JP2015150125A - キャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】前面パネルを脱着することができ、且つ、前面パネル同士の隙間を容易に調整することができるキャビネットを提供する。【解決手段】前面に矩形の開口33が形成されたキャビネット本体31と、開口33を塞ぐ矩形板状の前面パネル32と、キャビネット本体31に対して前面パネル32の上部を脱着可能に保持する上部保持機構40と、キャビネット本体31に対して前面パネル32の下部を脱着可能に保持する下部保持機構50と、を備え、上部保持機構40及び下部保持機構50の少なくとも一方は、磁力により前面パネル32を保持する。【選択図】図3

Description

この発明は、住宅内トイレ室における便器の背面側等に設置されるキャビネットに関する。
住宅内トイレ室においては、便器の背面に収納を設け、空間を有効に活用したいとの要望がある。このような要望を受け、住宅内トイレ室における便器と背面の壁との間に設置する収納用のキャビネットが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このようなキャビネットには、収納として利用する収納部と配管や通気弁などの設備を収納する配管部とが必要になるが、キャビネットの中央部分は便器で塞がれて利用することができない。また、意匠的な美しさを保持するために、前面パネルをシンメトリーに配置することが望まれている。このため、キャビネットの中央部分に、はめ殺しのパネルが取り付けられ、その左右に、収納部及び配管部の扉が左右に対称となるように配置されている。
特開平07−265137号公報
ところで、収納部及び配管部の扉は、蝶番により開閉する開閉扉とすることが好ましい。しかしながら、便器の側方に止水栓が設置されているため、双方の扉をこのような開閉扉にすると、止水弁が設置されている側の扉が止水弁に干渉して開けなくなる。このため、特許文献1に記載されたキャビネットでは、比較的利用頻度の低い配管部の扉として、脱着式のパネルが用いられている。
そして、特許文献1に記載されたキャビネットでは、キャビネット本体の側板部の小口に取り付けられて上下に延びる凹状の外嵌接続具と、パネルの両側部に取り付けられて上下に延びる凸状の内嵌接続具と、を嵌合させることで、キャビネット本体に対してパネルを脱着可能に保持する構造としている。
しかしながら、特許文献1に記載されたように、凹状の外嵌接続具と凸状の内嵌接続具とを嵌合させると、キャビネット本体に対してパネルが固定されることで、パネルの傾きが調整できなくなるため、前面パネル同士の隙間(チリ)を調節できなくなる。このため、キャビネット本体及びパネルに対する凹状の外嵌接続具及び凸状の内嵌接続具の取付位置が少しでもずれると、前面パネル同士の隙間が不均一になってしまい、意匠的な美しさを保持することができないという問題がある。
そこで、本発明は、前面パネルを脱着することができ、且つ、前面パネル同士の隙間を容易に調整することができるキャビネットを提供することを目的とする。
本発明に係るキャビネットは、前面に矩形の開口が形成されて上下に対向する上板部及び底板部を有するキャビネット本体と、開口を塞ぐ矩形板状の前面パネルと、キャビネット本体に対して前面パネルの上部を脱着可能に保持する上部保持機構と、キャビネット本体に対して前面パネルの下部を脱着可能に保持する下部保持機構と、を備え、上部保持機構及び下部保持機構の少なくとも一方は、磁力により前面パネルを保持する。
本発明に係るキャビネットによれば、上部保持機構及び下部保持機構により、前面パネルをキャビネット本体に対して脱着することができる。そして、前面パネルの上部及び下部の少なくとも一方は、磁力によってキャビネット本体に保持されるため、キャビネット本体に対して前面パネルをスライドさせることができる。これにより、前面パネル同士の隙間を容易に調整することができる。
また、上部保持機構は、キャビネット本体の上板部に取り付けられており、下部保持機構は、キャビネット本体の底板部に取り付けられてもよい。これにより、上部保持機構及び下部保持機構がキャビネット本体の上板部及び底板部に取り付けられているため、前面パネルの上部及び下部を適切に保持することができる。また、前面パネルが上下に長い矩形である場合は、上部保持機構及び下部保持機構がキャビネット本体の側板部に取り付けられている場合に比べて、上部保持機構と下部保持機構とを離すことができるため、前面パネル同士の隙間を更に容易に調整することができる。
また、上部保持機構は、嵌合構造により前面パネルを保持し、下部保持機構は、磁力により前面パネルを保持してもよい。このようにすれば、前面パネルが位置決めされ、キャビネット本体に対する前面パネルの基準位置が定まるため、前面パネル同士の隙間を更に容易に調整することができる。
また、前面パネルの開口を塞ぐ面には、底板部に載置される載置部が設けられてもよい。これにより、前面パネルがキャビネット本体に保持された際に、載置部がキャビネット本体の底板部に載置されることで、前面パネルがキャビネット本体から落下するのを防止することができる。
本発明によれば、前面パネルを脱着することができ、且つ、前面パネル同士の隙間を容易に調整することができる。
実施形態に係るキャビネットを設置した住宅内トイレ室を示す斜視図である。 実施形態に係るキャビネットを示す斜視図である。 図2に示すキャビネットの一部拡大図である。 キャビネットの一部を示す図であり、(a)はキャビネット本体の正面図、(b)は前面パネルの背面図である。 キャビネットの一部を示す図であり、(a)はキャビネット本体の左側面図、(b)は前面パネルの左側面図である。 前面パネルがキャビネット本体に装着された状態を示す配管部の縦断面図である。 上部保持機構の一例を示す図であり、(a)は上部保持部材の底面図、(b)は上部被保持部材の底面図、(c)は上部保持部と上部被保持部とが勘合した状態を示す底面図である。 保持機構の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る収納キャビネット及び収納扉について詳細に説明する。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係るキャビネットを設置した住宅内トイレ室を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るキャビネット1は、住宅用トイレ室における、便器2と便器2後方の壁面3との間に設置されるものである。住宅用トイレ室の床4には、止水栓5が立設されている。止水栓5は、便器2の左方且つ壁面3の前方において、便器2及び壁面3から少し離れた位置に立設されている。
図2は、実施形態に係るキャビネットを示す正面図である。図1及び図2に示すように、キャビネット1は、幅方向中央部に配置される中央前面パネル10と、中央前面パネル10の右側に配置される収納部20と、中央前面パネル10の左側に配置される配管部30と、を備えている。
中央前面パネル10は、キャビネット1の前面パネルを構成しており、キャビネット1に対して嵌め殺しとなっている。
収納部20は、キャビネット本体21と、前面パネル22と、を備えている。
キャビネット本体21は、前面に矩形の開口23が形成された箱型に形成されており、内部に収納物を収納する収納空間を形成している。キャビネット本体21は、主に、上板部24と、一対の側板部25と、背板部26と、底板部27と、を備えている。そして、上板部24と、一対の側板部25と、背板部26と、底板部27とにより、収納空間を形成している。
前面パネル22は、開口23を開閉する開閉扉である。前面パネル22は、蝶番等の開閉機構(不図示)を介してキャビネット本体21に取り付けられている。この開閉機構は、キャビネット本体21に対する前面パネル22の傾きを調整する調整機構が設けられている。この調整機構としては、周知の様々な機構を採用することができる。また、前面パネル22は、キャビネット本体21の前面に配置されて、キャビネット本体21の開口23が形成される端面に対向している。そして、前面パネル22は、中央前面パネル10と同様にキャビネット1の前面パネルを構成しており、キャビネット本体21に対して前面パネル22が閉められることで、前面パネル22の表面と中央前面パネル11の表面とが面一となる。
図3は、図2に示すキャビネットの一部拡大図である。図1〜図3に示すように、配管部30は、キャビネット本体31と、前面パネル32と、を備えている。
キャビネット本体31は、前面に矩形の開口33が形成された箱型に形成されており、内部に配管や通気弁などの設備を収納する配管空間を形成している。キャビネット本体31は、主に、上板部34と、一対の側板部35と、背板部36と、底板部37と、を備えている。そして、上板部34と、一対の側板部35と、背板部36と、底板部37とにより、配管空間を形成している。
前面パネル32は、開口33を塞ぐ矩形板状のパネルである。前面パネル32は、キャビネット本体31に対して脱着可能に保持される。
また、前面パネル32は、キャビネット本体31の前面に配置されて、キャビネット本体31の開口33が形成される端面に対向している。そして、前面パネル32は、中央前面パネル10と同様にキャビネット1の前面パネルの一つを構成しており、キャビネット本体31に前面パネル32が装着されることで、前面パネル32の表面と中央前面パネル11の表面とが面一となる。
そして、上部保持機構40により、前面パネル32の上部がキャビネット本体31に対して脱着可能に保持される。また、下部保持機構50により、前面パネル32の下部がキャビネット本体31に対して脱着可能に保持される。
図4は、キャビネットの一部を示す図であり、(a)はキャビネット本体の正面図、(b)は前面パネルの背面図である。図5は、キャビネットの一部を示す図であり、(a)はキャビネット本体の左側面図、(b)は前面パネルの左側面図である。図6は、前面パネルがキャビネット本体に装着された状態を示す配管部の縦断面図である。
図3〜図6に示すように、上部保持機構40は、嵌合構造により前面パネル32を保持する機構である。
上部保持機構40は、キャビネット本体31に取り付けられる一又は複数の上部保持部41と、前面パネル32に取り付けられる一又は複数の上部被保持部42と、により構成されている。
上部保持部41は、前面パネル32の上部を着脱可能に保持する部材である。上部保持部41は、上板部34の配管空間を形成する内面(下面)に取り付けられている。上板部34に一つの上部保持部41を取り付ける場合、上部保持部41を、キャビネット本体31の幅方向中心部に取り付けることができる。上板部34に二つの上部保持部41を取り付ける場合、上部保持部41を、キャビネット本体31の幅方向両端部に取り付けることができる。上板部34に三つ以上の上部保持部41を取り付ける場合、各上部保持部41を、キャビネット本体31の幅方向において等間隔に取り付けることができる。但し、上部保持部41の取付位置は、特に限定されるものではなく、任意の位置に取り付けることができる。例えば、上板部34に二つの上部保持部41を取り付ける場合、上部保持部41を、キャビネット本体31の幅方向両端部から間隔を開けた位置に取り付けることもできる。なお、以下の説明では、上板部34に一つの上部保持部41が取り付けられているものとして説明する。
上部被保持部42は、上部保持部41に脱着可能に保持される部材である。上部被保持部42は、前面パネル32のキャビネット本体31側の面に取り付けられている。また、上部被保持部42は、前面パネル32の上部に取り付けられている。そして、上板部34に取り付けられる上部保持部41と同数の上部被保持部42が、前面パネル32がキャビネット本体31に装着された際に上部保持部41と対向する位置に取り付けられている。
上部保持機構40の嵌合構造は、キャビネット本体31に対して前面パネル32の移動を制限することができれば、如何なる構造であってもよい。図7は、上部保持機構の一例を示す図であり、(a)は上部保持部材の底面図、(b)は上部被保持部材の底面図、(c)は上部保持部と上部被保持部とが勘合した状態を示す底面図である。図7に示す上部保持機構43は、上部保持部44と、上部被保持部45と、により構成される。上部保持部44は、上板部34に取り付けられる基部44aと、基部に保持されて略V字型に形成された板ばね44bと、板ばね44bの両端に回転自在に保持された一対のローラ44cと、により構成される。上部被保持部45は、前面パネル32に取り付けられる基部45aと、基部45aから突出する突出部45bと、突出部45bの先端において拡幅する拡幅部45cと、により構成される。そして、上部保持機構43は、上部被保持部45の拡幅部45cを上部保持部44の一対のローラ44cの間に押し込み、一対のローラ44cで拡幅部45c及び突出部45bを狭持させることで、上部保持部44により上部被保持部42を保持することが可能となっている。
図3〜図6に示すように、下部保持機構50は、磁力により前面パネル32を保持する機構である。
下部保持機構50は、キャビネット本体31に取り付けられる一又は複数の下部保持部51と、前面パネル32に取り付けられる一又は複数の下部被保持部52と、により構成されている。
下部保持部51は、前面パネル32の下部を着脱可能に保持する部材である。下部保持部51は、底板部37の配管空間を形成する内面(上面)に取り付けられている。底板部37に一つの下部保持部51を取り付ける場合、下部保持部51を、キャビネット本体31の幅方向中心部に取り付けることができる。底板部37に二つの下部保持部51を取り付ける場合、下部保持部51を、キャビネット本体31の幅方向両端部に取り付けることができる。底板部37に三つ以上の下部保持部51を取り付ける場合、各下部保持部51を、キャビネット本体31の幅方向において等間隔に取り付けることができる。但し、下部保持部51の取付位置は、特に限定されるものではなく、任意の位置に取り付けることができる。例えば、底板部37に二つの下部保持部51を取り付ける場合、下部保持部51を、キャビネット本体31の幅方向両端部から間隔を開けた位置に取り付けることもできる。なお、以下の説明では、底板部37に二つの下部保持部51が取り付けられているものとして説明する。
下部被保持部52は、下部保持部51に脱着可能に保持される部材である。下部被保持部52は、前面パネル32のキャビネット本体31側の面に取り付けられている。また、下部被保持部52は、前面パネル32の下部に取り付けられている。そして、上板部34に取り付けられる下部保持部51と同数の下部被保持部52が、前面パネル32がキャビネット本体31に装着された際に下部保持部51と対向する位置に取り付けられている。
下部保持機構50は、磁力により、前面パネル32を保持することができれば、如何なる構造であってもよい。例えば、下部保持部51を、底板部37に取り付けられた磁石とし、下部被保持部52を、前面パネル32に取り付けられた金属板とすることができる。なお、下部保持部51を金属板とし、下部被保持部52を磁石としてもよく、下部保持部51及び下部被保持部52の双方を磁石としてもよい。下部保持機構50の磁力により得られる吸着力は、前面パネル32を保持することができれば、特に限定されるものではない。
また、前面パネル32のキャビネット本体31側の面には、底板部37に載置される載置部60が取り付けられている。載置部60は、前面パネル32から突出するように形成されている。そして、載置部60は、前面パネル32の下部であって、前面パネル32がキャビネット本体31に装着された際に底板部37に載置される位置に取り付けられている。なお、載置部60は、底板部37に載置可能なものであれば如何なるものであってもよい。
次に、キャビネット本体31に対する前面パネル32の脱着操作について説明する。
キャビネット本体31に前面パネル32を取り付ける際は、前面パネル32をキャビネット本体31に押し付けて、上部被保持部42を上部保持部41に嵌め込む。このとき、載置部60を底板部37に載置することで、キャビネット本体31に対する前面パネル32の位置がある程度規制されるため、上部被保持部42を上部保持部41に嵌め込み易くなる。すると、上部被保持部42が上部保持部41に保持されて、下部被保持部52が下部保持部51に重ね合わされる。そして、下部保持部51と下部被保持部52との間の磁力による吸着力により、下部被保持部52が下部保持部51に保持される。これにより、キャビネット本体31に対する前面パネル32の取り付けが完了する。
一方、キャビネット本体31から前面パネル32を取り外す際は、キャビネット本体31から前面パネル32を引っ張って、上部保持部41から上部被保持部42を引き抜く。すると、上部保持部41による上部被保持部42の保持が解除される。そして、更に、キャビネット本体31から前面パネル32を引っ張ると、下部保持部51と下部被保持部52との間の磁力による吸着力から解放されて、キャビネット本体31から前面パネル32が完全に取り外される。これにより、キャビネット本体31に対する前面パネル32の取り外しが完了する。なお、下部保持部51から下部被保持部52を取り外した後、上部保持部41から上部被保持部42を引き抜いて、前面パネル32を取り外してもよい。
次に、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間の調整方法について説明する。
キャビネット本体31に前面パネル32を取り付けると、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間が不均一になる場合がある。ここで、前面パネル32の下部は、磁力の吸引力によって保持されているだけであるため、上部保持部41と上部被保持部42とが嵌合される位置を中心として前面パネル32をスライドさせることが可能となっている。そこで、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間が不均一である場合は、下部保持部51と下部被保持部52との間の磁力による吸着力に抗する程度の力を加えて、前面パネル32をスライドさせ、この隙間を均一にする。これにより、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間を調整することができる。
このように、本実施形態に係るキャビネット1によれば、上部保持機構40及び下部保持機構50により、前面パネル32をキャビネット本体31に対して脱着することができる。これにより、前面パネル32の前方に立設された止水栓5と干渉することなく、配管や通気弁などの設備の点検作業を行うことができる。そして、前面パネル32の下部は、下部保持機構50の磁力によってキャビネット本体31に保持されるため、キャビネット本体31に対して前面パネル32をスライドさせることができる。これにより、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間を容易に調整することができる。
また、上部保持部41及び下部保持部51がキャビネット本体31の上板部34及び底板部37に取り付けられているため、前面パネル32の上部及び下部を適切に保持することができる。また、前面パネル32が上下に長い矩形である場合は、上部保持部41及び下部保持部51がキャビネット本体31の側板部35に取り付けられている場合に比べて、上部保持部41と下部保持部51とを離すことができるため、前面パネル32と中央前面パネル10との間の隙間を更に容易に調整することができる。
また、上部保持機構40が嵌合構造により前面パネル32を保持することで、前面パネルの上部が位置決めさ、キャビネット本体31に対する前面パネル32の基準位置が定まるため、前面パネル同士の隙間を更に容易に調整することができる。
また、前面パネル32がキャビネット本体31に保持された際に、載置部60が底板部37に載置されることで、前面パネル32がキャビネット本体31から落下するのを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、下部保持機構のみが磁力により前面パネルを保持するものとして説明したが、上部保持機構及び下部保持機構の少なくとも一方が磁力により前面パネルを保持すればよい。例えば、上部保持機構のみが磁力により前面パネルを保持するものとしてもよく、上部保持機構及び下部保持機構の双方が磁力により前面パネルを保持するものとしてもよい。
また、上記実施形態では、磁力以外で前面パネルを保持する手段として、嵌合構造を例示したが、前面パネルを脱着可能に保持することができれば、如何なる手段を用いてもよい。例えば、図8(a)に示す保持機構70のように、キャビネット本体71に取り付けたフック状の保持部72に、前面パネル73に取り付けられたフック状の被保持部74を係止する機構であってもよい。また、図8(b)に示す保持機構80のように、キャビネット本体81に取り付けられた保持部82の穴83に、前面パネル84に取り付けられた棒状の被保持部85を挿入する機構であってもよい。また、図8(c)に示す保持機構90のように、キャビネット本体91に取り付けられた面ファスナーである保持部92に、前面パネル93に取り付けられた面ファスナーである被保持部94を貼り付ける機構であってもよい。
また、上記実施形態では、キャビネット本体が箱状であるものとして説明したが、キャビネット本体は箱状でなくてもよく、例えば、側板部又は背板部が無くてもよい。背板部の無い構成は、部材コストを低減できるため好ましい。
また、上記実施形態では、本発明に係るキャビネットを、住宅用トイレ室に設置されるキャビネット、更には、キャビネットの一構成部分である配線部に適用するものとして説明したが、本発明に係るキャビネットはこれに限定されるものではなく、様々なキャビネットに適用することができる。
1…キャビネット、2…便器、3…壁面、4…床、5…止水栓、10…中央前面パネル、11…中央前面パネル、20…収納部、21…キャビネット本体、22…前面パネル、23…開口、24…上板部、25…側板部、26…背板部、27…底板部、30…配管部、31…キャビネット本体、32…前面パネル、33…開口、34…上板部、35…側板部、36…背板部、37…底板部、40…上部保持機構、41…上部保持部、42…上部被保持部、43…上部保持機構、44…上部保持部、44a…基部、44b…板ばね、44c…ローラ、45…上部被保持部、45a…基部、45b…突出部、45c…拡幅部、50…下部保持機構、51…下部保持部、52…下部被保持部、60…載置部、70…保持機構、71…キャビネット本体、72…保持部、73…前面パネル、74…被保持部、80…保持機構、81…キャビネット本体、82…保持部、83…穴、84…前面パネル、85…被保持部、90…保持機構、91…キャビネット本体、92…保持部、93…前面パネル、94…被保持部。

Claims (4)

  1. 前面に矩形の開口が形成されて上下に対向する上板部及び底板部を有するキャビネット本体と、
    前記開口を塞ぐ矩形板状の前面パネルと、
    前記キャビネット本体に対して前記前面パネルの上部を脱着可能に保持する上部保持機構と、
    前記キャビネット本体に対して前記前面パネルの下部を脱着可能に保持する下部保持機構と、を備え、
    前記上部保持機構及び前記下部保持機構の少なくとも一方は、磁力により前記前面パネルを保持する、
    キャビネット。
  2. 前記上部保持機構は、前記キャビネット本体の前記上板部に取り付けられており、
    前記下部保持機構は、前記キャビネット本体の前記底板部に取り付けられている、
    請求項1に記載のキャビネット。
  3. 前記上部保持機構は、嵌合構造により前記前面パネルを保持し、
    前記下部保持機構は、磁力により前記前面パネルを保持する、
    請求項1又は2に記載のキャビネット。
  4. 前記前面パネルの前記開口を塞ぐ面には、前記底板部に載置される載置部が設けられている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のキャビネット。
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