JP2015161887A - 静電荷像現像用赤色トナー、現像剤及び画像形成装置 - Google Patents

静電荷像現像用赤色トナー、現像剤及び画像形成装置 Download PDF

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久志 中島
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Masashi Nagayama
将志 長山
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沙織 山田
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Abstract

【課題】従来のプロセスカラーでは再現できない高彩度高明度の赤色を再現できる静電荷像現像用赤色トナーを提供することを目的とする。【解決手段】少なくとも着色剤及び結着樹脂を含有する静電荷像現像用赤色トナーであって、前記静電荷像現像用赤色トナーによって出力された画像におけるL*a*b*表色系による色相角(H)が36度以上50度以下であり、明度(L*)が47以上55以下であり、彩度(c*)が94以上108以下であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷等における静電荷像現像用赤色トナー、及び前記静電荷像現像用赤色トナーを含む現像剤、前記静電荷像現像用赤色トナーを用いた画像形成装置に関する。
静電潜像を現像剤により現像して可視画像を形成する電子写真方式は、光導電性物質を含む静電潜像担持体(感光体ともいう)上に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーを含む現像剤で現像してトナー画像とし、紙等の転写材にトナー画像を転写した後、加熱及び加圧により定着して定着画像を形成するものである。
現像に使用されるトナーは、一般に、結着樹脂中に、着色剤、帯電制御剤、その他の添加剤を含有する着色粒子であり、その製造方法には、大別して粉砕法と重合法がある。
粉砕法では、熱可塑性樹脂中に、着色剤、帯電制御剤、オフセット防止剤等を溶融混合して分散させ、得られた組成物を粉砕、分級することによりトナーを製造している。
また、省エネルギー・トナーの小粒径化などの前述した粉砕トナーでは達成が困難である課題に対応するため、懸濁重合法、乳化重合法、溶解樹脂懸濁法などによるケミカルトナーが一般的になってきている。
電子写真方式によりフルカラー画像を形成するには、3色プロセスカラー(単にプロセスカラーと称する場合もある)であるシアン、マゼンタ、イエロートナーに、ブラックトナーを組み合わせたトナーセットを用いることが一般的である。
フルカラー画像を形成するに際してのトナーの現像順序に限定はないが、例えば、原稿からの光を色分解フィルターを通して感光体上に露光するか、あるいはスキャナーで読み取った像をレーザーで感光体上に書き込み露光して、感光体上に各トナーの一つであるイエロー画像部の静電潜像を形成する。この静電潜像をイエロートナーで現像して得られたイエロートナー画像を紙等の転写材に転写する。
次いで、同様の工程によりマゼンタトナー、シアントナー及びブラックトナーを用いて得られたマゼンタトナー画像、シアントナー画像及びブラックトナー画像を順次イエロートナー画像上に重ね合わせることにより、フルカラー画像が形成される。
しかし、電子写真方式のカラー画像形成装置が広く普及するに従い、その用途も多種多様に広がり、その画像品質への要求も厳しくなってきている。特に赤色は従来より、印鑑の朱印などの決済に用いられることも多く、従来の3色プロセスカラーの組み合わせでは再現できない色域の特殊色用途の要求が高まっていた。
これに対し、特許文献1では、C.I.ピグメントレッド254を含有したマゼンタトナーを用いることにより、色濁りのない鮮やかな色調を有する高彩度の赤色を発現させる試みがなされている。特許文献2では、C.I.ピグメントレッド48−3とC.I.ピグメントレッド48−1とを所定の割合で含有することで、明度の高い明るい朱色である朱肉の色を、耐光性に劣る蛍光顔料を用いることなく再現できるマゼンタトナーが開示されている。さらに、特許文献3では、朱色の着色剤を選定し、朱色トナーの付着量を制御することで、印鑑画像の細線のかすれやガサツキ感を抑える試みがなされている。
また、特許文献4〜7では、L表色系による色相角などを制御することで、高彩度、高明度を有する赤色などの画像を実現しようとする試みがなされている。これらの特許文献の中では、従来のプロセスカラーに用いられるトナー以外に単独の赤色色材を用いた赤トナーを用いたり、プロセスカラーに山吹色からオレンジの色調である特色トナーを追加するなどの提案がされている。
しかしながら、印鑑の朱色などの再現性については、さらなる要求が求められており、高彩度、高明度を有する赤色トナーが望まれていた。また、朱色を再現する手段として、従来のプロセスカラーにオレンジ系のトナー等を追加する手段が挙げられるが、2色のトナーの組み合わせになり、色の安定性が不十分であるという問題もあった。
また、従来のプロセスカラーでは表現できない特殊色用途に用いられる朱色の色調を再現することが偽造防止につながるといったセキュリティー性の観点からも、従来のプロセスカラーでは再現できない色域を満たすことに充分に応えられていなかった。
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、本発明は、従来のプロセスカラーでは再現できない高彩度、高明度の赤色を再現できる静電荷像現像用赤色トナーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも着色剤及び結着樹脂を含有する静電荷像現像用赤色トナーであって、前記静電荷像現像用赤色トナーによって出力された画像におけるL表色系による色相角(H)が36度以上50度以下であり、明度(L)が47以上55以下であり、彩度(c)が94以上108以下であることを特徴とするであることを特徴とする。
本発明によれば、従来のプロセスカラーでは再現できない高彩度、高明度の赤色を再現できる静電荷像現像用赤色トナーを提供することができる。
本発明の画像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の一例における要部構成を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の一例における他の要部構成を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の他の例を示す概略図である。
本発明は、少なくとも着色剤及び結着樹脂を含有する静電荷像現像用赤色トナーであって、前記静電荷像現像用赤色トナーによって出力された画像におけるL表色系による色相角(H)が36度以上50度以下であり、明度(L)が47以上55以下であり、彩度(c)が94以上108以下であることを特徴とする。
以下、本発明に係る静電荷像現像用赤色トナー、現像剤及び画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(トナー)
本発明の静電荷像現像用赤色トナー(以下、単に赤色トナーと称することがある)は、少なくとも着色剤及び結着樹脂を含有し、必要に応じてその他の成分を含んでいてもよい。本発明の赤色トナーによって出力された画像は、L表色系による色相角(H)が36度以上50度以下であり、明度(L)が47以上55以下であり、彩度(c)が94以上108以下である。このような範囲を実現し、従来のプロセスカラーでは再現できない高彩度、高明度の赤色を再現する。本発明の赤色トナーにより、従来のプロセスカラーでは再現できない高彩度、高明度の赤色が再現され、本発明の赤色トナーによって出力された画像と他の画像とを判別することができ、印鑑や機密文書等が出力された画像の発行元の正当性を判別することも期待できる。
本発明において、色相角(H)、明度(L)、彩度(c)の測定は、X−rite938(X−rite社製)により測定を行う。
<着色剤>
赤色トナーの着色剤(色材と称することもある)としては、単独でその色域を満足する赤色顔料を用いてもよいし、イエロー、オレンジ、マゼンタ顔料等を混合してその色域を再現してもよい。色の濁り、再現性の観点より赤色色材を単独で用いることが好ましい。
前記着色剤としては、ジケトピロロピロール構造を有する化合物及びペリレン構造を有する化合物から選ばれる少なくとも一種以上を含有することが好ましい。ここで、ジケトピロロピロール構造を有する化合物はその異性体であってもよく、ペリレン構造を有する化合物はその異性体であってもよい。
前記ジケトピロロピロール構造を有する化合物としては、ピグメントレッド254、ピグメントレッド255等が挙げられる。
前記ペリレン構造を有する化合物としては、ピグメントレッド149、ピグメントレッド179等が挙げられる。
また、ジケトピロロピロール、ペリレン構造を有する化合物以外であってもよく、例えばアゾ顔料が挙げられ、その例としてはピグメントレッド166が挙げられる。
ジケトピロロピロール及びペリレンは塩素を含有せず高彩度が得られるため有効である。そのため、上記の中でも、塩素を含有せず高彩度が得られるピグメントレッド149、ピグメントレッド255が好ましい。
イエロー顔料としては、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー139、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー180、ピグメントイエロー185などが挙げられる。
オレンジ顔料としては、ピグメントオレンジ38、ピグメントオレンジ43、ピグメントオレンジ64、ピグメントオレンジ71、ピグメントオレンジ72などが挙げられる。
マゼンタ顔料としては、ピグメントレッド48:1、ピグメントレッド48:3、ピグメントレッド81、ピグメントレッド53:1、ピグメントレッド122、ピグメントレッド238、ピグメントレッド269などが挙げられる。
本発明の赤色トナーにおける着色剤の含有量は、6重量%以上12重量%以下が好ましい。6重量%未満だと狙いの色特性を得るためのトナー付着量が多くなり、粒状度や細線再現性などの画質が悪くなる傾向となる。12重量%より大きいとトナーの帯電特性が不安定となったり、トナーの熱物性に影響を与え定着性が低下することがある。
本発明の赤色トナーにおける着色剤は、彩度(c)が3未満の無彩色の蛍光色材、又はL表色系による色相角(H)が80度以上110度以下の蛍光色材を有することが好ましい。
前記蛍光色材は元の赤色色材の色特性に影響が小さく、またブラックライト等を照射したときの色調が自然光下の色調である赤と同じ色調に見える特徴がある。前記蛍光色材を含有する赤色トナーによって形成された画像は、前記蛍光色材を含有しない赤色トナーによって形成された画像と、一般的な照射条件下では色調は同じとなる。これに対し、特殊な照射条件下では、両者の色調は異なる。これにより、本発明の赤色トナーを機密文書等に用いた場合でも、ブラックライト等の下で、赤色が赤色として認識することができる。さらに、例えば印鑑などの赤色画像が偽造された場合でも、所定の手段、例えばブラックライトを照射することによって偽造を発見でき、偽造防止も期待できる。
前記特殊な光としては、ブラックライトに限られるものではなく、紫外線を放射するライトであればよい。また、ブラックライトとしては、特に制限されるものではなく、例えばUVP社製MODEL UVL−56等を用いることができる。
前記彩度(c)が3未満の無彩色の蛍光色材としては、例えばクラリアント社製CARTAX、BASFジャパン社製1057−YDなどが挙げられる。
前記色相角(H)が80度以上110度以下の蛍光色材としては、例えばピグメントイエロー101が挙げられる。
赤色トナーに前記蛍光色材が含有される場合、前記ジケトピロロピロール構造を有する化合物及びペリレン構造を有する化合物の合計量と、前記蛍光色材の合計量との割合が、4:1から2:1であることが好ましい。4:1より少ないと十分な蛍光強度が得られず、2:1より大きいと赤色が濁ったり、色調が変化してしまったりすることがある。
赤色以外に組み合わせに用いられるトナーとして、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのプロセスカラートナー及び、白色トナー、グリーントナー、ブルートナー、メタリックトナーなどの特色トナーが挙げられる。
これらのトナーに用いられる着色剤としては、特に制限はなく、通常使用される樹脂を適宜選択して使用することができる。
ブラックトナーとしては、カーボンブラック単独もしくはカーボンブラックを主成分として銅フタロシアニンなどを混合し、色相を及び明度を調整したものが好ましい。
シアントナーとしては、ピグメントブルー15:3である銅フタロシアニン、もしくは前記着色剤にアルミフタロシアニン混合したものが好ましい。
マゼンタトナーとしては、ピグメントレッド53:1、ピグメントレッド81、ピグメントレッド122、ピグメントレッド269を単独、もしくは混合して用いられる。
イエロートナーとしては、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー180、ピグメントイエロー185が単独もしくは混合で用いられるが、好ましくはピグメントイエロー185単独もしくはピグメントイエロー74との混合で用いることが彩度、保存性の面から好ましい。
白色顔料としては、二酸化チタンにケイ素、ジルコニア、アルミ、ポリオールなどの表面処理を施したもの等を用いることができる。
グリーントナーとしては、ピグメントグリーン7等を用いることができるが、安全面に留意する必要がある。
ブルートナーとしては、ピグメントブルー15:1やピグメントバイオレット23等が挙げられる。
<結着樹脂>
前記結着樹脂としては、特に制限はなく、通常使用される樹脂を適宜選択して使用することができ、2種類以上の樹脂を混合し用いることが可能であるが、溶剤に不溶なゲル成分が0.5%未満であることが好ましい。ゲル成分が含まれると定着された画像が低光沢となり色再現性が低下する。また、混合される樹脂の組成によりトナー形状やトナー中の離型剤(ワックス)、顔料の位置などを制御することが可能となる。
前記樹脂としては、スチレン系単量体、アクリル系単量体、メタクリル系単量体等の単量体からなるビニル重合体、これらの単量体又は2種類以上からなる共重合体、ポリエステル系重合体、ポリオール樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、石油系樹脂などが挙げられる。
これらの中でもポリエステル系重合体がトナー材料に好ましく用いられる。
前記ポリエステル系重合体を構成するモノマーとしては、2価のアルコール成分が挙げられ、ポリエステル樹脂を架橋させるために、3価以上のアルコールを併用することが好ましい。
前記2価のアルコール成分としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、又は、ビスフェノールAにエチレンオキシド、プロピレンオキシド等の環状エーテルが重合して得られるジオールなどが挙げられる。
前記3価以上の多価アルコールとしては、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、例えば、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼンなどが挙げられる。
ポリエステル系重合体を形成する酸成分としては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等のべンゼンジカルボン酸類又はその無水物、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸等のアルキルジカルボン酸類又はその無水物、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、アルケニルコハク酸、フマル酸、メサコン酸等の不飽和二塩基酸、マレイン酸無水物、シトラコン酸無水物、イタコン酸無水物、アルケニルコハク酸無水物等の不飽和二塩基酸無水物、3価以上の多価カルボン酸などが挙げられる。
また、3価以上の多価カルボン酸としては、トリメット酸、ピロメット酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシ−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキシ)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、又はこれらの無水物、部分低級アルキルエステルなどが挙げられる。
結着樹脂がポリエステル系樹脂の場合は、樹脂成分のテトラヒドロフラン(THF)に可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフイー(GPC)による分子量分布で、重量平均分子量(Mw)が8.0×10〜5.0×10である樹脂が、定着性、オフセット性、保存性の点で好ましい。重量平均分子量(Mw)が8.0×10未満では残留溶媒値は小さくすることが可能であるがオフセット性、保存性に問題があり、重量平均分子量(Mw)が5.0×10より大きい場合、残留溶媒値を200ppm以下とすることが困難となる。
結着樹脂がポリエステル樹脂の場合、その酸価としては、0.1mgKOH/g〜100mgKOH/gであることが好ましく、5mgKOH/g〜70mgKOH/gであることがより好ましく、10mgKOH/g〜50mgKOH/gであることがさらに好ましい。
本発明の赤色トナーに使用できる結着樹脂としては、前記ビニル重合体成分又はポリエステル系樹脂成分の少なくともどちらか一方に、これらの両樹脂成分と反応し得るモノマー成分を含む樹脂も使用することができる。
ポリエステル系樹脂成分を構成するモノマーのうち、ビニル重合体と反応し得るものとしては、例えば、フタル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸又はその無水物、などが挙げられる。
ビニル重合体成分を構成するモノマーとしては、カルボキシル基又はヒドロキシ基を有するものや、アクリル酸若しくはメタクリル酸エステル類等が挙げられる。
また、ポリエステル系重合体、ビニル重合体とその他の結着樹脂を併用する場合、全体の結着樹脂の酸価が0.1〜50mgKOH/gである樹脂を60質量%以上有するものが好ましい。
トナーの結着樹脂及び結着樹脂を含む組成物は、トナー保存性の観点から、ガラス転移温度(Tg)が35〜80℃であるのが好ましく、40〜75℃であるのがより好ましい。Tgが35℃より低いと高温雰囲気下でトナーが劣化しやすく、また定着時にオフセットが発生しやすくなることがある。また、Tgが80℃を超えると、定着性が低下することがある。
前記スチレン系単量体としては、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−アミルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−へキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキシスチレン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロロスチレン、m−ニトロスチレン、o−ニトロスチレン、p−ニトロスチレン等のスチレン、又はその誘導体、などが挙げられる。
前記アクリル系単量体としては、例えば、アクリル酸、あるいはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシル、アクリル酸2−エチルへキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸、又はそのエステル類、などが挙げられる。
前記メタクリル系単量体としては、例えば、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸n−ドデシル、メタクリル酸2−エチルへキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等のメタクリル酸又はそのエステル類、などが挙げられる。
前記ビニル重合体、又は共重合体を形成する他のモノマーの例としては、以下の(1)〜(18)が挙げられる。
(1)エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレフイン類;(2)ブタジエン、イソプレン等のポリエン類;(3)塩化ビニル、塩化ビニルデン、臭化ビニル、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類;(4)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類;(5)ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;(6)ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;(7)N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物;(8)、ビニルナフタリン類;(9)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のアクリル酸若しくはメタクリル酸誘導体等;(10)マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、アルケニルコハク酸、フマル酸、メサコン酸等の不飽和二塩基酸;(11)マレイン酸無水物、シトラコン酸無水物、イタコン酸無水物、アルケニルコハク酸無水物等の不飽和二塩基酸無水物;(12)マレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸モノエチルエステル、マレイン酸モノブチルエステル、シトラコン酸モノメチルエステル、シトラコン酸モノエチルエステル、シトラコン酸モノブチルエステル、イタコン酸モノメチルエステル、アルケニルコハク酸モノメチルエステル、フマル酸モノメチルエステル、メサコン酸モノメチルエステルの如き不飽和二塩基酸のモノエステル;(13)ジメチルマレイン酸、ジメチルフマル酸等の不飽和二塩基酸エステル;(14)クロトン酸、ケイヒ酸の如きα,β−不飽和酸;(15)クロトン酸無水物、ケイヒ酸無水物等のα,β−不飽和酸無水物;(16)該α,β−不飽和酸と低級脂肪酸との無水物、アルケニルマロン酸、アルケニルグルタル酸、アルケニルアジピン酸、これらの酸無水物及びこれらのモノエステルの如きカルボキシル基を有するモノマー;(17)2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル類;(18)4−(1−ヒドロキシ−1−メチルブチル)スチレン、4−(1−ヒドロキシ−1−メチルへキシル)スチレンの如きヒドロキシ基を有するモノマー。
本発明のトナーにおいて、結着樹脂のビニル重合体、又は共重合体は、ビニル基を2個以上有する架橋剤で架橋された架橋構造を有していてもよい。この場合に用いられる架橋剤としては、芳香族ジビニル化合物として、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンなどが挙げられる。また、これらの他にも、アルキル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類、エーテル結合を含むアルキル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類、ポリエステル型ジアクリレート類等が挙げられる。
アルキル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類としては、例えば、エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6へキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、これらの化合物のアクリレートをメタクリレートに代えたもの、などが挙げられる。
エーテル結合を含むアルキル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類としては、例えば、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール#400ジアクリレート、ポリエチレングリコール#600ジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、これらの化合物のアクリレートをメタアクリレートに代えたもの、などが挙げられる。その他、芳香族基及びエーテル結合を含む鎖で結ばれたジアクリレート化合物、ジメタクリレート化合物も挙げられる。
ポリエステル型ジアクリレート類としては、例えば、商品名MANDA(日本化薬社製)が挙げられる。
多官能の架橋剤としては、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、オリゴエステルアクリレート及び以上の化合物のアクリレートをメタクリレートに代えたもの、トリアリルシアヌレート、トリアリルトリメリテートが挙げられる。
これらの架橋剤は、前記ビニル重合体、又は共重合体を形成する他のモノマー100質量部に対して、0.01〜10質量部用いることが好ましく、0.03〜5質量部用いることがより好ましい。
これらの架橋性モノマーのうち、トナー用樹脂に定着性、耐オフセット性の点から、芳香族ジビニル化合物(特にジビニルベンゼン)、芳香族基及びエーテル結合を1つ含む結合鎖で結ばれたジアクリレート化合物類が好適に挙げられる。これらの中でも、スチレン系共重合体、スチレン−アクリル系共重合体となるようなモノマーの組み合わせが好ましい。
ビニル重合体又は共重合体の製造に用いられる重合開始剤としては、例えば、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル、2,2'−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、ジメチル−2,2'−アゾビスイソブチレート、1,1'−アゾビス(1−シクロへキサンカルボニトリル)、2−(カルバモイルアゾ)−イソブチロニトリル、2,2'−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタン)、2−フェニルアゾ−2',4'−ジメチル−4'−メトキシバレロニトリル、2,2'−アゾビス(2−メチルプロパン)、メチルエチルケトンパ−オキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、シクロへキサノンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド類、2,2−ビス(tert−ブチルパーオキシ)ブタン、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチルクミルパーオキサイド、ジークミルパーオキサイド、α−(tert−ブチルパーオキシ)イソプロピルべンゼン、イソブチルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、m−トリルパーオキサイド、ジ−イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチルへキシルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エトキシエチルパーオキシカーボネート、ジ−エトキシイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(3−メチル−3−メトキシブチル)パーオキシカーボネート、アセチルシクロへキシルスルホニルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシアセテート、tert−ブチルパーオキシイソブチレート、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルへキサレート、tert−ブチルパーオキシラウレート、tert−ブチル−オキシベンゾエ−ト、tert−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジ−tert−ブチルパーオキシイソフタレート、tert−ブチルパーオキアリルカーボネート、イソアミルパーオキシ−2−エチルへキサノエート、ジ−tert−ブチルパーオキシへキサハイドロテレフタレート、tert−ブチルパーオキシアゼレート、などが挙げられる。
結着樹脂がスチレン−アクリル系樹脂の場合、樹脂成分のテトラヒドロフラン(THF)に可溶分のGPCによる分子量分布で、重量平均分子量(Mw)が8.0×10〜5.0×10である樹脂が、定着性、オフセット性、保存性の点で好ましい。重量平均分子量(Mw)が8.0×10以下では残留溶媒値は小さくすることが可能だが、オフセット性、保存性に問題があり、重量平均分子量(Mw)が5.0×10より大きい場合残留溶媒値を200ppm以下とすることが困難となる。
結着樹脂がスチレン−アクリル系樹脂等のビニル重合体の場合の酸価としては、0.1mgKOH/g〜100mgKOH/gであることが好ましく、0.1mgKOH/g〜70mgKOH/gであることがより好ましく、0.1mgKOH/g〜50mgKOH/gであることがさらに好ましい。
本発明のトナーは、有機溶媒中に、結着樹脂前駆体、着色剤、有機低分子物質を溶解もしくは分散してなる油相を水系媒体中に分散させ、得られたO/W型分散液から有機溶媒を除去する工程を含む製造法によって得られるトナーであってもよい。
結着樹脂前駆体としては、変性ポリエステル系樹脂からなる結着樹脂前駆体が好ましく、イソシアネートやエポキシなどにより変性されたポリエステルプレポリマーを挙げることができる。これは、活性水素基を持つ化合物(アミン類など)と伸長反応し、離型幅(定着下限温度とホットオフセット発生温度の差)の向上に効果をおよぼす。
前記ポリエステルプレポリマーの合成方法としては、ベースとなるポリエステル樹脂に、従来公知のイソシアネート化剤やエポキシ化剤などを反応させることで容易に合成することができる。
前記イソシアネート化剤としては、脂肪族ポリイソシアネート(テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトメチルカプロエートなど);脂環式ポリイソシアネート(イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネートなど);芳香族ジイソシアネート(トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなど);芳香脂肪族ジイソシアネート(α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなど);イソシアヌレート類;前記ポリイソシアネートをフェノール誘導体、オキシム、カプロラクタムなどでブロックしたもの;及びこれら2種以上を併用したもの等が挙げられる。
前記エポキシ化剤としては、エピクロロヒドリン等が挙げられる。
イソシアネート化剤の比率は、イソシアネート基[NCO]と、ベースとなるポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、通常5/1〜1/1、好ましくは4/1〜1.2/1、より好ましくは2.5/1〜1.5/1である。[NCO]/[OH]が5を超えると低温定着性が悪化することがある。[NCO]のモル比が1未満では、このポリエステルプレポリマーのウレア含量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
前記ポリエステルプレポリマー中のイソシアネート化剤の含有量は、通常0.5〜40質量%、好ましくは1〜30質量%、さらに好ましくは2〜20質量%である。0.5質量%未満では、耐ホットオフセット性が悪化するとともに、耐熱保存性と低温定着性の両立の面で不利になる。また、40質量%を超えると低温定着性が悪化することがある。
また、前記ポリエステルプレポリマー中の1分子当たりに含有するイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、より好ましくは、平均1.8〜2.5個である。1分子当たり1個未満では、伸長反応後のウレア変性ポリエステル樹脂の分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化することがある。
前記結着樹脂前駆体は、重量平均分子量が1×10以上3×10以下であることが好ましい。
また、前記結着樹脂前駆体に、前記結着樹脂前駆体と伸長又は架橋する化合物を用いることができ、前記結着樹脂前駆体と伸長又は架橋する化合物としては、活性水素基を有する化合物が挙げられ、その代表として、アミン類を挙げることができる。
アミン類としては、ジアミン化合物、3価以上のポリアミン化合物、アミノアルコール化合物、アミノメルカプタン化合物、アミノ酸化合物、及び、これらのアミノ基をブロックした化合物などが挙げられる。
ジアミン化合物としては、芳香族ジアミン(フェニレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4’ジアミノジフェニルメタンなど);脂環式ジアミン(4,4’−ジアミノ−3,3’ジメチルジシクロヘキシルメタン、ジアミンシクロヘキサン、イソホロンジアミンなど);及び脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなど)などが挙げられる。
3価以上のポリアミン化合物としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。
アミノアルコール化合物としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。
アミノメルカプタン化合物としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。
アミノ酸化合物としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸などが挙げられる。
これらのアミノ基をブロックした化合物としては、前記アミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)から得られるケチミン化合物、オキサゾリン化合物などが挙げられる。
これらアミン類のうち好ましいものは、ジアミン化合物及びジアミン化合物と少量のポリアミン化合物の混合物である。
本発明において、前記結着樹脂前駆体成分として非結晶性の未変性ポリエステル樹脂を用いることができる。変性ポリエステル系樹脂からなる結着樹脂前駆体を架橋及び/又は伸長反応させて得られる変性ポリエステル樹脂と未変性のポリエステル樹脂は、少なくとも一部が相溶していることが好ましい。これにより、低温定着性及び耐ホットオフセット性を向上させることができる。このため、変性ポリエステル樹脂と未変性のポリエステル樹脂のポリオールとポリカルボン酸は、類似の組成であることが好ましい。
また、本発明のトナー中に結晶性ポリエステル樹脂を分散し含有させることが可能である。結晶性ポリエステル樹脂は結晶性を持つがゆえに、吸熱ピーク温度付近において急激な粘度低下を示す熱溶融特性を示す。すなわち、溶融開始温度直前までは結晶性による耐熱保存性がよく、溶融開始温度では急激な粘度低下(シャープメルト性)を起こし、定着することから、良好な耐熱保存性と低温定着性を兼ね備えたトナーを設計することができる。
前記結晶性ポリエステル樹脂として、鋭い吸熱曲線を有し、かつ、60〜110℃の範囲で吸熱ピークを示すものを用いることで、トナーの低温定着性と耐熱保存性を同時に、より満たすことが可能となる。さらに、結晶性ポリエステル樹脂の吸熱ピーク温度が、65〜75℃であれば、よりトナーの低温定着性と耐熱保存性を向上させることが可能となる。
結晶性ポリエステル樹脂は、アルコール成分として炭素数2〜12の飽和脂肪族ジオール化合物、特に1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1、8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオール及びこれらの誘導体と、酸性成分として二重結合(C=C結合)を有する炭素数2〜12のジカルボン酸、又は、炭素数2〜12の飽和ジカルボン酸、特にフマル酸、1,4−ブタン二酸、1,6−ヘキサン二酸、1、8−オクタン二酸、1,10−デカン二酸、1,12−ドデカン二酸及びこれらの誘導体とを用いて合成される結晶性ポリエステル樹脂が好ましい。
中でも、吸熱ピーク温度と吸熱ショルダー温度の差をより小さくする点で、特に1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1、8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオールのいずれか一種類のアルコール成分と、フマル酸、1,4−ブタン二酸、1,6−ヘキサン二酸、1、8−オクタン二酸、1,10−デカン二酸、1,12−ドデカン二酸のいずれか一種類のジカルボン酸成分のみで構成されることが好ましい。
本発明のトナーには着色剤、結着樹脂前駆体の他に様々な機能を持たせるために、有機低分子物質を分散させ、添加し、製造されるものであってもよい。
有機低分子物質としては、脂肪酸エステル、フタル酸等の芳香族酸のエステル、燐酸エステル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、イタコン酸エステル、その他エステル、ベンジル、ベンゾイン化合物、ベンゾイル化合物等のケトン類、ヒンダードフェノール化合物、べンゾトリアゾール化合物、芳香族スルホンアミド化合物、脂肪族アミド化合物、長鎖アルコール、長鎖ジアルコール、長鎖カルボン酸、長鎖ジカルボン酸などが挙げられる。
具体的には、ジメチルフマレート、モノエチルフマレート、モノブチルフマレート、モノメチルイタコネート、モノブチルイタコネート、ジフェニルアジペート、ジベンジルテレフタレート、ジベンジルイソフタレート、ベンジル、ベンゾインイソプロピルエーテル、4−ベンゾイルビフェニル、4−ベンゾイルジフェニルエーテル、2−ベンゾイルナフタレン、ジベンゾイルメタン、4−ビフェニルカルボキシリックアシッド、ステアリルステアリン酸アミド、オレイルステアリン酸アミド、ステアリンオレイル酸アミド、オクタデカノール、n−オクチルアルコール、テトラコサン酸、エイコサン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ノナデカン酸、パルミチン酸ヒドロキシオクタン酸、ドコサン酸、特開2002−105414号公報に記載の一般式(1)〜(17)の化合物、等が挙げられる。
さらに、例えば、カルナウバワックス、綿ロウ、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス;ミツロウ、ラノリン等の動物系ワックス;オゾケライト、セルシン等の鉱物系ワックス;パラフィン、マイクロクリスタリン、ペトロラタム等の石油ワックス;などの天然ワックスが挙げられる。
また、前記天然ワックスのほか、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素ワックス;エステル、ケトン、エーテル等の合成ワックス;などが挙げられる。
さらに、12−ヒドロキシステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、無水フタル酸イミド、塩素化炭化水素等の脂肪酸アミド;低分子量の結晶性高分子樹脂である、ポリ−n−ステアリルメタクリレート、ポリ−n−ラウリルメタクリレート等のポリアクリレートのホモ重合体あるいは共重合体(例えば、n−ステアリルアクリレート−エチルメタクリレートの共重合体等);側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子、などを用いてもよい。
これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、有機低分子物質は樹脂との組み合わせにより以下の機能を示す場合がある。用いられる樹脂と有機低分子物質が有機低分子物質の溶融温度以上の温度にて相溶する場合、有機低分子物質は可塑剤として機能する。つまり、該有機低分子物質により樹脂の軟化速度が向上し低温定着性を有することとなる。この場合、有機低分子物質の溶融温度は120℃以下が好ましく、より好ましくは80℃以下となる。溶融温度が120℃を超えると低温定着性に効果がなくなることがある。
用いられる樹脂と有機低分子物質が相溶しない場合、有機低分子物質は離型剤として機能する。この場合該有機低分子物質の溶融温度は100℃以下が好ましく、より好ましくは80℃以下である。溶融温度が100℃以上となると定着時にコールドオフセットを発生しやすくなる。
また、有機低分子物質の溶融粘度としては、該有機低分子物質の融点より10℃高い温度での測定値として、5〜1000cpsが好ましく、10〜100cpsがより好ましい。前記溶融粘度が、5cps未満であると、離型性が低下することがあり、1000cpsを超えると、耐ホットオフセット性、低温定着性への向上効果が得られなくなることがある。
(現像剤)
本発明の現像剤は、本発明の赤色トナーを含み、一成分系現像剤又は二成分系現像剤として用いることができる。
本発明の赤色トナーを二成分系現像剤に用いる場合には、磁性キャリアと混合して用いればよく、現像剤中のキャリアとトナーの含有比は、キャリア100質量部に対してトナー1〜10質量部が好ましい。
磁性キャリアとしては、粒子径20〜200μm程度の鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、磁性樹脂キャリアなど従来から公知のものが使用できる。
磁性キャリアの被覆材料としては、アミノ系樹脂、例えば、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。また、ポリビニル及びポリビニリデン系樹脂、例えば、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂及びスチレンアクリル共重合樹脂等のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂及びポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ弗化ビニル樹脂、ポリ弗化ビニリデン樹脂、ポリトリフルオロエチレン樹脂、ポリヘキサフルオロプロピレン樹脂、弗化ビニリデンとアクリル単量体との共重合体、弗化ビニリデンと弗化ビニルとの共重合体、テトラフルオロエチレンと弗化ビニリデンと非弗化単量体とのターポリマー等のフルオロターポリマー、及びシリコーン樹脂等が使用できる。
また必要に応じて、導電粉等を被覆樹脂中に含有させてもよい。導電粉としては、金属粉、カーボンブラック、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。これらの導電粉は、平均粒子径1μm以下のものが好ましい。平均粒子径が1μmよりも大きくなると、電気抵抗の制御が困難になる。
また、本発明の赤色トナーはキャリアを使用しない一成分系現像剤(磁性トナーあるいは非磁性トナー)としても用いることができる。
(画像形成装置)
次に、本発明の画像形成装置について説明する。
<画像形成装置の第1の実施形態>
本実施形態の画像形成装置は、少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する。そして、前記現像手段が5つであり、前記現像手段は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローのトナーと、前記赤色トナーの組合わせとなる。
図1に本実施形態に係る画像形成装置の概略図を示す。図1では赤色トナーの現像手段は省略されている。図1の画像形成装置は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの5つのトナー像形成部20Y、C、M、K、Aが並列配置され、各トナー像形成部により形成されたイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、レッド(A)の各色トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する、いわゆるタンデム型画像形成装置である。なお、各色のトナー像形成部の並びに、特に制限はない。
各トナー像形成部20Y、C、M、K、Aは、それぞれ像担持体として回転駆動される感光体ドラム4Y、C、M、K、Aを備えている。また、各感光体ドラム4Y、C、M、K、Aに各色の画像情報に基づいてレーザ光又はLED光により露光して潜像を形成する露光装置45が設けられている。
また、各トナー像形成部20Y、C、M、K、Aに対向するように、中間転写体としての中間転写ベルト60が表面移動可能に配設されている。中間転写ベルト60を介して感光体ドラム4Y、C、M、Kと相対する位置には、感光体ドラム4Y、C、M、K、A上に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト60に転写する一次転写ローラ61Y、C、M、K、Aが配置されている。
一次転写ローラ61Y、C、M、K、Aは、後述する各トナー像形成部20Y、C、M、K、Aにより形成された各色トナー像を、中間転写ベルト60上に順次転写し、重ね合わせることによりフルカラー画像を形成する。
また、中間転写ベルト60の表面移動方向に関して1次転写ローラ61Y、C、M、K、Aの下流には、中間転写ベルト60上のトナー像を転写紙に一括転写する2次転写装置65が配置されている。さらに、2次転写装置65よりも下流には、中間転写ベルト60表面に残留するトナーを取り除くためのベルトクリーニング装置66が設けられている。
画像形成装置の下部には、給紙カセット71、給紙ローラ72等からなる給紙部70が設けられており、レジストローラ73に向かって転写紙を送り出す。レジストローラ73は上記トナー像形成のタイミングに合わせて、中間転写ベルト60と2次転写装置65との対向部に向かって転写紙を送り出す。中間転写ベルト60上のフルカラートナー像は、2次転写装置65により転写紙上に転写され、定着装置90により定着された後に、機外に排出される。
次に、各トナー像形成部20Y、C、M、K、Aについて説明する。各トナー像形成部20Y、C、M、K、Aは、収容されるトナーの色が異なる以外は、構成及び動作がほぼ同一であるので、以下の説明では色分け用の添え字Y、C、M、K、Aを省略して、トナー像形成部20構成及び動作について説明する。図2は、画像形成装置の一実施形態における要部構成を説明するための概略図である。
トナー像形成部20の感光体ドラム4の周囲には、帯電装置40、現像装置50、クリーニング装置30等の電子写真プロセスを実行する各手段が配置されており、公知の動作で感光体ドラム4上に各色トナー像を形成する。このようなトナー像形成部20は、一体的に形成され、画像形成装置本体に対して脱着可能なプロセスカートリッジであってもよい。
図3に現像手段を5つ備えた画像形成装置の一例における要部構成についての概略図を示す。なお、上記画像形成装置と同様の点についての説明は省略する。
本実施形態の画像装置は、感光体5、11、17、23、29を備え、前記感光体の周りには、帯電器6、12、18、24、30と、現像手段8、14、20、26、32と、転写器10、16、22、28、34と、クリーニング装置9、15、21、27、33とを備えており、前記感光体には露光光7、13、19、25、31が照射される。
各色の現像ユニットは、前記感光体、前記帯電器、前記現像手段、前記クリーニング装置等を備えている。現像ユニット35は赤色トナー、現像ユニット36はブラックトナー、現像ユニット37はシアントナー、現像ユニット38はマゼンタトナー、現像ユニット39はイエロートナーにより、それぞれ作像を行い、中間転写ベルト40に転写し、作像を行う。中間転写ベルト40に作像された画像は、転写装置41により記録媒体に転写され、定着装置43により定着される。
また、本実施形態の画像形成装置に用いられるトナーとして、シアンのトナーがピグメントブルー15:3を含み、マゼンタのトナーがピグメントレッド122を含み、イエローのトナーがピグメントイエロー185を含み、ブラックのトナーがカーボンブラックを含むことが好ましい。これにより、色再現性に優れた画像形成装置を提供できる。
なお、本発明においては、前記転写材は、記録媒体、記録材、転写紙、記録用紙などとも称されるが、特に制限はなく、公知のものを用いることができる。
<画像形成装置の第2の実施形態>
本実施形態の画像形成装置は、少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する。そして、前記現像手段が2つであり、一方の現像手段におけるトナーがブラックトナーであり、他方の現像手段におけるトナーが前記赤色トナーである。
以下、詳細を説明するが、第1の実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本実施形態の画像形成装置について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の画像形成装置の概略構成を示す模式図である。なお、本実施形態では、画像形成装置としてプリンタの場合を例示しているが、画像形成装置としては、外部から送信される画像データだけでなく、スキャナーによって原稿から読み取った画像データに応じて、転写材に多色又は単色の画像を形成することができるコピー機、ファクシミリ装置又はこれらの機能を備えた複合機であってもよい。
図4に示す画像形成装置100は、外部から送信される画像データに応じて、シート状の転写紙(記録用紙)に第1の色と第2の色、及びその2色を混同して形成可能な色の画像を形成可能な2色のカラープリンタである。画像形成装置100は、第1の色のトナー像形成部20aと第2の色のトナー像形成部20bとを備える。なお、第1の色のトナー像形成部20aにおけるトナーをブラックトナー、第2の色のトナー像形成部20bにおけるトナーを赤色トナーとしてもよいし、その逆であってもよい。
第1の色のトナー像形成部20aは、静電潜像担持体としての感光体ドラム3aを備え、その周囲に、感光体ドラム3aの表面を帯電させる帯電手段5a、露光手段として露光装置による露光、第1の色を収容して感光体ドラム3aの表面の静電潜像を現像して第1の色の画像を形成する現像装置2a、画像転写後の感光体ドラム3の表面に残存する残留トナーを除去する感光体クリーニング装置4a、除電手段としての除電ランプ7aが配設されている。現像装置2aには、トナー像形成部20aの上方に備えられた補給装置30aより、第1の色トナーが補給されるようになっている。
第2の色用の画像形成手段20bも同様に、静電潜像担持体としての感光体ドラム3bを備え、その周囲に、感光体ドラム3bの表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ5b、露光手段として露光装置による露光L、第2の色を収容して感光体ドラム3bの表面の静電潜像を現像して第2の色の画像を形成する現像装置2b、画像転写後の感光体ドラム3の表面に残存する残留トナーを除去する感光体クリーニング装置4b、除電手段としての除電ランプ7bが配設され、現像装置2bには、トナー像形成部20bの上方に備えられた補給装置30bより、第2の色トナーが補給されるようになっている。
各感光体ドラム3a,3bの表面に静電潜像を形成する露光ユニット(露光部)1は、各トナー像形成部20a,20bの上方に配設されている。また、各トナー像形成部20a,20bの下には、各感光体ドラム3a,3bの表面のトナー画像を転写紙に転写する中間転写ユニット(転写部)40が配設されている。
中間転写ユニット40は、各トナー像形成部20a,20bにて形成されたトナー画像が転写される中間転写体7と、中間転写体7の内側に配設され、各感光体ドラム3a,3b表面のトナー画像を中間転写体7に転写させるそれぞれの色の一次転写ローラ6a,6bと、中間転写体7上に転写されたトナー画像を転写紙に転写させる二次転写ローラ11等を備えている。中間転写体は無端ベルトが好ましい。
また、画像形成装置100には、下部に、転写紙を収容する給紙トレイ50が配置されると共に、一側壁面には手差しトレイ60が設けられている。
また、画像形成装置100には、上部に、転写紙に転写されたトナー画像を転写紙に定着させる定着装置80が配置され、画像形成装置100の上面は排紙トレイ70となっている。
給紙トレイ50又は手差しトレイ60から給紙された転写材を、中間転写ベルトユニット8、定着装置80へと搬送するためのシート搬送路S等も設けられている。
各トナー像形成部20a,20bにおいては、各帯電手段5a,5bにて帯電された各感光体ドラム3a,3bの表面が、露光ユニット1によって露光され、各感光体ドラム3a,3bの表面に静電潜像(静電荷像)が形成される。
露光ユニット1は、第一の色用の感光体ドラム3aを第一の色成分の画像データに応じて露光し、第2の色用の感光体ドラム3bを第2の色成分の画像データに応じて露光する。このようにして形成された静電潜像に、各現像装置2a,2bが第1の色のトナー,第2の色のトナーを供給することによって、第一の色のトナー画像、第2の色のトナー画像それぞれが感光体ドラム上に形成される。
各感光体ドラム3a,3b上に形成された第1の色のトナー画像及び第2の色トナー画像は、中間転写体ユニット40における各一次転写ローラ6a,6bにて中間転写体7上に重ね合せて転写される。中間転写体7上に転写されたトナー画像は、二次転写装置(転写部)8によって、シート搬送路Sを搬送される転写紙に転写される。トナー画像が転写された転写紙は、定着装置9を通過することで、トナー画像が転写紙上に定着され、その後、排紙トレイ70上に排出される。
給紙トレイ50又は手差しトレイ60と2次転写装置の間の搬送経路上に給紙用スキャナーと画像位置合わせのためのセンシング手段及び搬送制御手段が配置されることもある。給紙用スキャナーによって転写紙に予め書き込まれていた画像を読み込み、そのデータをフィードバックすることにより、より正確な転写紙上の位置への画像形成が可能となる。
<画像形成装置の第3の実施形態>
本実施形態の画像形成装置は、少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する。そして、前記現像手段が4つであり、前記現像手段のうち1つ乃至3つにブラックトナーを用い、それ以外の1つ乃至3つに本発明の赤色トナーを用いる。
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
(マスターバッチの作製)
<レッドマスターバッチAの調製>
C.I.ピグメントレッド254(BASFジャパン社製、IRGAZIN RED 3630)100部、ポリエステルA(三洋化成社製、EXL−101、Tg:61℃、Mw:6800、主成分:ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物、テレフタル酸、以下の実施例及び比較例にて同じ)400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[レッドマスターバッチA]を調製した。
<レッドマスターバッチBの調製>
C.I.ピグメントレッド255(BASFジャパン社製、IRGAZIN SCARLET L3550HD)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[レッドマスターバッチB]を調製した。
<レッドマスターバッチCの調製>
C.I.ピグメントレッド149(BASFジャパン社製、PALIOGEN RED K3580)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[レッドマスターバッチC]を調製した。
<レッドマスターバッチDの調製>
C.I.ピグメントレッド166(BASFジャパン社製、CROMOPHTAL SCARLET RT)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[レッドマスターバッチD]を調製した。
<蛍光色材マスターバッチEの調製>
C.I.ピグメントイエロー101(BASFジャパン社製、LUMOGEN YELLOW S0795)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、該混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[蛍光色材マスターバッチE]を調製した。
<蛍光色材マスターバッチFの調製>
ステルス蛍光色剤(BASFジャパン社製、1057−YD)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[蛍光色材マスターバッチF]を調製した。
<蛍光色材マスターバッチGの調製>
ステルス蛍光色剤(クラリアントジャパン社製、CARTAX)100部、上記ポリエステルA 400部、イオン交換水30部をポリエチレン袋に投入し十分混合した。次に、該混合物をオープンロール混練機(ニーデックス、日本コークス工業社製)でフロントロール供給側90℃、排出側50℃、バックロール供給側30℃、排出側20℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕して、[蛍光色材マスターバッチG]を調製した。
(粉砕トナーの作製)
上記作製した各マスターバッチを濃度調整のため、下記表1の処方比でポリエステルA及びポリエステルB(花王社製、RN−290)、並びにカルナウバワックス(セラリカ野田社製、WA−05)と混合した。また、下記表1の処方に従い、蛍光色材マスターバッチを混合した。その混合物をオープンロール混練機(ニーデックス日本コークス工業社製)でフロントロール供給側100℃、排出側60℃、バックロール供給側40℃、排出側30℃、フロントロール回転数35rpm、バックロール回転数31rpm、ギャップ0.25mmにて2回通しで混練した。その後、パルペライザー(ホソカワミクロン株式会社製)で粉砕し、さらにジェットミルにて粉砕し、分級することにより体積平均粒径がDv6.0μm、体積平均粒径/個数平均粒径が1.20となるトナー母体をそれぞれ作成した。
さらに、それぞれのトナー母体100部に対し、疎水化シリカ(HDK H2000、平均粒径10nm、Wacker ChemieGmbH社製)1.5部、疎水化酸化チタニア(MT−150AI、平均粒径15μm、テイカ社製)1.0部を添加し、ヘンシェルミキサーにて外添し、各粉砕トナーAからQを得た。
トナーA〜Qの組成を下記表1に示す。
Figure 2015161887
(溶解懸濁法によるトナーの作製)
<ワックス分散液Aの調製>
結着樹脂としての樹脂、及びワックスを添加した下記組成からなる分散液を調製した。
結着樹脂としてポリエステルC(SREX−005L、Tg:58℃、Mw:7600、三洋化成社製、以下の実施例及び比較例にて同じ)100質量部、パラフィンワックス(HPE−11、日本精鑞社製)90質量部、マレイン酸変性パラフィンワックス(P−166、中京油脂社製)10質量部を、酢酸エチル300質量部に、着色剤分散液調製時と同じく、攪拌羽を有するミキサーを使用して、10分間攪拌を行い、分散させた後、ダイノーミルを用いて8時間分散を施して[ワックス分散液A]を得た。
<トナー組成液Sの調製>
上記ポリエステルC 570部、上記C.I.ピグメントレッド149 80部、[ワックス分散液A]250部、酢酸エチル600部を攪拌羽を有するミキサーを使用して溶解分散した後、ビーズミル(「ウルトラビスコミル」、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/s、及び直径0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填した条件で1時間循環分散して[原料溶解分散液S]を調製した。
前記[原料溶解分散液S]150部とプレポリマーA(三洋化成社、SREU−11、固形分50%酢酸エチル溶液)50部を攪拌羽を有するミキサーを使用して混合し、トナー組成液Sを得た。
<トナー組成液Tの調製>
上記ポリエステルC 530部、上記C.I.ピグメントレッド149 80部、上記ピグメントイエロー101 40部、[ワックス分散液A]250部、酢酸エチル600部を攪拌羽を有するミキサーを使用して溶解分散した後、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/s、及び直径0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填した条件で1時間循環分散して[原料溶解液T]を調製した。
前記[原料溶解分散液T]150部とプレポリマーA(三洋化成社、SREU−11、固形分50%酢酸エチル溶液)50部を攪拌羽を有するミキサーを使用して混合し、トナー組成液Tを得た。
<樹脂微粒子分散液の調製>
撹拌棒、及び温度計をセットした反応容器内に、水683質量部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業株式会社製)11質量部、スチレン79質量部、メタクリル酸79質量部、アクリル酸ブチル105質量部、ジビニルベンゼン13質量部、及び過硫酸アンモニウム1質量部を仕込み、400回転/分で15分間撹拌し、白色の乳濁液を得た。次に、加熱して、系内温度75℃まで昇温し5時間反応させた。
さらに、1質量%過硫酸アンモニウム水溶液30質量部加え、75℃で5時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液である[樹脂微粒子分散液]を得た。
得られた[樹脂微粒子分散液]をレーザー回折式粒度分布測定器(LA−920、堀場製作所製)で測定したところ、体積平均粒径が105nmであった。次に、[微粒子分散液]の一部を乾燥して樹脂分を単離した。樹脂分のガラス転移温度(Tg)は95℃、数平均分子量140,000、質量平均分子量980,000であった。
<水系媒体相の調製>
イオン交換水306質量部、上記[樹脂微粒子分散液]60質量部、及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム4質量部を混合撹拌し、均一に溶解させて[水系媒体相](水系媒体)を調製した。
<乳化乃至分散液の調製>
得られた[水系媒体相]200質量部を容器内に入れ、TK式ホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)を用い、回転数10,500rpmで攪拌し、これに前記トナー組成液Iを100質量部を添加し、2分間混合した後、体積平均粒径Dvが6.0μm、体積平均粒径/個数平均粒径が1.15±0.2となるよう回転数4500rpmにて任意の時間収斂させて、[乳化乃至分散液S](乳化スラリー)を調製した。
トナー組成液Tについても同様に処理を行い[乳化乃至分散液T](乳化スラリー)を調製した。
<有機溶剤の除去>
攪拌機、及び温度計をセットしたコルベン内に、前記[乳化乃至分散液S]100質量部を仕込み、攪拌周速20m/分で攪拌しながら30℃にて12時間脱溶剤して[分散スラリーS]を得た。同様にして、[乳化乃至分散液S]を[乳化乃至分散液T]に代え、同様の操作を行い、[分散スラリーT]を得た。
<洗浄及び乾燥>
前記[分散スラリーS]100質量部を減圧濾過した後、濾過ケーキにイオン交換水100質量部を添加し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で混合(回転数12,000rpmにて10分間)し、濾過した。得られた濾過ケーキにイオン交換水300質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後、濾過する操作を2回行った。得られた濾過ケーキに10質量%水酸化ナトリウム水溶液20質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて30分間)した後、減圧濾過した。
得られた濾過ケーキにイオン交換水300質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後濾過した。
得られた濾過ケーキにイオン交換水300質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後濾過する操作を2回行った。
さらに得られた濾過ケーキに10質量%塩酸20質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後濾過した。
得られた濾過ケーキにイオン交換水300質量部を添加し、TK式ホモミキサーで混合(回転数12,000rpmにて10分間)した後濾過する操作を2回行い、最終濾過ケーキを得た。
得られた最終濾過ケーキを循風乾燥機にて45℃で48時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、トナー母体粒子Sを得た。
上記[分散スラリーS]を[分散スラリーT]に変え、同様の操作を行い、トナー母体粒子Tを得た。
各トナー母体粒子100部に対し、疎水化シリカ(HDK H2000、平均粒径10nm:Wacker ChemieGmbH社製)1.5部、疎水化酸化チタニア(MT−150AI、平均粒径15μm、テイカ社製)1.0部を添加しヘンシェルミキサーにて外添処理してトナーS,Tを得た。
<キャリアの作製>
芯材として体積平均粒径35μmの球形フェライト粒子に、コート材としてのシリコーン樹脂とメラミン樹脂の混合物を被覆してキャリアを作製した。
<現像剤の作製>
上記により得られたトナーA〜Tと、上記により得られたキャリアと混合して二成分現像剤を作製した。
(評価)
上記により得られた二成分現像剤について、Imagio Neo C350(リコー社製)の現像ユニットに投入し、好適な色特性が得られる付着量になるよう調整し、PODグロスペーパー(王子製紙社製)へベタ画像を出力した。なお、付着量(mg/cm)は、転写紙に対してトナーが付着する量であり、実施例及び比較例における付着量は、下記表2のように調整した。
測定値は分光濃度計X−rite938(X−rite社製)にて測色した値より算出して求めた。
比較例としてImagio Neo C350(リコー社製)の2つにユニットにカラートナーセットA(富士ゼロックス社製、Color 1000 Press用トナーセット)のイエロー及びマゼンタトナーを投入し、各色好適な色特性が得られる付着量に調整し、イエロートナーとマゼンタトナーのベタ画像を重ねて得られる2次色レッド画像を出力した(比較例1、プロセスカラーYM1)。
さらにカラートナーセットB(リコー社製、imagio MP C5002用トナーセット)でも同様に、イエロートナーとマゼンタトナーのベタ画像を重ねて得られる2次色レッド画像を出力した(比較例2、プロセスカラーYM2)。
各トナーでの調整した付着量及びその色特性を表2に示す。
表2中、比較例2の付着量において、「0.37+0.35」とあるのは、2次色レッド画像におけるイエロートナーの付着量が0.37であり、マゼンタトナーの付着量が0.35であることを示す。比較例1も同様である。
また、ブラックライトは、UVP社製MODEL UVL−56(波長:365nm)を用い、画像出力後にブラックライトを照射し、照射時の色を目視にて評価した。
Figure 2015161887
実施例のトナーは明度、彩度、色相角、を総合的に判断し、従来のプロセスカラーでは再現できない色特性を実現していることがわかる。比較例のトナーは、色調が赤色ではあるものの、明度、彩度が低く、実施例のトナーのような高彩度、高明度の赤色を再現することはできなかった。
さらに、ベタ画像にブラックライトを照射すると蛍光色材を混合したトナーは自然光下での色調を同様の色相を維持しているのに対し、混合していないトナーは紫の色調に変化した。
(図1及び図2)
1 ブレードホルダ
2 ブレード
3 加圧点
4 感光体ドラム
5 感光体ドラムの回転方向
6 加圧手段
6a 磁石(ブレード側磁力発生部材)
6b 磁石(感光体側磁力発生部材)
7 加圧バネ
8 強磁性体ブレードホルダ
9 強磁性体分散ブレード
9a 2層ブレードの感光体側層
9b 2層ブレードで支持体側層
11 ブロック状の連結部材
12 板状の連結部材
13 連結板
14 低弾性体部
15 高弾性体部
20 トナー像形成部
30 クリーニング装置
31 ケーシング
40 帯電装置
50 現像装置
60 中間転写ベルト
66 ベルトクリーニング装置
70 給紙部
71 給紙カセット
72 給紙ローラ
90 定着装置
(図3)
1 給紙部
5、11、17、23、29 感光体
6、12、18、24、30 帯電器
7、13、19、25、31 露光光
8、14、20、26、32 現像手段
9、15、21、27、33 クリーニング装置
35 赤色トナー現像ユニット
36 ブラックトナー現像ユニット
37 シアントナー現像ユニット
38 マゼンタトナー現像ユニット
39 イエロートナー現像ユニット
40 中間転写ベルト
41 転写装置
43 定着装置
(図4)
100 画像形成装置
1 露光装置
2 現像装置
3 感光体ドラム
4 感光体クリーニング装置
5 帯電ローラ
6 一次転写ローラ
7 中間転写体
8 二次転写装置
9 中間転写体クリーニング装置
10 除電装置
20 トナー像形成部
30 補給装置
40 中間転写体ユニット
50 給紙トレイ
60 手差しトレイ
70 排紙トレイ
80 定着装置
L 露光光
S 搬送経路
特開2009−229659号公報 特許第4842388号公報 特開2013−101189号公報 特開2011−242431号公報 特開2010−169843号公報 特開2013−20115号公報 特開2011−186380号公報

Claims (9)

  1. 少なくとも着色剤及び結着樹脂を含有する静電荷像現像用赤色トナーであって、
    前記静電荷像現像用赤色トナーによって出力された画像におけるL表色系による色相角(H)が36度以上50度以下であり、明度(L)が47以上55以下であり、彩度(c)が94以上108以下であることを特徴とする静電荷像現像用赤色トナー。
  2. 前記着色剤は、彩度(c)が3未満の無彩色の蛍光色材、又はL表色系による色相角(H)が80度以上110度以下の蛍光色材を有することを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用赤色トナー。
  3. 前記着色剤が、ジケトピロロピロール構造を有する化合物及びペリレン構造を有する化合物から選ばれる少なくとも一種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の静電荷像現像用赤色トナー。
  4. 前記ジケトピロロピロール構造を有する化合物及びペリレン構造を有する化合物の合計量と、前記蛍光色材の合計量との割合が、4:1から2:1であることを特徴とする請求項3に記載の静電荷像現像用赤色トナー。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の静電荷像現像用赤色トナーを含むことを特徴とする現像剤。
  6. 少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置であって、
    前記現像手段が5つであり、前記現像手段は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローのトナーと請求項1〜4のいずれかに記載の静電荷像現像用赤色トナーの組合わせであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記シアンのトナーがピグメントブルー15:3を含み、前記マゼンタのトナーがピグメントレッド122を含み、前記イエローのトナーがピグメントイエロー185を含み、前記ブラックのトナーがカーボンブラックを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置であって、
    前記現像手段が2つであり、一方の現像手段におけるトナーがブラックトナーであり、他方の現像手段におけるトナーが請求項1〜4のいずれかに記載の静電荷像現像用赤色トナーであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 少なくとも、静電潜像担持体と、前記静電潜像担持体に静電荷像を形成させる帯電手段と、前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、前記静電潜像担持体に形成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置であって、
    前記現像手段が4つであり、前記現像手段のうち1つ乃至3つにブラックトナーを用い、それ以外の1つ乃至3つに請求項1〜4のいずれかに記載の静電荷像現像用赤色トナーを用いることを特徴とする画像形成装置。
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