JP2015175368A - 内燃機関におけるシリンダヘッド構造 - Google Patents
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Abstract
ラグおよびカムチェーン通路が形成されるシリンダヘッドを含む機関本体に、排気ガスセ
ンサおよび温度センサが取付けられる内燃機関において、温度センサおよび排気ガスセン
サをコンパクトに纏めて機関本体に取付けるようにして小型化を可能とする。
【解決手段】シリンダヘッド28に形成される排気ガスセンサ取付け部82に、排気ガス
センサ80がその検出部80aを排気ポート45の湾曲通路部45c内にその湾曲外側か
ら突入させるようにして取付けられ、排気ガスセンサ取付け部82の近傍でシリンダヘッ
ド28に形成される温度センサ取付け部83に、温度センサ81がその検出部81aをカ
ムチェーン通路65内に突入させるようにして取付けられる。
【選択図】 図4
Description
シリンダヘッドに、前記燃焼室への前記吸気ポートおよび前記排気ポートの開口端中心を
結ぶ直線の一側に配置される点火プラグが取付けられるとともに前記直線の他側に配置さ
れるカムチェーン通路が形成され、前記シリンダヘッドを含む機関本体に排気ガスセンサ
および温度センサが取付けられる内燃機関に関し、特に、シリンダヘッド構造の改良に関
する。
けられるようにした空冷式の内燃機関が、特許文献1で知られている。
サがシリンダブロックおよびシリンダヘッドに分かれて取付けられる構成では、温度セン
サおよび排気ガスセンサを含む機関本体の大型化を招き、また空冷式内燃機関において機
関本体をシュラウドで覆うものではシュラウドの大型化を招くことになる。
をコンパクトに纏めて機関本体に取付けるようにして内燃機関の小型化を可能とした内燃
機関におけるシリンダヘッド構造を提供することを目的とする。
よび排気ポートが設けられるシリンダヘッドに、前記燃焼室への前記吸気ポートおよび前
記排気ポートの開口端中心を結ぶ直線の一側に配置される点火プラグが取付けられるとと
もに前記直線の他側に配置されるカムチェーン通路が形成され、前記シリンダヘッドを含
む機関本体に排気ガスセンサおよび温度センサが取付けられる内燃機関において、前記排
気ポートが、前記燃焼室側の排気ポート入口と、排気管に通じる排気ポート出口との間に
、前記排気ポート出口側に向かうにつれて前記カムチェーン通路から遠ざかるように湾曲して形成される湾曲通路部を有するように形成され、前記シリンダヘッドに形成される排気ガスセンサ取付け部に、前記排気ガスセンサがその検出部を前記湾曲通路部の湾曲外側から該湾曲通路部内に突入させるようにして取付けられ、前記排気ガスセンサ取付け部の近傍で前記シリンダヘッドに形成される温度センサ取付け部に、前記温度センサがその検出部を前記カムチェーン通路内に突入させるようにして取付けられることを第1の特徴とする。
記温度センサの軸線が、シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で、前記排気ガスセン
サ取付け部に取付けられる前記排気ガスセンサの軸線に対して交差すべく直線状に延びる
前記排気ポート出口に沿って延びるように、前記温度センサ取付け部が形成されることを
第2の特徴とする。
記排気ガスセンサの軸線が、シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で、前記温度セン
サ取付け部に取付けられる前記温度センサの軸線に対して交差すべく前記排気ポート側に
向かうにつれて前記カムチェーン通路から遠ざかるように、前記排気ガスセンサ取付け部
が形成されることを第3の特徴とする。
ヘッドパイプと、車幅方向中心で前記ヘッドパイプから後下がりに延びるダウンフレーム
とで車体フレームの一部が構成される鞍乗り型車両に搭載される前記機関本体の前記シリ
ンダヘッドが、前記ダウンフレームを避けるように湾曲した前記排気ポートを有して前記
ダウンフレームの後方に配置されることを第4の特徴とする。
ンダヘッドの外周に有して空冷式に構成されることを第5の特徴とする。
中して取付けられるので、内燃機関の小型化、組立性およびメンテナンス性の向上を図る
ことができる。
への投影図上で、排気ガスセンサの軸線に対して交差するようにして直線状に延びる排気
ポート出口に沿って延びるので、温度センサ取付け部および排気ポート出口周辺部の加工
を同一方向から行うことができ、生産性を高めることができる。
への投影図上で、温度センサの軸線に対して交差するようにして排気ポート側に向かうに
つれて前記カムチェーン通路から遠ざかるように配置されるので、排気ポートの周囲で排
気ガスセンサおよび温度センサが占めるスペースを小さくすることができ、内燃機関をよ
り小型化することができる。
イプから後下がりに延びるダウンフレームの後方に、そのダウンフレームを避けるように
湾曲した前記排気ポートを有するシリンダヘッドが配置されるので、ダウンフレームにシ
リンダヘッドを近づけて配置するようにして鞍乗り型車両の小型化が可能となるとともに
、排気ガスセンサおよび温度センサをダウンフレームによって前方から保護することがで
きる。
の比較低温であって冷却負荷の小さいスペースに配置されるようにして排気ガスセンサお
よび温度センサがシリンダヘッドに取付けられるので、他の箇所に排気ガスセンサおよび
温度センサが配置されるのに比べて、冷却フィンを切欠く面積を小さくし、機関本体の冷
却性能への影響も小さく抑えることができる。
説明で前後、左右および上下は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする
。
フロントフォーク11および操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と
、該ヘッドパイプ13からわずかに後下がりに延びる前半傾斜部14aならびに前半傾斜
部14aよりも急傾斜で前半傾斜部14aの後端から後下がりに延びる後半傾斜部14b
を有するメインフレーム14と、該メインフレーム14の前半傾斜部14aよりも急角度
に傾斜しつつ車幅方向中心に配置されて前記ヘッドパイプ13から後下がりに延びるダウ
ンフレーム15と、前記メインフレーム14における後半傾斜部14bの下部から後上が
りに延びる左右一対のリヤフレーム16と、前記メインフレーム14における前半傾斜部
14aの後端および前記リヤフレーム16の中間部間を連結する連結フレーム17とを備
える。
レーム14における後半傾斜部14bの下部にエンジンハンガ(図示せず)を介して支持
されるとともに、前記ダウンフレーム15の下部に設けられたエンジンハンガ19に支持
されるようにして搭載される。また機関本体18の上方で前記車体フレームFにおけるメ
インフレーム14の前半傾斜部14aを跨ぐように燃料タンク20が配置され、この燃料
タンク20の後方には、前記車体フレームFにおけるリヤフレーム16で支持されるよう
にしてタンデム型の乗車用シート21が配置される。
は、ヘッドライト23と、該ヘッドライト23の左右両側に配置されるウインカ24とが
取付けられる。
ャフト25を回転自在に支承するクランクケース26と、前上がりに傾斜したシリンダ軸
線Cを有して前記クランクケース26の前側上部に結合されるシリンダブロック27と、
該シリンダブロック27の上端に結合されるシリンダヘッド28と、該シリンダヘッド2
8の上端に結合されるヘッドカバー29とを備え、前記シリンダブロック27、前記シリ
ンダヘッド28および前記ヘッドカバー29は前記ダウンフレーム15の後方に配置され
る。
前記シリンダヘッド28の外周には複数の冷却フィン31が一体に設けられる。
り、このミッションケース32には、前記クランクシャフト25からの回転動力を変速す
るための変速機(図示せず)が収容され、ミッションケース32には出力軸33が回転自
在に支承される。
ットフレーム34には、後端で後輪WRを軸支するスイングアーム35の前端部が支軸3
6を介して揺動可能に支承されており、車体フレームFの前記リヤフレーム16および前
記スイングアーム35の後部間にはリヤクッションユニット37が設けられる。
3の前記ミッションケース32からの突出端部に固着された駆動スプロケット38と、前
記後輪WRの車軸に設けられた被動スプロケット39とに、無端状のチェーン40が巻き
掛けられる。
開口する吸気ポート44および排気ポート45が設けられ、前記吸気ポート44を開閉す
る吸気弁46と、前記排気ポート45を開閉する排気弁47とを開閉駆動する動弁機構4
8が、前記シリンダヘッド28および前記ヘッドカバー29間に収容される。
および前記排気弁47間に配置されるカムシャフト49と、該カムシャフト49に設けら
れる吸気側カム50および前記吸気弁46間に設けられる吸気側ロッカアーム52と、前
記カムシャフト49に設けられる排気側カム51および前記排気弁47間に設けられる排
気側ロッカアーム53とを備える。
向に間隔をあけた位置で前記シリンダヘッドに締結される第1および第2キャップ54,
55との間で回転自在に支持される。また前記吸気側ロッカアーム52は、前記カムシャ
フト49および前記吸気弁46間に配置されて前記シリンダヘッド28に固定的に支持さ
れる吸気側ロッカシャフト56で回動可能に支持され、前記排気側ロッカアーム53は、
前記カムシャフト49および前記排気弁47間に配置されて前記シリンダヘッド28に固
定的に支持される排気側ロッカシャフト57で回動可能に支持されており、吸気側および
排気側ロッカシャフト56,57は、前記カムシャフト49と平行に配置される。
れており、前記吸気側カム50で揺動駆動される前記吸気側ロッカアーム52が、前記吸
気弁46を開弁方向に押圧することを可能として該吸気弁46に連接され、前記排気側カ
ム51で揺動駆動される前記排気側ロッカアーム53が、前記排気弁47を開弁方向に押
圧することを可能として該排気弁47に連接される。
フト25からの回転動力が、調時伝動機構61を介して伝達され、この調時伝動機構61
は、前記クランクシャフト25に固定される駆動スプロケット62と、前記カムシャフト
49の一端部に固定される被動スプロケット63とに無端状のカムチェーン64が巻き掛
けられて成り、前記クランクケース26、前記シリンダブロック27および前記シリンダ
ヘッド28には、前記カムチェーン64を走行させるカムチェーン通路65が形成される
。
ーラ66を一端部に有するテンショナーアーム67がボルト68で回動可能に取付けられ
ており、このテンショナーアーム67の他端部には、前記ローラ66を前記カムチェーン
64に押しつける方向に前記テンショナーアーム67を回動付勢するようにして前記クラ
ンクケース26に取付けられるテンショナリフタ69が当接される。また前記ローラ66
との間に前記カムチェーン64を挟む位置で前記クランクケース26には、前記駆動スプ
ロケット62に引き込まれる側で前記カムチェーン64に転がり接触するガイドローラ7
0が回動可能に支持されており、前記シリンダブロック27には、前記駆動スプロケット
62に引き込まれる側ならびに前記駆動スプロケット62から送り出される側のいずれで
も前記カムチェーン64に噛合するようにしてアイドルスプロケット71が回動可能に支
持される。
焼室43に開口するようにしてシリンダヘッド28に設けられており、前記燃焼室43へ
の前記吸気ポート44および前記排気ポート45の開口端中心CI,COを結ぶ直線Lの
一側に配置されるようにして点火プラグ72がシリンダヘッド28に取付けられるととも
に前記直線Lの他側に前記カムチェーン通路65が配置されており、この実施の形態では
、シリンダ軸線Cよりも後方に配置される前記吸気ポート44と、前記シリンダ軸線Cよ
りも前方に配置される前記排気ポート45とが、前後で対向するようにして前記燃焼室4
3に開口され、前記点火プラグ72が前記直線Lの右側でシリンダヘッド28に取付けら
れ、前記カムチェーン通路65が前記直線Lの左側に配置される。
方に臨むプラグ取付け座73を下端部に有して内方に凹んだ凹部74が前記冷却フィン3
1の一部を切欠くようにして形成され、前記プラグ取付け座73に設けられる取付け孔7
5から燃焼室43内に先端部を臨ませるようにして前記点火プラグ72が前記シリンダヘ
ッド28に取付けられる。
に通じる排気ポート出口45bとの間に、排気ポート出口45b側に向かうにつれて前記
カムチェーン通路65から遠ざかるように湾曲して形成される湾曲通路部45cを有する
ように形成される。前記湾曲通路部45cは、シリンダヘッド28の前方に配置される前
記ダウンフレーム15を避けるように湾曲して形成されており、前記排気ポート出口45
bは、前記湾曲通路部45cの中心軸線に滑らかに連なる仮想直線LCを中心軸線として
直線状に延びるように形成されており、この排気ポート出口45bは、前記ダウンフレー
ム15の左側で左前方に向けて開口する。
ド28にはフランジ76が一体に形成されており、そのフランジ76に排気管77の上流
端が接続される。
体18の下方に延出され、前記機関本体18の下方に配置される触媒コンバータ78に接
続される。また前記触媒コンバータ78は前記後輪WRの右側に配置される排気マフラー
79に接続される。
ガスの性状を検出する排気ガスセンサ80が取付けられる排気ガスセンサ取付け部82と
、潤滑油の温度を検出する記温度センサ81が取付けられる温度センサ取付け部83とが
、相互に近接するようにして形成される。
aは、前記排気ポート45における湾曲通路部45cの湾曲外側から該湾曲通路部45c
内に突入される。また前記温度センサ取付け部83に取付けられる前記温度センサ81の
検出部81aは、前記カムチェーン通路65内をクランクケース26側に流れる潤滑油の
温度を検出するようにして前記カムチェーン通路65内に突入される。
け部82,83にそれぞれ取付けられた前記排気ガスセンサ80の軸線CL1および前記
温度センサ81の軸線CL2が、シリンダ軸線Cに直交する平面への投影図上で、図4で
明示するように交差するように形成されるものであり、前記温度センサ取付け部83は、
その温度センサ取付け部83に取付けられる温度センサ81の軸線CL2が直線状に延び
る前記排気ポート出口45bに沿って延びるように形成され、前記排気ガスセンサ取付け
部82は、その排気ガスセンサ取付け部82に取付けられる前記排気ガスセンサ80の軸
線CL1が前記排気ポート45側に向かうにつれて前記カムチェーン通路65から遠ざか
るように形成される。
気ポート入口45aと、排気管77に通じる排気ポート出口45bとの間に、前記排気ポ
ート出口45b側に向かうにつれてカムチェーン通路65から遠ざかるように湾曲して形
成される湾曲通路部45cを有するように形成され、シリンダヘッド28に形成される排
気ガスセンサ取付け部82に、排気ガスセンサ80がその検出部80aを前記湾曲通路部
45cの湾曲外側から該湾曲通路部45c内に突入させるようにして取付けられ、前記排
気ガスセンサ取付け部82の近傍で前記シリンダヘッド28に形成される温度センサ取付
け部83に、前記温度センサ81がその検出部81aを前記カムチェーン通路65内に突
入させるようにして取付けられるので、排気ガスセンサ80および温度センサ81がシリ
ンダヘッド28に集中して取付けられることになり、内燃機関Eの小型化、組立性および
メンテナンス性の向上を図ることができる。
シリンダ軸線Cに直交する平面への投影図上で、前記排気ガスセンサ取付け部82に取付
けられる前記排気ガスセンサ80の軸線に対して交差すべく直線状に延びる前記排気ポー
ト出口45bに沿って延びるように前記温度センサ取付け部83が形成されるので、温度
センサ取付け部83および排気ポート出口45bの周辺部の加工を同一方向から行うこと
ができ、生産性を高めることができる。
L1が、前記排気ポート45側に向かうにつれて前記カムチェーン通路65から遠ざかる
ように前記排気ガスセンサ取付け部82が形成されるので、排気ポート45の周囲で排気
ガスセンサ80および温度センサ81が占めるスペースを小さくすることができ、内燃機
関Eをより小型化することができる。
3と、車幅方向中心で前記ヘッドパイプ13から後下がりに延びるダウンフレーム15と
で構成される自動二輪車に、前記ダウンフレーム15を避けるように湾曲した前記排気ポ
ート45を有するシリンダヘッド28を前記ダウンフレーム15の後方に配置するように
して機関本体18が搭載されるので、ダウンフレーム15にシリンダヘッド28を近づけ
て配置するようにして自動二輪車の小型化が可能となるとともに、排気ガスセンサ80お
よび温度センサ81をダウンフレーム15で前方から保護することができる。
8の外周に有するようにして内燃機関Eが空冷式に構成されるので、カムチェーン通路6
5の周囲の比較低温であって冷却負荷の小さいスペースに配置されるようにして排気ガス
センサ80および温度センサ81がシリンダヘッド28に取付けられることにより、他の
箇所に排気ガスセンサ80および温度センサ81が配置されるのに比べて、冷却フィン3
1を切欠く面積を小さくし、機関本体18の冷却性能への影響も小さく抑えることができ
る。
ものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を
行うことが可能である。
13・・・ヘッドパイプ
15・・・ダウンフレーム
18・・・機関本体
28・・・シリンダヘッド
31・・・冷却フィン
43・・・燃焼室
44・・・吸気ポート
45・・・排気ポート
45a・・・排気ポート入口
45b・・・排気ポート出口
45c・・・湾曲通路部
65・・・カムチェーン通路
72・・・点火プラグ
77・・・排気管
80・・・排気ガスセンサ
80a・・・排気ガスセンサの検出部
81・・・温度センサ
81a・・・温度センサの検出部
82・・・排気ガスセンサ取付け部
83・・・温度センサ取付け部
C・・・シリンダ軸線
CI・・・吸気ポートの燃焼室への開口端中心
CL1・・・排気ガスセンサの軸線
CL2・・・温度センサの軸線
CO・・・排気ポートの燃焼室への開口端中心
E・・・内燃機関
F・・・車体フレーム
L・・・直線
Claims (5)
- 相互に対向して燃焼室(43)に開口する吸気ポート(44)および排気ポート(45
)が設けられるシリンダヘッド(28)に、前記燃焼室(43)への前記吸気ポート(4
4)および前記排気ポート(45)の開口端中心(CI,CO)を結ぶ直線(L)の一側
に配置される点火プラグ(72)が取付けられるとともに前記直線(L)の他側に配置さ
れるカムチェーン通路(65)が形成され、前記シリンダヘッド(28)を含む機関本体
(18)に排気ガスセンサ(80)および温度センサ(81)が取付けられる内燃機関に
おいて、前記排気ポート(45)が、前記燃焼室(43)側の排気ポート入口(45a)
と、排気管(77)に通じる排気ポート出口(45b)との間に、前記排気ポート出口(45b)側に向かうにつれて前記カムチェーン通路(65)から遠ざかるように湾曲して形成される湾曲通路部(45c)を有するように形成され、前記シリンダヘッド(28)に形成される排気ガスセンサ取付け部(82)に、前記排気ガスセンサ(80)がその検出部(80a)を前記湾曲通路部(45c)の湾曲外側から該湾曲通路部(45c)内に突入させるようにして取付けられ、前記排気ガスセンサ取付け部(82)の近傍で前記シリンダヘッド(28)に形成される温度センサ取付け部(83)に、前記温度センサ(81)がその検出部(81a)を前記カムチェーン通路(65)内に突入させるようにして取付けられることを特徴とする内燃機関におけるシリンダヘッド構造。 - 前記温度センサ取付け部(83)に取付けられる前記温度センサ(81)の軸線(CL
2)が、シリンダ軸線(C)に直交する平面への投影図上で、前記排気ガスセンサ取付け
部(82)に取付けられる前記排気ガスセンサ(80)の軸線(CL1)と交差すべく直
線状に延びる前記排気ポート出口(45b)に沿うように、前記温度センサ取付け部(8
3)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関におけるシリンダヘッド構
造。 - 前記排気ガスセンサ取付け部(82)に取付けられる前記排気ガスセンサ(80)の軸
線(CL1)が、シリンダ軸線(C)に直交する平面への投影図上で、前記温度センサ取
付け部(83)に取付けられる前記温度センサ(81)の軸線(CL2)と交差すべく前
記排気ポート(45)側に向かうにつれて前記カムチェーン通路(65)から遠ざかるよ
うに、前記排気ガスセンサ取付け部(82)が形成されることを特徴とする請求項1に記
載の内燃機関におけるシリンダヘッド構造。 - 操向ハンドル(12)を操向可能に支承するヘッドパイプ(13)と、車幅方向中心で
前記ヘッドパイプ(13)から後下がりに延びるダウンフレーム(15)とで車体フレー
ム(F)の一部が構成される鞍乗り型車両に搭載される前記機関本体(18)の前記シリ
ンダヘッド(28)が、前記ダウンフレーム(15)を避けるように湾曲した前記排気ポ
ート(45)を有して前記ダウンフレーム(15)の後方に配置されることを特徴とする
請求項2または3に記載の内燃機関におけるシリンダヘッド構造。 - 冷却フィン(31)を前記シリンダヘッド(28)の外周に有して空冷式に構成される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関におけるシリンダヘッド
構造。
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JP2014055213A JP6222568B2 (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | 内燃機関におけるシリンダヘッド構造 |
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