JP3083719U - 消音エレメントからなる空調用消音器 - Google Patents

消音エレメントからなる空調用消音器

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JP3083719U
JP3083719U JP2001004973U JP2001004973U JP3083719U JP 3083719 U JP3083719 U JP 3083719U JP 2001004973 U JP2001004973 U JP 2001004973U JP 2001004973 U JP2001004973 U JP 2001004973U JP 3083719 U JP3083719 U JP 3083719U
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利行 村上
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エアコンスター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の消音器を少数ずつ求められる場合で
もコストダウンできるようにし、また高周波ノイズと低
周波ノイズの両方を減音できるようにし、合わせて、種
々の消音量の消音器でも、その設計、製作が容易にでき
るようにする。 【解決手段】 本考案の消音エレメント1からなる消音
器は、筒状に形成したグラスウール3の内側に金網4を
嵌装して通風パイプ2となし、ケーシング5の中央部に
円孔6を設けた仕切板7を立設し、ケーシング5の前後
両側には接続口10,11を形成した側板8,9を取付ける
と共に、仕切板7に挿通した通風パイプ2の両端部を両
側板の接続口10,11間に装着した。上記消音エレメント
1複数個を直列に接続して使用する場合は、前後両側板
の周縁適所に連結具13を設け、接続口を相互に嵌合する
と共に連結具で結合することにより、適宜数接続できる
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
本考案は空調用ダクトに取付けて、送風源からの騒音を減少させる消音器に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の消音器は、箱形のケーシング内面にグラスウール等の消音材を装着する と共に、内部に各種の仕切り板等を適宜設けたものが多い。しかも、ケーシング 並びに内装部材のサイズの夫々異なるものが一般に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の消音器のように要求される消音量に応じて、ケーシング並びに 内部消音部材のサイズが夫々異なるものを供給することは、最近のように多種少 量生産が要求される場合が多くなると、著しくコスト高になる難点があった。 而して、従来この種の消音器では、送風源等から発生する騒音の中、高周波ノ イズは相当量減音されていたが、低周波ノイズの減音は一般に少なかった。 そこで、本発明では、大中小等サイズの異なる多種類の消音器を少数ずつ求め られる場合でも相当コストダウンできるようにし、また高周波ノイズと低周波ノ イズの両方を減音できるようにし、合わせて、種々の消音量の消音器でも、その 設計、製作が容易にできるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の空調用消音器は、要求される消音量が色 々異なる場合でも、内部の消音部材は総て共通の消音エレメントを使用するもの であって、消音量を多く要求される場合は、多数の消音エレメントを接続し、消 音量が少なくてよい場合は少数の消音エレメントを接続するようにした。
【0005】 上記消音エレメントからなる空調用消音器は、筒状に形成したグラスウールの 内側に筒状の金網を嵌装して通風パイプとなし、角筒状のケーシングの中央部に 、上記通風パイプを挿通する円孔を設けた仕切板を立設し、ケーシングの前後両 側には通風パイプに適合する円孔を設けて接続口を形成した側板を取り付けると 共に、仕切板に挿通した通風パイプの両端部を両側板の接続口間に装着し、上記 ケーシングと前後両側板の内面に消音材を設けて構成した。 上記消音器はこれを単独でも使用できるが、同一サイズの消音エレメント複数 個を直列に接続して使用する。その場合は、前後両側板の周縁適所に連結具を設 け、接続口を相互に嵌合し、連結具で結合することにより、適宜数接続できるよ うにした。 また、上記消音エレメント適宜数を並列及び直列に接続しても使用できる。そ の場合は前後の両側板にダクト接続部材を設けた。
【0006】
【考案の実施の形態】 【実施例】
次に図面に従って本考案の実施例を説明する。 図1乃至図4は本考案に係る消音エレメントをなす消音器を表し、符号1は消 音エレメントの全体を示すものであって、その2は通風パイプを示し、筒状に形 成したグラスウール3の内側に筒状のラス金網4を嵌装してある。5は角筒状の ケーシングであって、その中央部内には上記通風パイプ2を挿通する円孔6を設 けた仕切板7を立設してある。8はケーシングの前側に取りつけた側板、9は後 側に取りつけた側板であって、角形板の中央部に通風パイプ2の通風孔に適合す る円孔を設けて接続口10,11を外側に突設形成してある。而して、上記仕切板7 に挿通した通風パイプ2の両端部を前後両側板8,9間に装着してある。上記ケ ーシング5と前後両側板8,9の内面には消音材12を設けて構成してある。図中 20はラス金網4の端部に設けた金網止着板を示す。
【0007】 この消音器では接続口10から入った空気は通風パイプ2内を流通するが、ダク ト内を伝播して来た騒音は前側板8と仕切板7間の広い空間部18内に急に開放さ れ、騒音が反射されて減音が行われ、更に、仕切板7と後側板9間の空間部19で も同様にして減音され、消音作用を一段と高めることができ、高周波ノイズと共 に低周波ノイズも同様に減音できる。 上記消音器は単独でダクトに取付けて使用することができる。
【0008】 また図5、図6に示すように、上記消音器と同一サイズの消音エレメント1か らなる消音器を直列に適宜数接続して使用することができる。この場合は前側板 8の接続口10を内側に向けて設けておき、後側板9の接続口11を連結する消音エ レメント1の前側板8の接続口10に差し込めばよい。従って、接続口が相互に嵌 合できるように形成しておけば良い。13は各側板の周縁適所に設けた連結具であ って、ねじで相互に固着できるようになっている。
【0009】 また、図7に示すように、上記消音エレメント1適宜数を並列及び直列に接続 して使用することもできる。、その場合は接続したものの前側と後側に夫々ダク ト接続部材14,15を取り付け、連結口16から流入した空気は各消音エレメント1 の通風パイプ2内を流通し連結口17から流出するようにした。
【0010】
【考案の効果】
上記構成からなる本考案においては、同一サイズの消音エレメントを量産して おき、必要な消音量に応じて所要数の消音エレメントを接続することにより、要 求される消音量の殆ど全ての場合に適応できる。従って従来のように多種類のサ イズの消音部材を夫々少量ずつ生産する必要がないので、著しく低廉なコストで 提供できる。而して、本考案に係る消音器によると、高周波騒音の減音と共に低 周波騒音の減音も相当高めることができる。 また、消音エレメント1個の減衰量、並びに適宜数を接続した場合の減衰量の 基礎データーを予め作成しておくと、種々の建物について要求される消音量に応 じて、消音計算並びに消音器の設計、製作が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】消音エレメントからなる消音器の正面図であ
る。
【図2】同上消音器の側面図である。
【図3】図1における中央縦断面図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】同一消音エレメントからなる複数の消音器を直
列に接続した側面図である。
【図6】同上断面図である。
【図7】消音エレメントを直列及び並列に接続した消音
器の側面図である。
【図8】同上正面図である。
【符号の説明】
1 消音エレメント 2 通風パイプ 3 グラスウール 4 ラス金網 5 ケーシング 6 円孔 7 仕切板 8 前側板 9 後側板 10 接続口 11 接続口 12 消音材 13 連結具 14 ダクト接続部材 15 ダクト接続部材 16 連結口 17 連結口 18 空間部 19 空間部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成したグラスウールの内側に筒
    状の金網を嵌装して通風パイプとなし、角筒状のケーシ
    ングの中央部に、上記通風パイプを挿通する円孔を設け
    た仕切板を立設し、ケーシングの前後両側には通風パイ
    プに適合する円孔を設けて接続口を形成した側板を取付
    けると共に、仕切板に挿通した通風パイプの両端部を両
    側板の接続口間に装着し、上記ケーシングと前後両側板
    の内面に消音材を設けた消音エレメントからなる空調用
    消音器。
  2. 【請求項2】 筒状に形成したグラスウールの内側に筒
    状の金網を嵌装して通風パイプとなし、角筒状のケーシ
    ングの中央部に、上記通風パイプを挿通する円孔を設け
    た仕切板を立設し、ケーシングの前後両側には通風パイ
    プに適合する円孔を設けて接続口を形成した側板を取付
    けると共に、仕切板に挿通した通風パイプの両端部を両
    側板の接続口間に装着し、上記ケーシングと前後両側板
    の内面に消音材を設け、両側板の周縁適所に連結具を設
    け、接続口を相互に嵌合し、連結具で結合することによ
    り、複数個の消音エレメントを直列に接続できるように
    した消音エレメントからなる空調用消音器。
  3. 【請求項3】 筒状に形成したグラスウールの内側に筒
    状の金網を嵌装して通風パイプとなし、角筒状のケーシ
    ングの中央部に、上記通風パイプを挿通する円孔を設け
    た仕切板を立設し、ケーシングの前後両側には通風パイ
    プに適合する円孔を設けて接続口を形成した側板を取付
    けると共に、仕切板に挿通した通風パイプの両端部を両
    側板の接続口間に装着し、上記ケーシングと前後両側板
    の内面に消音材を設け、両側板の周縁適所に連結具を設
    け、接続口を相互に嵌合し、連結具で結合することによ
    り、複数個の消音エレメントを直列及び並列に接続し、
    その前後両側にはダクト接続部材を設けた消音エレメン
    トからなる空調用消音器。
JP2001004973U 2001-07-30 2001-07-30 消音エレメントからなる空調用消音器 Expired - Fee Related JP3083719U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016006372A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 株式会社荏原製作所 消音器
KR20230044748A (ko) * 2021-09-27 2023-04-04 크린테크 주식회사 소음기

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JP2016006372A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 株式会社荏原製作所 消音器
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