JP2015142854A - ガス消火設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 消火ガス供給源15からの導管14を介する高圧の消火ガスは、噴射ヘッド13のノズル部12のノズル孔16から消火対象区画内の空間に向けて噴射される。消音装置17bの取付け部37の内部に形成された凹部に、噴射ヘッド13が着脱可能に螺合して配設される。取付け部37には、ノズル孔16の下流に、微細な空隙を有する多孔質材料から成る吸音材40が設けられる。各種の口径が異なるノズル孔16を有するノズル部12の選択使用が容易である。
【選択図】 図4
Description
(a)高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源15と、
(b)消火ガス供給源15からの高圧の消火ガスを導く導管14と、
(c)噴射ヘッド13であって、
導管14の端部に、接続用ねじによって接続される噴射ヘッド端部と、
導管14からの高圧の消火ガスを建物内の消火対象区画内の空間に向けて噴射するノズル孔16が形成され、第1ねじが刻設されるノズル部12とを有し、
噴射ヘッド端部およびノズル部12は、噴射ヘッド13における消火ガスの噴射方向上流側および下流側にそれぞれ設けられる噴射ヘッド13と、
(d)ノズル部12からの消火ガスの放出による音響を減衰させる消音装置17b、17c(図4、5)であって、
前記消音装置17b、17cは、
(e)微細な空隙を有する多孔質材料から成り、
ノズル部12のノズル孔16から高速で噴射された消火ガスを、拡散させて徐々に減圧膨張させてその流速を下げ、消火ガスの噴射流の振動を吸収し、前記通気孔38から前記消火対象区画内の空間へ放出する吸音材40、46を有する消音装置17b、17cとを含むことを特徴とするガス消火設備である。
内部に凹部が形成され、この凹部に噴射ヘッド13が配設され、第1ねじと着脱可能に螺合する第2ねじを有し、第1ねじと第2ねじとの螺合によって噴射ヘッド13に取付けられる取付け部37、43をさらに含み、
導管14の前記端部の軸線に沿って、噴射ヘッド端部と、ノズル孔16と、取付け部37、43とが延びることを特徴とする。
(a)高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源15と、
(b)消火ガス供給源15からの高圧の消火ガスを導く導管14と、
(c)導管14に設けられ、内部に凹部が形成される第1部材37,43(図4、5)と、
(d)第1部材37,43の凹部に設けられ、導管14からの高圧の消火ガスを建物内の消火対象区画内の空間に向けて噴射するノズル孔16が形成される第2部材13と、
(e)ノズル孔16の出口に配設される吸音材40、46であって、
微細な空隙を有する多孔質材料から成り、
ノズル孔16から高速で噴射された消火ガスを、吸音材40、46で拡散させて徐々に減圧膨張させてその流速を下げ、消火ガスの噴射流の振動を吸収し、前記消火対象区画内の空間へ放出する吸音材40、46とを含むことを特徴とするガス消火設備である。
前記第2部材13は、ノズル孔16の入口に臨む開口の軸直角断面が、ノズル孔16の出口よりも大きく形成されることを特徴とする。
第1部材37,43の前記凹部に、第2部材13が、ねじによって着脱可能であることを特徴とする。
(1)高圧の消火ガスを空間に向けて噴射するノズル部を有する噴射ヘッドと、
噴射ヘッドが接続され、噴射ヘッドに高圧の消火ガスを導く導管と、
導管に高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源と、
噴射ヘッドに設けられ、ノズル部からの消火ガスの放出による音響を減衰させる消音装置とを含むことを特徴とするガス消火設備。
周壁には、複数の通気孔が該周壁の厚み方向に貫通して形成されることを特徴とする。
端壁には、複数の通気孔が該端壁の厚み方向に貫通して形成されることを特徴とする。
端壁には、その厚み方向に貫通するガス放出孔が形成され、
内筒体は、複数の透孔が形成される筒状部と、筒状部の軸線方向一端部に、該筒状部の軸線に垂直に形成される端板とを有することを特徴とする。
噴射ヘッドが接続され、噴射ヘッドに高圧の消火ガスを導く導管と、
導管に高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源とを含み、
噴射ヘッドのノズル部には、前記導管の内周面に滑らかに連なる内周面を有するノズル孔が形成されることを特徴とするガス消火設備である。
噴射ヘッドが接続され、噴射ヘッドに高圧の消火ガスを導く導管と、
導管に高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源と、
噴射ヘッドと導管との間に設けられ、ノズル部からの消火ガスの放出による音響を減衰させる消音装置とを含むことを特徴とするガス消火設備である。
第1の端壁には、周壁の軸線を中心として該第1の端壁の中央部に、少なくとも1つの透孔が該第1の端壁の厚み方向に貫通して形成され、
第2の端壁には、複数の透孔が該第2の端壁の厚み方向に貫通して形成されることを特徴とする。
第1の端壁には、導管から供給される高圧の消火ガスを、周壁、第1の端壁および第2の端壁によって規定される内部空間に噴出する複数のノズル孔を有する案内部が、周壁の軸線上に該内部空間に臨んで形成され、該複数のノズル孔は、周壁の軸線に直交する軸線上に周壁の軸線に関して周方向に等角度で間隔をあけて形成され、
第2の端壁には、複数の透孔が該第2の端壁の厚み方向に貫通して形成されることを特徴とする。
障壁には、複数の透孔が該障壁の厚み方向に貫通して形成され、
導通管には、導通管の軸線方向一端部に噴射ヘッドに着脱可能に連結される連結部が形成され、導通管の軸線方向他端部に端板が形成され、導通管の周壁のうち第1の消音室に突き出された部分には、複数の透孔が該導通管の周壁の厚み方向に貫通して形成され、
通気管は、障壁および第1の端壁を貫通して配置されることを特徴とする。
障壁には、複数の透孔が該障壁の厚み方向に貫通して形成され、
導通管には、導通管の軸線方向一端部に噴射ヘッドに着脱可能に連結される連結部が形成され、導通管の軸線方向他端部に端板が形成され、導通管の周壁のうち第1の消音室に突き出された部分には、複数の透孔が該導通管の周壁の厚み方向に貫通して形成され、
複数の通気管は、周壁の軸線に直交する軸線上に、周壁の軸線に関して周方向に等角度で間隔をあけて配置され、それぞれ周壁を貫通して形成されることを特徴とする。
天井または壁面に設けられ、消火ガス供給源から供給される消火ガスを噴射する噴射ヘッドと、
前記噴射ヘッドに着脱可能に設けられる消音装置であって、前記噴射ヘッドから噴射された消火ガスを拡散させ、該消火ガスの減圧膨張を抑制する吸音材を備え、消火ガスによる衝撃波の発生を抑えて室内に消火ガスを放出して消火する消音装置と、を備える建物内の設備室。
前記消音装置に備えられる吸音材が、前記噴射ヘッドから噴射された消火ガスを拡散させ、該消火ガスの減圧膨張を抑制して、噴射された消火ガスによる衝撃波の発生を抑えて前記消音装置から消火ガスを放出することを特徴とするガス消火方法。
前記噴射ヘッドに着脱可能に設けられる消音装置であって、前記消火対象区画内に消火ガスを放出する消音装置と、を含み、
前記消音装置は、前記噴射ヘッドから噴射された消火ガスを拡散させ、該消火ガスの減圧膨張を抑制するように構成された吸音材を備え、
消火ガスによる衝撃波の発生を抑えて前記消音装置から放出した消火ガスによって消火対象区画内の酸素濃度を低下させて消火することを特徴とする。
前記噴射ヘッドに着脱可能に設けられる消音装置であって、前記噴射ヘッドから噴射された消火ガスを拡散させ、該消火ガスの減圧膨張を抑制する吸音材を備え、消火ガスによる衝撃波の発生を抑えて前記消火対象区画内に消火ガスを放出する消音装置と、を含み、前記消音装置から放出した消火ガスによって消火対象区画内の酸素濃度を低下させて消火することを特徴とする。
前記吸音材は、前記ノズル孔の軸線に垂直方向に拡がって配置されることを特徴とする備。
(23)前記吸音材は、多孔質金属から成ることを特徴とする。
(24)前記消火ガスは、CO2ガスであることを特徴とする。
12 ノズル部
13,50,50a 噴射ヘッド
14 導管
15 消火ガス供給源
16,71 ノズル孔
17,17a〜17h,60,60a 消音装置
18 分岐管
19 枝管
20 基台
21 ブラケット
22 締結具
23 主管
25,35,41,61,81 周壁
26,36,42,64,64a,65,82,84 端壁
27,37,43,62,63,83,123 取付け部
28 噴射方向下流側に臨む部分
29 内筒体
30,66,67,851,874 透孔
31 円筒部
32,872 端板
33 吸音材
34 ガス放出孔
38,44 通気孔
39,45 内部空間
40,46 吸音材
51,52 内周面
55 エッジ部
72 案内部
85 障壁
86,88 消音室
87 導通管
89,89a 通気管
125 吸音材
134 第1吸音材
135 第2吸音材
136 第3吸音材
871 連結部
891 金網
892,892a 消火ガス噴射口
D1,D2 内径
Claims (5)
- (a)高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源15と、
(b)消火ガス供給源15からの高圧の消火ガスを導く導管14と、
(c)噴射ヘッド13であって、
導管14の端部に、接続用ねじによって接続される噴射ヘッド端部と、
導管14からの高圧の消火ガスを建物内の消火対象区画内の空間に向けて噴射するノズル孔16が形成され、第1ねじが刻設されるノズル部12とを有し、
噴射ヘッド端部およびノズル部12は、噴射ヘッド13における消火ガスの噴射方向上流側および下流側にそれぞれ設けられる噴射ヘッド13と、
(d)ノズル部12からの消火ガスの放出による音響を減衰させる消音装置17b、17cであって、
前記消音装置17b、17cは、
(e) 微細な空隙を有する多孔質材料から成り、ノズル部12のノズル孔16から高速で噴射された消火ガスを、拡散させて徐々に減圧膨張させてその流速を下げ、消火ガスの噴射流の振動を吸収し、前記通気孔38から前記消火対象区画内の空間へ放出する吸音材40、46を有する消音装置17b、17cとを含むことを特徴とするガス消火設備。 - 内部に凹部が形成され、この凹部に噴射ヘッド13が配設され、第1ねじと着脱可能に螺合する第2ねじを有し、第1ねじと第2ねじとの螺合によって噴射ヘッド13に取付けられる取付け部37、43をさらに含み、
導管14の前記端部の軸線に沿って、噴射ヘッド端部と、ノズル孔16と、取付け部37、43とが延びることを特徴とする請求項1記載のガス消火設備。 - (a)高圧の消火ガスを供給する消火ガス供給源15と、
(b)消火ガス供給源15からの高圧の消火ガスを導く導管14と、
(c)導管14に設けられ、内部に凹部が形成される第1部材37,43と、
(d)第1部材37,43の凹部に設けられ、導管14からの高圧の消火ガスを建物内の消火対象区画内の空間に向けて噴射するノズル孔16が形成される第2部材13と、
(e)ノズル孔16の出口に配設される吸音材40、46であって、
微細な空隙を有する多孔質材料から成り、
ノズル孔16から高速で噴射された消火ガスを、吸音材40、46で拡散させて徐々に減圧膨張させてその流速を下げ、消火ガスの噴射流の振動を吸収し、前記消火対象区画内の空間へ放出する吸音材40、46とを含むことを特徴とするガス消火設備。 - 前記第2部材13は、ノズル孔16の入口に臨む開口の軸直角断面が、ノズル孔16の出口よりも大きく形成されることを特徴とする請求項3記載のガス消火設備。
- 第1部材37,43の前記凹部に、第2部材13が、ねじによって着脱可能であることを特徴とする請求項3または4記載のガス消火設備。
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