JP2015195960A - スライドレールのストッパー装置 - Google Patents
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【解決手段】
スライドレールの最大伸張時に移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸張時弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後ストッパー突部は、その収縮側端面が連結基部の収縮側端面よりやや収縮側に突出し、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面よりさらに所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には、弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有するものである。
【選択図】図5
Description
そのため、移動側レールが引き出されて、移動側レール後端ストッパー内面とボールリテーナーの後端が衝突し、同時に、ボールリテーナーの前端面と固定側レール前端ストッパーの内面が衝突する最大伸長時に、固定側レール前端ストッパーとボールリテーナーの衝突による金属音が発生していた。
そのため、静寂を必要とする場所で使用される機器に、このような不快な金属音が発生するスライドレールを使用する事ができないばかりか、衝突時の衝撃による機器への影響も懸念されていた。
しかしながら、上記スライドレールは、スライドレールの最大伸長はボールリテーナーの長さに左右されるので、スライドレールの最大伸長を同じにする為には、緩衝部材の厚みに相当する長さ分、ボールリテーナーを短く形成する必要がある。
すると、スライドレールの最短収縮状態では、固定側レールと移動側レール間に位置するボールリテーナーの摺動方向の寸法が短くなる(ボールの数が少なくなる。)ので、ボールリテーナーが位置しない移動側レールの摺動方向両端部の上下方向にガタ付きが大きくなり、安定性、強度面で問題が生じ、最大伸長状態を所望通り大きくする事が出来ず、ボールリテーナーに消音のための加工を施すには限界があった。
又、スライドレールの最大伸長時、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に後ストッパー突部に衝突しても金属音を発生することがない。更に、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に後部材ストッパー突部が衝突する手前で後部材弾性ストッパー片が弾性変形する構成であるから、移動側レールが勢いよく伸長されても、衝突の衝撃を緩和することが出来る。又、スライドレールの最大伸長時、後部材弾性ストッパー片は弾性変形した状態で、後部材連結基部との間に所定の間隙を有するよう構成されているから、後部材弾性ストッパー片と後部材連結基部との連続部分(後部材弾性ストッパー片の根元部分)に過剰な付加(衝撃荷重)がかからないので、繰り返しによる疲労も軽減され、耐久性が向上する。
又、スライドレールの最大伸長時、後弾性ストッパー片と後部材弾性ストッパー片は弾性変形した状態で、連結基部あるいは後部材連結基部の間に所定の間隙を有するよう構成されているから、後弾性ストッパー片と連結基部の連続部分(後弾性ストッパー片の根元部分)、あるいは、後部材弾性ストッパー片と後部材連結基部の連続部分(後部材弾性ストッパー片の根元部分)に過剰な付加(衝撃荷重)がかからないので、繰り返しによる疲労も軽減され、耐久性が向上する。
たところを、固定側レール、移動側レールからなる、いわゆるシングルメンバーのスライドレールにも適用することができ、第9の手段として構成したところと同様の効果を有する。
スライドレール100は、陳列棚等の本体の内面に連結ネジ等で連結される固定側レール1と、固定側レール1に対し、固定側ボールリテーナー3に回転自在に保持された複数個のボール30・・・を介して摺動自在に設けられた中間レール4と、中間レール4に対し、移動側ボールリテーナー5に回転自在に保持された複数個のボール50・・・を介して摺動自在に設けられた移動側レール2より構成され、中間レール4に対する移動側レール2の収縮方向への摺動を停止させる前ストッパー部材6が、移動側レール2側の内面で、中間レール4の伸長側端部に着脱自在に取付けられ、移動側ボールリテーナー5と前ストッパー部材6を介して、中間レール4に対する移動側レール2の前方向への摺動を停止させる後ストッパー部材7が、移動側レール2の収縮側端部に取付けられている。
すなわち、固定側レール1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、上下折曲縁11、11内面側に位置する複数個のボール30・・・を介して、中間レール4を摺動自在に保持している。
複数個のボール30・・・は、合成樹脂材から成形された長尺平板状の固定側ボールリテーナー3に回転自在に保持され、固定側ボールリテーナー3は固定側レール1のほぼ3分の1程度の長さに形成されている。
そして、基板20の伸長側端部には、移動側レール2が最短収縮状態となった時、中間レール4に設けられた前ストッパー部材6の収縮側端部に当接する移動側レール前端ストッパー23が形成されている。
中間レール4が固定側レール1に対し伸長方向に摺動すると、同時に、固定側ボールリテーナー3も中間レール4の移動量の半分の移動量をもって伸長側に移動し、やがて、固定側ボールリテーナー3の伸長側端部は固定側レール1のリテーナー前ストッパー(図示せず。)に当接して停止し、同時に、中間レール4のリテーナー後端ストッパー(図示せず。)がリテーナー前ストッパー(図示せず。)に当接した固定側ボールリテーナー3の収縮側端部に当接して停止する。この時、固定側ボールリテーナー3は合成樹脂材より形成されているので不快な金属音を発することはない。
前ストッパー部材6は、中間レール4の基板40の内面に位置する摺動方向に長めで偏平な直方体に形成された連結基部61と、連結基部61の上下端部で、基板40側によった箇所で上下方向に突出し、中間レール4の上下折曲縁1、41の内面側に嵌合圧接する上下嵌合翼片62、62と、中間レール4の上下折曲縁41、41に形成された上下切り欠き嵌合部411、411に嵌合し、前ストッパー部材6の摺動方向への移動を阻止する、上下嵌合翼片62、62の収縮側端部に上下方向に突出して設けられた上下嵌合突部63、63と、前後ストッパー突部64、65と前後弾性ストッパー片66、67を有している。
そして、連結基部61、上下嵌合翼片62、62、上下嵌合突部63、63、前後ストッパー突部64、65、前後弾性ストッパー片66、67は合成樹脂材より一体に成形されている。
そして、加工精度、成形精度を考慮するとともに、確実な消音効果を得るため、前ストッパー突部64の伸長側端面が、中間レールの伸長側端面より伸長方向やや突出する状態に、前ストッパー部材6は中間レール4に着脱自在に連結される。(図8に示す状態。)
後部材弾性ストッパー片74は、後部材ストッパー突部73の上方で、上端の後部材連結基部71との連設箇所を、後部材ストッパー突部73と同寸法伸長側に突出させた、移動側レール2の最大伸長時には、後部材ストッパー突部73と共に、移動側レール2の摺動を停止させる後部材ストッパー上突部741と、後部材ストッパー上突部741のやや収縮側で、下方に伸長側端部が後部材ストッパー突部73よりやや伸長側に突出するL字形の弾性前変形部742からなる形状に構成されている。
又、後部材連結基部71と、引き込み係合部72、後部材ストッパー突部73、後部材弾性ストッパー片74と、補強用突条720は合成樹脂材より一体に成形されている。
引き込みガイド部材8は、案内用基板81と、案内用基板に形成された引き込み案内講82と、引き込み案内講82の伸長側端部に連設された案内係止溝83と、引き込み案内講82及び案内係止溝83に臨む係止突起84が形成された係止体85と、一端が係止体85を貫挿し、他端が案内用基板81に保持されたねじりコイルばね86より構成されている。
又、円弧状の脱出案内面722の上方で、係止突起挿通溝721の上側に位置して、係止突起84を係止する大きさの係合部723が形成され、係合部723の収縮側には係合部723とほぼ同形の補助係合部724が形成され、補助係合部724の収縮側には押し下げ傾斜面725が形成されている。
この状態から、移動側レール2が引き出されると、係止突起84が引き込み係合部72の係合部723に係合しているので、係止突起84は引き込み案内溝82内を伸長側に移動する。
そして、係止体85の係止突起84が引き込み案内溝82内を案内係止溝83方向に移動し(図18に示す状態)、さらに、移動側レール2が伸長側引き出されると、案内係止溝83は伸長方向に傾斜しているので、係止突起84は案内係止溝83内を伸長側の下方に移動し、案内係止溝83の伸長側端部に達する。(図17に示す状態)
この状態で、ねじりコイルばね86の脚部は収縮方向に回動するよう付勢され、案内係止溝83は、伸長方向で下方に傾斜しているので、係止突起84は、案内係止溝83の伸長側端部で、下方に移動する方向に付勢されるから、不用意に上方に移動し引き込み案内溝82内に引き込まれることがなく、移動側レール2(引き込み係合部72)は引き込みガイド部材8から逸脱して伸長方向に移動する。
第2実施例のスライドレール100は、図20、図21に示すように固定側レール1と、 移動側ボールリテーナー5に回転自在に保持されたボール50・・・を介して、固定側レール1に摺動自在に保持された移動側レール2より構成された、いわゆる、シングルレールである。
すなわち、固定側レール1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、上下折曲縁11、11内面と移動側レール2の外面間に位置する複数個のボール50・・・を介して、移動側レール2を摺動自在に保持している。複数個のボール50・・・は、固定側レール1のほぼ3分の1程度の長さとなした移動側ボールリテーナー5・・・に回転自在に保持されている。
又、固定側レール1の収縮側端部内面には、移動側レール2が最短収縮状態となる手前から移動側レール2を所定位置まで引き込み、その状態を維持する引き込みガイド部材8が着脱自在に設けられている。
移動側レール2が固定側レール1に対し伸長方向に摺動すると、同時に、移動側ボールリテーナー5も移動側レール2の移動量の半分の移動量をもって伸長側に移動し、やがて、移動側ボールリテーナー5の伸長側端部は固定側レール1に設けられた前ストッパー部材6の収縮側端部に当接して停止し、同時に移動側ボールリテーナー5の収縮側端部に、移動側レール2の後ストッパー部材7が当接して移動側レール2が停止する。
そして、第2実施例のスライドレール100に取付けられる前ストッパー部材6、後ストッパー部材、引き込みガイド部材8の構成、作用は、第1実施例の場合と同様であるから、説明は省略する。
100 スライドレール
2 移動側レール
23 移動側レール前端ストッパー
3 固定側ボールリテーナー
30 ボール
4 中間レール
5 移動側ボールリテーナー
50 ボール
6 前ストッパー部材
61 連結基部
64 前ストッパー突部
65 後ストッパー突部
66 前弾性ストッパー片
67 後弾性ストッパー片
7 後ストッパー部材
71 後部材連結基部
72 引き込み係合部
73 後部材ストッパー突部
74 後部材弾性ストッパー片
8 引き込みガイド部材
Claims (10)
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する移動側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する中間レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、中間レールを摺動自在に保持する固定側レールと、中間レールの伸長側部内面に取付けられる前ストッパー部材を有するスライドレールのストッパー装置において、前ストッパー部材は、中間レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸張時に移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸張時、移動側ボールリテーナーの伸長側端面が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後ストッパー突部は、その収縮側端面が連結基部の収縮側端面よりやや収縮側に突出し、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面よりさらに所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には、弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する固定側レールと、固定側レールの伸長側端部内面に取付けられる前ストッパー部材を有するスライドレールにおいて、前ストッパー部材は、固定側レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸長時に固定側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸張時、移動側ボールリテーナーの伸長側端面が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後ストッパー突部は、その収縮側端面が連結基部の収縮側端面よりやや後方に突出し、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面よりさらに所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には、弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する移動側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する中間レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、中間レールを摺動自在に保持する固定側レールと、移動側レールの収縮側端部内面に取付けられる後ストッパー部材を有するスライドレールのストッパー装置において、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法前方に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、移動側レールを摺動自在に保持する固定側レールと、移動側レールの収縮側端部内面に取付られる後ストッパー部材を有するスライドレールのストッパー装置において、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する移動側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する中間レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、中間レールを摺動自在に保持する固定側レールと、移動側レールの収縮側端部内面に取付けられた後ストッパー部材を有するスライドレールのストッパー装置において、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片と、固定側レールの収縮側端部に設けられた引き込みガイド部材に連係する引き込み係合部を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片と、引き込み係合部は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する固定側レールと、移動側レールの収縮側端部内面に取付られた後ストッパー部材を有するスライドレールのストッパー装置において、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片と、固定側レールの収縮側端部に設けられた引き込みガイド部材に連係する引き込み係合部を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片と、引き込み係合部は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する移動側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する中間レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、中間レールを摺動自在に保持する固定側レールと、中間レールの伸長側端部内面に取付けられる前ストッパー部材と、移動側レールの収縮側端部内面に取付られる後ストッパー部材よりなるスライドレールのストッパー装置において、前ストッパー部材は、中間レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面より所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で連結基部との間に所定間隙を有し、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、移動側レールを摺動自在に保持する固定側レールと、固定側レールの伸長側端部内面に取付けられる前ストッパー部材と、移動側レールの収縮側端部内面に取付られる後ストッパー部材よりなるスライドレールのストッパー装置において、前ストッパー部材は、固定側レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの伸長側端部が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面より所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で連結基部との間に所定間隙を有し、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片とは合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その前端面が後部材ストッパー突部の前端面より所定寸法前方に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する移動側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する中間レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して、中間レールを摺動自在に保持する固定側レールと、中間レールの伸長側端部内面に取付けられた前ストッパー部材と、移動側レールの収縮側端部内面に取付られる後ストッパー部材よりなるスライドレールのストッパー装置において、前ストッパー部材は、中間レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの伸長側端部が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面より所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で連結基部との間に所定間隙を有し、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片と、固定側レールの収縮側端部に設けられた引き込みガイド部材に連係する引き込み係合部を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片と、引き込み係合部は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
- 移動側レールと、ボールを回転自在に保持する固定側ボールリテーナーを介して移動側レールを摺動自在に保持する固定側レールと、固定側レールの伸長側端部内面に取付けられた前ストッパー部材と、移動側レールの収縮側端部内面に取付られた後ストッパー部材よりなるスライドレールのストッパー装置において、前ストッパー部材は、固定側レールの伸長側端部内面に連結される連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの伸長側端部が当接する後ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、固定側ボールリテーナーの伸長側端部が当接して弾性変形する後弾性ストッパー片を有し、連結基部と、後ストッパー突部と、後弾性ストッパー片は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後弾性ストッパー片は、その収縮側端面が後ストッパー突部の収縮側端面より所定寸法収縮側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で連結基部との間に所定間隙を有し、後ストッパー部材は、移動側レールの収縮側端部内面に連結される後部材連結基部と、スライドレールの最大伸長時に、固定側ボールリテーナーの収縮側端部に当接する後部材ストッパー突部と、移動側レールの伸長時、移動側ボールリテーナーの収縮側端部に当接して弾性変形する後部材弾性ストッパー片と、固定側レールの収縮側端部に設けられた引き込みガイド部材に連係する引き込み係合部を有し、後部材連結基部と、後部材ストッパー突部と、後部材弾性ストッパー片と、引き込み係合部は合成樹脂材にて一体に形成されると共に、後部材弾性ストッパー片は、その伸長側端面が後部材ストッパー突部の伸長側端面より所定寸法伸長側に位置し、スライドレールの最大伸長時には弾性変形した状態で後部材連結基部との間に所定間隙を有することを特徴とするスライドレールのストッパー装置。
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