JP2006251934A - セキュリティシステムおよびそのセキュリティシステムを備える集合住宅 - Google Patents

セキュリティシステムおよびそのセキュリティシステムを備える集合住宅 Download PDF

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Abstract

【課題】 集合住宅等の建屋への共連れを防ぐ。
【解決手段】 建屋の入場用ゲート10と、退場用ゲート20と、前記建屋への入場者の識別情報に基づいて前記各ゲートの開閉制御を行うセキュリティ制御装置100とを含むセキュリティシステムであって、入場用ゲート10は、前記入場者の識別情報を読み取り、前記読み取った識別情報をセキュリティ制御装置100へ出力するカードリーダを備え、セキュリティ制御装置100は、認証用データを参照して、カードリーダから出力された識別情報が、建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、入場用ゲート10を開閉駆動させる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集合住宅等の建屋において、入居者や来訪者の建物への入退場を管理するためのセキュリティシステムに関する。
従来、建物への不審者の出入りを防止するために、防犯エリアの入り口にゲートを設け、来訪者について個人認証することによりフラッパゲートを開閉する技術が知られている。例えば、特許文献1には、入居者がインタホンから開錠許可を出すと、共用玄関自動ドアが開錠されて来訪者が入場できるセキュリティシステムが開示されている。
特開2004−240839号公報(段落0002〜0005、図19)
しかし、前記した技術は、共用玄関自動ドアが開かれたときに、第三者が正規の入場者のすぐ後ろから同時に入場すること(共連れ)や、退場者が退場する瞬間に、第三者がその共用玄関自動ドアから侵入することを防ぐものではない。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、集合住宅等の建屋に、第三者が不正に侵入することを防ぐセキュリティシステム等を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、建屋(例えば、集合住宅)の防災センタを挟んで一方に入場用ゲートを設け、他方に退場用ゲートを設ける構成とし、防災センタにて入退場者を監視できるようにした。また、セキュリティシステムの制御を行うセキュリティ制御装置は、建屋への入場を許可する識別情報を列挙した認証用データを参照して、入場用ゲートのリーダから出力された識別情報が、建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、入場用ゲートを開閉駆動させる構成とした。このとき入場用ゲートは、第1のゲート(例えば、フラッパゲート)と、この第1のデートで認証がとれたときに開駆動される第2のゲートとを備え、また、退場用ゲートについても退場用風除室に人間がいるときには、建屋の内側ゲート(第3のゲート)を開かない構成とし、建屋への入場および退場における第三者の不正侵入を防ぐようにした。
さらに、第1のゲートを複数人が通過するときは、入居者が通過予定人数を設定入力し、その通過予定人数を超えた人数は通過させないように制御し、エレベータに来訪者が乗ったときは、入居者の入居階以外には停止しないように制御する構成とした。このようにすることで、第三者の不正侵入を防ぐとともに、来訪者を入場させやすくなる。その他の手段については、実施の形態の項で述べる。
本発明によれば、集合住宅等の建屋に、第三者が不正に進入することを防ぐとともに、来訪者を入場させやすくすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態のセキュリティシステムが適用される集合住宅の玄関の平面図である。図1を用いて、本実施の形態のセキュリティシステムの概要について説明する。なお、ここでは、本実施の形態のセキュリティシステムが、集合住宅に適用される場合について説明するが、オフィスや工場等に適用してももちろんよい。
(システムの構成)
セキュリティシステムは、入場用ゲート10と、退場用ゲート20と、エレベータホールへ入場するためのゲート6と、集合住宅のエレベータの制御を行うエレベータ制御装置305と、エレベータ内に設置されるカードリーダ(リーダ)303と、入場用ゲート10の近くに設置される集合玄関機200と、この集合玄関機200との通信を行う入居者用端末装置203と、セキュリティシステム全体の制御を行うセキュリティ制御装置100とを含んで構成される。
セキュリティ制御装置100は、各ゲートのセンサやカードリーダ(詳細は後記)から送信される情報に基づいて、各ゲートの開閉制御、集合玄関機200およびエレベータ制御装置305経由でエレベータの停止フロアの制御を行う。
集合玄関機200は、テンキー等から居室番号の入力を受けて、インタホン制御装置202(後記)経由で、入居者用端末装置203を発呼し、この入居者用端末装置203との音声通話等を実現する。また、この集合玄関機200は、入居者用端末装置203からセキュリティ制御装置100経由でIDカード205(後記)の発行指示を受け取ると、来訪者に来訪者用のIDカード205を発行する。なお、本実施の形態において、集合玄関機200は、居室と通話するためのインタホン集合玄関機とIDカード205を発行するためのIDカード発行装置213(後記)とが一体化されているが、それぞれ個別に設置することもできる。
入場用ゲート10は、集合住宅の外側ゲートあるゲート5と、集合住宅の内側ゲートであるゲート2(第2のゲート)と、ゲート2とゲート5との間(入場側風除室)に設置されるフラッパゲート1とを備える。このゲート2およびゲート5は、例えば、自動開閉扉(自動ドア)である。
入場用ゲート10は、入場者が近傍に来たことを検知するセンサ51およびセンサ21を備える。センサ51は、ゲート5の外側に設置され、ゲート5の近くに入場者が来たことを検知すると、検知信号をセキュリティ制御装置100へ出力する。さらに、センサ21は、ゲート2の外側(入場側風除室)に設置され、ゲート2の近くに入場者が来たことを検知すると、検知信号をセキュリティ制御装置100へ出力する。
なお、本実施の形態におけるセンサ(人感センサ)21,31,41,51は、赤外線や温度等により、人間がセンサを中心とした所定距離内に居ることを検知するものである。各センサで検知した情報は、伝送路によりセキュリティ制御装置100に入力される。
また、フラッパゲート1(第1のゲート)は、入場者の識別情報を読み取るカードリーダ(リーダ)74(図2参照)を備える。このカードリーダ74は、例えば、磁気カードやICチップ等の記憶媒体に記憶された情報を読み取り、この情報をセキュリティ制御装置100へ出力する。
次に、図1を用いて、本実施の形態のセキュリティシステムの動作の概要を説明する。本セキュリティシステムのセキュリティ制御装置100は、センサ51からゲート5の近くに入場者が来たことを検知すると、ゲート5を開駆動させる。そして、ゲート5が開くと、入場者は入場側風除室に入室する(S1)。
次に、入場者は、フラッパゲート1のカードリーダ74にIDカード205(後記)の識別情報を読み取らせる。そして、カードリーダ74は、読み取った識別情報をセキュリティ制御装置100へ出力する。ここで、セキュリティ制御装置100は送信された識別情報をもとに、認証処理を行い、フラッパゲート1の開閉制御を行う。つまり、送信された識別情報が入場を許可する識別情報であると判断したときは、フラッパゲート1へ開制御信号を出力し、そうでなければフラッパゲート1への開制御信号は出力しない(S2)。
そして、フラッパゲート1のセンサ77,78(後記)により、入場者がフラッパゲート1を通過したことを検知すると、フラッパゲート1を閉じる。ここで、本実施の形態では、フラッパゲート1を用いて、通常は入場者(入居者のみならず来訪者についても)1人ずつ、認証、フラッパゲート1の開駆動および閉駆動を行うので、認証を受けていない者が認証を受けた者と一緒に入場してしまういわゆる共連れを防止できる。
なお、後記するように、入居者が、フラッパゲート1のテンキー入力等により通過人数を設定したり、フラッパゲート開閉制御を解除するためのボタン(後記するゲストボタン76)を押してフラッパゲート1を開いたままにしたりすることにより、入居者自身の認証を条件として、入居者の家族や知人友人等の来訪者を複数人、個別の認証なしに通過させるようにしてもよい。ただし、このような操作は、セキュリティ制御装置100により入場者が来訪者であると認証された場合は、無効となる。このようにすることで、集合住宅の来訪者が入場用ゲート10から入場しやすくなるとともに、第三者が共連れで入場するのを防止できる。
なお、本実施の形態において、集合住宅の防災センタを挟んで一方に入場用ゲート10を設け、他方に退場用ゲート20を設けている。つまり、防災センタを挟んで入口と出口とを分けたレイアウトとなっている。また、退場用ゲート20のゲート3(第3のゲート)およびゲート4(第4のゲート)は、それぞれ、内側(建屋側)にセンサ31(第3のセンサ)およびセンサ41(第4のセンサ)を備え、外側にはセンサを備えないようにしている。ここで、ゲート3,4は、センサ31,41で人間(退場者)を検知したときに開駆動され、退場用ゲート20には特にカードリーダを用いた認証を実行しなくても、不正に第三者が侵入するのを防ぐようにしている。また、玄関で入退場者が混在することが防止されるので、入退場がスムーズになるとともに防災センタの管理人の目視や画像による入退場者の監視が容易になる。
ちなみに、セキュリティ制御装置100は、センサ31で退場者が近くに来たことを検知しても、センサ41で退場側風除室に人がいることを検知したときには、ゲート4を開駆動させないようにしている。
このようにすることで、ゲート4が開いた瞬間に退場側風除室に侵入した者が、さらにゲート3をくぐって侵入しないようにしている。
なお、図1においてセンサ41は1つしか描いていないが、退場側風除室全体において在室者が居るか否かを検知できるよう、複数のセンサで構成するようにしてもよい。
また、センサ21,31,51についてもそれぞれ1つずつしか描いていないが複数で構成するようにしてもよい。
セキュリティ制御装置100がセンサ21で、フラッパゲート1を通過した入場者がゲート2の前に来たことを検知すると、ゲート2を開駆動させる(S3)。具体的には、セキュリティ制御装置100は、フラッパゲート1を通過してから、所定時間以内にセンサ21でゲート2の前に入場者が来たときは、ゲート2を開駆動させる。一方、所定時間を経過した後、ゲート2の前に入場者が来たときはフラッパゲート1を開駆動させない。
つまり、カードリーダ74で認証を行った入場者のみにゲート2を通過させ、フラッパゲート1を飛び越える等して、カードリーダ74で認証を行わずにゲート2の前まで来た入場者に、ゲート2を通過させないようにする。このようにすることで、第三者が集合住宅に不正に入場しないようにすることができる。
続いて、入場者(入居者および来訪者)がエレベータに乗って入居者の入居階へ移動するまでの手順について説明する。
入居者は、エレベータホール前のゲート6の入口に至ると、ゲート6のカードリーダ301にIDカード205の情報を読み取らせる。セキュリティ制御装置100は、カードリーダ301から、カードリーダ301に読み込まれたIDカード205の情報(入場者の識別情報)を受信し、この情報に基づき認証処理を行う。ここで認証OKのときはゲート6を開駆動させ、入居者は、開かれたゲート6を通過して、エレベータホールに入る(S4)。また、認証OKのとき、エレベータのホール呼びがエレベータ制御装置305に登録され、エレベータがエレベータホールに配車されるように制御される。なお、認証NGのとき、セキュリティ制御装置100はゲート6を開駆動させない。
入居者は、エレベータホールに配車されたエレベータに乗り込む(S5)。エレベータに乗り込んだ入場者は、エレベータの乗りかご内に設けられたカードリーダ303からIDカード205の情報を読み取らせる(S6)。
ここで、エレベータ制御装置305は、IDカード205の情報を読み取らせる前において、エレベータのかご内の操作パネルの、どの行先階ボタンを押しても、エレベータを発車させないように制御する。
セキュリティ制御装置100は、カードリーダ303から読み取られた情報により、入場者が入居者であることの認証をすると、エレベータを入居者が押した任意の行先階ボタンの階床に向かうように制御するので、入居者は集合住宅内の任意の階に行くことができる。
一方、集合住宅の来訪者は、入居者と同様に入場側風除室に入室すると、入場側風除室に設けられた集合玄関機200のインタホンを使用して訪問先の入居者用端末装置203に連絡する。訪問先の入居者は、入居者用端末装置203で来訪者を確認したら、入居者用端末装置203の入館許可ボタン204(後記)の入力をする。このボタンの入力を受けて、セキュリティ制御装置100は集合玄関機200に設けられたIDカード発行装置213(後記)に来訪者用のIDカード205を発行させる。
このとき、セキュリティ制御装置100は、発行されたIDカード205の識別情報を、入場許可した来訪者の識別情報としてセキュリティ制御装置100の記憶部(記憶装置)102に登録する。なお、記憶部102には、入場を許可した入居者の居住階が来訪者の行先階として登録される。
そして、来訪者は発行されたIDカード205で入場用ゲート10およびゲート6を通過し、エレベータホールから、エレベータに乗り込む。そして、カードリーダ303にIDカード205の情報を読み取らせる。ここで、セキュリティ制御装置100が、カードリーダ303から読み取られた情報から、入場者が来訪者であることの認証をしたときは、エレベータ制御装置305は、エレベータを来訪者の訪問先である入居者のフロアのみに停止させる。つまり、来訪者はエレベータの行先階ボタンで訪問先である入居者のフロア以外の階のボタンを押しても、その階には停止しないようにする。このようにすることで、来訪者がエレベータによって行ける階は、入場を許可した入居者が居住する階床(入居階)のみとなるので、来訪者が行先階以外の階床に不用意に入り込むことが防止され、セキュリティが向上する。
図2は、図1におけるフラッパゲートおよびセキュリティ制御装置を示す図である。図1を参照しつつ、図2を用いて、フラッパゲート1およびセキュリティ制御装置100を説明する。
フラッパゲート1は、開閉駆動されるフラッパ71が、それを支持するとともに開閉駆動装置等を収納するゲート本体72のほぼ中央部に位置し、隣り合うゲート本体72の間が、入場者が通過する通路となっている。隣り合うゲート本体72にそれぞれ設けられたフラッパ71が閉まっているときは、通路が塞がれて、入場者は通過することができない。
ゲート本体72の通路側の面には、入場者の通過を検出(検知)するためのセンサ77,78(第1のセンサ)が設けられる。このセンサ77,78は、例えば、受発光部を対向して設ける赤外線センサを用いることができる。ゲート本体72には、IDカード205に書き込まれた識別情報を読み取るためのリーダ(カードリーダ)74が設けられている。カードリーダ74で読み取られたデータの信号は、信号線Aを介して、認証およびゲート開閉を制御するセキュリティ制御装置100の制御部101に送信される。
セキュリティ制御装置100は、この制御部101と、ゲートの開閉駆動をさせるゲート開閉部103と、後記する認証データ等を格納する記憶部102とを含んで構成される。本実施の形態において、この記憶部102は、セキュリティ制御装置100内に格納されるものとして説明するが、セキュリティ制御装置100の入出力ポート経由でセキュリティ管理用のPC(Personal Computer)を接続し、そのPC内のハードディスク装置に格納するようにしてもよい。ちなみに、セキュリティ制御装置100内の記憶部102は、例えばハードディスク装置等により実現される。また、制御部101の主要部はマイクロコンピュータ等の演算処理装置である。さらに、信号線は便宜上1系統しか記載していないが、カードリーダ74およびセンサ77,78、テンキー(通過予定人数入力部)75、ゲストボタン76等の信号線も表している。このテンキー75およびゲストボタン76については後記する。
制御部101は、送信された識別情報と記憶部102に登録された認証用データ(後記する表1参照)とを照合し、IDカード205の識別情報が、入居者あるいは入場を許可された来訪者として記憶部102に登録された識別情報と合致する場合には、制御部101は、ゲート開閉部103または制御部101のメモリに、ゲート開駆動が許可されたことを示す通過許可データをセットする。
メモリに通過許可データがセットされた場合、ゲート開閉部103は、入側のセンサ77が入場者の通過を検知すると、電力線Bを介して、ゲート本体72に収納されているフラッパ71の駆動機構に電力を供給してフラッパ71を開駆動する。続いて出側のセンサ78が入場者の通過を検知すると、ゲート開閉部103は、同様にフラッパ71を閉駆動する。
ゲート本体72には、入居者が自分の家族や友人を個別の認証なしに通過させるために使用する、通過人数設定用のテンキー75ならびにフラッパゲート開放用のゲストボタン76が設けられている。
入居者は、カード入力および認証後、テンキー75から自分も含めた通過人数を入力する。あるいは、テンキー75から通過人数を入力した後、カード入力および認証を行ってもよい。制御部101は、カードの識別情報から、入場者が入居者であることを認証すると、通過許可データおよびテンキー75から入力された通過人数データを自制御部またはゲート開閉部103にセット(記録)する。通過許可データおよび通過人数データがセットされている場合、ゲート開閉部103は、ゲート本体72における入側のセンサ77と出側のセンサ78とが入場者の通過を検知するたびに、設定された通過人数に等しい回数だけフラッパ71の開閉駆動を繰り返す。
あるいは、入側のセンサ77が1人目の通過者を検知したときにフラッパ71を開駆動し、出側のセンサ78が最後の通過者を検知したらフラッパ71を閉駆動し、その間、フラッパ71を開放しておくようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、入居者が通過人数分のカード入力および認証を行うことによっても、通過人数を設定することができる。また、入居者であることが認証され通過許可データがセットされている場合で、かつゲストボタン76が押されている間は、センサ信号に応じたフラッパゲート1の開閉制御を解除し、フラッパ71を開放したままにする。
そして、家族や友人がフラッパゲート1を通過した後、ゲストボタン76を押すことを中止すれば、フラッパ71は閉駆動され、センサ信号に応じた通常の開閉動作に復帰する。したがって、入居者が入場する場合には、再度カード入力が必要となる。
なお、ゲート本体72の出側にもゲストボタン76を設けて、入側のゲストボタン76を1回押せばフラッパ71が開駆動されて開放されたままになり、入居者を含めた全員が通過したあと、出側のゲストボタン76を押すとフラッパ71が閉駆動され通常動作に復帰するようにしてもよい。
このときには、出側のゲストボタン76の押し忘れを想定して、入側のゲストボタン76を押した後、予め設定された所定時間後にフラッパ71が閉駆動されるように制御することが好ましい。
なお、カード入力によって来訪者であると認証されて場合には、制御部101は、通過人数データをセットしないか、あるいは人数を1人とセットし、前記したようなテンキー操作や複数回のカード入力を無効にするとともに、ゲストボタン76の操作も無効にする。このようにすることで、来訪者の共連れ入場は防止される。
図3は、図1のフラッパゲート開閉のための認証処理のフローを示す図である。適宜図1および図2を参照しつつ、図3を用いて、フラッパゲート1の開閉のための認証処理フローを説明する。
フラッパゲート1に入場しようとする者がいない場合には、START状態すなわち図2のカードリーダ74からのデータ入力待ち状態である。カードリーダ74からIDカード205の識別情報(ID)が入力され、読み込まれると(S11)、セキュリティ制御装置100はカードリーダ74から読み込まれた識別情報と記憶部102の認証データ(以下の表1参照)とを照合し、入場しようとしている者が入居者と来訪者のいずれであるかを認証する。表1に、記憶部102の認証データを例示する。
Figure 2006251934
認証データは、IDカード205に書き込まれた識別情報(ID)と、それに対応させて入居者または来訪者であることを示すデータ(表1において便宜的に○で記す)と、入場者の行先階および行先居室番号を示すデータが登録される。
行先階および行先居室番号は、入居者の場合、それぞれ居住階および居住する居室番号であり、入居者のID番号と入居者であることを示すデータとともに、入居時にデータ登録される。来訪者については、前記したように、来訪者IDカード発行時に登録される。なお、本実施の形態においては、来訪者について、入場日時と退場日時とが登録されている。これらの日時は、フラッパゲート1のセンサ信号が発生した時刻を計測することによって、登録することができる。また、制御部101は、来訪者について登録された入場日時または退場日時を参照して、所定の制限時刻を経過したら登録データを抹消する。これにより、来訪者の入場を、例えば来訪日だけに制限することができる。
例えば、カードリーダ74で読み込んだIDが「bbb」の場合、セキュリティ制御装置100は、前記した認証データを参照して、入場者を「来訪者」と判断し、その後の処理に移る。
セキュリティ制御装置100は、まず、読み込まれたIDを参照して入場者が、入居者であるか否かを判定し(S12)、入居者であると認証されると(S12のYES)、認証回数がカウントされる(S13)。ここで認証回数は、通過人数を示し、カードリーダ入力の度にカウントされる。したがって、入居者1人が入場する場合は、通過人数は1とカウントされる。また、来訪者とあわせて2人で入場する場合は、カードリーダ入力を2回行い、認証回数が2回となるので、通過人数は2とカウントされる。このようにして認証回数がカウントされると、認証、通過許可データおよび通過人数データがメモリにセットされて(S14)、次の処理フローA(図4)へ移行する。
また、S12で、入居者ではないと判定された場合(S12のNO)、次に来訪者であるか否かが判定される(S15)。ここで来訪者であると認証された場合は(S15のYES)、セキュリティ制御装置100は通過許可データをセットし(S16)、次の処理フローB(図5)に移行する。
図4は、入居者が家族や知人と一緒に入場する場合の、図2のフラッパゲートの開閉動作フローを示す図である。適宜図1〜図3を参照しつつ、図4を用いて、入居者が家族や知人と一緒に入場する場合の、フラッパゲート1の開閉動作フローを説明する。ここでは、図3に示した処理により、入居者であることが認証され、通過許可データおよび通過人数データがセットされているものとする。入場の仕方としては、入場者が図2のゲストボタン76またはテンキー75を操作する場合と、図3に示したように通過人数分だけカード入力する場合とがある。
例えば、ゲストボタン76を操作する場合、ゲストボタン76の信号が出力されると(S21)、フラッパゲート1が開放される(S22)。このとき、センサ77,78のセンサ信号に応じたフラッパ71の開閉動作は停止され、フラッパゲート1は開放されたままとなる。入場者が全員通過後、再度ゲストボタン76が操作されてゲストボタン76の信号が出力されると(S23)、センサ信号によるフラッパ71の開閉動作が復帰してフラッパゲート1が閉じられ(S24)、セキュリティ制御装置100は通過許可データおよび通過人数データをリセットして、図3のカードリーダ入力待ち状態(図3のSTART)に戻る(S50)。
テンキー75を操作する場合、まず、セキュリティ制御装置100はテンキー75から入力された数値を通過人数データとして自制御部またはゲート開閉部103にセット(記録)する(S31)。まず、1人目が入側のセンサ77を通過するときに出力されるセンサ信号に応じてフラッパゲート1が開駆動される(S32)。
なお、本実施の形態では、フラッパ71は開いたままとなるが、入場者ごとにフラッパ71を開閉してもよい。次に、入場者が出側のセンサ78を通過するときに出力されるセンサ信号によって通過人数を計測する(S33)。通過人数の計測は、センサ信号による計測値が、セットされている通過人数データと同じになるまで続けられる(S33,S34)。すなわち、S34で通過人数とセット値とが同じになると(S34のYES)、フラッパゲート1が閉駆動され(S35)、セキュリティ制御装置100は通過許可データおよび通過人数データをリセットして、図3のカードリーダ入力待ち状態(図3のSTART)に戻る(S50)。S34で通過人数がセット値に満たない場合(S34のNO)、S33に戻り、通過人数計測を続ける。
また、通過人数分だけカード入力する場合は、テンキー操作の場合と同様に、入側のセンサ77のセンサ信号に応じてフラッパゲート1が開駆動され(S41)、次に、出側のセンサ78のセンサ信号によって通過人数を計測し(S42)、通過人数計測値が通過人数セット値と同じになったら(S43のYES)、フラッパゲート1が閉駆動され(S44)、通過許可データおよび通過人数データがリセットされて図3のカードリーダ入力待ち状態(START)に戻る(S50)。通過人数計測値が通過人数セット値に満たない場合(S43のNO)、S42に戻る。
なお、入居者が1人である場合も、通過人数のセット値を1として、S41〜S44にしたがって、セキュリティ制御装置100はフラッパゲート1の開閉制御を行う。
図5は、図3の処理フローにおいて、入場者が来訪者であると認証され、通過許可データがセットされている場合のフラッパゲートの開閉制御の処理フローを示す図である。適宜図1〜図4を参照しつつ、図5を用いて入場者が来訪者であると認証され、通過許可データがセットされている場合のフラッパゲート1の開閉制御の処理フローを説明する。ここでは、通過人数データはセキュリティ制御装置100にセットされていないものとして説明する。
来訪者が入側のセンサ77を通過するときに出力されるセンサ信号に応じてフラッパゲート1が開駆動される(S51)。次に、来訪者が出側のセンサ78を通過するときに出力されるセンサ信号によってフラッパゲート1が閉駆動され(S52)、通過許可データおよび通過人数データがリセットされて図3のカードリーダ入力待ち状態(START)に戻る(S53)。本処理フローにしたがえば、入場者が来訪者と認証された場合は、1人通過すればフラッパゲート1が閉じられてカードリーダ入力待ち状態に戻り、かつ入居者の場合の複数通過人数設定操作は無効であるので、来訪者の共連れを防止できる。なお、入場者が来訪者と認証された場合でも、セキュリティ制御装置100は通過人数データを1とセットして、図4のS41〜S44にしたがって、フラッパゲート1の開閉制御をするようにしてもよい。
図6(a)は、図1の集合玄関機が来訪者用のIDカードを発行する手順を説明する図であり、(b)は、IDカードを説明する図である。適宜図1〜図5を参照しつつ、図6を用いて集合玄関機200が来訪者用のIDカード205を発行するときの処理フローを説明する。
集合玄関機200は、来訪者が入居者の居室番号を入力するためのテンキー201と、来訪者が音声を入力するためのマイク212と、入居者用端末装置203から入力された音声を出力するスピーカ211と、来訪者へのIDカード205を発行するIDカード発行装置213とを含んで構成される。また、入居者用端末装置203もマイクおよびスピーカ(図示せず)と、来訪者の入館許可を入力する入館許可ボタン204とを備える。なお、集合玄関機200は、テンキー201、マイク212およびスピーカ211を含むインタホン集合玄関機と、IDカード発行装置213とをそれぞれ個別に設置して構成してもよい。
入場側風除室に設置される集合玄関機200と、各居室内に設けられる入居者用端末装置(子機)203とは、インタホン制御装置202を介して接続される。インタホン制御装置202は、集合玄関機200のテンキー201から入力された居室番号を検知して、この居室番号に対応する入居者用端末装置203と、集合玄関機200のスピーカ211およびマイク212とを接続する。つまり、集合玄関機200は入居者用端末装置203を発呼し、これに入居者用端末装置203が応呼したとき、来訪者が集合玄関機200経由で入居者と通話できるようにする。
入居者用端末装置203には、来訪者の入館を許可したことを示す信号を出力する入館許可ボタン204が設けられている。この入館許可ボタン204が操作されると、入場許可信号が、インタホン制御装置202を介して制御部101に入力される。
制御部101は、入場許可信号を受信すると、インタホン制御装置202を介して、集合玄関機200に設けられたIDカード発行装置213に指令信号を送信する。さらに、制御部101は、発行されるIDカード205に書き込まれている識別情報(ID)を来訪者のIDとして記憶部102の認証データに登録するとともに、このIDに対応させて、来訪者の行先階および行先の居室番号を登録する(表1参照)。
なお、このIDカード発行装置213は、来訪者用のIDを予め記憶させたIDカード205を格納しておき、セキュリティ制御装置100からの指令信号を受信すると、格納されたIDカード205を取り出し口から発行するようにしている。また、IDカード205に書き込まれている識別情報は、IDカード205が発行される度に、IDカード発行装置213内の読取装置によって読み取る。
ここで、制御部101は、集合玄関機200のテンキー201からの入力に応じた制御信号を、インタホン制御装置202を介して受信し、受信した信号によって来訪者の行先居室番号を判別する。さらに、制御部101は、判別された行先居室番号に基づいて、図示しない居室−階床対照テーブル(あるいは認証データ)から行先階を判別する。また、制御部101は、行先居室番号と行先階とを共にインタホン制御信号によって判別してもよい。
IDカード発行装置213は、制御部101からの指令信号を受信すると、来訪者用のIDカード205(図6(b)参照)を発行する。IDカード205には、識別情報(ID)が書き込まれたICチップ(IC集積回路)206およびICチップ206に接続されるアンテナ207が貼り付けられている。
このIDカード205を、図2におけるカードリーダ74、図1のカードリーダ301,303に接近させると、カードリーダ74から送信される電磁波をアンテナ207によって電力に変換される。この電力を用いて、ICチップは、書き込まれている識別情報(ID)を示す電磁波を発生させて、アンテナ207からカードリーダ74ヘ送信する。したがって、ICチップ206とカードリーダ74とを互いに非接触で、ICチップ206に書き込まれた識別情報をカードリーダ74から入力することができる。
なお、このIDカード205を磁気カードにし、カードリーダ74,301,303を接触式カードリーダ(磁気カード読み取り装置)にしてももちろんよい。
ちなみに、入居者用のIDカードも、このIDカード205と同様のものである。
このようにすることで、管理人や入居者の手間をかけずに、入場を許可された来訪者にIDカード205を発行することができる。また、インタホン制御信号に基づいて、来訪者の行先階や行先居室番号が登録されるので、これらのデータを用いて、例えば後記するようなエレベータの運転制御によって、集合住宅内における来訪者の行動範囲を制限することができる。つまり、集合住宅内のセキュリティを向上することができる。
なお、本実施の形態では、セキュリティ制御装置100の制御部101によってIDカード発行制御が実行されるが、集合玄関機200内の制御部によってIDカード発行制御を実行するようにしてももちろんよい。
図7は、図2のセキュリティ制御装置の制御部において実行される来訪者用のIDカードの発行処理フローを示す図である。適宜図1〜図6を参照しつつ、図7を用いて制御部101において実行される来訪者用のIDカードの発行処理フローを説明する。
インタホン制御信号待ちの状態において、来訪者が集合玄関機200を操作すると、制御部101は、インタホン制御装置202からのインタホン制御信号の受信を開始する(S60)。その後、インタホン制御信号受信の有無の判定(S61)と、入館許可信号の有無の判定(S62)が、入館許可信号を受信するまで、あるいは入館許可信号が発信されずにインタホンの操作が終了し、インタホン制御信号が受信されなくなるまで繰り返される。
インタホン制御信号受信有りと判定され(S61のYES)、かつ入館許可信号有と判定されると(S62のYES)、前記したように、セキュリティ制御装置100は、発行するIDカード205に書き込まれた識別情報(ID)と、来訪者の行先(行先の階床および居室番号)とを記憶部102の認証データに登録する(S63)。すなわち、セキュリティ制御装置100は、集合玄関機200のテンキー201から入力された番号(居室番号)を記憶部102に記憶させるとともに、この居室番号をキーとして、居室−階床対照テーブルあるいは認証データの入居者情報から、行先の階床を特定し、記憶部102の認証データに登録する。
さらに、セキュリティ制御装置100は、集合玄関機200にIDカード205の発行指令を送出して(S64)、インタホン制御信号受信待ち状態に戻る。なお、S61において、インタホン制御信号受信無し(S61のNO)、すなわちインタホン操作終了と判定された場合も、インタホン制御信号受信待ち状態に戻る。また、インタホン制御信号受信有で(S61のYES)、入管許可信号受信無しの場合(S62のNO)、S61に戻り、入館許可信号の受信を待つ。
図8は、入居者用のIDカードおよび来訪者用のIDカードを用いたエレベータ運転手順を説明する図である。適宜図1〜図7を参照しつつ、図8を用いて、入居者用のIDカードおよび来訪者用のIDカード205を用いたエレベータ運転手順を説明する。
図1のエレベータホールの入り口にはゲート6が設けられる。ゲート6は、入り口付近に設置されたカードリーダ301から読み込まれるIDカード205の識別情報に応じて、制御部101およびゲート開閉部103によって、開閉駆動される。
制御部101は、読み込まれた識別情報によって入居者または入場を許可された来訪者であると認証すると、エレベータ制御装置305に対して、ホール呼び登録指令信号を送信する。
エレベータ制御装置305は、指令信号を受信すると、ホール呼びを作成・登録し、エレベータをエレベータホールへ配車するように制御する。ここで、エレベータが複数台備えられている場合、エレベータ制御装置305は、群管理制御によって、例えば、最も待ち時間を短くできるエレベータを選択して配車する。
エレベータホールに配車されたエレベータは、乗りかご内に設けられるカードリーダ303から読み込まれるIDカード205の識別情報に応じて、行先の運転制御がされる。このとき、制御部101は、識別情報に応じて、すなわち、入居者であるか来訪者であるかに応じて、エレベータ制御装置305におけるかご呼び作成・登録(行先階設定)の自由度を設定する。例えば、入居者については、任意の階にかご呼びを登録できるようにするが、来訪者は、任意の階にはかご呼びを登録できないようにする。つまり、来訪者の行先階を訪問先の階のみに制限する。このようにすることで、集合住宅内のセキュリティ度を高くすることができる。
図9は、エレベータホールへの入場ゲートの開閉制御と、エレベータのエレベータホールへのホール呼びのフローを説明する図である。適宜図1〜図8を参照して、エレベータホールへの入場ゲートの開閉制御と、エレベータのエレベータホールへのホール呼びのフローとを説明する。
エレベータホール入り口に設けられたカードリーダ301の入力待ち状態において、カードリーダ301から入居者または来訪者のIDカード205の識別情報が入力されると、セキュリティ制御装置100は、識別情報に基づいて入場者が入居者であるか来訪者であるかを判断する。
つまり、まず、セキュリティ制御装置100は、識別情報に基づいて、入居者が入居者であるか否かを判断する(S71)。ここで、入場者が入居者であると判断した場合には(S71のYES)、エレベータ制御装置305はエレベータをエレベータホールに配車し、つまりエレベータホール呼びを行い(S73)、次に、ゲート6を開駆動する(S74)。その後、所定時間が経過すると、ゲート6を閉駆動し(S75)、再び、カードリーダ入力待ちの状態となる。なお、ゲート6が開駆動された後、センサで入場者の通過を検知し、入場者が全員通過した後に閉駆動するようにしてもよい。
一方、入場者が入居者ではないと判断した場合は(S71のNO)、入場者が来訪者か否かを判断し(S72)、入場者が来訪者であった場合は(S72のYES)、S73へ進み、入場者が入居者でも来訪者でもないと判断した場合は(S72のNO)、カードリーダ入力待ちの状態に戻る。
図10は、本実施の形態のエレベータの運転制御の動作フローを示す図である。エレベータの乗りかご内に設けられたカードリーダ303の入力待ち状態において、カードリーダ303から入居者または来訪者のIDカード205の識別情報が入力されると(S80)、まず、セキュリティ制御装置100は、識別情報に基づいて入居者または入場を許可された来訪者のいずれであるかを判別する。
つまり、セキュリティ制御装置100は、識別情報に基づいて、入場者が来訪者であるか否かを判断する(S81)。ここで、入場者が来訪者であると判断した場合には(S81のYES)、カードリーダ303から読み込まれた識別情報に対応して記憶部102に登録された行先階にエレベータのみかご呼びが許可される(S82)。つまり、セキュリティ制御装置100は、エレベータ制御装置305経由で、エレベータに、記憶部102の認証データに登録された来訪者の訪問先の行先階以外の階への停止を禁止するよう制御する。
一方、入場者が来訪者ではないと判断したとき(S81のNO)、S83へ進み、入場者が入居者であるか否かを判断する(S83)。ここで、入居者であると判断したとき(S83のYES)、セキュリティ制御装置100は、エレベータ制御装置305にエレベータの行先階の制限(セキュリティ運転)を解除させ、全階についてエレベータのかご呼びを許可する(S84)。すなわち、入居者については、エレベータの操作パネルのどのボタンを押しても、ボタンのランプが点灯して、かご呼びが登録されたことが表示され、エレベータドアが閉じ、エレベータは押したボタンに対応する行先階に向けて発車する。また、入場者が入居者でも来訪者でもないと判断した場合は(S83のNO)、カードリーダ入力待ちの状態に戻る。
このようにすることで、入居者用のIDカード205および来訪者用のIDカード205を用いて、入居者の使い勝手を損なうことなく来訪者の行先階を制限することができるので、セキュリティが向上する。
なお、前記した実施の形態において、入場側風除室内のゲート(第1のゲート)が、フラッパゲートの場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、フラッパゲートのかわりに、電動により2枚の円形ドアの開閉を行い、マットスイッチおよび重量センサにより通行者が1人であることの確認を行って、入場者を1人ずつ通行させるサークルゲートを用いるようにしてもよい。その他についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で応用可能である。
なお、本実施の形態に係るセキュリティ制御装置100は、記憶部102に格納されたセキュリティ制御用プログラムを制御部101の演算処理部(CPU、Central Processing Unit)が実行することにより実現される。また、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記憶媒体(CD-ROM等)に記憶して提供することが可能である。さらに、そのプログラムを、ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明の実施の形態のセキュリティシステムが適用される集合住宅の玄関の平面図である。 図1におけるフラッパゲートおよびセキュリティ制御装置を示す図である。 図1のフラッパゲート開閉のための認証処理のフローを示す図である。 図1のフラッパゲートの開閉動作フローを示す図である。 図1のフラッパゲートの開閉制御処理フローを示す図である。 (a)は、図1の集合玄関機が来訪者用のIDカードを発行する手順を説明する図であり、(b)は、本実施の形態のIDカードを説明する図である。 図2のセキュリティ制御装置の制御部において実行される来訪者用のIDカードの発行処理フローを示す図である。 本実施の形態の入居者用のIDカードおよび来訪者用のIDカードを用いたエレベータ運転手順を説明する図である。 本実施の形態のエレベータホールへの入場ゲートの開閉制御と、エレベータのエレベータホールへのホール呼びのフローを説明する図である。 本実施の形態のエレベータの運転制御の動作フローを示す図である。
符号の説明
1 フラッパゲート(第1のゲート)
2 ゲート(第2のゲート)
3 ゲート(第3のゲート)
4 ゲート(第4のゲート)
10 入場用ゲート
20 退場用ゲート
21 センサ
31 センサ(第3のセンサ)
41 センサ(第4のセンサ)
77,78 センサ(第1のセンサ)
71 フラッパ
72 ゲート本体
75 テンキー(通過予定人数入力部)
100 セキュリティ制御装置
101 制御部
102 記憶部(記憶装置)
103 ゲート開閉部
200 集合玄関機
201 テンキー
202 インタホン制御装置
203 入居者用端末装置
204 入館許可ボタン
205 IDカード
206 ICチップ
207 アンテナ
211 スピーカ
212 マイク
213 IDカード発行装置
301,303 カードリーダ(リーダ)
305 エレベータ制御装置

Claims (10)

  1. 建屋の入場用ゲートと、退場用ゲートと、前記建屋への入場者の識別情報に基づいて前記各ゲートの開閉制御を行うセキュリティ制御装置とを含むセキュリティシステムであって、
    少なくとも前記入場用ゲートは、
    前記入場者の識別情報を読み取るリーダを備え、
    前記セキュリティ制御装置は、
    前記建屋への入場を許可する識別情報を列挙した認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が、前記建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、前記入場用ゲートを開閉駆動させることを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記入場用ゲートは、
    第1のゲートと、前記第1のゲートにおける入場者の通過を検知する第1のセンサと、前記第1のゲートに続き通過する第2のゲートと、を含んで構成され、
    前記セキュリティ制御装置は、
    前記認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が前記建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、前記第1のゲートを開駆動させ、前記第1のセンサで前記第1のゲートを通過したことを検知したとき、前記第1のゲートを閉駆動させ、その後、前記第2のゲートを開駆動させ、前記リーダから出力された識別情報が前記建屋への入場を許可する識別情報ではないと判断したときは、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートを開駆動させないことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記退場用ゲートは、
    第3のゲートと、前記第3のゲートの建物側に設置された人間を検知するための第3のセンサと、前記第3のゲートに続き通過する第4のゲートと、前記第3のゲートと前記第4のゲートとの間の領域における退場者の在室を検知する第4のセンサとを備え、
    前記セキュリティ制御装置は、前記第3のセンサにより前記第3のゲートの前に人間が居ることを検知し、かつ前記第4のセンサにより前記第3のゲートと前記第4のゲートとの間の領域における人間の在室を検知しなかったとき、前記第3のゲートを開駆動させ、前記第4のセンサにより前記第3のゲートと前記第4のゲートとの間の領域における人間の在室を検知したとき、前記第4のゲートの開駆動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。
  4. 前記建屋の防災センタを挟んで一方に前記入場用ゲートを設置し、他方に前記退場用ゲートを設置したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
  5. 前記認証データにおける識別情報は、前記入場者が前記建屋の入居者か来訪者かに関する情報をさらに含み、
    前記入場用ゲートは、前記第1のゲートの通過予定人数の入力を受け付けるとともに、前記入力された人数を前記セキュリティ制御装置へ出力する通過予定人数入力部をさらに備え、
    前記セキュリティ制御装置は、前記認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が前記建屋の入居者の識別情報と判断したとき、前記第1のゲートを開駆動させるとともに、前記第1のセンサから出力された前記第1のゲートを通過した旨の信号の数が、前記通過人数入力部から出力された通過予定人数と同じになったと判断したとき、前記第1のゲートの閉駆動させることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記認証データにおける識別情報は、前記入場者が前記建屋の入居者か来訪者かに関する情報をさらに含み、
    前記リーダは、同じ識別情報の複数回の入力を受け付け、
    前記セキュリティ制御装置は、前記認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が前記建屋の入居者の識別情報と判断したとき、前記第1のセンサから出力された前記第1のゲートを通過した旨の信号の数が、前記リーダに入力された前記識別情報の数と同じになったとき、前記第1のゲートを閉駆動させることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記建屋への来訪者の入場を許可する入場許可信号を前記セキュリティ制御装置へ出力する入居者用端末装置と、
    前記来訪者から前記入居者の居室番号の入力を受け付けて、この入居階の入居者用端末装置を発呼して、前記入居者用端末装置と通話を行わせるインタホン集合玄関装置と、前記来訪者に、来訪者用識別情報を記憶した来訪者用IDカードを発行するIDカード発行機と、
    前記建屋のエレベータ制御装置と、
    前記建屋のエレベータ内に設置され、前記来訪者用IDカードの識別情報を読み取るエレベータ用リーダと、
    をさらに備え、
    前記認証データは、前記入居者の居室の居室番号および入居階に関する情報をさらに記憶し、
    前記セキュリティ制御装置は、
    (1)前記入居者用端末装置から出力された来訪者の入場許可信号に基づいて、前記IDカード発行機に、前記来訪者用IDカードを発行させ、
    (2)前記インタホン集合玄関機から入力された居室番号と前記認証データとを参照して、前記来訪者の訪問先である入居者の入居階を特定し、
    (3)前記特定した入居階と、前記発行した来訪者用IDカードに記憶される来訪者用識別情報とを対応づけて前記認証データに書き込み、
    (4)前記エレベータ用リーダから、前記来訪者用IDカードの識別情報が出力されたとき、前記エレベータ制御装置に、前記エレベータを前記特定した入居階以外のフロアに停止させないことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のセキュリティシステムを備えることを特徴とする集合住宅。
  9. 建屋のゲートと、前記建屋への入場者の識別情報に基づいて前記ゲートの開閉制御を行うセキュリティ制御装置とを含むセキュリティシステムであって、
    少なくとも前記ゲートは、
    前記入場者の識別情報を読み取るリーダおよび前記ゲートにおける入場者の通過を検知するセンサを備え、
    前記セキュリティ制御装置は、
    前記建屋への入場を許可する識別情報を列挙した認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が、前記建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、前記ゲートを開閉駆動させ、
    前記認証データにおける識別情報は、前記入場者が前記建屋の入居者か来訪者かに関する情報をさらに含み、
    前記ゲートは、前記ゲートの通過予定人数の入力を受け付けるとともに、前記入力された人数を前記セキュリティ制御装置へ出力する通過予定人数入力部をさらに備え、
    前記セキュリティ制御装置は、前記認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が前記建屋の入居者の識別情報と判断したとき、前記ゲートを開駆動させるとともに、前記センサから出力された前記ゲートを通過した旨の信号の数が、前記通過人数入力部から出力された通過予定人数と同じになったと判断したとき、前記ゲートの閉駆動させることを特徴とするセキュリティシステム。
  10. 建屋のゲートと、前記建屋への入場者の識別情報に基づいて前記ゲートの開閉制御を行うセキュリティ制御装置とを含むセキュリティシステムであって、
    少なくとも前記ゲートは、
    前記入場者の識別情報を読み取るリーダを備え、
    前記セキュリティ制御装置は、
    前記建屋への入場を許可する識別情報を列挙した認証用データを参照して、前記リーダから出力された識別情報が、前記建屋への入場を許可する識別情報と判断したとき、前記ゲートを開閉駆動させ、
    前記建屋への来訪者の入場を許可する入場許可信号を前記セキュリティ制御装置へ出力する入居者用端末装置と、
    前記来訪者から前記入居者の居室番号の入力を受け付けて、この入居階の入居者用端末装置を発呼して、前記入居者用端末装置と通話を行わせるインタホン集合玄関装置と、前記来訪者に、来訪者用識別情報を記憶した来訪者用IDカードを発行するIDカード発行機と、
    をさらに備え、
    前記認証データは、前記入居者の居室の居室番号および入居階に関する情報をさらに記憶し、
    前記セキュリティ制御装置は、
    (1)前記入居者用端末装置から出力された来訪者の入場許可信号に基づいて、前記IDカード発行機に、前記来訪者用IDカードを発行させ、
    (2)前記インタホン集合玄関機から入力された居室番号と前記認証データとを参照して、前記来訪者の訪問先である入居者の入居階を特定し、
    (3)前記特定した入居階と、前記発行した来訪者用IDカードに記憶される来訪者用識別情報とを対応づけて前記認証データに書き込むことを特徴とするセキュリティシステム。
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