JP2015197626A - 画像形成装置 - Google Patents

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浩美 宮下
Hiromi Miyashita
浩美 宮下
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Abstract

【課題】記録媒体の排出方向と直交する方向(装置の主走査方向)の端部に生じる反りを十分に矯正できるようにする。【解決手段】記録媒体表面に画像を形成する画像形成部と、記録媒体表面に転写された未定着の現像剤像を定着する定着部と、現像剤像が定着した記録媒体を媒体積載部へと排出する排出部と、記録媒体における排出方向と直交する方向の端部の矯正領域に対して排気口を介して送風する送風手段、を備えることを特徴とする。記録媒体の排出方向と直交する方向(装置の主走査方向)の端部の反りを十分に矯正可能な画像形成装置を提供することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体のカールを矯正する機能を備えたプリンタ、FAX、または複写機等の画像形成装置に関するものである。
従来の電子写真方式を採用する画像形成装置においては、帯電ローラ等の帯電装置により静電潜像担持体である感光体表面を帯電させ、感光体表面をLEDヘッド等の露光手段で露光し静電潜像を形成させる。そして、現像剤としてのトナーを静電潜像に付着させ、記録媒体に転写し、熱や圧力を加え定着させることで印刷物を得ることができる。
このような画像形成装置では、加熱ローラをヒータにより加熱し、定着ローラを、定着ベルトを介して対向する加圧ローラで押圧してニップ部を形成させ、ニップ部で搬送された用紙をはさんで、加熱および加圧によりトナー像を用紙上に定着させるローラ定着方式の定着装置を用いている。
そして、このような画像形成装置で画像形成を行う際、用紙がカールしてしまうことがある。その原因として、定着時に用紙の表裏で加熱される温度が違い、水分の蒸発量が異なるため用紙の表裏の伸縮率の差が生じ、その結果として用紙の湾曲がおこるものや、開封後の用紙が部分的に吸湿することにより湾曲がおこるものが考えられている。
カールを矯正する画像形成装置として、定着部で発生した蒸気を含んだ空気を排出部に送風し、排出部で記録紙に加湿された空気をさらすことで吸湿させ、排出される記録紙の温度を制御し反り矯正可能な温度とし、排出された用紙の排出方向側の反りと逆向きにスタッカを変形させることで反りを矯正する反り矯正装置を備えたものが特許文献1に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−224283号公報
しかしながら、上述した画像形成装置では、完全密閉空間を作り蒸気を含んだ空気を排出部にすべて送風することは困難である上、記録紙全体が吹き付けの対象となり分散してしまうので、端部の反り(カール)が残りやすくなる問題があった。
本発明はこのような実情を鑑みてなされたものであり、記録媒体の排出方向と直交する方向(装置の主走査方向)の端部に生じる反りを十分に矯正できる画像形成装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、記録媒体表面に画像を形成する画像形成部と、記録媒体表面に転写された未定着の現像剤像を定着する定着部と、現像剤像が定着した記録媒体を媒体積載部へと排出する排出部と、記録媒体における排出方向と直交する方向の端部の矯正領域に対して排気口を介して送風する送風手段、を備えることを特徴とする。
本発明によれば記録媒体の排出方向と直交する方向(装置の主走査方向)の端部の反りを十分に矯正可能な画像形成装置を提供することができる。
第1の実施の形態における画像形成装置の概略図である。 第1の実施の形態におけるカール矯正ユニットを含む画像形成装置の部分断面図である。 図2のA−A断面図である。 第1の実施の形態における制御部のブロック図である。 第1の実施の形態における反り矯正動作を示す第1のフローチャートである。 第1の実施の形態における反り矯正動作を示す第2のフローチャートである。 第2の実施の形態における排出口切り替え板を示す図である。 第2の実施の形態における画像形成装置の部分断面図である。 第2の実施の形態における排出口切り替え板が右側に位置するときのカール矯正ユニットの断面図である。 第2の実施の形態における排出口切り替え板が真ん中に位置するときのカール矯正ユニットの断面図である。 第2の実施の形態における排出口切り替え板が左側に位置するときのカール矯正ユニットの断面図である。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明にかかるカール矯正ユニットを有する画像形成装置について説明する。
図1に第1の実施の形態の画像形成装置の概略図を示す。画像形成装置としてのプリンタ200は、記録媒体Pを載置する給紙トレイ202と、記録媒体Pを給紙、搬送する給紙ローラ201および搬送ローラ206、207と、記録媒体Pにトナー像を形成し転写する現像ユニット230および転写ローラ213と、記録媒体Pに転写された未定着トナー像を加熱ローラ11と加圧ローラ12の間で挟持し定着・搬送する加熱定着部たる定着ユニット10と、記録媒体Pを定着ユニット10より排出する第1の排出ローラ216、217と、後述する排出スタッカ220へと記録媒体Pを排出する排出部たる第2の排出ローラ218、219と排出スタッカ220と定着後の記録媒体に生ずるカールを矯正するカール矯正ユニット305と環境センサ221を備える。そして、給紙トレイ202から、給紙ローラ201、搬送ローラ206、207、現像ユニット230および転写ローラ213、定着ユニット10、第1の排出ローラ216、217、第2の排出ローラ218、219、排出スタッカ220へと記録媒体Pが移動するS字型の媒体ルートが形成される。また、定着ユニット10と第1の搬送ローラ216、217の間の搬送ルート上部にカール矯正ユニット305が設置され、カール矯正ユニット305の上方は第2の搬送ローラ218、219の媒体ルート下流位置で排出スタッカ220の両サイドおよび両サイド上面にまたがるように位置している。なお、画像形成部は現像ユニット230、転写ローラ213、定着ユニット10とで構成されている。
給紙トレイ202は内部に記録媒体Pを積層した状態で収納し、プリンタ200下部に着脱自在に装着されている。そして給紙トレイ202上部に設けられた給紙ローラ201は、給紙トレイ202に収納された記録媒体Pを最上部から1枚ずつ取り出して媒体ルートに繰り出す。
搬送ローラ206、207は給紙ローラ201から繰り出された記録媒体Pの斜行を矯正するとともに、記録媒体Pを現像ユニット230および転写ローラ213に対して搬送する。
現像ユニット230は、露光装置211、感光体ドラム209、現像ローラ212、供給ローラ215、帯電ローラ210、クリーニングローラ214を備え、感光体ドラム209にトナー像を現像し、感光体ドラム209上のトナー像は転写ローラ213により記録媒体Pに転写される。
露光装置211は現像ユニット230の上部に設けられている。露光装置211は、例えば、LED素子等の発光素子とレンズアレイとを有するLEDヘッドであり、画像データに基づき当該LED素子から出力される照射光が感光体ドラム209表面に結像する位置に配設されている。
感光体ドラム209は、導電性支持体と光導電層とによって構成され、例えば、導電性支持体としてのアルミニウム等の金属パイプに光導電層としての電荷発生層、及び電荷輸送層が順次積層されて構成された有機感光体である。
現像ローラ212は、感光体ドラム209の表面に圧接するように配設され、感光体ドラム209上に形成された静電潜像にトナーを供給し、トナー像を現像する。現像ローラ212は、例えば、ステンレス等の金属シャフトの外周にカーボンブラックを分散させたウレタンゴムを配設し、その表面はイソシアネート処理が施されている。
供給ローラ215はステンレス等の金属シャフトの外周に半導電性発泡シリコーンスポンジ層が配設されている。供給ローラ215は現像ローラ212に対して所定の圧力をもって当接し、トナーを現像ローラ212に供給する。
帯電ローラ210は、例えば、金属シャフトと半導電性エピクロロヒドリンゴムとによって構成されるローラ部材である。帯電ローラ210は、感光体ドラム209に対して所定の圧力をもって当接しており、図示せぬ高圧電源から印加電圧に基づき、感光体ドラム209の表面を一様均一に帯電させる。
クリーニングローラ214はシリコーンを基材とし、感光体ドラム209に対し所定の圧力をもって当接している。そして、感光体ドラム209の表面に残留したトナーを回収する。
転写ローラ213は高圧電源に接続されており、感光体ドラム209に圧接している。そして、感光体ドラム209上で現像されたトナー像は、転写ローラ213に印加された転写バイアス電圧により記録媒体Pに転写される。
定着ユニット10は媒体ルートの転写ローラ213下流に配設されており、加熱ローラ11、加圧ローラ12及び図示せぬサーミスタなどを備える。
加熱ローラ11は、例えば、アルミニウム等からなる中空円筒状の芯金にPFA等のフッ素樹脂を焼成することによって形成されている。そして、その芯金内には、例えば、ハロゲンランプ等の加熱ヒータが設けられている。
加圧ローラ12は、例えばアルミニウム等からなる芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFAを被覆した構成であり、加熱ローラ11との間に圧接部が形成されるように配設されている。
サーミスタは、加熱ローラ11の表面温度検出手段であり、加熱ローラ11の近傍に非接触で配設されている。サーミスタが検出した加熱ローラ11の表面温度の検出結果に基づき、上記加熱ヒータを制御することで、加熱ローラ11の表面温度は所定の温度に維持される。トナー像が形成された記録媒体Pが加熱ローラ11と加圧ローラ12とから形成される圧接部を通過することにより、記録媒体P上のトナーに熱及び圧力が付与され、当該トナーは溶融し、トナー像が定着される。
第1の排出ローラ216、217は、定着ユニット10によってトナー像が定着された記録媒体Pを媒体ルート上の第2の排出ローラ218、219まで搬送し、第2の排出ローラ218、219は記録媒体Pを排出スタッカ220に排出し積載する。
排出スタッカ220は、プリンタ200の外筐を利用して形成されており、定着ユニット10を通過し、第1の排出ローラ216、217及び第2の排出ローラ218、219により排出された記録媒体Pを積載する。
環境センサ221はプリンタ200にもうけられ、プリンタ設置環境の温度・湿度といった環境情報を取得している。環境センサ221は後述する環境情報検出部に該当する。
カール矯正ユニット305の説明を以下に示す。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるカール矯正ユニットを含む画像形成装置の部分断面図である。また、図3は第1の実施の形態のカール矯正ユニットを含む画像形成装置をA−A断面からみた部分断面図である。
カール矯正ユニット305はダクト306、蒸気室308、排出口たる蒸気排気口302、加湿ファン31、加湿空気温度検出部33、仕切り板307、外気室309、外気ファン32、外気口303、接続口304を備える。
ダクト306は定着後に発生した水蒸気を含む空気が滞在する空間であり、底部ダクト306a、接続ダクト306bL・306bR、鉛直ダクト306cL・306cR、導入準備ダクト306dL・306dRに分かれる。Lは図3における左側の部材、Rは図3における右側の部材を示す。以後左右の区別の必要がない場合にはL、Rの符号を省略して説明する。底部ダクト306aはダクト全体の底部に位置し主走査方向にのびる部分であり、定着ユニット10に対して開放した構造となっている。鉛直ダクト306cはダクト全体の左右に位置し水蒸気を鉛直方向に導く部分である。接続ダクト306bは底部ダクト306aと鉛直ダクト306cを接続するダクトで蒸気を底部ダクト306aから鉛直ダクト306cに導く部分である。導入準備ダクト306dは鉛直ダクト306cの上方にあるダクトであり、加湿ファン31により蒸気室308へ導かれる蒸気が滞留する部分である。水蒸気を含んだ空気が定着ユニット10から底部ダクト306aに導かれ、接続ダクト306b、鉛直ダクト306c、導入準備ダクト306dを経て蒸気室308に送り込まれる。ダクト306は媒体ルートを遮らないように設けられ、ダクト306上部(接続ダクト306b、鉛直ダクト306c、導入準備ダクト306d)は図3に示すように排出スタッカ220を避けるように二股にわかれている。
蒸気室308はダクト306の上部の導入準備ダクト306dの内側に左右それぞれ1つずつ、排出スタッカ220上の主走査方向の端部上方に備わっている。蒸気室308は蒸気排気口302から排出される蒸気を含んだ空気を滞留させる空間となっている。
蒸気排気口302は、排出スタッカ220上に排出される記録媒体Pの幅方向(排出方向に対して直角の方向)の両端に上側から加湿空気があたるように、蒸気室308の下部にそれぞれ複数設けられている。なお、実施の形態では記録媒体Pの排出方向に対して垂直な方向に複数の蒸気排気口を設けているが、記録媒体Pの排出方向に蒸気排気口が並んでも構わないし、排出口の個数がいくつであっても構わない。
加湿ファン31は導入準備ダクト306dと蒸気室308の間の接続領域にそれぞれ設けられている。加湿ファン31を起動すると蒸気室308内の空気が排出スタッカ220の両サイドに向けて押し出される。一方、ダクト306内の空気を蒸気室308に引き入れることになる。
加湿空気温度検出部33はいわゆる温度センサであり、蒸気室308内に設けられ、蒸気室308内の空気の温度を検出している。
外気室309は接続ダクト306b、鉛直ダクト306cの両サイド下部にそれぞれ設けられ外気が滞留する空間となっている。
仕切り板307は外気室309とダクト306とを仕切る部材でダクト306内の水蒸気を含む空気と外気室309内の空気が混じらないようにしている。
外気口303はそれぞれの外気室309から壁面に設けられ、外気を外気室309内に取り込む。図3では複数の外気口303を設けているが、外気口はいくつであっても構わない。
外気ファン32は外気室309内に外気口303に向かい合うように左右それぞれに設けられている。なお、外気ファン32が正回転するとき外気が外気室309内に取り入れられ、逆回転するときには、外気室309内の空気が外部に放出される。
接続口304は外気室309の上部に設けられ、外気室309とダクト306(鉛直ダクト306c)とを接続する通路となっている。外気ファン32が正回転するとき外気がダクト306に導入される通路となり、逆回転するときには蒸気が外気室309へ導入される通路となる。
プリンタ200の機能構成について図4の本発明の第1の実施の形態の制御部のブロック図を用いて説明をする。
プリンタ200は通信I/ F(Interface)部21と、コントローラ22と、オペレーションパネル23と、印刷エンジン制御部24と、搬送系駆動部25と、高圧系駆動部26と、露光駆動部27と、通電制御部28と、センサ入力部34と、加湿空気温度検出部33と、環境情報検出部35と、加湿空気送風ファン駆動部36と、外気導入ファン駆動部37と、ROM38と、RAM39とを備える。
通信I/ F部21は外部の情報処理装置と通信を行うためのもので、例えば、LAN(Local Area Network)等の電気信号線を介して接続された上位装置から印刷データや制御コマンドの受信を制御する。
コントローラ22は通信I/ F部21で受信したデータに基づき所定の演算処理を行いその結果によってプリンタ200を構成する各部の制御を行う。
オペレーションパネル23は、プリンタ200の所定の状態を表示するための、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置や、ユーザからの操作入力を受け付けるためのタッチパネルやスイッチ等の入力手段を備える。
印刷エンジン制御部24はコントローラ22の制御のもと、印刷プロセス時にプリンタ200を構成する各部を制御する。具体的には搬送系駆動部25を用いて記録媒体Pの搬送を開始し、高圧系駆動部26を用いて現像プロセス及び転写プロセスの準備を開始する。また、露光駆動部27に対して印刷情報を供給し、通電制御部28に対して加熱ローラ11に加熱すべき旨の指令を出す。
搬送系駆動部25は印刷エンジン制御部24からの指示に基づき、用紙搬送モータの駆動を制御し、各ローラの回転を制御することで、記録媒体Pを搬送・停止させる。
高圧系駆動部26は印刷エンジン制御部24からの指示に基づき、現像ユニット230、転写ローラ213の高圧電源を要する各部を駆動する。
露光駆動部27は印刷エンジン制御部24からの指示に基づき、LEDヘッド等の露光装置211の動作を制御する。
通電制御部28は、定着ユニット10に供給される電力を制御し、転写されたトナー像を記録媒体Pに定着させるために、定着ユニット10の加熱ローラ11内の加熱ヒータの駆動を制御する。
センサ入力部34は各種センサから供給された検出結果を印刷エンジン制御部24に供給する。各種センサには定着器温度センサ、用紙位置センサ等が含まれる。加湿温度検出部33は蒸気室308内の加湿空気(蒸気)の温度を検出し、印刷エンジン制御部24に供給する。
環境情報検出部35はプリンタ200の設置されている環境の温湿度情報を検出し、印刷エンジン制御部24に供給する。本実施の形態では環境情報検出部35は電気的信号を授受する基板上に設置されているが、定着および発熱電子部品の影響をさけることのできる場所ならばどこでもよい。
加湿空気送風ファン駆動部36は、印刷エンジン制御部24からの指示に基づき、加湿ファン31を駆動する。
外気導入ファン駆動部37は、印刷エンジン制御部24からの指示に基づき、外気ファン32を駆動する。
ROM(Read Only Memory)38はプリンタ200が駆動するためのプログラムや各種情報を記憶している。
RAM(Random Access Memory)39は環境情報の履歴等を記憶する。
次にプリンタ200の基本動作について説明する。
プリンタ200に対して画像データが入力されると、プリンタ200は画像形成プロセスを開始する。画像形成プロセスの開始にあたって、給紙トレイ202に収納された記録媒体Pは給紙ローラ201の回転により、媒体ルートに1枚ずつ繰り出される。その後記録媒体Pは搬送ローラ206、207を通り、現像ユニット230と転写ローラ213が向かい合っている転写部に搬送される。転写部に搬送されるまでの所定のタイミングにおいて、現像ユニット230では下記に示す画像形成プロセスが開始される。
プリンタ200に対して画像データが入力されると、現像ユニット230内の感光体ドラム209は回転を始める。そして、感光体ドラム209の表面に接触して設けられた帯電ローラ210は高圧系駆動部26から帯電電圧が印加され、感光体ドラム209の表面を均一に帯電させる。次に感光体ドラム209に対向して設けられた露光装置211によって、画像データに対応した照射光が感光体ドラム209の表面に照射され、光照射部分の電位が光減衰して静電潜像が形成される。
現像ローラ212は感光体ドラム209に密着して配設されており、高圧系駆動部26から現像電圧が印加されている。現像ローラ212は、供給バイアスが印加された供給ローラ215により搬送されたトナーを吸着し、回転搬送する。
そして、現像ローラ212は感光体ドラム209上に形成された静電潜像を担持するトナーによって反転現像する。感光体ドラム209の導電性支持体と現像ローラ212との間にバイアス電圧が印加されているため、現像ローラ212と感光体ドラム209との間には感光体ドラム209に形成された静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため、現像ローラ212上の帯電したトナーは、静電気力により感光体ドラム209上の静電部分に付着し、この部分が現像されてトナー像が形成される。
感光体ドラム209上に形成されたトナー像は、記録媒体Pが転写部に搬送されたタイミングにあわせて、転写電圧が印加された転写ローラ213により記録媒体Pに転写される。
その後、記録媒体Pは定着ユニット10の加熱ローラ11及び加圧ローラ12によって形成される圧接部に搬送される。そして、加熱ローラ11により付与される熱によりトナーが溶融され、さらに圧接部で加圧されることにより、トナー像が記録媒体P上に定着する。
トナー像が定着した記録媒体Pは第1の排出ローラ216、217及び第2の排出ローラ218、219により、排出スタッカ220に排出され、一連の画像形成プロセスは完了する。
次に図2、図3に基づき本発明に関わるカール矯正ユニット305の動作について説明する。
記録媒体Pが定着ユニット10を通過すると、加熱ローラ11に加熱された記録媒体Pから水蒸気がプリンタ200内に放出される。定着ユニット10上部にはカール矯正ユニット305が設置され、発生した水蒸気はカール矯正ユニット305のダクト306に導かれる。なお、カール矯正ユニット305の下端部は開放されているため、発生した蒸気は定着ユニット10の上部にあるカール矯正ユニット305に導入されることとなる。ダクト306は蒸気室308と接続されているため、導かれた水蒸気は蒸気室308も満たすこととなる。加湿ファン31の駆動により、蒸気室308を満たしている水蒸気を含む空気が蒸気排気口302によりダクト306外に排出される。このとき、蒸気排気口302は蒸気室308の下部にそれぞれ複数設けられ、排出スタッカ220上に排出される記録媒体Pの幅方向の両端付近の矯正領域に上側から加湿空気があたるようにしている。これにより記録媒体Pの搬送方向と直角な方向に上向きの反り(図3参照)が発生しているとき、反り部分の表面の繊維が水蒸気により伸ばされて反りが軽減される。このとき記録媒体Pの幅方向両端付近以外の領域(非矯正領域)には加湿空気があたらないようになっているため、記録媒体Pの幅方向のカールに対して集中的に矯正を行っていることとなる。
ここで、記録媒体Pの搬送方向と直角な方向に上向きの反りが発生しやすい条件は、高温多湿環境であること、坪量64gsm以下の薄紙であることが上げられる。さらに高温多湿環境に長時間放置された薄紙の場合、印刷時の環境が高温多湿環境でなくても反りが発生しやすい傾向にある。このような反りを軽減するためには加湿した空気をあてることが有効であるが、加湿した空気の温度が概ね30度を超えると反り軽減効果がなくなり、さらに温度が上がると逆に反りを加速させてしまう問題がある。本実施の形態では、排出される加湿空気の温度を加湿空気温度検出部33で検知し、30度を超える場合は外気ファン32を正回転させ、外気口303より外気を導入することで、加湿空気の温度上昇を防いでいる。また、反り矯正が必要ない条件では外気ファン32を逆回転させ外気口303から不要な加湿空気を装置外へ排出することで結露を防いでいる。
次に図5及び6の第1の実施の形態における反り矯正動作の制御フローを利用して、本発明のカール矯正動作について説明する。まず、第1の実施の形態における反り矯正動作の第1のフローチャートついての説明を行う。
S10:プリンタ200は通信I/ F部21により印刷データが受信されると次のステップであるS11へ進む。
S11:媒体の種類の判断を行う。プリンタドライバもしくは、図4のオペレーションパネル23により入力された媒体のタイプ情報が紙媒体の場合S12へ、それ以外の例えばOHP媒体等の場合はS24へ進む。S24は反り矯正が不要と判断されたものである。本実施の形態ではプリンタドライバもしくはオペレーションパネル23により入力を行うが、そのほかの検知手段を用いたものでも構わない。また、本実施の形態では紙媒体の場合にのみカール矯正を行っているが、ほかの媒体でカール矯正を行う制御としても構わない。
S12:プリンタドライバもしくは、図4のオペレーションパネル23より入力された媒体の用紙情報が坪量64gsm以下の薄い紙の場合S13へ進む。記録媒体Pの坪量が64gsmよりも大きいときはS24へと進む。
S13:図4の環境情報検出部35による装置近傍環境の検知が行われ、環境情報検出部35たる環境センサ221の温度・湿度が印刷エンジン制御部24に供給され、印刷エンジン制御部24に保持されている閾値をもとに27度以上かつ70%以上の高温多湿環境と判断された場合にS16に進む。S16は反り矯正が必要と判断されたものである。環境センサ221の温湿度が27度以上かつ70%以上に満たない場合S14へ進む。
S14:プリンタ200の環境履歴の判断を行う。過去の装置稼動時の日時と環境情報検出部35からの温湿度情報は逐次RAM39に一定期間記憶されている。温湿度が27度以上かつ70%以上の高温多湿環境が24H以上続いたと判断された場合S15へ進む。また、27度以上かつ70%以上の高温多湿環境が24H未満の場合はS24へ進む。
S15:24H以上前に64gsm以下の薄い紙を使用していたかの判断がなされる。RAM39には、過去の記録媒体の用紙設定情報も時刻情報とともに一定期間記憶される。24H前に64gsm以下の薄い紙を使用していた記録があれば、S14における判断と合わせ給紙トレイ202内に薄い紙が高温多湿状態で24H以上放置された可能性が高いのでS16に進む。24Hの間に64gsm以下の薄紙以外を使用していた場合はS24へと進む。
次に図6の第1の実施の形態における反り矯正動作の第2のフローチャートに沿って説明を行う。
S16:図5の反り矯正動作のフローチャートで反り矯正が必要と判断された場合に、印刷エンジン制御部24からの指示により加湿空気送風ファン駆動部36が加湿ファン31を駆動させる。S17へ進む。
S17:加湿空気温度検出部33は蒸気室308内に設置された温度センサにより加湿空気の温度を検出し、印刷エンジン制御部24へ通知する。排気温度が30度以下の場合、S25へ進む。排気温度が30度を超えている場合はS18へ進む。
S18:印刷エンジン制御部24からの指示に基づき外気導入ファン駆動部37が外気ファン32を正回転させ、外気口303から外気を導入し、加湿空気の温度を低下させる。S19へ進む。
S19:加湿ファン31が正回転し始めて、10秒以内であればS20へ進む。10秒を超えている場合は、S22へと進む。
S20:S17と同様に加湿温度検出部33は加湿空気の温度を検出し、印刷エンジン制御部24に通知する。排気温度が30度以下の場合S21へ進む。排気温度が30度を超えている場合はS19へ戻る。
S21:外気ファン32を停止し、S25へと進む。
S22:環境情報検出部35は環境センサ221によりプリンタ200の設置されている環境の温湿度情報を検出し、印刷エンジン制御部24に供給する。温湿度が27度以上かつ70%以上の高温多湿環境と判断された場合にS25へと進む。温湿度が27度以上かつ70%以上を満たさない場合は、S23へ進む。
S23:加湿ファン31を停止し、S24へ進む。
S24:S23を経た場合や図5のフローチャートで反り矯正が必要ないと判断された場合に、外気ファン32を逆転させ加湿空気を装置外へ放出する。S25へ進む。
S25:印字を開始し、S26へ進む。
S26:印字を終了し、S27へ進む。
S27:駆動している加湿ファン31および外気ファン32を停止させ、一連の反り矯正動作を終了する。
以上説明したように第1の実施の形態によると、記録媒体Pの幅方向(装置からの排出方向に直交する方向)端部(矯正領域)に対してプリンタ200内の蒸気を含む空気を送風している。端部に対して送風しているため、記録媒体Pの幅方向のカールに対して集中的に蒸気をふきつけることができ、カール矯正を確実に行うことができる。また、記録媒体Pの種類、厚さ、印字時の環境情報、記録媒体Pの放置履歴情報をもとに薄紙の反りが起こりやすい条件を判断し、反り矯正の実施を決定している。そのため、反りが発生しやすい条件のときに反り矯正が実行され、反りが発生しにくい条件のときには記録媒体Pや記録媒体Pの載置部が不必要に加湿されることを防止できる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態と共通する構成については説明を省略する。
図7は第2の実施の形態における排出口切り替え板形状図、図8は第2の実施の形態における画像形成装置の部分断面図である。
図7を用いて排出口切り替え板40について説明する。図7の排出口切り替え板40は図8における左側の蒸気排気口302に取り付けられる部材である。右側の蒸気排気口302に取り付けられる部材は図7の左右が逆の関係になったもので説明は省略する。本発明の排出口切り替え板40には記録媒体Pの搬送方向に沿って12個の排出口が設けられている。それぞれの排出口の間には壁部402がそれぞれ設けられている。排出口は4個単位で一つのユニットとなり、右側の4個の排出口を切り替え板排出口401a、真ん中の4個の排出口を切り替え板排出口401b、左側の4個の排出口を切り替え板排出口401cとする。記録媒体の幅に応じて切り替え板排出口401a、401b、401cのどの排出口で通気を行うかをスライドすることで切り替えることができる。すなわち、排出口切り替え板40には排出口切り替え板40から突出するように手動レバー403が備わっており、手動レバー403についている基準目盛と本体についているサイズ目盛(図示せず)をあわせることで、記録媒体Pのサイズに応じて排出口を選択できる。
次に図8を用いて、排出口切り替え板40が取り付けられた場合のカール矯正ユニット305の説明を行う。第1の実施の形態と同様にダクト306の上部の左右に位置する蒸気室308の下側には加湿空気を排出する蒸気排気口302が設けられ、排出スタッカ220へ排出される記録媒体Pの幅方向の端部に上側から加湿空気があたるようになっている。蒸気排気口302は、記録媒体Pの排出方向から見て両端部から複数個、等間隔に設けられている。また、図8に示すように排出口切り替え板40が蒸気排気口302を有する蒸気室308内に蒸気室308の下面に対して面接触して取り付けられている。そして、排出口切り替え板40は記録媒体Pの排出方向と直交する方向(記録媒体の幅方向)にスライド可能に設置されている。図7で示すように、排出口切り替え板40には、開口部と非開口部が所定の間隔でならんでいる。排出口切り替え板40の開口部と蒸気排気口302が重なった箇所で加湿空気が排出スタッカ220上の記録媒体Pに排出される。排出口切り替え板40の開口部と蒸気排気口302が重ならなかった箇所では、排出口切り替え板40もしくは蒸気室308の下面により通風が妨げられる。本実施の形態では、排出口切り替え板40の開口部と蒸気排気口302の重なる箇所は排出口切り替え板40を移動することで、記録媒体Pの排出方向と直角方向に移動し、3パターンの加湿空気排出が可能になっている。
次に第2の実施の形態の排出口切り替えた状態のそれぞれについて説明する。第1の実施の形態と共通の部分については説明を省略する。
図9〜11は第2の実施の形態におけるプリンタ200の排出口切り替え動作説明図である。図9〜11ではカール矯正ユニット305の左側断面図を示している。そのため、記録媒体Pの左側端部が左にあるほど幅の広い記録媒体Pを、右にあるほど幅の狭い記録媒体Pを使用していることになる。図9は排出口切り替え板が右側に位置するときのカール矯正ユニットの断面図、図10は排出口切り替え板が真ん中に位置するときのカール矯正ユニットの断面図、図11は排出口切り替え板が左側に位置するときのカール矯正ユニットの断面図である。
図9では排出スタッカ220に排出される際に端部が蒸気室308の右側に対応して位置する幅の狭い紙P1を使用したケースを示している。このケースでは、排出口切り替え板40を(排出方向と直角方向)蒸気室308に対してもっとも右側に位置するように配置させ(図9では右側によせる)、蒸気室308の右側の4つの蒸気排気口302と排出口切り替え板40の開口部が一致し、開通した状態となっている。これにより、蒸気室308の右側から加湿空気が放出され、幅の狭い紙P1の端部に蒸気を排出することができ、カールを効果的に矯正ができる。
図10では排出スタッカ220に排出される際に端部が蒸気室308の中央よりに対応して位置する紙P2を使用したケースを示している。このケースでは排出口切り替え板40の中心部が蒸気排気口302の列の中央に位置するように配置させている。蒸気室308の中央の4つの蒸気排気口302と排出口切り替え板40の開口部が一致し、開通した状態となっている。これにより、蒸気室308の中央部付近に端部が排出される紙P2のカールを効果的に矯正することができる。
図11では排出スタッカ220に排出される際に端部が蒸気室308の左側に対応して位置する幅の広い紙P3を使用したケースを示している。このケースでは、排出口切り替え板40を蒸気室308に対してもっとも左側に位置するように配置し、蒸気室308の左側の4つの蒸気排気口302と排出口切り替え板40の開口部が一致し、開通した状態になっている。この構成により、蒸気室308の左側に端部が排出される紙P3のカールを効果的に矯正することができる。
このように第2の実施の形態では、排出口切り替え板40を備え水蒸気を排出する蒸気排気口302を任意に変更可能にしたため、幅の広い記録媒体や幅の狭い記録媒体にも対応可能となり、不必要な部分に水蒸気があたらないため、排出スタッカ220に水がたまるなどの不具合を防止することができる。本実施の形態では、排出口切り替え板40の移動手段を手動レバー403によるものとしたが、排出口切り替え板40を移動できればよいので、排出口切り替え板40の移動手段は手動レバー403による構成に限らない。
〔その他の実施の形態〕
第1、第2の実施の形態では、反り矯正動作を行うとき、外気ファン32を停止させていたが、低速で回転させても構わない。また、外気ファン32の駆動タイミングを遅らせて、用紙後端部に加湿空気を集中してあてることにより、用紙後端部のカールを確実に矯正し、スタック性能がカールにより低下しないようにすることも可能である。さらに、条件によって加湿空気放出ファンの風量をコントロールし、適切な風量とする構成でもかまわない。さらにまた、反り制御を行うかの判断を自動ではなく人がオペレータパネルなどから指示する形態でもかまわない。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 定着ユニット
200 プリンタ
213 転写ローラ
218、219 第2の排出ローラ
220 排出スタッカ
230 現像ユニット
302 蒸気排気口
P 記録媒体

Claims (21)

  1. 記録媒体表面に画像を形成する画像形成部と、
    記録媒体表面に転写された未定着の現像剤像を定着する定着部と、
    現像剤像が定着した前記記録媒体を媒体積載部へと排出する排出部と、
    前記記録媒体における排出方向と直交する方向の端部の矯正領域に対して排気口を介して送風する送風手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記送風手段は前記記録媒体の排出方向と直交する方向の端部に生じたカールに対して送風することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記送風手段は、空気の導通路となるダクト、前記排気口に加湿された空気を送る加湿ファンを備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送風手段は前記加湿ファンと前記排気口の間に蒸気を滞留させる蒸気室を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記蒸気は前記定着部の定着に伴って発生した水分を含んだ空気であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体に関する情報を入力する情報入力部をさらに設け、入力情報に基づき前記送風手段を制御することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記情報入力部に入力された前記記録媒体の種類の情報が紙媒体のときに前記矯正領域に対して送風することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記情報入力部に入力された前記記録媒体の坪量が坪量の閾値以下のときに前記矯正領域に対して送風することを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記記録媒体の前記坪量の閾値は64gsmであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置のおかれている温度及び湿度を検出する環境情報検出部を備え、検出結果に基づき前記送風手段を制御することを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記環境情報検出部が高温多湿環境を検出したときに前記記録媒体に対して送風することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記環境情報検出部は検出した温度湿度情報を、画像形成装置の各部を制御する印刷エンジン制御部に供給し、前記印刷エンジン制御部は、前記印刷エンジン制御部に保持されている温度及び湿度の閾値情報と比較することにより前記高温多湿環境を判断し、前記送風手段を制御することを特徴とする請求項10または11に記載の画像形成装置。
  13. 前記高温多湿環境は温度27度以上かつ湿度70%以上であることを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装置。
  14. 前記高温多湿環境で坪量が閾値以下の前記記録媒体が一定時間前に、前記記録媒体を給紙するための給紙トレイ内に置かれていた場合に前記矯正領域に対して送風することを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記高温多湿環境は温度27度以上湿度70%以上であり前記坪量の閾値が64gsmであり、前記一定時間は24時間であることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記送風手段は、外気を取り込むための外気口と外気ファンと、カール矯正ユニット内の温度を検出する温度検出部と、を備えることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記温度検出部により検出された前記送風手段の内部温度が内部温度の閾値よりも高いときに、外気ファンを駆動させることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記送風手段の前記内部温度の閾値は30度であることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記排気口に排気位置を切り替える排気口切り替え部を設けたことを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 前記排気口は複数の開口部を有し、
    前記排気口切り替え部は、
    前記排気口に重ねて配置し、複数の開口部を備えたスライド可能なスライド板を有し、
    前記スライド板のスライドにより前記排気口の開口部と前記スライド板の開口部の連通する位置を変えることで排気位置を切り替え可能であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 前記排気口切り替え部は、
    さらに、前記スライド板をスライド可能にする手動レバーを有することを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
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