のみに投入することを特徴とする内燃機関用点火装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記エネルギ投入回路(6)は、車載バッテリ(9)のバッテリ電圧を約2倍に昇圧するチャージポンプを備え、このチャージポンプで昇圧した電気エネルギーを前記1次コイル(3)の巻線の一部(3a)のみに投入することを特徴とする内燃機関用点火装置。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記エネルギ投入回路(6)は、車載バッテリ(9)のバッテリ電圧を前記1次コイル(3)の巻線の一部(3a)のみに投入することを特徴とする内燃機関用点火装置。
  7. 請求項4に記載の内燃機関用点火装置において、
    前記エネルギ投入回路(6)は、前記1次コイル(3)を成す巻線の一部(3c)を、前記昇圧回路(15)のチョークコイル(17)として利用することを特徴とする内燃機関用点火装置。
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