JPH0742849B2 - コンクリートモルタル吹付機の排気用消音装置 - Google Patents

コンクリートモルタル吹付機の排気用消音装置

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JPH0742849B2
JPH0742849B2 JP4196461A JP19646192A JPH0742849B2 JP H0742849 B2 JPH0742849 B2 JP H0742849B2 JP 4196461 A JP4196461 A JP 4196461A JP 19646192 A JP19646192 A JP 19646192A JP H0742849 B2 JPH0742849 B2 JP H0742849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、セメントと砂と
水、或いはこれらに砂利を加えてなる被吹付物を上部ド
ラム内で撹拌混練し、上部ドラム内を下部ドラム内と同
程度に加圧した後、上部ドラムと下部ドラムとの間の閉
鎖板による閉鎖状態を解除し、撹拌混練された被吹付物
を下部ドラム内に送給し、被吹付物を下部ドラム内で撹
拌混練しつつ、ドラム外に被吹付物を漸次圧送するコン
クリートモルタル吹付機に於いて、上部ドラムと下部ド
ラムとの間を閉鎖板にて閉鎖した後、被吹付物を投入す
べく上部ドラム内の加圧空気等を排出するときに発生す
る音を小さくできるようにしたコンクリートモルタル吹
付機の排気用消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンクリートモルタル吹
付機にあっては、上部ドラムと下部ドラムとの間を閉鎖
板にて閉鎖した後、被吹付物を投入する際、上部ドラム
内の加圧空気等をそのまま外部に排出しているものが殆
どである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上部ドラム
内の加圧空気等を外部に排出するとき、加圧空気等を一
度に排出するため、かなり大きな音が生じる難点があっ
た。しかも、加圧空気等の排出が頻繁に繰り返し行われ
るので、排出時の音がかなりの騒音となる難点等があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すべく創出されたもので、請求項1
記載のコンクリートモルタル吹付機30の排気用消音装
置Sにあっては、セメントと砂と水、或いはこれらに砂
利を加えてなる被吹付物を上部ドラム内で撹拌混練し、
この被吹付物を下部ドラム内で更に撹拌混練しつつ、ド
ラム外に被吹付物を漸次圧送するコンクリートモルタル
吹付機に於いて、上部ドラムに連通してなる排気パイプ
31に接続される排気用消音装置Sである。そして、複
数の排気小孔2を有する基筒体1と、この基筒体1の開
口部に施蓋可能な蓋体5と、複数の排気小孔11を有す
ると共に、基筒体1内に内装される複数の収納筒体10
とからなる。それから、上部ドラム内の加圧空気等が、
蓋体5のパイプ接続部7から導入され、複数の収納筒体
10の排気小孔11及び基筒体1の排気小孔2を経て外
部に排気されるよう構成する手段を採用した。
【0005】また、請求項2記載のコンクリートモルタ
ル吹付機30の排気用消音装置Sにあっては、セメント
と砂と水、或いはこれらに砂利を加えてなる被吹付物を
上部ドラム内で撹拌混練し、この被吹付物を下部ドラム
内で更に撹拌混練しつつ、ドラム外に被吹付物を漸次圧
送するコンクリートモルタル吹付機に於いて、上部ドラ
ムに連通してなる排気パイプ31に接続される排気用消
音装置Sである。そして、基筒体20と、この基筒体2
0の開口部に施蓋可能で且つ複数の排気小孔23を有す
る蓋体22と、基筒体20内に任意状態で内装される複
数の網体25とからなる。それから、上部ドラム内の加
圧空気等が、基筒体20のパイプ接続部21から導入さ
れ、複数の網体25の網目部分、及び蓋体22の排気小
孔23を経て外部に排気されるよう構成する手段を採用
した。
【0006】
【作用】しかして、請求項1記載の排気用消音装置Sに
あっては、排気用消音装置Sは、上部ドラムに連通して
なる排気パイプ31に接続され、基筒体1内には複数の
収納筒体10が内装され、基筒体1の開口部は、蓋体5
によって施蓋される。そして、上部ドラム内の加圧空気
等は、蓋体5のパイプ接続部7から排気用消音装置S内
に導入され、複数の収納筒体10の排気小孔11、基筒
体1の排気小孔2を経て、消音されて外部に排気され
る。
【0007】また、請求項2記載の排気用消音装置Sに
あっては、排気用消音装置Sは、上部ドラムに連通して
なる排気パイプ31に接続され、基筒体20内には複数
の網体25が内装され、基筒体20の開口部は、蓋体2
2によって施蓋される。そして、上部ドラム内の加圧空
気等は、基筒体20のパイプ接続部21から排気用消音
装置S内に導入され、複数の網体25の網目部分、蓋体
22の排気小孔23を経て、消音されて外部に排気され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示例について説明すると次
の通りである。図中30はコンクリートモルタル吹付機
を示し、このコンクリートモルタル吹付機30は、上下
ドラム内に夫々軸架されている撹拌用羽根を、原動機及
び減速機によって回転せしめられるようにしたものであ
る。しかも、セメントと砂と水、或いは、これらに砂利
を加えてなる被吹付物を上部ドラム内で撹拌しながら混
練し、上部ドラム内を下部ドラム内と同程度に加圧した
後、上部ドラムと下部ドラムとの間の閉鎖板による閉鎖
状態を解除し、撹拌混練された被吹付物を下部ドラム内
に送給し、上部ドラムと下部ドラムとの間を閉鎖板にて
再び閉鎖すると共に、被吹付物を下部ドラム内で撹拌混
練しつつ、下部ドラム外に被吹付物を漸次圧送して、被
吹付物を適宜吹付けられるように構成されたものであ
る。
【0009】そして、本発明の排気用消音装置Sは、上
部ドラムと下部ドラムとの間を閉鎖板にて再び閉鎖した
後、上部ドラム内に被吹付物を投入すべく、上部ドラム
内の加圧空気等を外部に排出するときに発生する音を小
さくできるようにしたもので、上部ドラムに連通してな
る排気パイプ31に接続パイプ32を介して接続され、
複数の排気小孔2を有する基筒体1と、この基筒体1の
開口部に施蓋可能な蓋体5と、複数の排気小孔11を有
すると共に、基筒体1内に内装される複数の収納筒体1
0とからなる。すなわち、上部ドラム内の加圧空気等
が、蓋体5のパイプ接続部7から導入され、複数の収納
筒体10の排気小孔11及び基筒体1の排気小孔2を経
て外部に排気されるように構成されている。
【0010】基筒体1は、全体略有底円筒状を呈し、そ
の周壁部及び底壁部に複数の排気小孔2が所定間隔で穿
設されている。そして、基筒体1底壁部には、略十字状
の固定杆取付体3が固定されており、この固定杆取付体
3先端夫々には、固定杆13が挿通可能となる挿通孔4
が穿設されている。
【0011】蓋体5は、全体略有天円筒状を呈し、基筒
体1の開口部分に外嵌されて、基筒体1の開口部分を閉
塞できるように形成されている。しかも、蓋体5の天壁
中央部分には、円筒状のパイプ接続部7が連設されてい
る。そして、蓋体5周壁外面部分には、固定杆取付体3
の挿通孔4に対応するように複数のネジ筒8が固着され
ており、固定杆13先端の雄ネジ部分がネジ筒8内周面
の雌ネジ部分に螺合して、蓋体5が基筒体1に着脱自在
に装着できるよう構成してある。尚、蓋体5の周壁部分
に、複数の排気小孔を所定間隔で穿設しておいても良
い。
【0012】収納筒体10は、全体略有底円筒状を呈
し、その周壁部及び底壁部に複数の排気小孔11が所定
間隔で穿設されている。尚、複数の収納筒体10は、そ
の外径及び長さが順次短くなるように設定されており、
一つの収納筒体10の中に次に収納筒体10が内装さ
れ、この収納筒体10の中に次の収納筒体10が内装で
きるように形成されている。このとき、収納筒体10相
互の底壁間には、間隔保持具12が介装されて、収納筒
体10の底壁相互が接触することなく、間隔保持具12
によって所定の間隔で隔てられた状態となるようにして
ある。尚、複数の収納筒体10は、その開口周縁部分が
蓋体5の天壁裏面に凹設した嵌合溝9に夫々嵌合され
て、基筒体1内でガタつくことなく内装されると共に、
その周壁相互が接触することなく、所定の間隔で配設さ
れるようにしてある。
【0013】ところで、収納筒体10は、全体略円筒状
を呈し、その周壁部に複数の排気小孔11を所定間隔で
穿設したものでも良い(図5参照)。
【0014】また、図6及び図7に示す排気用消音装置
Sは、上部ドラムに連通してなる排気パイプ31に接続
パイプ32を介して接続される基筒体20と、この基筒
体20の開口部に施蓋可能で且つ複数の排気小孔23を
有する蓋体22と、基筒体20内に任意状態で内装され
る複数の網体25とからなる。すなわち、上部ドラム内
の加圧空気等が、基筒体20のパイプ接続部21から導
入され、複数の網体25の網目部分、及び蓋体22の排
気小孔23を経て外部に排気されるように構成されてい
る。
【0015】前記基筒体20は、全体略有底角筒状を呈
し、その底壁部にパイプ接続部21が連設されており、
その内部には、複数の網体25が任意位置に着脱自在に
横架配設できるよう構成されている。
【0016】蓋体22は、全体略矩形板状を呈し、固定
ネジ24を介して基筒体20の開口部分に着脱自在に装
着されると共に、基筒体20の開口部分を閉塞できるよ
うに形成されており、その中央部分には、複数の排気小
孔23が所定間隔で穿設されている。
【0017】網体25は、全体略矩形板状を呈し、その
中央部分が網目状に形成されており、基筒体20内の任
意の位置に任意の数だけ内装できるように形成されてい
る。
【0018】ところで、排気用消音装置Sの具体的構
成、形状、寸法、材質、基筒体1の具体的形状、寸法、
材質、排気小孔2の具体的形状、寸法、数、配設位置、
固定杆取付体3の具体的構成、形状、寸法、材質、蓋体
5の具体的構成、形状、寸法、材質、パイプ接続部7の
具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ネジ筒8の
具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、嵌合溝9の
具体的形状、寸法、収納筒体10の具体的構成、形状、
寸法、数、排気小孔11の具体的形状、寸法、数、配設
位置、間隔保持具12の具体的構成、形状、寸法、材
質、配設位置、固定杆13の具体的構成、形状、寸法、
材質、基筒体20の具体的構成、形状、寸法、材質、パ
イプ接続部21の具体的形状、寸法、配設位置、蓋体2
2の具体的構成、形状、寸法、材質、排気小孔23の具
体的形状、寸法、数、配設位置、網体25の具体的構
成、形状、寸法、材質、数、支持杆26の具体的構成、
形状、寸法、材質、数、配設位置、基筒体20への具体
的装着手段等は図示例のものに限定されることなく適宜
自由に設定できるものである。
【0019】本発明の排気用消音装置Sは前述の如く構
成されており、次に、その使用例について説明すると、
例えば、コンクリートモルタル吹付機30の上部ドラム
に連通してなる排気パイプ31に接続パイプ32の一端
を接続し、この接続パイプ32の他端を、排気用消音装
置Sのパイプ接続部7,21に接続する。この時、排気
用消音装置Sは、コンクリートモルタル吹付機30の任
意の位置に装着される。そして、必要に応じて、適宜防
音材や外囲体33によって排気用消音装置Sを全体的に
囲繞して、その消音効果をより高めることもできる。
尚、排気用消音装置Sは、そのパイプ接続部7,21を
コンクリートモルタル吹付機30の排気パイプ31に直
接的に接続して使用することもできる。ところで、前記
外囲体33は、例えば、排気用消音装置Sを収容可能な
略有底容器状の外囲本体34と、この外囲本体34の開
口部分を塞ぐように着脱自在に装着される外囲蓋体35
とからなり、外囲本体34の底部に比較的大きな開放部
36を設け、この開放部36より大きいフラットな(或
いは、開放部36がわに向って湾曲するような、或い
は、外囲蓋体35がわに向って湾曲するような)迂回用
板37を開放部36近傍に設けてある。尚、外囲体33
の具体的構成、寸法、外囲本体34の具体的構成、形
状、寸法、材質、外囲蓋体35の具体的構成、形状、寸
法、材質、外囲本体34へ具体的装着手段、開放部36
の具体的形状、寸法、配設位置、迂回用板37の具体的
構成、形状、寸法、材質、外囲本体34への固定手段等
は適宜自由に設定されたものを利用できる。
【0020】
【発明の効果】従って、請求項1記載のコンクリートモ
ルタル吹付機30の排気用消音装置Sは、セメントと砂
と水、或いはこれらに砂利を加えてなる被吹付物を上部
ドラム内で撹拌混練し、この被吹付物を下部ドラム内で
更に撹拌混練しつつ、ドラム外に被吹付物を漸次圧送す
るコンクリートモルタル吹付機に於いて、上部ドラムに
連通してなる排気パイプ31に接続される排気用消音装
置Sであって、複数の排気小孔2を有する基筒体1と、
この基筒体1の開口部に施蓋可能な蓋体5と、複数の排
気小孔11を有すると共に、基筒体1内に内装される複
数の収納筒体10とからなり、上部ドラム内の加圧空気
等が、蓋体5のパイプ接続部7から導入され、複数の収
納筒体10の排気小孔11及び基筒体1の排気小孔2を
経て外部に排気されるよう構成したので、上部ドラム内
の加圧空気等は、蓋体5のパイプ接続部7から排気用消
音装置S内に導入されて、複数の収納筒体10の排気小
孔11を夫々通過し、更に、基筒体1の排気小孔2を経
て、排気用消音装置S外部に排出されるようになり、加
圧空気等の排出時の音がかなり低減され、加圧空気等の
排出時の音による騒音問題を確実に解消できるようにな
り、ひいては、快適な作業を長時間続けられるようにな
る。しかも、構成が簡素で、メンテナンスも容易に行
え、堅牢となると共に、耐久性に優れ、量産に適し、低
廉に提供できるようになる。
【0021】また、請求項2記載のコンクリートモルタ
ル吹付機30の排気用消音装置Sは、セメントと砂と
水、或いはこれらに砂利を加えてなる被吹付物を上部ド
ラム内で撹拌混練し、この被吹付物を下部ドラム内で更
に撹拌混練しつつ、ドラム外に被吹付物を漸次圧送する
コンクリートモルタル吹付機に於いて、上部ドラムに連
通してなる排気パイプ31に接続される排気用消音装置
Sであって、基筒体20と、この基筒体20の開口部に
施蓋可能で且つ複数の排気小孔23を有する蓋体22
と、基筒体20内に任意状態で内装される複数の網体2
5とからなり、上部ドラム内の加圧空気等が、基筒体2
0のパイプ接続部21から導入され、複数の網体25の
網目部分、及び蓋体22の排気小孔23を経て外部に排
気されるよう構成したので、上部ドラム内の加圧空気等
は、基筒体20のパイプ接続部21から排気用消音装置
S内に導入されて、複数の網体25の網目部分11を夫
々通過し、更に、蓋体22の排気小孔23を経て、排気
用消音装置S外部に排出されるようになり、加圧空気等
の排出時の音がかなり低減され、加圧空気等の排出時の
音による騒音問題を確実に解消できるようになり、ひい
ては、快適な作業を長時間続けられるようになる。しか
も、構成が簡素で、メンテナンスも容易に行え、堅牢と
なると共に、耐久性に優れ、量産に適し、低廉に提供で
きるようになる。特に、複数の網体25を基筒体20内
に任意状態で内装できるようにしたので、コンクリート
モルタル吹付機30の容量等に対応させて、基筒体20
内に内装される網体25の数や配設位置等を自在に調節
できるようになり、種々のコンクリートモルタル吹付機
30に最適な排気用消音装置Sを容易に提供でき、取扱
いの優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気用消音装置の斜視図である。
【図2】排気用消音装置の一部切欠正面図である。
【図3】排気用消音装置の側面図である。
【図4】排気用消音装置のコンクリートモルタル吹付機
への装着例を示す一部切欠正面図である。
【図5】他の実施例に於ける排気用消音装置の一部切欠
正面図である。
【図6】他の実施例に於ける排気用消音装置の一部切欠
正面図である。
【図7】他の実施例に於ける排気用消音装置の一部切欠
側面図である。
【図8】 他の実施例に於ける排気用消音装置の
一部切欠正面図である。
【符号の説明】
S 排気用消音装置 1 基筒体 2 排気
小孔 3 固定杆取付体 4 挿通
孔 5 蓋体 7 パイプ接続部 8 ネジ
筒 9 嵌合溝 10 収納
筒体 11 排気小孔 12 間隔
保持具 13 固定杆 20 基筒体 21 パイ
プ接続部 22 蓋体 23 排気
小孔 24 固定ネジ 25 網体 26 支持杆 30 コンクリートモルタル吹付機 31 排気パイプ 32 接続
パイプ 33 外囲体 34 外囲
本体 35 外囲蓋体 36 開放
37 迂回用板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントと砂と水、或いはこれらに砂利
    を加えてなる被吹付物を上部ドラム内で撹拌混練し、こ
    の被吹付物を下部ドラム内で更に撹拌混練しつつ、ドラ
    ム外に被吹付物を漸次圧送するコンクリートモルタル吹
    付機に於いて、上部ドラムに連通してなる排気パイプに
    接続される排気用消音装置であって、複数の排気小孔を
    有する基筒体と、この基筒体の開口部に施蓋可能な蓋体
    と、複数の排気小孔を有すると共に、基筒体内に内装さ
    れる複数の収納筒体とからなり、上部ドラム内の加圧空
    気等が、蓋体のパイプ接続部から導入され、複数の収納
    筒体の排気小孔及び基筒体の排気小孔を経て外部に排気
    されるよう構成したことを特徴とするコンクリートモル
    タル吹付機の排気用消音装置。
  2. 【請求項2】 セメントと砂と水、或いはこれらに砂利
    を加えてなる被吹付物を上部ドラム内で撹拌混練し、こ
    の被吹付物を下部ドラム内で更に撹拌混練しつつ、ドラ
    ム外に被吹付物を漸次圧送するコンクリートモルタル吹
    付機に於いて、上部ドラムに連通してなる排気パイプに
    接続される排気用消音装置Sであって、基筒体と、この
    基筒体の開口部に施蓋可能で且つ複数の排気小孔を有す
    る蓋体と、基筒体内に任意状態で内装される複数の網体
    とからなり、上部ドラム内の加圧空気等が、基筒体のパ
    イプ接続部から導入され、複数の網体の網目部分、及び
    蓋体の排気小孔を経て外部に排気されるよう構成したこ
    とを特徴とするコンクリートモルタル吹付機の排気用消
    音装置。
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