JP2015174514A - 車体構造 - Google Patents

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靖 森田
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靖 森田
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Abstract

【課題】自動車の操舵性を向上する。
【解決手段】車体に連結されるショックアブソーバ11と、ショックアブソーバ11の上端部の外周に設けられた第1スプリング受け部と、前記第1スプリング受け部に対向して設けられたロアスプリングシート14と、前記第1スプリング受け部とロアスプリングシート14との間に挟まれて配置されたコイルスプリングと、を有し、ロアスプリングシート14の座面14aに前記コイルスプリングと接触する凸部14bが設けられ、凸部14bは、座面14aにおいて、車幅方向Yに沿ってかつショックアブソーバ11を介して対向する位置に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ストラット式サスペンションを備えた車体構造に関する。
ストラット式のサスペンションには、ショックアブソーバとコイルスプリング等を備えるストラットアッシーが組み込まれている。このストラットアッシーにおいて、ショックアブソーバ11は、車幅方向と車両前後方向に対してオフセットされて設けられているため、車体からの反力が印加される。そして、この反力は曲げモーメントになり、ショックアブソーバの円滑な摺動を阻害するが、前記曲げモーメントは、例えば、ショックアブソーバの外周に設けられるコイルスプリングの中心線をショックアブソーバの軸線に対してオフセットさせること等によって低減される。なお、上記のようなコイルスプリングをオフセットさせたサスペンション構造については、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2008−247184号公報
ところが、コイルスプリングを用いた構造では、前述の曲げモーメントを発生させる要因の1つとしてスプリングシートのコイルスプリングとの接触位置も関係している。すなわち、前述のようなサスペンションにおいて、ストラットアッシーを左右共通部品として使用すると、例えば、車両前後方向の荷重をコイルスプリングにより右側のストラットアッシーで打ち消している場合、左側のストラットアッシーでは荷重が増幅されていることになる。したがって、左右のストラットアッシーで荷重(スプリングシートからの反力)が大きく異なると、ショックアブソーバに印加される荷重にも左右差が生じるため、走行性能上好ましくない。
本発明の目的は、自動車の操舵性を向上させることにある。
本発明の車体構造は、車体に連結されるショックアブソーバと、前記ショックアブソーバの上端部の外周に設けられた第1スプリング受け部と、前記第1スプリング受け部に対向して前記ショックアブソーバの外周に設けられた第2スプリング受け部と、前記ショックアブソーバの外周に設けられ、前記第1スプリング受け部と前記第2スプリング受け部との間に挟まれて配置されたコイルスプリングと、を有し、前記第1または第2スプリング受け部の少なくとも何れか一方の座面に前記コイルスプリングと接触する支持部が設けられ、前記支持部は、前記座面において、車幅方向に沿ってかつ前記ショックアブソーバを介して対向する位置に設けられているものである。
本発明によれば、ショックアブソーバに印加される荷重による摩擦の左右差を低減して自動車の操舵性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態である車体構造のサスペンションの構成を一部破断して示す正面図である。 図1に示すサスペンションの側面図である。 図1に示すサスペンションにおけるロアスプリングシートの構造の一例を示す斜視図である。 図3のA−A線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。 図3のB−B線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。 図3のC−C線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。 図3のD−D線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。 図3に示すロアスプリングシートにおける座面の高さとコイルスプリングの下端面の位置との関係の一例を示す位置関係図である。 図5のE部の構造を示す部分拡大断面図である。 図3に示すロアスプリングシートの構造を示す平面図である。 図10のF−F線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。 変形例のロアスプリングシートの構造を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車体構造のサスペンションの構成を一部破断して示す正面図、図2は図1に示すサスペンションの側面図である。
図1を用いて、本実施の形態のストラット式サスペンションに適用されるストラット構造体10について説明する。本実施の形態のストラット構造体10は、ショックアブソーバ11にコイルスプリング12を取り付けた構造体であり、単に「ストラット」あるいは「ストラットアッシー」とも呼ぶ。ストラット構造体10は、上端部11aがブラケット21を介して車体20に連結されるショックアブソーバ11と、ショックアブソーバ11の外周にショックアブソーバ11を取り巻くように設けられたコイルスプリング12とを有している。さらに、ストラット構造体10は、ショックアブソーバ11の上端部11aの外周に設けられたアッパースプリングシート(第1スプリング受け部)13と、アッパースプリングシート13に対向してショックアブソーバ11の外周に設けられたロアスプリングシート(第2スプリング受け部)14とを有している。そして、コイルスプリング12は、上端面がアッパースプリングシート13の座面に接触し、一方、下端面12aがロアスプリングシート14の座面14a(後述する図3参照)に接触している。なお、コイルスプリング12の上端面およびアッパースプリングシート13の座面のそれぞれの形状については、図示していないが、コイルスプリング12の下端面12aおよびロアスプリングシート14の座面14aのそれぞれの形状と同じである。そして、コイルスプリング12の上端面とアッパースプリングシート13の座面との接触状態についても、図示していないが、後述する図4および図5に示すコイルスプリング12の下端面12aとロアスプリングシート14の座面14aとの接触状態と同様である。
なお、ショックアブソーバ11の上端部11aのブラケット21は、複数のボルト22によって車体20にネジ固定されている。また、ショックアブソーバ11の外筒部15は、ブラケット16に嵌め込まれて支持され、さらに、ブラケット16は、車輪18の支持部であるハウジング17に対してボルト23によってネジ固定されている。車輪18には、車軸を介してハウジング17と係合するホイール19が組み込まれている。
以上のように、ストラット構造体10は、ショックアブソーバ11と、コイルスプリング12と、アッパースプリングシート13と、ロアスプリングシート14と、ブラケット16とを備えた構造体である。また、ショックアブソーバ11は、衝撃吸収装置であり、後述する図3に示すように、シリンダとなる外筒部15とロッド11bの機能を用いており、例えば、ロッド11bに上端部が支持されたコイルスプリング12の下端面12a(後述する図6参照)が、外筒部15の外周に固着されたロアスプリングシート14の座面14aに支持されて装着されている。
ここで、図1に示すストラット構造体10は、車体20の正面側からショックアブソーバ11と車輪18を眺めたものであり、外筒部15を含むショックアブソーバ11が、車幅方向(キャンバ方向)Yに対してオフセットされて(ずれて)設けられている。その結果、ショックアブソーバ11には、車体20からの車幅方向Yの反力P(横力とも呼ぶ)が印加される。また、図2に示すストラット構造体10は、車体20の側面側からショックアブソーバ11と車輪18を眺めたものであるが、車幅方向Yと同様に、外筒部15を含むショックアブソーバ11が、走行の安定化を図るために、車両前後方向(キャスタ方向)Xに対して僅かにオフセットされて設けられている。したがって、車両前後方向Xにおいても、ショックアブソーバ11に対して、車体20からの反力Qが印加される。
また、図1に示す反力P(反力Qも含む)を打ち消して(キャンセルして)低減するために、ショックアブソーバ11の外周に設けられたコイルスプリング12の中心線12cをショックアブソーバ11の軸線11cに対してオフセットさせている(中心線12cと軸線11cとがずれている)。このコイルスプリング12のオフセット配置によって、反力Pは低減される。ただし、反力Pによる曲げモーメントが発生する要因は、スプリングシートのコイルスプリング12との接触位置も関係している。なお、サスペンションの組み立てでは、その生産性向上と部品コストの低減化の観点から、ショックアブソーバ11やスプリングシートおよびブラケット等からなるストラット構造体(ストラットアッシー)10を左右共通部品として使用する場合が多い。このストラット構造体10を左右共通部品として使用すると、例えば、車両前後方向Xの荷重をコイルスプリング12によって右側のストラット(ストラットアッシー)で打ち消している場合、左側のストラット(ストラットアッシー)では荷重が増幅されていることになる。したがって、左右のストラット(ストラットアッシー)で荷重(スプリングシートからの反力)が大きく異なっていると、ショックアブソーバ11に印加される荷重による摩擦にも左右差が生じ、その結果、走行性能上好ましくない。
そこで、本実施の形態のストラット構造体10では、コイルスプリング12を支えるスプリングシートの座面形状に特徴を持たせている。なお、本実施の形態では、アッパースプリングシート13とロアスプリングシート14のうち、ロアスプリングシート14の座面14aに特徴となる形状が設けられている場合を説明するが、アッパースプリングシート13にも上記特徴の形状が形成されていてもよく、また、ロアスプリングシート14とアッパースプリングシート13の両方に形成されていてもよい。図3は図1に示すサスペンションにおけるロアスプリングシートの構造の一例を示す斜視図、図4は図3のA−A線に沿って切断した構造を示す部分断面図、図5は図3のB−B線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。また、図6は図3のC−C線に沿って切断した構造を示す部分断面図、図7は図3のD−D線に沿って切断した構造を示す部分断面図、図8は図3に示すロアスプリングシートにおける座面の高さとコイルスプリングの下端面の位置との関係の一例を示す位置関係図、図9は図5のE部の構造を示す部分拡大断面図である。
本実施の形態のロアスプリングシート(第2スプリング受け部)14は、図3に示すように座面14aに、コイルスプリング12を支持する支持部が設けられている。そして、前記支持部は、座面14aにおいて、車幅方向Yに沿って、かつショックアブソーバ11を介して対向する位置に設けられている。すなわち、図3に示す座面14aの車幅方向Y(A−A線に沿った方向)において、ショックアブソーバ11を介して対向する位置に設けられている。言い換えると、座面14aの車幅方向Yにおいてショックアブソーバ11の両側に前記支持部が設けられている。そして、本実施の形態では、前記支持部は、図6および図7に示すように、座面14aから上方(コイルスプリング配置側)に突出した凸部14bである。すなわち、コイルスプリング12の下端面12aが座面14aに設けられた2つの凸部14bによって支持されている(2点で支持されている)。この時、サスペンション用のコイルスプリング12は、全長に対してコイル直径が小さ過ぎないように設計されているため、コイルスプリング12の下端面12aが、対向する2点のみで支持されていてもコイルスプリング12が横に倒れることはない。
また、座面14aにおいて、凸部14b以外の箇所は、凸部14bより低くなっている。断面構造で説明すると、図4に示すように、車幅方向Yにおいてコイルスプリング12は、対向する2つの凸部14b(R部とS部)で支持されている。これにより、コイルスプリング12は、車幅方向Yにおいて、ロアスプリングシート14からの反力をこの2点(R部とS部)で受けている。これに対して、図5に示すように、車両前後方向Xにおいてコイルスプリング12は、特に座面14aによっては支持されていない(T部とU部)。つまり、コイルスプリング12と座面14aとの間に間隙が形成されている。これにより、コイルスプリング12は、車両前後方向Xにおいて、ロアスプリングシート14からの反力は受けていない。
また、ロアスプリングシート14の座面14aは、図8に示すように、コイルスプリング12の下端面12aの高さに沿って傾斜している。ここで、図3に示すように、座面14aの周方向の90°ごとの位置を、K部、L部、M部、N部とし、一例として、図8に示すようにK部を0°、L部を90°、M部を180°、N部を270°とすると、座面14aは、コイルスプリング12の下端面12aの高さに沿うようにして高くなって(傾斜して)おり、360°で元のK部の高さに戻っている。例えば、図3のロアスプリングシート14では、図8に示すように、90°(L部)と270°(N部)の位置の2カ所で凸部14bがコイルスプリング12と接触し、その他の箇所はコイルスプリング12と離れている。
以上のように、コイルスプリング12の下端面12aは、座面14aの2つの凸部14bのみと接触しており、コイルスプリング12は、図1の中心線12c方向に対して2つの凸部14bのみによって支持されている。その結果、図3に示すロアスプリングシート14では、車幅方向Yの、対向する2箇所でコイルスプリング12を支持することで、車幅方向Yに対してコイルスプリング12の反力を受け、車両前後方向Xに対してはコイルスプリング12の反力は受けていない。すなわち、ショックアブソーバ11は、車幅方向Yのモーメント反力は受けているが、車両前後方向Xのモーメント反力は受けていない。
また、図5および図9に示すように、車両前後方向(車幅方向Yに交差する方向)Xに対する座面14aのスプリング端部側(0°側)には、コイルスプリング12の側面を支持する折り曲げ部(側面支持部)14dが設けられている。図9に示すように、この折り曲げ部14dと周壁部14eとでコイルスプリング12の側面を挟むことにより、コイルスプリング12の座面14aに沿った方向への位置を規制することができる。すなわち、コイルスプリング12の車両前後方向Xを含むコイル直径方向に対する位置ズレを抑えることができる。さらに、コイルスプリング12の周方向への回転の位置ズレを抑えることができる。
また、図3に示すように、座面14aの車両外側方向の外周部には周壁部(壁部)14eが設けられている。座面14aの外周部に設けられた壁部のうち、車輪18(図1参照)側の周壁部14eは、車輪18の反対側の周壁部14eと比べて高さが高く形成されている。これは、例えばコイルスプリング12が折損した際に、折損したコイルスプリング12が車輪18上に落下して車輪18が損傷することを防ぐものであり、これにより、折損したコイルスプリング12の落下による車輪18の損傷を抑制することができる。すなわち、コイルスプリング12の応力は支持部(凸部14b)で高くなり、コイルスプリング12の塗装が剥がれ易いのも支持部である。そして、コイルスプリング12の折損は、塗装が剥がれた箇所で発生し易く、したがって、座面14aの外周部のうち、車輪18側に高さの高い周壁部14eを設けることが、車輪18の損傷の抑制には効果的である。
次に、図10は図3に示すロアスプリングシートの構造を示す平面図、図11は図10のF−F線に沿って切断した構造を示す部分断面図である。図11に示すように、ロアスプリングシート14の座面14aには、コイルスプリング12の終端部12bを支持する立ち壁部(端部支持部)14cが設けられている。この立ち壁部14cは、例えば、座面14aを折り曲げによって形成するものである。この立ち壁部14cが設けられたことにより、コイルスプリング12の終端部12bを立ち壁部14cに突き当てることができる。その結果、コイルスプリング12のコイル巻き方向への位置ズレを抑制することができる。なお、コイルスプリング12の終端部12bの立ち壁部14cへの当て方は任意である。
本実施の形態のストラット構造体(ストラットアッシー)10を有する車体構造によれば、ロアスプリングシート14の座面14aの車幅方向Yに沿って、かつ対向する位置にコイルスプリング12の下端面12aを支持する凸部14bが形成されたことで、コイルスプリング12とロアスプリングシート14との接触位置を車幅方向Yに規制することができる。これにより、車両前後方向Xに対しては余計なロアスプリングシート14からの反力が入力されないようにすることができる。詳細には、コイルスプリング12からロアスプリングシート14に伝わる荷重の位置を車幅方向Yのみに限定することができる。すなわち、ロアスプリングシート14による反力が、車両前後方向Xには発生しなくなるため、荷重(反力)を制御することが容易になる。言い換えると、コイルスプリング12の車両前後方向Xにおける曲げ成分を発生させないようにすることで、コイルスプリング12の車両前後方向Xの曲げ成分(モーメント)をロアスプリングシート14から外筒部15(ショックアブソーバ11)に伝えないようにすることができる。つまり、ロアスプリングシート14とコイルスプリング12の接触位置を規制して荷重の伝わる位置を制御することで、車両前後方向Xにおける曲げ成分を安定して制御することができる。
これにより、ストラット構造体(ストラットアッシー)10を共通部品として左右のサスペンションで使用した場合であっても、荷重の入力点が車幅方向Yに限定されるため、車両前後方向Xには荷重を打ち消さずに済む。その結果、左右のサスペンションで荷重(モーメント量)が大きく異なることは回避でき、ストラットアッシーに印加される荷重に大きな左右差が発生することを防止できる(ショックアブソーバ11で発生する摩擦の左右差を低減することができる)。これにより、ショックアブソーバ11が円滑に摺動するため、操舵性を向上させることができる。
また、ロアスプリングシート14の座面14aの車幅方向Yに沿って対向する位置に、コイルスプリング12を支持する凸部14bが形成されたことで、車両前後方向Xのコイルスプリング12の支持が無くなるため、左右のサスペンションで共通のストラット構造体(ストラットアッシー)10を用いることができる。すなわち、スプリングシート等を含むストラット構造体(ストラットアッシー)10を左右共通部品として使用することができ、生産性(組み立て性)やコスト効率を高めることができる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。図12は変形例のロアスプリングシートの構造を示す平面図である。
図12は、変形例のロアスプリングシート(第2スプリング受け部)14を示すものである。すなわち、図12に示すロアスプリングシート14は、座面14aの支持部(凸部14b)の周囲に複数の開口部14fが形成されているものである。これにより、ロアスプリングシート14を軽量化することができ、図1に示すストラット構造体10の軽量化を図ることができる。なお、ロアスプリングシート14の強度が損なわれない範囲で、開口部14fを多く形成することが好ましく、これにより、ロアスプリングシート14の軽量化をさらに図ることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の実施の形態では、図3に示すロアスプリングシート14の座面14aの形状がフロントのサスペンションに適用されている場合を説明したが、座面14aの形状は、リヤのサスペンションのスプリングシートに適用してもよい。また、座面14aの形状は、アッパースプリングシート13の座面に適用してもよい。さらに、ロアスプリングシート14とアッパースプリングシート13の両方に適用してもよい。また、スプリングシートの座面に形成されてコイルスプリング12を支持する支持部は、凸部14bに限定されるものではない。前記支持部は、例えば、カシメによって加工された把持部等であってもよく、座面に形成された前記把持部にコイルスプリング12を挟み込んで支持してもよい。
10 ストラット構造体
11 ショックアブソーバ
11a 上端部
11b ロッド
11c 軸線
12 コイルスプリング
12a 下端面
12b 終端部
12c 中心線
13 アッパースプリングシート(第1スプリング受け部)
14 ロアスプリングシート(第2スプリング受け部)
14a 座面
14b 凸部(支持部)
14c 立ち壁部(端部支持部)
14d 折り曲げ部(側面支持部)
14e 周壁部(壁部)
14f 開口部
15 外筒部
16 ブラケット
17 ハウジング
18 車輪
19 ホイール
20 車体
21 ブラケット
22,23 ボルト

Claims (7)

  1. 車体に連結されるショックアブソーバと、
    前記ショックアブソーバの上端部の外周に設けられた第1スプリング受け部と、
    前記第1スプリング受け部に対向して前記ショックアブソーバの外周に設けられた第2スプリング受け部と、
    前記ショックアブソーバの外周に設けられ、前記第1スプリング受け部と前記第2スプリング受け部との間に挟まれて配置されたコイルスプリングと、
    を有し、
    前記第1または第2スプリング受け部の少なくとも何れか一方の座面に前記コイルスプリングと接触する支持部が設けられ、
    前記支持部は、前記座面において、車幅方向に沿ってかつ前記ショックアブソーバを介して対向する位置に設けられている、車体構造。
  2. 請求項1記載の車体構造において、
    前記支持部は、前記座面からコイルスプリング配置側に突出した凸部である、車体構造。
  3. 請求項1または2記載の車体構造において、
    前記コイルスプリングの終端部を支持する端部支持部が前記座面に設けられている、車体構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車体構造において、
    前記車幅方向に交差する方向に対して前記コイルスプリングを支持する側面支持部が、前記座面に設けられている、車体構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車体構造において、
    前記座面の車輪側の外周部に壁部が設けられている、車体構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車体構造において、
    前記座面の前記支持部の周囲に開口部が形成されている、車体構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車体構造において、
    前記コイルスプリングの中心線が前記ショックアブソーバの軸線に対してずれている、車体構造。
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