JP2015189509A - 電子レンジ用容器及び電子レンジ用包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 容器本体21の上端の開口22に鍔状に形成されたフランジ部30に、第1幅広部31と幅の大きな第2幅広部32を有する。フランジ部30の上面の全周に亘ってリブ状の熱融着部40を有し該開口22を塞ぐフィルム状の蓋材12が熱融着される。熱融着部40が、環状部43と蒸気排出部42Aと開封部41を有し、開封部41と蒸気排出部42Aがフランジ部30の少なくとも一つの第2幅広部32に形成され、環状部43が開口22からフランジ部30の幅の50%未満の位置に配置されている。
【選択図】図1
Description
(1)本発明の電子レンジ用容器は、凹状に形成され内容物を収容可能な容器本体と、前記容器本体の上端の開口に鍔状に形成され、第1幅広部と前記第1幅広部よりも幅の大きな第2幅広部とを有する環状のフランジ部と、前記フランジ部の上面の全周に亘ってリブ状に形成され、前記開口を塞ぐフィルム状の蓋材に熱融着される熱融着部と、を備え、前記熱融着部が、平面視において前記フランジ部の外周側から前記開口側に向かって略V字状に開くように形成される開封部と、平面視において前記開口側から前記外周側に向かって略V字状に開くように形成される蒸気排出部と、前記開封部と蒸気排出部を除いた部分であって前記開口の内周形状と略相似形状の環状の基準線に沿って形成される環状部と、を有し、前記開封部と前記蒸気排出部が前記フランジ部の少なくとも一つの第2幅広部に形成され、前記環状部が前記開口から前記フランジ部の幅の50%未満の位置に配置されていることを特徴とする。
(2)本発明の電子レンジ用容器は、(1)の構成において、前記蒸気排出部及び前記開封部が、前記蒸気排出部の両側に一対の前記開封部が形成されることにより、略M字状をなすことを特徴とする。
(3)本発明の電子レンジ用容器は、(1)の構成において、前記容器本体の開口が略円状又は略長円状をなし、前記フランジ部の前記第2幅広部を把持部として形成したことを特徴とする。
(4)本発明の電子レンジ用容器は、(1)の構成において、前記容器本体の開口が略矩形状をなし、前記フランジ部の前記第2幅広部をコーナー部として形成したことを特徴とする。
(5)本発明の電子レンジ用容器は、(1)の構成において、前記環状部が前記開口の際に配置されていることを特徴とする。
(6)本発明は、内容物を密封状態で保存する電子レンジ用包装体であって、フィルム状の蓋材と、前記蓋材によって密封される(1)ないし(5)のいずれかの構成の電子レンジ用容器と、を備えることを特徴とする。
まず、電子レンジ用包装体10の全体構成を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、実施形態の電子レンジ用包装体10(以下、「包装体10」と称する)は、内容物11を密封状態で保存するものである。包装体10は、電子レンジ用容器20(以下、「容器20」と称する)と、この容器20の開口22を塞いで容器20を密封するフィルム状の蓋材12、とを備える(図2参照)。内容物11は、各種の食品などであり、電子レンジを用いて加熱されるものであれば、種類は任意である。
図2(a)に示すように、容器20は、凹状に形成され内容物11を収容可能なトレイ状の容器本体21と、この容器本体21の上端の開口22に鍔状に形成される環状のフランジ部30とを有する。
なお、環状部43は、開口22の内周形状と略相似形状の環状の基準線L(図4参照)に沿って形成される。また、環状部43は、開口22から、フランジ部30の幅Wの50%未満の位置、つまりフランジ部30の幅方向中心C1よりも開口22側に配置される。環状部43は、開口22にできる限り近接させて形成することが望ましい。
なお、開封部41Bの外周30a側の端部42bから上述した開き角度で延在する熱融着部40の開口22側の前記端部42a以外の他方の融着部(符号45B)における端部は環状部43の端部43aと接続されるようになっている。
図5(a)は、本発明の電子レンジ用包装体の他の実施形態を示す平面図である。図5(a)に示すように、容器20Dは、その外形が角型(例えば、略矩形状)となっており、上端の開口に鍔状に形成されるフランジ部30は、4隅のコーナー部52において、コーナー部52以外の他の部分(第1幅広部)よりも幅が大きな部分(第2幅広部)を形成するようになっている。そして、図5(a)の1点鎖線枠Pの拡大図である図5(b)に示すように、蒸気排出機能と開封機能を兼ね備えた多機能部51をフランジ部30のうち第2幅広部であるコーナー部52に設けることができる。図5(a)、(b)の場合においても、多機能部51の蒸気排出機能と開封機能の各機能達成の信頼性から複数あるコーナー部52のうちたとえば一つのコーナー部52のみに多機能部51を形成するようにしている。しかし、これに限定されることはなく、多機能部51を他のコーナー部52に形成するようにしてもよい。このように、蒸気排出機能と開封機能を兼ね備える多機能部51をフランジ部30のコーナー部52に集約することによって、フランジ部30の他の部分(第1幅広部)の幅W2をより狭く形成することができる。その結果、よりコンパクトな容器20Dを得ることができる。
次に、容器の他の構成例を図6に基づいて説明する。図6は、容器の他の構成例を示す平面図である。なお、前述した容器20(図3参照)と共通する要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
さらに、熱融着部40Eには、各把持部32上において、蒸気排出機能と開封機能を兼ね備えた多機能部51を有する。これにより、各多機能部51は各収容部53に対して少なくとも1つ設けられることになる。多機能部51は、上述したように、平面視において、開口22側から外周30a側に向かって略V字状に開くように形成される蒸気排出部42Eと、この蒸気排出部42Eの両脇に設けられ、外周30a側から開口22側に向かって略V字状に開くように形成される開封部41と、で構成されている。
11 内容物
12 蓋材
20 容器(電子レンジ用容器)
20C 容器(電子レンジ用容器)
20D 容器(電子レンジ用容器)
20E 容器(電子レンジ用容器)
21 容器本体
21E 容器本体
22 開口
30 フランジ部
30a 外周
31 基部(第1幅広部)
32 把持部(第2幅広部)
40 熱融着部
40A 熱融着部
40B 熱融着部
41B 開封部
40E 熱融着部
42a 開口側の端部
42b 外周側の一対の端部
42B 蒸気排出部
42E 蒸気排出部
43 環状部
43a 端部
51 多機能部
52 コーナー部(第2幅広部)
53 収容部
55 仕切り壁
L 基準線
W フランジ部の幅
Claims (6)
- 電子レンジ用容器であって、
凹状に形成され内容物を収容可能な容器本体と、
前記容器本体の上端の開口に鍔状に形成され、第1幅広部と前記第1幅広部よりも幅の大きな第2幅広部とを有する環状のフランジ部と、
前記フランジ部の上面の全周に亘ってリブ状に形成され、前記開口を塞ぐフィルム状の蓋材に熱融着される熱融着部と、
を備え、
前記熱融着部が、
平面視において前記フランジ部の外周側から前記開口側に向かって略V字状に開くように形成される開封部と、
平面視において前記開口側から前記外周側に向かって略V字状に開くように形成される蒸気排出部と、
前記開封部と蒸気排出部を除いた部分であって前記開口の内周形状と略相似形状の環状の基準線に沿って形成される環状部と、
を有し、
前記開封部と前記蒸気排出部が前記フランジ部の少なくとも一つの第2幅広部に形成され、
前記環状部が前記開口から前記フランジ部の幅の50%未満の位置に配置されていることを特徴とする電子レンジ用容器。 - 前記蒸気排出部及び前記開封部が、前記蒸気排出部の両側に一対の前記開封部が形成されることにより、略M字状をなすことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用容器。
- 前記容器本体の開口が略円状又は略長円状をなし、前記フランジ部の第2幅広部を把持部として形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用容器。
- 前記容器本体の開口が略矩形状をなし、前記フランジ部の第2幅広部をコーナー部として形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用容器。
- 前記環状部が前記開口の際に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用容器。
- 内容物を密封状態で保存する電子レンジ用包装体であって、
フィルム状の蓋材と、前記蓋材によって密封される請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電子レンジ用容器と、を備えることを特徴とする電子レンジ用包装体。
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