JP2015153657A - 車両用灯具およびその駆動装置、その制御方法 - Google Patents

車両用灯具およびその駆動装置、その制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】さまざまな異常状態を確実に検出可能な駆動装置を提供する。【解決手段】電流源30は、光源10に駆動電流IDRVを供給する。バイパス回路40は、対応する発光素子12と並列に設けられる。異常検出回路60は、対応するバイパス回路40の両端間の電圧Vsにもとづいて異常を検出可能に構成される。コントローラ50は、(i)通常の点灯制御期間において、N個のバイパス回路40を、N個の発光素子12それぞれの目標輝度に応じたデューティ比でスイッチングするとともに、(ii)異常判定期間の間、所定のスイッチング周期を有する制御パターンにしたがって、N個のバイパス回路をスイッチングする。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車などに用いられる車両用灯具に関する。
車両用灯具は、一般にロービームとハイビームとを切りかえることが可能である。ロービームは、近方を所定の照度で照明するものであって、対向車や先行車にグレアを与えないよう配光規定が定められており、主に市街地を走行する場合に用いられる。一方、ハイビームは、前方の広範囲および遠方を比較的高い照度で照明するものであり、主に対向車や先行車が少ない道路を高速走行する場合に用いられる。したがって、ハイビームはロービームと比較してより運転者による視認性に優れているが、車両前方に存在する車両の運転者や歩行者にグレアを与えてしまうという問題がある。
近年、車両の周囲の状態にもとづいて、ハイビームの配向パターンを動的、適応的に制御するADB(Adaptive Driving Beam)技術が提案されている。ADB技術は、車両の前方の先行車両、対向車両や歩行者の有無を検出し、車両あるいは歩行者に対応する領域を減光するなどして、車両あるいは歩行者に与えるグレアを低減するものである。
ADB機能を有する車両用灯具について説明する。図1は、比較技術に係るADB機能を有する車両用灯具のブロック図である。なおこの比較技術を公知技術として認定してはならない。
車両用灯具1rは、光源10および駆動装置20rを備える。ADBにおいては、ハイビーム照射領域は、複数N個(Nは2以上の自然数)のサブ領域に分割される。光源10は、N個のサブ領域に対応づけられる複数の発光素子12_1〜12_Nを含む。各発光素子12は、LED(発光ダイオード)やLD(レーザダイオード)などの半導体デバイスであり、それぞれが対応するサブ領域を照射するよう配置される。駆動装置20rは、複数の発光素子12_1〜12_Nそれぞれのオン(点灯)、オフ(消灯)を制御することで、ハイビームの配向を変化させる。あるいは駆動装置20rは、高い周波数で発光素子12をPWM(パルス幅変調)制御することで、実効的な輝度を調節する。
駆動装置20rは、電流源30、複数のバイパス回路40_1〜40_N、コントローラ50を備える。電流源30は、バッテリ2からスイッチ4を介してバッテリ電圧VBAT(入力電圧VINともいう)を受け、光源10に流れる駆動電流IDRVを、ある目標量に安定化する。
複数のバイパス回路40_1〜40_Nは、複数の発光素子12_1〜12_Nに対応づけられる。バイパス回路40はオン、オフが切りかえ可能に構成される。i番目のバイパス回路40_iがオン状態となると、駆動電流IDRVが、発光素子12_iではなくバイパス回路40_iに流れ、発光素子12_iが消灯し、バイパス回路40_iがオフ状態となると、駆動電流IDRVが発光素子12_iに流れて点灯する。
車両用灯具1rを制御する上流のプロセッサ(たとえば電子制御ユニットECU)6は、車両前方の状態にもとづいて、ハイビームにより照射すべきサブ領域を判定し、駆動装置20rのコントローラ50に指示する。コントローラ50は、プロセッサ6からの制御指令にもとづいてバイパス回路40_1〜40_Nの状態を制御する。具体的には、照射すべきサブ領域に対応する発光素子12を選択し、選択された発光素子12と並列なバイパス回路40をオフ状態とし、残りの発光素子12と並列なバイパス回路40をオン状態とする。
光源10と駆動装置20rの間は、配線を介して接続される。この配線が切断(オープン故障)すると発光素子12が点灯できなくなり、あるいは発光素子12を積極的に消灯状態に制御することができなくなる。そこで駆動装置20rには、配線のショート故障やオープン故障などの異常を検出する手段が実装される。
ある発光素子12_iに駆動電流IDRVが流れ、正常に点灯しているとき、発光素子12_iの電圧降下(順方向電圧)は、所定の電圧範囲(正常電圧範囲という)に含まれ、オープン故障あるいはショート故障が生ずると、電圧降下は正常電圧範囲から逸脱する。したがって発光素子12それぞれの両端間の検出電圧Vs(つまり発光素子12の順方向電圧Vf)を監視することにより、異常を検出することが可能である。たとえば、所定の駆動電流IDRVが流れるときの発光素子12の順方向電圧Vfの典型値が4Vであるとき、正常電圧範囲の下限VTHLは1.5V、上限VTHHは5.5Vに設定される。
特開2008−205357号公報
本発明者らは、図1の車両用灯具1rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
1番目および2番目の発光素子12_1、12_2に着目する。発光素子12_1と12_2を接続するノードを第1ノードND1と称し、バイパス回路40_1と40_2を接続するノードを第2ノードND2と称することとし、(i)第1ノードND1と発光素子12_1を接続する第1配線L1_1が切断する故障モードと、(ii)第1ノードND1と第2ノードND2を接続する第2配線L2_1が切断する故障モードと、について検討する。
第1配線L1_1が切断する故障モードでは、駆動電流IDRVが発光素子12と並列なバイパス回路40_1に流れることとなり、出力端子OUT1−OUT2間の電圧Vs1が、上述の電圧範囲の上限値5.5Vより高くなる。したがってこの故障モードは、端子OUT1−OUT2間の検出電圧Vs1にもとづいて検出することができる。
第2配線L2_1が切断する故障モードでは、駆動電流IDRVは、発光素子12_1、12_2に流れる。したがって、出力端子OUT1とOUT3の間の2つの検出電圧の合計Vs1+Vs2は、Vf×2=8Vとなる。
Vs1+Vs2=Vf×2
ここで、Vs1とVs2は、バイパス回路40_1と40_2それぞれのインピーダンスZo1、Zo2に応じて以下のように定まることとなる。
Vs1=Zo1/(Zo1+Zo2)×Vf×2
Vs2=Zo2/(Zo1+Zo2)×Vf×2
したがって、Zo1≒Zo2の状態では、Vs1≒Vs2≒Vfとなり、検出電圧Vs1、Vs2は、いずれも正常電圧範囲に留まることとなり、異常を検出することができない状況が生じうる。
なおこの問題は、ADB制御を行う場合のみでなく、図1の車両用灯具1rを輝度制御に利用した場合などにも同様に発生する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、さまざまな異常状態を確実に検出可能な駆動装置の提供にある。
本発明のある態様は、直列接続された複数の発光素子を含む光源とともに使用され、車両用灯具を構成する駆動装置に関する。駆動装置は、光源に駆動電流を供給する電流源と、複数の発光素子のうちN個(Nは2以上の整数)の発光素子に対応づけられ、それぞれが対応する発光素子と並列に設けられたN個のバイパス回路と、N個の発光素子に対応づけられ、それぞれが対応するバイパス回路の両端間の電圧にもとづいて異常を検出可能に構成されたN個の異常検出回路と、(i)通常の点灯制御期間において、N個のバイパス回路をスイッチングするとともに、(ii)異常判定期間の間、N個のバイパス回路を所定のスイッチング周期を有する制御パターンにしたがってスイッチングするコントローラと、を備える。任意の隣接する2個の発光素子に着目したとき、スイッチング周期ごとに2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスが異なるアンバランス期間が存在するように駆動装置は構成される。
i番目の発光素子と(i+1)番目の発光素子を接続する第1ノードと、i番目のバイパス回路と(i+1)番目のバイパス回路を接続する第2ノードと、の間を接続するラインがオープン故障となったときに、アンバランス期間においては、i番目の発光素子からみたインピーダンスと、(i+1)番目の発光素子からみたインピーダンスが異なるため、i番目のバイパス回路および(i+1)番目のバイパス回路の少なくとも一方の両端間の電圧が、所定の電圧範囲から外れることとなり、確実に異常を検出することができる。
コントローラは、通常の点灯制御期間において少なくともひとつの異常検出回路により異常が検出されたときに、異常判定期間に移行してもよい。
この場合、通常の点灯制御期間において異常を仮判定し、異常判定期間において異常を本判定することができる。
制御パターンは、スイッチング周期ごとに、隣接する2個のバイパス回路の一方がオフ、他方がオンするアンバランス期間が存在するように定められてもよい。
これによりアンバランス期間において、隣接する2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスを異ならしめることができる。
制御パターンは、隣接する2個のバイパス回路のオン、オフのデューティ比が異なるように定められてもよい。
これにより、隣接する2個のバイパス回路のスイッチングの位相にかかわらず、隣接する2個のバイパス回路の一方がオン、他方がオフとなる期間を必ず設定できる。
制御パターンは、隣接する2個のバイパス回路のオン、オフのデューティ比が同一であり、位相が異なるように定められてもよい。
ある態様の駆動装置は、コントローラとN個のバイパス回路の間に挿入され、隣接する2個のバイパス回路に対する制御信号に、異なる遅延を与えるよう構成された遅延回路をさらに備えてもよい。
これにより、隣接する2個のバイパス回路のスイッチングの位相および/またはオン時間を異ならしめることができる。
ある態様の駆動装置は、隣接する2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスを定常的に異ならしめるアンバランス回路をさらに備えてもよい。
これにより、N個のバイパス回路の制御パターンによらずに、常時、隣接する2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスを異ならしめることができる。
本発明の別の態様は、車両用灯具に関する。車両用灯具は、直列に接続された複数の発光素子を含む光源と、光源を駆動する上述のいずれかの態様の駆動装置と、を備える。
本発明のある態様によれば、異常を確実に検出できる。
比較技術に係るADB機能を有する車両用灯具のブロック図である。 第1の実施の形態に係る車両用灯具のブロック図である。 図3(a)、(b)は、制御パターンを示す波形図である。 図4(a)〜(c)は、制御パターンを示す波形図である。 バイパス回路および異常検出回路の回路図である。 点灯制御期間Taおよび異常判定期間Tbの動作波形図である。 第2の実施の形態に係る駆動装置の回路図である。 第3の実施の形態に係る駆動装置のブロック図である。 図2の車両用灯具を備えるランプユニット(ランプアッシー)の斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また本明細書において、電圧信号、電流信号などの電気信号、あるいは抵抗、キャパシタなどの回路素子に付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値、あるいは抵抗値、容量値を表すものとする。
図2は、第1の実施の形態に係る車両用灯具1のブロック図である。車両用灯具1は、光源10および駆動装置20を備える。光源10は、直列接続された複数の発光素子12_1〜12_Nを含む。駆動装置20は光源10とともに使用され、車両用灯具1を構成する。発光素子12はたとえばLED(発光ダイオード)である。
駆動装置20は、電流源30、複数のバイパス回路40_1〜40_N、コントローラ50、複数の異常検出回路60_1〜60_Nを備える。
電流源30は、光源10に対して、目標輝度に応じた駆動電流IDRVを供給する。たとえば電流源30は、昇圧型あるいは降圧型のコンバータおよびその制御回路を含む。制御回路は、駆動電流IDRVを検出し、検出された駆動電流IDRVが目標量に近づくように、コンバータのスイッチング状態をフィードバック制御してもよい。コンバータの形式および電流制御の方式は特に限定されず、公知技術を用いればよい。
複数のバイパス回路40_1〜40_Nは、複数の発光素子12のうちN個(Nは2以上の整数)の発光素子12に対応づけられる。本実施の形態では、すべての発光素子12に対して、バイパス回路40が設けられる場合を説明する。バイパス回路40_iは、対応する発光素子12_iと並列に設けられる。バイパス回路40_iは、オン状態とオフ状態が切りかえ可能であり、オン状態において発光素子12_iと並列なバイパス経路を形成するよう構成される。
異常検出回路60_1〜60_Nは、N個の発光素子に対応づけられる。i番目の異常検出回路60_iは、対応するバイパス回路40_i(すなわち対応する発光素子12_i)の両端間の電圧Vsiにもとづいて異常を検出可能に構成される。
コントローラ50は、(i)通常の点灯制御期間Taにおいて、N個のバイパス回路40_1〜40_Nを、N個の発光素子12_1〜12_Nそれぞれの点灯・消灯の指示にもとづいてスイッチングする。コントローラ50は、発光素子12_iの目標輝度に応じて、バイパス回路40_iをPWM制御してもよい。
またコントローラ50は、(ii)異常判定期間Tbの間、所定のスイッチング周期TSWを有する制御パターンにしたがって、N個のバイパス回路40_1〜40_Nをスイッチングする。
異常検出回路60_iは、対応するバイパス回路40_iの両端間の検出電圧Vsiにもとづいて、異常の有無を判定可能よう構成される。具体的には、検出電圧Vsiを所定の上側しきい値電圧VTHH、下側しきい値電圧VTHLと比較することにより、異常の有無を判定する。
たとえばコントローラ50は、通常の点灯制御期間Taにおいて、いずれかの異常検出回路60により異常が検出されると、異常状態と仮判定して異常判定期間Tbに遷移し、異常判定期間Tbにおいて、異常状態か否かを本判定する。たとえば異常判定期間Tbにおいて、所定時間、異常が継続して検出されたときに異常状態を本判定してもよい。これによりノイズの影響による誤検出を防止でき、あるいは、保護を必要としない短時間の異常状態をマスクできる。
異常判定期間Tbにおけるi番目のバイパス回路40_iのオン時間をTONi、オフ時間をTOFFiとする。制御パターンは、
ONi>TOFF
を満たすように定めることが望ましい。たとえばオンデューティTONi/(TONi+TOFFi)は、80%以上、より好ましくは90%以上としてもよい。
i番目の発光素子12_iから、駆動装置20の内部を望んだインピーダンス、すなわち発光素子12_iから、対応するバイパス回路40_i側を望んだインピーダンスをZoiとする。このとき本実施の形態に係る駆動装置20は、各スイッチング周期TSWにおいて、任意の隣接する2個の発光素子12_i、12_(i+1)それぞれから望んだインピーダンスZoi、Zo(i+1)が異なるアンバランス期間TUBが存在するように構成される。
本実施の形態では、スイッチング周期TSWごとに、隣接する2個のバイパス回路40_i、40_(i+1)の一方がオフ、他方がオンする期間が存在するように制御パターンを定めることにより、アンバランス期間TUBを確保する。バイパス回路40_iがオンのときZoiはゼロに近づき、オフのときZoiは相対的に大きな値となることが理解される。
以下、制御パターンのいくつかの例を説明する。
図3(a)、(b)は、制御パターンを示す波形図である。以下、N=4とし、バイパス回路40_1〜40_4それぞれのオン、オフを指示する制御信号S1_1〜S1_4を示す。
図3(a)、(b)の制御パターンは、任意の隣接する2個のバイパス回路のオン、オフのデューティ比が異なるように定められる。
図3(a)では、すべてのバイパス回路40_1〜40_4のオン・オフのデューティ比が異なるように制御パターンが定められる。
図3(b)では、奇数番目のバイパス回路40のデューティ比と、偶数番目のバイパス回路40のデューティ比が異なるように、制御パターンが定められる。
図4(a)〜(c)は、制御パターンを示す波形図である。図4(a)〜(c)では、制御パターンは、隣接する2個のバイパス回路40_i、40_(i+1)のデューティ比が同一であり、位相が異なるように定められる。図4(a)では、2個のバイパス回路40_i、40_(i+1)の位相がTSW/2シフトしている。図4(b)では、オフ期間TOFFが隣り合うようにシフトしている。図4(c)では、4個のバイパス回路40_1〜40_4の位相が、TSW/4ずつシフトしている。
コントローラ50をマイクロコントローラやCPUで構成する場合、図3や図4に示す制御パターンは、マイクロコントローラに内蔵されるタイマーを利用してソフトウェア的に実現することができる。
続いて、バイパス回路40および異常検出回路60の構成例を説明する。
図5は、バイパス回路40および異常検出回路60の回路図である。図5には、i番目の発光素子12_iに対応する構成のみが示される。
バイパス回路40_iは、バイパストランジスタM1、ゲート抵抗R1、ツェナーダイオードZD1、ダイオードD1を含む。バイパストランジスタM1は、対応する発光素子12と並列に設けられる。コントローラ50からの制御信号S1_iは、ゲート抵抗R1を介してバイパストランジスタM1のゲートに入力される。ダイオードD1およびツェナーダイオードZD1は、バイパストランジスタM1のゲートソース間に直列に設けられる。
異常検出回路60は、ショート検出回路62、オープン検出回路64、出力回路66を含む。ショート検出回路62は、発光素子12_iの両端間の電圧Vsiにもとづいて、発光素子12_iの短絡故障を検出する。第1トランジスタQ1のベースには、抵抗R2を介して制御信号S1_iが入力される。また第1トランジスタQ1のベースには、検出電圧Vsiを抵抗R3、R4により分圧した電圧Vsi’が入力される。第1トランジスタQ1のコレクタは抵抗R5によってプルアップされ、第2トランジスタQ2のベースに入力される。第1トランジスタQ1は、制御信号S1_iがローレベルであり、かつ検出電圧Vsiが所定の下側しきい値電圧VTHLより小さいとき、つまり発光素子12_iの短絡故障が疑われるときにオフとなり、このとき第2トランジスタQ2はオンとなる。
オープン検出回路64は、抵抗R6、第3トランジスタQ3を含む。第3トランジスタQ3のベースには、抵抗R6を介して、ツェナーダイオードZD1とダイオードD1の接続ノードの電圧Vyが入力される。ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧をVz、ダイオードD1の順方向電圧をVf、トランジスタM1のゲートソース間電圧をVgsとする。発光素子12_iがオープン故障すると、ツェナーダイオードZD1が導通し、検出電圧Vsがある電圧レベル(≒Vz+Vf+Vgs)にクランプされる。この状態で第3トランジスタQ3がオンするように、VzおよびVfが設計される。
ショート検出回路62のトランジスタQ2とオープン検出回路64のトランジスタQ3のコレクタは共通に接続され、2つの検出結果の論理和(OR)S10が、出力回路66に入力される。出力回路66の入力は、オープン故障あるいはショート故障が発生するとローレベルとなり、故障が発生しないとき、ハイレベルとなる。出力回路66は、前段の2個の検出回路62、64のOR出力S10を論理反転し、レベルシフトして出力する。出力回路66は、第4トランジスタQ4、抵抗R7〜R10およびキャパシタC10を含む。第4トランジスタQ4および抵抗R9は、信号S10を反転するインバータである。抵抗R10およびキャパシタC1は、ローパスフィルタを構成する。出力回路66によって、オープン故障あるいはショート故障が発生する異常状態においてハイレベル(電源電圧VCC)、正常状態においてローレベル(接地電圧VGND)となる異常検出信号S2_iが生成される。
なお、バイパス回路40および異常検出回路60の構成は図5のそれらには限定されない。
以上が駆動装置20の構成である。続いてその動作を説明する。
図6は、点灯制御期間Taおよび異常判定期間Tbの動作波形図である。図6には、発光素子12_1、12_2に対応する波形のみが示される。
点灯制御期間Taでは、プロセッサ6からの制御指令にもとづいて、発光素子12_1、12_2のオン、オフが制御される。たとえば発光素子12_1は点灯、消灯を繰り返しており、発光素子12_2はオフしている。
時刻t1に、いずれかの異常検出回路60により異常が検出されると、異常判定期間Tbに移行する。異常判定期間Tbでは、プロセッサ6は、所定の制御パターンにしたがって、バイパス回路40_1〜40_Nを制御する。制御パターンについては、図3あるいは図4を参照して説明したとおりである。
発光素子12_1からバイパス回路40_1側を望んだインピーダンスZo1と、発光素子12_2からバイパス回路40_2側を望んだインピーダンスZo2に着目する。スイッチング周期TSW内において、制御信号S1_1、S2_2が両方ハイレベルの区間、両方ローレベルの区間は、インピーダンスZo1とZo2は等しい。これに対して、制御信号S1_1がローレベル、S2_2がハイレベルの区間は、Zo1>Zo2となる第1アンバランス期間TUB1であり、制御信号S1_1がハイレベル、S2_2がローレベルの区間は、Zo1<Zo2となるアンバランス期間TUB2である。
上述のように、検出電圧Vs1、Vs2は以下の式で与えられる。
Vs1=Zo1/(Zo1+Zo2)×Vf×2
Vs2=Zo2/(Zo1+Zo2)×Vf×2
したがって、Zo1>Zo2が成り立つ第1アンバランスTUB1では、Vs1>Vs2となる。したがって異常検出回路60_1において、Vs1>VTHHとなって異常状態を検出することができる。
また、Zo1<Zo2が成り立つ第2アンバランスTUB2では、Vs1<Vs2となる。したがって異常検出回路60_2において、Vs2>VTHHとなって異常状態を検出することができる。
以上が駆動装置20の動作である。以下、駆動装置20により奏される効果についてまとめる。
(効果1) 駆動装置20では、異常判定期間Tbにおいて、任意の隣接する2個の発光素子12_i、12_(i+1)に着目したとき、スイッチング周期TSWごとに、2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路40_i、40_(i+1)側を望んだインピーダンスZo1、Zo2が異なるアンバランス期間が存在するようにした。
これにより、第2配線L2_iがオープン故障となった場合において、アンバランス期間の間、2段分の発光素子12_i、12_(i+1)の電圧降下Vf×2が、検出電圧VsiおよびVs(i+1)の一方に偏って分圧される。これにより、検出電圧Vsi、Vs(i+1)の少なくとも一方は、正常電圧範囲から逸脱することとなり、異常状態を検出することが可能となる。
当然のことながら、第1配線L1_iがオープン故障となった場合にも、Vsi>VTHHとなるため、異常検出回路60_iによって異常検出することが可能である。
(効果2) また、アンバランス期間TUBを、隣接するバイパス回路40_i、40_(i+1)のオン、オフの組み合わせによって実現することとした。つまり、制御信号S1_1〜S1_Nのパターンを工夫することでソフトウェア的にアンバランス期間TUBを導入できるため、ハードウェア的な増大はほとんどないことも大きな利点である。
(効果3) 加えて異常判定期間Tbにおいて、各バイパス回路40_iのオンデューティTON/(TON/TOFF)が大きくなるように、具体的には80%を超えるように、制御パターンS1_1〜S1_Nを定めている。このことによる効果は、以下の技術との対比によって明確となる。
異常検出回路60_iにより異常を検出するためには、対応するバイパス回路40_iがオフ状態でなければならない。そこで異常判定期間Tbにおいて、バイパス回路40_1〜40_Nをオフ固定する場合を考える。この場合、発光素子12_iにオープン故障が生じたときに、オフ状態のバイパス回路40_i、つまりインピーダンスが非常に大きなバイパス回路40_iに、駆動電流IDRVが流れることとなる。図5の構成を採用した場合、発光素子12_iのオープン故障時に、バイパス回路40_iの両端間の電圧Vsiは、電圧レベル(Vz+Vf+Vgs)にクランプされる。このときバイパス回路40_iには、P=(Vz+Vf+Vgs)×IDRVもの大きな電力損失が発生することとなる。
対して異常判定期間Tbのおける制御信号S1_1〜S1_Nそれぞれのオンデューティを大きく設定することで、バイパス回路40の電力損失を大幅に低減することができる。これにより、駆動装置20の信頼性を高めることができ、またバイパス回路40を構成するトランジスタとして、定格容量が小さな安価な素子を選択することができる。
(効果4)
また図6に示すように、通常の点灯制御期間Taにおいて、少なくともひとつの異常検出回路60により異常が検出されたときに、異常判定期間Tbに移行することとした。これにより、点灯制御期間Taにより、異常状態を仮判定し、異常が疑われるときには、異常判定期間Tbに遷移して本判定を行うことで、高精度な、あるいはロバストな異常検出が可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、バイパス回路40_1〜40_Nに対する制御信号S1_1〜S1_Nを、コントローラ50によって制御することで、アンバランス期間を設定する場合を説明した。第2の実施の形態では、ハードウェア的な構成により、アンバランス期間が設定される。
図7は、第2の実施の形態に係る駆動装置20aの回路図である。図7において電流源30や異常検出回路60は省略される。
駆動装置20aは、コントローラ50とN個のバイパス回路40_1〜40_Nの間に挿入された遅延回路70をさらに備える。遅延回路70は、隣接する任意の2個のバイパス回路40_i、40_(i+1)に対する制御信号S1_i、S1_(i+1)に、異なる遅延τi、τ(i+1)を与えるよう構成される。
遅延回路70は、制御信号S1のポジティブエッジとネガティブエッジの両方に作用してもよい。この場合、図4(a)〜(c)の制御パターンを実現できる。
奇数番目に等しく第1の遅延量を設定し、偶数番目に等しく第2の遅延量を設定してもよい。この場合、図4(a)あるいは(b)の制御パターンを実現できる。
また第1の遅延量と第2の遅延量の一方をゼロとしてもよい。この場合、遅延回路70の構成を簡略化できる。
すべての遅延量を異なる値に設定してもよい。この場合、図4(c)の制御パターンを実現できる。
また遅延回路70は、制御信号S1のポジティブエッジとネガティブエッジの一方のみ作用してもよい。たとえば制御信号のポジティブエッジのみに異なる遅延を与えることで、図3(a)、(b)の制御パターンが実現できる。
遅延回路70の構成は特に限定されないが、たとえばRCフィルタで構成してもよいし、アナログのタイマー回路を用いてもよいし、ワンショット回路を用いてもよい。
第2の実施の形態によれば、コントローラ50により同一の(あるいは異なる)制御信号S1_1〜S1_Nを生成しつつ、遅延回路70によってアンバランス期間を設定できる。
(第3の実施の形態)
第1、第2の実施の形態では、バイパス回路40_i、40_(i+1)のオン、オフの組み合わせで、過渡的なアンバランス期間を実現したが、本発明はそれには限定されない。第3の実施の形態では、定常的なインピーダンスのアンバランスが導入される。
図8は、第3の実施の形態に係る駆動装置20bのブロック図である。駆動装置20bは、アンバランス回路80を備える。アンバランス回路80は、隣接する2個の発光素子12_i、12_(i+1)それぞれから、対応するバイパス回路40_i、40_(i+1)側を望んだインピーダンスZoi、Zo(i+1)を定常的に異ならしめる。
たとえばアンバランス回路80は、N個のバイパス回路40_1〜40_Nそれぞれと並列に設けられたインピーダンス回路82_1〜82_Nを備える。隣接する任意の2個のインピーダンス回路82_i、82_(i+1)のインピーダンスZai、Za(i_1)は異なっている。
インピーダンスZoiは、インピーダンス回路82_iのインピーダンスZai、バイパス回路40_iのインピーダンスZbi、異常検出回路60_iのインピーダンスZciの合成インピーダンスとなる。Zbi=Zb(i+1)、Zci=Zc(i+1)の場合であっても、Zai≠Za(i_1)であるから、Zoi≠Zo(i+1)となる。
インピーダンス回路82の具体的な構成は特に限定されない。たとえば図8に示すように抵抗値が異なる抵抗素子を用いてもよいし、ダイオード、ツェナーダイオード、トランジスタなどを用いてもよい。また、あるインピーダンス回路82_iのインピーダンスZaiを無限大としてもよい。この場合、そのインピーダンス回路82_iは省略される。
第3の実施の形態によれば、コントローラ50によって同じ制御信号S1_1〜S1_Nを生成した場合であっても、定常的なインピーダンスのアンバランスを導入できる。
最後に、車両用灯具1の用途を説明する。図9は、図2の車両用灯具1を備えるランプユニット(ランプアッシー)500の斜視図である。ランプユニット500は、透明のカバー502、ハイビームユニット504、ロービームユニット506、筐体508を備える。上述の車両用灯具1は、たとえばハイビームユニット504に用いることができる。複数の発光素子12は、それぞれが異なる領域を照射するように、たとえば横方向に一列に配置される。そして、車両の走行状態において、車両側のコントローラ、たとえばECU(電子制御ユニット)により、照射すべき領域が適応的に選択される。車両用灯具1には、照射すべき領域を指示するデータが入力され、車両用灯具1は、指示された領域に対応する光源10(発光素子12)を点灯させる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
点灯制御期間Taにおいて異常が検出されたときに、異常判定期間Tbに移行することの加えて、あるいはそれに代えて、駆動装置20の電源投入や、電源オフなどの所定のイベントを契機として、異常判定期間Tbに遷移してもよい。
(変形例2)
第3の実施の形態において、アンバランス回路80を、異常検出回路60_1〜60_Nと一体に構成してもよい。たとえば異常検出回路60が図5の構成を有する場合、隣接する異常検出回路60_iと60_(i+1)において、抵抗R3、R4の抵抗値を異なる値としてもよい。言い換えれば、異常検出回路60_1〜60_Nそれぞれの両端間のインピーダンスに関して、隣接する2つが異なる値となるように設計してもよい。
(変形例3)
実施の形態では、異常検出回路60がオープン故障、ショート故障の両方を検出可能な場合を説明したが、オープン故障のみを検出する構成においても、本発明は有効である。
(変形例4)
光源10としては、LEDの他に、LD(レーザダイオード)や有機EL(エレクトロルミネッセンス)などの半導体光源を用いてもよい。
(変形例5)
図9のランプユニット500では、ハイビームユニット504に図3の車両用灯具1を使用する場合を説明したが、それに代えて、あるいはそれに加えて、ロービームユニット506に車両用灯具1を用いてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…車両用灯具、2…電池、4…スイッチ、6…プロセッサ、10…光源、12…発光素子、20…駆動装置、30…電流源、40…バイパス回路、50…コントローラ、60…異常検出回路、62…ショート検出回路、64…オープン検出回路、66…出力回路、70…遅延回路、80…アンバランス回路、500…ランプユニット、502…カバー、504…ハイビームユニット、506…ロービームユニット、508…筐体。

Claims (6)

  1. 直列接続された複数の発光素子を含む光源とともに使用され、車両用灯具を構成する駆動装置であって、
    前記光源に駆動電流を供給する電流源と、
    前記複数の発光素子のうちN個(Nは2以上の整数)の発光素子に対応づけられ、それぞれが対応する発光素子と並列に設けられたN個のバイパス回路と、
    前記N個の発光素子に対応づけられ、それぞれが対応するバイパス回路の両端間の電圧にもとづいて異常を検出可能に構成されたN個の異常検出回路と、
    (i)通常の点灯制御期間において、前記N個のバイパス回路をスイッチングするとともに、(ii)異常判定期間の間、前記N個のバイパス回路を、所定のスイッチング周期を有する制御パターンにしたがってスイッチングするコントローラと、
    を備え、
    任意の隣接する2個の発光素子に着目したとき、スイッチング周期ごとに、2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスが異なるアンバランス期間が存在するように構成されることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記コントローラは、前記通常の点灯制御期間において、少なくともひとつの異常検出回路により異常が検出されたときに、前記異常判定期間に移行することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記制御パターンは、前記スイッチング周期ごとに、隣接する2個のバイパス回路の一方がオフ、他方がオンするアンバランス期間が存在するように定められることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記コントローラと前記N個のバイパス回路の間に挿入され、隣接する2個のバイパス回路に対する制御信号に、異なる遅延を与えるよう構成された遅延回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動装置。
  5. 前記N個のバイパス回路と並列に設けられ、隣接する2個の発光素子それぞれから、対応するバイパス回路側を望んだインピーダンスを異ならしめるアンバランス回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動装置。
  6. 車両用灯具の制御方法であって、
    前記車両用灯具は、
    直列接続された複数の発光素子を含む光源と、
    前記光源に駆動電流を供給する電流源と、
    前記複数の発光素子のうちN個(Nは2以上の整数)の発光素子に対応づけられ、それぞれが対応する発光素子と並列に設けられたN個のバイパス回路と、
    を備え、
    前記制御方法は、
    (i)通常の点灯制御期間において、前記N個のバイパス回路を、前記N個の発光素子それぞれの目標輝度に応じたデューティ比でスイッチングするステップと、
    (ii)異常判定期間の間、前記N個のバイパス回路を、所定のスイッチング周期を有する制御パターンにしたがってスイッチングするステップと、
    を備え、
    前記制御パターンは、前記スイッチング周期ごとに、隣接する任意の2個のバイパス回路の一方がオン、他方がオフするアンバランス期間が存在するように定められることを特徴とする制御方法。
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