JP2015160958A - 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート - Google Patents

導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも安価で十分に高い導電性を有する導電性粒子および、そのような導電性粒子を含む導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートを提供する。【解決手段】本発明の実施形態による導電性粒子10は、NiおよびPを含む球状のコア12と、コア12の表面を覆うPdめっき層14と、Pdめっき層14の表面を覆うAuめっき層16と有する。【選択図】図1

Description

本発明は、主成分がNiのコアをもつ導電性粒子に関し、そのような導電性粒子を含む導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートに関する。
導電性粒子を含む高分子組成物は、厚さ方向にだけ導電性を有する異方性導電性シート(ACF)、異方性導電性ペースト(ACP)として、例えば、電子部品間の電気的な接続に広く用いられている。特に、異方性導電シートは、携帯電話などの小型の電気機器内における電気的な接続の形成などに広く利用されている。また、高分子としてゴム(エラストマーを含む)を用いた異方性導電シートは、感圧型異方性導電シートとして、配線基板等の検査(例えばインピーダンス測定)における一時的な電気的接続の形成にも用いられている(例えば、PCR(JSR株式会社の登録商標))。
例えば、特許文献1〜3には、強磁性を示す導電性粒子を用いた異方性導電シートが開示されている。これらの異方性導電シートにおいて、導電性粒子は、厚さ方向に配列し、かつシート面内方向においては分散して分布している。シートを厚さ方向に加圧すると、厚さ方向に配列した導電性粒子が互いに近接し、導電経路を形成する。強磁性を示す導電性粒子は、磁場によって厚さ方向に配列される。
国際公開第02/13320号 国際公開第2004/021018号 特開2012−174417号公報 特開2006−131978号公報 特開2009−197317号公報
しかしながら、従来の導電性粒子において、十分に高い導電性(十分に低い体積抵抗率、例えば、0.3×10-5Ω・m以下)を得るために、厚さが例えば200nm(0.2μm)のAu(金)めっき層を形成しており、コストが高いという問題があった。また、高い耐湿信頼性が求められる用途においては、めっき層にAu以外の金属を用いることは難しかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、従来よりも安価で十分に高い導電性および耐湿信頼性を有する導電性粒子および、そのような導電性粒子を含む導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートを提供することを目的とする。
本発明の実施形態の導電性粒子は、NiおよびPを含む球状のコアと、前記コアの表面を覆うPdめっき層と、前記Pdめっき層の表面を覆うAuめっき層とを有する。
ある実施形態において、前記Pdめっき層は無電解還元めっき層である。
ある実施形態において、前記Auめっき層は無電解置換めっき層である。
ある実施形態において、前記Pdめっき層の厚さは前記Auめっき層の厚さよりも大きく、かつ、前記Auめっき層の厚さは5nm以上40nm未満である。前記Pdめっき層の厚さは5nm超300nm未満であることが好ましい。
ある実施形態において、前記コアは、CuとSnとをさらに含む。
ある実施形態において、前記コアの直径は1μm以上100μm以下である。前記コアの直径は3μm以上であることが好ましい。
本発明の実施形態による導電性粉体は、上記のいずれかの導電性粒子を含む粉体であって、積算体積分布曲線におけるメジアン径d50が3μm以上100μm以下であり、かつ、[(d90−d10)/d50]≦0.8である。
本発明の実施形態による導電性高分子組成物は、上記の導電性粉体と、高分子とを含み、前記高分子は、例えば、ゴム、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂である。
本発明の実施形態による異方性導電シートは、上記の導電性高分子組成物から形成され、前記導電性粒子が厚さ方向に配列されている。
本発明の実施形態によると、従来よりも安価で十分に高い導電性および耐湿信頼性を有する導電性粒子および、そのような導電性粒子を含む導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートが提供される。
本発明の実施形態による導電性粒子の模式的な断面図である。 実施例の導電性粒子の断面SEM像を示す図である。 実施例の導電性粒子(Pdめっき層+Auめっき層)および参考例(Auめっき層なし)の導電性粒子の体積抵抗率のPdめっき層の厚さ依存性を示すグラフである。 比較例(Pdめっき層なし)の導電性粒子の体積抵抗率のAuめっき層の厚さ依存性を示すグラフである。 導電性粒子の体積抵抗率の測定に用いた装置の構造を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートを説明する。
図1に、本発明の実施形態による導電性粒子10の模式的な断面図を示す。導電性粒子10は、球状のコア12と、コア12の表面を覆うPd(パラジウム)めっき層14と、Pdめっき層14の表面を覆うAuめっき層16と有する。コア12は、Ni(ニッケル)およびP(りん)を含む。コア12の直径は、例えば、1μm以上100μm以下とする。コア12の直径が1μm未満であると、コア12の凝集が激しくなるので、粉体としての取扱いが容易でなくなる。コア12の直径が100μmを超えると、導電経路からはみ出して、例えば、隣接配線間のショートを引き起こす可能性が高まる。コア12の直径は、3μm以上であることが好ましく、30μm以下であることが好ましい。コア12の直径が3μm以上であると、Pdめっきを行う際に、コア12の凝集が緩和されるので、実用的である。コア12の直径が30μm以下であると、導電経路からのはみ出しがなくなるか、あるいは低減される。導電性粒子10の集合体としての導電性粉体は、積算体積分布曲線におけるメジアン径d50が3μm以上100μm以下であり、かつ、[(d90−d10)/d50]≦0.8であることが好ましい。メジアン径d50は導電性粉体の平均粒径の目安にすることができる。また、[(d90−d10)/d50]が0.8を超えると粒径のバラツキが大きく、導電経路において配線または電極に接触しない小粒径の導電性粒子が存在することになるので、接続信頼性が低下するおそれがある。d10およびd90は、それぞれ、積算体積分率が10%および90%となる粒径を表す。なお、本明細書における粒度分布は、特に説明しない限り、レーザー回折散乱法によって求められるものを指す。
導電性粒子10のコア12として、例えば、特許文献4または5に記載の導電性粒子を好適に用いることができる。特許文献5に記載の製造方法によって製造されたNiP導電性粉体は、単分散で、かつ、粒度分布が狭いので、[(d90−d10)/d50]≦0.8の関係を満足する導電性粉体を容易に製造できるという利点を有している。
コア12は、Niを主成分とし、P(燐)、Cu(銅)および/またはSn(錫)をさらに含む場合がある。P、CuおよびSnは、いずれもコア12の造球過程において、コアの成長や凝集を抑制する目的で、反応処理液中の出発成分として添加することができる。これらの元素がコア12に含まれる量は、コア12自体の電気抵抗率を低くするとの理由から少量であるほど好ましい。具体的に、コア12は、全体に対して1〜15質量%のPを含むものが好ましく、10質量%以下であることがさらに好ましい。Pの含有量が15質量%超になると、コア12の体積抵抗率の上昇が著しく実用的でない。また、コア12は、全体に対して0.01質量%〜18質量%のCuを含むものが好ましい。Cu含有量が18質量%超になると、コア12とPdめっき層14との密着性が低下する可能性がある。また、コア12は、全体に対して0.05質量%〜10質量%のSnを含んでもよい。Snの含有量が10質量%超になると、コア12とPdめっき層14との密着性が低下する可能性がある。また、コア12は、NiとPとCuに加えてSnを含むことが好ましい。CuおよびSnは、コア12に用いられる粉体を製造する際に、核生成反応の触媒毒として作用するため単分散で粒度分布の狭い粉体を容易に製造することが可能になる。またCuおよびSnはNiP導電性粒子の成長過程において共析する。
Pdめっき層14は、無電解還元めっき層であることが好ましい。無電解還元めっき層は、無電解置換めっき層と比べて遜色のない密着性を有しており、かつ、無電解置換めっき層よりもピンホールの発生が少ない。Auめっき層16は、無電解置換めっき層であることが好ましい。無電解置換Auめっき層は、無電解還元Auめっき層よりも、Pdめっき層14との密着性に優れる。無電解置換Auめっき反応ではPdめっき層14の溶解を伴うため、Pdめっき層14の厚さはAuめっき層16の厚さよりも大きく、かつ、Auめっき層16の厚さは40nm未満であることが好ましい。Auめっき層の厚さが40nm超では、特性に特段の変化がなくコスト的に無駄である。Pdめっき層14の厚さは5nm超300nm未満であることが好ましい。Pdめっき層が5nm以下では、Pdめっき層の上に無電解置換Auめっきを施す際に、Pdめっき層がすべて溶解してしまうおそれがある。Pdめっき層がすべて溶解してしまうと、Auめっき層の密着性が低下する、あるいは、Auが析出しない可能性がある。また、Pdめっき層の厚さが300nm超では、特性に特段の変化がなくコスト的に無駄である。上記を鑑みて信頼性をさらに高めたい場合は、Pdめっき層の厚さは50nm超200nm未満であることが好ましい。
本発明の実施形態による導電性粒子10は、コア12の表面を覆うPdめっき層14と、Pdめっき層14の表面を覆うAuめっき層16とを有するので、従来よりも安価で十分に高い導電性および耐湿信頼性を有する。以下にその理由を説明するが、以下の説明は本発明による実施形態を限定するものではない。
Niを主成分とする粒子(単にNi粒子ということにする。)にAuめっき層を形成する方法として、無電解還元型Auめっきと無電解置換型Auめっきとがある。一般に、粒子(粉体)のめっきには電気めっきは用いられない(粒子が凝集するから)ので、以下では、「無電解」を省略し、単に、「還元型」または「置換型」ということにする。
Ni粒子に置換Auめっきを行うと、Niがめっき液中に溶出し、Niのイオン化に伴って放出される電子をめっき液中のAuイオンが受け取り、Ni粒子の表面にAuが析出する。Niが溶出する箇所と、Auが析出する箇所は必ずしも一致しないので、置換Auめっき層には、比較的多くのピンホールが形成される。耐湿試験(例えば、プレッシャークッカーテスト)を行うと、ピンホールから侵入した水分がNiを酸化し、水酸化物を生成する。一部の水酸化物はAuめっき層上に存在する結果、導電性が低下するという問題が生じる。なお、置換Auめっき層は、Ni粒子に対する密着性が、後述する還元めっき層よりも高いが、めっき層の厚さを大きくできない。例えば、厚さが100nm超、特に200nm以上のAuめっき層を置換めっきで形成することは難しい。
一方、還元Auめっきは、めっき液中のAuイオンが還元剤から電子を受け取ることによってAuとして析出するので、Niの溶出を伴わない。したがって、還元Auめっき層は、置換Auめっき層に比べてピンホールが少なく、かつ、厚さが200nm以上のAuめっき層を形成することができる。しかしながら、還元Auめっき層は、Ni粒子に対する密着性が低く、耐湿試験(例えば、プレッシャークッカーテスト)を行うと、還元Auめっき層が剥離するという問題がある。
また、Ni粒子の表面にまず置換Auめっき層を形成し、置換めっき層を覆うように還元Auめっき層を併用して、上記の問題を解決できたとしても、十分な導電性を得るためには、Auめっき層の全体の厚さを約200nm以上にする必要があるので、コストが高くなる。
これに対し、本発明の実施形態による導電性粒子10は、NiおよびPを含むコア(以下、「NiPコア」と記載することがある。)12と、Pdめっき層14と、Pdめっき層14を覆うAuめっき層16とを有している。PdはAuよりも安価なので、導電性粒子10は、少なくともPdめっき層を有している分だけ、Auめっきのみを有する導電性粒子よりも安価である。
また、Pdめっき層14は、NiPコア12およびAuめっき層16のいずれに対しても良好な密着性を有しており、剥離の問題は生じない。さらに、PdはAuには及ばないものの高い導電性を有しており、例えば、厚さが約100nmのPdめっき層の体積抵抗率は0.3×10-5Ω・m以下と十分に低い。また、PdはAuに比べるとイオン化傾向が大きく(酸化還元電位が低く)、酸化されやすいが、Pdめっき層14はAuめっき層16に覆われているので、導電性粒子10は高い耐湿信頼性を有している。
Pdめっき層14は還元めっき層であることが好ましい。還元めっきで形成された膜の方が、置換めっきで形成された膜よりも、ピンホールが少なく緻密で、粒界腐食も起こり難い。また、還元めっきは、置換めっきよりも、厚いめっき層を容易に形成することができる。Pdの酸化還元電位は、Niの酸化還元電位とAuの酸化還元電位との間にあるので、PdとNiとの置換反応は、AuとNiとの置換反応ほど激しく起こらない。その結果、Pd還元めっき層14のNiPコア12との密着性は、Au還元めっき層とNiPコア12との密着性よりも高いと考えられる。NiPコア12に直接Au還元めっき層を形成すると、Au還元めっきの際に副次反応として起こるAuとNiとの激しい置換反応が、Au還元めっき層とNiPコア12との密着性を低下させると考えられるからである。
Auめっき層16は置換めっき層であることが好ましい。AuとPdとは、酸化還元電位の差が小さく、AuとPdとの置換反応は起こりにくい。Pdめっき層14の粒界および/またはピンホールを介して、NiPコア12に含まれるNiとの置換反応によって、Pdめっき層14上にAuめっき層16を形成することができる。Pdめっき層14の厚さを調節することにより、置換めっきによって形成されるAuめっき層16の厚さを制御できる。置換めっきによると、粒界および/またはピンホールがAuめっき層16で覆われると、Auめっき層16の形成は止まるからである。Pdめっき層14の厚さは、Auめっき層16の厚さよりも大きく、かつ、Auめっき層16の厚さは40nm未満であることが好ましい。Auめっき層の厚さが40nm超では、特性に特段の変化がなくコスト的に無駄である。例えば、Pdめっき層16の厚さを例えば100nm超とすると、厚さが30nm未満のAuめっき層16を形成することができる。
なお、Auめっき層16を還元めっき層としてもよい。還元めっきの際の副次反応であるAuとPdとの置換反応は起こりにくいので、Au還元めっき層とPdめっき層14との密着性は十分に高い。但し、Auめっき層16の厚さを制御、特に40nm未満の薄いAuめっき層16を再現性良く形成するためには、置換めっきが好ましい。
本発明による実施形態の導電性粒子10は、例えば以下の方法で製造され得る。
まず、NiPコア12となる、NiP粒子からなるNiP粉体を用意する。NiP粉体は、特許文献5に記載された方法で製造されたものが好ましい。具体的には、硫酸ニッケル六水和物と硫酸銅五水和物とを、NiとCuのモル比がNi/Cu=239となるように調製して、純水に溶解し、金属塩水溶液を15(dm3)作製した。次に、酢酸ナトリウムを純水に溶解して、1.0(kmol/m3)の濃度とし、更に水酸化ナトリウムを加えてpH調製水溶液を15(dm3)作製した。そして、上記の金属塩水溶液とpH調製水溶液を撹拌混合し、30(dm3)の混合水溶液とし、pHを測定すると8.1の値を示した。そして、上記の混合水溶液をN2ガスでバブリングしながら外部ヒーターにより343(K)に加熱保持し、撹拌を続けた。次に、純水に1.8(kmol/m3)の濃度でホスフィン酸ナトリウムを溶解した還元剤水溶液を15(dm3)作製し、こちらも外部ヒーターによって343(K)に加熱した。そして、上記、30(dm3)の混合水溶液と15(dm3)の還元剤水溶液を、温度が343±1(K)となるように調製した後に混合し、無電解還元法によってNiP粉体を得る。
(Pdめっき)
Pdめっき建浴液(例えば、小島化学薬品製パレットLMII、Pdの濃度が10g/L(リットル))を300mL用意する。
ギ酸ナトリウムを主成分とする還元液(例えば、小島化学薬品製パレットII)を550mL用意する。
Pdめっき建浴液と還元液とを混合した後、純水で希釈し、Pdめっき液3L(pHは5.5)を得る。Pdめっき液を外部ヒーターにより328Kに加熱保持しながら攪拌する。
上記還元液50mLを純水で希釈した還元水溶液300mL(pHは5.5)を用意する。還元水溶液中にNiP粉体(質量50g)を混合し、室温で10分間攪拌を行う。
その後、NiP粉体を分散した還元水溶液を、上記めっき液中に混合し、還元めっきによって、Pdめっき層14を形成する。
このようにして、Pdめっき層14によって被覆されたNiPコア12を得る。上記の条件でPd還元めっきを行うと、厚さが約115nmのPdめっき層14が得られる。
なお、上記のPdめっき工程における、Pdめっき建浴液:還元液の混合比(300mL:550mL)を調整することによって、Pdめっき層の厚さを制御することができる。例えば、Pdめっき建浴液:還元液の混合比を420mL:790mLとし、35gのNiPコア12をめっきすれば、厚さが約240nmのPdめっき層を得ることができる。
(Auめっき)
Auめっき建浴液(例えば、小島化学薬品製ディップG−FP)200mLに、ドデシル硫酸ナトリウム0.1gおよびシアン化Auカリウム0.9gを混合し、純水で希釈し、Auめっき液(pHは4.0)2Lを用意する。Auめっき液を外部ヒーターにより334Kに加熱保持しながら攪拌する。
次にクエン酸一水和物を20g/Lの濃度に溶解した水溶液100mL中に、Pdめっき層14で被覆されたNiPコア12の粉体(質量35g)を混合し、室温で5分間攪拌する。
その後、Auめっき液中に、クエン酸一水和物を溶解した上記水溶液とNiP粉体を混合し、置換めっきにより、Auめっき層16を形成する。上記の条件でAu置換めっきを行うと、厚さが約20nmのAuめっき層16が得られる。
このようにして、NiPコア12がPdめっき層14およびAuめっき層16によって被覆された導電性粒子10を得る。図2に、このようにして得られた実施例の導電性粒子10の断面SEM像を示す。NiPコア12をPdめっき層14が覆っている様子が確認される。なお、Auめっき層16の厚さは20nmと薄いので、SEM像ではその存在を確認することは難しい。
なお、導電性粒子10が有するPdめっき層14およびAuめっき層16の厚さは、導電性粒子10の組成と、NiPコア12の密度、NiPコア12の粒径(メジアン径)、PdおよびAuの密度から、例えば下記の式で計算によって求めることができる。導電性粒子10の組成分析は、一定量の導電性粒子10を王水に溶解し、純水で希釈した後、ICP発光分析装置を用いて行うことができる。
めっき層厚さ(μm)=(めっき層の質量%/100)×(1/めっき層を構成する元素の密度(g/cm3))×(1/NiPコアの総表面積(cm2))×10,000
なお、Auの密度は、19.32g/cm3、Pdの密度は、11.99g/cm3、NiP粒子の密度は7.8g/cm3であり、NiPコアの総表面積は、1つのコアの表面積(例えば、メジアン径d50の球の表面積)と、試料中に含まれるNiPコアの総数との積とした。
以下、実験例を示して、本発明による実施形態の導電性粒子10の特徴をさらに詳細に説明する。ここで示す実験例は、実施例1〜4(Pdめっき層+Auめっき層)、参考例1〜4(Auめっき層なし)および比較例1〜4(Pdめっき層なし)である。実施例1〜4は、それぞれ参考例1〜4のPdめっき層の上にAuめっき層を形成したものであり、比較例1〜4は、NiPコア12に直接Au置換めっき層を形成したものである。
いずれの実験例においても、NiPコア12に用いたNiP粉体のメジアン径d50は20.0μmで、[(d90−d10)/d50]が0.7のものを用いた。NiP粉体は、全体に対して、Pを6.3質量%、Cuを3.3質量%、Snを0.2質量%を含み、Niが残部である組成を有していた。
実施例および参考例におけるPdめっき層の厚さは、上述したように、Pdめっき建浴液と還元液との混合比を調整することによって、変化させた。実施例におけるAuめっき層の厚さは、上述したように、厚さが100nm超のPdめっき層の存在によって制限されており、いずれの実施例においても、Auめっき層の厚さは約20nmとなった。なお、比較例におけるAuめっき層の厚さは、めっき時間および/またはめっき液のシアン化Auカリウム濃度を調整することによって変化させた。
実施例、参考例および比較例の導電性粉体の各めっき層の厚さおよび体積抵抗率を表1〜表3、および図3〜4に示す。図3は、実施例の導電性粒子(Pdめっき層+Auめっき層)および参考例(Auめっき層なし)の導電性粒子の体積抵抗率のPdめっき層の厚さ依存性を示すグラフであり、図4は、比較例(Pdめっき層なし)の導電性粒子の体積抵抗率のAuめっき層の厚さ依存性を示すグラフである。
めっき層の厚さは、上述したように導電性粉体の組成分析結果から計算によって求めた。また、各導電性粉体の体積抵抗率は、図5に示した装置を用いて測定した。粉体試料1.15gを内径11mmのシリンダー内に投入し、Cu製の治具(ピストン)で、22MPaの荷重を掛けた状態で抵抗計(日置電機製抵抗計3541)で測定した全体の抵抗値から、下式で体積抵抗率を求めた。
体積抵抗率=(全体の抵抗値−治具の抵抗値)×π×(11/2)2×100/厚さ
なお、上式における厚さは、上記荷重を掛けたときの粉体のシリンダー内における厚さ(加圧方向に平行)をcm単位で表したものである。
図3および表1、2からわかるように、約115nm以上の厚さのPdめっき層を有する導電性粉体(実施例1〜4、参考例1〜4)の体積抵抗率は0.3×10-5Ω・m以下であり、十分に低い。Pdめっき層の厚さが約240nmまで増大すると、Pdめっき層だけ(参考例4)でも体積抵抗率は0.22×10-5Ω・m以下となる。表1と表2との比較からわかるように、Pdめっき層上に厚さが約20nmのAuめっき層を形成すると、体積抵抗率は低下する。体積抵抗率の低下の程度は僅かに過ぎないが、Auめっき層を形成することによって、Pdめっき層の酸化による体積抵抗率の増加を抑制できる。Auめっき層は導電性粉体の耐湿信頼性を向上させる。実施例1〜4の導電性粉体は、プレッシャークッカーテスト(条件:125℃、95RH%、2.2atm)において、100時間後でも、体積抵抗率の上昇や、外観の変化は認められなかった。
一方、表3および図4からわかるように、Auめっき層だけをNiP粒子に形成するだけでは、Auめっき層の厚さを約47nmとしても、体積抵抗率は0.47×10-5Ω・mである。すなわち、実施例1〜4の導電性粒子10が有するAuの含有率は、比較例4の導電性粒子が有するAuの含有率の2分の1未満に過ぎないにもかかわらず、実施例1〜4の導電性粒子10の体積抵抗率は、比較例4の導電性粒子の2分の1以下となっている。
このように、本発明の実施形態によると、従来よりも安価で十分に高い導電性および耐湿信頼性を有する導電性粒子およびそのような導電性粒子を含む導電性粉体を得ることができる。
本発明の実施形態による導電性高分子組成物は、上記の導電性粉体と、高分子とを含む。なお、特に説明しない限り、高分子は電気絶縁性である。高分子としては、用途に応じて種々の公知の高分子材料を用いることができる。高分子材料は、例えば、ゴム、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂である。本発明の実施形態による導電性高分子組成物は、異方性導電性シート(ACF)、異方性導電性ペースト(ACP)などに広く用いられ得る。導電性粒子の含有率は、用途に応じて適宜設定されるが、体積分率で、概ね3%以上50%以下であり、好ましくは5%以上30%以下である。
上記の導電性粉体を構成する導電性粒子10は、Niを主体とするコア12を有しているので、強磁性を示す。したがって、本発明による実施形態の高分子組成物を用いて、特許文献1〜3に記載されているように、磁場によって導電性粒子が厚さ方向に配列された異方性導電シートを形成することができる。ここで、高分子として、ゴム(またはエラストマー)を用いると、感圧型異方性導電シートを得ることができる。感圧型異方性導電シートは、シートの厚さ方向に加圧(圧縮)した時にだけ導電性を示し、加圧を止めると絶縁性に戻る性質を有している。感圧型異方性導電シートは、配線基板や半導体装置などの検査等において、一時的に電気的な接続を形成する用途に好適に用いられる。ゴムとしては、公知の種々のゴム(エラストマーを含む)を用いることができる。加工性、耐熱性等の観点から、硬化型のシリコーンゴムが好ましい。
ACFやACPは、液晶表示装置、タブレットPC、携帯電話など電気機器内における電気的な接続を形成するためにも用いられる。これらに用途においては、高分子は、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂が用いられる。熱硬化性樹脂としては、例えば、種々のエポキシ樹脂が用いられ、光硬化性樹脂としてはアクリル樹脂が用いられる。
本発明は、導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シートに適用できる。
10 導電性粒子
12 コア(NiPコア)
14 Pdめっき層
16 Auめっき層

Claims (9)

  1. NiおよびPを含む球状のコアと、
    前記コアの表面を覆うPdめっき層と、
    前記Pdめっき層の表面を覆うAuめっき層と
    を有する導電性粒子。
  2. 前記Pdめっき層は無電解還元めっき層である、請求項1に記載の導電性粒子。
  3. 前記Auめっき層は無電解置換めっき層である、請求項1または2に記載の導電性粒子。
  4. 前記Pdめっき層の厚さは前記Auめっき層の厚さよりも大きく、かつ、前記Auめっき層の厚さは5nm以上40nm未満である、請求項1から3のいずれかに記載の導電性粒子。
  5. 前記コアは、CuとSnとをさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の導電性粒子。
  6. 前記コアの直径は1μm以上100μm以下である、請求項1から5のいずれかに記載の導電性粒子。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の導電性粒子を含む粉体であって、積算体積分布曲線におけるメジアン径d50が3μm以上100μm以下であり、かつ、[(d90−d10)/d50]≦0.8である、導電性粉体。
  8. 請求項7に記載の導電性粉体と、高分子とを含み、前記高分子は、ゴム、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂である、導電性高分子組成物。
  9. 請求項8に記載の導電性高分子組成物から形成され、前記導電性粒子が厚さ方向に配列された、異方性導電シート。
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