JP2015145151A - 鞍乗型車両のエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグを車両前方に配置した場合にも乗員の居住性を向上させることができる鞍乗型車両のエアバッグ装置を提供する。【解決手段】ヘッドパイプの後面を覆い且つ乗員が着座するシートの前方に配置されて跨ぎ空間を形成する車体カバーと、跨ぎ空間に設けられ且つエアバッグを収容するリテーナと、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置において、リテーナは、車体カバーに沿うようにして後上方に傾斜して設けられると共に、エアバッグは、側面視においてリテーナの傾斜に沿う中心線に対して前側に傾斜した方向に膨出する。【選択図】図12

Description

本発明は、鞍乗型車両のエアバッグ装置に関する。
従来、自動二輪車等の鞍乗型車両のエアバッグ装置として、エアバッグがロール状折り畳み部と蛇腹状折り畳み部とを備え、跨ぎ空間の後部において前記エアバックがリテーナから展開する構造がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−327183号公報
ところで、エアバッグを車両前方に配置した場合に、エアバッグを車両の進行方向に対して垂直方向に展開でき、且つ、乗員の居住性を向上できる構成が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エアバッグを車両前方に配置した場合にも乗員の居住性を向上できる鞍乗型車両のエアバッグ装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置は、ヘッドパイプ(12)の後面を覆い且つ乗員が着座するシート(16)の前方に配置されることによって跨ぎ空間(19)を形成する車体カバー(CV)と、前記跨ぎ空間(19)に設けられ且つエアバッグ(40)を収容するリテーナ(31)と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置(30)において、前記リテーナ(31)は、前記車体カバー(CV)に沿うようにして後上方に傾斜して設けられると共に、前記エアバッグ(40)は、側面視において前記リテーナ(31)の傾斜に沿う中心線(Lc)に対して前側に傾斜した方向に膨出することを特徴とする。
尚、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記リテーナ(31)の下端は、前記シート(16)の下端よりも上方に配置されることを特徴とする。
請求項3に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記エアバッグ(40)は、その基端側で上方に延びた後に車両進行方向に向かって折り返して下方に延びる傾斜展開部(41)と、前記エアバッグ(40)の先端側で前記傾斜展開部(41)に隣接して蛇腹状に折り畳まれる直線展開部(42)と、を含んで構成されることを特徴とする。
請求項4に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記エアバッグ(40)は、前記傾斜展開部(41)と前記直線展開部(42)との間に、前記傾斜展開部(41)の折り返し方向とは反対方向に折り畳まれる傾斜規制部(43)を含んで構成されることを特徴とする。
請求項5に係る鞍乗型車両のエアバッグ装置において、前記傾斜展開部(41)は、前記リテーナ(31)の後部に配置されると共に、前記直線展開部(42)は、前記リテーナ(31)の前部に配置されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、リテーナが後上方に傾斜して設けられても、エアバッグがリテーナの傾斜に沿う中心線に対して前側に傾斜した方向に膨出するので、エアバッグを車両進行方向に対して略垂直方向に展開することができる。従って、リテーナが後上方に傾斜して設けられても、跨ぎ空間を広く確保することができるので、乗員の居住性を向上させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、リテーナがシートよりも上方に配置されるので、跨ぎ空間を広く確保することができ、乗員の居住性を向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、インフレータから送られるガスの上流側(エアバッグの基端側)に傾斜展開部を配置した場合、先に傾斜展開部を展開させることで、車両進行方向に対するエアバッグの展開方向を定めることができるので、エアバッグの膨張容積の肥大化を抑えることができる。これにより、エアバッグを小さくすることができるので、リテーナも小さくすることができる。そのため、跨ぎ空間を広く確保することができ、乗員の乗降性が向上するので、乗員の居住性が向上する。
請求項4に記載した発明によれば、傾斜規制部により、車両進行方向に対するエアバッグの展開方向を適切に制御することができる。よって、跨ぎ空間を可及的に大きく配置できるように、リテーナの角度を適切に設定することができる。従って、乗員の乗降性が向上するので、乗員の居住性が向上する。
請求項5に記載した発明によれば、直線展開部と傾斜展開部とがそれぞれ前後に区分けされるため、直線展開部に効率よくインフレータガスを充填することができる。よって、エアバッグを迅速に展開することができる。
本発明の一実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車においてエアバッグ装置が搭載された部分の左側面図である。 図2のA矢視図である。 図3のB−B断面図である。 上記エアバッグが収容されるリテーナをインフレータと共に示す斜視図である。 図4の要部拡大図である。 上記エアバッグ装置においてエアバッグがリテーナに収容された状態を示す左側面図である。 上記自動二輪車においてエアバッグが膨張展開していく過程を示す左側面図である。 図8に続く、エアバッグが膨張展開していく過程を示す左側面図である。 図9に続く、エアバッグが膨張展開していく過程を示す左側面図である。 図10に続く、エアバッグが膨張展開していく過程を示す左側面図である。 図11に続く、エアバッグの膨張展開が完了した過程を示す左側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPがそれぞれ示されている。
図1は、本発明の一実施形態における自動二輪車1(鞍乗型車両)の左側面図である。以下、自動二輪車1を単に車両と称することがある。
図1では、本発明の一実施形態が適用されたスクータ型の自動二輪車1を示している。この自動二輪車1は、エンジン2と動力伝達機構3とを一体としたスイングユニット4を備える。自動二輪車1は、スイングユニット4の後部で後輪5を回動可能に支持するとともに、スイングユニット4の前方に前輪6を配置する。前輪6は、左右一対のフロントフォーク7の下部に回動可能に支持される。左右一対のフロントフォーク7の上部には、ブリッジ8が架設される。ブリッジ8の車幅方向中央には、操舵軸であるステアリングシャフト9が立設される。
ステアリングシャフト9の上方には、バーハンドル10が設けられる。バーハンドル10は、車幅方向に延在する単一のパイプ材から構成される。自動二輪車1の操舵系は、主に、前輪6、フロントフォーク7、ステアリングシャフト9、及びバーハンドル10等で構成される。
ステアリングシャフト9は、複数のフレーム部材を溶接等により一体とした車体フレーム11の前端に設けられたヘッドパイプ12に回動可能に支持される。車体フレーム11は、上記ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方に延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の下部側面に接続して後方に向けて延びた後、後上方に延びる左右一対のサイドフレーム14と、サイドフレーム14の後部上端と接続し、後上方に延びる左右一対のシートフレーム15と、を備える。尚、メインフレーム13は、厳密には鉛直方向に対してやや傾斜し、ヘッドパイプ12から後下方に延びる。
スイングユニット4は、左右一対のサイドフレーム14の後側下部にリンク部材14Aを介して支持され、上下方向に揺動可能とされる。スイングユニット4の上部には、エアクリーナ28が設けられる。エアクリーナ28は、コネクティングチューブ、スロットルボディ、及び吸気管を介してエンジン2に接続される。
スイングユニット4の上方には、乗員が着座するシート16が配置される。シート16は、前後方向に延在し、運転者が着座するメインシート17と、同乗者が着座するピリオンシート18と、が一体に形成される。
自動二輪車1は樹脂材料からなる複数の外装カバーで構成される車体カバーCVによって覆われる。車体カバーCVの一部は、ヘッドパイプ12の後面を覆い且つシート16の前方に配置されることによって跨ぎ空間19を形成する。前輪6の上方かつヘッドパイプ12の前方にはフロントカバー21が配置される。フロントカバー21の両側部後縁部には、左右一対のフロントサイドカバー22が連なる。
フロントカバー21は、上面視で車両前方に向けて先細りとなる流線形状に形成される。フロントカバー21の上部には、バイザー21Aが設けられる。バイザー21Aは、側面視で前方から後方に向けて後上方に立ち上がっており、バイザー21Aによって前方からの走行風が後上方に流れるようになっている。フロントカバー21は、フロントライト及び左右ウインカを一体に有する。
左右一対のフロントサイドカバー22それぞれの左右の後部間の空間は、その上部側が車幅方向に延びるインナーカバー23によって覆われると共に、その下部側がセンターカバー24によって覆われる。インナーカバー23の後壁部は、ステアリングシャフト9に沿って上下方向に延在し、該後壁部の下端はステイ13Aの下端の後方に位置する。一方で、センターカバー24は、インナーカバー23の上記後壁部の下端に連なって後方に延び、センターカバー24の後端はシート16の前端下方に至る。
センターカバー24及びフロントサイドカバー22の後方には、これらセンターカバー24の後部及びフロントサイドカバー22の後部に滑らかに連なって後方に延びる左右一対のリアサイドボディーカバー29が設けられる。左右一対のリアサイドボディーカバー29は、それぞれシート16の下方に配置されて車両前後方向に沿って長尺に延び、センターカバー24の後部及びフロントサイドカバー22の後部から後輪5の上方まで至る。
車両前後方向の中央下部には車幅方向中央から左右に離間して配置された左右のステップフロア20が配置される。ステップフロア20は、車幅方向に一定の幅を有し、その上面に、乗員が足を載せるために設けられる。ステップフロア20の車幅方向内側端部には、上方に向けて立ち上がり、フロントサイドカバー22の後部及びリアサイドボディーカバー29の前部に跨って滑らかに連なる左右一対のロアサイドボディーカバー部25が一体的に設けられる。ロアサイドボディーカバー部25は、車両前後方向に長尺に延びて、メインフレーム13からメインシート17の下方まで至る。
一方で、ステップフロア20の車幅方向外側端部には、下方に向かうに従い車幅方向中央に向けて延びるアンダーカウル部26が一体的に設けられる。尚、本実施形態では、ステップフロア20に、これと別体でロアサイドボディーカバー部25及びアンダーカウル部26がそれぞれ一体的に組み付けられるが、全ての部材が一体に成形されるもの等でも構わない。
センターカバー24の上方であって、バーハンドル10とシート16との間には、乗員が乗車のために足を通す跨ぎ空間19が形成される。運転者(乗員)は、跨ぎ空間19に足を通し、シート16(メインシート17)に着座して車体前後方向の中央下部に設けられた左右のステップフロア20に足を載せることで自動二輪車1に乗車することが可能である。
エアバッグ装置30は、跨ぎ空間19に設けられる。エアバッグ装置30は、リテーナ31と、リテーナ31内に収容されるエアバッグ40と、エアバッグ40がリテーナ31から展開して膨張するようガスを供給するインフレ―タ32と、を備える。エアバッグ装置30は、インナーカバー23によって覆われる。
自動二輪車1には、衝撃を検知する加速度センサ(図示略)が設けられる。加速度センサは制御部(図示略)に電気的に接続され、制御部はインフレータ32に電気的に接続される。衝突が起こると、加速度センサにより検知された衝撃加速度データが制御部に送信され、制御部が衝撃加速度データに基づいてエアバッグ40の作動/非作動を瞬時に判断する。作動と判断した場合には、インフレータ32に点火電流を送り、インフレータ32を作動させてエアバッグ40内に気体を発生させ、エアバッグ40を膨張展開させる。
例えば、乗員が乗車する自動二輪車1が、その進行方向側において衝突対象(例えば、自動車)と衝突すると想定した場合、乗員は車両前方に向かって移動しようとする。この場合、衝突対象との衝突が加速度センサにより検知されることにより、リテーナ31の内部のインフレ―タ32を介してエアバッグ40内にガスが送り込まれる。これにより、リテーナ31からエアバッグ40が膨張展開される。エアバッグ40は、乗員の前方で車両上下方向に延びると共に車両前後方向に所定の厚みを有して展開され、乗員の傷害を軽減する。詳細は後述するが、エアバッグ40は、側面視においてリテーナ31の傾斜に沿う中心線Lcに対して前側に傾斜した方向に膨出する。ここで、リテーナ31の傾斜に沿う中心線Lcとは、リテーナ31の中心を通り且つヘッドパイプ12に平行な直線である。
以下、「リテーナ31の傾斜に沿う中心線Lc」を、単に「中心線Lc」と称することがある。
図2は、自動二輪車1においてエアバッグ装置30が搭載された部分の左側面図である。図3は、図2のA矢視図(中心線Lcに沿う方向から見た図)である。図4は、図3のB−B断面図である。尚、図2においては、便宜上、インナーカバー23の図示を省略する。
図2〜図4に示すように、メインフレーム13上部におけるヘッドパイプ12寄りの部分には、ステイ13Aが設けられる。ステイ13Aは、車両後方に向けて徐々に細くなるように車両後方に突出する。
インフレータ32は、ディスク形状である。図3に示すように、インフレータ32は、リテーナ31の底部中央に一つのみ配置される。インフレータ32は、中心線Lcに沿う方向から見て、エアバッグ40がリテーナ31に収容されていない状態において、その上部(ガス供給部)がリテーナ31の内部に露出する。
図5は、エアバッグ40が収容されるリテーナ31をインフレータ32と共に示す斜視図である。図6は、図4の要部拡大図である。
図5及び図6に示すように、リテーナ31は、本体部34、蓋部35及び収容部36を備える。
本体部34は、その上端部に開口34aを有する。本体部34は、エアバッグ40(図7参照)を収容する箱状部材である。
蓋部35は、本体部34の上端部に設けられる。蓋部35は、エアバッグ40の膨張展開時の反力を受けて開くように構成される。
収容部36は、本体部34の底部に設けられる。収容部36には、インフレータ32が収容される。
尚、収容部36に収容されるインフレータ32の数は一つに限らず、二つ以上の複数であってもよい。但し、エアバッグ装置30の小型化及び軽量化を図る観点からは、収容部36には、インフレ―タ32が一つのみ収容されることが好ましい。
図7は、エアバッグ装置30においてエアバッグ40がリテーナ31に収容された状態を示す図である。尚、図7においては、便宜上、リテーナ31の蓋部35の図示を省略する。
図7に示すように、エアバッグ40は、その下部(ガス受入部44)がインフレータ32の上部(ガス供給部)に取り付けられると共に、リテーナ31内に折り畳まれた状態で収容される。エアバッグ装置30は、インフレ―タ32によりエアバッグ40内にガスが送り込まれると、エアバッグ40が膨張展開するよう構成される。
エアバッグ40は、傾斜展開部41、直線展開部42、傾斜規制部43及びガス受入部44を含んで構成される。インフレータ32から送り込まれるガスの上流側から、ガス受入部44、傾斜展開部41、傾斜規制部43、直線展開部42がこの順に配置される。ここで、エアバッグ40においてインフレータ32の側をエアバッグ40の基端側、インフレータ32とは反対側をエアバッグ40の先端側とする。エアバッグ40の基端側にはガス受入部44が配置され、エアバッグ40の先端側には直線展開部42が配置される。
傾斜展開部41は、リテーナ31の後部に配置される。傾斜展開部41は、図中左向きの車両進行方向Vに向かって一方向に折り畳まれる。具体的に、傾斜展開部41は、側面視においてL字状を有し、ガス受入部44との接続部を起点として図中左回りに折り畳まれる。傾斜展開部41は、その基端側で上方に延びた後に車両進行方向Vに向かって折り返して下方に延びる。これにより、傾斜展開部41は、インフレータガスが充填される際に、傾斜規制部43及び直線展開部42のそれぞれを、車両進行方向Vと直交する方向(鉛直方向)に対して前方Vfに傾斜させる力を作用させる。
傾斜展開部41は、ガス受入部44に一端が接続される第一展開部41aと、第一展開部41aの他端に一端が接続される第二展開部41bと、第二展開部41bの他端に一端が接続される第三展開部41cと、第三展開部41cの他端に一端が接続される第四展開部41dと、を有する。
第一展開部41aは、側面視において直線状であり、ガス受入部44との接続部を起点として、車両進行方向Vに対して傾斜し後下方に延びる。
第二展開部41bは、側面視において直線状であり、第一展開部41aとの接続部を起点として、リテーナ31の本体部34の後部内壁面に沿うと共に第一展開部41aに対して概ね直交するように車両進行方向Vに対して傾斜し後上方に延びる。
第三展開部41cは、第二展開部41bとの接続部を起点として、側面視において第一展開部41aに対して概ね平行になるように車両進行方向Vに対して傾斜し前上方に延びる。
第四展開部41dは、側面視において直線状であり、第三展開部41cとの接続部を起点として、第二展開部41bに対して概ね平行になるように車両進行方向Vに対して傾斜し前下方に延びる。
傾斜規制部43は、傾斜展開部41と直線展開部42との間に配置される。傾斜規制部43は、傾斜展開部41の折り返し方向とは反対方向に折り畳まれる。具体的に、傾斜規制部43は、その一端が傾斜展開部41の第四展開部41dの他端に接続されると共に、その他端が直線展開部42の一端に接続される。傾斜規制部43は、側面視において直線状であり、第四展開部41dとの接続部を起点として、第一展開部41aとの離間距離が徐々に大きくなるように第一展開部41aに対して傾斜し前上方に延びる。傾斜規制部43は、第四展開部41dとの接続部を起点として図中右回りに折り畳まれる。
これにより、傾斜規制部43は、インフレータガスが充填される際に、直線展開部42を、車両進行方向Vと直交する方向(鉛直方向)に対して後方Vrに傾斜させる力を作用させる。すなわち、傾斜規制部43は、インフレータガスが充填される際に、傾斜展開部41による傾斜作用力を打ち消す方向に力を作用させ、傾斜作用力を規制し、直線展開部42の車両進行方向Vに対する展開方向を制御する。
直線展開部42は、リテーナ31の前部に配置される。直線展開部42は、エアバッグ40の先端側で傾斜展開部41に隣接して配置される。直線展開部42は、複数の直線部を含んで構成され、これら複数の直線部がジグザグに配置される、いわゆる蛇腹状に折り畳まれる。直線展開部42は、その一端が傾斜規制部43の他端に接続されると共に、その他端がリテーナ31の上端部に近接する。
以下、図8〜図12を用いて、本実施形態に係るエアバッグ装置30の作用を説明する。
図8は、自動二輪車1においてエアバッグ40が膨張展開していく過程を示す左側面図である。図9は、図8に続く、エアバッグ40が膨張展開していく過程を示す左側面図である。図10は、図9に続く、エアバッグ40が膨張展開していく過程を示す左側面図である。図11は、図10に続く、エアバッグ40が膨張展開していく過程を示す左側面図である。図12は、図11に続く、エアバッグ40の膨張展開が完了した過程を示す左側面図である。尚、図8〜図12においては、便宜上、蓋部35の図示を省略する。
図8に示すように、自動二輪車1と自動車との衝突が加速度センサ(図示略)により検知されることにより、リテーナ31の内部のインフレ―タ32を介してエアバッグ40内にガスが送り込まれる。これにより、エアバッグ40の膨張展開が開始される。
エアバッグ40のうち傾斜展開部41の第一展開部41a及び第二展開部41b(図7参照)にインフレータガスが充填されると、リテーナ31からは、エアバッグ40のうち傾斜展開部41の一部及び直線展開部42の一部が突出する。このとき、エアバッグ40には、傾斜展開部41の第一展開部41a及び第二展開部41bが伸びようとする作用により、バーハンドル10を避けるために、一時的に中心線Lcに沿って斜め上方に伸びる力が作用し、直線展開部42を中心線Lcに沿う方向に向かせる。その後、エアバッグ40には、傾斜展開部41の第三展開部41c、第四展開部41d及び傾斜規制部43が伸びようとする作用により、中心線Lcに対して前方Vf(図7参照)に傾斜させる力が作用し、中心線Lcに沿う方向を向いている直線展開部42を、中心線Lcに対して前方Vf(図7参照)に向かせる。
次いで、図9に示すように、エアバッグ40のうち傾斜展開部41の第一展開部41a及び第二展開部41bに加え第三展開部41c(図7参照)にインフレータガスが充填されると、リテーナ31からは、エアバッグ40のうち傾斜展開部41の一部、傾斜規制部43及び直線展開部42が突出する。
エアバッグ40は、傾斜展開部41がリテーナ31上端を起点として鉛直方向に対し後上方に延びると共に、傾斜規制部43が傾斜展開部41との接続部を起点として鉛直方向に対し前上方に延び、且つ、直線展開部42が傾斜規制部43との接続部を起点として鉛直方向に対し前上方に延びるような姿勢となる。また、エアバッグ40は、直線展開部42、傾斜規制部43及び傾斜展開部41の前部が側面視において中心線Lcに対して前側に位置すると共に、傾斜展開部41の前後中央部及び後部が側面視において中心線Lcに対して後側に位置する姿勢となる。
次いで、図10に示すように、エアバッグ40のうち傾斜展開部41の第一展開部41a、第二展開部41b及び第三展開部41cに加え第四展開部41d(図7参照)にインフレータガスが充填されると、リテーナ31からは、エアバッグ40を構成する傾斜展開部41、傾斜規制部43及び直線展開部42が突出する。
エアバッグ40は、傾斜展開部41がリテーナ31上端を起点として鉛直方向に対し後上方に延びると共に、傾斜規制部43が傾斜展開部41との接続部を起点として鉛直方向に対し前下方に延び、且つ、直線展開部42が傾斜規制部43との接続部を起点として鉛直方向に対し概ね直交して前方に延びるような姿勢となる。厳密に、傾斜展開部41は、その下部がリテーナ31上端を起点として、鉛直方向に対し後上方に延びると共に、前記下部に繋がるその中央部が鉛直方向に対し平行な方向に延び、且つ、前記中央部に繋がるその上部が鉛直方向に対し前上方に延びるように湾曲した姿勢となる。また、エアバッグ40は、直線展開部42、傾斜規制部43及び傾斜展開部41の前部が側面視において中心線Lcに対して前側に位置すると共に、傾斜展開部41の後部が側面視において中心線Lcに対して後側に位置する姿勢となる。
次いで、図11に示すように、エアバッグ40のうち傾斜展開部41に加え傾斜規制部43にインフレータガスが充填されると、エアバッグ40には、傾斜規制部43の作用により、鉛直方向に対して後方Vr(図7参照)に傾斜させる力が作用し、傾斜展開部41による作用力が規制される。これにより、エアバッグ40が鉛直方向に対して前方Vf(図7参照)に膨出し過ぎないように制御される。
エアバッグ40は、傾斜展開部41がリテーナ31上端を起点として鉛直方向に対し後上方に延びると共に、傾斜規制部43が傾斜展開部41との接続部を起点として鉛直方向に対し前方に延び、且つ、直線展開部42が傾斜規制部43との接続部を起点として鉛直方向に対し前下方に延びるような姿勢となる。厳密に、傾斜展開部41は、その下部がリテーナ31上端を起点として、鉛直方向に対し後上方に延びると共に、前記下部に繋がるその中央部が鉛直方向に対し平行な方向に延び、且つ、前記中央部に繋がるその上部が鉛直方向に対し前上方に延びるように湾曲した姿勢となる。
そして、図12に示すように、エアバッグ40のうち傾斜展開部41及び傾斜規制部43に加え直線展開部42にインフレータガスが充填されると、エアバッグ40には、傾斜展開部41の作用及び傾斜規制部43の作用により、直線展開部42の展開方向が鉛直上方に規制され、直線展開部42が鉛直上方に向けて直線的に膨張展開する。
仮に、エアバッグがロール状折り畳み部と蛇腹状折り畳み部とを備え、ロール状折り畳み部が蛇腹状折り畳みの周囲を囲む構成であると、蛇腹状折り畳み部にインフレータガスが充填されても、ロール状折り畳み部によって蛇腹状折り畳み部の展開が遮られるため、エアバッグを迅速に展開できない場合がある。これに対し、本実施形態では、直線展開部42がリテーナ31の上部に配置されるので、直線展開部42にインフレータガスが充填された際に、直線展開部42の展開を遮るものがなく、エアバッグ40を迅速に展開することができる。
エアバッグ40は、その上部及び中央部が側面視において中心線Lcに対して前側に傾斜した方向に膨出した姿勢となる。その結果、エアバッグ40は、全体的に鉛直方向に、すなわち車両の進行方向に対して垂直方向に展開する。
以上説明したように、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、ヘッドパイプ12の後面を覆い且つ乗員が着座するシート16の前方に配置されることによって跨ぎ空間19を形成する車体カバーCVと、跨ぎ空間19に設けられ且つエアバッグ40を収容するリテーナ31と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置30において、リテーナ31が車体カバーCVに沿うようにして後上方に傾斜して設けられると共に、エアバッグ40が側面視においてリテーナ31の傾斜に沿う中心線Lcに対して前側に傾斜した方向に膨出するものである。
本実施形態によれば、リテーナ31が後上方に傾斜して設けられても、エアバッグ40がリテーナ31の傾斜に沿う中心線Lcに対して前側に傾斜した方向に膨出するので、エアバッグ40を車両進行方向に対して略垂直方向に展開することができる。従って、リテーナ31が後上方に傾斜して設けられても、跨ぎ空間19を広く確保することができるので、乗員の居住性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、リテーナ31の下端がシート16の下端よりも上方に配置されることで、リテーナ31がシート16よりも上方に配置されるので、跨ぎ空間19を広く確保することができ、乗員の居住性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、エアバッグ40が、その基端側で上方に延びた後に車両進行方向Vに向かって折り返して下方に延びる傾斜展開部41と、エアバッグ40の先端側で傾斜展開部41に隣接して蛇腹状に折り畳まれる直線展開部42と、を含んで構成されることで、インフレータ32から送られるガスの上流側(エアバッグ40の基端側)に傾斜展開部41を配置した場合、先に傾斜展開部41を展開させることで、車両進行方向Vに対するエアバッグ40の展開方向を定めることができるので、エアバッグ40の膨張容積の肥大化を抑えることができる。これにより、エアバッグ40を小さくすることができるので、リテーナ31も小さくすることができる。そのため、跨ぎ空間19を広く確保することができ、乗員の乗降性が向上するので、乗員の居住性が向上する。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、エアバッグ40が、傾斜展開部41と直線展開部42との間に、傾斜展開部41の折り返し方向とは反対方向に折り畳まれる傾斜規制部43を含んで構成されることで、傾斜規制部43により、車両進行方向Vに対するエアバッグ40の展開方向を適切に制御することができる。よって、跨ぎ空間19を可及的に大きく配置できるように、リテーナ31の角度を適切に設定することができる。従って、乗員の乗降性が向上するので、乗員の居住性が向上する。
また、本実施形態に係る自動二輪車1のエアバッグ装置30は、傾斜展開部41がリテーナ31の後部に配置されると共に、直線展開部42がリテーナ31の前部に配置されることで、直線展開部42と傾斜展開部41とがそれぞれ前後に区分けされるため、直線展開部42に効率よくインフレータガスを充填することができる。よって、エアバッグ40を迅速に展開することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、インフレータ32をディスク形状としたが、シリンダ形状としてもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
12 ヘッドパイプ
16 シート
19 跨ぎ空間
30 エアバッグ装置
31 リテーナ
40 エアバッグ
41 傾斜展開部
42 直線展開部
43 傾斜規制部
CV 車体カバー
Lc リテーナの傾斜に沿う中心線
V 車両進行方向

Claims (5)

  1. ヘッドパイプ(12)の後面を覆い且つ乗員が着座するシート(16)の前方に配置されることによって跨ぎ空間(19)を形成する車体カバー(CV)と、前記跨ぎ空間(19)に設けられ且つエアバッグ(40)を収容するリテーナ(31)と、を備える鞍乗型車両のエアバッグ装置(30)において、
    前記リテーナ(31)は、前記車体カバー(CV)に沿うようにして後上方に傾斜して設けられると共に、
    前記エアバッグ(40)は、側面視において前記リテーナ(31)の傾斜に沿う中心線(Lc)に対して前側に傾斜した方向に膨出することを特徴とする鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  2. 前記リテーナ(31)の下端は、前記シート(16)の下端よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグ(40)は、その基端側で上方に延びた後に車両進行方向に向かって折り返して下方に延びる傾斜展開部(41)と、前記エアバッグ(40)の先端側で前記傾斜展開部(41)に隣接して蛇腹状に折り畳まれる直線展開部(42)と、を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグ(40)は、前記傾斜展開部(41)と前記直線展開部(42)との間に、前記傾斜展開部(41)の折り返し方向とは反対方向に折り畳まれる傾斜規制部(43)を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
  5. 前記傾斜展開部(41)は、前記リテーナ(31)の後部に配置されると共に、
    前記直線展開部(42)は、前記リテーナ(31)の前部に配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両のエアバッグ装置。
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