JP4225867B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
転写紙を反転させ、再度転写紙の別の面にトナーを転写し定着する方式が一般的に使用されている。
このため、転写装置から搬出された転写紙がベルト部材でガイドされることにより、転写紙が加熱ローラと加圧ローラのニップ部にスムーズに搬送され、未定着のトナー像が乱れるのを防止することができる。
図1は、記録媒体としての転写紙両面に同時に画像を形成可能な画像形成装置を示す断面図である。
回転可能に支持され、矢印方向に回転する第1の像担持体(感光体)1の外周部には、クリーニング装置2、除電装置3、帯電装置4、現像装置5が設けられている。帯電装置4と現像装置5の間には、露光装置6から発せられる光情報が入るスペースが確保されている。第1の像担持体(感光体)1は4個(a,b,c,d)配設され、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は同じであるが、現像装置5が扱う色材(トナー)の色が異なり、フルカラーの画像形成装置の場合、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック用の4色の現像装置が設けられる。
また、第1の像担持体1は樹脂フィルムとゴム層との2層構成にしてもよい。例えば、ポリイミド層とウレタンゴム層である。
表面硬度は、65度以下が望ましく、実施例ではJIS−A 50度のものを使用している。
第3の像担持体40は、矢印方向に移動可能に回転ローラ41、42、43間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第2の転写手段44が設けられている。第3の像担持体40のベルトループの外側に、チャージャ45、第3の像担持体用クリーニング装置46などが配備されている。クリーニング装置46は、記録媒体としての転写紙Pにトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。
ソレノイド30eは、定着入口ローラ30cに直結され、ソレノイド30eの動作で加圧ベルト30dと定着ローラ30a,30bのニップ部を通る搬送経路との搬送角度を変更することが可能である。
形状係数SF−1、SF−2とは、トナーの形状を表すパラメータの一つであり、粉体工学の分野では馴染みのパラメータである。
ここでいう形状係数SF−1とは、図4に示すように、球形物質の形状の丸さの割合を示す値であり、球形物質を2次元平面上に投影してできる楕円状図形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じたときの値で表される。
つまり、形状係数SF−1は、次式、
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)
で定義されるものである。
このSF−1の値が100の場合には、物質の形状が真球状となり、SF−1の値が大きくなるほど、物質の形状は不定形となる。
形状係数SF−2は、図5に示すように、物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、物質を2次元平面上に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで割って、100/4πを乗じたときの値で表される。
つまり、形状係数SF−2は、次式、
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π)で定義されるものである。
SF−2の値が100の場合には、物質の表面に凹凸が存在しないことになり、SF−2の値が大きくなるほど、物質の表面の凹凸は顕著となる。
トナーの形状が球形に限りなく近づく(SF−1、SF−2ともに100に近づく)と、転写効率が高くなることが本発明者の検討により明らかになった。これは、形状効果によりトナー粒子と該トナー粒子と接触するモノ(トナー粒子同士、像担持体など)との間では点接触しかしないために、トナー流動性が高まったり、像担持体等に対する吸着力(鏡映力)が弱まって、転写電界の影響を受けやすくなるためと考えられる。
本発明の画像形成装置で使用するトナーを、トナーの 体積平均粒径(Dv)が 4〜8μmであり、個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.05〜1.30、好ましくは1.10〜1.25である乾式トナーとすると、トナーの粒度分布が狭くなるため、次のようなメリットが発生する。
トナーリサイクルシステムを塔載している場合、転写されにくい小サイズのトナー粒子が量的に多くリサイクルされることになるが、もともとトナーの粒度分布が狭いため、上述した作用を受けにくく、このことからも常時、安定した画像を形成することができる。
2成分現像剤において、長期にわたるトナーの収支が行われても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なくなり、現像装置における長期の攪拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
1成分現像剤として用いた場合において、トナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なくなると共に、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化するためのブレード等の部材へのトナーの融着がなく、現像装置の長期の使用(攪拌)においても、良好で安定した現像性及び画像が得られる。
また、これらの現象は微粉の含有率が本発明の範囲より多いトナーにおいても同様である。
また、体積平均粒径(Dv)/個数平均粒径(Dn)が1.30よりも大きい場合も同様であることが明らかとなった。
また、体積平均粒径(Dv)/個数平均粒径(Dn)が1.05より小さい場合には、トナーの挙動の安定化、帯電量の均一化の面から好ましく、また、細線部分を小サイズ粒子で現像することが好ましい。一方、ベタ画像を大サイズ粒子を中心に現像するといったトナー粒径による機能分離ができにくくなるため、かえって好ましくない。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、さらに測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャとして100μmアパーチャを用いて、トナー粒子またはトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの体積平均粒径(Dv)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。
記録媒体としての転写紙Pの坪量が104.7g/m2未満の用紙の場合で、定着ローラ30aと定着ローラ30bのニップ部を通る転写紙の搬送経路と加圧ベルト30dのなす搬送角度は、X=60°である。
図3の転写装置は、前記問題を解決したもので、転写紙Pの坪量が厚紙のように、104.7g/m2以上の場合、定着搬送角度を変更し、搬送角度Yを70°以上に設定し、転写紙の跳ねあがりによる衝突を防止している。
この角度の変更は、転写紙の用紙の種類によって設定され、用紙の種類は図示しないオペレーションパネルあるいはホストコンピュータより指示される。
まず、第1の像担持体1(感光体)による、作像が行われる。
露光装置6の作動により、図示しないLD光源からのレーザ光は、図示しない光学部品を経て、帯電装置4で一様に帯電された第1の像担持体1のうち、aと記した感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。
第1の像担持体1の表面は、残存するトナーがクリーニング装置2でクリーニングされ、除電装置3で除電され次の作像サイクルに備える。
次に、bと記された第1の像担持体(感光体)1に、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色のトナーで現像され顕像となる。この像は、すでに第2の像担持体10に乗って形成されている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。
給紙ローラ27が反時計方向に回転すると、給紙装置(給紙カセット)26内の最上部にある転写紙Pが引き出され、レジストローラ対28に搬送される。
転写に際して、転写紙Pは画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングがとられて搬送される。
チャージャ45からプラス極性の電荷与えることで、第3の像担持体40表面のマイナス極性のトナーは吸引されて、転写紙Pの他の面に転写される。
転写紙Pは、転写後その先端は加圧ベルト30dに送られ、定着ローラ30a及び定着ローラ30bで両面の定着が行われる。
定着手段30で、転写紙上の両面のトナー像が一度に溶融、定着され、排紙ガイド対31を経て排紙ローラ対32により本体フレーム上部の排紙スタック部50に排出される。
このような頁揃えのための作像順は画像データをメモリーに貯蔵する公知の技術で、また正、逆像(鏡像)に切り換える露光も、公知の画像処理技術により、実現できる。
Claims (1)
- 記録媒体の一方の面に像を転写する第1の転写手段と、
前記第1の転写手段に対向して設けられ、前記記録媒体の裏面に像を転写する第2の転写手段と、
前記記録媒体の両面に像を形成した後、該両面の未定着の画像を定着させる定着手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記定着手段が、
前記第1の転写手段側に設けられた第1の定着部材と、
該第1の定着部材に対向して配置される第2の定着部材と、
該第2の定着部材に対して前記第2の転写手段側に設けられた支持部材と、
前記第2の定着部材および前記支持部材に巻回され、前記第2の転写手段から搬出される前記記録媒体を前記第1の定着部材と前記第2の定着部材のニップ部を通る搬送経路に案内するベルト部材と
を有し、
前記ニップ部は、前記第2の転写手段を通過するときの記録媒体搬送方向に対して前記第1の転写手段側にずれて配置され、
前記支持部材は、前記ニップ部よりも上流側であって、且つ、前記第2の転写手段による転写位置よりも前記第2の転写手段を通過するときの記録倍体搬送方向に対して前記第1の転写手段と反対側に離間して配置され、
前記ベルト部材は、前記第2の転写手段を通過するときの記録媒体搬送方向に対して傾斜するように配置されるとともに、前記記録媒体と該ベルト部材とが当接する搬送角度を可変することで該記録媒体の搬送方向後端の衝突を防止する
ことを特徴とする画像形成装置。
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