JP2015181858A - 介護用椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】座部4aおよび背凭れ部5aを有する椅子本体部1aと、足載せ部21および足載せ支持部22を有するフットサポート部2aを備え,フットサポート部2aを、第2係止部24に係止した吊りベルトSによって上方へ吊り上げる力が働くと、背凭れ部5aの姿勢を吊り上げ前の状態に保持させて、足載せ部21が上方に向かって移動し、吊り上げる力が解除されると、足載せ部21が移動した上方位置から吊り上げ前の位置まで下降可能に椅子本体部1aに支持されている構成とした。
【選択図】 図9
Description
また、上記入浴装置のようなリクライニング姿勢は、一般的な入浴姿勢と比較して、極端に上体が寝た姿勢になり、被介護者に不快感を与える恐れがある。
すなわち、この入浴介護用車椅子100は、以下のようにして使用される。
(1)寝室や浴室の隣室等で脱衣させた使用者である被介護者Mを、臀部が座部210に受けられ、背中が背凭れ部220に受けられるとともに、図示していないが、足Fが台車部300側に設けられた足載せ部310に受けられるように座らせる。
(2)介護者(図示せず)が台車部300を押して入浴介護用車椅子100を走行させて被介護者Mを着座させた状態で浴室まで移動させる。
(3)介護者が、浴室内の浴槽T近傍に設けられたリフト装置の吊下げ部400に上端が係止された吊下げ条体である吊りベルトSを、背凭れ部220と座部210に設けられた係止部に係止させる。
(4)介護者が椅子本体部200の台車部300へのロック手段を解除するとともに上端がリフト装置Lの吊下げ部L1に係止された4本(図では2本しかあらわれていない)の吊りベルトSの下端を椅子本体部200の座部210の左右および背凭れ部220の左右に設けられた係止部に係止させた状態にする。
(5)リフト装置Lを操作して4本の吊りベルトSを介して椅子本体部200を吊り上げて、図18に示すように椅子本体部200を台車部300から分離する。
(6)図18に二点鎖線で示すように、浴槽Tの框T1に被介護者Mの足Fが引っかからないないように、被介護者Mの下肢を下方から持ち上げながら、椅子本体部200を浴槽T内部を臨む入槽位置まで移動させる(以下、「方法1」と記す)、あるいは、図19に示すように、浴槽Tの框T1に引っかからない十分な高さまで椅子本体部200を吊り上げた後、椅子本体部200を浴槽T内部を臨むまで移動させる(以下、「方法2」と記す)。
(7)介護者がリフト装置を操作して椅子本体部200を吊り降ろし、椅子本体部200とともに、被介護者Mを浴槽T内に入槽させて、入浴介護を行う。
(8)入浴完了後、上記(7)、(6)の作業の手順を逆方向から実施して、椅子本体部200を台車部300に装着する。
(9)介護者が台車部300を押して入浴介護用車椅子100を走行させて被介護者Mを着座させた状態で隣室あるいは寝室まで運ぶ。
しかも、上記入浴介護用椅子100の場合、足Fがサポートされず、座部210より下方に垂れ下がった状態で被介護者Mを入槽させるようになっているため、椅子本体部200を下げていくと、まず、足Fが浴槽Tの底にあたり、椅子本体部200に着座した被介護者Mが浴槽T内でバランスを崩すおそれがある。
なお、前者の構成とした場合、本発明の介護用椅子を、居室内で使用される車椅子の座部および背凭れ部に受けられるように介護用椅子を載せれば、車椅子によって、介護用椅子に被介護者等の使用者を着座させた状態で浴室まで移送し、リフト装置の吊下げ条体を用いて介護用椅子を車椅子から分離するように吊り上げて、使用者を介護用椅子に載せた状態で入槽させることができる。
また、上記のように居室で使用する車椅子を台車部代わりに用いる場合、車椅子に載せた状態で椅子本体部を車椅子のアームレスト等に係止できるようなロック手段を椅子本体部あるいは車椅子側に設けるようにすることが好ましい。
上記吊下げ条体としては、リフト装置と椅子本体部との間に介在するように設けられ、リフト装置による昇降によって椅子本体部を昇降させることができれば、特に限定されないが、たとえば、吊りベルト、ワイヤーロープ、チェーンや、これらにフック等を組み合わせたものなどが挙げられる。
条体係止部の形状としては、吊下げ条体が係止でき、吊り上げに障害とならないものであれば、特に限定されないが、たとえば、環形状、鉤形状、溝形状などが挙げられる。
(1)フットサポート部の、足載せ支持部の一端を、椅子本体部の幅方向に平行なフットサポート枢支軸を介して前記椅子本体部に回動自在に支持させる機構。
(2)上記(1)の機構において、椅子本体部に、一端がフットサポート枢支軸に平行な軸を介して座部下面に回動自在に支持され、他端がフットサポート枢支軸に枢支されている支持アームを設けて、足載せ部が上方に移動するに伴って、支持アームが回動し、フットサポート枢支軸が、座部後方(背凭れ部方向)に移動、すなわち、足載せ部が座部後方にも移動する機構。
(3)椅子本体部に、上側に向かって背凭れ部に近づくように傾くガイド部を有し、足載せ支持部が前記ガイド部に沿ってスライドするように支持されている機構。
(4)足載せ支持部を座部に固定するとともに、座部をその幅方向に平行な座部枢支軸を介して回動可能に背凭れ部に支持し、足載せ支持部を吊り上げる力が働くと、座部枢支軸を中心に座部が回動することによって、座部とともに、フットサポート部も回動させて、足載せ部を上方に移動させる機構。
上記(4)の機構において、座部が、その幅方向の中心軸に沿って切断した断面で見て下方に凸の円弧形状となっているとともに、円弧の中心に座部枢支軸が一致している構成にすることが好ましい。
したがって、椅子本体部を大きく吊り上げなくても、足載せ部が浴槽の框に引っかからず、椅子本体部および足載せ部を浴槽の真上に配置することができる。また、介護者が無理な姿勢をとりながらリフト装置を操作するということもなくなる。
図1〜図9は、本発明の介護用椅子の第1の実施の形態をあらわしている。
椅子本体部1aは、座部4aと、背凭れ部5aと、左右一対のアームレスト6と、ヘッドレスト7を備えている。
座板支持フレーム41は、アルミニウム、アルミニウム合金やステンレス鋼からなる金属パイプを用いて枠状に形成されている。
座板支持フレーム41の下面側には、図3および図8に示すように、後述する台車部3に設けられた横ズレ防止係合部30に係合する係合部43が設けられている。
また、座板支持フレーム41の側面には、後述する台車部3側に設けられたフック受部30aに係脱可能で係合によって台車部3に椅子本体部1aを固定するレバー状の係止フック41gが設けられている。
また、座板42は、椅子本体部1aを、後述するように台車部3に支持し、浴室Rの床面に載置した状態で、座板42の上面が浴槽Tの框T1上面に略一致するように設けられている。
背凭れ板51は、合成樹脂の成形品であって、幅方向(図1の左右方向)の両側に、背凭れ板51の幅方向内側に向かって切り欠かれた形状の上部切欠部51aおよび下部切欠部51bがそれぞれ左右対称に設けられている。
また、背凭れ支持フレーム52は、その下端が座板支持フレーム41に回動可能に連結されている。
また、背凭れ支持フレーム52の第1係止部53より下方の上部切欠部51aを臨む部分には、第1グリップ部材54が外嵌一体化されている。
第1グリップ部材54は、合成ゴム、合成樹脂エラストマー、その発泡体等のクッション性およびグリップ性に優れた材料によって形成されていて、被介護者Mが椅子本体部1aに乗り移る際に手がかりとなるように設けられている。
アームレスト本体部61は、図3に示すように、アルミニウムやステンレス鋼等の金属パイプで形成された本体芯部61aを有し、この本体芯部61aの一端が背凭れ支持フレーム52の下部切欠部51bを臨む位置に上下方向に回動自在に枢支されている。
また、本体芯部61aには、筒状のクッション部材61bが外嵌されている。
クッション部材61bは、合成ゴム、合成樹脂エラストマー、その発泡体等のクッション性に優れた材料によって形成されている。
また、握り手芯部62aのL字の他辺には、筒状の第2グリップ部材62bが外嵌されている。
そして、アームレスト6は、被介護者Mが椅子本体部1aへ乗り移る際に邪魔にならないように、それぞれ図3に2点鎖線で示すように、跳ね上げることができるようになっている。
足載せ部21は、合成樹脂成形品であって、後述する足載せ支持部22の下側支持部22bに回動自在に支持されている。
上側支持部22aは、略への字形に屈曲した形状になって、上端が座板支持フレーム41の下面側に設けられた枢支軸41aを介して支持され、枢支軸41aを中心に上下方向に回動可能になっている。
また、上側支持部22aには、吊りベルトSの下端が係止される第2係止部24が設けられている。
また、左右の足載せ支持部22は、図1、図2に示すように、アルミニウム、アルミニウム合金やステンレス鋼からなる金属パイプを用いて形成されたレッグサポート23を介して連結されている。
台車本体31は、アルミニウム、アルミニウム合金やステンレス鋼からなる金属パイプを用いて形成されていて、操作ハンドル部31aと、座部支持部31bと、脚部31cを備えている。
前輪32、後輪33は、それぞれロック機構(図示せず)付きのキャスター輪になっている。
リクライニング動作レバー34は、図示していないが、ワイヤを介して脚部31cに支持されたブレーキ(図示せず)付きのシリンダ機構35に連結されている。
シリンダ機構35は、リクライニング動作レバー34を握ることによって前記ブレーキが解除され、シリンダロッド35aが伸縮可能になり、リクライニング動作レバー34の握りを解除するとスプリングによって元の状態に戻り、シリンダロッド35aがブレーキによって任意の伸縮位置で固定できるようになっている。
そして、座部支持部31bは、リクライニング動作レバー34を握り、シリンダ機構35のブレーキが解除されると、操作ハンドル部31aを上下に押し引きすることによって操作ハンドル部31aの押し引き方向に軸31dを中心に回動するようになっている。
すなわち、リクライニング動作レバー34を握り操作ハンドル部31aを下方に押すと、座部支持部31bに支持された椅子本体部1aは、図示していないが、背凭れ部5aが後方に傾き(座部4aの前側が上がる)、リクライニング姿勢になり、リクライニング動作レバー34の握りを解除すると、そのリクライニング姿勢で固定された状態になる。
一方、リクライニング動作レバー34を握りながら操作ハンドル部31aを上方に引き上げると、背凭れ部5aが立ち上がった状態となる。
また、座部支持部31bは、コの字の両横辺部からそれぞれ他方の横辺部側に張り出すように設けられた横ズレ防止係合部30と、フック受部30aを備えている。
横ズレ防止係合部30は、座板支持フレーム41を下方から受けるとともに、座板支持フレーム41の係合部43が嵌り込んで台車部3に支持された椅子本体部1aが横ズレしないように作用する。
フック受部30aは、座板支持フレーム41が座部支持部31bに受けられた状態で上記係止フック41gが係脱可能な位置に設けられている。
また、フック受部30aは、図示していないが、先端部が拡径していて、この拡径部が係止フック41gを係合状態としたとき、座部4aの幅方向への移動を防止するようになっている。
(1)介護者が寝室や浴室の隣室で衣服を脱がせて被介護者Mを介護用椅子Aに移乗させたのち、図5に示すように、浴室まで移送し、前輪32及び後輪33をロック状態にする。なお、被介護者Mを介護用椅子Aに載せて移送中は、安全面から、係止フック41gをフック受部30aに係止された状態にしておく。
(2)図6に示すように、リフト装置Lの吊下げ部L1を介護用椅子Aのほぼ直上に配置し、吊下げ部L1を吊りベルトSが係止できる位置まで下げたのち、4本の吊りベルトSを吊下げ部L1に係止させる。
(3)係止フック41gを操作してフック受部30aとの係合を解除する。なお、(3)の動作は、上記(2)の動作より先に行ってもよいが、安全性を考慮すると、上記(2)の動作の後で行うことが好ましい。
(4)リフト装置Lの吊下げ部L1を足載せ部21の下端が、浴槽Tの框T1上面より少し高い位置(水平移動させたときに、足載せ部21の下端が框T1に衝突することがない最低位置、あるいはそれに近い位置)になるまで上昇させる。すなわち、吊下げ部L1を上昇させていくと、まず、図7及び図9(b)に示すように、フットサポート部2aが、座板42および背凭れ板51の姿勢が図9(a)に示す姿勢(台車部3に支持された姿勢)を保持した状態で、足載せ支持部22が枢支軸41aを中心に回動し、それにともない足載せ部21が上方に移動する。すなわち、被介護者Mは、臀部より上側に部分が座部4aおよび背凭れ部5aに支持された姿勢が保たれたまま、足Fが上方に持ち上げられる。
そして、足載せ支持部22の上側支持部22aが、座板支持フレーム41の下面に沿う位置までくると、椅子本体部1aが足載せ部21が上方に移動した状態を保ちながら、椅子本体部1aが台車部3から離脱し、フットサポート部2aとともに上方に吊り上げられる。
(5)リフト装置Lによって(4)の吊り上げ状態を保ちながら、椅子本体部1aおよびフットサポート部2aを浴槽T上の入槽位置直上まで移動させる。
(6)リフト装置Lの吊下げ部L1を、座部4aの下端およびフットサポート部2aの足載せ部21が浴槽Tの底に着くまで下降させて、被介護者Mを浴槽T内に入槽させる。
(7)被介護者Mの入浴が完了すると、吊下げ部L1を上昇させて、足載せ部21の下端が框T1より少し高い位置(水平移動させたときに、足載せ部21の下端が框T1に衝突することがない最低位置、あるいはそれに近い位置)になるまで上昇させる。
(8)リフト装置Lによって(7)の吊り上げ状態を保ちながら、椅子本体部1aをフットサポート部2aとともに、台車部3の直上まで移動させる。
(9)吊下げ部L1を下降させて、椅子本体部1aを台車部3に固定する。
しかも、吊り上げによって、足載せ部21が上方に移動し、足載せ部21の下端が上方にあがった状態に保持されるので、椅子本体部1aを高く吊り上げなくても、足載せ部21の下端を浴槽Tの框T1より高い位置にすることができる。
すなわち、被介護者Mを必要最小限の高さまで吊り上げるだけでよいため、被介護者Mが安心して入浴介護を受けることができるとともに、天井高の低い浴室でもリフト装置Lを利用して着座状態の被介護者Mを安定した着座状態のまま入槽させることができる。
したがって、長手寸法の短い浴槽Tであっても入槽させることができる。
勿論、この介護用椅子Aは、浴槽Tの長手寸法が長い浴槽が設置された浴室で用いる場合、第1係止部53と第2係止部24に係止される吊りベルトSの長さ比を変えるなどして図3に示す背凭れ部5aの姿勢より水平方向に傾けた状態にして椅子本体部1aおよびフットサポート部2aを吊り上げるようにしても構わない。
図10に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1bおよびフットサポート部2bが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
なお、図10中、5bは背凭れ部である。
図11に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1cおよびフットサポート部2cが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
なお、図11中、5cは背凭れ部である。
図12に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1dおよびフットサポート部2dが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
また、リンクバー41eの先端に可動枢支軸41fが設けられていて、この可動枢支軸41fに上記フットサポート部2aと同様の構造をしたフットサポート部2dの足載せ支持部22が枢支されている。
すなわち、この介護用椅子は、足載せ部21を座部4aの下面にできるだけ近い位置まで移動できるようになり、吊り上げ高さをより少なくすることができるとともに、椅子本体部1aとともに、被介護者Mを浴槽Tの深い位置まで入槽させることができる。
なお、図12中、5dは背凭れ部である。
図13に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1eおよびフットサポート部2eが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
座部4eの先端にフットサポート部2eの足載せ支持部22が固定状態となっている。
そして、フットサポート部2eの第2係止部24に吊りベルトSによって吊り上げ方向の力が加わると、図13(b)に示すように、足載せ部21側が上方に移動し、この移動に伴って、背凭れ部5eの姿勢を図13(a)に示すように吊り上げ前の状態に保持した状態で、座部4eが連結軸11を中心にフットサポート部2e側が持ち上がるように回動する。
図14に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1fの座部4eの先端に設けられた枢支軸47にフットサポート部2fの足載せ支持部22の上端が枢支されている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
なお、図14中、5fは背凭れ部である。
図15に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1gおよびフットサポート部2gが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
また、リンクバー48bの先端に可動枢支軸48cが設けられていて、この可動枢支軸48cに上記フットサポート部2aと同様の構造をしたフットサポート部2gの足載せ支持部22が枢支されている。
すなわち、この介護用椅子は、足載せ部21を座部4gの下面にできるだけ近い位置まで移動できるようになり、吊り上げ高さをより少なくすることができるとともに、椅子本体部1gとともに、被介護者Mを浴槽Tの深い位置まで入槽させることができる。
なお、図15中、5gは背凭れ部である。
図16に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1hおよびフットサポート部2hが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
フットサポート部2hは、座部4hの反背凭れ部5h側に足載せ支持部22が固定状態となっている。
図17に示すように、この介護用椅子は、椅子本体部1iおよびフットサポート部2iが、以下のような構成となっている以外は、上記介護用椅子Aと同様になっている。
座部4iの上面側に設けられた第2固定軸41eを介して第2リンクバー49fが座部4iの前後方向に回動可能に支持されている。第2リンクバー49fの先端に第2可動軸49gが設けられている。
フットサポート部2iは、足載せ支持部22の上端が第2可動軸49gに枢支されている。
なお、図17中、5iは背凭れ部である。
また、上記の実施の形態では、座板および背凭れ板を座板支持フレームあるいは背凭れ支持フレームで支持することによって座部あるいは背凭れ部が形成されていたが、座板や背凭れ板に代えて、メッシュ状をしたシート材料の周囲をフレーム部に支持固定して背凭れ部としてもよい。
F 足
L リフト装置
L1 吊下げ部
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h,1i 椅子本体部
2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i フットサポート部
21 足載せ部
22 足載せ支持部
22a 上側支持部
22b 下側支持部
23 レッグサポート
24 第2係止部
3 台車部
30 横ズレ防止係合部
30a フック受部
31 台車本体
31a 操作ハンドル部
31b 座部支持部
31c 脚部
31d 軸
32 前輪
33 後輪
34 リクライニング動作レバー
35 シリンダ機構
35a シリンダロッド
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h,4i 座部
40 孔
41 座板支持フレーム
41a 枢支軸
41b 筒状ガイド部
41c 筒状ガイド部
41d 固定軸
41e リンクバー
41f 可動枢支軸
41g 係止フック
42 座板
43 係合部
48a 固定軸
48b リンクバー
48c 可動枢支軸
49a 第1固定軸
49b 第1リンクバー
49c 第1可動軸
49d 連結バー
49e 第2固定軸
49f 第2リンクバー
49g 第2可動軸
5a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5h,5i 背凭れ部
51 背凭れ板
51a 上部切欠部
51b 下部切欠部
52 背凭れ支持フレーム
53 第1係止部
54 第1グリップ部材
6 アームレスト
61 アームレスト本体部
61a 本体芯部
61b クッション部材
62 握り手部
62a 握り手芯部
62b 第2グリップ部材
7 ヘッドレスト
71 ヘッドレスト本体
72 支柱部
M 被介護者
R 浴室
S 吊りベルト
T 浴槽
T1 框
Claims (8)
- 座部および背凭れ部を有する椅子本体部と、
足載せ部および足載せ支持部を有するフットサポート部を備える介護用椅子であって、
前記フットサポート部は、上方へ吊り上げる力が働くと、少なくとも椅子本体部の背凭れ部の姿勢を吊り上げ前の状態に保持させて、前記足載せ部が少なくとも上方に向かって移動可能に、かつ、
前記吊り上げる力が解除されると、前記足載せ部が移動した上方位置から吊り上げ前の位置まで下降可能に、前記椅子本体部に支持されていることを特徴とする介護用椅子。 - 椅子本体部と、この椅子本体部を着脱可能かつ装着状態で走行可能に下方から支持する台車部を有する請求項1に記載の介護用椅子。
- リフト装置の吊下げ条体を係止する条体係止部が、椅子本体部およびフットサポート部の足載せ支持部に設けられている請求項1または請求項2に記載の介護用椅子。
- フットサポート部は、足載せ支持部の一端が、椅子本体部の幅方向に平行なフットサポート枢支軸を介して前記椅子本体部に回動自在に支持されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の介護用椅子。
- 椅子本体部が、一端がフットサポート枢支軸に平行な軸を介して座部下面に回動自在に支持され、他端がフットサポート枢支軸に枢支されている支持アームを備えている請求項4に記載の介護用椅子。
- 椅子本体部に、上側に向かって背凭れ部に近づくように傾くガイド部を有し、足載せ支持部が前記ガイド部に沿ってスライドするように支持されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の介護用椅子。
- 足載せ支持部が座部に固定されているとともに、座部がその幅方向に平行な座部枢支軸を介して回動可能に背凭れ部に支持され、足載せ支持部を吊り上げる力が働くと、座部枢支軸を中心に座部が回動し、足載せ部が上方に移動する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の介護用椅子。
- 座部が、その幅方向の中心軸に沿って切断した断面で見て下方に凸の円弧形状となっているとともに、円弧の中心に座部枢支軸が一致している請求項7に記載の介護用椅子。
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