JP2015140619A - 退出管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
(b)本発明の従属項は、被管理者を視覚によって正確に確かめることができる。また捜査の際の判断資料になる利点もある。特に、退出制御部のゲート用ロック手段が電動サムターンである場合には、素早くロック状態にすると共に、該電動サムターンのロックが解かれないように禁止部材を制御することができる。それ故に、該電動サムターンを、単独で、或いは既設の錠前と共に、或いは又電気錠等の施錠装置と共に使用することが可能なので、被管理者以外の人は通常通りの出入りが可能となる。
(c)特に、請求項11に記載の姿態情報取得手段の姿態情報を利用した姿態認証手段と、独立請求項に記載の非接触式のID情報を利用したID情報認証手段の両方を有機的に利用(結合発明)すると、認証精度が高まる。
(d)また請求項12に記載の発明は、退出制御部、管理端末、上位のサーバのいずれかは、被管理者の特定情報を取得した場合にインターネットを介して家族端末に該特定情報を送信する送信手段を有するので、いわゆるビジネスモデル特許が成立し、家族端末で特定情報を取得した家族は、管理者の徘徊防止対策に協力することができる。
本発明は、例えば建物に設けられたゲート(扉)又はゲート(扉)付近に設けられた識別情報受信手段としてのID読取装置が、被管理者が所持或いは装着している識別情報送信手段としての非接触式のID記憶媒体(IDタグ、IDカード、IDネックレス等)からの送信電波を受信した時、退出制御部が受信情報を判定し、その判定結果が外出不可である場合には、ゲートに設けられたゲート用ロック手段(例えば錠前とは別個のサムターン装置)を直ちにロック状態にすると共に、該ゲート用ロック手段が前記被管理者によって解かれないようにゲート用ロック手段の操作部分(操作軸も含む)を操作させないようにしたものである。
「介護施設の専有部」として、施設で生活する高齢者が生活する部屋「居室」を指す場合、該部屋ゲートの内壁面を含む部屋の内部空間をいい、また外出の際に多数の人が利用する玄関ゲートを基準として、該玄関ゲートの内壁面を含む建物の内部空間を指す場合は、各部屋のみならず、各施設(機能訓練室、多目的ホール、新聞や雑誌を読める居間的フロア、健康管理室、診断室、風呂場、浴室、談話スペース、ロビーラウンジ等)が含まれる。
前者の場合、「介護施設の共用部」とは、部屋から出るゲートを基準として、該ゲートの外壁面及びその他「各施設」を含んだ管理対象の敷地内をいい、後者の場合、それ以外の前記玄関ゲートを基準として、該玄関ゲートの外壁面を含む管理対象の敷地内をいう。
図1乃至図7を参照にして第1実施形態を説明する。まず、図1は本発明の退出管理システムXの全体構成を示すブロック図である。この図1に於いて、例えば建物の専有部の退出管理システムXは、判定手段1a、タイマー1b等の機能を有する退出制御部1と、被管理者Hが所持している識別情報送信手段11と、少なくとも前記専有部の内壁又は専有部の玄関ゲート(以下「ゲートD」という)の内壁のいずれかに設けられ、前記識別情報送信手段11から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段21と、この識別情報受信手段21が受信した前記識別情報と予め記憶部に記録した登録情報とが一致するか否かを判定する判定手段1aと、この判定手段1aが前記識別情報と登録情報が一致するものである(実施形態)又は一致しないものである、のいずれかを判定すると、前記退出制御部1は、前記ゲートDに設けられたゲート用ロック手段31のロックが解かれないように該ゲート用ロック手段(実施形態ではサムターン装置)31の操作部分(実施形態ではサムターン摘み)32の操作を禁止する禁止部材41を制御する。この第1実施形態の禁止部材41はサムターン31のサムターン摘み32をロックする。なお、51は管理人室、事務室等の管理人が存在する場所に配設された管理端末である。
図2は識別情報送信手段11と識別情報受信手段21の構成を示すブロック図である。識別情報送信手段11は、例えば識別情報受信手段21からの狭い範囲(例えば2メートル以内)の送信電波を、送受信アンテナ(受信の場合にはLF受信部)を介して受信すると、該送信電波による誘導電磁界によって誘起する起電力により動作電源を作り、その電源により動作して予めメモリ(記憶部)に記憶している識別情報を送受信アンテナ(送信の場合にはRF送信部)から送信する。一方、識別情報受信手段21は識別情報送信手段11を動作させるための電波を送信すると共に、識別情報送信手段11から送信される識別情報を受信して、図3で示す退出制御部1へ出力する。
識別情報送信手段11の形状は、被管理者Hの手に持たせる大きさの形態(例えば携帯端末)ではなく、肌着、上着、ズボン等の衣類、又はネックレス、ベルト、バンド類等の装着具に固定的に取付けることができる扁平形状のもの(例えばカード)である。実施形態のカード状の識別情報送信手段11は、上着に外れないように取付けられている。
図2の上側の識別情報送信手段11の構成を説明する。識別情報送信手段11には、送受信アンテナ12、カード電源部13、変復調部14、制御部15、記憶部16及びI/O変換部17が設けられている。送受信アンテナ12には、アンテナを含むRF送信部とコイルを含むLF受信部から成り、電波の送受信に使用される。カード電源部13は送受信アンテナ12にて受信されたFSK(周波数シフトキーイング)信号を整流して、各部を動作させる電源電圧を作り出す。また変復調部14は、送受信アンテナ12にて受信されたFSK信号から直列データを復調するとともに、記憶部(ROM)16から読み出されたデータ(識別情報)をFSK信号に変調する。I/O変換部17は、変復調部14からの直列データを並列データに変換して制御部15に出力するとともに、制御部15からの並列データを直列データに変換して変復調部14に出力する。制御部15は、データ変換された受信信号からコマンドを解読し、記憶部16に対するデータの書き込みまたは読み出しを行なう。この場合、識別情報送信手段11には少なくとも被管理者(例えば認知症のご老人、徘徊癖の人など)の識別情報を書き込むことから、通常の使用におけるコマンドはリードコマンドであり、このリードコマンドに基づいて記憶部16から識別情報の読み出しが行なわれる。
図2の下側の識別情報受信手段21は簡単な構成となっているが、もちろん、該識別情報受信手段21に判定手段(認証機能)を持たせても良い。後述する退出制御部1が判定手段(認証機能)1aを有しているので、本実施形態の識別情報受信手段21は、被管理者の認知症に関する識別情報を、退出制御部1に送信する仲介装置の役割を果たしている。識別情報受信手段21は退出制御部1と別体又は一体的に設けても良いことから、本実施形態のように退出制御部1で識別情報を判定するのではなく、識別情報受信手段21で識別情報を判定しても実質的には同一である。
図3に示した退出制御部1の構成を説明する。退出制御部1は、識別情報受信手段21に示した電源部29、入出力制御部2、制御部3、ロック手段制御部4、データバッファ5、メモリ6、伝送IF部7を備え、例えば図1で示した管理端末51と姿態情報所得手段(監視カメラ)61にそれぞれ接続している。その他、特に図示しないが、警報音発生部が設けられている。
退出制御部1の制御部3は、I/O変換部24からのデータを取り込み、判定手段1aがそのデータが識別情報であると判断すると、データバッファ5を参照し、その識別情報と同一の情報が登録されているか否かを判定する。本実施形態では、同一の情報が登録(記録)されていると判断すると、禁止部材41を制御する。付言すると、前記判定手段1aが前記識別情報と登録情報が一致するものである(実施形態)又は一致しないものである、のいずれかを判定すると、制御部(CPU)3は、ゲートDに設けられたゲート用ロック手段31のロックが解かれないように該ゲート用ロック手段(実施形態ではサムターン装置)31の操作部分(実施形態ではサムターン摘み)32の操作を禁止する禁止部材41を制御する。この第1実施形態の禁止部材41はサムターン31のサムターン摘み32をロックする。そして、退出制御部1の制御部3は、前記禁止部材41を制御すると同時にタイマー1bをスタートさせて一定時間カウントを行ない、禁止部材41の防御状態を維持する。一方、制御部3は、一定時間経過後、禁止部材41の防御状態を解除してタイマーをリセットする。その際、望ましくは、この防御状況と姿態情報所得手段(監視カメラ)61で得た姿態情報を、伝送IF部7を介して管理端末51へ送る。
図4乃至図6は、第1実施形態のゲート用ロック手段31及び禁止部材41の概略説明図である。図4を参照にすると、ゲート用ロック手段31は手動式のサムターン装置、一方、禁止部材41は駆動モータ、ソレノイド等のアクチュエーターである。図5は第1実施形態の禁止部材41の一例として「ソレノイド」を示しているが、もちろん駆動モータを適宜に採用しても良い。周知のように、ソレノイド41を通電又は非通電状態にすると、その作動杆42は伸長する。そこで、実施形態ではソレノイド41の作動杆42の先端部を、例えば弾丸形状或いは先細り形状に形成し、一方、前記作動杆42の先細り形状先端部に対面するサムターン軸33の外周面に楔形状或いは略V字、略U字等の係合溝34を形成する。図6は、例えばソレノイド41の作動杆42が通電時に伸長し、その先細り形状先端部42aがサムターン軸33の係合溝34に係止状態に係合し、その結果、サムターン軸33の外端部に一体的に設けられた操作部分32の回転を阻止した旨を示す概略説明図である。操作部分32の回転が禁止部材41の作動によって阻止されると、当然に非真円形状或いは多角形状の嵌合部33aは回転しないので、カム(サムターンダルマ)35は解錠方向へ回動しない。したがって、図4で示したデッドボルト36は動かない(施錠状態のまま)。
図7は退出制御部1の動作を示すフローチャートである。実施形態のゲート用ロック手段31は、手動式のサムターン装置なので、図示しない管理者は、予めサムターン装置の操作部分32を操作してデッドボルトを施錠状態にする。もちろん、電動サムターンの場合には、操作ボタンを操作してデッドホルトを施錠状態にする。
ここで、本実施形態では、必ずしも姿態認証手段は、発明の限定要件ではないが、仮に識別情報受信手段21の構成に姿態認証手段(姿態情報取得手段)の構成も加味するならば、次の通りである。
図8及び図9は第2実施形態の禁止部材41とサムターン装置31の概略説明図である。この第2実施形態が前記第1実施形態と主に異なる点は、退出制御部1は、ゲート用ロック手段31の操作部分32を操作しても、該操作部分32の操作力がデッドボルト36に伝達しないように禁止部材41を制御することである。実施形態の詳細は割愛するが、図8で示すように、サムターン軸33には不番の付勢バネが巻装され、該付勢バネはサムターン軸33の先端側の嵌合部がカム(サムターンダルマ)35の角軸嵌合孔33aに嵌合するように常時付勢している。また前記サムターン軸33には禁止部材(ソレノイド)41の作動杆(押圧部材)42に押されるすい台形状のカム部分が周設されている。したがって、図9で示すように、禁止部材41の作動杆42が矢印で示すように伸長すると、サムターン軸33は矢印方向に位置変位して角軸嵌合孔33aから外れる。それ故に、被管理者が操作部分32を操作しても、サムターン軸33が空転状態になる。
図10乃至及び図12は第3実施形態の禁止部材とサムターン装置の概略説明図。この第3実施形態が前記第1実施形態と主に異なる点は、退出制御部1Aは、サムターン装置31が、いわゆる電動サムターンであり、ゲート用ロック手段(電動サムターン)31の操作部分(操作ボタン)32を操作しても、解錠信号が制御部3に流れないように禁止部材41を制御してスイッチ回路45を開状態にすることである。この実施形態の場合、例えばソレノイド41の作動杆42の先端部に永久磁石43を一体的に固定し、一方、電動サムターン31と前記制御部3とを結ぶ信号線44の経路中に、例えば接点を閉状態又は開状態にすることができるリードスイッチ45が配設されている。図12は禁止部材41の動作(伸長)した結果、リードスイッチ45が開状態になった旨の概略説明図である。
ところで、この第3実施形態の場合、サムターン装置31が発明の特定要件となるので、制御部3の判定手段は、電動サムターン31から信号線44を介して流れてくる解錠信号の有無を判定する。したがって、スイッチ回路(例えばリードスイッチ)45が開状態になっても、デッドボルト36に伝達しないように禁止部材41によって制御されたことになる。
図13は、第4実施形態(操作部材の操作を禁止)の概略説明図である。また図14はロック片78の施錠(ロック)が解かれ、操作部材の操作が可能になった説明図(操作軸が回動可能)である。図13では操作部材を図示していないが、この操作部材の操作軸73には、例えばサムターン軸、ハンドル軸等が含まれる。
また前記リトラクター75は、一端部(下端部)が支軸82に回転自在に軸支され、該一端部からコ字形状に形成された連設部分から前記杆状部分72b方向に延在する他端部(上端部)は前記係合端部72cに係合している。
実施形態では、ゲート用ロック手段31がサムターン装置であることを説明したが、例えばゲート用ロック手段は空錠用であり、ロック時、禁止部材は、操作部分としてのハンドルを操作することができないようにラッチ部材をロック状態に係止するように構成しても良い。この実施形態の場合にも、例えば図4乃至図6で示した実施形態を利用し、サムターン軸33が「ハンドル軸」と成る。また実施形態の退出制御部は、夜の時間帯の単位時間(例えばPM9時〜AM6時)を設定してゲート用ロック手段のロックが解かれないように制御することも可能である。
本発明の本質的事項ではないものの、念のため付言すると、特定要件の識別情報送信手段11、識別情報受信手段12、退出制御部等は、各々別個のユニットで構成され(例えば識別情報受信手段12と退出制御部が物理的に別体)、又は単一のユニットであっても良い。
「課題を解決するための手段」の項で、識別情報は生体認証情報であっても良い旨を説明したが、該生体認証情報について補足的説明をする。生体認証読み取り手段は、図1等で示した識別情報受信手段21と共に(AND)に用いても良いが、識別情報受信手段21に代えて単独(OR)で用いる場合には、例えば指紋リーダ、掌紋リーダ、光彩模様リーダ、顔の輪郭リーダ、声紋リーダ、静脈リーダ等のいずれか、あるいはこれらを2個以上任意に組み合わせたものが使用されている。この実施形態に於いて、生体認証読み取り手段21で使用される指紋リーダ、掌紋リーダ、光彩模様リーダ、顔の輪郭リーダ、声紋リーダ、静脈リーダはいずれも既存のものが使用される。
1…退出制御部(退出制御装置)、H…被管理者、
1a…判定手段、1b…タイマー、
3…退出制御部(退出制御装置)の制御部、
8…インターネット、
9…上位のサーバ、
10…家族端末、
11…識別情報送信手段、
21…識別情報受信手段、
31…ゲート用ロック手段、
32…操作部分(操作部材)、
41…禁止部材、
51…管理端末、
61…姿態情報取得手段。
Claims (13)
- 被管理者が所持している識別情報送信手段と、この識別情報送信手段から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、この識別情報受信手段が受信した前記識別情報と予め記憶部に記録した登録情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、この判定手段が前記識別情報と登録情報が一致するものである、又は一致しないものである、のいずれかを判定すると、ゲート用ロック手段の操作部分の操作を禁止する禁止部材を制御する退出制御部とを備える退出管理システム。
- 請求項1に於いて、ゲート用ロック手段は、サムターン装置であると共に、その操作部分はサムターン摘みであり、禁止部材は前記サムターン装置のサムターン軸が回転しないように阻止すること特徴とする退出管理システム。
- 請求項1に於いて、ゲート用ロック手段は操作部材の操作を禁止する構成要素であり、該構成要素は、駆動源(76)と、該駆動源の駆動力によって揺動する揺動部材(84)と、該揺動部材と連係するように軸支された回動部材(77)と、該回動部材と連係して操作軸(73)と共働する駆動カム(74)に係脱するロック片(78)とから成ること特徴とする退出管理システム。
- 請求項1に於いて、ゲート用ロック手段は空錠用であり、ロック時、禁止部材は、操作部分としてのハンドルを操作することができないようにラッチ部材をロック状態に係止することを特徴とする退出管理システム。
- 被管理者が所持している識別情報送信手段と、この識別情報送信手段から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、この識別情報受信手段が受信した前記識別情報と予め記憶部に記録した登録情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、この判定手段が前記識別情報と登録情報が一致するものである、又は一致しないものである、のいずれかを判定すると、ゲート用ロック手段の操作部分を操作しても、該操作部分の操作力がデッドボルトに伝達しないように禁止部材を制御する退出制御部とを備える退出管理システム。
- 請求項5に於いて、ゲート用ロック手段はサムターン装置であると共に、その操作部分はサムターン摘みであり、退出制御部は、禁止部材が前記サムターン装置のサムターン軸が空転状態になるように制御すること特徴とする退出管理システム
- 被管理者が所持している識別情報送信手段と、この識別情報送信手段から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、この識別情報受信手段が受信した前記識別情報と予め記憶部に記録した登録情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、この判定手段が前記識別情報と登録情報が一致するものである、又は一致しないものである、のいずれかを判定すると、電動式のゲート用ロック手段の操作部分を操作しても、解錠信号が制御部に流れないように禁止部材を制御してスイッチ回路を開状態にする退出制御部とを備える退出管理システム。
- 請求項7に於いて、退出制御部は、電動式のゲート用ロック手段をロック状態にすると共に、該電動式の内側ロック手段のロックが解かれないように禁止部材を制御することを特徴とする退出管理システム。
- 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに於いて、ゲート用ロック手段は、ゲートに設置されている錠前、電気錠等の施錠装置とは相違し、ゲートの外から合鍵により施・解錠することができない別個のものであることを特徴とする退出管理システム。
- 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに於いて、退出制御部は、夜の時間帯の単位時間を設定してゲート用ロック手段のロックが解かれないように制御することを特徴とする退出管理システム。
- 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに於いて、退出制御部には被管理者の姿態を特定するための姿態情報取得手段が接続していることを特徴とする退出管理システム。
- 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに於いて、退出制御部、管理端末、上位のサーバのいずれかは、被管理者の特定情報を取得した場合にインターネットを介して家族端末に該特定情報を送信する送信手段を有することを特徴とする退出管理システム。
- 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに於いて、被管理者は識別情報送信手段を所持しない一方、前記被管理者以外の使用者、管理人、従業員、家族等の通行許可者が前記識別情報送信手段を所持し、判定手段が前記識別情報送信手段の識別情報と登録情報が一致するものであると判定すると、退出制御部は、ゲート用ロック手段の操作部分の操作を禁止する禁止部材の禁止状態を解くように制御し、一方、前記登録情報が一致しないものであると判定しても、或いは前記被管理者が識別情報受信手段に接触或いは接近しても、前記識別情報受信手段は動作せず、前記禁止部材はゲート用ロック手段の操作部分の操作を禁止する状態、或いは前記ゲート用ロック手段の操作部分を操作しても、該操作部分の操作力がデッドボルトに伝達しないように禁止部材を制御する状態、或いは又前記ゲート用ロック手段の操作部分を操作しても、解錠信号が制御部に流れないように禁止部材を制御する状態をそのまま維持し続ける退出管理システム。
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