JP6242628B2 - 改札装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、改札装置に関する。
乗車券や定期券等の券媒体、および通行券情報を記録した無線カードを用いて改札処理を実行する自動改札機が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような自動改札機は、券媒体の投入口から投入された券媒体を収容する集札箱と、券媒体を投入口から集札箱または排出口まで搬送する搬送機構と、通行扉(ドア)の開閉を制御したり通行券情報の表示を制御したりする制御回路部と、保守等に用いられる操作部とを備えている。これら、集札箱、搬送機構、制御回路部、および操作部は、筐体の内部に設けられており、通常運用時はカバーで覆われて施錠されている。また、自動改札装置には、制御回路部の動作をリセットさせるとともに通行扉を開放させるリセットボタンが筐体に備えられる場合もある。このリセットボタンは、主に駅所員により操作されるための操作ボタンである。
特開2004−227294号公報
しかしながら、集札箱、搬送機構、制御回路部、および操作部を覆うカバーや扉の施錠を駅所員が施錠し忘れると、利用者により、使用済の券媒体が取り去られたり、搬送機構および制御回路部がいたずらされたり、操作部が不正に操作されたりするおそれがある。また、悪意のある者が、リセットボタンを押して通行扉を開き、改札を行わずに不正に入場または退場するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、利用者によるいたずらや不正の入退場等の不正行為を低減し、または抑制する改札装置を提供することである。
実施形態の改札装置は、ロック機構を有する開閉部と、カード読取り部と、開錠実行部と、施錠実行部と、履歴情報生成部とを備える。カード読取り部は、無線カードに記録されたカード情報を読み取る。開錠実行部は、前記カード読取り部が読み取った前記カード情報に応じて前記開閉部の前記ロック機構を開錠する。施錠実行部は、前記開錠実行部が前記ロック機構を開錠してから前記開閉部が開けられないまま、所定時間が経過した場合、または、前記所定時間内に開けられた前記開閉部が閉められた場合、前記ロック機構を施錠する。履歴情報生成部は、前記カード情報を含む履歴情報を生成する。
第1実施形態である改札装置の概略の外観図である。 第1実施形態において、無線カードとして認証カードが用いられる場合の、改札装置の概略の機能構成を示すブロック図である。 改札装置の履歴情報記憶部が記憶する履歴情報のデータ構成の例を示す図である。 第1実施形態である改札装置の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態である改札装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1実施形態である改札装置の概略の外観図である。同図に示す改札装置1は、券媒体または無線カードのいずれか、もしくは両方を用いて改札処理を行う自動改札機である。券媒体は、所定の通行券情報(例えば、乗車可能区間を表す情報、有効期限を示す情報)が磁気記録された券である。券媒体は、例えば、普通乗車券、定期乗車券、特急乗車券、回数乗車券である。無線カードは、ICチップとアンテナとを内蔵したICカードである。交流磁界を発生させているカード読取り部(リーダ・ライタ)20に、無線カードが非接触にまたは接触してかざされることにより、カード読取り部20が発生させる交流磁界に応じて無線カードのアンテナに交流電圧が誘起され、この交流電圧を整流して得た直流電圧に応じてICチップが動作する。電車等交通機関の乗客が携帯する無線カードのICチップには、通行券情報がカード情報として記憶されている。また、駅所員(駅係員、駅員)が携帯する無線カードのICチップには、所持者である当該駅所員を特定する駅員識別情報がカード情報として記憶されている。この駅員識別情報が記録された無線カードを、認証カードと呼ぶ。
図1に示すように、改札装置1は、券媒体の投入口101と、投入口101から投入された券媒体を外側に排出する排出口102とを備えている。改札装置1は、投入口101から投入された券媒体の磁気記録を読み取ることによって通行券情報を取り込み、この通行券情報に応じて回収すべき券媒体(使用済券媒体)を、図示しない集札箱に収容する。改札装置1には、その集札箱を取り出すための集札箱カバー13が取り付けられている。
また、改札装置1は、取り込んだ通行券情報に応じて、乗客に返却すべき券媒体(返却券媒体)を排出口102に搬送する。排出口102に搬送された返却券媒体が一定時間放置された場合、つまり、乗客によって返却券媒体が持ち去られずに一定期間が経過した場合、改札装置1は、返却券媒体を図示しない別集札箱に収容する。改札装置1には、その別集札箱を取り出すための別集札箱カバー14が取り付けられている。
また、改札装置1における通路側の側面の両端部には、それぞれ、乗客の通行を制御する開閉動作可能な通行扉11(ドア)が設けられている。改札装置1に設けられた図示しない制御回路部は、通行券情報の判定結果に応じて通行扉11の開閉を制御する。
また、改札装置1は、無線カードに記録された通行券情報を変更(修正)するための操作パネルを備える。この操作パネルは、乗客によって操作されることを防ぐため、開閉動作可能な操作部カバー12によって覆われている。
図2は、無線カードとして認証カードが用いられる場合の、改札装置1の概略の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、改札装置1は、開閉部10と、通行扉11と、カード読取り部20と、認証部30と、開錠実行部40と、施錠実行部50と、履歴情報生成部60と、履歴情報記憶部70と、履歴情報送信部80とを備える。
図2に示すように、開閉部10は、操作部カバー12と、集札箱カバー13と、別集札箱カバー14とを含む。開閉部10の各部は、ロック機構を有する、集札箱カバー13は、例えば、施錠および開錠可能な扉またはカバーである。なお、集札箱カバー13と集札箱とが一体として構成され、改札装置1から引き出しまたは着脱可能なように構成されてもよい。また、別集札箱カバー14は、例えば、施錠および開錠可能な扉またはカバーである。なお、別集札箱カバー14と別集札箱とが一体として構成され、改札装置1から引き出しまたは着脱可能なように構成されてもよい。
カード読取り部20は、内蔵するアンテナを制御して無線カードとの間で無線通信を行い、無線カードのICチップに記録されたカード情報を読み取り、このカード情報を認証部30に供給する。例えば、認証カードが非接触にまたは接触してカード読取り部20にかざされ、カード読取り部20と認証カードに内蔵されたICチップとが通信することによって、カード読取り部20は、認証カードのICチップに記録された駅員識別情報を読み取り、この駅員識別情報を認証部30に供給する。
認証部30は、一つまたは複数の駅員識別情報を、利用が許可された駅員識別情報(登録駅員識別情報)として、内蔵する記憶部に予め記憶させている。認証部30は、カード読取り部20が供給するカード情報を取り込み、このカード情報が駅員識別情報であるか否かを判定し、カード情報が駅員識別情報である場合は、その駅員識別情報が予め登録された登録駅員識別情報であるか否かを判定する。具体的に、認証部30は、カード読取り部20からカード情報を取り込むと、このカード情報に、駅員識別情報特有のビットパターンを有するビット列があるか否かを調べる。認証部30は、駅員識別情報特有のビットパターンを有するビット列を検出した場合、このビット列を含む情報が駅員識別情報であると判断する。次に、認証部30は、その駅員識別情報が記憶部に記憶された登録駅員識別情報に含まれるか否かを判定する。認証部30は、その駅員識別情報が登録駅員識別情報であると判定した場合、開錠実行部40に開錠要求情報を供給し、また、その駅員識別情報を履歴情報生成部60に供給する。
開錠実行部40は、認証部30が供給する開錠要求情報を取り込むと、開閉部10のロック機構を開錠する。具体的に、開錠実行部40は、認証部30から開錠要求情報を取り込んだことに応じて、操作部カバー12、集札箱カバー13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を開錠する。そして、開錠実行部40は、開閉部10のロック機構を開錠したことを示す開錠通知情報を施錠実行部50および履歴情報生成部60に供給する。
施錠実行部50は、開錠実行部40が開閉部10のロック機構を開錠してから開閉部10が開けられないまま所定時間(例えば、10秒間)が経過した場合、または、この所定時間内に開けられた開閉部10が閉められた場合、開閉部10のロック機構を施錠する。具体的に、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間が経過したとき、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を施錠する。また、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから所定時間内に開けられた、操作部カバー12、集札箱13、または別集札箱カバー14が閉められたとき、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を施錠する。
履歴情報生成部60は、認証部30が供給する駅員識別情報を取り込み、また、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込む。履歴情報生成部60は、開錠通知情報を取り込むと、内蔵する時計を計時して現時点の時刻を示す時刻情報を取得し、この時刻情報と駅員識別情報とを関係付けた履歴情報を生成し、この履歴情報を履歴情報記憶部70に記憶させる。
履歴情報記憶部70は、履歴情報を記憶する。履歴情報記憶部70は、例えば、半導体記憶装置により実現される。
履歴情報送信部80は、外部装置(例えば、改札装置を監視する監視装置)から送信される要求情報に応じて、履歴情報記憶部70から履歴情報を読み出し、この履歴情報を当該外部装置に送信する。
次に、第1実施形態である改札装置が用いる履歴情報のデータ構成について説明する。
図3は、改札装置1の履歴情報記憶部70が記憶する履歴情報のデータ構成の例を示す図である。同図において、履歴情報は、カード番号と時刻情報とを関係付けたデータテーブルである。履歴情報に格納されるカード番号は、認証された駅員識別情報である。また、履歴情報に格納される時刻情報は、開錠通知情報を取得した履歴情報生成部60が計時した時刻を示す情報である。具体的に、同図の履歴情報には、カード情報である駅員識別情報“XXXXX XXXX XXXX XXXX”と、時刻情報“2013/08/05 14:32.36”(2013年8月5日14時32分36秒)とが関係付けられて格納されている。また、その履歴情報には、駅員識別情報“YYYYY YYYY YYYY YYYY”と、時刻情報“2013/08/08 7:16.15”(2013年8月8日7時16分15秒)とが関係付けられて格納されている。
次に、第1実施形態である改札装置1の動作について説明する。
図4は、改札装置1の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、交流磁界を発生させたカード読取り部20は、無線カードが非接触にまたは接触してかざされることによってその無線カードに内蔵されたICチップと通信を行い、そのICチップからカード情報を読み取り、ステップS2の処理に移す(ステップS1:YES)。
ステップS2において、認証部30は、カード読取り部20が供給するカード情報を取り込み、このカード情報が予め登録された登録駅員識別情報であるか否かを判定する。そして、認証部30は、取り込んだカード情報が登録された登録駅員識別情報でないと判定した場合(ステップS2:NO)にステップS3の処理に移し、一方、カード情報が登録駅員識別情報であると判定した場合(ステップS2:YES)にステップS4の処理に移す。
無線カードが認証カードでない場合、ステップS3において、改札装置1は、カード読取り部20によって取り込まれたカード情報に基づいて改札処理を実行し、この改札処理の実行後、ステップS1の処理に戻す。この改札処理は、従来の自動改札機による改札処理と同様であるので、ここでの説明を省略する。
無線カードが認証カードである場合、ステップS4において、認証部30は、カード情報である駅員識別情報が認証部30の記憶部に記憶された登録駅員識別情報に含まれるか否かを判定する。そして、認証部30は、その駅員識別情報が登録駅員識別情報であると判定した場合(ステップS4:YES)、開錠実行部40に開錠の指示を示す開錠要求情報を供給し、また、その駅員識別情報を履歴情報生成部60に供給して、ステップS5の処理に移す。一方、認証部30は、カード情報である駅員識別情報が登録駅員識別情報でないと判定した場合(ステップS4:NO)、ステップS1の処理に戻す。
ステップS5において、開錠実行部40は、認証部30が供給する開錠要求情報を取り込んだことに応じて、開閉部10のロック機構を開錠する。次に、開錠実行部40は、開閉部10のロック機構を開錠したことを示す開錠通知情報を施錠実行部50および履歴情報生成部60に供給する。
次に、ステップS6において、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間が経過したか否かを判定する。そして、施錠実行部50は、その所定時間が経過したと判定した場合(ステップS6:NO)、ステップS10の処理に移す。一方、施錠実行部50は、開錠通知情報を取り込んだときから、その所定時間内に、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれかが開けられた場合(ステップS7:YES)、ステップS8の処理に移す。
ステップS8において、開けられた扉に対応する箇所について、駅所員による作業が行われる。
次に、ステップS9において、施錠実行部50は、開けられた扉が閉められたか否かを判定する。そして、施錠実行部50は、扉が閉められたことを検出した場合(ステップS9:YES)、ステップS10の処理に移す。ここで、施錠実行部50は、所定時間継続して扉が閉められないことを検出した場合、ブザーを鳴らしたり、警告灯を点灯させたり、警告情報を監視装置に送信したりすることによって、アラームを報知してもよい。
ステップS10において、施錠実行部50は、開閉部10のロック機構を施錠する。
次に、ステップS11において、履歴情報生成部60は、認証部30が供給する駅員識別情報を取り込み、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込む。履歴情報生成部60は、開錠通知情報を取り込むと、内蔵する時計を計時して現時点の時刻を示す時刻情報を取得し、この時刻情報と駅員識別情報とを関係付けた履歴情報を生成する。次に、履歴情報生成部60は、その履歴情報を履歴情報記憶部70に記憶させる。ここで、改札装置1は、履歴情報を監視装置に送信してもよい。次に、改札装置1は、ステップS1の処理に戻す。
第1実施形態では、改札装置1は、駅所員が携帯する認証カードに記録されたカード情報(駅員識別情報)を読み込み、この駅員識別情報が登録駅員識別情報である場合に、開閉部10のロック機構を開錠してその駅員識別情報を含む履歴情報を生成し、この履歴情報を記録する。この構成により、開閉部10のロック機構を開錠した者をのちに特定することができ、開閉部10のロック機構を開錠した者による不正行為を抑止することができる。
また、第1実施形態である改札装置1は、開閉部10のロック機構を開錠してから開閉部10が開けられないまま所定時間が経過した場合、または、その所定時間内に開けられた開閉部10が閉められた場合、開閉部10のロック機構を施錠する。この構成により、開閉部10のロック機構の施錠忘れを防止することができる。
[第2の実施の形態]
上述した第1実施形態では、利用が許可された認証カードが用いられることにより、改札装置1が開閉部10のロック機構を開錠する例とした。第2実施形態は、利用が許可された認証カードが用いられることにより、改札装置が開閉部のロック機構を開錠するとともに、リセット動作(初期化動作)を行って通行扉11を開放する例である。第2実施形態では、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
第2実施形態において、改札装置1の開錠実行部40は、認証部30が供給する開錠要求情報を取り込むと、開閉部10のロック機構を開錠し、また改札装置1の図示しない制御部の状態をリセットする。具体的に、開錠実行部40は、認証部30から開錠要求情報を取り込んだことに応じて、操作部カバー12、集札箱カバー13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を開錠し、制御部をリセットして通行扉11を開状態(ドアオープン)にする。そして、開錠実行部40は、開閉部10のロック機構を開錠したことを示す開錠通知情報を施錠実行部50および履歴情報生成部60に供給する。
施錠実行部50は、開錠実行部40が開閉部10のロック機構を開錠してから操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間(例えば、10秒間)が経過した場合、または、この所定時間内に開けられた操作部カバー12、集札箱13、または別集札箱カバー14が閉められた場合、通行扉11を初期状態(改札モードまたは集札モードいずれかであれば進行方向に対してドアクローズ、両用モードであればドアオープンの状態)にし、開閉部10のロック機構を施錠する。具体的に、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間が経過したとき、通行扉11を初期状態にして、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を施錠する。また、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから所定時間内に開けられた、操作部カバー12、集札箱13、または別集札箱カバー14が閉められたとき、通行扉11を初期状態にして、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を施錠する。
次に、第2実施形態である改札装置1の動作について説明する。
図5は、第2実施形態である改札装置1の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS21からステップS24までは、第1実施形態におけるステップS1からステップS4までの処理と同様であるため、これらのステップの説明を省略する。
ステップS25において、開錠実行部40は、認証部30が供給する開錠要求情報を取り込んだことに応じて、操作部カバー12、集札箱カバー13、および別集札箱カバー14それぞれのロック機構を開錠し、制御部をリセットして通行扉11を開状態にする。次に、開錠実行部40は、開閉部10のロック機構を開錠したことを示す開錠通知情報を施錠実行部50および履歴情報生成部60に供給する。
次に、ステップS26において、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込んだときから、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間が経過したか否かを判定する。そして、施錠実行部50は、その所定時間が経過したと判定した場合(ステップS26:NO)、ステップS30の処理に移す。一方、施錠実行部50は、開錠通知情報を取り込んだときから、その所定時間内に、操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれかが開けられた場合(ステップS27:YES)、ステップS28の処理に移す。
ステップS28において、開けられた扉に対応する箇所について、駅所員による作業が行われる。
次に、ステップS29において、施錠実行部50は、開けられた扉が閉められたか否かを判定する。そして、施錠実行部50は、扉が閉められたことを検出した場合(ステップS29:YES)、ステップS30の処理に移す。ここで、施錠実行部50は、所定時間継続して扉が閉められないことを検出した場合、ブザーを鳴らしたり、警告灯を点灯させたり、警告情報を監視装置に送信したりすることによって、アラームを報知してもよい。
ステップS30において、施錠実行部50は、リセットを解除して通行扉11を初期状態にし、開閉部10のロック機構を施錠する。
次に、ステップS31において、履歴情報生成部60は、認証部30が供給する駅員識別情報を取り込み、開錠実行部40が供給する開錠通知情報を取り込む。履歴情報生成部60は、開錠通知情報を取り込むと、内蔵する時計を計時して現時点の時刻を示す時刻情報を取得し、この時刻情報と駅員識別情報とを関係付けた履歴情報を生成する。次に、履歴情報生成部60は、その履歴情報を履歴情報記憶部70に記憶させる。ここで、改札装置1は、履歴情報を監視装置に送信してもよい。次に、改札装置1は、ステップS21の処理に戻す。
第2実施形態では、改札装置1は、駅所員が携帯する認証カードに記録されたカード情報(駅員識別情報)を読み込み、この駅員識別情報が登録駅員識別情報である場合に、開閉部10のロック機構を開錠するとともに通行扉11を開放する。そして、改札装置1は、読み込んだカード情報を含む履歴情報を生成し、この履歴情報を記録する。この構成により、開閉部10のロック機構を開錠した者をのちに特定することができ、開閉部10のロック機構を開錠した者による不正行為を抑止することができる。また、その構成により、通行扉11を開けた者をのちに特定することができ、不正入場および不正退場を防止することができる。また、ハードウェアリセットボタンを押すことによって通行扉11を開ける必要がなく、乗客による不正操作による入場および退場を防止することができる。
また、第2実施形態である改札装置1は、開閉部10のロック機構を開錠してから操作部カバー12、集札箱13、および別集札箱カバー14のいずれもが開けられないまま所定時間が経過した場合、または、その所定時間内に開けられた操作部カバー12、集札箱13、または別集札箱カバー14が閉められた場合、通行扉11を初期状態にして、開閉部10のロック機構を施錠する。この構成により、通行扉11の開け放し、および開閉部10のロック機構の施錠忘れを防止することができる。
上述した第1実施形態および第2実施形態の他、利用が許可された認証カードが用いられることにより、改札装置1がリセット動作を行って通行扉11のみを開ける動作を行うものとしてもよい。
この場合、改札装置1の認証部30は、認証カードから取得した駅員識別情報が登録駅員識別情報であると判定した場合、開錠実行部40にリセット要求情報を供給する。
また、開錠実行部40は、認証部30が供給するリセット要求情報を取り込むと、改札装置1の制御部をリセットする。具体的に、開錠実行部40は、認証部30からリセット要求情報を取り込んだことに応じて、制御部をリセットして通行扉11を開状態にする。そして、開錠実行部40は、リセット通知情報を施錠実行部50および履歴情報生成部60に供給する。
また、施錠実行部50は、開錠実行部40が制御部をリセットしてから所定時間(例えば、5秒間)が経過した場合、または、この所定時間内に移動体(例えば、人間)の通過が検知された場合、通行扉11を閉じる。具体的に、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給するリセット通知情報を取り込んだときから、移動体が通過することなく所定時間が経過した場合、通行扉11を閉じる。また、施錠実行部50は、開錠実行部40が供給するリセット通知情報を取り込んだときから所定時間内に、人感センサによって移動体の通過が検知された場合、通行扉11を初期状態にする。
以上、詳述した少なくとも一つの実施形態の改札装置によれば、カード情報である駅員識別情報に応じて開閉部のロック機構を開錠する開錠実行部、開錠してから開閉部が開けられないまま所定時間が経過した場合や、その所定時間内に開けられた開閉部が閉められた場合に、ロック機構を施錠する施錠実行部、および、駅員識別情報を含む履歴情報を生成する履歴情報生成部を備えたことにより、利用者によるいたずらや不正の入退場等の不正行為を低減し、または抑制することができる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…改札装置、10…開閉部、11…通行扉、12…操作部カバー、13…集札箱カバー、14…別集札箱カバー、20…カード読取り部、30…認証部、40…開錠実行部、50…施錠実行部、60…履歴情報生成部、70…履歴情報記憶部、80…履歴情報送信部

Claims (5)

  1. ロック機構を有する開閉部と、
    乗客の通行を制御する通行扉と、
    無線カードに記録されたカード情報を読み取るカード読取り部と、
    前記カード読取り部が読み取った前記カード情報に応じて前記開閉部の前記ロック機構を開錠すると共に前記通行扉を開状態にし、前記ロック機構を開錠してから前記開閉部が開けられないまま所定時間が経過した場合、または、前記所定時間内に開けられた前記開閉部が閉められた場合、前記ロック機構を施錠すると共に前記通行扉を初期状態にする制御部と、
    を備える改札装置。
  2. 前記カード情報を含む履歴情報を生成する履歴情報生成部を更に備える、
    請求項1記載の改札装置。
  3. 前記開閉部は、当該改札装置に設けられた集札箱のカバーを含む、
    請求項1または2記載の改札装置。
  4. 前記開閉部は、当該改札装置に設けられた操作部のカバーを含む、
    請求項1または2記載の改札装置。
  5. 前記履歴情報生成部は、開錠実行部が前記開閉部の前記ロック機構を開錠したときの時刻を示す時刻情報をも含めて前記履歴情報を生成する、
    請求項記載の改札装置。
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