JP2015193192A - ポリスチレン系樹脂積層発泡体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリスチレン系樹脂発泡層2の少なくとも片面に、複数のポリスチレン系樹脂層3、4が共押出により積層されたポリスチレン系樹脂積層発泡体3、4であって、該複数のポリスチレン系樹脂層が、押出方向に筋状に複数積層されていると共に、幅方向に連続した状態で積層されていることを特徴とするポリスチレン系樹脂積層発泡体1。
【選択図】図1
Description
(2)ポリスチレン系樹脂発泡体の表面に、模様が印刷されたフィルムを接着剤等によりラミネートしたもの(特許文献2)。
(3)共押出法により、ポリスチレン系樹脂発泡体Aの表面に着色されたポリスチレン系樹脂発泡層Bを筋状又は帯状に積層したもの(特許文献3)。
<2>前記ポリスチレン系樹脂積層発泡体の厚みが0.5〜10mmであり、見掛け密度が0.04〜0.35g/cm3であることを特徴とする<1>に記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
<3>前記ポリスチレン系樹脂積層発泡体の前記ポリスチレン系樹脂層の表面の輪郭曲線の最大高さが20μm以下であることを特徴とする<1>又は<2>に記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
<4>前記ポリスチレン系樹脂層の坪量が2〜150g/m2であることを特徴とする<1>から<3>のいずれかに記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
図1は、本発明に係る代表的なポリスチレン系樹脂積層発泡体1(以下、単に積層発泡体1と略称する)の説明図であり、図2は積層発泡体1の厚み方向の概略断面図である。
前記複数の樹脂層としては、例えば、色や物性、性能などの特性が異なることによって判別可能である樹脂層が複数形成されていれば、特に制限はないが、具体的には、積層発泡体1は、樹脂層(I)3と樹脂層(II)4が図1のように、色が異なることによって判別できることが好ましい。また、少なくとも一方の樹脂層には着色剤が配合されており、着色樹脂層を形成していることが好ましい。なお、本発明においては、樹脂層(I)3と樹脂層(II)4では、樹脂層(II)4の方が明度が高いものとして説明する。
樹脂層を構成するポリスチレン系樹脂としては、例えば、ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリスチレン−ポリフェニレンエーテル共重合体等が例示される。
着色剤としては、無機系又は有機系の顔料や染料を用いることができる。有機顔料としては、例えば、モノアゾ系、クロモフタールレッド等の縮合アゾ系、アンスラキノン系、イソインドリノン系、複素環系、ペリノン系、キナクリドン系、ペリレン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、フタロシアニン系、ニトロソ系、フタロシアニン顔料、有機蛍光顔料等を挙げることができる。
帯電防止剤としては、従来公知の高分子型帯電防止剤や界面活性剤型帯電防止剤などが用いられるが、汚染防止性や帯電防止効果の持続性等の観点から、高分子型帯電防止剤を用いることが好ましい。なお、高分子型帯電防止剤としては、表面抵抗率が1×1012Ω未満を示す樹脂が挙げられ、具体的には、金属イオンとしてカリウム、ルビジウム及びセシウムからなる群より選ばれたアルカリ金属を含むアイオノマー樹脂、あるいはポリエーテルエステルアミドやポリエーテル等の親水性樹脂を主成分とするものが好ましい。なお、帯電防止剤は、樹脂層(I)と樹脂層(II)のどちらにも配合することができ、また、両方に配合することもできる。
複数の樹脂層を成形するための材料成分としては、上記成分の他、各種添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、熱安定剤、耐候剤、紫外線吸収剤、難燃剤、充填剤、抗菌剤等が挙げられる。
発泡層2は、ポリスチレン系樹脂、物理発泡剤、気泡調整剤及びその他の添加剤を配合した発泡層形成用溶融物を共押出発泡させることにより形成されている。以下に、発泡層2を成形するために用いる材料の各成分について詳述する。
発泡層2を構成するポリスチレン系樹脂としては、特に制限はなく、前記した、樹脂層を構成するポリスチレン系樹脂と同様なものが使用できる。
なお、発泡層を構成するポリスチレン系樹脂の溶融粘度η2は、800〜2000Pa・sが好ましく、1000〜1700Pa・sがより好ましく、1200〜1500Pa・sがさらに好ましい。上記範囲内であれば、良好な発泡層を形成することができる。
発泡層2を形成するための材料成分としては、上記成分の他、各種添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、熱安定剤、耐候剤、紫外線吸収剤、難燃剤、無機充填剤、抗菌剤、着色剤、帯電防止剤等が挙げられる。なお、着色剤を配合する場合には、発泡体の質感を向上させる観点から、樹脂層(I)よりも淡色となるように着色剤の種類、配合量を調整することが望ましい。
積層発泡体1の表面の輪郭曲線の最大高さは20μm以下、好ましくは10μm以下である。本発明においては、発泡層の表面に、複数の樹脂層が幅方向に連続して形成されるので、ポリスチレン系樹脂層の積層面側における、該発泡体表面の輪郭曲線の最大高さが低いものとなり、積層発泡体の印刷性が向上する。
前記積層発泡体1の幅方向(TD方向)に連続した50mmの発泡体における、幅2mm毎の発泡体サンプルの坪量の最大と最小の差は20g/m2以下であることが好ましい。本発明においては、複数の樹脂層が幅方向に連続して形成されるが、複数の樹脂層同士では、ほぼ等しい坪量の樹脂層が積層されるので、積層発泡体1の幅方向の坪量の変化は小さいものとなる。上記観点から、積層発泡体1の幅方向の坪量差は、好ましくは15g/m2以下であることがより好ましく、10g/m2以下がさらに望ましい。
前記積層発泡体1の坪量は70〜600g/m2、好ましくは100〜500g/m2、より好ましくは120〜400g/m2であることが望ましい。坪量を上記の範囲とすることにより、剛性を有し、かつ軽量性に優れた積層発泡体1とすることができる。
積層発泡体1の見掛け密度は0.04〜0.35g/cm3であることが好ましい。該見掛け密度が前記範囲内であると、軽量性と強度とのバランスに優れたものとなる。見掛け密度の下限は、より好ましくは0.05g/cm3、最も好ましくは0.07g/cm3である。一方、該見掛け密度の上限は、より好ましくは0.21g/cm3、さらに好ましくは0.15g/cm3である。
積層発泡体1の厚みは特に制約されないが、0.5〜15mm、好ましくは0.6〜10mm、より好ましくは0.7〜5mmである。積層発泡体1の厚みをこの範囲とすることにより、熱成形されて筋状模様が付与された高級感溢れる意匠性の高いトレイ容器、即席麺容器、弁当容器、納豆容器、冷凍容器や丼等の食品容器等として、また、折箱、ディスプレイ芯材等として好適に用いることができる。
本発明の発泡体の製造方法は、図4に示すように、まず、先に説明した発泡層2を成形するための材料である、ポリスチレン系樹脂11、その他必要に応じて添加される気泡調整剤等の添加剤を第1押出機14に供給して加熱混練し、物理発泡剤12を圧入して更に混練し、第1押出機14内で発泡層形成用樹脂溶融物13とする。
前記物理発泡剤としては、例えば、エタン、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、イソヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタンなどの炭素数2以上7以下の脂肪族炭化水素、塩化メチル、塩化エチル、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロエタンなどの炭素数1以上4以下のハロゲン化脂肪族炭化水素、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの炭素数1以上4以下の脂肪族アルコール、又はジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテルなどの炭素数2以上8以下の脂肪族エーテル等の有機物理発泡剤、窒素、二酸化炭素、水等の無機物理発泡剤が挙げられる。
前記気泡調整剤としては、有機系又は無機系のいずれのものを用いることができる。無機系の気泡調整剤としては、ホウ酸亜鉛、ホウ酸マグネシウム、硼砂等のホウ酸金属塩、塩化ナトリウム、水酸化アルミニウム、タルク、ゼオライト、シリカ、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム等を挙げることができる。
樹脂層(I)3及び樹脂層(II)4を形成するには、可塑剤を添加することもできる。可塑剤を添加することにより、樹脂層(I)形成用溶融物と樹脂層(II)形成用溶融物及び発泡層形成用溶融物とを共押出する際に、適正発泡温度での、樹脂層(I)形成用溶融物と樹脂層(II)形成用溶融物の溶融伸びを著しく向上させることができ、樹脂層形成用溶融物の伸びをポリスチレン系樹脂発泡層形成用樹脂溶融物の伸びに対応させることができ、より容易に樹脂層を形成させることができる。
発泡層形成用樹脂溶融物13と樹脂層(I)形成用樹脂溶融物9及び樹脂層(II)形成用樹脂溶融物10とを、それぞれ後述するような適正温度に調整してから、環状ダイ17に導入する。
樹脂層の総坪量(以下、樹脂層の総積層量ということがある)、すなわち樹脂層(I)3及び樹脂層(II)4の合計の総坪量は、通常2〜150g/m2、好ましくは4〜100g/m2、より好ましくは6〜50g/m2の範囲である。積層量を上記範囲とすることにより、厚みの薄い非発泡の樹脂層を形成させることが可能となる。なお、発泡層2の表面に押出方向に樹脂層(I)3及び樹脂層(II)4による筋状模様が表出されるように、上記範囲に調整することができる。
PS(1):ポリスチレン、PSジャパン社製680、溶融粘度930Pa・s
PS(2):ポリスチレン、PSジャパン社製GX154、溶融粘度1430Pa・s
PS(3):ポリスチレン、PSジャパン社製679、溶融粘度620Pa・s
着色剤(1)大日精化工業株式会社製 PS−M−SSCA11N7470BR
着色剤(2)レジノカラー工業株式会社製 SBF−T−3775
帯電防止剤(1)三井デュポンポリケミカル株式会社製 エンティラAS MK400
[樹脂層形成用樹脂溶融物に揮発性可塑剤を配合した例]
表1に示す製造条件により、発泡層2としてポリスチレン系樹脂(2)と物理発泡剤とを混練してなる発泡層形成用樹脂溶融物の外面側に、樹脂層(I)3としてポリスチレン系樹脂(1)と着色剤(1)と揮発性可塑剤とを混練してなる樹脂層(I)形成用樹脂溶融物と、樹脂層(II)4としてポリスチレン系樹脂(1)と揮発性可塑剤とを混練してなる樹脂層(II)形成用樹脂溶融物を交互に幅方向に連続して筋状に合流積層して共押出することによりことにより積層発泡体を得た。
[樹脂層形成用樹脂溶融物に揮発性可塑剤を配合しない例]
表1に示す製造条件により、発泡層2としてポリスチレン系樹脂(2)と物理発泡剤とを混練してなる発泡層形成用樹脂溶融物の外面側に、樹脂層(I)3としてポリスチレン系樹脂(3)と着色剤(1)を混練してなる樹脂層(I)形成用樹脂溶融物と、樹脂層(II)4としてポリスチレン系樹脂(3)を混練してなる樹脂層(II)形成用樹脂溶融物を、交互に、幅方向に連続して合流積層して共押出すること以外は、実施例1と同様にして積層発泡体を得た。
[樹脂層形成用樹脂溶融物に揮発性可塑剤を配合せず、帯電防止剤を配合した例]
表1に示す製造条件により、発泡層2としてポリスチレン系樹脂(2)と物理発泡剤とを混練してなる発泡層形成用樹脂溶融物の外面側に、樹脂層(I)3としてポリスチレン系樹脂(3)と着色剤(1)と帯電防止剤(1)を混練してなる樹脂層(I)形成用樹脂溶融物と、樹脂層(II)4としてポリスチレン系樹脂(3)と帯電防止剤(1)を混練してなる樹脂層(II)形成用樹脂溶融物を、交互に、幅方向に連続して合流積層して共押出することによりことにより積層発泡体を得た。
[実施例2の応用例:パターンの変化・発泡層に着色剤を配合した例]
環状ダイ内の発泡層形成用樹脂溶融物の流路の円周外縁上に配された多数の樹脂層(I)形成用孔及び樹脂層(II)形成用孔(図8に示すように流路面の両面に交互にR1.8mmの流路孔(b)が円周上に220本施された部品Z)の流路を介して、表1の条件とした以外は実施例2と同様に積層発泡体を得た。
[実施例4の応用例:樹脂層の吐出量変化させた例]
第2押出機と第3押出機の吐出量を+50%〜−50%の範囲で毎分10%の変化率で変動させた以外は、実施例2と同様に積層発泡体を得た。得られた積層発泡体の特性等を表1に示す。吐出量の変化に対応して、発泡体の筋状模様の幅は変動しつつも、表面凹凸も少なく、より木目調に近い良好な発泡体であった。なお、表中の吐出量は、1時間あたりの平均値である。
樹脂層(II)4を設けない以外は実施例1と同様にして発泡体を得た。
発泡体の表面の輪郭曲線の最大高さが25μmを超えている場合には、印刷用シートには適さないものとなった。
発泡体の見掛け密度は、発泡体の全幅にわたり、無作為に選択した5箇所から切り出した、10cm×10cm×(発泡体厚み)の試験片の重量(g)を、該試験片の外形寸法から求められる体積(cm3)で除した値を単位換算(g/cm3)して各サンプルの見掛け密度を求め、得られた値の平均値を見掛け密度とした。
発泡体の厚みは、発泡体を幅方向に沿って、一方の端部から他方の端部に至るまで等間隔に10点の地点について測定される厚み(mm)の算術平均値として求めた。
前記積層発泡体1の坪量は、積層発泡体1の全幅に亘って幅250mmの試験片を切り出し、該試験片の重量(g)を試験片の面積(シート幅(mm)×250mm)で割り、1m2当たりの積層発泡体1の重量(g)に換算して、これを積層発泡体1の坪量(g/m2)を求めた。
発泡体の幅方向(TD方向)に連続した50mmにおける幅2mm毎の発泡体坪量の最大と最小の差は、幅方向50mm、長さ500mmに切り取ったサンプル片を幅2mm毎にスリットに切り出し、幅2mm長さ500mmの重量を測定して坪量を算出し、その中の最大値から最小値を減じて求めた。
発泡体表面の輪郭曲線の最大高さは、JIS B0601(2001年)に準拠して、株式会社小阪研究所製のサーフコーダSE1700αを使用して測定した。発泡体の幅方向について、等間隔に30mmの試験片を5点切り出し、この試験片を水平な台に静置し、先端曲率半径が2μmの触針の先端を試験片のシート表面に当接させて、0.5mm/sの移動速度で幅方向に移動させて、触針の上下変異を順次測定した。試験片の移動距離で特定される測定長さはカットオフ値(8mm)の3倍以上の長さとした。得られた5点の測定値の算術平均値を発泡体表面の輪郭曲線の最大高さとした。
印刷性は、発泡体の厚みの2倍の深さを有する縦150mm×横150mmの金型を用い、成型時に発泡体厚みが成型前の2倍となる条件で、発泡体を成型し、得られた成型品の着色積層樹脂面にIGTテスティングシステムズ株社製IGTオレンジプールファを用いて印刷幅50mm、印刷速度0.3m/秒、印圧200Nで印刷を行い、印刷性を以下の基準で評価した。
○・・・印刷かすれがない
×・・・成形品に印刷かすれが見られる
発泡体表面の表面抵抗率は、下記の試験片の状態調整を行った後、JIS K6271(2001年)に準拠して測定した。
測定対象物である発泡シートから縦100mm×横100mm(厚さは発泡体の厚み)の大きさに切り出した試験片を温度30℃、相対湿度30%の雰囲気下に36時間放置することにより試験片の状態調整を行ってから、JIS K6271(2001)に準拠して、印加電圧500Vの条件で表面抵抗率を求めた。
2 ポリスチレン系樹脂発泡層(発泡層)
3 ポリスチレン系樹脂層(I)(着色樹脂層)
4 ポリスチレン系着色樹脂層(II)(樹脂層)
5 樹脂層(I)を形成するポリスチレン系樹脂
6 樹脂層(II)を形成するポリスチレン系樹脂
7 着色剤
8 揮発性可塑剤
9 樹脂層(I)形成用樹脂溶融物
10 樹脂層(II)形成用樹脂溶融物
11 発泡層を形成するポリスチレン系樹脂
12 物理発泡剤
13 発泡層形成用樹脂溶融物
14 第1の押出機
15 第2の押出機
16 第3の押出機
17 環状ダイ
V 積層部
V1 流路孔
V2 流路孔
X 積層直前部
Y 積層直後部
Z 筋状形成部品
Claims (4)
- ポリスチレン系樹脂発泡層の少なくとも片面に、ポリスチレン系樹脂層が共押出により積層されたポリスチレン系樹脂積層発泡体であって、該ポリスチレン系樹脂層が複数のポリスチレン系樹脂層により形成されており、該複数のポリスチレン系樹脂層が、押出方向に筋状に形成されていると共に、幅方向に連続した状態で形成されていることを特徴とするポリスチレン系樹脂積層発泡体。
- 前記ポリスチレン系樹脂積層発泡体の厚みが0.5〜10mmであり、見掛け密度が0.04〜0.35g/cm3であることを特徴とする請求項1に記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
- 前記ポリスチレン系樹脂積層発泡体の前記ポリスチレン系樹脂層の表面の輪郭曲線の最大高さが20μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
- 前記ポリスチレン系樹脂層の坪量が2〜150g/m2であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のポリスチレン系樹脂積層発泡体。
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