JP2006351629A - 機器収納用キャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器取付部材に機器を取り付けた状態でもキャビネットに機器取付部材を容易に取り付けることができる機器収納用キャビネットを提供する。
【解決手段】 機器を取り付ける箱状の枠体3の背面の4隅に本体に係止する係止片7を設け、本体の対応する位置に係止溝6を設けた。係止片7は側方に突出した舌片7bを有すると共に、その舌片7bにボルト11を螺入するタップ孔10を設け、係止溝6は係止片7を挿通する開口部6aと、開口部6aに挿通した係止片7を落とし込んで係止片7の抜けを防止する落とし込み溝6b、及びタップ孔10に合わせて形成したU字状の切り欠き12を設け、係止片7を開口部6aに挿通して落とし込んだ後、ボルト10をタップ孔10に螺入して係止片7を背板に固定した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信機器等を収納する壁掛け式の機器収納用キャビネットに関する。
通信機器等を収納する従来の壁掛け式の機器収納用キャビネットは、キャビネット内の背板に機器取付用の木製板体を配置し、その板体に機器を取り付けて収納したり、ラックマウント型機器を収納する場合は、金属フレームで形成した枠体を背板に取り付けて、枠体を介して機器を取り付けて収納していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−142857号公報
上述する木製板体や枠体等の機器取付部材は、通常キャビネット背板にネジ止めして組み付けられるが、機器取付部材のネジ止め部位は、機器を組み付けた状態では機器により隠れてしまう事があるため、機器取付部材を予めキャビネットに組み付けてネジ止めした後、機器の取付作業が行われていた。
しかし、壁掛け式のキャビネットは、人の通行等の妨げにならないように高所に設置される場合が多いため、機器取付部材のキャビネット内への取り付け操作は容易ではなかったし、更に機器の収納操作も高所での作業となるため、簡単に行うことのできる作業ではなかった。そのため、機器取付部材のキャビネット内への取り付け操作を容易に行うことができ、更に機器を予め機器取付部材へ組み付けてから機器取付部材をキャビネットに取り付けることができれば、作業者への負担を軽減でき、スムーズに収納作業を行う事が可能となる。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、機器取付部材に機器を取り付けた状態でもキャビネットに機器取付部材を容易に取り付けることができる機器収納用キャビネットを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、壁面に取り付けられる本体と本体の開放された前面を閉塞する蓋体とで機器収納空間を形成し、機器を機器取付部材を介して機器収納空間に収納する機器収納用キャビネットにおいて、前記機器取付部材は、該機器取付部材の左右方向で外方へ突設されて前記本体に係止する係止片を有すると共に、本体には前記係止片に対応する係止溝を有し、該係止溝に前記係止片を係止させることで機器取付部材は本体に保持されることを特徴とする。
この構成により、係止部は機器取付部材の周囲に配置されているので、係止部を見やすく機器取付部材の取り付けがし易い。また、機器取付部材に機器が組み付けられた状態でも係止部を見やすく、本体への組み付け操作を容易に実施できる。従って、作業し易い低い位置で機器の組み付けを行うことができ、キャビネットへの収納作業がし易くなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、係止溝は、係止片を挿通可能な開口部と、該開口部に挿通した係止片を落とし込んで前記係止片の前方への抜けを防止する落とし込み溝とを有することを特徴とする。
この構成により、係止溝に係止片を合わせて挿通したあとは、係止片は落とし込まれて係止するので、機器取付部材の取付操作が高所での作業であっても容易である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、係止片はタップ孔を有し、落とし込んだ状態で、螺着手段により係止片を本体に圧着固定可能であることを特徴とする。
この構成により、ボルト等の螺着手段により機器取付部材を確実に本体に連結固定できる。また、機器取付部材の周囲に配置した係止片を締着するので、機器を組み付けた状態でも螺着操作し易い。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、係止溝には、係止片のタップ孔位置に合わせて落とし込む方向に切り欠きが形成されていることを特徴とする。
この構成により、螺着手段を係止片に取り付けた状態で係止片の落とし込み操作が可能となり、予め螺着手段を係止片に取り付けておくことができ、螺着操作し易いし螺着手段を落とすような事もなくなる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、機器取付部材がラックマウント型機器を取り付けるための箱形状の枠体であって、ラックマウント型機器を左右双方から前記枠体に取付可能であることを特徴とする。
この構成により、機器取付部材を箱形状の枠体とすることで、持ちやすく扱いやすいし、左右双方から機器を取付可能とすることで、機器収納空間の有効活用ができる。
本発明によれば、係止部は機器取付部材の周囲に配置されているので、係止部を見やすく機器取付部材の取り付けがし易い。また、機器取付部材に機器が組み付けられた状態でも係止部を見やすく、本体への組み付け操作を容易に実施できる。従って、作業し易い低い位置で機器の組み付けを行うことができ、キャビネットへの収納作業がし易くなる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る通信機器収納用キャビネットの実施形態の一例を示し、1はキャビネットの本体、2は蓋体であり、蓋体2を外した状態の斜視図を示している。そして、3は本体1の機器収納空間5に設置した機器取付部材としての枠体、4は収納する機器を示している。
本体1は、鋼板で形成した背板1aと底板1bとから成り、前方及び左右側方の全体が開放され、上方に対しても大きく開放されている。そして、背板1aの上下左右の4箇所に枠体3を係止して取り付けるための係止溝6が形成されている。また、蓋体2は鋼板を折り曲げて形成され、本体1の開放された機器収納空間5を閉塞するように、前面、左右側面、そして天板を備えている。
枠体3は箱状に立体形成され、左右双方向からラックマウント型の機器4を縦にして収納できるように、左右枠部の上下辺に機器4を固定するためのネジ孔8が設けられ、また左右及び上下方向が対称に形成され左右反転が可能となっている。そして、ネジ孔8に合わせて機器4を縦にして挿入してネジ止め固定し、機器4を取り付けた枠体3を本体1に組み付けることで、機器4は本体1に組み付けられる。
機器4は枠体3に隣接させて組み付けることができ、本体1の前後方向に重ねるように複数の機器4を収納可能となっている。また、本体1の背板1aに接する枠体3背部の4隅には、背板1aに係止させるための係止片7が左右外方に向けて突設されている。
係止溝6及び係止片7は図2に示すように形成されている。図2はA部の拡大図であり、(a)はボルトにより螺着して固定した状態、(b)は係止を解除した状態を示している。係止片7は、図示するように枠体3の背部から後方に僅かに突出した首部7aと、右外方に折り曲げて突出形成した舌片7bから成り(左側に形成された係止片7は、左に折り曲げて舌片7bを突出形成している)、舌片7bの先端部にはねじ孔(タップ孔)10が設けられ、11はタップ孔10に螺入したボルトを示している。
一方、係止溝6は、係止片7を挿通する開口部6aを有し、開口部6aの一方の下端部に首部7aを下方に落とし込んで挟持する落とし込み溝6bが形成され、他方の下端部となるタップ孔10に合わせた位置にボルト11の首部を落とし込むU字状の切り欠き12が形成されている。
このように形成されたキャビネットは次のように壁面に組み付けられて使用される。まず、本体1を壁面に取り付ける。本体1の背板1a上部には係止孔13が設けられ、壁面に設けた突起(図示せず)を係止して保持させ、所定箇所をネジ止めして取り付けられる。
次に、機器4を取り付けた枠体3を本体1に取り付ける。枠体3の夫々の係止片7を係止溝6に挿入して落とし込むことで枠体3は本体1に係止し保持される。この時、係止溝6及び係止片7から成る係止部は枠体3の周囲に配置されているので、機器4が組み付けられた状態でも係止部を見やすく、本体への組み付け操作を容易に実施できる。
そして、この状態で各係止片7のタップ孔10にボルト11を螺入して背板1aと係止片7を固着し、枠体3を背板1aに固定する。この際、図2に示すように、係止溝6はタップ孔10の位置に合わせて切り欠き12を有するので、ボルト11を係止片7に取り付けた状態で係止片7の挿入係止操作が可能である。よって、予めボルト11を係止片7に取り付けておくことができ、螺着操作し易いしボルトを落とすような事もない。
最後に、蓋体2を組み付ける。蓋体2は天板端部に係止爪(図示せず)を有すると共に、前面下部に係止機構14を有し、係止爪を本体上端に設けられた係止溝16に係止させると共に、係止機構14を本体1の底板1bに係止させて取り付けられる。
このように、係止溝に枠体周囲に突出形成した係止片を合致させて挿通するだけで係止片は落とし込まれて係止され、前方へ抜けるようなことが無いので、機器取付部材である枠体の取付操作が高所での作業であっても容易に実施できる。逆に、持ち上げることで係止を解除できるので、容易に取り外しできる。従って、作業し易い低い位置で機器の組み付けを行うことができ、キャビネットへの収納作業がし易い。
また、枠体を箱形状とすることで、持ちやすく扱いやすいし、左右双方から機器を組み付けできるので、機器収納空間の有効活用ができる。更に、枠体は左右反転できるので、機器の向きを容易に反転でき、キャビネットの設置環境に応じて容易に機器の向きを選択できる。
図3,図4は本発明の他の形態を示し、上記図1とは機器取付部材の構成が異なり、木製の板体18としている。図3は板体18を本体1に組み付けた状態、図4は板体18を外した状態を示し、何れも蓋体は省略してある。ラックマウント型でない機器を収納する場合このような板が使用され、機器は板上の任意位置にネジ止め等で取り付けられる。
板体18は、背板1aの形状に合わせて四角形に作製され、4隅に上記図2と同様な係止片7が取り付けられている。そして、本体背板1aの4隅にも図2と同様な係止溝6が設けられている。
このように構成することで、係止部は板体の周囲に配置されているので、機器を組み付けた状態でも板体を本体に容易に取り付けることができる。従って、作業し易い低い位置で機器の組み付けを行うことができ、キャビネットへの収納作業がし易いし、板体の本体への取り付けもし易い。
尚、上記実施形態では、螺着手段をボルト11としいるが、勿論ネジであっても良い。また、機器取付部材と本体1との係止部が螺着部と一体となっているが、双方は機器取付部材の周囲に突出するよう設ければよく、係止部と螺着部を独立して設けても良い。
本発明に係る機器収納用キャビネットの実施形態の一例を示し、蓋体を外した状態の斜視図である。 図1の枠体をキャビネット本体から外した斜視図である。 本発明の他の形態を示し、要部斜視図である。 図3の板体をキャビネット本体から外した斜視図である。
符号の説明
1・・本体、1a・・背板、3・・枠体(機器取付部材)、4・・機器、5・・機器収納空間、6・・係止溝、6a・・開口部、6b・・落とし込み溝、7・・係止片、10・・タップ孔、11・・ボルト(螺着手段)、12・・切り欠き、18・・板体。

Claims (5)

  1. 壁面に取り付けられる本体と本体の開放された前面を閉塞する蓋体とで機器収納空間を形成し、機器を機器取付部材を介して機器収納空間に収納する機器収納用キャビネットにおいて、
    前記機器取付部材は、該機器取付部材の左右方向で外方へ突設されて前記本体に係止する係止片を有すると共に、本体には前記係止片に対応する係止溝を有し、該係止溝に前記係止片を係止させることで機器取付部材は本体に保持されることを特徴とする機器収納用キャビネット。
  2. 係止溝は、係止片を挿通可能な開口部と、該開口部に挿通した係止片を落とし込んで前記係止片の前方への抜けを防止する落とし込み溝とを有する請求項1記載の機器収納用キャビネット。
  3. 係止片はタップ孔を有し、落とし込んだ状態で、螺着手段により係止片を本体に固定可能である請求項2記載の機器収納用キャビネット。
  4. 係止溝には、係止片のタップ孔位置に合わせて落とし込む方向に切り欠きが形成されている請求項3記載の機器収納用キャビネット。
  5. 機器取付部材がラックマウント型機器を取り付けるための箱形状の枠体であって、ラックマウント型機器を左右双方から前記枠体に取付可能である請求項1乃至4の何れかに記載の機器収納用キャビネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119623A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Kawamura Electric Inc 機器収納キャビネット
JP2019083917A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社内田洋行 デスク及び収納ケース

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