JP2009294248A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写方式の画像形成装置において、像担持体と中間転写体との間における適正な摩擦レベルの関係を維持でき、濃度低下や細線の再現性の悪化を抑制できるようにする。
【解決手段】像担持体駆動モータの駆動負荷、中間転写体駆動モータの駆動負荷をそれぞれ例えば電流値として検出し、像担持体駆動モータの電流値に応じて像担持体に潤滑剤を塗布するブラシローラの回転数の切り換えが可能であり、且つ、中間転写体駆動モータの電流値に応じて中間転写体に潤滑剤を塗布するブラシローラの回転数の切り換えが可能であり、中間転写体に潤滑剤を塗布するブラシローラの回転数を切り換える閾値(A、B)を像担持体駆動モータの電流値の程度に応じて変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置に関し、詳しくは、像担持体及び中間転写体の表面に潤滑剤を塗布する中間転写方式の画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式を利用した画像形成装置においては、トナー像の一次転写及び二次転写時の転写不良を防止する為、または、転写残トナーのクリーニング性を向上させるために、像担持体(中間転写体も含む)の表面に潤滑剤を塗布してトナーとの付着力を低減させる技術が知られている。
特に、特許文献1や特許文献2等で提案されているような、潤滑剤塗布手段の前後にクリーニングブレードを配置してある構成では、印刷する画像比率によって潤滑剤の塗布量に差を生じさせない、像担持体に対して潤滑剤の均一な層形成が行える等の利点がある。
特開2001−305907号公報 特開2005−70276号公報
ところで、潤滑剤は像担持体に対してやみくもに塗布すれば良いのではなく、適正量塗布することが必要である。例えば、像担持体が感光体の場合、潤滑剤の塗布量が多く感光体表面の摩擦係数が小さくなり過ぎると現像されるトナーが付着しにくくなり、濃度低下、特に細線の再現性が悪化する等の不具合が生じる。
また、像担持体が中間転写体の場合、中間転写体表面の摩擦係数が感光体表面の摩擦係数より小さくなると、感光体から中間転写体へのトナーの転写がされにくくなり、特に細線の虫喰い(中抜け状転写抜け)等が発生する。つまり、感光体表面の摩擦係数はある値以上とする必要があり、更に、中間転写体表面の摩擦係数は感光体表面の摩擦係数より少し大きめにするのが理想的な関係である。
本発明は、中間転写方式の画像形成装置において、像担持体と中間転写体との間における適正な摩擦レベルの関係を維持でき、濃度低下や細線の再現性の悪化を抑制できるようにすることを、その目的とする。
また、本発明は、トナー自体の形状等に起因する問題を極力少なくして画質向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、像担持体と、中間転写体と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写するための一次転写手段と、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための二次転写手段と、前記像担持体上の一次転写後の残トナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記像担持体に潤滑剤を回転部材により塗布する第一潤滑剤塗布手段と、二次転写後の前記中間転写体上の残トナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、前記中間転写体に潤滑剤を回転部材により塗布する第二潤滑剤塗布手段と、前記像担持体を駆動する像担持体駆動モータと、前記中間転写体を駆動する中間転写体駆動モータと、を備えた画像形成装置において、前記像担持体駆動モータの駆動負荷を検知する第一駆動負荷検知手段と、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷を検知する第二駆動負荷検知手段とを有し、前記像担持体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、且つ、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数を切り換える閾値を前記像担持体駆動モータの駆動負荷のレベルに応じて変更することを特徴とする。
請求項2載の発明では、像担持体と、中間転写体と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写するための一次転写手段と、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための二次転写手段と、前記像担持体上の一次転写後の残トナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記像担持体に潤滑剤を回転部材により塗布する第一潤滑剤塗布手段と、二次転写後の前記中間転写体上の残トナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、前記中間転写体に潤滑剤を回転部材により塗布する第二潤滑剤塗布手段と、前記像担持体を駆動する像担持体駆動モータと、前記中間転写体を駆動する中間転写体駆動モータと、を備えた画像形成装置において、前記像担持体駆動モータの駆動負荷を検知する第一駆動負荷検知手段と、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷を検知する第二駆動負荷検知手段とを有し、前記像担持体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、且つ、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数を切り換える閾値を前記中間転写体駆動源の駆動負荷のレベルに応じて変更することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記駆動負荷を電流値として検知することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材及び前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えを、画像形成中には行わないことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材及び前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材が繊維状回転体であることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記潤滑剤は脂肪酸金属塩であって、脂肪酸金属塩の金属が、亜鉛、鉄、カルシウム、アルミニウム、リチウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、セリウム、チタン、ジルコニウム、鉛、マンガンの中から選択される金属であって、脂肪酸金属塩の脂肪酸が、ラウリル酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミステリン酸、オレイン酸の中から選択される少なくとも一つ以上の脂肪酸であることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、使用するトナーの平均円形度が0.90〜0.99であることを特徴とする。
請求項8記載の発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、使用するトナーの形状係数SF−1が120〜180であり、形状係数SF−2が120〜190であることを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、体積平均粒径(μm)をDv、個数平均粒径(μm)をDnとしたとき、使用するトナーのDv/Dnが1.05〜1.30であることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体の摩擦係数<中間転写体の摩擦係数という関係が成り立つように像担持体及び中間転写体への潤滑剤塗布を行うことができ、濃度低下や細線再現不良、虫喰い等の不具合の発生を防止することができる。
また、画像形成中に像担持体や中間転写体の速度変動を生じさせることが無く、速度変動による色ズレや画像の伸び縮みの発生を抑制することができる。
また、潤滑剤の削り取り機能を高めることができるとともに、潤滑剤を像担持体(中間転写体)に均一に塗布することができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るタンデム型中間転写式の画像形成装置の一例を示す図である。同図において符号100は画像形成装置本体(以下「装置本体」と略す)、200は該装置本体を載せる給紙テーブルをそれぞれ示している。添え字Y、M、C、Kは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(黒)の各色をそれぞれ示す。その他の符号は以下の説明中で直接参照する。
装置本体100には、中央付近に、無端ベルト状の中間転写体としての中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、複数の支持ローラ14、15、16等に掛け回されて図中時計回り方向に回転可能となっている。
図中、支持ローラ16の左側には、中間転写体クリーニング手段としてのクリーニング装置17が設けられている。クリーニング装置17は画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する。
支持ローラ14と支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの画像形成手段18Y、18M、18C、18K(以下18Y、M、C、Kのように略記する。)が横に並べて配置され、タンデム型の画像形成部20が構成されている。
画像形成部20の上には、露光装置21が設けられている。画像形成部20の各画像形成手段18は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を担持する像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」ともいう)40Y、40M、40C、40Kを有している。
感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kから中間転写ベルト10にトナー像を転写する一次転写位置には、中間転写ベルト10を間に挟んで各感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kに対向するように一次転写手段の構成要素としての一次転写ローラ62Y、62M、62C、62Kが設けられている。
支持ローラ14は中間転写ベルト10を回転駆動する駆動ローラである。ブラック単色画像を中間転写ベルト10上に形成する場合には、駆動ローラ14以外の支持ローラ15、15’を移動させて、イエロー、マゼンタ、シアンの感光体40Y、40M、40Cを中間転写ベルト10から離間させることも可能である。
なお、本発明の実施は、本実施形態のようなタンデム型ではなく、感光体が一つしかない画像形成装置においても可能である。
中間転写ベルト10を挟んで画像形成部20の反対側には、二次転写手段としての2次転写装置22が備えられている。2次転写装置22は、図示例では、2次転写対向ローラ16に2次転写ローラ16’を押し当て転写電界を印加することで中間転写ベルト10上の画像を記録媒体としてのシートSに転写する。
2次転写装置22の横には、シートS上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。
画像転写後のシートSは、搬送ベルト24により定着装置25へと搬送される。搬送ベルト24は固定されたガイド部材でも良い。
2次転写装置22および定着装置25の下側には、上述した画像形成部20と略平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートSを反転するシート反転装置28が備えられている。
装置本体100に画像データが送られ、作像開始の信号を受けると、中間転写体駆動モータ120で支持ローラ14が回転駆動され、他の複数の支持ローラが従動回転して、中間転写ベルト10が回転する。同時に、個々の画像形成手段18で各感光体40上にそれぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの単色画像を形成する。
中間転写ベルト10の回転搬送とともに、それらの単色画像を一次転写位置62で順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
また、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択回転され、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートSが繰り出され、分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に入れられ、搬送ローラ対47で搬送されて装置本体100内の給紙路48に導かれ、レジストローラ対49に突き当てて止められる。
または、給紙ローラ50が回転して手差しトレイ51上のシートが繰り出され、分離ローラ52で1枚ずつ分離されて手差し給紙路53に入れられ、同じくレジストローラ対49に突き当てて止められる。
中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ対49が回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートSを送り込み、2次転写装置22で転写してシートS上にカラー画像を記録する。
画像転写後のシートSは、2次転写装置22で搬送されて定着装置25へと送り込まれ、定着装置25で熱と圧力とを加えられて転写画像を定着されて後、不図示の切換爪で切り換えられて排出ローラ対56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。
または、不図示の切換爪で切り換えられてシート反転装置28に入れられ、そこで反転して再び2次転写位置へと導かれ、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ対56で排紙トレイ57上に排出される。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写ベルト用のクリーニング装置17で中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去され、また、感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kは、像担持体クリーニング手段としてのクリーニング装置19Y、19M、19C、19Kで感光体上に残留するトナーをそれぞれ除去され、再度の画像形成に備える。
中間転写ベルト用のクリーニング装置17の構成を図2にて詳細に説明する。
クリーニング装置17は、中間転写ベルト10を懸架しているローラの一つである2次転写対向ローラ16の下流側に中間転写ベルト10に対向して配置されている。
中間転写ベルト10の回転方向上流側から、クリーニング装置17からのトナー飛散を防止するための入口シール101、中間転写ベルト10の回転方向とはカウンター方向に回転する第1ブラシローラ102、中間転写ベルト10上の転写残トナーを除去する第1クリーニングブレード103、中間転写ベルト10に潤滑剤107を塗布するための回転部材としての第2ブラシローラ104、中間転写ベルト10に塗布された潤滑剤を薄層化するための第2クリーニングブレード105が配置されている。
クリーニング装置17の最下部には廃トナーをクリーニング装置外に排出するための廃トナー搬送コイル106が設けられている。第1のクリーニングブレード103及び第2のクリーニングブレード105の中間転写ベルト10を介した対向位置にはクリーニング対向ローラ111、112が設けられている。
第1のクリーニングブレード103は、クリーニングフレーム114に軸支されて回動可能に支持された支持部材115に基端部を支持されている。第1のクリーニングブレード103は、支持部材115と、クリーニングフレーム114に一体に又は固定された係止片116との間に掛けられたバネ109により、中間転写ベルト10に対して付勢されている。
第2クリーニングブレード105は、クリーニングフレーム114に軸支されて回動可能に支持された支持部材117に基端部を支持されている。第2クリーニングブレード105は、支持部材117と、クリーニングフレーム114に一体に又は固定された係止片118との間に掛けられたバネ110により、中間転写ベルト10に対して付勢されている。
潤滑剤107はスプリング108により第2ブラシローラ104に適正圧で加圧される。
潤滑剤107、スプリング108、第2ブラシローラ104、第2クリーニングブレード105等は、クリーニング装置17内でサブユニット化されて、中間転写ベルト10に潤滑剤を塗布する第二潤滑剤塗布手段としての第二潤滑剤塗布装置17’を構成している。
なお、第1のクリーニングブレード103、第2のクリーニングブレード105の対向部材への食い込み量は、見かけ上の食い込み量を表示している。
潤滑剤107の材料は脂肪酸金属塩であって、脂肪酸金属塩の金属が、亜鉛、鉄、カルシウム、アルミニウム、リチウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、セリウム、チタン、ジルコニウム、鉛、マンガンの中から選択される金属であって、脂肪酸金属塩の脂肪酸が、ラウリル酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミステリン酸、オレイン酸の中から選択される少なくとも一つ以上の脂肪酸である。
特に、像担持体(中間転写体)の摩擦を低減する効果の大きいステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムが一層好ましい。
図1に示すように、中間転写体駆動モータ120には、中間転写体駆動モータ120の駆動負荷の大きさ(大きさ)を電流値として間接的に検知する第二駆動負荷検知手段としての電流計150が接続されており、電流計150は図示しないA/Dコンバータを介して制御手段152に接続されている。
図5に基づいて感光体ドラム40をクリーニングするためのクリーニング装置19の構成等を詳細に説明する。
クリーニング装置19は、感光体ドラム40の回転方向上流側から、クリーニング装置19からのトナー飛散を防止するための入口シール121、感光体ドラム40の回転方向とはカウンター方向に回転する第1ブラシローラ122、感光体ドラム40上の転写残トナーを除去する第1クリーニングブレード123、感光体ドラム40に潤滑剤127を塗布するための回転部材としての第2ブラシローラ124、感光体ドラム40に塗布された潤滑剤を薄層化するための第2クリーニングブレード125が配置されている。
クリーニング装置19の最下部には廃トナーをクリーニング装置外に排出するための廃トナー搬送コイル126が設けられている。
潤滑剤127はスプリング128により第2ブラシローラ124に適正圧で加圧される。
図5において、符号2は感光体ドラム40を帯電する帯電手段を、Lbは露光光を示している。
潤滑剤127、スプリング128、第2ブラシローラ124、第2クリーニングブレード125等は、クリーニング装置19内でサブユニット化されて、感光体ドラム40に潤滑剤を塗布する第一潤滑剤塗布手段としての第一潤滑剤塗布装置19’を構成し、不図示の接離手段によって感光体ドラム40に対して接離可能となっている。
感光体ドラム40は像担持体駆動モータ130で回転駆動され、像担持体駆動モータ130には、像担持体駆動モータ130の駆動負荷の大きさ(大きさ)を電流値として間接的に検知する第二駆動負荷検知手段としての電流計154が接続されており、電流計154は図示しないA/Dコンバータを介して制御手段152に接続されている。
次に、本実施形態の制御動作を説明する。
まず、中間転写ベルト10の摩擦係数制御について説明する。
プリント信号が入り、中間転写ベルト10の駆動ローラ14を駆動モータ120により回転させると同時にモータの電流値を検知する。その時検知した電流値が予め設定した規定値A〜B(A<B)の範囲内であれば、図3に示すように、第2ブラシローラ104を初期設定値Cの回転数で駆動する。
モータ電流値が規定値Aを下回った場合、すなわち、中間転写ベルト10の摩擦係数が低い場合は、第2ブラシローラ104を初期設定値Cの50%の回転数で駆動する。
これにより、中間転写ベルト10への潤滑剤供給量が減るので摩擦係数は上昇し、やがて規定値A〜Bの範囲内入ると回転数を初期設定値Cに戻す。
逆にモータ電流値がBを超えた場合、すなわち、中間転写ベルト10の摩擦係数が高い場合には、第2ブラシローラ104を初期設定値Cの150%の回転数で駆動する。
これにより、中間転写ベルト10への潤滑剤供給量が増えるので摩擦係数は低下し、やがて規定値A〜Bの範囲内入ると回転数を初期設定値Cに戻す。
以上のように、中間転写ベルト10の摩擦係数に応じて第二潤滑剤塗布部材(第二潤滑剤塗布手段の回転部材)である第2ブラシローラ104の回転数を変えて潤滑剤107の塗布量をコントロールするので、中間転写ベルト10の摩擦係数を安定して制御することができる。
次に、感光体ドラム40の摩擦係数制御について説明する。
プリント信号が入り、感光体ドラム40を像担持体駆動モータ130により回転させると同時にモータの電流値を検知する。その時検知した電流値が予め設定した規定値X〜Y(X<Y)の範囲内であれば、図4に示すように、第2ブラシローラ124を初期設定値Zの回転数で駆動する。
モータ電流値が規定値Xを下回った場合、すなわち、感光体ドラム40の摩擦係数が低い場合は、第2ブラシローラ124を初期設定値Zの50%の回転数で駆動する。
これにより、感光体ドラム40への潤滑剤供給量が減るので摩擦係数は上昇し、やがて規定値X〜Yの範囲内入ると回転数を初期設定値Zに戻す。逆にモータ電流値がYを超えた場合、すなわち、感光体ドラム40の摩擦係数が高い場合には、第2ブラシローラ124を初期設定値Zの150%の回転数で駆動する。
これにより、感光体ドラム40への潤滑剤供給量が増えるので摩擦係数は低下し、やがて規定値X〜Yの範囲内入ると回転数を初期設定値Zに戻す。
以上のように、感光体ドラム40の摩擦係数に応じて第一潤滑剤塗布部材(第一潤滑剤塗布手段の回転部材)である第2ブラシローラ124の回転数を変えて潤滑剤127の塗布量をコントロールするので、感光体ドラム40の摩擦係数を安定して制御することができる。
本実施形態では更に、感光体駆動モータ130の電流値が例えばYを超えた場合、すなわち感光体の摩擦係数が高くなった場合には、第二潤滑剤塗布装置17'の第2ブラシローラ104の回転数を変更するA、Bの値(閾値)を大きい値に変更する。すなわち図3の右方向にシフトする。
そうすることで中間転写ベルト10、感光体ドラム40の摩擦係数をそれぞれ制御するとともに中間転写ベルトの摩擦係数>感光体の摩擦係数という関係を確実に保つことができる。
一方、中間転写ベルト駆動モータ120の電流値が例えばAを下回った場合、すなわち中間転写ベルト10の摩擦係数が低い場合には、第一潤滑剤塗布装置19'の第2ブラシローラ124の回転数を変更するX、Yの値(閾値)を小さい値に変更する。すなわち、図4の左方向にシフトする。
それにより中間転写ベルト10、感光体ドラム40の摩擦係数をそれぞれ制御するとともに中間転写ベルトの摩擦係数>感光体の摩擦係数という関係を確実に保つことができる。
上記例では、回転数の変更値を初期設定値C及びZの50%、150%としたが、この値に限定される趣旨ではない。また、モータ電流値の閾値をそれぞれ2種類だけとしたが、これを増やしてより細かく制御する程、摩擦係数をより安定して制御することが可能である。
本実施形態では、第一潤滑剤塗布装置19'の第2ブラシローラ124及び第二潤滑剤塗布装置17'の第2ブラシローラ104の回転数の切り換えは、画像形成中には行わないようにしている。
これにより、画像形成中に感光体40や中間転写ベルト10の速度変動を生じさせることが無く、速度変動による色ズレや画像の伸び縮みの発生を抑制することができる。
第一潤滑剤塗布装置19'の第2ブラシローラ124及び第二潤滑剤塗布装置17'の第2ブラシローラ104は繊維状回転体であるので、潤滑剤の削り取り効果が高く、また、その潤滑剤を像担持体(中間転写体)に均一塗布するのに有効である。
上記実施形態では、像担持体、中間転写体の摩擦レベルを、像担持体駆動モータ130、中間転写体駆動モータ120の電流値を検出して、駆動負荷を間接的に判断することとしたが、モータのトルクを検出して直接的に判断するようにしてもよい。
以下に、本発明に好適に用いられるトナーについて説明する。
(円形度および円形度分布)
本発明におけるトナーは特定の形状と形状の分布を有することが重要であり、平均円形度が0.90未満で、球形からあまりに離れた不定形の形状のトナーでは、満足した転写性やチリのない高画質画像が得られない。
なお形状の計測方法としては粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法が適当である。この手法で得られる投影面積の等しい相当円の周囲長を実在粒子の周囲長で除した値である平均円形度が0.90〜0.99のトナーが適正な濃度の再現性のある高精細な画像を形成するのに有効であることが判明した。
より好ましくは、平均円形度が0.93〜0.97で円形度が0.94未満の粒子が10%以下である。また、平均円形度が0.99を越えた場合、ブレードクリーニングなどを採用しているシステムでは、感光体上および転写ベルトなどのクリーニング不良が発生し、画像上の汚れを引き起こす。
例えば、画像面積率の低い画像を出力する場合、転写残トナーが少なく、クリーニング不良が問題となることはないが、カラー写真画像など画像面積率の高い画像を出力する場合、さらには、給紙不良等で未転写の大きさの画像が感光体上に残ってしまった場合、クリーニング不良が発生しやすい。上述したクリーニング不良を頻発するようになると、更には、感光体を接触帯電させる帯電ローラ等を汚染してしまい、本来の帯電能力を発揮できなくなってしまう。
(円形度の測定方法)
フロー式粒子像分析装置FPIA−2100(東亜医用電子株式会社製)により平均円形度として計測できる。具体的な測定方法としては、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスフォン酸塩を0.1〜0.5ml加え、更に測定試料を0.1〜0.5g程度加える。試料を分散した懸濁液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、分散液濃度を3000〜1万個/μlとして前記装置によりトナーの形状及び分布を測定することによって得られる。
(形状係数SF−1、SF−2)
ここでいう形状係数SF−1とは、図6に示すように、球形物質の形状の丸さの割合を示す値であり、球形物質を2次元平面上に投影して出来る楕円状図形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割って、100π/4を乗じたときの値で表される。つまり、形状係数SF−1は、次式、
SF−1={(MXLNG)/AREA}×(100π/4)
で定義されるものである。
このSF−1の値が100の場合には、物質の形状が真球状となり、SF−1の値が大きくなるほど、物質の形状は不定形となる。
また、形状係数SF−2は、図7に示すように、物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、物質を2次元平面上に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで割って、100/4πを乗じたときの値で表される。つまり、形状係数SF−2は、次式、
SF−2={(PERI)/AREA}×(100/4π)で定義されるものである。
SF−2の値が100の場合には、物質の表面に凹凸が存在しないことになり、SF−2の値が大きくなるほど、物質の表面の凹凸は顕著となる。
なお、本発明の実施の形態では、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用い、トナー像を100回無作為にサンプリングし、その画像情報は、ニレコ社製画像解析装置(LUSEX3)に導入して解析を行い、上式より算出したものである。
トナーの形状が球形に限りなく近づく(SF−1、SF−2ともに100に近づく)と、転写効率が高くなることが本発明者の検討により明らかになった。これは、形状効果によりトナー粒子と該トナー粒子と接触するモノ(トナー粒子同士、像担持体等)との間では点接触しかしないために、トナー流動性が高まったり、像担持体等に対する吸着力(鏡映力)が弱まって、転写電界の影響を受けやすくなるためと考えられる。
一方、トナーの形状が球形に近づくと、メカ的なクリーニング(ブレードクリーニング等)に対して不利に働く。
このことは上述したように、トナー流動性が高まったり、像担持体等に対する吸着力(鏡映力)が弱まって、クリーニング部材と像担持体との僅かな間隙を容易にトナーが通過してしまう。よってクリーニング性の面からは、トナーの形状としては、ある程度異形化(SF−1の値が100より大きくなる方向)していたり、ある程度凸凹(SF−2の値が100より大きくなる方向)していた方が好ましい。
以上の観点から、本発明では、SF−1を120〜180、SF−2を120〜190と規定している。
(Dv/Dn(体積平均粒径/個数平均粒径の比))
Dv/Dnとは、トナーの粒度分布を表すパラメータの一つである。
トナーの体積平均粒径(Dv)が4〜8μmであり、個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.05〜1.30、好ましくは1.10〜1.25である乾式トナーによると、トナーの粒度分布が狭くなるため、以下のメリットが発生する。
トナー粒径面での選択現像(画像パターンに応じた(適した)トナー粒径を持つトナー粒子が選択的に現像される)といった現象が発生しにくいため、常時、安定した画像を形成することができる。
トナーリサイクルシステムを塔載している場合、転写されにくい小サイズのトナー粒子が量的に多くリサイクルされることになるが、もともとトナーの粒度分布が狭いため、上述した作用を受けにくく、このことからも常時、安定した画像を形成することができる。
二成分現像剤においては、長期に亘るトナーの収支が行われても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なくなり、現像装置における長期の攪拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
一成分現像剤として用いた場合においても、トナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なくなると共に、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着がなく、現像装置の長期の使用(攪拌)においても、良好で安定した現像性及び画像が得られた。
一般的には、トナーの粒子径は小さければ小さい程、高解像で高画質の画像を得る為に有利であると言われているが、逆に転写性やクリーニング性に対しては不利である。また、本発明の範囲よりも体積平均粒子径が小さい場合、二成分現像剤では現像装置における長期の攪拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させたり、一成分現像剤として用いた場合には、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着を発生させやすくなる。
また、これらの現象は微粉の含有率が本発明の範囲より多いトナーにおいても同様である。
逆に、トナーの粒子径が本発明の範囲よりも大きい場合には、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなると共に、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなる場合が多い。また、体積平均粒子径/個数平均粒子径が1.30よりも大きい場合も同様であることが明らかとなった。
また、体積平均粒子径/個数平均粒子径が1.05より小さい場合には、トナーの挙動の安定化、帯電量の均一化の面から好ましい面もあるが、細線部分を小サイズ粒子で現像、一方、ベタ画像を大サイズ粒子を中心に現像するといったトナー粒径による機能分離ができにくくなるため、かえって好ましくない。
(トナー粒径に関わる測定方法)
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。
得られた分布から、トナーの体積平均粒径(Dv)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 中間転写体クリーニング手段及び第二潤滑剤塗布手段を示す図である。 中間転写体駆動モータの電流値、中間転写体の摩擦係数、及びブラシ回転数との関係を示すグラフである。 像担持体駆動モータの電流値、感光体の摩擦係数、及びブラシ回転数との関係を示すグラフである。 像担持体クリーニング手段及び第一潤滑剤塗布手段を示す図である。 形状係数SF−1を説明するためのトナー形状の模式図である。 形状係数SF−2を説明するためのトナー形状の模式図である。
符号の説明
10 中間転写体としての中間転写ベルト
17 中間転写体クリーニング手段
17’ 第二潤滑剤塗布手段としての第二潤滑剤塗布装置
19 像担持体クリーニング手段
19’ 第一潤滑剤塗布手段としての第一潤滑剤塗布装置
22 二次転写手段としての二次転写装置
40 像担持体としての感光体ドラム
62 一次転写手段としての一次転写ローラ
104 回転部材としての第2ブラシローラ104
107、127 潤滑剤
120 中間転写体駆動モータ
124 回転部材としての第2ブラシローラ124
130 像担持体駆動モータ
150 第二駆動負荷検知手段としての電流計
152 制御手段
154 第一駆動負荷検知手段としての電流計

Claims (9)

  1. 像担持体と、中間転写体と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写するための一次転写手段と、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための二次転写手段と、前記像担持体上の一次転写後の残トナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記像担持体に潤滑剤を回転部材により塗布する第一潤滑剤塗布手段と、二次転写後の前記中間転写体上の残トナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、前記中間転写体に潤滑剤を回転部材により塗布する第二潤滑剤塗布手段と、前記像担持体を駆動する像担持体駆動モータと、前記中間転写体を駆動する中間転写体駆動モータと、を備えた画像形成装置において、
    前記像担持体駆動モータの駆動負荷を検知する第一駆動負荷検知手段と、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷を検知する第二駆動負荷検知手段とを有し、前記像担持体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、且つ、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数を切り換える閾値を前記像担持体駆動モータの駆動負荷のレベルに応じて変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体と、中間転写体と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写するための一次転写手段と、前記中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体に転写するための二次転写手段と、前記像担持体上の一次転写後の残トナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記像担持体に潤滑剤を回転部材により塗布する第一潤滑剤塗布手段と、二次転写後の前記中間転写体上の残トナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、前記中間転写体に潤滑剤を回転部材により塗布する第二潤滑剤塗布手段と、前記像担持体を駆動する像担持体駆動モータと、前記中間転写体を駆動する中間転写体駆動モータと、を備えた画像形成装置において、
    前記像担持体駆動モータの駆動負荷を検知する第一駆動負荷検知手段と、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷を検知する第二駆動負荷検知手段とを有し、前記像担持体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、且つ、前記中間転写体駆動モータの駆動負荷の大きさに応じて前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えが可能であり、前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数を切り換える閾値を前記中間転写体駆動源の駆動負荷のレベルに応じて変更することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記駆動負荷を電流値として検知することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材及び前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材の回転数の切り換えを、画像形成中には行わないことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第一潤滑剤塗布手段の回転部材及び前記第二潤滑剤塗布手段の回転部材が繊維状回転体であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記潤滑剤は脂肪酸金属塩であって、脂肪酸金属塩の金属が、亜鉛、鉄、カルシウム、アルミニウム、リチウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、セリウム、チタン、ジルコニウム、鉛、マンガンの中から選択される金属であって、脂肪酸金属塩の脂肪酸が、ラウリル酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミステリン酸、オレイン酸の中から選択される少なくとも一つ以上の脂肪酸であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    使用するトナーの平均円形度が0.90〜0.99であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    使用するトナーの形状係数SF−1が120〜180であり、形状係数SF−2が120〜190であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    体積平均粒径(μm)をDv、個数平均粒径(μm)をDnとしたとき、使用するトナーのDv/Dnが1.05〜1.30であることを特徴とする画像形成装置。
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