JPH09108151A - 備品収納家具 - Google Patents

備品収納家具

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JPH09108151A
JPH09108151A JP29598295A JP29598295A JPH09108151A JP H09108151 A JPH09108151 A JP H09108151A JP 29598295 A JP29598295 A JP 29598295A JP 29598295 A JP29598295 A JP 29598295A JP H09108151 A JPH09108151 A JP H09108151A
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JP
Japan
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storage
opening
space
lid plate
furniture
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JP29598295A
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Inventor
Masae Ryu
正江 龍
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トイレット内において用いられる各種備品の特
性に対応した収納部を各別に備えた備品収納家具の提
供。 【解決手段】 トイレット内に備えられる備品収納家具
Yを、上下方向に軸を向けてロールペーパーRの並び収
め入れられ得る空間Hを備えた棚状収納部Aと、生理用
品の収め入れられ得る空間Hを備えた容箱状収納部B
と、便器洗浄剤の収め入れられ得る空間Hを備えた収納
部Cと、掃除ブラシなどの柄付き掃除具Mの収め入れら
れ得る縦方向に長い空間を備えた収納部と、使用済生理
用品などの汚物収納ボックスを出し入れ可能に収め入れ
得る空間Hを備えた収納部Eとを少なくとも備えて構成
されてなる備品収納家具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トイレット内に
備えつけられ、又はトイレットの壁部に組付けられると
共に、トイレット内において用いられる各種備品の専用
格納手段、あるいはトイレット内において生ずる汚物な
どの専用収納手段を併せ備えた備品収納家具の提供に関
する。
【0002】
【従来の技術】トイレット内において用いられる備品、
例えば、予備のロールペーパー、生理用品、ペーパー雑
巾などは、通例トイレット以外の場所に保管、用意し、
必要に応じて、これをトイレット内に持ち込み用いるよ
うにしていた。
【0003】この結果、トレット内にあって、ロールペ
ーパーの使い切られた状況などに対して適切に対し切れ
ない不都合があり、また、逐一必要に応じて、生理用品
の持ち込みをなす必要があるなどの煩わしさがあった。
【0004】また、トイレット内の掃除をなす際にあっ
て、逐一、化学雑巾などの持ち込みを要すると共に、使
い捨て生理用品などの汚物の処理に際しても、逐一ビニ
ール袋などをトイレット内に持ち込み処理をなす必要が
あった。
【0005】また、一方で、トイレット内の掃除、特に
便器の洗浄に用いられる掃除具などは、通例トイレット
内に容器に入れた状態で立て掛けて置くことが多く、ま
た、汚物入れなどと共に、洗浄に用いられる各種の洗浄
剤などをトイレット内に起立状態においてあることが多
く、この為トイレット内が乱雑となり、使用時における
居住性を著しく損う難があった。
【0006】かかる点からトイレット内に収納ボックス
を備え入れ、この収納ボックス内にトイレットペーパ
ー、生理用品などと共に、洗浄剤、化学雑巾などを収め
入れ用いることが試みられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
収納ボックスは、単に所定の収納空間を備えたものであ
って、この収納空間に対して、適宣ロールペーパー、生
理用品などを詰め込み収納し、あるいは、洗浄剤、化学
雑巾などを収め入れ収納する構成としてあることから、
収納備品の収納が乱雑な状態となり易く、手際の良い取
り出し使用に難があると共に、重ね収納した備品の崩れ
落ち、重ね収納した下部備品の取り出しに伴う崩れ落ち
などの難があった。
【0008】又、かかる手法にあっては、同一空間に多
種の備品が収め入れ収納されることから、収納備品が、
他の収納物、例えば、開封された洗浄容器などからの漏
れ出し薬液などで汚損され、あるいは傷つけられるなど
の難があった。
【0009】更に、かかる収納ボックスにあっては、通
例、特異な形状、例えば、長い柄を備えたトイレットブ
ラシなどの収納スペースを備えておらず、また、使用中
のブラシなどの掃除器具類、使用中の洗浄剤、あるい
は、使用済生理用品の収納スペースを備えておらず、こ
の為、これらの掃除器具類などを、通例トイレットの隅
部に別段に備えた受け容器、あるいは収納ボックスなど
に収め入れ保持する必要があった。
【0010】本発明は、かかる従来のトレット内におけ
る備品取扱いの不都合を解消する手段として提案された
ものであって、トイレット内において用いられる各種備
品の特性に対応した収納部を各別に備え、トイレット内
における各備品の取扱いの利便性を計ると共に、整然と
した収納を可能とし、しかもすっきりとしたトイレット
空間を構成できるようにした備品収納家具の提供を目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る備品収納家
具は、叙上における目的を達成するために、請求項1の
発明に係る備品収納家具を、トイレット内に備えられる
備品収納家具Yとし、この備品収納家具Yが、開口部1
1に開閉可能な蓋板12を備え、且つ、上下方向に軸を
向けてロールペーパーRの並び収め入れられ得る空間H
を備えた棚状収納部Aと、開口部11に開閉可能な蓋板
12を備え、且つ、生理用品の収め入れられ得る空間H
を備えた容箱状収納部Bと、開口部11に開閉可能に蓋
板12を備え、且つ、便器洗浄剤の収め入れられ得る空
間Hを備えた収納部Cと、開口部11に開閉可能に蓋板
12を備え、且つ、掃除ブラシなどの柄付き掃除具Mの
収め入れられ得る縦方向に長い空間を備えた収納部D
と、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、且つ、使
用済生理用品などの汚物収納ボックスを出し入れ可能に
収め入れ得る空間Hを備えた収納部Eと、を少なくとも
備えて構成してある。
【0012】次いで、請求項2の発明に係る備品収納家
具を、トイレット内に備えられる備品収納家具Yとし、
この備品収納家具Yが、 開口部11に開閉可能な蓋板
12を備え、且つ、上下方向に軸を向けてロールペーパ
ーRの並び収め入れられ得る空間Hを備えた棚状収納部
Aと、開口部11に開閉可能な蓋板12を備え、且つ、
生理用品の収め入れられ得る空間Hを備えた容箱状収納
部Bと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、且
つ、便器洗浄剤の収め入れられ得る空間Hを備えた収納
部Cと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、且
つ、掃除ブラシなどの柄付き掃除具Mの収め入れられ得
る縦方向に長い空間Hを備えた収納部Dと、開口部11
に開閉可能に蓋板12を備え、且つ、使用済生理用品な
どの汚物収納ボックスTを出し入れ可能に収め入れ得る
空間Hを備えた収納部Eと、を少なくとも備え、且つ、
トイレットの壁部Wに組付けられた構成としてある。
【0013】更に、請求項3の発明に係る備品収納家具
を、前記請求項1、又は請求項2の発明に係る備品収納
家具にあって、開口部Hに備えつけられる蓋板12の少
なくとも一部の蓋板12が、収納部内に収まる収納容器
20を備え、且つ、該開口部の下部側で収納家具本体1
0に対して回動可能に組付けられている構成としてあ
る。
【0014】また、請求項4の発明に係る備品収納家具
を前記請求項1、又は請求項2の発明に係る備品収納家
具にあって、開口部11に備えつけられる蓋板12の少
なくとも一部の蓋板12が、収納部内に収まる底板21
を備え、且つ、該開口部11の下部側で収納家具本体1
0に対して回動可能に組付けられている構成としてあ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る備品収納家具
の典型的な各実施の形態について詳細に説明する。図1
〜図10は構成される備品収納家具Yを、トイレットの
床面などに備えつけて用いている態様の実施の形態を、
また、図11は、トイレットの壁部Wに略埋め込みの状
態でこの備品収納家具Yを組付けた実施の形態を示して
いる。
【0016】図1は、この典型的な実施の形態の係る備
品収納家具Yを斜視で、図2では、各蓋板12を開き出
した状態での斜視で、また、図3では、構成部品の一部
を分離した状態を斜視で示している。
【0017】また、図4では、備品収納家具Yの要部を
破断し、且つ、これを側面から見て示していると共に、
図5〜図7では、各蓋板12と、これに備えつけらえて
いる各収納手段とを夫々断面で示すと共に、各収納部に
対する組みつけ状態を模式的に示している。
【0018】更に、図8及び図9では、これら蓋板12
の回動取付け部、特に、軸受け部分の要部を断面として
示している。また、図10では、マグネットキャッチャ
ーを用いた蓋板12の閉止手段を、要部の断面として示
している。
【0019】図11は、他の実施の形態に係る備品収納
家具Y、この図示例にあっては、トイレットの壁部Wに
組込まれた態様の備品収納家具Yを正面から見て示して
いる。
【0020】先ず、ここで示される典型的な第一の実施
の形態に係る備品収納家具Yは、これを、トイレット内
に備えられる備品収納家具Yとし、この備品収納家具Y
が、開口部11に開閉可能な蓋板12を備え、且つ、上
下方向に軸を向けてロールペーパーRの並び収め入れら
れ得る空間Hを備えた棚状収納部Aと、開口部11に開
閉可能な蓋板12を備え、且つ、生理用品の収め入れら
れ得る空間Hを備えた容箱状収納部Bと、開口部11に
開閉可能に蓋板12を備え、且つ、便器洗浄剤の収め入
れられ得る空間Hを備えた収納部Cと、開口部11に開
閉可能に蓋板12を備え、且つ、掃除ブラシなどの柄付
き掃除具Mの収め入れられ得る縦方向に長い空間を備え
た収納部Dと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備
え、且つ、使用済生理用品などの汚物収納ボックスTを
出し入れ可能に収め入れ得る空間Hを備えた収納部E
と、を少なくとも備えた構成としてある。
【0021】このように構成したことによって、トイレ
ット内において用いられる各種備品を、夫々備品の特性
に対応した収納空間Hを備えた各収納部に対して都合良
く収納できることとなり、収納整理と、これらの取り出
し使用が容易となり、且つ、トイレット内が整然とした
態様に保たれる。
【0022】また、かかる構成としたことによって、ト
イレット内において生ずる各種汚物などを、夫々の汚物
などの特性に対応した収納空間H内に都合良く収納でき
ることとなり、トイレット内において生ずる汚物などの
収納整理と、これらの取り出し処分が容易となり、且
つ、トイレット内が整然とした態様に保たれる。
【0023】更に、トイレット内において用いられる各
種備品などを、トイレット外から持ち込むことなく、ト
イレット内において調達できると共に、使用済備品を逐
一トイレット外に持ち出す必要がなくなる。
【0024】また、他の実施の形態に係る備品収納家具
Yを、トイレット内に備えられる備品収納家具Yとし
て、この備品収納家具Yが、開口部11に開閉可能な蓋
板12を備え、且つ、上下方向に軸を向けてロールペー
パーRの並び収め入れられ得る空間Hを備えた棚状収納
部Aと、開口部11に開閉可能な蓋板12を備え、且
つ、生理用品の収め入れられ得る空間Hを備えた容箱状
収納部Bと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、
且つ、便器洗浄剤の収め入れられ得る空間Hを備えた収
納部Cと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、且
つ、掃除ブラシなどの柄付き掃除具Mの収め入れられ得
る縦方向に長い空間Hを備えた収納部Dと、開口部11
に開閉可能に蓋板12を備え、且つ、使用済生理用品な
どの汚物収納ボックスTを出し入れ可能に収め入れ得る
空間Hを備えた収納部Eと、を少なくとも備え、且つ、
トイレットの壁部Wに組付けられた構成としてある。
【0025】このように構成したことによって、前記第
1の実施の形態に係る備品収納家具Yにおけると同様の
機能が奏されると共に、当該備品収納家具Yの出っ張り
を無くすことによって、トイレット内における居住性を
更に高めるように機能する。
【0026】更に、叙上の各実施の形態に係る部品収納
家具Yにあって、開口部11に備えつけられる蓋板12
の少なくとも一部の蓋板12が、収納部内に収まる収納
容器20を備え、且つ、該開口部11の下部側で収納家
具本体10に対して回動可能に組付けられている構成と
してたことを、更に典型的な実施の形態の一つとしてい
る。
【0027】このように構成したことによって、散失し
がちな各種備品、あるいは、他の備品との混在に難のあ
る備品類の確実な収納保管と、容易、且つ、手際の良い
取り出し使用が可能とされる。
【0028】更に、叙上の各実施の形態に係る備品収納
家具Yにあって、開口部11に備えつけられる蓋板12
の少なくとも一部の蓋板12が、収納部内に収まる底板
21を備え、且つ、該開口部11の下部側で収納家具本
体10に対して回動可能に組付けられている構成として
たことを、更に典型的な実施の形態の一つとしている。
【0029】このように構成したことによって、箱状収
納具に納め難い各種備品、あるいは、備品を一旦箱状容
器などに収めて、当該備品収納家具に納め入れる場合に
あっても、これら備品の確実な収納保管と、容易、且つ
手際の良い取り出し使用が可能とされる。
【0030】この実施の形態に係る備品収納家具Yは、
各態様の収納部を夫々に備えた収納家具本体10と、こ
の収納家具本体10において構成されている夫々の収納
部を構成する各開口部11に備えつけられる蓋板12と
を基本的に備えた構成としてある。
【0031】かかる収納家具本体10は、側板10a、
10aと背板10b、天板10c及び底板10dとによ
って構成される前面開口の箱体としてあると共に、この
側板10a、10a間に亘るように設けられた略水平の
向きにある棚板状の横仕切板10e〜10eと、前記底
板10d、及び、これに対向している横仕切板10eと
の間に亘って設けられた略鉛直の向きにある立仕切り板
10f、10fと、更に、この立仕切り板10fと、前
記側体板10aとの間に亘って設けられた略水平の向き
にある補助仕切り板10gとによって区分してあり、追
って説明する夫々の収納部を構成する収納空間Hを、蓋
板12などと共に構成するようにしてある。
【0032】かくして構成される収納家具本体10にお
ける夫々の開口部11…11に対して、蓋板12を備え
つける。ここで、収納家具本体10に備えつけられる蓋
板12は、前記側板10aの前端縁の上下方向に一側縁
を揃えるようにして蝶番30によって水平の向きに回動
可能に組付けられる扉状蓋板12Aと、又、開口部11
内に収め入れられている下端部の両側を、この開口部1
1の下部両側で支持されて、この支持点を回動中心とし
て、上端側を、前記開口部11の閉塞方向、又は、開放
方向に回動可能に組付けられる引き蓋状蓋板12Bとに
よって構成してある。
【0033】先ず、備品収納家具Yの上部には二段に亘
って、ロールペーパーRの収納空間Hを備えた、棚状収
納部Aが設けてある。この棚状収納部Aは横仕切り板1
0eと天板10cとの間、及び横仕切り板10eと、こ
れに対向している横仕切り板10eとの間が、ロールペ
ーパーRを、その軸方向を上下に向けて収め入れ得る空
間Hとして構成し、しかも、該空間Hの奥行き寸法を、
ロールペーパーRが一個収まる大きさのものとして構成
する。
【0034】かかるロールペーパーRを収納する二段の
収納空間H、Hを備えた開口部11に対して、前記蓋板
12Aを開閉可能に設け、ロールペーパーRを外界から
遮断した態様で収納する。尚、ここで蓋対12Aを、開
口部11に対して閉止する手段として、例えば、マグネ
ットキャッチャー34が用いられる。このマグネットキ
ャッチャー34は、永久磁石34aと、この永久磁石3
4aを内部に収め入れたヨーク34bとによって構成さ
れる吸着具34’と、蓋板12Aの先端内側に設けられ
た強磁性板材よりなる被吸着具34”とによって構成し
てある。また、このマグネットキャッチャー34の吸着
力に抗して、蓋板12Aを開き出す把手13を、この蓋
板12Aの先端側の前面部に設けてある。
【0035】次いで、前記ロールペーパーRの収納部A
に続いた下方に横仕切り板10e、10eと、これによ
って構成される各開口部11毎に設けられる蓋板12と
によって生理用品の容箱状収納部Bを含む収納部と、便
器洗浄剤の収め入れられる収納部Cを含む収納部を構成
している。ここにおいて構成される容箱状収納具Bを含
む収納部、並びに、便器洗浄剤の納め入れられる収納部
Cを含む収納部は、基本的には、前記収納部Aにおける
と同様の、奥行寸法、即ち、ロ−ルペ−パ−Rの一個分
の収納に適する収納奥行寸法を備えた構成としてあって
も良く、これによって、備品収納家具Yを奥行寸法の薄
いものとして構成することができる。
【0036】ここで、開口部11を閉じ込む蓋板12
は、引き蓋形態の蓋板12Bとしてあり、しかも、その
下部側に、収納家具本体10において構成される収納部
内に収まる上面開口の収納容器20が一体に設けてある
と共に、その下端部の両側に軸受金具31、31を設け
てあり、この軸受金具31と、前記開口部11の両側下
部に設けた軸孔32、32とに軸ピン33を嵌挿、組付
けてある。
【0037】かかる構成よりなる蓋板12Bは、その上
部に設けた把手13を引くことによって、上端側が、前
方に向けて回動され、収納容器20内に収め入れた生理
用品などの取り出し使用と、収め入れ格納をなすことが
できる。又、この把手13によって開閉される蓋板12
Bは、前記蓋板12Aにおけると同様に、マグネットキ
ャッチャー34の吸着力を利用して、開口部11に対し
て、この開口部11を閉じた状態に吸着保持される構成
としてある。尚、この場合にあって、マグネットキャッ
チャー34における吸着具34’を、開口部11の上
部、特に、各横仕切り板10eの下面から突き出すよう
に設けると共に、被吸着具34”を、蓋板12Bの上部
内側に設けるように構成する。
【0038】尚、ここにおいて、蓋板12Bの組付けに
用いられる軸ピン33は、例えば、側板10aの側面側
から差し込まれる軸ピン、あるいは、伸縮する軸部を備
え、軸部の一方を、例えば、蓋板12Bに差し入れた状
態で、この軸部を縮めながら開口部11に嵌めつけるな
ど、蓋板12Bを回動可能に収納家具本体10に取付け
得るものであれば、いかなる形態のものであっても良
い。
【0039】かかる蓋板12Bは、この蓋板12Bが前
方に向けて回動しすぎた場合、この蓋板12Bの背面側
に収納されていた備品類の落下を生ずることがあり、通
例、この蓋板12Bが所定角度以上に開き出さないよう
に回動連設金具35によって、この蓋板12Bの上端
と、開口部11の上部にある収納本体10とを連設する
構成としてある。
【0040】かかる連設金具35は、互いに回動可能に
連設35aされた一対の、且つ、等長の連設バー35
A、35Bの夫々の端部を、開口部11の上部側にある
収納容器本体10と、蓋板12Bの上端部分とに夫々回
動可能に組付けてあり、前記連設35a部分を屈曲支点
として折り畳み自在の構成としてある。
【0041】次いで、底板10dと、前記横仕切り板1
0eとの間に、縦方向に名長い空間として構成される収
納部Dは、開口部11に対して、前記容箱状収納部B及
び収納部Cの構成におけると同様に、蓋板10、特に、
底板21を備えた蓋板10Bを組付け、これによって、
縦方向に長い収納部Dを構成している。従って、前記容
箱状収納部B及び収納部Cの構成と同一、又は実質的に
同一の構成部分については、同一の番号を付して、その
説明を省略する。また、ここにおいて構成される収納部
Dにあっても、前記の各収納部におけると同様に、その
奥行寸法を基本的には、前記のロ−ルペ−パ−Rの一個
分を収納する収納部における奥行寸法と略同様の奥行寸
法を備えた構成としてあっても良く、これによって、備
品収納家具Yの奥行寸法を薄いものとして構成すること
ができる。
【0042】この実施の形態に係る収納部Dにあって
は、前板36aを備えた筒状容器36を別段に用意し、
この筒状容器36を、便器の洗浄に用いられる柄付スポ
ンジ、柄付プラシなどの長尺の掃除具M、特に、使用後
の掃除具Mを収納する手段として用いると共に、この掃
除具Mを収め入れた筒状容器36を、そのまま、前記底
板21上に載置して用いるようにしてある。かかる点か
ら、前記の蓋板12Bに、通気孔22を設けるようにな
し、この通気孔22によって、該収納部Dにおけるエア
−の換気をなし得るように構成してある。
【0043】かかる構成からなる収納部Dにあっては、
蓋板12を把手13を用いて前方に開き出した場合、筒
状容器36は、その前板36aを蓋板12の背面側で支
承され、且つ、この支承面に沿って引き出し得ることと
なり、この前板36aに備えた把手36bをもって、こ
の筒状容器36を前記収納部Dから取り出し用い、ま
た、掃除具Mの使用後にあっては、この使用掃除具Mを
該筒状容器36に収め入れると共に、この筒状容器36
における前板36aを蓋板12の内面に滑り込ませるよ
うにして収納できる構成としてある。
【0044】次いで、前記収納部Dの側方にあって、縦
仕切り板10fと、側板10a、横仕切り板10e並び
に底板10dとによって区分される空間を、更に、上下
方向で、補助仕切り板10gによって区分すると共に、
この区分された各開口部11に対して、前記収納部Dに
おけると同様に、底板21を備えた蓋板12Bを取付
け、これによって、収納部Eを構成してある。従って、
前記収納部Dにおける構成と同一、又は実質的に同一の
構成部分については、同一の番号を付して、その説明を
省略する。なお、この収納部Eの奥行寸法を、前記各収
納部におけると同様に、前記のロ−ルペ−パ−Rの納ま
る奥行寸法と、略同様な奥行寸法を備えた構成としてあ
っても良く、これによって、備品収納家具Yを奥行寸法
の薄いものとして構成することができる。
【0045】かかる構成よりなる収納部Eにあっては、
前記収納部Dにおけると同様の手法で、汚物収納ボック
スTを格納することができる。この汚物収納ボックスT
は、例えば、上面開口の箱状容器37と、この開口部に
着脱可能に組付けられる蓋38とを備えた構成をしてあ
り、この蓋38を、ゴム、又はゴム状弾性材などによっ
て構成する。また、この蓋38には、スリットなどによ
って区分された複数の弾性片によって開口38aが設け
てある。
【0046】かかる汚物収納ボックスTにあっては、例
えば、ビニール袋などのゴミ袋を箱状容器37に対し
て、袋の開口縁を、容器37の開口縁で折り返すように
して内装すると共に、この袋の折り返し開口縁を前記蓋
38で狭持するように、閉蓋状態として用いる構成とし
てある。
【0047】かかる構成よりなる汚物収納ボックスT
を、収納部Eに内装状態で設けた構成にあっては、前記
蓋板12の回動操作によってこの内装状態にある汚物収
納ボックスTが前傾状態とされ、この汚物収納ボックス
Tに対して、直接、例えば、使用済み生理用品などを収
め入れることができる。又、汚物収納ボックスTの使用
後にあっては蓋板12を閉じ込むことで、かかる汚物収
納ボックスTの存在自在を隠すことができる。
【0048】また、汚物収納ボックスT内に捨てられた
汚物は、随時収納部Eから汚物収納ボックスTを取り出
すと共に、都合の良い処理場所にあって、この汚物収納
ボックスTから投入汚物を取り出し処分をすることがで
きる。
【0049】尚、叙上において構成される各収納部A、
B、C、D、Eは、叙上の目的のもとに構成してあれば
良く、当該収納部に他の備品が併せ収められる態様のも
のであっても良い。又、かかる各収納部A、B、C、
D、E以外の収納部が、この備品収納家具に設けられて
いても良い。
【0050】次いで、図11は前記において構成された
備品収納具Yを、トイレットの壁部W内に組入れた実施
の形態を示すものである。この実施の形態に係る備品収
納家具Yは、この備品収納家具Yを壁部Wに組み入れた
以外の構成を、前記図1〜図10で示された備品収納家
具Yの構成と同一、又は実質的に同一の構成としてい
る。従って、前記図1〜図10で示される備品収納家具
Yと同一、又は実質的に同一の構成部分については同一
の番号を付して、その説明を省略する。
【0051】
【発明の効果】本発明にかかる備品収納家具は、叙上に
おける特長ある構成からなり、特に、トイレット内に備
えられる備品収納家具Yが、開口部11に開閉可能な蓋
板12を備え、且つ、上下方向に軸を向けてロールペー
パーRの並び収め入れられ得る空間Hを備えた棚状収納
部Aと、開口部11に開閉可能な蓋板12を備え、且
つ、生理用品の収め入れられ得る空間Hを備えた容箱状
収納部Bと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、
且つ、便器洗浄剤の収め入れられ得る空間Hを備えた収
納部Cと、開口部11に開閉可能に蓋板12を備え、且
つ、掃除ブラシなどの柄付き掃除具Mの収め入れられ得
る縦方向に長い空間を備えた収納部Dと、開口部11に
開閉可能に蓋板12を備え、使用済生理用品などの汚物
収納ボックスを出し入れ可能に収め入れ得る空間Hを備
えた収納部E、とを少なくとも備えた構成としたことに
よって、トイレット内において用いられる各種備品を、
夫々の備品の特性に対応した収納空間Hを備えた各収納
部に対して都合良く収納できることとなり、収納整理
と、これらの取り出し使用が容易となり、且つ、トイレ
ット内が整然とした態様に保たれ得る特長を有してい
る。
【0052】また、かかる構成としたことによって、ト
イレット内において生ずる各種汚物などを、夫々の汚物
などの特性に対応した収納空間H内に都合良く収納でき
ることとなり、トイレット内において生ずる汚物などの
収納整理と、これらの取り出し処分とが容易となり、且
つ、トイレット内が整然とした態様に保たれ得る特長を
有している。
【0053】更に、トイレット内において用いられる各
種備品などを、トイレット外から持ち込むことなく、ト
イレット内において調達できると共に、使用済備品を逐
一トイレット外に持ち出す必要がなくなる特長を有して
いる。
【0054】また、叙上の構成における備品収納家具Y
を、トイレットの壁部Wに組付た構成とすることによっ
て、前記の備品収納家具Yにおけると同様の機能の奏効
と共に、当該備品収納家具Yの出っ張りを無くすことが
可能となり、トイレット内における居住性が更に高めら
れる特長を有している。
【0055】更に、前記の部品収納家具Yにあって、開
口部Hに備えつけられる蓋板12の少なくとも一部の蓋
板12が、収納部内に収まる収納容器20を備え、且
つ、該開口部11の下部側で収納家具本体10に対して
回動可能に組付けられている構成としたことによって、
散失しがちな各種備品、あるいは、他の備品との混在に
難のある備品類の確実な収納保管と、容易、且つ、手際
の良い取り出し使用をなすことができる特長を有してい
る。
【0056】更に、前記の備品収納家具Yにあって、開
口部11に備えつけられる蓋板12の少なくとも一部の
蓋板12が、収納部内に収まる底板21を備え、且つ、
該開口部11の下部側で収納家具本体10に対して回動
可能に組付けられている構成としたことによって、箱状
収納具に納め難い各種備品、あるいは、備品を一旦箱状
容器などに収めて、当該備品収納家具に納め入れる場合
などにあっても、これらの備品の確実な収納、保管と、
容易、且つ手際の良い取り出し使用とをなすことができ
る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な一実施の形態に係る備品収納家具の斜
視図
【図2】同蓋板を開口した状態の斜視図
【図3】同部品の分離斜視図
【図4】同要部断面図
【図5】収納部Eの構成図
【図6】収納部B及び収納部Cの構成図
【図7】収納部Dの構成図
【図8】底板21の側端の要部断面図
【図9】収納容器20の側端の要部断面図
【図10】マグネットキャッチャー取付け部の要部断面
【図11】他の形態に係る備品収納家具の正面図
【符号の説明】
A 棚状収納部 B 容箱状収納部 C 収納部 D 収納部 E 収納部 H 空間 T 汚物収納ボックス R ロールペーパー M 掃除具 W 壁部 11 開口部 12 蓋板 20 収納容器 21 底板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレット内に備えられる備品収納家具
    であって、この備品収納家具が、 開口部に開閉可能な蓋板を備え、且つ、上下方向に軸を
    向けてロールペーパーの並び収め入れられ得る空間を備
    えた棚状収納部と、 開口部に開閉可能な蓋板を備え、且つ、生理用品の収め
    入れられ得る空間を備えた容箱状収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、便器洗浄剤の収
    め入れられ得る空間を備えた収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、掃除ブラシなど
    の柄付き掃除具の収め入れられ得る縦方向に長い空間を
    備えた収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、使用済生理用品
    などの汚物収納ボックスを出し入れ可能に収め入れ得る
    空間を備えた収納部と、 を少なくとも備えてなることを特徴とする備品収納家
    具。
  2. 【請求項2】 トイレット内に備えられる備品収納家具
    であって、この備品収納家具が、 開口部に開閉可能な蓋板を備え、且つ、上下方向に軸を
    向けてロールペーパーの並び収め入れられ得る空間を備
    えた棚状収納部と、 開口部に開閉可能な蓋板を備え、且つ、生理用品の収め
    入れられ得る空間を備えた容箱状収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、便器洗浄剤の収
    め入れられ得る空間を備えた収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、掃除ブラシなど
    の柄付き掃除具の収め入れられ得る縦方向に長い空間を
    備えた収納部と、 開口部に開閉可能に蓋板を備え、且つ、使用済生理用品
    などの汚物収納ボックスを出し入れ可能に収め入れ得る
    空間を備えた収納部と、 を少なくとも備え、且つ、トイレットの壁部に組付けら
    れてなることを特徴とする備品収納家具。
  3. 【請求項3】 開口部に備えつけられる蓋板の少なくと
    も一部の蓋板が、収納部内に収まる収納容器を備え、且
    つ、該開口部の下部側で収納家具本体に対して回動可能
    に組付けられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載に係る備品収納家具。
  4. 【請求項4】 開口部に備えつけられる蓋板の少なくと
    も一部の蓋板が、収納部内に収まる底板を備え、且つ、
    該開口部の下部側で収納家具本体に対して回動可能に組
    付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載に係る備品収納家具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150125A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 Dic株式会社 キャビネット
CN109048829A (zh) * 2018-09-10 2018-12-21 沛县微湖绿源米业有限公司 一种固定性好的农具放置架
JP2022153757A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 Toto株式会社 水洗大便器

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CN109048829A (zh) * 2018-09-10 2018-12-21 沛县微湖绿源米业有限公司 一种固定性好的农具放置架
CN109048829B (zh) * 2018-09-10 2021-07-30 沛县微湖绿源米业有限公司 一种固定性好的农具放置架
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