JP2015179747A - 湿式処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】均一な基板処理を実現することができる湿式処理装置を提供する。
【解決手段】湿式処理装置は、基板Wを処理液中に浸漬させたまま基板ホルダ42を移動させる基板ホルダ送り機構50を備える。基板ホルダ送り機構50は、可動支持台52を上昇させて基板ホルダ42が固定支持台59から離間するまで基板ホルダ42を持ち上げ、可動支持台52を基板ホルダ42とともにホルダ取り出し位置OUTに向かって所定の距離だけ移動させ、基板ホルダ42が固定支持台59に支持されて可動支持台52が基板ホルダ42から離間するまで可動支持台52を下げ、可動支持台52をホルダ投入位置INに向かって所定の距離だけ移動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、めっき液やエッチング液などの処理液を用いてウェハなどの基板を処理する湿式処理装置に関する。
ウェハなどの基板をめっき槽内のめっき液に浸漬させて基板をめっきする無電解めっき装置が知られている。この無電解めっき装置では、図8に示すように、基板Wをそれぞれ保持した複数の基板ホルダ101がめっき槽100内に吊り下げられ、基板Wがめっき液に浸漬される。基板ホルダ101はめっき槽100内で水平方向に移動されながら、基板Wの表面に金属膜が析出する。基板Wをめっき槽100内のめっき液に浸漬させてから所定の処理時間が経過した後、基板Wはめっき槽100から引き上げられる。
処理時間が長いめっき工程では、スループットを上げるために、基板W同士の間隔を狭くして、多くの基板Wがめっき槽100内のめっき液中に浸漬される。しかしながら、基板W同士の間隔を狭くすると、基板Wを水平方向に移動させたときに基板W間のめっき液は基板Wとともに移動し、基板Wの間に存在するめっき液は新たなめっき液に置換されない。結果として、基板Wの表面への金属イオンの供給が円滑に行われず、基板Wの表面に均一な厚さの金属膜を形成することができない。
無電解めっきでは、めっき反応の進行により、反応副生成物として水素などの気体が発生する。この気体のすべてはめっき液の液面まで上昇せず、気体の一部は気泡として基板Wの表面上に残留する。基板W上の気泡は、金属膜が基板Wの表面に均一に析出することを阻害する。このため、気泡を基板Wの表面から除去することが必要である。
特開2013−104119号公報 特開2009−108367号公報 特開昭61−87875号公報
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、均一な基板処理を実現することができる湿式処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、基板を保持する基板ホルダと、処理液を内部に貯留する処理槽と、前記基板を前記処理液中に浸漬させたまま前記基板ホルダをホルダ投入位置からホルダ取り出し位置まで移動させる基板ホルダ送り機構とを備え、前記基板ホルダ送り機構は、前記基板ホルダを支持して前記基板ホルダを前記処理槽内に吊り下げる固定支持台と、前記固定支持台に隣接して配置され、前記基板ホルダを支持するための可動支持台と、前記可動支持台を上昇させて前記基板ホルダが前記固定支持台から離間するまで前記基板ホルダを持ち上げ、前記可動支持台を前記基板ホルダとともに前記ホルダ取り出し位置に向かって所定の距離だけ移動させ、前記基板ホルダが前記固定支持台に支持されて前記可動支持台が前記基板ホルダから離間するまで前記可動支持台を下げ、前記可動支持台を前記ホルダ投入位置に向かって前記所定の距離だけ移動させるアクチュエータとを備えることを特徴とする湿式処理装置である。
好ましい態様は、前記アクチュエータは、前記可動支持台を上下動させる第1のアクチュエータと、前記可動支持台を水平方向に移動させる第2のアクチュエータとを備えることを特徴とする。
好ましい態様は、前記基板ホルダを水平方向に搬送するトランスポータと、前記トランスポータと前記基板ホルダ送り機構との間で前記基板ホルダを鉛直方向に搬送するリフタとをさらに備え、前記リフタは、前記基板ホルダに保持された前記基板を前記処理液に浸漬させ、前記基板ホルダを前記処理槽から引き上げることを特徴とする。
好ましい態様は、前記基板ホルダは、外側に突出する突出部を有し、前記固定支持台は、前記突出部が嵌め込まれる複数の凹部を有することを特徴とする。
好ましい態様は、前記可動支持台は、前記突出部が嵌め込まれる複数の凹部を有することを特徴とする。
本発明によれば、基板ホルダがホルダ投入位置からホルダ取り出し位置に移動される間、基板ホルダに保持された基板は処理液に浸漬されたまま上昇および下降される。基板の表面は処理液に対して相対的に移動するので、基板に接触している処理液の置換を促進することができ、かつ基板の表面に付着した気泡を除去することができる。結果として、均一な基板処理を実現することができる。
本発明の一実施形態である無電解めっき装置を模式的に示す平面図である。 基板ホルダを示す図である。 基板ホルダの保持アームを示す図である。 第1のめっき槽および基板ホルダ送り機構を示す斜視図である。 基板ホルダ送り機構の動作を説明する図である。 図6(a)は第1のアクチュエータによって上昇される前の基板ホルダを示す図であり、図6(b)第1のアクチュエータによって上昇された基板ホルダを示す図である。 第1のめっき槽、基板ホルダ送り機構、およびリフタを示す斜視図である。 基板を無電解めっきするためのめっき槽を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1から図7において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
湿式処理装置は、めっき液やエッチング液などの処理液を用いてウェハなどの基板を処理する装置である。湿式処理装置の例としては、無電解めっき装置やウェットエッチング装置が挙げられる。無電解めっき装置は、めっき液に電流を流さずに基板の表面を金属でめっきするめっき装置である。ウェットエッチング装置は、有機溶剤などの液体中に基板を浸漬させ、基板の表面に塗布されたフォトレジストをエッチング除去したり、硫酸と過酸化水素とを混合したエッチング液中に基板を浸漬させ、基板の表面に形成された銅などのシード層を除去するエッチング装置である。以下、湿式処理装置の一実施形態として無電解めっき装置について説明するが、湿式処理装置は無電解めっき装置に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態である無電解めっき装置を模式的に示す平面図である。図1に示すように、無電解めっき装置は、装置フレーム1と、ウェハなどの基板Wを収納したウェハカセットを搭載するロードポート2と、無電解めっき装置の動作を制御する制御部3と、基板Wのオリエンテーションフラットまたはノッチの位置を所定の方向に合わせるアライナ4とを備えている。さらに、無電解めっき装置は、めっき処理後の基板Wを高速回転させて乾燥させるスピン・リンス・ドライヤ(SRD)6と、複数の基板ホルダ42を鉛直姿勢で保管する保管槽14と、めっきすべき基板Wを基板ホルダ42に搭載し、めっきされた基板Wを基板ホルダ42から取り出す基板ローダー10と、基板Wを搬送する基板搬送ロボット12とを備えている。
ロードポート2の並びに沿って走行機構5が配置されており、この走行機構5上に基板搬送ロボット12が設置されている。走行機構5に隣接してアライナ4が配置されている。基板搬送ロボット12は走行機構5上を移動することによってロードポート2に搭載されたウェハカセットにアクセスし、めっきすべき基板Wをウェハカセットから取り出し、基板Wを基板ローダー10に渡すようになっている。
装置フレーム1内には、基板Wの表面を前処理する(例えば、基板Wの表面の酸化銅を除去する)前処理ユニット16、および基板Wの表面に例えばパラジウム核を形成する核形成ユニット18が配置されている。前処理ユニット16は、基板Wの表面を前処理するための前処理液を貯留する前処理槽16aと、前処理液に浸漬された基板Wを洗浄液(例えば純水)で洗浄するリンス槽16bとを備えている。核形成ユニット18は、基板Wの表面にパラジウム核を形成するための核形成槽18aと、パラジウム核が形成された基板Wを洗浄液(例えば純水)で洗浄するリンス槽18bとを備えている。
無電解めっき装置は、基板Wの表面に例えばコバルト層(Co)を無電解めっきにより形成する第1のめっきユニット(第1の処理ユニット)20と、基板Wの表面に例えば金層(Au)を無電解めっきにより形成する第2のめっきユニット(第2の処理ユニット)24をさらに備えている。第1のめっきユニット20は、コバルトめっき液などのめっき液(第1処理液)を貯留する第1のめっき槽(第1の処理槽)20aと、第1のめっき槽20a内のめっき液に浸漬された基板Wを洗浄液(例えば純水)で洗浄するリンス槽20bとを備えている。
第2のめっきユニット24は、金めっき液などのめっき液(第2処理液)を貯留する第2のめっき槽(第2の処理槽)24aと、第2のめっき槽24a内のめっき液に浸漬された基板Wを洗浄液(例えば純水)で洗浄するリンス槽24bとを備えている。前処理ユニット16、核形成ユニット18、第1のめっきユニット20、第2のめっきユニット24、および保管槽14は、この順に直列に配置されている。
第1のめっきユニット20および第2のめっきユニット24は、それぞれオーバーフロー槽(図示しない)を備えている。めっき槽20a,24aをオーバーフローしためっき液はそれぞれオーバーフロー槽に流入し、循環ライン(図示しない)を通ってめっき槽20a,24aに戻される。循環ラインにはフィルターやめっき液の温度調節部が設けられる。
基板ローダー10は、保管槽14に隣接して配置されている。この基板ローダー10は、基板ホルダ42が水平に載置されるテーブル26と、基板ホルダ42を起倒させる基板ホルダ起倒機構28とを備えている。基板ホルダ起倒機構28はテーブル26の側方に設けられている。基板ホルダ起倒機構28は、基板ホルダ42を鉛直姿勢から水平姿勢に転換し、基板ホルダ42をテーブル26の上に載置するように構成されている。テーブル26上の基板ホルダ42に基板Wが装着され、および基板Wが基板ホルダ42から取り外される。
無電解めっき装置は、基板Wを水平方向に搬送するトランスポータ30を備えている。トランスポータ30は、基板ローダー10から前処理ユニット16まで水平方向に延びる固定ベース40と、固定ベース40上を水平方向に移動可能に構成されたアーム32と、アーム32に取り付けられたグリッパ34とを備えている。アーム32を水平方向に移動させる駆動源としてはリニアモータまたはラック・アンド・ピニオンなどを採用することができる。グリッパ34は基板ホルダ42を把持するように構成されている。
基板ホルダ42について、図2を参照しつつ説明する。図2は、基板ホルダ42を示す図である。図2に示すように、基板ホルダ42は、外側に突出する突出部46,46を有している。突出部46,46の間には支持アーム45が延びている。支持アーム45には、基板Wを把持する2つの保持アーム44,44が固定されている。トランスポータ30は、グリッパ34で支持アーム45を把持した状態で、基板ホルダ42を搬送する。
各保持アーム44は、第1のスリット44a、第2のスリット44b、および第3のスリット44cを有している。図3は保持アーム44のスリット44a〜44cに挟持された基板Wを示す図である。図3では1つの保持アーム44が示されている。図3に示すように、基板Wの周縁部がこれらスリット44a〜44cに挿入されることにより、基板Wが基板ホルダ42に保持される。図2に示すように、基板Wを点線で示す位置から実線で示す位置までスライドさせることにより、基板Wは2つの保持アーム44,44のスリット44a〜44cに挟持される。基板ホルダ42への基板Wの搭載は、図1に示す基板搬送ロボット12またはテーブル26に搭載された基板スライド機構(図示しない)によって行われる。なお、第2のスリット44bは省いてもよい。
無電解めっき装置は、基板Wを第1のめっき槽20a内のめっき液中に浸漬させたまま基板ホルダ42をホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで送る基板ホルダ送り機構50と、基板Wを第2のめっき槽24a内のめっき液中に浸漬させたまま基板ホルダ42をホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで送る基板ホルダ送り機構51とを備えている。ホルダ投入位置INとは、基板Wを保持した基板ホルダ42がめっき槽20a,24a内に投入される位置であり、ホルダ取り出し位置OUTとは、基板Wを保持した基板ホルダ42がめっき槽20a,24aから取り出される位置である。これら基板ホルダ送り機構50,51は同じ構成を有しているため、以下、基板ホルダ送り機構50の構成について説明し、基板ホルダ送り機構51の説明を省略する。
図4は第1のめっき槽20aおよび基板ホルダ送り機構50を示す斜視図である。以下、第1のめっき槽20aを単にめっき槽20aと呼ぶことがある。図4に示すように、めっき槽20aに隣接して基板ホルダ送り機構50が設けられている。基板ホルダ送り機構50は、基板Wをめっき槽20a内のめっき液に浸漬させたまま、基板ホルダ42をホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで矢印で示す方向に移動させるように構成されている。
基板ホルダ送り機構50は、基板ホルダ42を支持して基板ホルダ42をめっき槽20a内に吊り下げる2つの固定支持台59と、基板ホルダ42を支持するための2つの可動支持台52と、2つの可動支持台52をそれぞれ上昇および下降させる2つの第1のアクチュエータ53とを備えている。2つの可動支持台52は、2つの固定支持台59にそれぞれ隣接して配置されている。これら固定支持台59および可動支持台52は、基板ホルダ42の突出部46の異なる部位を支持するように構成されている。
固定支持台59はめっき槽20aの両側に配置されている。固定支持台59はめっき槽20aの両側壁に固定されていてもよい。固定支持台59の上面には、基板ホルダ42の突出部46を支持するための複数の凹部59aが形成されている。これら複数の凹部59aは、基板ホルダ42の搬送方向に沿って直列に並んでいる。基板ホルダ送り機構50はリフタ55,56とめっき槽20aとの間に配置されている。可動支持台52の上面には、基板ホルダ42の突出部46を支持するための複数の凹部52aが形成されている。これら複数の凹部52aは、基板ホルダ42の搬送方向に沿って直列に並んでいる。可動支持台52の下部には第1のアクチュエータ53が連結されている。第1のアクチュエータ53として、例えばエアシリンダを使用することができる。
基板ホルダ送り機構50は、第1のアクチュエータ53が固定されるアクチュエータ台76と、可動支持台52および第1のアクチュエータ53を水平方向に移動させる第2のアクチュエータ75とをさらに備えている。第2のアクチュエータ75はアクチュエータ台76を介して第1のアクチュエータ53に連結されている。第2のアクチュエータ75として、例えばモータとボールねじ機構との組み合わせ、またはリニアモータを使用することができる。
固定支持台59および可動支持台52は、互いに平行に配置されている。固定支持台59の位置は固定されている。可動支持台52は、第1のアクチュエータ53によって上昇および下降され、さらに第2のアクチュエータ75によって水平方向に移動される。第2のアクチュエータ75は、固定支持台59と平行に延びており、可動支持台52を固定支持台59と平行な方向に移動させるようになっている。つまり、可動支持台52、第1のアクチュエータ53、およびアクチュエータ台76は、第2のアクチュエータ75によって一体に水平方向に移動される。
次に、基板ホルダ送り機構50の動作について図5を参照して説明する。ステップ1では、基板ホルダ42は、図1に示すリフタ55によって固定支持台59の上に置かれる。基板ホルダ42の突出部46は固定支持台59の凹部59aに嵌入され、基板ホルダ42はめっき槽20a内に吊り下げられる。この基板ホルダ42の位置は、ホルダ投入位置INである。ホルダ投入位置INは、基板Wを保持した基板ホルダ42がめっき槽20a内に投入される位置である。基板ホルダ42は、基板Wがめっき液に浸漬されたまま、基板ホルダ送り機構50によってホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで送られる。ホルダ取り出し位置OUTは、基板Wを保持した基板ホルダ42がめっき槽20aから取り出される位置である。
次に、ステップ2では、第1のアクチュエータ53は、可動支持台52を上昇させて、可動支持台52の凹部52aに基板ホルダ42の突出部46を挿入させる。突出部46が可動支持台52に支持された状態で、第1のアクチュエータ53は可動支持台52を基板ホルダ42とともにさらに持ち上げ、基板ホルダ42を固定支持台59から離間させる。このステップ2では、第1のアクチュエータ53は、可動支持台52を固定支持台59よりも高く上昇させる。基板ホルダ42が上昇された距離は、基板ホルダ42に保持されている基板Wの全体がめっき槽20a内のめっき液(処理液)に浸漬されたままに維持される距離である。
ステップ3では、可動支持台52が基板ホルダ42を持ち上げている状態で、第2のアクチュエータ75は、可動支持台52および基板ホルダ42をホルダ取り出し位置OUTに向かって所定の距離だけ水平方向に移動させる。この基板ホルダ42の水平方向への移動中、基板Wはめっき液中に浸漬されたままである。基板ホルダ42の水平方向への移動距離は、適宜変更することができる。図5に示す例では、基板ホルダ42の水平方向への移動距離は、固定支持台59の隣り合う凹部59a間の距離に等しい。
ステップ4では、第1のアクチュエータ53は、基板ホルダ42の突出部46が固定支持台59に支持され、かつ可動支持台52が基板ホルダ42から離間するまで、可動支持台52を下げる。より具体的には、第1のアクチュエータ53は、可動支持台52を基板ホルダ42とともに下降させ、基板ホルダ42の突出部46を固定支持台59の別の凹部59aに嵌入させる。これにより基板ホルダ42が固定支持台59に再び支持される。第1のアクチュエータ53は、可動支持台52をさらに下降させ、可動支持台52を基板ホルダ42から離間させる。このステップ4では、第1のアクチュエータ53は、可動支持台52を固定支持台59よりも低く下降させる。
ステップ5では、可動支持台52が基板ホルダ42から離間した後、第1のアクチュエータ53は、可動支持台52をホルダ投入位置INに向かって上記所定の距離だけ水平方向に移動させる。したがって、可動支持台52はステップ1に示す初期位置に戻る。ステップ6では、ホルダ投入位置INに新たな基板ホルダ42が搬送され、基板ホルダ42の突出部46が固定支持台59の凹部59aに嵌入される。
第1のアクチュエータ53および第2のアクチュエータ75はステップ1からステップ5までの動作を繰り返す。その結果、基板ホルダ42は上下動しながらホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで移動される。基板ホルダ42がホルダ取り出し位置OUTに到達すると、基板ホルダ42はリフタ56によってめっき槽20aから取り出される。
複数の基板ホルダ42は連続してめっき槽20aに搬送される。基板ホルダ42は1つずつめっき槽20aのホルダ投入位置INに投入され、1つずつめっき槽20aのホルダ取り出し位置OUTから取り出される。めっき槽20a内には、常に複数の基板ホルダ42が存在し、これら基板ホルダ42に保持されている基板Wはめっき液によりめっきされる。
図5から分かるように、基板ホルダ42の上昇下降に伴って基板Wはめっき液に浸漬されたまま上昇下降される。基板Wの表面はめっき液に対して相対的に上下動するため、基板Wに接しているめっき液を新たなめっき液に置換することができる。さらに、基板Wを上昇下降することで、基板Wの表面に付着した気泡を除去することができる。したがって、基板Wの表面に均一な厚さの金属膜を形成することができる。
図6(a)は第1のアクチュエータ53によって上昇される前の基板ホルダ42を示す図であり、図6(b)第1のアクチュエータ53によって上昇された基板ホルダ42を示す図である。図5に示すステップ2では、第1のアクチュエータ53は可動支持台52を上昇させ、基板ホルダ42を図6(a)に示す位置から図6(b)に示す位置まで上昇させる。図6(b)に示すように、上昇位置にある基板ホルダ42に保持された基板Wの全体はめっき液中に浸漬されたままである。
無電解めっきでは、基板Wがめっき液に浸漬されたときに基板Wのめっきが開始され、基板Wがめっき液から引き上げられたときに基板Wのめっきが終了する。本実施形態では、基板ホルダ42を上昇させても基板Wはめっき液に浸漬されたままであるので、基板Wのめっきが中断されることはない。
図7は第1のめっき槽20a、基板ホルダ送り機構50、リフタ55、およびリフタ56を示す斜視図である。図7に示すように、リフタ55およびリフタ56は、基板ホルダ送り機構50に隣接して設けられている。リフタ55は、基板ホルダ42を上昇および下降させるように構成された一方向リフタであり、リフタ56は、基板ホルダ42を上昇および下降させ、さらに基板ホルダ42を水平方向に移動させるように構成された二方向リフタである。
リフタ55は、基板ホルダ42の2つの突出部46をそれぞれ支持するための2つのホルダ支持部61と、これらホルダ支持部61を基板ホルダ42とともに上昇および下降させる2つの昇降機60とを備えている。ホルダ支持部61および昇降機60は、基板ホルダ送り機構50の外側に配置されている。
リフタ55は、基板ホルダ42を鉛直方向に移動させることによって、トランスポータ30と基板ホルダ送り機構50との間で基板ホルダ42を鉛直方向に搬送するように構成されている。より具体的には、トランスポータ30はそのグリッパ34で基板ホルダ42を把持し、基板ホルダ42をリフタ55まで搬送する。リフタ55の昇降機60は、ホルダ支持部61を上昇させ、ホルダ支持部61に基板ホルダ42を受け取らせる。次いで、昇降機60はホルダ支持部61を基板ホルダ42とともに下降させて、基板ホルダ42を基板ホルダ送り機構50の固定支持台59上に載置させるとともに、基板Wをめっき槽20a内のめっき液中に浸漬させる。リフタ55によって固定支持台59上に載置される基板ホルダ42の位置は、図5のステップ1に示すホルダ投入位置INである。リフタ55は、ホルダ支持部61の上昇位置でトランスポータ30から基板ホルダ42を受け取る。トランスポータ30は基板ホルダ42をリフタ55に引き渡した後、他の処理槽で処理されている基板Wを保持する基板ホルダ42の搬送のために移動することができる。
リフタ56は、基板ホルダ42の2つの突出部46をそれぞれ支持する2つのホルダ支持部63と、これらホルダ支持部63を基板ホルダ42とともに上昇および下降させる2つの昇降機62と、ホルダ支持部63および昇降機62を水平方向に移動させる2つの水平アクチュエータ64とを備えている。ホルダ支持部63、昇降機62、および水平アクチュエータ64は、基板ホルダ送り機構50の外側に配置されている。
リフタ56は、基板ホルダ42を鉛直方向に移動させることによって、基板ホルダ送り機構50とトランスポータ30との間で基板ホルダ42を鉛直方向に搬送するように構成されている。さらに、リフタ56は、隣り合う2つの処理槽(すなわち、めっき槽20aとリンス槽20b)との間で基板ホルダ42を水平方向に搬送するように構成されている。より具体的には、昇降機62はホルダ支持部63を上昇させ、固定支持台59上に載置されている基板ホルダ42をホルダ支持部63に支持させ、さらにホルダ支持部63を基板ホルダ42とともに上昇させる。リフタ56のホルダ支持部63に支持されるときの基板ホルダ42の位置は、ホルダ取り出し位置OUTである。水平アクチュエータ64は、上昇位置にあるホルダ支持部63および基板ホルダ42を、隣の処理槽であるリンス槽20bまで水平方向に移動させる。さらに、リフタ56は基板ホルダ42に保持された基板Wをリンス槽20b内の洗浄液に浸漬させ、基板Wを洗浄液から引き上げ、最後に、ホルダ支持部63を上昇させて基板ホルダ42をトランスポータ30に引き渡す。
以上説明したように、リフタ56と基板ホルダ送り機構50によって、基板ホルダ42に保持された基板Wを第1のめっき槽20a内のめっき液およびリンス槽20b内の洗浄液にそれぞれ浸漬させ、基板Wをめっき液および洗浄液からそれぞれ引き上げる。一方、トランスポータ30は基板ホルダ42のリフタ55への引き渡しと、リフタ56からの基板ホルダ42の受け取りだけを行う。リフタ55,56が基板ホルダ42を搬送する動作は、トランスポータ30の動作と独立に行うことができる。これによって装置全体のスループットを上げることができる。
リフタ55,56のホルダ支持部61,63、固定支持台59の凹部59a、および可動支持台52の凹部52aは、それぞれ基板ホルダ42の突出部46の異なる部位を支持するように配置されている。すなわち、図2に示すように、リフタ55,56のホルダ支持部61,63は突出部46の外側部位46aを支持し、固定支持台59の凹部59aは突出部46の内側部位46cを支持し、可動支持台52の凹部52aは外側部位46aと内側部位46cの間にある中間部位46bを支持する。
次に、無電解めっき装置の動作について図1を参照して説明する。まず、保管槽14に隣接して配置されたリフタ80により保管槽14から鉛直姿勢の基板ホルダ42を取り出す。このリフタ80は、基板ホルダ42を上昇および下降させ、さらに基板ホルダ42を水平方向に移動させるように構成された二方向リフタである。リフタ80の構成は、図7に示すリフタ56の構成と同じであるので、その詳細な説明を省略する。リフタ80は保管槽14内に整列された複数の基板ホルダ42のうち、任意の基板ホルダ42を取り出すことができる。リフタ80は、基板ホルダ42をトランスポータ30に引き渡し、トランスポータ30は基板ホルダ42を基板ローダー10の基板ホルダ起倒機構28に引き渡す。基板ローダー10の基板ホルダ起倒機構28は、基板ホルダ42を鉛直姿勢から水平姿勢に転換し、テーブル26の上に載置する。
基板搬送ロボット12は、ロードポート2に搭載されたウェハカセットから基板Wを1枚取り出し、アライナ4に載せる。アライナ4はオリエンテーションフラットまたはノッチの位置を所定の方向に合わせる。基板搬送ロボット12は、基板Wをアライナ4から取り出し、テーブル26上に載置された基板ホルダ42に基板Wを挿入する。より具体的には、基板搬送ロボット12は、基板Wを図2の点線で示す位置から実線で示す位置までスライドさせることにより、基板Wを基板ホルダ42に装填する。これに代えて、テーブル26に基板Wを平行にスライドさせる基板スライド機構(図示せず)を設け、基板搬送ロボット12が基板Wを基板スライド機構に渡し、基板スライド機構が基板Wを基板ホルダ42に装着するようにしてもよい。
次に、基板ホルダ起倒機構28は、基板ホルダ42を水平姿勢から鉛直姿勢に転換する。アーム32のグリッパ34は、この起立した状態の基板ホルダ42を把持し、トランスポータ30は基板ホルダ42を前処理槽16aの上方の所定位置まで移動させる。前処理槽16aに隣接してリフタ81が設けられている。このリフタ81は、基板ホルダ42を上昇および下降させ、さらに基板ホルダ42を水平方向に移動させるように構成された二方向リフタである。リフタ81の構成は、図7に示すリフタ56の構成と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
リフタ81は、トランスポータ30から基板ホルダ42を受け取り、基板ホルダ42を下降させて、基板ホルダ42に保持されている基板Wを前処理槽16a内の前処理液に浸漬させる。基板Wの表面は前処理液によって前処理される。この前処理は、例えば、基板Wの表面の酸化銅を除去する処理である。前処理液後、リフタ81は基板ホルダ42を上昇させて前処理液から基板Wを引き上げる。
リフタ81は、前処理槽16aに隣接するリンス槽16bに基板ホルダ42を水平方向に移動させ、基板ホルダ42を下降させて基板Wをリンス槽16b内の洗浄液に浸漬させる。基板Wは洗浄液によって洗浄される。洗浄後、リフタ81は基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをリンス槽16b内の洗浄液から引き上げる。
トランスポータ30は基板ホルダ42をリフタ81から受け取り、基板ホルダ42を核形成槽18aの上方の所定位置に移動させる。核形成槽18に隣接してリフタ82が設けられている。このリフタ82は、基板ホルダ42を上昇および下降させ、さらに基板ホルダ42を水平方向に移動させるように構成された二方向リフタである。リフタ82の構成は、図7に示すリフタ56の構成と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
リフタ82は、トランスポータ30から基板ホルダ42を受け取り、基板ホルダ42を下降させて、基板ホルダ42に保持されている基板Wを核形成槽18a内に配置させる。この核形成槽18aでは、金属膜を析出させるための核(例えばパラジウム核)が基板の表面に付与される。その後、リフタ82は基板ホルダ42を上昇させて基板Wを核形成槽18aから引き上げる。次いで、リフタ82は、核形成槽18aに隣接するリンス槽18bに基板ホルダ42を水平方向に移動させ、基板ホルダ42を下降させて基板Wをリンス槽18b内の洗浄液に浸漬させる。基板Wは洗浄液によって洗浄される。洗浄後、リフタ82は基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをリンス槽18b内の洗浄液から引き上げる。
トランスポータ30は基板ホルダ42をリフタ82から受け取り、基板ホルダ42をめっき槽20aの上方の所定位置に移動させる。リフタ55は、トランスポータ30から基板ホルダ42を受け取り、基板ホルダ42を下降させて、上述したように基板ホルダ42を基板送り機構50上に載置する。この基板ホルダ42の位置は、上述したホルダ投入位置INである。図5に示すように、基板Wの全体をめっき槽20a内のめっき液に浸漬させた状態で、基板送り機構50は基板ホルダ42を上下動させながらホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで基板ホルダ42を送る。基板Wはめっき液中を移動し、その間、基板Wの表面に第1段目の無電解めっきが行われる。この第1段目の無電解めっきは、例えばコバルト(Co)めっきである。
基板ホルダ42をめっき液に浸漬させてから所定の時間が経過したとき、別の基板を保持した後続の基板ホルダ42がめっき槽20aのホルダ投入位置INに投入される。すなわち、複数の基板ホルダ42は、所定の時間間隔で連続してめっき槽20aに投入され、所定の時間間隔でめっき槽20aから連続して取り出される。
リフタ56は、ホルダ取り出し位置OUTに到達した基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをめっき液から引き上げる。次いで、リフタ56は、めっき槽20aに隣接するリンス槽20bに基板ホルダ42を水平方向に移動させ、基板ホルダ42を下降させてリンス槽20b内の洗浄液に基板Wを浸漬させる。基板Wは洗浄液によって洗浄される。洗浄後、リフタ56は基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをリンス槽20b内の洗浄液から引き上げる。
トランスポータ30は、リフタ56から基板ホルダ42を受け取り、基板ホルダ42を第2のめっき槽24aの上方の所定位置まで水平方向に移動させる。めっき槽24aに隣接して、リフタ83、リフタ84、および基板送り機構51が配置されている。リフタ83は、基板ホルダ42を上昇および下降させるように構成された一方向リフタであり、リフタ84は、基板ホルダ42を上昇および下降させ、さらに基板ホルダ42を水平方向に移動させるように構成された二方向リフタである。リフタ83およびリフタ84は、それぞれ上述したリフタ55およびリフタ56と同じ構成を有している。
リフタ83は、トランスポータ30から基板ホルダ42を受け取り、基板ホルダ42を下降させて、基板ホルダ42を基板送り機構51上に載置する。この基板ホルダ42の位置は、上述したホルダ投入位置INである。基板送り機構50と同様に、基板送り機構51は、基板Wの全体をめっき槽24a内のめっき液に浸漬させた状態で、基板ホルダ42を上下動させながらホルダ投入位置INからホルダ取り出し位置OUTまで基板ホルダ42を送る。基板Wはめっき液中を移動し、その間、基板Wの表面に第2段目の無電解めっきが行われる。この第2段目の無電解めっきは、例えば金(Au)めっきである。
基板ホルダ42をめっき液に浸漬させてから所定の時間が経過したとき、別の基板を保持した後続の基板ホルダ42がめっき槽24aのホルダ投入位置INに投入される。すなわち、複数の基板ホルダ42は、所定の時間間隔で連続してめっき槽24aに投入され、所定の時間間隔でめっき槽24aから連続して取り出される。
リフタ84は、ホルダ取り出し位置OUTに到達した基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをめっき液から引き上げる。次いで、リフタ84は、めっき槽24aに隣接するリンス槽24bに基板ホルダ42を水平方向に移動させ、基板ホルダ42を下降させてリンス槽24b内の洗浄液に基板Wを浸漬させる。基板Wは洗浄液によって洗浄される。洗浄後、リフタ84は基板ホルダ42を上昇させ、基板Wをリンス槽24b内の洗浄液から引き上げる。
トランスポータ30は、基板ホルダ42をリフタ84から受け取り、基板ホルダ42を水平方向に移動して、基板ホルダ起倒機構28に渡す。基板ホルダ起倒機構28は、前述と同様にして、基板ホルダ42をテーブル26の上に水平に載置する。基板搬送ロボット12は、基板Wを図2の実線で示す位置から点線で示す位置までスライドさせることにより、基板Wを基板ホルダ42から取り出す。これに代えて、テーブル26に設けた基板スライド機構(図示せず)が基板Wを基板ホルダ42の基板保持位置からスライドさせ、その後基板搬送ロボット12が基板スライド機構から基板Wを取り出してもよい。
その後、基板搬送ロボット12は基板Wをスピン・リンス・ドライヤ6に搬送する。スピン・リンス・ドライヤ6は基板Wを高速で回転させることで基板を乾燥させる。基板搬送ロボット12は、乾燥された基板Wをスピン・リンス・ドライヤ6から取り出し、ロードポート2のウェハカセットに戻す。これによって、基板Wに対する処理が終了する。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 装置フレーム
2 ロードポート
3 制御部
4 アライナ
5 走行機構
6 スピン・リンス・ドライヤ(SRD)
10 基板ローダー
12 基板搬送ロボット
14 保管槽
16 前処理ユニット
18 核形成ユニット
20 第1の処理ユニット
24 第2の処理ユニット
26 テーブル
28 基板ホルダ起倒機構
30 トランスポータ
32 アーム
34 グリッパ
40 固定ベース
42 基板ホルダ
44 保持アーム
45 支持アーム
46 突出部
50,51 基板ホルダ送り機構
52 可動支持台
52a,59a 凹部
53 第1のアクチュエータ
55,56,80,81,82,83,84 リフタ
59 固定支持台
60,62 昇降機
61,63 ホルダ支持部
64 水平アクチュエータ
75 第2のアクチュエータ
76 アクチュエータ台

Claims (5)

  1. 基板を保持する基板ホルダと、
    処理液を内部に貯留する処理槽と、
    前記基板を前記処理液中に浸漬させたまま前記基板ホルダをホルダ投入位置からホルダ取り出し位置まで移動させる基板ホルダ送り機構とを備え、
    前記基板ホルダ送り機構は、
    前記基板ホルダを支持して前記基板ホルダを前記処理槽内に吊り下げる固定支持台と、
    前記固定支持台に隣接して配置され、前記基板ホルダを支持するための可動支持台と、
    前記可動支持台を上昇させて前記基板ホルダが前記固定支持台から離間するまで前記基板ホルダを持ち上げ、前記可動支持台を前記基板ホルダとともに前記ホルダ取り出し位置に向かって所定の距離だけ移動させ、前記基板ホルダが前記固定支持台に支持されて前記可動支持台が前記基板ホルダから離間するまで前記可動支持台を下げ、前記可動支持台を前記ホルダ投入位置に向かって前記所定の距離だけ移動させるアクチュエータとを備えることを特徴とする湿式処理装置。
  2. 前記アクチュエータは、前記可動支持台を上下動させる第1のアクチュエータと、前記可動支持台を水平方向に移動させる第2のアクチュエータとを備えることを特徴とする請求項1に記載の湿式処理装置。
  3. 前記基板ホルダを水平方向に搬送するトランスポータと、
    前記トランスポータと前記基板ホルダ送り機構との間で前記基板ホルダを鉛直方向に搬送するリフタとをさらに備え、
    前記リフタは、前記基板ホルダに保持された前記基板を前記処理液に浸漬させ、前記基板ホルダを前記処理槽から引き上げることを特徴とする請求項1または2に記載の湿式処理装置。
  4. 前記基板ホルダは、外側に突出する突出部を有し、
    前記固定支持台は、前記突出部が嵌め込まれる複数の凹部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の湿式処理装置。
  5. 前記可動支持台は、前記突出部が嵌め込まれる複数の凹部を有することを特徴とする請求項4に記載の湿式処理装置。
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