JP2000073634A - 自動扉施錠システム - Google Patents

自動扉施錠システム

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JP2000073634A
JP2000073634A JP10259351A JP25935198A JP2000073634A JP 2000073634 A JP2000073634 A JP 2000073634A JP 10259351 A JP10259351 A JP 10259351A JP 25935198 A JP25935198 A JP 25935198A JP 2000073634 A JP2000073634 A JP 2000073634A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線式リモコンを用いることによって相当離
れた個所からでも扉を自動的に開閉することができ、か
つ、既設の扉にも容易かつ安価に設置することができる
自動扉施錠システムを提供する。 【解決手段】 閉扉状態の扉13を施錠・解錠する扉施
錠機構15と、扉施錠機構15の駆動部に開閉駆動信号
を入力する制御部16と、制御部16に使用者のIDコ
ードに対応する扉開閉制御信号を入力する扉開閉制御信
号入力手段とを具備し、扉開閉制御信号入力手段を、無
線によるリモコン22やテンキー式入力装置21により
構成し、しかも、扉施錠機構15と、制御部16と、扉
開閉制御信号入力手段22、21へ乾電池32からなる
電源部33より給電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線式リモコンを
用いて扉を自動的に開閉する自動扉施錠システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや一般家庭におけるホー
ムセキュリティへの関心の高まりと共に、自動扉施錠シ
ステムが急速に普及しつつある。このような自動扉施錠
システムの一形態として、帰宅者や入室者が、解錠キー
を錠に直接差し込まなくても、掌中の赤外線キーのスイ
ッチを押すことによって、赤外線を、錠の一部に設けた
赤外線センサに向けて発射し、解錠を行うことができる
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した自動
扉施錠システムは、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。即ち、このような自動扉施錠システムに用いる
赤外線は光空間伝送なので、その伝送距離が例えば2m
以内の短距離に限られ、また、赤外線の指向性によって
赤外線キーを正確に錠に向けて操作しなくてはならない
ため、使い勝手が悪く、特に夜間等における解錠、施錠
は問題を有していた。本発明は、このような事情に鑑み
なされたものであり、無線式リモコンを用いることによ
って相当離れた個所からでも扉を自動的に開閉すること
ができ、かつ、既設の扉にも容易かつ安価に設置するこ
とができる自動扉施錠システムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る自動扉施錠システムは、閉扉状態の扉を施錠・解錠
する扉施錠機構と、扉施錠機構の駆動部に開閉駆動信号
を入力する制御部と、使用者毎に区別した所定のIDコ
ードに対応する扉開閉制御信号を電波によって送信可能
なリモコンからなる扉開閉制御信号入力手段と、扉開閉
制御信号入力手段から電波を受信し、制御部に信号を送
る受信部と、これらに電力を給電する電池と、電池、前
記扉施錠機構、前記制御部、及び受信部を収納するケー
シングと、受信部が所定の電波信号を受信しない場合に
は、電池から受信部への給電回路にオン時間がオフ時間
より短い間欠給電を行い、受信部が電波信号を受信した
場合には、受信部の動作を一時的に連続させると共に、
制御部を動作状態とする電源制御回路とを有する。上記
した自動扉施錠システムにおいて、使用者(例えば、帰
宅者)は、扉の前で、リモコンを操作して制御部に、自
己のIDコードに対応する扉開閉制御信号を入力するこ
とによって、室外、室内を問わず、扉から相当離れた位
置から扉施錠機構を解除できる。
【0005】ここで、扉開閉制御信号入力手段は、リモ
コンに加えて、テンキーを叩くことによって制御部に扉
開閉制御信号を送信するテンキー式入力装置を具備する
と共に、テンキー式入力装置へ電池より給電するように
してもよい。この場合、テンキーを叩くのみで、自己の
IDコードに対応する扉開閉制御信号を制御部に入力す
ることによって扉施錠機構を解除できる。扉開閉制御信
号入力手段は、扉施錠機構を手動操作で駆動することが
できる、例えば、押しボタン操作の施錠スイッチ等から
なる手動施錠装置を具備するようにしてもよい。この場
合、リモコンやテンキー式入力装置を用いてなくても、
例えば、室内側から手動で扉施錠機構を解錠することが
できる。
【0006】扉開閉制御信号入力手段は、複数の異なっ
たIDコードに対応する扉開閉制御信号を制御部に入力
することができるようにしてもよい。この場合、複数の
者がこの自動扉施錠システムを利用することができるこ
とになる。制御部は開扉通報手段を具備し、複数の異な
ったIDコードに対応する扉開閉制御信号を制御部に入
力された際、それぞれ異なった通報音を鳴動可能に構成
してもよい。このようにすることによって、複数の使用
者がいる場合、誰が開扉しようとしているかを容易に認
識できる。制御部は、不良閉扉状態検知センサの検知出
力に基づいて不良閉扉状態を通報する不良閉扉状態通報
手段を具備するようにしてもよい。この通報によって、
扉の閉め忘れを無くすことができる。制御部は、リモコ
ン又はテンキー入力装置からの暗号入力によって、手動
施錠装置の解除動作を不能とする解除動作不能手段を具
備するようにしてもよい。この解除動作不能手段によっ
て、リモコン又はテンキー入力装置を操作して、意図的
に、特定の者が手動施錠装置を解錠しようとしても、そ
れを阻止することができる。制御部は、手動施錠装置が
強制的にこじあけられたときは、不法侵入通報装置を作
動させる不法侵入警報手段を具備するようにしてもよ
い。この不法侵入通報装置の作動によって、侵入者を撃
退することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1〜図4を参照して本発明
の一実施の形態に係る自動扉施錠システム10の全体構
成について説明する。
【0008】図1及び図2に示すように、壁11に設け
た縦長矩形の扉開口12には、同様に縦長矩形の扉13
が取付けられている。扉13の基部(一側部)は扉開口
12の対応する一側面にヒンジ13aによって枢着され
ており、扉13の先部(他側部)は前後方向に回転し
て、扉開口12を開閉することができる。図2に示すよ
うに、扉13の先部の室内側面には、通常のノブ式の開
閉ハンドル14が取付けられており、その上方をなす個
所には、扉13の先部を扉開口12の他側面に係止した
り、係止を解除することによって、閉扉状態の扉13の
施錠・解錠動作を行うための扉施錠機構15が取付けら
れている。
【0009】また、図3及び図4に示すように、扉施錠
機構15に内蔵された状態で、扉施錠機構15の駆動部
に開閉駆動信号を入力する制御部16と、後述する扉開
閉制御信号入力手段の一例であるリモコン22から電波
を受信し(図1参照)、制御部16に信号を送る受信部
の一例である受信機18が取付けられている。さらに、
扉施錠機構15には、手動で扉施錠機構15を作動させ
る手動施錠装置を内蔵している。
【0010】一方、図1に示すように、扉13の先部の
室外側面には、上記した開閉ハンドル14に一体的に連
結されている通常のノブ式の開閉ハンドル20が取付け
られている。また、開閉ハンドル20の上方をなす個所
には、扉開閉制御信号入力手段の一例であるテンキー式
入力装置21が取付けられており、テンキーを叩くこと
によって制御部16に、リモコン22と同様に、使用者
のIDコードに対応する扉開閉制御信号を入力すること
ができる。
【0011】さらに、図1ではリモコン22は、室外側
の扉13に近接した位置で使用しているが、リモコン2
2は、電波による送信(電磁波空間送信)であるため、
例えば、扉13から10m離れた位置からでも、扉開閉
制御信号を受信機18に向けて確実に送信することがで
きる。従って、室内側からでも、扉開閉制御信号を受信
機18に向けて確実に送信することができる。
【0012】次に、図1〜図6を参照して、上記した構
成を有する自動扉施錠システム10の各部の構成につい
て説明する。まず、図3及び図4を参照して扉施錠機構
15の構成について説明する。図示するように、扉13
の室内側面には、底板23の周縁に周壁24を立設した
矩形箱状のケーシング25が連結ボルト等によって固定
されている。そして、ケーシング25には、同様に矩形
箱状の蓋板26が着脱自在に嵌合され、内部にソレノイ
ド等収納空間27を形成している。
【0013】ソレノイド等収納空間27の中間部におい
て、底板23上に電磁ソレノイド28が取付けられてお
り、電磁ソレノイド28を駆動することによって、その
プランジャ29を、扉13の先部と対応する扉開口12
の他側面に設けたプランジャ係止孔30に向けて進退さ
せることができ、この進退によって、扉13を施錠した
り、解錠したりすることができる。ソレノイド等収納空
間27の上部において、蓋板26に設けた仕切り壁31
によって重層構造となっており、扉開口12の他側面に
近接した層には、LSI素子等を搭載したプリント配線
基板からなる制御部16が配設されている。一方、扉開
口12の他側面から離隔した層には、複数(本実施の形
態では4個)の乾電池(電池)32からなる電源部33
が配設されている。
【0014】蓋板26の内部上面には受信機18が取付
けられており、受信機18のアンテナ18aは蓋板26
の上部に、上方に突出した状態で取付けられている。図
5に示すように、受信機18はスーパーヘテロダイン方
式を採用しており、増幅回路34と、混合検波器35
と、局部発振器36と、中間周波増幅器37と、波形成
形器38とから構成されている。また、本実施の形態で
は、受信機18は、図示するように、後述する制御部1
6と協働して、常時は送信機であるリモコン22から信
号を間欠的に受信すると共に、扉開閉制御信号を受信し
た後は連続的に受信することができる電源制御回路39
を具備する。即ち、電源制御回路39は、受信機18が
所定の電波信号を受信しない場合には、乾電池32から
受信機18への給電回路にオン時間がオフ時間より短い
間欠給電を行い、受信機18が電波信号を受信した場合
には、受信機18の動作を一時的に連続させると共に、
制御部16のスリープ状態を解除して動作状態とするこ
とができ、乾電池32の消耗を可及的に少なくすること
ができる。また、テンキー式入力装置21への給電回路
にも同様な構成の電源制御回路が設けられている。
【0015】一方、リモコン22は、複数の使用者(例
えば、複数の家庭構成員)のIDコードに対応する扉開
閉制御信号を受信機18に向けて送信することができる
機能を有するものであり、また、非常時に用いる非常時
キー22aを着脱自在に内蔵している。そして、図3及
び図4に示すように、ソレノイド等収納空間27の下部
には、この非常時キー22aを用いることによって、非
常時(例えば、乾電池32の電圧が一定値より低下した
場合)に、扉13を手動で開閉することができる。即
ち、図3及び図4に示すように、一側端面を扉13の表
面に露出したキー差し込み軸41が底板23に取付けた
軸受40に回転自在に枢支されている。キー差し込み軸
41の他側端には長円形状の回転板42の一長手方向端
が固着されている。また、底板23には、キー差し込み
軸41と電磁ソレノイド28のプランジャ29との間で
枢軸43aが突設されており、枢軸43aには、両端が
それぞれプランジャ29と回転板42に連結されたバネ
板43の中央部が枢支されている。従って、非常時キー
22aをキー差し込み軸41に差し込み、回転すると、
回転板42も一体的に回転し、この回転によって、バネ
板43が枢軸43a回りに揺動し、非通電状態にある電
磁ソレノイド28のプランジャ29を、扉13の先部と
対応する扉開口12の他側面に設けたプランジャ係止孔
30に向けて進退させることができる。
【0016】また、図2〜図4に示すように、ソレノイ
ド等収納空間27の中央部には、扉施錠機構15を手動
で施錠・解錠するための手動施錠装置の一例である押し
ボタン操作の施錠スイッチ44が取付けられており、こ
の施錠スイッチ44を押すことによって電磁ソレノイド
28を作動して、プランジャ29を、扉13の先部と対
応する扉開口12の他側面に設けたプランジャ係止孔3
0に向けて進退することができる。
【0017】さらに、本実施の形態において、テンキー
式入力装置21も、リモコン22と同様に、複数の使用
者(例えば、複数の家庭構成員)のIDコードに対応す
る扉開閉制御信号を受信機18に向けて送信することが
できる機能を有する。
【0018】次に、図6に示すブロック図を参照して、
制御部16の構成について具体的に説明する。図示する
ように、制御部16は、CPU(中央演算装置)45
と、ROM46と、RAM47と、入力インターフェー
ス48と、出力インターフェース49とから構成されて
いる。そして、入力インターフェース48には、リモコ
ン22(受信機18)と、テンキー式入力装置21と、
解錠スイッチ44と、不良閉扉状態検知センサの一例で
ある閉扉検知センサ50と、連続解錠動作スイッチ(例
えば、押しボタンからなる)51が接続されている。こ
こで、閉扉検知センサ50は、扉13が完全に閉状態に
なっているかを検知するためのものであり、閉状態にな
っていない場合は不良閉扉状態通報手段の一例である不
良閉扉ブザー52を作動して不良閉扉状態を通報するも
のである。また、連続解錠動作スイッチ51は、連続解
錠動作を可能とするためCPU45に連続解錠動作信号
を出力するものである。一方、出力インターフェース4
9には、扉施錠機構15と、開扉通報手段の一例である
解錠音発生装置53と、不良閉扉ブザー52が接続され
ている。なお、閉扉検知センサ50は、図1に示すよう
に、扉13の前面の上方部と対峙する壁11の中に埋設
された状態で取付けられている。また、図6に示すよう
に、本実施の形態では、単一の電源部33より、受信機
18、テンキー式入力装置21、解錠スイッチ44、閉
扉検知センサ50、扉施錠機構15、連続解錠動作スイ
ッチ51、不良閉扉ブザー52、解錠音発生装置53に
給電可能に構成されている。
【0019】次に、上記した構成を有する自動扉施錠シ
ステム10による施錠及び解錠動作について、図7及び
図8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、
使用者(例えば、帰宅者)は、扉13の前で、テンキー
式入力装置21のテンキーを叩くことによって(ステッ
プ100)、又は、リモコン22を用いて(ステップ1
01)、制御部16に、自己のIDコードに対応する扉
開閉制御信号を入力する。
【0020】テンキー入力によって、節電を図るためス
リープ状態にあるCPU45は、スリープ状態から解除
され、動作状態となり(ステップ102)、制御部16
でIDコードの確認が行われる。この際、使用者が複数
の場合でも、制御部16は、各人のIDコード(No.
1〜No.3)の確認を行うことができる(ステップ1
03〜105)。IDコードの確認が終了すると、解錠
音発生装置53が、使用者毎に付与された音色で通報音
(例えば、ピー(No.1)、ピーピー(No.2)、
ピーピーピー(No.3))を出し(ステップ106〜
108)、室内にいる者に誰が帰宅したかを知らせるこ
とができる。電磁ソレノイド28が通電されることによ
ってプランジャ29がプランジャ係止孔30から後退
し、扉13は解錠状態になる(ステップ109)。
【0021】人が扉13を開けると閉扉検知センサ50
がオフとなり(ステップ110Y)、この状態で、複数
の使用者が連続して室内に入ってくる場合等のために設
けた連続解錠動作スイッチ51からの連続解錠操作指令
が入ってない場合であって(ステップ111N)、閉扉
検知センサ50のオフ状態が継続している場合、使用者
が扉13を開けて室内に入いる(ステップ112)。1
0秒間経過後(ステップ113)、閉扉検知センサ50
によって扉13が閉扉されているか否かを検知し(ステ
ップ114)、再度閉扉状態にない場合には不良閉扉ブ
ザー52が鳴動する(ステップ115)。
【0022】閉扉されている場合は、閉扉状態が1.5
秒経過した後(ステップ116Y)、電磁ソレノイド2
8の通電を停止して、プランジャ29をプランジャ係止
孔30に挿入し、扉13を施錠状態にする(ステップ1
17)。なお、ステップ110において、使用者が扉1
3を開けず(ステップ110N)、そのまま10秒間が
経過した場合には(ステップ118)、電磁ソレノイド
28の通電を停止して、プランジャ29をプランジャ係
止孔30に挿入し、扉13を施錠状態にする(ステップ
117)。
【0023】また、ステップ111において、連続解錠
動作スイッチ51からの連続解錠操作指令が入っている
場合には(ステップ111Y)には、CPU45がスリ
ープし(ステップ119)、扉13は、連続解錠解除指
令が出されるまで(ステップ120Y)、解錠状態に保
持される。
【0024】また、図7及び図8に示すように、リモコ
ン22によって扉開閉制御信号を入力した場合は(ステ
ップ101Y)、受信機18が扉開閉制御信号を受信し
(ステップ121)、その後は、テンキー式入力装置2
1によって扉開閉制御信号をした場合と同様に、CPU
45をスリープ状態から解除した後(ステップ12
2)、制御部16でIDコードの確認を行う(ステップ
123〜125)。この際、使用者が複数の場合でも、
各人のIDコード(No.1〜No.3)の確認を行う
ことができる。その後は、テンキー式入力装置21によ
って扉開閉制御信号を入力した場合と同じステップ10
6〜120を通して扉13の解錠・施錠動作を行うこと
ができる。
【0025】また、本実施の形態では、室内側から施錠
スイッチ44を作動することによって、解錠・施錠動作
を行うことができる。即ち、図7及び図8において、施
錠スイッチ44を押すと(ステップ126Y)、CPU
45がスリープ状態から解除され(ステップ127)、
解錠音発生装置53が解錠音を出す(ステップ12
8)。その後、テンキー式入力装置21やリモコン22
によって扉開閉制御信号を制御部16に入力した場合と
同様に、ステップ109〜120を通して扉13の解錠
・施錠動作を行うことができる。
【0026】さらに、本実施の形態では、テンキー式入
力装置21又はリモコン22によって扉開閉制御信号を
制御部16に入力し、使用者のIDコードを確認した後
(ステップ103〜105、123〜125)、制御部
16のROM46に記憶されているIDコードが扉開閉
制御信号と合致しない場合で(ステップ103N〜10
5N、ステップ123N〜125N)、しかも、上記し
た入力動作が30秒以上たっても終了しない場合には
(ステップ129Y、ステップ130Y)、不正入力と
判断して、所定の警報装置によって警報音を発生すると
共に、それ以降のテンキー式入力装置21又はリモコン
22による入力動作を受け付けないようにしている(ス
テップ131、132)。なお、上記した不正入力動作
が、例えば、4回行われた場合に所定の警報装置によっ
て警報音を発生するようにしてもよい。また、リモコン
22による入力の場合には、受信機18を間欠受信にす
る(ステップ133)。その後、テンキー式入力装置2
1又はリモコン22による入力動作のいずれの場合も、
節電を図るため、CPU45を再度スリープ状態にし
(ステップ134)、次の扉開閉制御信号の入力を待つ
ことになる。
【0027】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、制御部は、
リモコン又はテンキー入力装置からの暗号入力によっ
て、手動施錠装置の解除動作を不能とする解除動作不能
手段を具備するようにしてもよい。また、制御部は、手
動施錠装置が強制的にこじあけられたときは、不法侵入
通報装置を作動させる不法侵入警報手段を具備するよう
にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜8記載の自動扉施錠システム
においては、リモコンを用いて電波によって扉開閉制御
信号を制御部に入力し扉施錠機構を解錠・施錠すること
ができるので、室外、室内を問わず、扉から相当離れた
位置からで、しかも、無指向で、容易に一発解除するこ
とができ、自動扉施錠システムの使い勝手を著しく向上
することができる。使用者のIDコードに対応する扉開
閉制御信号しか制御部が受け付けないので、安全性を飛
躍的に向上できる。扉施錠機構と、制御部と、扉開閉制
御信号入力手段へ電池より給電するようにしているの
で、配線工事を不要とすることができ、設置費の低減を
図ることができる。また、既設の扉に容易かつ安価に設
置することができる。さらに、受信部が所定の電波信号
を受信しない場合には、電池から受信部への給電回路に
オン時間がオフ時間より短い間欠給電を行い、受信部が
電波信号を受信した場合には、受信部の動作を一時的に
連続させると共に、制御部を動作状態とする電源制御回
路を具備するので、電池の消耗を可及的に防止すること
ができ長期間にわたって自動扉システムを正常に動作さ
せることができる。
【0029】請求項2記載の自動扉施錠システムにおい
ては、テンキー式入力装置によっても扉開閉制御信号を
制御部に入力し扉施錠機構を解錠・施錠することができ
るようにしたので、自動扉施錠システムの使い勝手をさ
らに向上することができる。しかも、この場合も、使用
者のIDコードに対応する扉開閉制御信号しか制御部が
受け付けないので、安全性を飛躍的に向上でき、また、
テンキー式入力装置への給電も乾電池からなる電源部よ
り行うようにしているので、配線工事を不要とすること
ができ、この面からも設置費の低減を図ることができ
る。
【0030】請求項3記載の自動扉施錠システムにおい
ては、手動操作で駆動する手動施錠装置によっても扉施
錠機構を解錠・施錠することができるようにしているの
で、万一リモコンやテンキー式入力装置の作動に故障が
生じた場合でもあっても、扉施錠機構を確実に解錠・施
錠することができる。
【0031】請求項4記載の自動扉施錠システムにおい
ては、扉開閉制御信号入力手段は、複数の異なったID
コードに対応する扉開閉制御信号を制御部に入力するこ
とができるようにしているので、多数の構成員からなる
家族のように複数の使用者が自動扉施錠システムを利用
する場合においても、自動扉施錠システムの利便性を確
保できる。
【0032】請求項5記載の自動扉施錠システムにおい
ては、制御部は開扉通報手段を具備し、複数の異なった
IDコードに対応する扉開閉制御信号が制御部に入力さ
れた際、それぞれ異なった通報音を鳴動できるようにし
ているので、扉を開けようとした者(例えば、帰宅した
きた者)を容易に認識することができる。
【0033】請求項6記載の自動扉施錠システムにおい
ては、制御部は、不良閉扉状態検知センサの検知出力に
基づいて不良閉扉状態を通報する不良閉扉状態通報手段
を具備するので、締め忘れを確実に無くすことができ
る。
【0034】請求項7記載の自動扉施錠システムにおい
ては、制御部は、リモコン又はテンキー入力装置からの
暗号入力によって、手動施錠装置の解除動作を不能とす
る解除動作不能手段を具備するので、例えば、精神病棟
や痴呆病棟等において、患者が手動施錠装置を操作して
外部に出るのを確実に防止することができる。また、一
般家庭においても、痴呆の家族構成員が外部に出るのを
確実に防止することができる。さらに、一部にガラス部
を有する扉のガラスを破って侵入者が内部から手動施錠
装置を解錠するのを確実に防止することができる。
【0035】請求項8記載の自動扉施錠システムにおい
ては、手動施錠装置が強制的にこじあけられたときは、
不法侵入通報装置を作動させる不法侵入警報手段を具備
するので、侵入者を容易かつ確実に撃退できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムを具備する扉の室外側から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムを具備する扉の室内側から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの扉施錠機構の側断面図である。
【図4】同正断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの受信機のブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの制御部のブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの解錠・施錠動作のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの解錠・施錠動作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動扉施錠システム 11 壁 12 扉開口 13 扉 13a ヒンジ 14 開閉ハン
ドル 15 扉施錠機構 16 制御部 18 受信機 18a アンテ
ナ 20 開閉ハンドル 21 テンキー
式入力装置 22 リモコン 22a 非常時
キー 23 底板 24 周壁 25 ケーシング 26 蓋板 27 ソレノイド等収納空間 28 電磁ソレ
ノイド 29 プランジャ 30 プランジ
ャ係止孔 31 仕切り壁 32 乾電池 33 電源部 34 増幅回路 35 混合検波器 36 局部発振
器 37 中間周波増幅器 38 波形成形
器 39 電源制御回路 40 軸受 41 キー差し込み軸 42 回転板 43 バネ板 43a 枢軸 44 施錠スイッチ 45 CPU
(中央演算装置) 46 ROM 47 RAM 48 入力インターフェース 49 出力イン
ターフェース 50 閉扉検知センサ 51 連続解錠
動作スイッチ 52 不良閉扉ブザー 53 解錠音発
生装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月6日(1999.10.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動扉施錠システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線式リモコンを
用いて扉を自動的に開閉する自動扉施錠システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや一般家庭におけるホー
ムセキュリティへの関心の高まりと共に、自動扉施錠シ
ステムが急速に普及しつつある。このような自動扉施錠
システムの一形態として、帰宅者や入室者が、解錠キー
を錠に直接差し込まなくても、掌中の赤外線キーのスイ
ッチを押すことによって、赤外線を、錠の一部に設けた
赤外線センサに向けて発射し、解錠を行うことができる
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した自動
扉施錠システムは、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。即ち、このような自動扉施錠システムに用いる
赤外線は光空間伝送なので、その伝送距離が例えば2m
以内の短距離に限られ、また、赤外線の指向性によって
赤外線キーを正確に錠に向けて操作しなくてはならない
ため、使い勝手が悪く、特に夜間等における解錠、施錠
は問題を有していた。本発明は、このような事情に鑑み
なされたものであり、無線式リモコンを用いることによ
って相当離れた個所からでも扉を自動的に開閉すること
ができ、かつ、既設の扉にも容易かつ安価に設置するこ
とができる自動扉施錠システムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る自動扉施錠システムは、閉扉されている場合には施
錠状態になる扉の自動扉施錠システムであって、使用者
毎に区別した所定のIDコードに対応する扉開閉の制御
信号を電波によって送信可能なリモコンと、閉扉状態の
前記扉を施錠・解錠する扉施錠機構と、前記扉施錠機構
の駆動部に開閉駆動信号を入力する制御部と、前記リモ
コンから前記電波を受信し、前記制御部に信号を送る受
信部と、前記扉施錠機構、前記制御部及び前記受信部に
電源を供給する電池と、前記扉の室内側面に取付けられ
て前記扉施錠機構、前記制御部、前記受信部及び前記電
池を収納するケーシングと、前記電池より電源の供給を
受け、前記扉の室外側面に取付けられてテンキーを叩く
ことによって前記扉を開閉する制御信号を前記制御部に
送信するテンキー式入力装置と、前記扉施錠機構に内蔵
され手動で該扉施錠機構を作動させる手動施錠装置と、
前記受信部が所定の電波信号を受信しない場合には、前
記電池から前記受信部への給電回路にオン時間がオフ時
間より短い間欠給電を行い、前記受信部が前記電波信号
を受信した場合には、前記受信部の動作を一時的に連続
させると共に前記制御部をスリープ状態から解除する電
源制御回路とを有し、また、前記制御部には、不良閉扉
状態検知センサの検知出力に基づいて不良閉扉状態を通
報する不良閉扉状態通報手段、及び前記リモコン又は前
記テンキー式入力装置からの暗号入力によって前記手動
施錠装置の解除動作を不能とする解除動作不能手段を具
備し、更には、前記テンキー入力によって前記制御部の
スリープ状態を解除する電源制御回路が設けられてい
る。
【0005】上記した自動扉施錠システムにおいて、使
用者(例えば、帰宅者)は、扉の前で、リモコンを操作
して制御部に、自己のIDコードに対応する扉開閉の制
御信号を入力することによって、室外、室内を問わず、
扉から相当離れた位置から扉施錠機構を解除できる。ま
た、この自動扉施錠システムにおいては、前記テンキー
式入力装置のテンキーを叩くことのみで、自己のIDコ
ードに対応する扉開閉の制御信号を入力することができ
る。そして、前記手動施錠装置によって、リモコンやテ
ンキー式入力装置を用いなくて、例えば、室内側から手
動で扉施錠機構を解錠することができる。
【0006】更に、リモコン及びテンキー式入力装置か
らなる扉開閉制御信号入力手段は、複数の異なったID
コードに対応する扉開閉の制御信号を制御部に入力する
ことができるようにしてもよい。この場合、複数の者が
この自動扉施錠システムを利用することができることに
なる。制御部は開扉通報手段を具備し、複数の異なった
IDコードに対応する扉開閉の制御信号を制御部に入力
された際、それぞれ異なった通報音を鳴動可能に構成し
てもよい。このようにすることによって、複数の使用者
がいる場合、誰が開扉しようとしているかを容易に認識
できる。この自動扉施錠システムにおいては、制御部
は、不良閉扉状態検知センサの検知出力に基づいて不良
閉扉状態を通報する不良閉扉状態通報手段を具備してい
るので、この通報によって、扉の閉め忘れを無くすこと
ができる。また、制御部には、リモコン又はテンキー式
入力装置からの暗号入力によって、手動施錠装置の解除
動作を不能とする解除動作不能手段を具備している。こ
れによって、この解除動作不能手段によって、リモコン
又はテンキー式入力装置を操作して、意図的に、特定の
者が手動施錠装置を解錠しようとしても、それを阻止す
ることができる。なお、制御部は、手動施錠装置が強制
的にこじあけられたときは、不法侵入通報装置を作動さ
せる不法侵入警報手段を具備するようにしてもよい。こ
の不法侵入通報装置の作動によって、侵入者を撃退する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1〜図4を参照して本発明
の一実施の形態に係る自動扉施錠システム10の全体構
成について説明する。
【0008】図1及び図2に示すように、壁11に設け
た縦長矩形の扉開口12には、同様に縦長矩形の扉13
が取付けられている。扉13の基部(一側部)は扉開口
12の対応する一側面にヒンジ13aによって枢着され
ており、扉13の先部(他側部)は前後方向に回転し
て、扉開口12を開閉することができる。図2に示すよ
うに、扉13の先部の室内側面には、通常のノブ式の開
閉ハンドル14が取付けられており、その上方をなす個
所には、扉13の先部を扉開口12の他側面に係止した
り、係止を解除することによって、閉扉状態の扉13の
施錠・解錠動作を行うための扉施錠機構15が取付けら
れている。
【0009】また、図3及び図4に示すように、扉施錠
機構15に内蔵された状態で、扉施錠機構15の駆動部
に開閉駆動信号を入力する制御部16と、後述する扉開
閉制御信号入力手段の一例であるリモコン22から電波
を受信し(図1参照)、制御部16に信号を送る受信部
の一例である受信機18が取付けられている。更に、扉
施錠機構15には、手動で扉施錠機構15を作動させる
手動施錠装置を内蔵している。
【0010】一方、図1に示すように、扉13の先部の
室外側面には、上記した開閉ハンドル14に一体的に連
結されている通常のノブ式の開閉ハンドル20が取付け
られている。また、開閉ハンドル20の上方をなす個所
には、扉開閉制御信号入力手段の一例であるテンキー式
入力装置21が取付けられており、テンキーを叩くこと
によって制御部16に、リモコン22と同様に、使用者
のIDコードに対応する扉開閉の制御信号を入力するこ
とができる。
【0011】更に、図1ではリモコン22は、室外側の
扉13に近接した位置で使用しているが、リモコン22
は、電波による送信(電磁波空間送信)であるため、例
えば、扉13から10m離れた位置からでも、扉開閉の
制御信号を受信機18に向けて確実に送信することがで
きる。従って、室内側からでも、扉開閉の制御信号を受
信機18に向けて確実に送信することができる。
【0012】次に、図1〜図6を参照して、上記した構
成を有する自動扉施錠システム10の各部の構成につい
て説明する。まず、図3及び図4を参照して扉施錠機構
15の構成について説明する。図示するように、扉13
の室内側面には、底板23の周縁に周壁24を立設した
矩形箱状のケーシング25が連結ボルト等によって固定
されている。そして、ケーシング25には、同様に矩形
箱状の蓋板26が着脱自在に嵌合され、内部にソレノイ
ド等収納空間27を形成している。
【0013】ソレノイド等収納空間27の中間部におい
て、底板23上に電磁ソレノイド28が取付けられてお
り、電磁ソレノイド28を駆動することによって、その
プランジャ29を、扉13の先部と対応する扉開口12
の他側面に設けたプランジャ係止孔30に向けて進退さ
せることができ、この進退によって、扉13を施錠した
り、解錠したりすることができる。ソレノイド等収納空
間27の上部において、蓋板26に設けた仕切り壁31
によって重層構造となっており、扉開口12の他側面に
近接した層には、LSI素子等を搭載したプリント配線
基板からなる制御部16が配設されている。一方、扉開
口12の他側面から離隔した層には、複数(本実施の形
態では4個)の乾電池(電池)32からなる電源部33
が配設されている。
【0014】蓋板26の内部上面には受信機18が取付
けられており、受信機18のアンテナ18aは蓋板26
の上部に、上方に突出した状態で取付けられている。図
5に示すように、受信機18はスーパーヘテロダイン方
式を採用しており、増幅回路34と、混合検波器35
と、局部発振器36と、中間周波増幅器37と、波形成
形器38とから構成されている。また、本実施の形態で
は、受信機18は、図示するように、後述する制御部1
6と協働して、常時は送信機であるリモコン22から信
号を間欠的に受信すると共に、扉開閉の制御信号を受信
した後は連続的に受信することができる電源制御回路3
9を具備する。即ち、電源制御回路39は、受信機18
が所定の電波信号を受信しない場合には、乾電池32か
ら受信機18への給電回路にオン時間がオフ時間より短
い間欠給電を行い、受信機18が電波信号を受信した場
合には、受信機18の動作を一時的に連続させると共
に、制御部16のスリープ状態を解除して動作状態とす
ることができ、乾電池32の消耗を可及的に少なくする
ことができる。また、テンキー式入力装置21への給電
回路にも同様な構成の電源制御回路が設けられている。
【0015】一方、リモコン22は、複数の使用者(例
えば、複数の家庭構成員)のIDコードに対応する扉開
閉の制御信号を受信機18に向けて送信することができ
る機能を有するものであり、また、非常時に用いる非常
時キー22aを着脱自在に内蔵している。そして、図3
及び図4に示すように、ソレノイド等収納空間27の下
部には、この非常時キー22aを用いることによって、
非常時(例えば、乾電池32の電圧が一定値より低下し
た場合)に、扉13を手動で開閉することができる。即
ち、図3及び図4に示すように、一側端面を扉13の表
面に露出したキー差し込み軸41が底板23に取付けた
軸受40に回転自在に枢支されている。キー差し込み軸
41の他側端には長円形状の回転板42の一長手方向端
が固着されている。また、底板23には、キー差し込み
軸41と電磁ソレノイド28のプランジャ29との間で
枢軸43aが突設されており、枢軸43aには、両端が
それぞれプランジャ29と回転板42に連結されたバネ
板43の中央部が枢支されている。従って、非常時キー
22aをキー差し込み軸41に差し込み、回転すると、
回転板42も一体的に回転し、この回転によって、バネ
板43が枢軸43a回りに揺動し、非通電状態にある電
磁ソレノイド28のプランジャ29を、扉13の先部と
対応する扉開口12の他側面に設けたプランジャ係止孔
30に向けて進退させることができる。
【0016】また、図2〜図4に示すように、ソレノイ
ド等収納空間27の中央部には、扉施錠機構15を手動
で施錠・解錠するための手動施錠装置の一例である押し
ボタン操作の施錠スイッチ44が取付けられており、こ
の施錠スイッチ44を押すことによって電磁ソレノイド
28を作動して、プランジャ29を、扉13の先部と対
応する扉開口12の他側面に設けたプランジャ係止孔3
0に向けて進退することができる。
【0017】更に、本実施の形態において、テンキー式
入力装置21も、リモコン22と同様に、複数の使用者
(例えば、複数の家庭構成員)のIDコードに対応する
扉開閉の制御信号を受信機18に向けて送信することが
できる機能を有する。
【0018】次に、図6に示すブロック図を参照して、
制御部16の構成について具体的に説明する。図示する
ように、制御部16は、CPU(中央演算装置)45
と、ROM46と、RAM47と、入力インターフェー
ス48と、出力インターフェース49とから構成されて
いる。そして、入力インターフェース48には、リモコ
ン22(受信機18)と、テンキー式入力装置21と、
解錠スイッチ44と、不良閉扉状態検知センサの一例で
ある閉扉検知センサ50と、連続解錠動作スイッチ(例
えば、押しボタンからなる)51が接続されている。こ
こで、閉扉検知センサ50は、扉13が完全に閉状態に
なっているかを検知するためのものであり、閉状態にな
っていない場合は不良閉扉状態通報手段の一例である不
良閉扉ブザー52を作動して不良閉扉状態を通報するも
のである。また、連続解錠動作スイッチ51は、連続解
錠動作を可能とするためCPU45に連続解錠動作信号
を出力するものである。一方、出力インターフェース4
9には、扉施錠機構15と、開扉通報手段の一例である
解錠音発生装置53と、不良閉扉ブザー52が接続され
ている。なお、閉扉検知センサ50は、図1に示すよう
に、扉13の前面の上方部と対峙する壁11の中に埋設
された状態で取付けられている。また、図6に示すよう
に、本実施の形態では、単一の電源部33より、受信機
18、テンキー式入力装置21、解錠スイッチ44、閉
扉検知センサ50、扉施錠機構15、連続解錠動作スイ
ッチ51、不良閉扉ブザー52、解錠音発生装置53に
給電可能に構成されている。
【0019】次に、上記した構成を有する自動扉施錠シ
ステム10による施錠及び解錠動作について、図7及び
図8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、
使用者(例えば、帰宅者)は、扉13の前で、テンキー
式入力装置21のテンキーを叩くことによって(ステッ
プ100)、又は、リモコン22を用いて(ステップ1
01)、制御部16に、自己のIDコードに対応する扉
開閉の制御信号を入力する。
【0020】テンキー入力によって、節電を図るためス
リープ状態にあるCPU45は、スリープ状態から解除
され、動作状態となり(ステップ102)、制御部16
でIDコードの確認が行われる。この際、使用者が複数
の場合でも、制御部16は、各人のIDコード(No.
1〜No.3)の確認を行うことができる(ステップ1
03〜105)。IDコードの確認が終了すると、解錠
音発生装置53が、使用者毎に付与された音色で通報音
(例えば、ピー(No.1)、ピーピー(No.2)、
ピーピーピー(No.3))を出し(ステップ106〜
108)、室内にいる者に誰が帰宅したかを知らせるこ
とができる。電磁ソレノイド28が通電されることによ
ってプランジャ29がプランジャ係止孔30から後退
し、扉13は解錠状態になる(ステップ109)。
【0021】人が扉13を開けると閉扉検知センサ50
がオフとなり(ステップ110Y)、この状態で、複数
の使用者が連続して室内に入ってくる場合等のために設
けた連続解錠動作スイッチ51からの連続解錠操作指令
が入ってない場合であって(ステップ111N)、閉扉
検知センサ50のオフ状態が継続している場合、使用者
が扉13を開けて室内に入いる(ステップ112)。1
0秒間経過後(ステップ113)、閉扉検知センサ50
によって扉13が閉扉されているか否かを検知し(ステ
ップ114)、再度閉扉状態にない場合には不良閉扉ブ
ザー52が鳴動する(ステップ115)。
【0022】閉扉されている場合は、閉扉状態が1.5
秒経過した後(ステップ116Y)、電磁ソレノイド2
8の通電を停止して、プランジャ29をプランジャ係止
孔30に挿入し、扉13を施錠状態にする(ステップ1
17)。なお、ステップ110において、使用者が扉1
3を開けず(ステップ110N)、そのまま10秒間が
経過した場合には(ステップ118)、電磁ソレノイド
28の通電を停止して、プランジャ29をプランジャ係
止孔30に挿入し、扉13を施錠状態にする(ステップ
117)。
【0023】また、ステップ111において、連続解錠
動作スイッチ51からの連続解錠操作指令が入っている
場合には(ステップ111Y)には、CPU45がスリ
ープし(ステップ119)、扉13は、連続解錠解除指
令が出されるまで(ステップ120Y)、解錠状態に保
持される。
【0024】また、図7及び図8に示すように、リモコ
ン22によって扉開閉の制御信号を入力した場合は(ス
テップ101Y)、受信機18が扉開閉の制御信号を受
信し(ステップ121)、その後は、テンキー式入力装
置21によって扉開閉の制御信号をした場合と同様に、
CPU45をスリープ状態から解除した後(ステップ1
22)、制御部16でIDコードの確認を行う(ステッ
プ123〜125)。この際、使用者が複数の場合で
も、各人のIDコード(No.1〜No.3)の確認を
行うことができる。その後は、テンキー式入力装置21
によって扉開閉の制御信号を入力した場合と同じステッ
プ106〜120を通して扉13の解錠・施錠動作を行
うことができる。
【0025】また、本実施の形態では、室内側から施錠
スイッチ44を作動することによって、解錠・施錠動作
を行うことができる。即ち、図7及び図8において、施
錠スイッチ44を押すと(ステップ126Y)、CPU
45がスリープ状態から解除され(ステップ127)、
解錠音発生装置53が解錠音を出す(ステップ12
8)。その後、テンキー式入力装置21やリモコン22
によって扉開閉の制御信号を制御部16に入力した場合
と同様に、ステップ109〜120を通して扉13の解
錠・施錠動作を行うことができる。
【0026】更に、本実施の形態では、テンキー式入力
装置21又はリモコン22によって扉開閉の制御信号を
制御部16に入力し、使用者のIDコードを確認した後
(ステップ103〜105、123〜125)、制御部
16のROM46に記憶されているIDコードが扉開閉
の制御信号と合致しない場合で(ステップ103N〜1
05N、ステップ123N〜125N)、しかも、上記
した入力動作が30秒以上たっても終了しない場合には
(ステップ129Y、ステップ130Y)、不正入力と
判断して、所定の警報装置によって警報音を発生すると
共に、それ以降のテンキー式入力装置21又はリモコン
22による入力動作を受け付けないようにしている(ス
テップ131、132)。なお、上記した不正入力動作
が、例えば、4回行われた場合に所定の警報装置によっ
て警報音を発生するようにしてもよい。また、リモコン
22による入力の場合には、受信機18を間欠受信にす
る(ステップ133)。その後、テンキー式入力装置2
1又はリモコン22による入力動作のいずれの場合も、
節電を図るため、CPU45を再度スリープ状態にし
(ステップ134)、次の扉開閉の制御信号の入力を待
つことになる。
【0027】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、制御部は、
リモコン又はテンキー式入力装置からの暗号入力によっ
て、手動施錠装置の解除動作を不能とする解除動作不能
手段を具備するようにしてもよい。また、制御部は、手
動施錠装置が強制的にこじあけられたときは、不法侵入
通報装置を作動させる不法侵入警報手段を具備するよう
にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜3記載の自動扉施錠システム
においては、リモコンを用いて電波によって扉開閉の制
御信号を制御部に入力し扉施錠機構を解錠・施錠するこ
とができるので、室外、室内を問わず、扉から相当離れ
た位置からで、しかも、無指向で、容易に一発解除する
ことができ、自動扉施錠システムの使い勝手を著しく向
上することができる。使用者のIDコードに対応する扉
開閉の制御信号しか制御部が受け付けないので、安全性
を飛躍的に向上できる。扉施錠機構と、制御部と、扉開
閉の制御信号入力手段へ電池より給電するようにしてい
るので、配線工事を不要とすることができ、設置費の低
減を図ることができる。また、既設の扉に容易かつ安価
に設置することができる。更に、受信部が所定の電波信
号を受信しない場合には、電池から受信部への給電回路
にオン時間がオフ時間より短い間欠給電を行い、受信部
が電波信号を受信した場合には、受信部の動作を一時的
に連続させると共に、制御部を動作状態とする電源制御
回路を具備するので、電池の消耗を可及的に防止するこ
とができ長期間にわたって自動扉システムを正常に動作
させることができる。また、テンキー式入力装置によっ
ても扉開閉の制御信号を制御部に入力し扉施錠機構を解
錠・施錠することができるようにしたので、自動扉施錠
システムの使い勝手を更に向上することができる。しか
も、この場合も、使用者のIDコードに対応する扉開閉
の制御信号しか制御部が受け付けないので、安全性を飛
躍的に向上でき、また、テンキー式入力装置への給電も
乾電池からなる電源部より行うようにしているので、配
線工事を不要とすることができ、この面からも設置費の
低減を図ることができる。この自動扉施錠システムにお
いては、手動操作で駆動する手動施錠装置によっても扉
施錠機構を解錠・施錠することができるようにしている
ので、万一リモコンやテンキー式入力装置の作動に故障
が生じた場合でもあっても、扉施錠機構を確実に解錠・
施錠することができる。そして、制御部は、不良閉扉状
態検知センサの検知出力に基づいて不良閉扉状態を通報
する不良閉扉状態通報手段を具備するので、締め忘れを
確実に無くすことができる。更に、この自動扉施錠シス
テムにおいては、制御部は、リモコン又はテンキー式入
力装置からの暗号入力によって、手動施錠装置の解除動
作を不能とする解除動作不能手段を具備するので、例え
ば、精神病棟や痴呆病棟等において、患者が手動施錠装
置を操作して外部に出るのを確実に防止することができ
る。また、一般家庭においても、痴呆の家族構成員が外
部に出るのを確実に防止することができる。更に、一部
にガラス部を有する扉のガラスを破って侵入者が内部か
ら手動施錠装置を解錠するのを確実に防止することがで
きる。
【0029】特に、請求項2記載の自動扉施錠システム
においては、扉開閉制御信号入力手段は、複数の異なっ
たIDコードに対応する扉開閉の制御信号を制御部に入
力することができるようにしているので、多数の構成員
からなる家族のように複数の使用者が自動扉施錠システ
ムを利用する場合においても、自動扉施錠システムの利
便性を確保できる。
【0030】そして、請求項3記載の自動扉施錠システ
ムにおいては、制御部は開扉通報手段を具備し、複数の
異なったIDコードに対応する扉開閉の制御信号が制御
部に入力された際、それぞれ異なった通報音を鳴動でき
るようにしているので、扉を開けようとした者(例え
ば、帰宅したきた者)を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムを具備する扉の室外側から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムを具備する扉の室内側から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの扉施錠機構の側断面図である。
【図4】同正断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの受信機のブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの制御部のブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの解錠・施錠動作のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態に係る自動扉施錠システ
ムの解錠・施錠動作のフローチャートである。
【符号の説明】 10:自動扉施錠システム、11:壁、12:扉開口、
13:扉、13a:ヒンジ、14:開閉ハンドル、1
5:扉施錠機構、16:制御部、18:受信機、18
a:アンテナ、20:開閉ハンドル、21:テンキー式
入力装置、22:リモコン、22a:非常時キー、2
3:底板、24:周壁、25:ケーシング、26:蓋
板、27:ソレノイド等収納空間、28:電磁ソレノイ
ド、29:プランジャ、30:プランジャ係止孔、3
1:仕切り壁、32:乾電池、33:電源部、34:増
幅回路、35:混合検波器、36:局部発振器、37:
中間周波増幅器、38:波形成形器、39:電源制御回
路、40:軸受、41:キー差し込み軸、42:回転
板、43:バネ板、43a:枢軸、44:施錠スイッ
チ、45:CPU(中央演算装置)、46:ROM、4
7:RAM、48:入力インターフェース、49:出力
インターフェース、50:閉扉検知センサ、51:連続
解錠動作スイッチ、52:不良閉扉ブザー、53:解錠
音発生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉扉状態の扉を施錠・解錠する扉施錠機
    構と、該扉施錠機構の駆動部に開閉駆動信号を入力する
    制御部と、 使用者毎に区別した所定のIDコードに対応する扉開閉
    制御信号を電波によって送信可能なリモコンからなる扉
    開閉制御信号入力手段と、 該扉開閉制御信号入力手段から前記電波を受信し、前記
    制御部に信号を送る受信部と、 これらに電力を給電する電池と、 該電池、前記扉施錠機構、前記制御部、及び前記受信部
    を収納するケーシングと、 前記受信部が所定の電波信号を受信しない場合には、前
    記電池から前記受信部への給電回路にオン時間がオフ時
    間より短い間欠給電を行い、前記受信部が前記電波信号
    を受信した場合には、前記受信部の動作を一時的に連続
    させると共に、前記制御部を動作状態とする電源制御回
    路とを有することを特徴とする自動扉施錠システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動扉施錠システムにお
    いて、前記扉開閉制御信号入力手段は、前記リモコンに
    加えて、テンキーを叩くことによって前記制御部に前記
    扉開閉制御信号を送信するテンキー式入力装置を具備す
    ると共に、該テンキー式入力装置へ前記電池より給電す
    るようにした自動扉施錠システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動扉施錠システ
    ムにおいて、前記扉開閉制御信号入力手段は、前記扉施
    錠機構を手動操作で駆動する手動施錠装置を具備するよ
    うにした自動扉施錠システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の自動扉施錠システ
    ムにおいて、前記扉開閉制御信号入力手段は、複数の異
    なったIDコードに対応する扉開閉制御信号を前記制御
    部に入力することができるようにした自動扉施錠システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動扉施錠システムにお
    いて、前記制御部は開扉通報手段を具備し、前記複数の
    異なったIDコードに対応する扉開閉制御信号が前記制
    御部に入力された際、それぞれ異なった通報音を鳴動可
    能に構成されている自動扉施錠システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自
    動扉施錠システムにおいて、前記制御部は、不良閉扉状
    態検知センサの検知出力に基づいて不良閉扉状態を通報
    する不良閉扉状態通報手段を具備する自動扉施錠システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の自動扉施錠システムにお
    いて、前記扉開閉制御信号入力手段は、前記扉施錠機構
    を手動操作で駆動する手動施錠装置を具備し、且つ、前
    記制御部は、前記リモコン又は前記テンキー入力装置か
    らの暗号入力によって、前記手動施錠装置の解除動作を
    不能とする解除動作不能手段を具備することを特徴とす
    る自動扉施錠システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の自動扉施錠システムにお
    いて、前記手動施錠装置が強制的にこじあけられたとき
    は、不法侵入通報装置を作動させる不法侵入警報手段を
    具備することを特徴とする自動扉施錠システム。
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