JP2015187687A - 潤滑剤塗布装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潤滑剤塗布装置6に、固形潤滑剤61と、固形潤滑剤61に回転しながら摺擦し削り取った潤滑剤を感光体1に塗布するブラシローラ62と、ブラシローラ62を回転駆動させるブラシ駆動モータ7と、ブラシ駆動モータ7を制御する制御部8を備えた。そして、潤滑剤塗布装置6の制御部8では、感光体1の空転動作中にブラシローラ62の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7を制御する。
【選択図】図2
Description
次に、本実施形態のプリンタに備える潤滑剤塗布装置6の構成・動作について、複数の実施例を挙げて詳細に説明する。
まず、本実施形態のプリンタに備えた潤滑剤塗布装置6の実施例1について、図を用いて説明する。
図2に示すように、この潤滑剤塗布装置6は、棒状に成型された固形潤滑剤61と、この固形潤滑剤61と感光体1の両方に当接するようにブラシ繊維が周設された塗布部材としてのブラシローラ62を備えている。また、この潤滑剤塗布装置6は、固形潤滑剤61をブラシローラ62に向けて付勢する付勢手段たる圧縮バネ63を備えている。付勢手段としては、圧縮バネ63に限らず、固形潤滑剤61の自重、又は重りの荷重などを利用してもよい。ブラシローラ62は、図2中時計回り方向に回転しながら、圧縮バネ63により付勢された固形潤滑剤61に摺擦し、削り取った粉体状の潤滑剤をブラシ繊維に付着させ、同じく時計回り方向に回転する感光体1にブラシ繊維を接触させながら潤滑剤を塗布する。
また、同じ脂肪酸基を有する、次のようなものも用いることができる。オレイン酸亜鉛、オレイン酸バリウム、オレイン酸マンガン、オレイン酸鉄、オレイン酸コバルト、パルチミン酸亜鉛、パルチミン酸コバルト、パルチミン酸銅、パルチミン酸マグネシウム、パルチミン酸アルミニウム、パルチミン酸カルシウムなどである。
他にも脂肪酸基として、カプリル酸、カプロン酸、リノレン酸などを有するものや、カルナウバワックスのような天然ワックスを用いてもよい。
次に、本実施形態のプリンタに備えた潤滑剤塗布装置6の実施例2について、図を用いて説明する。
図6は、本実施例に係る、の主走査方向に分割された複数の領域で形成されるトナー像の画像面積率が異なる場合の説明図であり、図6(a)が感光体1上に形成されるトナー画像の例、図6(b)が分割された各領域毎のトナー画像の画像面積率のグラフである。
したがって、実施例1と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
しかし、一般に、プリンタ等の画像形成装置では、印刷動作中に感光体1上に形成されるトナー画像の平均画像面積率は随時変動しており、印刷動作中に平均画像面積率の急激な変動も起こり得る。また、単位面積当たり形成されるトナー画像の面積率(以下、単位画像面積率という)が主走査方向に大きく異なる場合も多い。例えば、主走査方向の一部に副走査方向に単位画像面積率の高い画像があった場合、平均画像面積率は低い値となるが、一部のみ単位画像面積率の高い状態となり、潤滑剤の塗布量が十分でない部分が生じる。このような部分が生じると、局所的な白抜け画像やフィルミング等の異常画像が発生することが懸念される。
そこで、本実施例の潤滑剤塗布装置6では、主走査方向に分割された感光体1上の各領域毎の領域画像面積率を用いて、制御部8によりブラシ駆動モータ7を制御するように構成した。
このようにブラシ駆動モータ7を制御することで、感光体1上の一部のみ単位画像面積率が高い領域がある場合においても、適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。
このように主走査方向に分割された感光体1上の各領域の領域画像面積率が最も大きい領域の領域画像面積率の値に応じて、ブラシ駆動モータ7の制御を行うことで、次のような効果を奏することができる。感光体1上の一部のみ単位画像面積率が高い領域がある場合においても、適切な量の潤滑剤を塗布することができるとともに、ブラシ駆動モータ7を制御するときに制御部8で行う演算ステップを簡略化できる。
また、制御部8は、ひとつの条件によってブラシ駆動モータ7の回転数:Rを決定するのではなく、上記した実施例1と同様に、複数の条件を組み合わせてブラシ駆動モータ7の回転数:Rを決定してもよい。これにより、より適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。いずれにしても、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを切り換えるタイミングを、感光体1の空転動作時とすることで、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの切り換えによるバンディングなどの異常画像の発生を防ぐことができるのである。
次に、本実施形態のプリンタに備えた潤滑剤塗布装置6の実施例3について、図を用いて説明する。
図7は、本実施例に係る、作像ユニット10周辺の構成を示す部分拡大構成図、図8は、本実施例に係る、振動検知手段65で検知する振動ピーク値とブラシ駆動モータ7の回転数:Rとの関係を示す特性図である。図9は、本実施例に係る、振動検知手段65で検知する振動の周波数成分と振動ピーク値として設定する値の説明図である。
したがって、実施例1、2と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
そして、実施例2で説明したように、実施例1が用いる平均画像面積率では、例えば図6(a)で示したような全体の画像面積率は低い値を示すが、一部に高画像面積率が含まれるトナー画像を形成した場合、その部分においては潤滑剤不足が発生する。つまり、感光体1上に領域画像面積率が異なる複数の領域を有するトナー画像を形成する場合には潤滑剤が不足する領域が生じる。
感光体1が摺動するブレード部材である潤滑剤均し部材64を振動源とした潤滑剤塗布装置6の振動により発生する異音等のプリンタの騒音は、利用者に不快感を感じさせてしまう。
これらのため、従来から、無端移動する像担持体等が摺動するブレード部材を備えた画像形成装置の異音の発生や音量を低減する様々な構成が提案されている。
そこで、本実施例の潤滑剤塗布装置6では、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの制御を行うために用いる所定の条件として、潤滑剤不足が生じた場合に生じる、感光体1が摺動するブレード部材を振動源とした潤滑剤塗布装置6の振動を検知した値を用いることとした。
次に、感光体1が摺動するブレード部材である潤滑剤均し部材64を振動源とした潤滑剤塗布装置6の振動を検知して行う、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの制御の例について説明する。
このように、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを制御することで、次のような効果を奏することができる。感光体1上の画像形成領域の一部のみ画像面積率が高い場合においても、感光体1上に潤滑剤を均す潤滑剤均し部材64を振動源とする潤滑剤塗布装置6の振動による異音の発生を抑制しつつ、適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。
すなわち、制御部8は、振動検知手段65から出力された振動ピーク値:Aが大きくなるほど、ブラシローラ62の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7を制御する。
上記のように制御することで、感光体1と潤滑剤均し部材64との間の摩擦抵抗が大きくなることを好適に抑制でき、潤滑剤均し部材64を振動源とする潤滑剤塗布装置の振動による異音の発生をより抑制しつつ、発生した場合であってもその音量をより低減できる。
この図8に示した例では、振動ピーク値:AがA1未満の場合は、ブラシ駆動モータ7の回転数:RをRdefと規定している。そして、振動ピーク値:AがA1以上かつA2未満の場合は、ブラシ駆動モータ7の回転数:RをR1、振動ピーク値がA2以上のときはブラシ駆動モータ7の回転数:RをR2と規定している。
上記のように振動ピーク値の閾値と、各閾値に応じたブラシ駆動モータ7の回転数:Rを規定することで、潤滑剤均し部材64を振動源とした潤滑剤塗布装置6のブレードホルダ位置での振動値に応じた、適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。また、同時に、潤滑剤塗布装置6の振動により異音が発生することも未然に防いだり、発生する異音の音量を低減することも可能となる。
例えば、閾値として規定する振動ピーク値は、A3、A4・・・と3つ以上でも良く、潤滑剤均し部材64を振動源とした潤滑剤塗布装置6のブレードホルダ位置での振動値に応じて、よりきめ細かく、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを制御することが可能となる。
なお、上記した振動ピーク値:Aとしては、振動検知手段65として加速度計を設けた場合には、図9に示すように、振動検知手段65で検知した振動の周波数成分の内、最も高い加速度を示した周波数の加速度の値を用いることができる。
具体的には、感光体1上に塗布する潤滑剤が不足する領域が生じると、感光体クリーニング装置5に有したクリーニングブレードが振動する場合があり、このクリーニングブレードを振動源とする振動を検知して、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを制御するものである。
ここで、クリーニングブレードの振動が伝播する経路としては、次のようなもの挙げられる。図7に示したように、潤滑剤均し部材64を設けた構成では、感光体1を介して伝播する経路、及びプロセスカートリッジのケースや本体フレーム等を介して伝播する経路が挙げられる。
また、感光体クリーニング装置5と潤滑剤塗布装置6が別体で構成され、潤滑剤均し部材64を設けていない構成でも、プロセスカートリッジのケースや本体フレーム等を介して伝播する経路が考えられる。また、潤滑剤塗布装置6のケーシングと感光体クリーニング装置5の共振により伝播する経路も考えられる。
また、振動検知手段65を設ける位置も、感光体1が傷ついたり、潤滑剤均し部材64やクリーニングブレードがめくれたり、利用者に不快感を感じさせる音量の異音が発生したりするほど大きくなる前に、その振動の変化を検知できる位置であれば良い。
上記のように条件を組み合わせることで、より適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。
但し、いずれにしても、実施例1、2で説明したように、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを切り換えるタイミングを感光体1の空転動作時とすることで、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの切り換えによるバンディングなどの異常画像の発生を防ぐことができるものである。
次に、本実施形態のプリンタに備えた潤滑剤塗布装置6の実施例4について、図を用いて説明する。
図10は、本実施例に係る、作像ユニット10周辺の構成を示す部分拡大構成図、図11は、本実施例に係る、感光体駆動モータ9の電流値:ILとブラシ駆動モータ7の回転数:Rとの関係を示す特性図である。
したがって、実施例1、2、3と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
そして、実施例2で説明したように、実施例1が用いる平均画像面積率では、例えば、図6(a)で示したような全体の画像面積率は低い値を示すが、一部に高画像面積率が含まれるトナー画像を形成した場合、その部分においては潤滑剤不足が発生する。つまり、感光体1上に領域画像面積率が異なる複数の領域を有するトナー画像を形成する場合には潤滑剤が不足する領域が生じ得る。
一般に、感光体駆動モータ9として用いられることが多いDCモータ等のモータでは、必要トルクが増大するとモータの電流値:ILが増大する。このため、感光体1を駆動する感光体駆動モータ9の電流値:ILが、適切な量の潤滑剤を塗布した場合の、感光体駆動モータ9の電流値:IL0を超えないようにブラシ駆動モータ7の回転数:Rを変更することで、適切な量の潤滑剤を感光体1上に塗布可能となるためである。
この図11に示した例では、電流値:ILがIL1未満の場合は、ブラシ駆動モータ7の回転数:RをRdefと規定している。そして、電流値:ILがIL1以上かつIL2未満の場合は、ブラシ駆動モータ7の回転数:RをR1、電流値:ILがIL2以上のときはブラシ駆動モータ7の回転数:RをR2と規定している。
上記のように電流値:ILの閾値を規定して、感光体駆動モータ9の電流値:ILに応じて、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを変更することで、適切な量の潤滑剤を感光体1に塗布することが可能となる。
制御部8は、感光体駆動モータ9の電流値:ILが大きくなるほど、ブラシローラ62の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7を制御する。このように制御することで、感光体1と、感光体1が摺動する潤滑剤均し部材64との間の摩擦係数が大きくなることを好適に抑制できる。
次に、本実施形態のプリンタに備えた潤滑剤塗布装置6の実施例5について、図を用いて説明する。
図12は、本実施例に係る、ブラシ駆動モータ7の電流値:IBと回転数上限:RULとの関係を示す特性図である。
ここで、本実施例の潤滑剤塗布装置6の作像ユニット10周辺の構成は、実施例4のものと略同様であるため、本実施例の潤滑剤塗布装置6の作像ユニット10周辺の構成の説明には、実施例4の説明で用いた図10を利用して説明する。
したがって、実施例1、2、3、4と同様な構成、及びその作用・効果については、適宜、省略して説明する。また、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、特に区別する必要がない限り、同一の符号を付して説明する。
画像形成動作(印刷動作)を繰り返していくことで、潤滑剤塗布装置内へのトナーの進入や駆動部の磨耗等、様々な要因により、塗布ブラシ等の塗布部材の駆動負荷が大きくなる場合がある。このように駆動負荷が大きくなった状態が続くと、例えば、ブラシ駆動モータに定格トルク以上の負荷が掛かってブラシ駆動モータが突然破損したり、ブラシ駆動モータを安定駆動できなくなったりする場合がある。
また、ブラシ駆動モータを安定駆動できない状態が継続すると、異常画像の発生が頻発したり、潤滑剤塗布装置や、潤滑剤を塗布する対象である像担持体の寿命を縮めて、結果的に画像形成装置自体の寿命を縮めてしまうこともある。
これらを防ぐため、従来から、塗布部材駆動手段に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続すると、画像形成動作を自動停止するように構成された画像形成装置が多い。
また、ギア列に設けた各ギアの摺動部が経時の使用で磨耗すると、各ギアの噛み合いにガタが生じ、各ギアの伝達抵抗、つまり、ブラシローラ62を回転駆動するときにブラシ駆動モータ7に掛かる駆動負荷が大きくなってしまう。
このため、画像形成装置が停止状態となることで中断された印刷ジョブや、急ぎの印刷作業が、メンテナンス作業が終了するまで、長時間に亘りできなくなるダウンタイムが生じて、利用者の利便性を著しく低下させることがあった。
そして、制御部8は、検知するブラシ駆動モータ7の電流値:IBがある値を超えないようにブラシ駆動モータ7を制御して、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを変更するときの上限(以下、回転数上限値:RULという)を変化させるように構成した。
ここで、ある値とは、所定枚数の印刷動作を継続しても、ブラシ駆動モータ7が安定駆動し、感光体1上への潤滑剤の塗布量不足に起因した異常画像の発生を抑制できるブラシ駆動モータ7の回転数:Rに対応したブラシ駆動モータ7の電流値:IBの上限値である。
また、回転数上限値:RULを低下させると、ブラシローラ62の回転数が落ちて、感光体1への単位時間当たりの潤滑剤塗布量が不足する場合や、組み合わせる他の所定の条件により決定されるブラシ駆動モータ7の回転数:Rが制限されることも考えられる。
しかし、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの変更を感光体1の空転動作中に行うので、例えば、次のような方法で不足する分の潤滑剤量を補うことができる。ブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULを変更するタイミングで、次の回転数上限値:RULで画像形成を行わない空転動作を行い、この空転動作時に次の回転数上限値:RULで所定枚数の画像形成を行うときに不足する潤滑剤量を前もって塗布する方法である。
但し、この構成の第1の目的は、プリンタが停止状態となることを防ぎ、利用者の利便性が著しく低下することを防ぐというものである。このため、潤滑剤塗布装置6に発生している不具合を解消するものではなく、あくまでも、潤滑剤塗布装置6の機能を延命する延命処置にすぎない。
そこで、本実施例のプリンタでは、回転数上限値:RULを低下させるときに潤滑剤塗布装置6の交換を促すアラートを操作部に設けた表示部に表示するよに構成している。
制御部8では、例えば、図12に示すようにブラシ駆動モータ7を制御する。
図12に示すように、ブラシ駆動モータ7から出力される電流値:IBの閾値に応じて、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rを変更するときの回転数上限値:RULを決定している。
この図12に示した回転数上限値:RULの例では、電流値:IBがIB1未満の場合はブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULをRdef、電流値:IBがIB1以上かつIB2未満の場合はブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULをRB1と規定している。そして、電流値:IBがIB2以上のときはブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULをRB2と規定している。
すなわち、制御部8は、ブラシ駆動モータ7から出力される電流値:IBが大きくなるほど、上記塗布部材の回転数を変更するときのブラシ駆動モータ7の回転数:RAや回転数:RBなどの上限を段階的に小さくして、ブラシ駆動モータ7を安定駆動できる。
このように構成することで、ブラシ駆動モータ7に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続してプリンタが停止状態となることをより確実に防ぎつつ、異常画像の発生を抑制できる。そして、プリンタが停止状態となることをより確実に防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することもより確実に抑制できる。
なお、図12に示した例では、上記のように、電流値:IBの閾値を2つ設け、回転数上限値:RULを3段階に制御するように構成しているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、必要に応じて、回転数上限値:RULを4段階、5段階、・・に制御してもよいし、逆に、2段階に制御するようにしても良い。
ブラシローラ62の回転数を変更するときの上限の変更により、感光体1への単位時間当たりの潤滑剤塗布量が不足する場合に、プリンタの画像形成速度(画像形成プロセス速度)を低下させる方法である。このように画像形成速度を低下させることで、感光体1表面の無端移動速度を低下させて、潤滑剤塗布装置6から感光体1表面の単位面積当たりに塗布される潤滑剤量を、必要塗布量まで増やすことが可能となる。
したがって、ブラシ駆動モータ7に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続してプリンタが停止状態となることを防ぎつつ、異常画像の発生をより確実に抑制できるプリンタを提供できる。そして、プリンタが停止状態となることを防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することも抑制できるプリンタを提供できる。
まず、ブラシ駆動モータ7の回転数:Rの制御を行うために用いる所定の条件として、塗布部材駆動手段であるブラシ駆動モータ7の電流値:IBだけを単独で用いる場合の例について説明する。
ブラシ駆動モータ7に定格トルク以上の駆動負荷が掛からないように、ブラシ駆動モータ7を減速させるときの減速比に合わせて感光体1、中間転写ベルト21、定着装置30に有した定着ベルト31や加圧ローラ32の無端移動方向の線速を低下させる。また、これらの減速比に合わせて、光書込ユニット3からの露光速度、及び書き込み開始タイミングや、各印加バイアスの印加開始や停止のタイミングや、レジストローラ対47の回転開始タイミングや回転速度等も変更するという制御である。
仮に、組み合わせて用いる任意の所定の条件が、実施例4で説明した感光体駆動モータ9の電流値:ILであるとし、検知した電流値:ILが、IL1以上かつIL2未満であり、このときのブラシ駆動モータ7の制御されるべき制御回転数:Rは、R1となる。そして、ブラシ駆動モータ7の電流値:IBが、IB2以上であった場合には、ブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULがRB2となる。
ここで、感光体駆動モータ9の電流値:ILから導出されるブラシ駆動モータ7の制御回転数:Rdef、R1、R2と、ブラシ駆動モータ7の電流値:IBから導出されるブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RB2、RB1、Rdefとがそれぞれ同一だと仮定する。
そこで、この例では、制御回転数:R1と制御回転数:Rdefとの減速比に合わせて感光体1、中間転写ベルト21、定着装置30に有した定着ベルト31や加圧ローラ32の無端移動方向の線速を低下させる。また、これらの減速比に合わせて、光書込ユニット3からの露光速度、及び書き込み開始タイミングや、各印加バイアスの印加開始や停止のタイミングや、レジストローラ対47の回転開始タイミングや回転速度等も変更するという制御である。
したがって、ブラシ駆動モータ7に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続してプリンタが停止状態となることを防ぎつつ、異常画像の発生をより確実に抑制できるプリンタを提供できる。そして、プリンタが停止状態となることを防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することも抑制できるプリンタを提供できる。
(態様A)
固形潤滑剤61などの固形潤滑剤と、該固形潤滑剤に回転しながら摺擦し削り取った潤滑剤を感光体1などの像担持体に塗布するブラシローラ62などの塗布部材と、該塗布部材を回転駆動させるブラシ駆動モータ7などの塗布部材駆動手段と、該塗布部材駆動手段を制御する制御部8などの制御手段を備えた潤滑剤塗布装置6などの潤滑剤塗布装置において、上記制御手段は、上記像担持体の空転動作中に上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御する。
塗布部材の回転数の変更動作によって像担持体の回転ムラなどが生じても、像担持体の空転動作中なので、像担持体上に形成されるトナー画像にバンディングなどの異常画像が生じることがない。
よって、異常画像の発生などを抑制し、高品質な画像を得ることができる潤滑剤塗布装置を提供できる。
(態様A)において、制御部8などの上記制御手段は、感光体1などの上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率に応じて、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例1(実施例2、3、4、5)について説明したように、トナー画像の画像面積率の大小によって像担持体上の潤滑剤量に過不足が生じても、塗布部材の回転数を変更することで適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。
(態様B)において、上記画像面積率は、感光体1などの上記像担持体上に形成されるトナー画像の主走査方向に分割された複数の領域における領域画像面積率などの画像面積率である。
これによれば、上記した実施例2(実施例3、4、5)について説明したように、像担持体上の一部のみ単位画像面積率などの画像面積率が高い領域がある場合においても、適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。
(態様C)において、制御部8などの上記制御手段は、感光体1などの像担持体上に形成されるトナー画像の主走査方向に分割された複数の領域などの上記複数の領域の内、上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率が最も大きい領域の領域画像面積率などの画像面積率の値に応じて、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例2(実施例3、4、5)について説明したように、次のような効果を奏することができる。
像担持体上の一部のみ単位画像面積率などの画像面積率が高い領域がある場合においても、適切な量の潤滑剤を塗布することができるとともに、塗布部材駆動手段を制御するときに制御手段で行う演算ステップを簡略化できる。
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、当該潤滑剤塗布装置の振動を検知する振動検知手段65などの振動検知手段を備え、制御部8などの上記制御手段は、上記振動検知手段で検知した振動ピーク値:Aなどの振動値に応じて、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
像担持体上の画像形成領域の一部のみ画像面積率が高い場合においても、像担持体上に潤滑剤を均す潤滑剤均し部材64を振動源とする潤滑剤塗布装置6などの潤滑剤塗布装置の振動による異音の発生を抑制しつつ、適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。
(態様E)において、制御部8などの上記制御手段は、振動検知手段65などの上記振動検知手段から出力された振動ピーク値:Aなどの振動値が大きくなるほど、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例3(実施例4、5)について説明したように、感光体1などの像担持体と、像担持体が摺動する潤滑剤均し部材64などのブレード部材との間の摩擦係数が大きくなることを好適に抑制できる。
したがって、像担持体が摺動するブレード部材を振動源とする潤滑剤塗布装置の振動による異音の発生をより抑制しつつ、発生した場合であってもその音量をより低減できる。
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、制御部8などの上記制御手段は、感光体1などの上記像担持体を駆動する感光体駆動モータ9などの像担持体駆動手段の電流値:ILなどの電流値に応じて、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例4(実施例5)について説明したように、次のような効果を奏することができる。
感光体1などの像担持体上の画像形成領域の一部のみ画像面積率が高い場合においても、像担持体と、像担持体上に潤滑剤を均す潤滑剤均し部材64などのブレード部材との摩擦力を下げることができる適切な量の潤滑剤を塗布することが可能となる。
(態様G)において、制御部8などの上記制御手段は、感光体駆動モータ9などの上記像担持体駆動手段の電流値:ILなどの電流値が大きくなるほど、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例4(実施例5)について説明したように、感光体1などの像担持体と、像担持体が摺動する潤滑剤均し部材64などのブレード部材との間の摩擦係数が大きくなることを好適に抑制できる。
(態様B)乃至(態様H)のいずれかにおいて、制御部8などの上記制御手段は、感光体1などの上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率が大きくなるほど、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例1(実施例2、3、4、5)について説明したように、トナー画像の画像面積率が大きくなって像担持体上の潤滑剤が不足しても、塗布部材の回転数を上げることで適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。
(態様A)乃至(態様I)のいずれかにおいて、制御部8などの上記制御手段は、ブラシローラ62などの上記塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間に応じて、該塗布部材の回転数を変更すべくブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例1(実施例2、3、4、5)について説明したように、塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間によって塗布部材の潤滑剤塗布能力が変わっても、塗布部材の回転数を変更することで適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。
(態様J)において、制御部8などの上記制御手段は、ブラシローラ62などの上記塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間が大きいほど、該塗布部材の回転数が大きくなるよう、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例1(実施例2、3、4、5)について説明したように、塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間によって塗布部材の潤滑剤塗布能力が低下しても、塗布部材の回転数を大きくすることで適切な量の潤滑剤の塗布が可能となる。
(態様A)乃至(態様K)のいずれかにおいて、制御部8などの上記制御手段は、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段の電流値:IBなどの電流値に応じて、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更するときの上限を変更すべく上記塗布部材駆動手段を回転数上限値:RULを回転数:Rdefから回転数:RA、回転数:RAから回転数:RBへと変更するなどの制御を行う。
これによれば、上記した実施例5について説明したように、塗布部材駆動手段に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続してプリンタなどの画像形成装置が停止状態となることを防ぎつつ、異常画像の発生を抑制できる。そして、画像形成装置が停止状態となることを防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することも抑制できる。
(態様L)において、制御部8などの上記制御手段は、ブラシ駆動モータ7などの上記塗布部材駆動手段から出力される電流値:IBなどの電流値が大きくなるほど、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更するときの上限をブラシ駆動モータ7の回転数上限値:RULを回転数:Rdefから回転数:RA、回転数:RAから回転数:RBへと変更するなどして小さくするように上記塗布部材駆動手段を制御する。
これによれば、上記した実施例5について説明したように、塗布部材駆動手段に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続してプリンタなどの画像形成装置が停止状態となることをより確実に防ぎつつ、異常画像の発生を抑制できる。そして、画像形成装置が停止状態となることをより確実に防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することもより確実に抑制できる。
感光体1などの像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する作像ユニット10などのトナー画像形成手段と、該像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する一次転写ローラ26などの転写手段と、該像担持体上の転写残トナーを除去する感光体クリーニング装置5などのクリーニング手段と、該像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤塗布手段とを備えたプリンタなどの画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段として(態様A)乃至(態様M)のいずれの潤滑剤塗布装置6などの潤滑剤塗布装置を備える。
これによれば、上記した実施例1(実施例2、3、4、5)について説明したように、像担持体上に適切な量の潤滑剤を塗布することができることから、異常画像などの発生を抑制し、高品質な画像を得ることができる。
感光体1などの像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する作像ユニット10などのトナー画像形成手段と、該像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する一次転写ローラ26などの転写手段と、該像担持体上の転写残トナーを除去する感光体クリーニング装置5などのクリーニング手段と、該像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤塗布手段とを備えたプリンタなどの画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段として(態様L)又は(態様M)のいずれかの潤滑剤塗布装置6などの潤滑剤塗布装置を備え、ブラシローラ62などの上記塗布部材の回転数を変更するときの上限の変更により、上記像担持体への単位時間当たりの潤滑剤塗布量が不足する場合に、画像形成速度を低下させる。
したがって、塗布部材駆動手段に所定以上の駆動負荷が掛かった状態が継続して画像形成装置が停止状態となることを防ぎつつ、異常画像の発生をより確実に抑制できる画像形成装置を提供できる。そして、画像形成装置が停止状態となることを防ぐことで、利用者の利便性が著しく低下することも抑制できる画像形成装置を提供できる。
2 帯電装置
3 光書込ユニット
4 現像装置
5 感光体クリーニング装置
6 潤滑剤塗布装置
7 ブラシ駆動モータ
8 制御部
9 感光体駆動モータ
10 作像ユニット
20 中間転写ユニット
30 定着装置
61 固形潤滑剤
62 ブラシローラ
63 圧縮バネ
64 潤滑剤均し部材
65 振動検知手段
Claims (15)
- 固形潤滑剤と、該固形潤滑剤に回転しながら摺擦し削り取った潤滑剤を像担持体に塗布する塗布部材と、該塗布部材を回転駆動させる塗布部材駆動手段と、該塗布部材駆動手段を制御する制御手段を備えた潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記像担持体の空転動作中に上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率に応じて、上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項2に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記画像面積率は、上記像担持体上に形成されるトナー画像の主走査方向に分割された複数の領域における画像面積率であることを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項3に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記複数の領域の内、上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率が最も大きい領域の画像面積率の値に応じて、上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置において、
当該潤滑剤塗布装置の振動を検知する振動検知手段を備え、
上記制御手段は、上記振動検知手段で検知した振動値に応じて、上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項5に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記振動検知手段から出力された振動値が大きくなるほど、上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記像担持体を駆動する像担持体駆動手段の電流値に応じて、上記塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項7に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記像担持体駆動手段の電流値が大きくなるほど、上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項2乃至8のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記像担持体上に形成されるトナー画像の画像面積率が大きくなるほど、上記塗布部材の回転数が大きくなるよう、上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間に応じて、該塗布部材の回転数を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項10に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記塗布部材の累積回転数又は累積駆動時間が大きいほど、該塗布部材の回転数が大きくなるよう、上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項1乃至11のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記塗布部材駆動手段の電流値に応じて、上記塗布部材の回転数を変更するときの上限を変更すべく上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 請求項12に記載の潤滑剤塗布装置において、
上記制御手段は、上記塗布部材駆動手段から出力される電流値が大きくなるほど、上記塗布部材の回転数を変更するときの上限を小さくするように上記塗布部材駆動手段を制御することを特徴とする潤滑剤塗布装置。 - 像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、該像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する転写手段と、該像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段と、該像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置において、
上記潤滑剤塗布手段として請求項1乃至13のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、該像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する転写手段と、該像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング手段と、該像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置において、
上記潤滑剤塗布手段として請求項12又は13のいずれか一に記載の潤滑剤塗布装置を備え、
上記塗布部材の回転数を変更するときの上限の変更により、上記像担持体への単位時間当たりの潤滑剤塗布量が不足する場合に、画像形成速度を低下させることを特徴とする画像形成装置。
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