JPH06194947A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH06194947A
JPH06194947A JP4357785A JP35778592A JPH06194947A JP H06194947 A JPH06194947 A JP H06194947A JP 4357785 A JP4357785 A JP 4357785A JP 35778592 A JP35778592 A JP 35778592A JP H06194947 A JPH06194947 A JP H06194947A
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JP
Japan
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developer
toner
developing
developing device
carrier
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Application number
JP4357785A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Kobayashi
克彰 小林
Nobuhiro Hayashi
信弘 林
Sei Tomiki
聖 冨木
Atsushi Hosoi
細井  敦
Shigeo Kimura
木村  茂雄
Atsushi Asai
淳 浅井
Hidekazu Maruta
秀和 丸田
Akira Yamamoto
山本  明
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、未現像トナーがシー
ル部材当接部を通過可能な程度に軽圧で、かつ、強振動
時にトナーの噴き出しのないよう、シール部材の当接部
から自由端部までの距離及びその近傍の装置構成等の適
正化を図った現像装置を提供することにある。 【構成】 弾性シール部材14eの一端を現像剤容器1
4bの開口底部に取り付け、他端の自由端が現像スリー
ブ14aとの面当接部に包含されて該自由端の先端と現
像スリーブ14aとの隙間ができないように当接させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置、画像記録装
置、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置におい
て、電子写真感光体や静電記録誘電体等から成る潜像担
持体上に形成した静電潜像を現像して可視化するために
使用する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写装置や画像記録装置、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、電子写
真感光体や静電記録誘電体等から成る潜像担持体上に形
成した静電潜像を、現像装置により現像してトナー像と
して可視化している。
【0003】このような現像装置の一つとして、乾式一
成分現像装置が種々提案され、また、実用化されてい
る。しかし、いずれの現像装置でも、現像剤担持体上に
一成分現像剤であるトナーの薄層を形成することは困難
である。
【0004】しかるに、画像の解像力、鮮明度等の向上
が求められている現在、トナーの薄層形成方法及びその
装置に関する開発は必須となっており、また、これに対
していくつかの方策が提案されている。
【0005】例えば、特開昭54−43038号に示さ
れているように、現像剤担持体の現像スリーブにゴムま
たは金属製の弾性ブレードを当接させ、この弾性ブレー
ドと現像スリーブとの当接部の間をトナーを通過させて
規制することにより、現像スリーブ上にトナーの薄層を
形成し、かつ当接部での摩擦でトナーに十分なトリボを
付与させるものがある。
【0006】この場合、上記の弾性ブレードにより非磁
性トナーを規制するときには、現像スリーブ上にトナー
を供給するトナー供給部材が別途必要となる。これは、
磁性トナーの場合には現像スリーブ内の磁石の磁力によ
り現像スリーブ上にトナーを供給することができるが、
非磁性トナーの場合には磁力によるトナーの供給が行え
ないためである。
【0007】そこで、図8に示すような現像装置が提案
された。この従来の現像装置では、一成分現像剤として
非磁性トナー14tを収容した現像剤容器2内に、弾性
ブレード14cよりも現像スリーブ14aの回転方向上
流側の位置で現像スリーブ14aに当接するポリウレタ
ンフォーム、スポンジ等から成る発泡体、あるいは、フ
ァーブラシを用いた弾性ローラ14dを設け、矢印c方
向に回転させることにより現像スリーブ14a上にトナ
ー14tを供給するようになっている。その後トナー1
4tは現像スリーブ14aの回転に伴い弾性ブレード1
4cと現像スリーブ14aの当接部へ送られ薄層化さ
れ、感光ドラム11上の静電潜像の現像に供される。そ
して、現像スリーブ14a上の現像に消費されずに残存
したトナー14tは弾性ローラ14dにより剥取られ、
かつ上述したように弾性ローラ14dにより新たなトナ
ー14tが供給され上述の動作を繰り返す。
【0008】また、現像剤容器14bのトナー回収部分
には現像スリーブ14aに対し軽圧当接した可撓性のシ
ール部材14eを設け、未現像トナー14tの通過を許
容すると共に現像剤容器14b内のトナー14tが容器
14bの下部から漏出するのを防止している。
【0009】このような構成をとることで、現像スリー
ブ14a上に非磁性トナー14tの薄層を良好に形成
し、感光ドラム11上の静電潜像を良好に現像すること
ができ、現像により高濃度、広面積のべた黒画像を忠実
に再現して常に安定した画像を得ることが可能となっ
た。また、下部シール部材14eの働きにより現像剤容
器14b内のトナー14tの容器14bの下部からの漏
出も抑えることができた。
【0010】ところで、画像形成装置として、上部フレ
ームと下部フレームとを上下回動自在に連結し、その上
部フレームに、上記従来例の現像装置を装着する構成を
とるものを使用すると、上部フレーム開閉時のショック
で、現像剤容器下部シール部材当接部よりトナーが著し
く漏れ出す現像が発生した。
【0011】この原因は、現像スリーブ下部に当接して
いる可撓性シートからなるシール部材が、その自由端部
を含まず、スリーブに当接していたため、図9に示すよ
うに、強い振動によってシール部材自由端部とスリーブ
の隙間から、現像剤容器内のトナーが噴き出すためであ
る。
【0012】この問題を解決するためには、上記シール
部材の厚みを厚くする等で、スリーブ当接部での圧力を
上げる方法が考えられる。
【0013】次に、別の従来例について説明する。従来
の現像剤漏出防止手段としては図16、図17に示すよ
うに現像剤容器103と現像剤担持体101の間に羊毛
フェルト等のシール部材を貼って間隙を埋める方式や、
図18、図19に示すように現像剤担持体101に磁石
を内包し磁性体を含む現像剤を用いる装置においては、
現像剤担持体101と微小間隙を設けて磁性体107を
対向させ、磁界によって現像剤の漏出を防ぐ方式が実用
化されている。
【0014】また、別の防止方法としては、現像剤担持
体たる現像スリーブ下部と現像剤容器の下部フレームの
隙間を狭くする方法が採られている。
【0015】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のによれば、以下のような問題点があった。先
ず、図8及び図9に示す従来例においては、強い振動等
によるトナーの噴き出しは改善されるが、通常動作時、
未現像トナーがシール当接部を通過できなくなり、こぼ
れ落ちるという弊害が発生する。
【0016】また、上記強振動時の現像剤容器開口下部
からのトナーの噴き出しは、図9にLで示す長さ、つま
りシール部材の当接部にてスリーブ回転方向最下流点か
らシール部材自由端までの長さが長いほど悪化し、あま
りにも長い場合は通常動作時でさえトナーが噴き出して
しまう場合もある。そしてこの現象は、低湿環境下や、
トナーとして小粒径のものを使用すると、さらに悪化し
てしまう。
【0017】また、図16ないし図19に示す従来例に
よれば、次のような問題点があった。先ず、羊毛フェル
ト方式の場合は、現像剤担持体とフェルトとの摩擦熱に
より現像剤のブロッキングが発生することがあり、その
ための現像剤の漏出を防ごうとして間隙におけるフェル
トの密度や圧を上げると現像剤担持体の駆動トルクが上
がって回転ムラが出たり、現像装置の潜像担持体への加
圧不良が発生することがあった。次に、磁界を利用する
方式の場合は、第一に、非磁性現像剤を使用する場合に
は使用できないということと、第二に機械的な衝撃等で
一度漏出した現像剤は回収出来ないという問題点があっ
た。
【0018】また、現像スリーブと現像剤容器の隙間を
狭くする方法を採る従来例においては、隙間を1mm以
下、好ましくは0.5mm以下にすることが必要であっ
た。しかしながら、この精度を一定に保つのは大変困難
であり、また、隙間が狭いためトナー攪拌による振動や
外的圧力等により、現像剤容器の下部フレームがスリー
ブ表面に接触し、それによりスリーブ表面に傷やトナー
のスリーブへの融着が発生するなどの問題があった。
【0019】そこで、上記下部フレームに磁性体、磁石
を配置させる方法が提案された。この方法では、隙間が
1〜2mm程度であっても、トナー飛散に対する効果は
あり、磁石とスリーブ表面との接触を避けることができ
た。
【0020】しかし、磁石と現像マグネット間に磁石吸
引力が発生し、それにより特に小径の現像マグネットロ
ーラやモールドのマグネットローラを使用した場合、上
記マグネットロールが変形してしまう等の問題があり、
現像ムラ・スジ等の不良画像が発生することがあった。
【0021】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、未現像トナーがシール部材当接部を通過可能な程度
に軽圧で、かつ、強振動時にトナーの噴き出しのないよ
う、シール部材の当接部から自由端部までの距離及びそ
の近傍の装置構成等の適正化を図った現像装置を提供す
ることにある。
【0022】また、本発明の第二の目的は、上記問題点
を解決し、現像剤のブロッキングの発生、現像担持体の
回転負荷の増大、及び潜像担持体への加圧不良を防止
し、非磁性現像剤の使用及び漏出した現像剤の回収が可
能な現像装置を提供することにある。
【0023】さらに、本発明の第三の目的は、上記問題
点を解決し、現像剤容器の下部フレームに磁石等を配設
した現像装置において、小径の現像マグネットネットロ
ーラやモールドのマグネットネットローラを使用した場
合でも、現像ムラ・スジ等の画像不良を発生させること
のない現像装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、トナーのみから成る一成分現像剤を
収容する現像剤容器と、潜像を担持せしめる潜像担持体
に対向して現像部を形成するように上記現像剤容器の開
口部に配設され、上記現像剤容器から上記現像部へトナ
ー粒子を担持・搬送し該潜像担持体へ該トナー粒子を供
給する現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して設け
られた回動可能なトナー供給手段と、該トナー供給手段
の上記現像剤担持体回転方向下流に当接して、該現像剤
担持体上に塗布されるトナー粒子の量を規制する弾性規
制部材と、上記現像剤容器の上記潜像担持体と対向する
開口部下端に一端を支持され、他端の自由端側が上記現
像部よりも現像剤担持体回転方向下流側で該現像剤担持
体に面当接して現像剤容器開口部下部をシールする可撓
性を有する弾性シートから形成されたシール部材とを備
えた現像装置において、上記シール部材は、自由端が、
上記現像剤担持体との面当接部に包含されるように配設
されていることにより達成される。
【0025】また、本願第二発明によれば、上記第二の
目的は、開口部を有する現像剤容器と、該開口部に配設
され該現像剤容器から現像剤の供給を受けその表面に現
像剤を担持して潜像を現像する現像剤担持体と、該現像
剤担持体端部と上記開口部との間隙より現像剤が漏出す
るのを防止する現像剤漏出防止手段を有する現像装置に
おいて、上記現像剤漏出防止手段は、温度によって形状
が変化する部材で形成されていることにより達成され
る。
【0026】さらに、本願第三発明によれば、上記第三
の目的は、潜像を担持する潜像担持体に対向した開口部
を有する現像剤容器と、該開口部に有端または無端移動
自在に配設され現像剤層を表面に形成して現像剤を上記
現像剤担持体に供給する現像剤担持体と、該現像剤担持
体の内部で支持された磁界発生手段とを備えた現像装置
において、上記開口部周辺の下部フレームにおける上記
磁界発生手段の磁極と対向する位置に、上記現像剤担持
体の軸方向に沿って磁極を交互に配置した現像剤飛散防
止の磁界発生手段を配設したことにより達成される。
【0027】
【作用】本願第一発明によれば、シール部材の現像剤担
持体に対する面当接部には、該シール部材の自由端が包
含されるので、所定の軽圧で当接させても該自由端の先
端部と上記現像剤担持体との隙間がなくなり、現像剤の
適度な通過を妨げることなく現像剤の漏出を防ぐ。
【0028】また、本願第二発明によれば、現像剤漏出
手段が温度によって形状が変化する部材で形成されてい
るので、例えば現像剤担持体との摩擦熱により該現像剤
漏出手段の温度が所定温度を超えたときに、該現像剤担
持体から離れる方向に形状が変化するように設定すれ
ば、長時間の使用により上記摩擦熱が発生したときに、
現像剤担持体に対する当接圧を軽減し、現像剤のブロッ
キングを発生させない。
【0029】さらに、本願第三発明によれば、現像剤担
持体内の磁界発生手段の磁極と逆極性を有する現像剤飛
散防止の磁界発生手段の磁極によって、現像剤担持体上
に形成される現像剤の穂が増長し、その穂によって現像
剤の飛散が防止される。また、それと同時に、上記現像
剤担持体内の磁界発生手段の磁極と同極性を有する現像
剤飛散防止の磁界発生手段の磁極によって、上記現像剤
担持体内の磁界発生手段の変形が防止される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳しく説明する。
【0031】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1ないし図5に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置を、特に2色のカラー電子写真複写装置
に適用した実施例を示している。
【0032】図1において、原稿載置ガラス1上に置か
れた原稿2はランプ3により照明され、その光像は反射
ミラー4,5,6,7,8,9及びレンズ10か構成さ
れる光学系により像担持体たる感光ドラム11上へ導か
れる。ランプ3及びミラー4,5,6は矢印a方向へ所
定の速度で原稿2を走査する。
【0033】一方矢印b方向に回転する感光ドラム11
は帯電器12によりその表面が均一に帯電された後、上
述のように原稿の光像が照射され、ドラム表面には順
次、原稿像に対応する静電潜像が形成される。
【0034】なお、本実施例では均一に帯電された感光
ドラムに原稿光像が照射されて静電潜像が形成されるも
のを説明したが、例えばレーザービームプリンターのよ
うに、外部機器からの画像情報を光信号に変換し、その
画像情報に応じた光信号を感光ドラムに照射することに
より静電潜像を形成するものにも本発明は適用できるこ
と勿論である。
【0035】次に、本実施例では、感光ドラム11の周
辺には色トナー(例えば赤、青、緑等)を収容した色現
像装置13、黒トナーを収容した黒色用現像装置14が
配設されている。これらの現像装置13,14は、それ
ぞれ矢印v,w方向に移動できるようになっており、感
光ドラム11上の潜像を現像する現像位置と、感光ドラ
ム11から離間して現像位置から退避した退避位置との
間でそれぞれ選択的に移動可能である。そして、所望の
色画像に応じて選択された現像装置が現像位置へと移動
し、感光ドラム11上に形成された静電潜像が顕像化さ
れる。
【0036】図1では現像装置13が感光ドラム11か
ら離れた退避位置にあり、現像装置14が感光ドラム1
1に近接した現像位置に位置している。従って、図1に
示した状態では黒色トナーによる現像が可能である。
【0037】一方、記録材17は、種々の供給方式によ
り給紙することができるが、本実施例では、カセット1
8に積載され、給紙ローラ19、ガイド20a,20b
により1枚づつレジストローラ対21a,21bへ送り
込まれる。このようにレジストローラ21a,21bに
送給された記録材17は、該レジストローラ21a,2
1bによって感光ドラム11上の顕画像と記録材17が
一致するようタイミングがとられて転写ガイド22,2
3を介して感光ドラム表面へと送り込まれる。
【0038】感光ドラム表面へと送り込まれた記録材1
7は転写帯電器15により感光ドラム表面上の像が転写
されるが、その後分離帯電器24により感光ドラム表面
から分離され搬送部25を介して定着装置26へ送り込
まれる。定着装置26で記録材上の像は永久画像とし定
着され記録材17は機外へと排出される。
【0039】一方、転写後の感光ドラム11はクリーナ
16へ至り感光ドラム表面上の残留トナーを除去された
後、露光手段(図示せず)によって感光ドラム上の残留
電荷が除去され、次の画像形成工程に備える。
【0040】ところで、本実施例に係る複写装置は、原
稿載置ガラス1、ランプ3、光学系4,5,6,7,
8,9,10、感光ドラム11、帯電器12、現像装置
13・14及びクリーナ16等をそれぞれ保持した上ボ
ディーAと、記録材の給紙系18,19,20a,20
b、搬送系21a,21b,22,25、転写帯電器1
5、分離帯電器24、定着装置26をそれぞれ収容した
下ボディーBとで構成されており上ボディーAは枢軸8
0を中心として下ボディーBに対し開閉可能となってい
る。図1は上ボディーAを下ボディーBに対して閉じた
状態、図2は上ボディーAを下ボディーBに対して開い
た状態をそれぞれ示している(但し、図2において、上
ボディーAには感光ドラム11と現像装置13・14を
図示し、下ボディーBには給紙系、搬送系の一部、転写
帯電器15、分離帯電器24をそれぞれ図示して、その
他の構成機器については図示を省略している)。
【0041】図1の状態において、上ボディーAと下ボ
ディーとは閉じられ、ロッキング手段27により上ボデ
ィーAが上方へと開くのを阻止している。なお、ロッキ
ング手段27は軸27aを中心に矢印方向に回動可能で
あり図1では下ボディーBの係合部28に係止されてい
る。一方、このロッキング手段27と係合部28との係
合を解除することにより、上ボディーAはバネ部材等の
付勢手段(図示せず)による付勢力にて上方に開かれ図
2に示した状態で上ボディーAは支持されて記録材の搬
送経路Cを開放する。
【0042】次に各現像装置の移動機構について詳細に
説明する。現像装置13は赤、青、緑等の色トナー(一
成分非磁性現像剤)を収容した現像装置であり、該色現
像装置13は装置本体に固定されたガイドロッド60に
周知の構造にて摺動自在に担持され、また、該現像装置
13は付勢手段、例えばバネ61により現像スリーブ1
3aが感光ドラム11から離れる方向に付勢力をうけて
いる。該現像装置13の該方向への移動は現像装置13
に設けた突起62がストッパ63に衝接することにより
規制される。
【0043】黒トナー(一成分磁性現像剤)を収容した
現像装置14は装置本体に設けられた駆動ピン70に周
知の態様にて揺動自在に支持されており、現像装置14
の背面には板バネ71が取り付けられている。
【0044】図1の状態は、黒トナーによる複写を選択
されて加圧カム72が軸72cを中心に時計方向に回動
し、その一端72aが板バネ71の一端71aを押し、
現像装置14が駆動ピン70を中心に回動し、感光ドラ
ム11に現像スリーブ14aが近接した現像位置へと移
動したもので黒トナーの現像が可能とされる。この時、
色現像装置13はバネ61の付勢力により現像スリーブ
13aが感光ドラム11から離間した状態、即ち、現像
装置13が現像位置から退避した退避位置に位置してお
り、色トナーが感光ドラム11上に付着することはな
い。なお、本実施例において、現像装置13が退避位置
にある時、現像装置器13の現像作動は停止した状態と
なっている。
【0045】図3は色トナーによる複写を選択された場
合を示す。この態様では、加圧カム72が軸72cを中
心に反時計方向に回動してその一端72bが黒色用現像
装置14の板バネ71の他端71bを押しつけ、その力
により黒色用現像装置14がピン70を中心に反時計方
向に回動し、この回動により現像装置14の現像スリー
ブ14aは感光ドラム11から離間する。つまり、現像
装置14は現像位置から退避した退避位置へと移動さ
れ、黒トナーの感光ドラム11上への付着はない。
【0046】なお、本実施例において、現像装置14も
現像装置13と同様退避位置にある時は現像装置14の
現像作動が停止した状態となっている。
【0047】一方、黒色用現像装置14が加圧カム72
に押圧された時計方向に回動すると、黒色用現像装置1
4の上端14bが色現像装置13の後壁に当接し、該色
現像装置13をバネ61の付勢力に抗して感光ドラム1
1側に移動させる。これにより現像装置13は、現像ス
リーブ13aが感光ドラム11に近接して現像装置13
は現像位置に配置される。
【0048】以上、現像装置の移動動作は、操作者の選
択に応じて行なうことができ、上述のように加圧カム7
2の回動によって対応する現像装置13あるいは現像装
置14が選択的に現像位置へと移動して、黒トナーによ
る複写または色トナーによる複写が容易に達成される。
【0049】ここで、黒トナーによる複写が選択されて
いる状態で機械が停止したと仮定する。即ち、複写装置
は図1に示した状態にある。この状態では色現像装置1
3は感光ドラム11から離間した退避位置にあるため、
複写装置本体の前扉を開けて現像装置13を図中手前側
に引き出すことができ、また他の現像装置に交換するこ
とも可能である。
【0050】一方、感光ドラム11には、黒現像装置1
4のスリーブ14aが近接し、また下ボディーBに配設
されたガイド22、23及び転写帯電器15、分離帯電
器24等も感光ドラム11に近接しているため、このま
まで引き抜こうとすると感光ドラム11が傷つく虞れが
ある。従って、本実施例では下ボディーBにストッパ8
1を設けることにより、1の状態ではストッパ81の作
用によって感光ドラム11を引き抜くことができない構
造とされている。
【0051】次に、色トナーによる複写が選択されてい
る状態で、同様に機械が停止したと仮定する。この時、
装置内における現像装置の位置関係は図3のようになっ
ている。この時、色現像装置13は現像位置にあって感
光ドラム11に近接しているため、そのまま引き抜こう
とすると感光ドラム11を傷つけたり現像スリーブ13
aの表面を傷つけてしまう。従って、上ボディーAの前
側板に形成された現像装置取出し開口部82は、色現像
装置13が退避位置、即ち、図1に示した位置にある時
にしか現像装置13を出入れできないように極力小さく
構成されている。
【0052】一方、黒色用現像装置14を着脱する場合
は、図3のように現像装置14が感光ドラム11から離
間した位置にある時に行なうようにすれば特に問題ない
ように見える。しかし図3の状態では現像装置14に対
し加圧カム72による押圧力が作用していること、さら
に現像装置14によって現像装置13を押圧して現像装
置13が感光ドラム11に近接した現像位置にあること
等の問題により感光ドラムを損傷することなく現像装置
14を着脱することが困難である。
【0053】そこで、本実施例では、上・下ボディー
A、Bを枢軸80を中心に開くと、各現像装置13及び
14は図2の状態にそれぞれが位置するようになってい
る。つまり、黒トナー選択の状態(図1)から上ボディ
ーAを開くと、現像装置14を押圧している加圧カム7
2は下ボディーAに保持されて上方に移動するため、現
像装置14と加圧カム72との接触は完全に解除され
る。そのため現像装置14は現像スリーブ14aの自重
により支点70を中心に反時計方向に回動し、回動量l
(図1)だけ移動して色現像装置13の後壁に付き当た
って停止する。
【0054】また、色トナー選択の状態(図3)から上
フレームAを開くと、上述のように黒色用現像装置14
を付勢している加圧カム72の付勢力が解放されるの
で、色現像装置13はバネ61による付勢力により感光
ドラムから離間する方向に引っ張られ、同時に黒色用現
像装置14をも支点70を中心に時計方向に回動させ
て、現像装置13がストッパー63に付き当たって各現
像装置の移動が停止する。このように、上ボディーAを
下ボディーBに対して開くことにより、各現像装置1
3,14は感光ドラムから離間した位置に移動し、かつ
加圧カム72による押圧状態からも解放されるため、現
像装置14は図2に示した状態において着脱することが
可能となる。なお、図2の状態では感光ドラム11もス
トッパー81から解除され、各現像装置13,14が両
方とも感光ドラム11から離間しているため、感光ドラ
ム11も図2の状態において交換可能である。さらに、
現像装置12も感光ドラム11から離間した位置にある
ため、図2の状態において、現像装置13も容易に着脱
が可能である。
【0055】また、本実施例によれば、上ボディーAを
下ボディーBに対して閉じていくことにより、現像装置
14が加圧カム72に上方から当接しつつ、押圧されて
いくため、上ボディーAを下ボディーBに対して完全に
閉じた時には、各現像装置の位置関係は上ボディーAを
開く前の状態の現像装置の位置に復帰する。
【0056】次に、以上のような本実施例における現像
装置の内部の構成を図4に基づいてさらに詳しく説明す
る。なお、以下の説明においては、黒色用現像装置14
を例にとって説明するが、上述した現像装置13も同様
な構成となっている。
【0057】図4は本発明の実施例1における現像装置
14を示す概略構成図である。図4において14bは一
成分現像剤として非磁性トナー14tを収容した現像剤
容器であり、現像装置の長手方向(紙面に直角方向)に
延在する開口部を有している。その開口部には、現像剤
担持体として図中矢印b方向に回転する現像スリーブ1
4aが備えられており、該現像スリーブ14aは、上記
開口部にて、図に示す右略半周面を現像剤容器14b内
に突入し、左略半周面を現像剤容器14b外へ露出して
横設されている。この現像剤容器14b外へ露出面は、
矢印a方向へ回転する潜像担持体たる感光ドラム11
に、僅かな微小間隔を有して対向するように配設されて
おり、感光ドラム11上の静電潜像を現像してトナー像
として可視化するようになっている。
【0058】また、上記現像スリーブ14aの現像剤容
器14a内の上方位置には、弾性規制部材として弾性ブ
レード14cが該現像スリーブ14aの回転方向上流側
に向けて下がる向きに傾斜して設けられ、現像スリーブ
14aの上部外周面に回転方向に対向して当接されてい
る。これにより、現像スリーブ14a上に担持されたト
ナー14tを弾性ブレード14cと現像スリーブ14a
との当接部で摺擦し摩擦帯電電荷を付与すると共に、当
接部間に侵入したトナー14tを現像スリーブ14a上
に塗布してトナー14tの薄層を形成させる。
【0059】さらに、上記弾性ブレード14cよりも現
像スリーブ14aの回転方向上流側の位置には現像剤供
給剥離手段たる弾性ローラ14dが設けられている。該
弾性ローラ14dは、現像スリーブ14aの感光ドラム
11と反対側の部分に当接され、かつ矢印c方向(すな
わち当接部で逆方向)に回転可能に支持されている。弾
性ローラ14dは、その回転によりトナー14tを担持
して現像スリーブ14aの近傍に供給し、現像スリーブ
14aと弾性ローラ14dとの当接部において該トナー
14tを現像スリーブ14aと摺擦させることにより、
現像スリーブ14a上に上記トナー14tを付着させ
る。
【0060】そして、上記現像スリーブ14aの下方に
は下部シール部材14eが現像スリーブ14aに対して
軽圧でかつ先端部を含んで腹当り当接され、現像スリー
ブ14a上の未現像トナー14tの容器14b内への通
過を許容すると共に、容器14b内からトナー14tが
漏出するのを防止するようになっている。この下部シー
ル部材14e作用等については後で詳述する。
【0061】次に、以上のような本実施例装置の各手段
の構成について詳しく説明する。先ず、上記感光ドラム
11としては、例えばカールソンプロセスにより静電潜
像を形成する、いわゆるゼログラフ感光体、特開昭42
−23910号に記載のNPプロセスにより静電潜像を
形成する表面に絶縁層を有した感光体、静電記録法によ
り静電潜像を形成する絶縁体、転写法により静電潜像を
形成する絶縁体、その他適宜の方法により静電潜像(電
位潜像を含む)を形成する部材が使用される。
【0062】また、現像スリーブ14aは、例えばアル
ミニウム、ステンレス鋼等の材料からなるが、導電性の
ゴムローラを用いてもよい。その形態は円筒体(スリー
ブ)に限られず、回転駆動される無端ベルトとしてもよ
い。本実施例装置における現像スリーブ14aは、その
表面に適度な凹凸粗面が形成されており、これにより現
像スリーブ14aの表面とトナー14tとの摺擦確率を
高くし、かつトナー14tの搬送性を向上させている。
【0063】この凹凸粗面は、表面粗さRzが1〜10
μmとなるように、現像スリーブ14aの表面に不定形
のアランダム砥粒によりサンドブラスト処理を施すか、
定形のガラスビーズによるサンドブラスト処理を施すか
によって得ている。あるいは、単独で凸部を形成し得
る、例えば金属酸化物の粒子、グラファイト、カーボン
等の導電性粒子を用いて現像スリーブ14aの表面に凸
部粗面を形成し、この凸部粗面を形成する粒子をフェノ
ール樹脂、フッ素樹脂等の結着樹脂で結着して結着樹脂
表面が凹部を形成し、これにより現像スリーブ3の表面
に凹凸粗面を得るようにしてもよい。本実施例では、現
像スリーブ14aは、基体として直径16mmのアルミ
ニウムスリーブを用い、これの表面に定形のガラスビー
ズ(#600)によるブラスト処理を施して、表面粗さ
Rzが約3μmとしたものを用いた。
【0064】次に、上記弾性ブレード14cに関して
は、例えばシリコーン、ウレタン等のゴム部材(JIS
Aに規定の硬度が40°〜90°)、ステンレス鋼、リ
ン青銅等の金属薄板、あるいは上記金属薄板上にゴムを
一体成形したものから形成されており、弾性ブレード1
4cの現像スリーブ14aとの対向面の一部が面接触で
当接して、現像スリーブ14aを圧接している。本発明
における弾性ブレード14cの現像スリーブ14aへの
当接圧は、現像スリーブ14aの母線方向の線圧で5〜
200g/cmが好ましく、本実施例では弾性ブレード
14cとして硬度65°、厚み1.2mmのウレタンゴ
ム製のブレードを使用し、これを50g/cmの線圧で
現像スリーブ14aに当接した。なお、線圧の測定方法
は既知の摩擦係数を有する薄板(例えばステンレス鋼)
を三枚重ねにして弾性ブレード14c当接部に挿入し、
中央の一枚をバネ秤で引き抜いたときの値と摩擦係数か
ら当接圧を算出した。
【0065】また、上記弾性ローラ14dは、ポリウレ
タンフォーム、シリコーン等の発泡体かナイロン、レー
ヨン等を植毛したブラシからなる。また、弾性ローラ1
4dの現像スリーブ14aとの当接幅は約2〜6mm程
度、周速は弾性ローラ14dと現像スリーブ14aの相
対速度で60〜200mm/sが望ましい。本実施例に
おいては、弾性ローラ14dは直径6mmの芯金上にポ
リウレタンフォーム(商品名モルトフィルタ)をローラ
状に被覆した外径14mmのものを用い、現像スリーブ
14aとの当接幅を4mm、現像スリーブ14aとの相
対速度を100mm/sに設定した。
【0066】さらに、非磁性トナー14tは、非磁性−
成分現像剤として使用されるもので、スチレン樹脂やア
クリル樹脂、ポリエチレン樹脂等の各種熱可塑性樹脂中
にカーボン等の顔料を分散してなっている。本実施例で
はトナー14tとして、スチレン・アクリル樹脂とスチ
レン・ブタジエン樹脂の共重合体及び顔料からなる平均
粒径12μmのトナー粉体に、コロイダルシリカ1.0
%を外添した正極性のものを用いた。
【0067】次に下部シール部材14eについて詳述す
る。下部シール部材14eは、ウレタン、PET等の可
撓性のある薄いシールが好ましく、本実施例において
は、厚み30μmのPET(商品名マイラー)を用いて
おり、その一端を、現像装置開口部下端に固定し、他端
側を先端を含んでスリーブに軽圧(上述弾性ブレードの
線圧測定方法と同じ方法で、線圧:0〜5g/cm)で
腹当り当接させた構成をとることで、現像動作中に、未
現像トナーの上記当接部での通過を容易に許容するとと
もに、現像剤容器からのトナーの漏れ出しを防止するの
みならず、落下等で、現像装置に強い振動、ショックが
加わった場合でも現像剤容器内のトナーを当接部から噴
き出すことを防止することが可能となった。
【0068】すなわち、シール部材を軽圧で当接させ、
その当接部でスリーブ回転方向最下流点から先端までの
長さL(図8、9に記載)と、現像動作中の未現像トナ
ーの通過許容度と、現像剤容器からのトナー漏れ及び、
その現像装置を上下フレーム開閉自在の複写機の上部フ
レームに装着し、強く開閉動作を行ない、振動を加えた
時のトナー噴き出しとの関係を調べたところ、L=0の
時に完全に、トナー噴き出しが防止できることを見出し
た。図5に示す表にその結果を示す。この表から判かる
ように現像動作中だけのトナー漏れ出しに関しては、本
実施例の構成ではL=5mmぐらいまで、良好である
が、強い振動を加えると、0<L≦5の範囲では、スリ
ーブとシール自由端のわずかな隙間からトナーが噴き出
してしまう。また、一方、シール部材の当接圧を5g/
cm以上とすればL>0の場合でもトナー噴き出しは防
止可能となるが、高湿環境下で画像比率の低い原稿をと
る場合、つまり、未現像トナーが多い場合等は徐々に、
当接部での通過が困難となってしまう。
【0069】よって、上述のように本実施例では、30
μmのPETを線圧5g/cm以下でかつ、上記L=0
として、スリーブに当接し、上記問題点を解決してい
る。
【0070】以上のような装置をキャノン株式会社製複
写機FC−5に組み込みバイアス電源として周波数18
00Hz、ピーク・ピーク電圧1200vの交流電圧に
−250Vの直流電圧を重畳させたものを用い、感光ド
ラム11上の静電潜像の表面電位を暗部−550V、明
部−150Vとし、感光ドラム11と現像スリーブ14
aとの間隔を250μmに設定して1500枚の画像形
成を連続して行った。その結果、下部シール部材14e
の現像スリーブ14aへの当接部において、未現像トナ
ーの通過を許容するとともに、現像動作中のトナー漏れ
出しのみならず、現像装置を上部フレームに装着し、強
く開閉動作を続けても、トナーの噴き出しは全く発生し
なかった。
【0071】また、以上のような本実施例の現像装置を
上述したようなカラー画像形成装置に用いて同様の実験
を行った場合においても、トナーの噴き出しは発生しな
かった。
【0072】〈実施例2〉次に本発明の実施例2につい
て、図6を用いて説明する。なお、実施例1との共通箇
所には同一符号を付して説明を省略する。
【0073】本実施例においては、実施例1に加えて、
シール部材14eのスリーブ当接部裏側と現像剤容器開
口底部の隙間の少なくとも、当接部を含んだ領域に厚さ
が、上記隙間の幅以上の発泡体14fを設けている。こ
の構成をとることで、シール部材の波打ちによる当接ム
ラを防止し、また、この発泡体がなければ、実施例1で
述べたLが、L>0であっても発泡体がその自由端部を
軽圧で押し上げ、スリーブ外表面に沿わせられるので、
シール部材の取付精度もラフにできるという効果もあ
る。なお、この発泡体は、シール部材当接部での未現像
トナーの通過を容易に許容できるぐらいの圧力(線圧F
≦5g/cm)でシールをスリーブに押し付けなければ
ならず、本実施例では、単位長さ当りのセル数30個/
inchのポリウレタン連泡性スポンジを用いた。
【0074】〈実施例3〉次に本発明の実施例3を図7
に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所には
同一符号を付して説明を省略する。
【0075】本実施例においては、図7に示すように、
実施例1の構成に加え、その当接位置を現像スリーブ回
転中心から下方に引いた鉛直線とスリーブ外表面との交
点Pよりも感光体ドラム側に設定している。こうするこ
とにより、当接部のスリーブ回転方向最上流点の高さが
最下流点の高さより少なくとも高くなることで、トナー
噴き出しには、効果がさらに上がる。なお、上記鉛直線
とスリーブの接点よりもシール当接位置を、現像剤容器
側に設定すると、上記最上流点と最下流点の高さ関係が
逆転し、トナー噴き出しには不利となる。また、上記当
接位置関係に加え、実施例2で述べた発泡体を配設すれ
ば、さらに効果が上がる。
【0076】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
10ないし図12に基づいて説明する。図10ないし図
12は本発明の実施例4を示し、図13及び図14に示
す複写機等に用いられる一般的な現像装置のA−A′断
面図及び近傍の正面図である。
【0077】図10に示す現像装置には、温度によって
形状が変化する材料として形状記憶合金105が取り付
けられており、図10は所定の温度より低い場合の形状
記憶合金105の形状を示している。現像剤容器103
内の現像剤(図示せず)は、現像剤攪拌部材106によ
り攪拌、搬送されて現像剤担持体101に供給され、現
像剤層厚規制部材102により所定の層厚に略均一にコ
ーティングされ現像に供される。この現像装置の端部
は、図11に示すような構成となっている。つまり、現
像剤担持体101の端部には、形状記憶合金105の表
面に羊毛フェルト等のシール部材104を貼付した現像
剤漏出防止部材を密着させて現像剤容器103から現像
剤が漏れるのを防いでいる。
【0078】次に、現像剤担持体101が長時間回転し
てシール部材104との摩擦熱により温度が所定の温度
を超えた場合の形状記憶合金105の形状を示したが図
12である。この場合、形状記憶合金105は現像剤担
持体101から逃げる方向に変形し、シール部材104
の現像剤担持体101への圧を弱め温度の上昇を抑える
ように働いている。ここで、形状記憶合金105の変形
温度の設定は、現像剤のブロッキング温度より低く(望
ましくは5℃前後低く)設定するのが良い。また、形状
記憶合金105の表面に貼付するシール部材の厚みは、
形状記憶合金105が現像剤担持体101より最大離れ
た場合の形状記憶合金105の表面と現像剤担持体10
1の表面の距離と同等かそれ以上の物を使用することが
望ましい。さらに、磁性体を含む現像剤を用いる場合に
は、形状記憶合金105として磁性体を含む材料を選べ
ば、シール部材104は必ずしも必要では無い。
【0079】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5につ
いて説明する。なお、実施例4との共通箇所の説明は省
略する。
【0080】実施例4で用いた形状記憶合金105の代
りに、バイメタルのように温度変化に対して連続的に変
形する材料を用いても良い。
【0081】この場合も温度が上昇すると現像剤担持体
101より逃げる方向に変形させるような構成とする。
【0082】バイメタルを用いると、シール部材104
の現像剤担持体101への圧と昇温の関係に相関がある
(圧が強い程昇温が大きい)ので、シール部材104を
はじめとする部品のバラツキによる圧のバラツキを吸収
して、それぞれの現像装置のユニットのバラツキに対応
でき、それぞれ最適のシール性を得ることができた。
【0083】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
15に基づいて説明する。なお、実施例4との共通箇所
には同一符号を付して説明を省略する。
【0084】図15に本発明の実施例6を示す。本実施
例は形状記憶合金として、変形温度の異なる材料を用い
たものである。この場合、現像剤担持体101の端部に
近い側の形状記憶合金109の変形温度を形状記憶合金
105よりも低い材料としておけば、温度が形状記憶合
金109の変形温度に達すると形状記憶合金109は現
像剤担持体011への圧を減らす方向に変形するので、
それ以後の昇温が抑えられ、形状記憶合金105の変形
温度に到達するまでの時間を延ばすことができる。ま
た、現像剤の漏出防止効果も長期間維持することができ
る。本実施例においては、形状記憶合金109の現像剤
担持体101に相対する部分の面積を形状記憶合金5の
それよりも大きくした方が効果的である。また、形状記
憶合金105及び109の代わりにバイメタルを用いて
も良いし、それぞれを組み合わせても良い。
【0085】〈実施例7〉次に、本発明の実施例7を図
20及び図21に基づいて説明する。図20は本発明に
係るトナー飛散防止方法を用いた、一成分磁性トナーの
現像装置を示す要部の概略断面図である。
【0086】図20において201は現像剤容器の枠
体、202は下部フレーム、203は弾性ブレード、2
04は現像スリーブ、205は現像マグネットローラ、
206は潜像担持体、207はトナー飛散防止磁石であ
る。
【0087】また、図21は現像マグネットローラとト
ナー飛散防止の磁石の長手方向の位置関係を示す斜視図
である。図21に示すように、トナー飛散防止磁石20
7は、現像スリーブ204の軸方向に沿ってS極とN極
を交互に配置した構成とないる。
【0088】マグネットローラ205は一体成形プラス
チックマグネットで直径13mmに形成されており、本
実施例では搬送磁極N2極の現像スリーブ204上での
磁力は600Gである。また、トナー飛散防止磁石20
7は幅5mm、厚さ1mmの異方性マグネットラバー
で、表面の磁力は200G、磁極ピッチは5mmとし
た。さらに、本実施例においては、現像スリーブ204
下部とトナー飛散防止磁石207の間隙は2mmとし
た。
【0089】この現像装置を用いて次の実験を行なっ
た。比較として、従来の現像スリーブ下部と下部フレー
ム間を1mmとした現像装置ついても同様の実験を行な
った。
【0090】1.落下実験:落下距離50mm、カーペ
ット上に垂直落下 2.振動実験:振幅3mm 5Hzで5分間上下振動 3.間欠5,000枚コピー(通紙)
【0091】これらの実験のトナー飛散量を比較したも
のを表1に示す。
【0092】
【表1】
【0093】表1より、本発明によるトナー飛散量の減
少が明らかに見られる。また、落下実験において、従来
(隙間1mm)ではスリーブ上に下部フレームの接触跡
が見られ、コピーした画像上でも見られた。間欠5,0
00枚コピー後の現像ムラ等の不良画像はなく、現像マ
グネットの変形もなかった。
【0094】なお、上記トナー飛散防止磁石の磁力は、
現像スリーブ下部と、トナー飛散防止磁石の間隔、現像
マグネットロール搬送磁極N2の磁力や幅等によって異
なるが50〜800G特に100〜600Gのものが良
好であった。また磁極ピッチは0.5〜10mm、特に
2〜7mmが良好であった。
【0095】等方性マグネットラバーでも同様の結果が
得られた。
【0096】〈実施例8〉次に、本発明の実施例8を図
22及び図23に基づいて説明する。なお、実施例7と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0097】図22は一成分磁性トナーの現像装置に本
発明に係る「S極N極交互2列配列」を行ったトナー飛
散防止磁石を用いた装置の斜視図である。本実施例で
は、図22に示すように、長手方向に2列のトナー飛散
防止磁石を異極並列配列することにより、磁力によるト
ナー飛散防止の均一化、強化を行なった。
【0098】上記トナー飛散防止磁石は幅3mm、厚さ
1mm、磁石ピッチ5mm、現像スリーブ下部と磁石間
を3mmとした。現像マグネットローラ搬送磁極N2極
のスリーブ上での磁力が600G、トナー飛散防止磁石
は磁力200Gの異方性マグネットラバーを使用した。
評価は実施例7と同じ条件の実験において行った。結果
を表2に示す。
【0099】
【表2】
【0100】表2よりさらなるトナー飛散防止効果が得
られることが判かる。
【0101】なお、上記トナー飛散防止磁石の磁力は現
像スリーブ下部とトナー飛散防止磁石の間隔、現像マグ
ネットローラ搬送磁極N2の磁力や幅、及びトナー飛散
防止磁石の配列の方法にもよるが30〜800G、特に
50〜500Gのものが良好であった。また磁石の磁力
差をつけたり、図23のように配列したり、間隔をおい
て配列なども効果があった。このように、2列以上の複
数列にしたものでも効果が見られた。
【0102】〈実施例9〉次に、本発明の実施例9を図
24ないし図26に基づいて説明する。なお、実施例7
との共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0103】図24は本発明に係る現像剤飛散防止磁石
を用いた、磁性キャリヤ使用の2成分現像剤を用いた現
像装置を示す要部の概略断面図である。
【0104】図24において201は枠体、202は下
部フレーム、203は非磁性ドクターブレード、204
は現像スリーブ、205は現像マグネットローラ、20
6は潜像担持体、208は本発明に係るところの現像剤
飛散防止磁石、209は撹拌器である。
【0105】図25は、現像マグネットローラル及びス
リーブと現像剤飛散防止磁石の長手方向の位置関係を示
す斜視図である。本実施例においては、現像マグネット
ローラは固定されている。
【0106】本実施例では現像剤防止飛散磁石20を図
25に示すように三角形状にすることにより、現像マグ
ネットローラと現像剤飛散防止磁石との磁界による効果
に加え、S極N極の接合部がすべてつながることによ
り、接合部付近での磁力もつながり、現像剤飛散防止に
さらなる効果がある。
【0107】磁石は、底辺5mm高さ5mmの二等辺三
角形を底面とする厚さ1mmの等方性マグネットラバー
を使用し配列した。また、スリーブ下部と上記現像剤飛
散防止磁石の間隔は3mm、スリーブ上での現像マグネ
ットロールの磁力は600G上記現像剤飛散防止磁石の
表面での磁力は、100Gである。
【0108】比較として従来の現像スリーブ下部と下部
フレーム間を1mmとした現像装置を用いた実施例7と
同様の条件の実験において評価を行った。結果を表3に
示す。
【0109】
【表3】
【0110】表3より現像剤飛散の減少が明らかとなっ
た。また現像マグネットローラの変形も見られなかっ
た。なお、上記現像剤飛散防止磁石の磁力は現像マグネ
ットローラの磁極N2の磁力や、幅、及び現像剤飛散防
止磁石の形状によって異なるが、50〜800G、特に
80〜600Gのものが良好であり、磁石の三角面底面
の長さも2〜30mm特に3mm〜25mmが良好であ
った。
【0111】また図26のように、S極N極接合部をつ
なげたものにおいても、同様の効果が得られた。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本願第一発明によ
れば、現像剤容器開口部下端に一端を固定した可撓性シ
ートを、その他端の自由端を含んでスリーブに腹当り当
接させることにより、現像動作中の未現像トナーの上記
当接部への通過を許容するとともに、装置に強い振動が
加わった場合でも容器内トナーが当接部から噴き出すの
を完全に防止することが可能となった。
【0113】また、本願第二発明によれば、現像剤漏出
防止手段として温度によって形状が変化する部材を用い
たので、現像剤のシール性を向上させ、かつ昇温による
現像剤のブロッキングを防止することができる。また、
現像装置の駆動トルクを安定させることができる。さら
に、磁性現像剤、非磁性現像剤のどちらの現像剤を用い
た場合でも利用できる。また、構成部品のバラツキに対
してラティテュードが広い現像装置を提供することがで
きる。
【0114】さらに、本願第三発明によれば、現像スリ
ーブ下方の現像マグネットローラの搬送磁極の対向位置
近傍に磁石を長手方向に「S極N極交互配列」すること
により、現像マグネットローラを変形させずに現像装置
における現像スリーブ下部の隙間からの現像剤飛散防止
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における画像形成装置の概略
断面図である。
【図2】図1装置において、上ボディーを開けた状態を
示す概略断面図である。
【図3】図1装置における現像装置の移動機構を説明す
るための図である。
【図4】本発明の実施例1における現像装置の概略断面
図である。
【図5】図4装置におけるシール部材の当接状態とトナ
ー噴き出し状態の関係を示す表である。
【図6】本発明の実施例2における現像装置の概略断面
図である。
【図7】本発明の実施例3における現像装置の概略断面
図である。
【図8】従来例を示す現像装置の概略断面図である。
【図9】従来例を示す現像装置のシール部材当接部近傍
の拡大断面図である。
【図10】本発明の実施例4における現像装置の断面図
である。
【図11】本発明の実施例4における現像装置の現像剤
担持体端部の正面図である。
【図12】本発明の実施例4における現像装置の断面図
である。
【図13】本発明を適用可能な現像装置の断面図であ
る。
【図14】本発明を適用可能な現像装置の正面図であ
る。
【図15】本発明の実施例6における現像装置の現像剤
担持体端部の正面図である。
【図16】従来例を示す現像装置の断面図である。
【図17】従来例を示す現像装置の現像剤担持体端部の
正面図である。
【図18】従来例を示す現像装置の断面図である。
【図19】従来例を示す現像装置の現像剤担持体端部の
正面図である。
【図20】本発明の実施例7における一成分磁性トナー
の現像装置の概略断面図である。
【図21】図20装置における現像マグネットローラと
現像剤飛散防止磁石の長手方向の位置関係を示す斜視図
である。
【図22】本発明の実施例8における現像マグネットロ
ーラと現像剤飛散防止磁石の長手方向の位置関係を示す
斜視図である。
【図23】本発明の実施例8における現像剤飛散防止磁
石の異なる態様を示す斜視図である。
【図24】本発明の実施例9における二成分現像剤の現
像装置の概略断面図である。
【図25】図24装置における現像マグネットローラと
現像剤飛散防止磁石の長手方向の位置関係を示す斜視図
である。
【図26】本発明の実施例9における現像剤飛散防止磁
石の異なる態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 感光ドラム(潜像担持体) 14a 現像スリーブ(現像剤担持体) 14b 現像剤容器 14d 弾性ローラ(トナー供給手段) 14t トナー 14e シール部材 101 現像剤担持体 102 現像剤層厚規制部材 103 現像剤容器 104 シール部材(現像剤漏出防止部材) 105,109 形状記憶合金 201 現像剤容器枠体 202 下部フレーム 204 現像スリーブ(現像剤担持体) 205 現像マグネットローラ(磁界発生手段) 206 潜像担持体 207,208 磁石(現像剤飛散防止の磁界発生手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細井 敦 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 木村 茂雄 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 浅井 淳 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 丸田 秀和 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山本 明 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーのみから成る一成分現像剤を収容
    する現像剤容器と、潜像を担持せしめる潜像担持体に対
    向して現像部を形成するように上記現像剤容器の開口部
    に配設され、上記現像剤容器から上記現像部へトナー粒
    子を担持・搬送し該潜像担持体へ該トナー粒子を供給す
    る現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して設けられ
    た回動可能なトナー供給手段と、該トナー供給手段の上
    記現像剤担持体回転方向下流に当接して、該現像剤担持
    体上に塗布されるトナー粒子の量を規制する弾性規制部
    材と、上記現像剤容器の上記潜像担持体と対向する開口
    部下端に一端を支持され、他端の自由端側が上記現像部
    よりも現像剤担持体回転方向下流側で該現像剤担持体に
    面当接して現像剤容器開口部下部をシールする可撓性を
    有する弾性シートから形成されたシール部材とを備えた
    現像装置において、上記シール部材は、自由端が、上記
    現像剤担持体との面当接部に包含されるように配設され
    ていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 シール部材の現像剤担持体との当接部の
    裏面側と、現像剤容器開口底部との間隙の、少なくとも
    上記当接部を含む領域に、発泡体を設けたこととする請
    求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 シール部材の現像剤担持体との当接位置
    は、現像剤担持体の回転中心から下方に引いた鉛直線と
    現像剤担持体との交点よりも、潜像担持体側に位置する
    こととする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 一成分トナーは非磁性であることとする
    請求項1ないし請求項3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 開口部を有する現像剤容器と、該開口部
    に配設され該現像剤容器から現像剤の供給を受けその表
    面に現像剤を担持して潜像を現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体端部と上記開口部との間隙より現像剤が
    漏出するのを防止する現像剤漏出防止手段を有する現像
    装置において、上記現像剤漏出防止手段は、温度によっ
    て形状が変化する部材で形成されていることを特徴とす
    る現像装置。
  6. 【請求項6】 潜像を担持する潜像担持体に対向した開
    口部を有する現像剤容器と、該開口部に有端または無端
    移動自在に配設され現像剤層を表面に形成して現像剤を
    上記現像剤担持体に供給する現像剤担持体と、該現像剤
    担持体の内部で支持された磁界発生手段とを備えた現像
    装置において、上記開口部周辺の下部フレームにおける
    上記磁界発生手段の磁極と対向する位置に、上記現像剤
    担持体の軸方向に沿って磁極を交互に配置した現像剤飛
    散防止の磁界発生手段を配設したことを特徴とする現像
    装置。
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