JP4451760B2 - 球状NiP微小粒子の製造方法および異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法 - Google Patents

球状NiP微小粒子の製造方法および異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、異方性導電フィルム用の導電粒子として使用される金属微小粒子と、その製造方法に関するものである。
近年、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などの表示装置の薄型化、高精細化に伴い、表示装置と半導体および各種基板との微細な配線の電気的な接続には、主に絶縁性樹脂接着剤中に導電粒子を均一に分散させた異方性導電フィルムが用いられている。例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)電極とTCP(Tape Carrier Package)等を接続する異方性導電フィルムの場合、NiおよびAu等の金属を表面に被覆した導電粒子が使用されており、TCPとFPC(Flexible Printed Circuit)のように、Cu配線同士を接続する場合には、圧着時に配線へ突き刺さる効果があるとされる比較的硬いNi等の各種金属粉末が用いられてきた。
異方性導電フィルムに一般的に用いられる、金属を表面に被覆した導電粒子は、接続時の温度や圧力によって導電粒子が弾性変形するので、配線との接触面積を大きくできるなどの特徴を持っているが、導電粒子中心部が絶縁体であるため良好な導通が取れない場合があることと、粒子への被覆には通常、めっき処理等が行われているため、高価となるばかりではなく、金属被覆層を厚くすることが困難である。
また、ガラス上のAl電極等やTCP、FPCのCu配線等のように、表面が酸化されやすく絶縁皮膜を形成する部材の接続には、その絶縁皮膜を突き破って導通を確保することができる硬さと比較的比抵抗の低い各種金属粉末を分散させた異方性導電フィルムが用いられている。金属粉末として例えばNi粉末を用いる場合には、粒径分布をシャープにするための分級処理を行なうことでコストが非常に高くなり、また、金属粉末の製法によっては、金属粉末の形状が不定形となるため、微細な接続には不適という問題点がある。
そこで、比較的、粒径分布がシャープで、ほぼ均一粒径をした金属微粒子を得る方法として、無電解還元反応によりNiP微小粒子を製造する方法が提案されている(特許文献1)。また、上述の絶縁皮膜を突き破って、確実に導通を取ることができる硬さを付与するための有効な方法として、溶液中でNiを還元析出させる際に、半金属元素であるC,B,P,Si,As,Te,Ge,Sb等を共析させて非結晶構造として更に硬さを高める方法がある(特許文献2)。
特開2001−279306号公報 特開2002−363603号公報
特許文献1の方法は、上記の課題に一定の効果を示す有効な手法ではあるが、この種のNiP微小粒子では、実質的に非晶質構造となっているので粒子自体の抵抗が高く、また、単分散の粒子ではなく凝集体を含んでいるために解砕処理または分級処理を要するところに改善の余地があった。
本発明の目的は、特に異方性導電フィルムの導電粒子に使用するのに最適で、粒子自体の導電抵抗と単分散性に優れた球状NiP微小粒子およびその製造方法を提供することである。
本発明者らは、上述したような従来の欠点を鑑みて、特許文献1で提案されている非晶質のNiP微小粒子に、別途導電性を付与するための加熱処理を行なって結晶化処理を行なうことがよく、その中心部は結晶構造を持たせることが有効であることを知見した。そして、この構造を得るには、非晶質促進元素であるPの分布を調整すること、すなわち、粒子の表層部に比して中心部のP量を低くし、そして表層部のP量を高く調整することが有効である。
そして、このような特殊な構造を有するNiP微小粒子を達成するのに好ましい製造方法をも突きとめた。すなわち、NiP微小粒子の還元析出における反応開始時の混合液のpHをアルカリ性域に調整することである。この方法は、その粒子の中心部形成に相当する析出初期から、その表層部の形成にあたる析出終期に向かい、粒子にP量の濃度勾配を与えることができる。さらに、この方法によれば、得られるNiP微小粒子の粒度分布も均一に制御できる。
さらに、上記によるNiP微小粒子に加熱処理を行なって、その中心部に結晶構造を持たせ、表層部には金属間化合物の析出導入による硬さの付与を行なう。更に、最表面へ高い導電性を付与するためにAuめっき等の被覆処理を施すことで、異方性導電フィルム用の導電粒子として最適なNiP微小粒子を得ることができた。
すなわち本発明は、Niを主体にPを含む成分組成であり、その構造は結晶質構造を有する中心部と、非晶質にNiP金属間化合物が分散した構造を有する表層部とからなる球状NiP微小粒子であって、その表層部のP含有量が中心部のP含有量よりも高いことを特徴とする球状NiP微小粒子である。好ましくは、粒子径がd50:1〜10μmであり、かつその粒度分布が[(d90−d10)/d50]≦1.0(d90、d10、d50:積算分布曲線において、90体積%、10体積%、50体積%を示す粒子径)である。
そして、ニッケル塩の水溶液と、pH調整剤およびpH緩衝剤の混合水溶液と、リンを含む還元剤水溶液とを混合して還元析出反応させて、Niを主体にPを含む球状NiP微小粒子を製造する方法においてこれらの水溶液を混合して還元析出反応を開始させる時のpHが7.3以上のアルカリ性になるように調整し、還元析出反応させて、結晶構造を有する中心部と、非晶質からなりP含有量が中心部のP含有量よりも高い表層部とからなる球状NiP微小粒子を析出させ、得られた球状NiP微小粒子に300℃から550℃の温度で加熱処理を行なうことを特徴とする球状NiP微小粒子の製造方法である。
そして、上記の球状NiP微小粒子の表面にAuを被覆することを特徴とする異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法である。
本発明の球状NiP微小粒子はその粒子が球状となっているので粒子の凝集が少なく、異方性導電フィルムの導電粒子に使用した際に電極間のショートが抑制されるとともに、従来良好な接続信頼性が得られにくかった材質であるAlやCr電極等の酸化皮膜を形成しやすい金属電極間の接続においても、低い接続抵抗と高い接続信頼性を得ることが可能となる。
上述したように本発明の重要な特徴は、Niを主体にPを含む成分組成において、表層部のP含有量が中心部のP含有量よりも高くして、その構造は結晶質構造を有する中心部と、非晶質の表層部にNiP金属間化合物が存在する球状NiP微小粒子としたところにある。更にその最表層部をAuで被覆した球状NiP微小粒子は異方性導電フィルム用の導電粒子として最適である。以下、その好ましい製造方法と共に、本発明の球状NiP微小粒子を説明する。
先ず、本発明の球状NiP微小粒子は、Niを主体にPを含む成分組成である。上述したように、異方性導電フィルムの導電粒子として用いる場合、その硬さを付与する有効な方法として、Niに半金属元素の成分組成を用いる特許文献2があるが、その内、本発明に好適な半金属元素としては、Niと金属間化合物を形成可能なC、B、Pである。中でも、BとPは適切な温度で加熱処理をも行なうことで、Bを共析させた時にはNiBが生成され、Pを共析させた場合にはNiPが生成される。それらの金属間化合物の析出により、非常に硬く、且つ、優れた耐食性と耐磨耗性を有した微小粒子を得ることができる。また、半金属元素としてPを含む成分組成とした場合には、粒子を還元析出させる時のpH等を調整することで、結晶構造を左右するP濃度の制御が容易となり、その結晶構造の制御が可能となる。よって、本発明では、少なくともPを必須に含有した、Niを主体とする成分組成を採用する。
ところで、異方性導電フィルム用の導電粒子に対する要求特性には、上述した絶縁皮膜を突き破るだけの硬さのほかに、高い導電性が挙げられる。例えば、Ni、Au等の金属を表面に薄く被覆した導電粒子を用いたフィルムは、その粒子中心部が絶縁体であるため、金属粉末と比較して高い抵抗値を示す。すなわち、電気的な導通に関与する金属部分が少ないため、良好な導通を取ることが困難となる。従って、導電フィルムに用いる導電粒子は、Al電極やCu配線などの表面に生じた絶縁皮膜を突き破って、確実に導通を確保できる硬さを有する部分と共に、良好な導電性が必要とされる。この問題に対し、導電粒子の中心部分を金属結晶質とすることで、その導電性を高めることができ、特に異方性導電フィルムの導電粒子として用いた時に接続抵抗を低くすることが可能となる。また、導電粒子の外周部分には硬さの高い金属の非晶質と金属間化合物を分散させることで、表面に高い硬度を付与することができるから、上記用途での圧着時には電極および接続配線に存在する絶縁皮膜を確実に突き破って、高い接続信頼性を確保することが可能となる。
一般に、NiPの結晶構造は、P含有量が4質量%前後と低い場合には、面心立方晶であり、P含有量が増加するに従って約7.4質量%程度から非晶質構造をとり、その非晶質構造は加熱処理を行なうことで、体心正方晶のNiPを析出し、硬さを増すことが知られている。ニッケル塩の水溶液と、pH調整剤およびpH緩衝剤の混合水溶液と、リンを含む還元剤の水溶液とを混合して還元析出反応させる際に、Pの共析は避けられないが、上述したように、球状NiP微小粒子の中心部では良好な導電性を確保するためにP含有量を低くして結晶質構造とし、その表層部においては中心部よりもP含有量を高くすることで非晶質構造として、更には加熱処理を行った時にNiPを析出させ、絶縁皮膜を突き破るだけの硬さを得ることが可能となる。なお、本発明ではNiを主体にPを含む成分組成であるとしているが、NiとP以外に、製造上不可避的に混入されるものを含んでもよいことは言うまでもない。
本発明の中心部が結晶質構造で表層部が非結晶にNiP金属間化合物を分散した球状NiP微小粒子の粒子径は、d50の数値にて1〜10μmとすることが望ましい(d50:積算分布曲線において、50体積%を示す粒子径)。この粒子径が1μm未満の場合には、異方性導電フィルムとして圧着された時に、電極および配線との接触が不安定となり、接続信頼性が低下する。平均粒子径が10μmを越えると、狭ピッチ接続で隣り合う電極および配線間の絶縁性が低下し、ファインピッチ接続が困難となるばかりでなく、異方性導電フィルムの厚さを厚くしなければならない。よって、本発明の球状NiP微小粒子は、特に異方性導電フィルム用導電粒子として最適とするためにも、d50:1〜10μmの粒子径とするが、この粒子径は異方性導電フィルムで接続する電極および配線の幅およびピッチに合わせて任意に粒子径を選定することが望ましい。
本発明の球状NiP微小粒子の好ましい形態としては、それが均一な粒径分布を呈しているところにも特徴があり、特に異方性導電フィルムの用途に有効である。粒径分布が[(d90−d10)/d50]>1.0の場合には(d90、d10:積算分布曲線において、90体積%、10体積%を示す粒子径)、実際の接続に関与する導電粒子の数が少なくなり、その分、導電粒子を多く配合する必要が生じ、そのため球状NiP微小粒子同士が接触してショートを起こす可能性がある。この式で与えられる粒径分布はできるだけ小さい値を取ることが好ましいが、経済性の問題と接続信頼性の観点から、粒径分布の[(d90−d10)/d50]は1.0以下であることが望ましい。
次に、上記した本発明の球状NiP微小粒子を製造するのに好ましい製造方法を説明する。本発明の採用する製造方法は、ニッケル塩の水溶液と、pH調整剤およびpH緩衝剤の混合水溶液と、リンを含む還元剤の水溶液とを混合して還元析出反応させてNiを主体にPを含む球状NiP微小粒子を製造する方法を採用する。母相となるNiの酸化還元電位が低く溶液中での還元析出が容易であること、酸性領域からアルカリ性領域において安定な溶液が作製できること、更に、半金属元素を共析し、容易に非晶質構造が得られるという利点があるため、上記の方法を用いる。そして、この方法において重要となるのが、前述の混合して還元析出反応を開始させる時のpHの調整であって、これが7.3以上のアルカリ性となるように調整することで球状NiP微小粒子の形成初期にあたる中心部のP濃度を低くすることが可能となる。
そして、上記の還元析出反応が進行するに従って、混合液のpHは酸性に向う。すなわち、Niの還元析出速度を低下させ、中心部よりPの濃度を高くして非晶質構造の表層部を有する球状NiP微小粒子の製造が可能となる。一例を述べれば、目的とする球状NiP微小粒子の半径比で、その形成中に半径が約1/2を越えた時に混合液が酸性となるように還元反応に用いる試薬の配合を調整することで、ほぼ1/2までの半径内でP含有量を比較的低くすることが可能となる。
本発明では、上記した球状NiP微小粒子をそのまま異方性導電フィルムの導電粒子としても良いが、還元析出したままの状態では、粒子の硬さが不充分であるため、電極および配線の表面に生じた絶縁皮膜を突き破ることの難しい場合がある。従って、絶縁皮膜を確実に突き破るための硬さを付与することと、更に球状NiP微小粒子の中心部分を確実に結晶質構造として安定した接続信頼性を得るために、加熱処理を行なう。この時の加熱処理温度と時間は、Niの結晶化とNiの金属間化合物が析出できる条件とする。加熱処理温度が550℃を越える場合には、粒子同士が焼結して凝集体となり、300℃未満ではNiの結晶化およびNiの金属間化合物の析出が不完全となる。そこで、好ましくは300℃〜550℃で数十分から数時間の加熱処理を行なう。更に好ましくは、350℃〜450℃の範囲で加熱処理することにより、硬度の高い球状NiP微小粒子が得られる。また、その加熱処理を行なう雰囲気は、非酸化性雰囲気であれば良いが、望ましくはAr等の不活性ガス雰囲気中であり、また、水素等の還元ガス雰囲気中又は、真空雰囲気中でも良い。
そして、本発明では上記の加熱処理を施した球状NiP微小粒子を、そのまま異方性導電フィルムの導電粒子として用いることができる。しかし、その最表面へAuを被覆することが好ましい。これにより、接続抵抗を低くすることが可能となり、更に使用環境が水分等の酸化雰囲気となった場合にも球状NiP微小粒子が酸化を受ける等による状態変化が抑制され、安定した接続信頼性が確保できる。
以下の実施例で本発明を更に詳しく説明する。本発明はその範囲を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
ホスフィン酸ナトリウム一水和物を純水1.5×10−2(m)に溶解し、1.8(kmol/m)の濃度のホスフィン酸ナトリウム水溶液とし、この水溶液を窒素ガス(流量0.3(m/h))でバブリングしながら343(K)に加熱保持して、リンを含む還元剤水溶液を得た。
硫酸ニッケル六水和物を1.5×10−2(m)の純水に溶解してニッケル塩の水溶液(濃度0.6(kmol/m))とし、更に、pH緩衝剤としての酢酸ナトリウムとpH調整剤としての水酸化ナトリウムを1.5×10−2(m)の純水に溶解して、pH緩衝剤1.0(kmol/m)とpH調整剤0.9(kmol/m)を含む混合水溶液とした。ニッケル塩水溶液とpH緩衝剤およびpH調整剤の混合水溶液とを十分に撹拌した後に反応容器中でこれら2つの水溶液をよく撹拌混合し、3.0×10−2(m)の金属塩水溶液とした。この金属塩水溶液を撹拌しながら、窒素ガス(流量0.3(m/h))でバブリングして反応容器内を窒素ガス雰囲気とし、343(K)に加熱保持した時にpHを測定すると7.4を示した。
還元剤水溶液および金属塩水溶液の温度が343±1(K)に達した時、還元剤水溶液を反応容器内に入った金属塩水溶液に徐々に加えると激しく水素ガスが発生して還元反応が起こり、生成物が析出した。水素ガスの発生が収まるまで、水溶液温度が343(K)となるように温度調整を行った。この還元反応が終了するまでの間、窒素ガスのバブリングを続け、混合した溶液を撹拌し続けた。なお、混合した時の溶液のpHは7.3であった。
上記の還元反応により得られた生成物を回収して水洗した後に、323(K)で12時間の真空乾燥を行ない、粒子の形状を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、球状の微小粒子であることが確認された。また、上記の球状微小粒子の断面構造を確認するため、収束イオンビーム加工観察装置により、球状粒子の1ケを中央部分で切断し、断面観察用試料として、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察し、その断面のTEM写真を図1に示す。図1の縦方向中央部にあるドット5個は、TEM付属のエネルギー分散型X線装置でP濃度を分析した跡であり、最左のドットは粒子中心、左から2番目は中心から0.375μmの位置、左から3番目は中心から0.75μmの位置、左から4番目は中心から1.125μmの位置、最右端は中心から1.5μmの位置すなわち粒子表層に相当する。そのP濃度を図2に粒子の中心からの分析位置(μm)を横軸にしてグラフで示している。このデータから、粒子断面の中心部分は約2%のPを含有する微結晶からなる結晶質領域であり、半径の約1/2を境界に表層部においてはP濃度約7%前後の非晶質構造を呈していることが確認された。図1における中心部および表層部の高分解能TEM像をそれぞれ図3,4に示す。中心部を示す図3には、縞状の結晶質構造が確認できる。
次に、不活性ガス(Ar)雰囲気中において673(K)で加熱処理を行った後に、レーザー回折散乱法によって粒径の分布を測定したところ、d50値が3.0μm、(d90−d10)/d50値が0.62であった。加熱処理後の断面TEM像を、その高分解能TEM像と合わせて、図5〜図7に示す。図5,図6,図7それぞれは加熱処理前のTEM写真の図1,図3,図4に対応する。図5の縦方向中央部にあるドット5個は、TEM付属のエネルギー分散型X線装置でP濃度を分析した跡であって、最右は粒子中心、右から2番目は中心から0.375μmの位置、右から3番目は中心から0.75μmの位置、右から4番目は中心から1.125μmの位置、最左端は中心から1.5μmの位置すなわち粒子表層に相当する。その断面におけるP濃度の変化を図2に合わせて示している。そして、X線回折により構造を確認したところ、図8のX線回折チャートに示すようにNi相とNiP相の構造が確認された。これらの図から、加熱処理後には表層部にNiP金属間化合物が析出しているが、P濃度の変化は加熱処理前と同様の傾向を示していることがわかる。そして、中心部を示す図6には、縞状の結晶質構造が確認できる一方で、表層部を示す図7には、非晶質構造に縞状のNiP相が析出している。
これらの測定結果から、ここで得られた粒子は球状NiP微小粒子であり、その成分組成はNiを主体にPを含むことが明らかである。また、その粒子構造は中心部が結晶質で表層部が非晶質にNiP金属間化合物が分散した構造となっている。更に、表層部のP含有量が中心部のP含有量よりも高くなっている。
続いて、ビスフェノール系エポキシ樹脂、イミダゾール系硬化剤とシランカップリング剤をトルエンに溶解してバインダ(絶縁性樹脂接着剤)溶液を作製した。その溶液に導電粒子として、上で得た球状NiP微小粒子を9体積%添加して均一に分散するように撹拌し、剥離用PETフィルム上に乾燥後の厚さが20(μm)となるように塗布してフィルム状の組成物を作製した。
得られたフィルム状組成物を配線ピッチ200(μm)、電極幅75(μm)のPWB(Printed Wiring Board)とTCP(Tape Carrier Package)の間に設置し、453(K)、2(MPa)で15秒間の加圧加熱により接続をした。接続後の各端子の接続抵抗を測定したところ、平均で0.3(Ω)であり、絶縁抵抗は10(Ω)以上であった。その試験片を358(K)で85%湿度の高温高湿放置試験を500時間、233(K)〜373(K)の熱衝撃試験を500サイクル行った後に各端子の接続抵抗を測定すると、全て0.5(Ω)以下であり、良好な接続信頼性が確認された。
(実施例2)
リンを含む還元剤水溶液としてホスフィン酸ナトリウム1.8(kmol/m)の水溶液を1.5×10−2(m)作製した。硫酸ニッケル0.6(kmol/m)のニッケル塩水溶液1.5×10−2(m)を準備し、pH緩衝剤のマレイン酸0.3(kmol/m)とpH調整剤の水酸化ナトリウム1.55(kmol/m)とを含む混合水溶液1.5×10−2(m)を準備し、ニッケル塩水溶液と混合水溶液とを撹拌混合して金属塩水溶液を3.0×10−2(m)作製した。上の還元剤水溶液と金属塩水溶液を窒素ガス雰囲気下で343(K)に撹拌加熱し、実施例1と同様な方法により、加熱処理までを行ない球状NiP微小粒子を製造した。なお、混合した時のpHは7.5であった。レーザー回折散乱法により、粒径の分布を確認したところd50値が6.8μm、(d90−d10)/d50値が0.63であり、図9のSEM写真に示す球状NiP微小粒子を得た。なお、その断面構造は、結晶質構造を有する中心部と、非晶質構造を有する表層部とからなりかつ、その表層部にはNiP金属間化合物が存在していることを、確認できた。
ここで得た球状NiP微小粒子を活性化処理液に浸漬して水洗した後に、Au含有量2(g/l)の無電解Auめっき液を用いて343(K)で置換Auめっきを行った。水洗した後に真空乾燥を行ない、Auめっきの厚さを確認すると60(nm)の皮膜が形成されていた。
次に、この表層部にAuめっきを施した球状NiP微小粒子を実施例1と同様に、ビスフェノール系エポキシ樹脂、イミダゾール系硬化剤とシランカップリング剤をトルエンに溶解してバインダ溶液に、5体積%添加して均一に分散するように撹拌し、剥離用PETフィルム上に乾燥後の厚さが20(μm)となるように塗布してフィルム状の組成物を作製した。
そして、この組成物をTCPとAl回路の形成されたガラス電極の間に設置し、448(K)、2(MPa)で20秒間の加圧加熱し接続した。接続後の各端子の接続抵抗を測定すると、平均で0.2(Ω)であり、絶縁抵抗は10(Ω)以上であった。その試験片を358(K)で85%湿度の高温高湿放置試験を750時間、233(K)〜373(K)の熱衝撃試験を750サイクル行った後に各端子の接続抵抗を測定すると、全て0.8(Ω)以下であり、良好な接続信頼性が確認された。
(比較例1)
特許文献1に従い、ホスフィン酸ナトリウム1.8(kmol/m)水溶液と、水酸化ナトリウム0.6(kmol/m)および酢酸ナトリウム0.5(kmol/m)の混合水溶液を、それぞれ2.5×10−4(m)作製し、ウォーターバス中で加熱撹拌しながら2液を混合して還元剤水溶液とし、窒素ガスを流してバブリングを行なって、水溶液の温度が343±1(K)となるように調整した。
一方で、塩化ニッケル0.6(kmol/m)の金属塩水溶液2.5×10−4(m)を作製し、液温が343±1(K)となるように調整した。還元剤水溶液および金属塩水溶液の液温が目標温度に達した時、金属塩水溶液を一気に還元剤水溶液へ投入すると、反応が起こっていることを示す水素ガスが発生し、その水素ガスの発生が収まるまで撹拌を続け、液温が343(K)となるように調整した。この投入した時のpHは7.0であった。
反応終了後、吸引ろ過により黒色の固形物を回収し、水洗して残留溶液を除去した後に、323(K)で24時間乾燥して微細粒子を得た。微細粒子を、X線回折によって構造を観察したところ、実質的に非晶質のNiP微細粒子であることが確認された。また、SEMにより微細粒子を観察すると、粒子の凝集が確認され、ジェットミルで解砕処理を行った。実施例1と同様に、粒径分布を確認したところd50値が2.9μm、(d90−d10)/d50値が1.17であった。
ここで得た実質的に非結晶のNiP微細粒子を実施例1と同様に、トルエンに溶解したビスフェノール系エポキシ樹脂、イミダゾール系硬化剤とシランカップリング剤のバインダ溶液に、10体積%添加して均一に分散するように撹拌し、剥離用PETフィルム上に乾燥後の厚さが20(μm)となるように塗布してフィルム状の組成物を作製し、配線ピッチ200(μm)、電極幅75(μm)のPWBとTCPの間に置いて、453(K)、2(MPa)で15秒間の加圧加熱して接続した。
接続後の各端子の接続抵抗を測定したところ、平均で1.2(Ω)であり、絶縁抵抗は10(Ω)以上であった。その試験片を358(K)で85%湿度の高温高湿放置試験を500時間、233(K)〜373(K)の熱衝撃試験を500サイクル行った後に各端子の接続抵抗を測定すると、平均で32(Ω)と高い値を示した。また、絶縁抵抗は10(Ω)以上であった。
高い導電性と硬度、均一な粒子分布を有する本発明の球状NiP微小粒子は、異方性導電フィルムの導電粒子に加えて、同様の特性を必要とする異方性導電ペーストなどの、導電粒子としても適用できる。
加熱処理前の球状NiP微小粒子の断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理前の球状NiP微小粒子および、加熱処理後の本発明の球状NiP微小粒子の断面におけるP濃度の一例を示すグラフである。 加熱処理前の球状NiP微小粒子の中心部断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理前の球状NiP微小粒子の表層部断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理後の本発明の球状NiP微小粒子の断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理後の本発明の球状NiP微小粒子の中心部断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理後の本発明の球状NiP微小粒子の表層部断面構造の一例を示す透過型電子顕微鏡写真である。 加熱処理後の本発明の球状NiP微小粒子の構造を示すX線回折結果の一例を示すX線回折チャートである。 本発明の球状NiP微小粒子の一例を示す走査型電子顕微鏡写真である。

Claims (2)

  1. ニッケル塩の水溶液と、pH調整剤およびpH緩衝剤の混合水溶液と、リンを含む還元剤水溶液とを混合して還元析出反応させて、Niを主体にPを含む球状NiP微小粒子を製造する方法において、
    これらの水溶液を混合して還元析出反応を開始させる時のpHが7.3以上のアルカリ性になるように調整し、還元析出反応させて、結晶構造を有する中心部と、非晶質からなりP含有量が中心部のP含有量よりも高い表層部とからなる球状NiP微小粒子を析出させ、得られた球状NiP微小粒子に300℃から550℃の温度で加熱処理を行なうことを特徴とする球状NiP微小粒子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の球状NiP微小粒子の製造方法で得た球状NiP微小粒子の表面にAuを被覆することを特徴とする異方性導電フィルム用導電粒子の製造方法。
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