JP2004005134A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】部屋や建物等の現在の状況のみならず、個々の入室者ごとに入退室管理対象エリアから入知る者が受ける影響を考慮して入退室を管理することができる入退室管理システムを提供する。
【解決手段】中央監視装置3が監視するクリティカルエリアに入室する場合、入室者は、ICカードを入口または入口付近に配設されているカードリーダライタ1にかざすなどの入室操作をすることにより、ICカードに記録されている情報を読み出させる。制御装置2は、カードリーダライタ3を介して読み込んだ前回の残留要素値および退室時刻と現在時刻とから現時点での残留要素値を演算し、この演算結果に基づいて在室可能時間を算出し、表示部1bに表示する。また、制御装置2は、ICカードに現時点での残留要素値と入室時刻を書き込み、これらの情報と在室可能時間を中央監視装置3に送出し、入口の電気錠を解錠する。この際、算出された在室可能時間が所定の値に達しない場合、制御装置2は、入口の電気錠を解錠しない。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを利用した入退室管理システムに関し、特に在室時間を管理する必要があるエリアにおける入退室管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICカード等の情報記録媒体の技術の発達に伴い、これらを利用した入退室管理システムが提案されている(例えば特開平11−191188号公報参照)。この入退室管理システムでは、ICカードを識別子として単に入室を管理するだけでなく、在室制限時間、在室期限時間または在室可能人数を設定することにより、その部屋の在室状態を管理する。例えば管理対象エリアが冷凍庫であるとすると、そのエリアごとに在室制限時間を設定しておき、この在室制限時間を越えても在室している入室者がいる場合には、入退出管理システムは、異常と見なし、ブザーを鳴動させてオペレータに知らせ、場合によっては警備会社に通報する。なお、在室可能人数を設定した場合も、上設定された人数を超える入室があった場合には、ブザーの鳴動等により異常を通報する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、管理対象エリアが例えば放射線、ガスまたは高気圧など特殊環境(このような環境を有するエリアを「クリティカルエリア」という)で、時間をパラメータとしてその環境が人体に与える影響が変化する場合、個々の入室者の現在および過去における在室時間の管理が必要である。しかし、従来の入退出管理システムは、在室制限時間または在室可能人数といった入退室管理対象となっている部屋における現在の状況の管理しかできなかったため、個々の入室者は、過去の入室時間およびこの入室時からの経過時間などを参照して個人の入室履歴や在室時間等を自分で管理せざるを得なかった。
【0004】
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、部屋や建物等の現在の状況のみならず、個々の入室者ごとに入退室管理対象エリアから入知る者が受ける影響を考慮して入退室を管理することができる入退室管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決するために本発明にかかる入退室管理システムは、所定の環境を有するエリアへの入退室を管理する入退室管理システムにおいて、所持者の各種情報を記録する記録媒体と、この記録媒体に情報を読み書きするリーダライタと、このリーダライタが記録媒体より読み出した情報に基づいて、時間とともに所定の環境への暴露によって増大し隔離によって時間とともに減少する残留要素値を算出し、この値に基づいて所持者のエリアへの入室の可否を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。この入退室管理システムによれば、制御手段は、記録媒体の所持者ごとに残留要素値を算出する。なお、この残留要素値とは、例えば放射線、ガス、高圧などの特定の体外環境により、呼吸、皮膚接触、圧力などによって体内に影響を与え、かつ時間とともにその影響が減衰する数値化可能な値のことを意味する。また、所持者の「各種情報」とは、個人を識別するID、入退室の時刻、入退室時における残留要素値および後述する個人情報等を意味する。また、残留要素値を算出する基となる「情報」とは、入退室の時刻、入退室時における残留要素値および後述する個人情報等を意味する。
【0006】
上記入退室管理システムにおいて、所持者のエリアへの入室を許可すると、判定手段が算出した残留要素値と所持者の入室時刻とをリーダライタが記録媒体に書き込むとともに、エリアの入口の扉を解錠する制御手段をさらに備えるようにしてもよい。この入退室管理システムによれば、入室を許可された個人が所持する記録媒体には、入室時刻とこの入室時における残留要素値が書き込まれる。
【0007】
上記入退室管理システムにおいて、制御手段は、所持者がエリアから退室する際、リーダライタが記録媒体より読み出した情報に基づいて残留要素値を算出し、この残留要素値と退室時刻とを室内のリーダライタが記録媒体に書き込むとともに、エリアの出口の扉を解錠するようにしてもよい。この入退室管理システムによれば、退出する個人が所持する記録媒体には、退室時刻とこの退室時の残留要素値が書き込まれる。
【0008】
上記入退室管理システムにおいて、制御手段を管理する中央監視装置をさらに備え、制御手段は、記録媒体の所持者が入室する際、記録媒体に記録されている情報に基づいて在室可能時間を算出し、中央監視装置は、在室可能時間に基づいて警報を発するようにしてもよい。本発明において、警報は、エリア内部または外部のいずれに発してもよい。
【0009】
上記入退室管理システムにおいて、記録媒体は、所持者の個人情報を記録し、制御手段は、個人情報を参照して残留要素値および在室可能時間を算出するようにしてもよい。個人情報とは、例えば、年齢、性別、体重などの個人により異なる情報である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態の入退出管理システムの構成を示すブロック図である。この入退出管理システムは、カードリーダライタ1と、制御装置2と、中央監視装置3とから構成される。
なお、図1において、制御装置2およびカードリーダライタ1は1つしか図示されていないが、中央監視装置3は、複数の制御装置2およびカードリーダライタ1を管理することができる。
【0011】
カードリーダライタ1は、中央監視装置3が監視するクリティカルエリアの出入り口の内側および外側に設置され、電磁結合等によるICカードの読み書き動作の制御を行う制御部1aと、現在時刻、在室可能時刻等の各種情報を表示する表示部1bと、パスワード等の操作入力等を検出する操作部1cと、制御部1aによる制御のもと、ICカードと各種情報の読み書きをするI/F部1dとから構成される。このようなカードリーダライタ1は、入室者がICカードの種類に応じて、I/F部1dにICカードをかざす(非接触式)または挿入する(接触式)等の操作を行うと、ICカードに記録されている入室者のID、性別、体重、入室時間、退室時間、残留要素値等の情報を読み込み、またICカードに残留要素値、入室時間、退室時間等の情報を書き込む。また、カードリーダライタ1は、制御装置2の指示に基づいて、表示部1bに入室時間、退室時間、残留要素値、在室可能時間、現在時刻等の各種情報を表示する。
【0012】
制御装置2は、中央監視装置3の監視対象となる部屋または建物等のクリティカルエリアに対応して配設されている。各制御装置2は、プログラムにしたがってカードリーダライタ1を介して読み込んだICカードの情報に基づいて種々の演算を行い、ICカードの所持者の入退室の可否を判断する判定手段として機能するとともに、この判断結果に基づいてクリティカルエリアの出入り口の扉の施錠または解錠する制御手段として作用する。この際、制御装置2は、判断結果および演算結果を中央監視装置3に送出する。
【0013】
中央監視装置3は、監視対象となる全ての部屋または建物等のクリティカルエリアおよびこのような監視対象に入室する入室者全てを監視する監視装置である。このような中央監視装置3は、それぞれのクリティカルエリアに対応して配設されている制御装置2と通信回線を介して接続されており、入室者全ての履歴を蓄積する。また、中央監視装置3は、個々の入室者の在室可能時間を監視しており、在室可能時間を超過すると、在室可能時間を超過した入室者が入室しているクリティカルエリアに配設されているサイレン等の警報機を鳴動させたり、中央監視装置3のオペレータまたは警備会社等に警報を通知する。
【0014】
次に、図2を参照して、本実施の形態の入退出管理システムの入退室の管理について説明する。図2は、本発明の入退出管理システムの概略図である。
中央監視装置3が監視するクリティカルエリアには、入口12および出口13が設けられており、それぞれに入室者のICカード11に情報を読み書きするカードリーダライタ1−1、1−2が配設されている。入口12および出口13の施錠および解錠は、カードリーダライタ1−1、1−2が読み出した情報に基づいて、制御装置2により行われる。
なお、図2において、入口12と出口13が別々に設けられているが、これらの入口12および出口13は、例えば出入り口とすることにより、1つにしてもよい。
【0015】
中央監視装置3が監視するクリティカルエリアに入室する場合、入室者は、ICカード11を入口12に配設されているカードリーダライタ1−1にかざすことにより、カードリーダライタ1−1にICカード11に記録されている情報を読み出させる。入室者が所持するICカード11は、公知のICカードから構成され、このICカード11のメモリには、所持者のID、性別、体重などの個人情報とともに、前回の退室時の残留要素値と退室時刻等が記録されている。
なお、本実施の形態において、カードリーダライタ1は、カードリーダライタ1にICカード11をかざすとICカード11に記録されている情報を読み出すようにしたが、カードリーダライタ1にICカード11を挿入することにより、ICカード11に記録されている情報を読み出すようにしてもよい。
【0016】
制御装置2は、カードリーダライタ1−1が読み出した前回の残留要素値および退室時刻と現在時刻とからクリティカルエリア外で減少した現時点での残留要素値を演算し、この演算結果に基づいて在室可能時間を算出し、表示部1bに表示する。これにより、入室者は、在室可能時間を確認することができる。
また、制御装置2は、カードリーダライタ1−1を介してICカード11に現時点での残留要素値と入室時刻を書き込み、これらの情報と在室可能時間を中央監視装置3に送出し、入口12の電気錠を解錠する。この際、算出した在室可能時間が所定の値に達していない場合、制御装置2は、入口12の電気錠を解錠しない。
【0017】
中央監視装置3が監視するクリティカルエリアから退出する場合、入室者は、ICカード11を出口13に配設されているカードリーダライタ1−2にかざすことにより、カードリーダライタ1−2にICカード11に記録されている情報を読み出させる。入室者が所持するICカード11には、個人情報とともに入室時刻と入室時の残留要素値が記録されている。制御装置2は、カードリーダライタ1−2を介して読み込んだ入室時の残留要素値および入室時刻と現在時刻から、クリティカルエリア内で蓄積加算された現時点での残留要素値を演算し、ICカード11に現時点での残留要素値と退室時刻を書き込み、これらの情報を中央監視装置3に送出し、出口13の電気錠を解錠する。
【0018】
なお、中央監視装置3は、入室する際に算出した在室可能時間を越えても、入室者が退出しない場合、入室者が在室しているクリティカルエリアに配設されているサイレン等の警報機を鳴動させたり、中央監視装置3のオペレータまたは警備会社等に警報を通知する。
【0019】
次に、図1〜図3を参照して、本実施の形態の入退出管理システムの動作について説明する。図3は、本発明の入退出管理システムの動作を示すフローチャートである。
【0020】
制御装置2は、入室者がICカード11を入口12側に設けられたカードリーダライタ1−1にかざす等の入室操作を検出すると(ステップS301)、カードリーダライタ1−1を介して読み込んだICカード11に記録されている個人情報、残留要素値および退出時間と現在時刻から入室可能時間および残留要素値を算出する(ステップS302)。この際、制御装置2は、ICカード11に記録されている入室者の年齢、性別、体重、身体能力等の個人情報を加味して、入室可能時間および残留要素値を算出する。これにより、本実施の形態の入退室管理システムは、詳細な残留要素値および在室可能時間を算出することができ、入室者それぞれに対応した厳密な管理することが可能となる。
【0021】
算出した在室可能時間が制御装置2に予め設定されている値以下の場合(ステップS303:YES)、制御装置2は、表示部1bに入室を拒否する旨を表示すると共に、入口12を解錠しない(ステップS312)。
【0022】
算出した在室可能時間が制御装置2に予め設定されている値を超えている場合(ステップS303:NO)、制御装置2は、カードリーダライタ1−1を介して算出した在室可能時間と残留要素値をICカード11に書き込み、表示部1bに在室可能時間を表示し、入口12を解錠する(ステップS305)。また、制御装置2は、ICカード11に書き込んだ情報と同じ情報を中央監視装置3に送出する。すると、中央監視装置3は、在室可能時間のカウントダウンを開始する(ステップS306)。
【0023】
中央監視装置3のカウントが0になる前に(ステップS307:NO)、入室者がICカード11を出口13側に設けられたカードリーダライタ1−2にかざす等の退出操作を検出すると(ステップS308:NO)、制御装置2は、カードリーダライタ1−2を介して読み込んだICカード11に記録されている残留要素値および入室時刻と現在時刻から残留要素値を算出し(ステップS309)、この残留要素値と退出時刻をICカードに書き込む(ステップS310)。また、制御装置2は、算出した残留要素値と退出時間を、中央監視装置3に送出する。すると、制御装置2は、出口13を解錠する(ステップS311)。
【0024】
中央監視装置3は、入室者が在室可能時間が0となっても退出しない場合(ステップS307:YES)、監視対象となっているクリティカルエリアに設けられているサイレン等の警報機を鳴動させる、中央監視装置3のオペレータに通知するまたは警備会社に通報するなどの警報通知を行う(ステップS313)。この警報通知は、ステップS307,313,308で形成されるループを循環することにより、利用者が出口13側に設けられたカードリーダライタ1−2にICカード11を読み込ませる等の退出操作を検出するまで行われる。
退出操作を検出すると(ステップS308:YES)、制御装置2は、上述したステップS309以降の動作を行う。
【0025】
次に、図4を参照して、中央監視装置3に記録される個人の履歴について説明する。図4は、中央監視装置3に記録される履歴の一例を示す概略図である。
【0026】
中央監視装置3に記録される履歴には、氏名、入室した部屋、入室時刻、入室時の残留要素値、退室時刻、退室時の残留要素値および在室可能時間等が記録される。図4において、現在、山武太郎、佐藤一郎および山田三郎の3氏は、中央監視装置3が監視するクリティカルエリアに在室しており、山武花子および鈴木次郎の2氏は、退室している状態である。
【0027】
中央監視装置3は、現在入室している山武太郎、佐藤一郎および山田三郎の在室可能時間を監視しており、在室可能時間が0になると、在室可能時間が0になった入室者のクリティカルエリアのサイレン等の警報機を鳴動させる、中央監視装置3のオペレータに通知するまたは警備会社に通報するなどの警報通知を行う。このように、本実施の形態の入退室管理システムは、個々の入室者を管理し、かつ異常が発生した場合には第3者に警報を通知することができるので、クリティカルエリアへの入室者にとってより安全なシステムを提供することができる。
【0028】
また、中央監視装置3は、個々の入室者のクリティカルエリアへの入退室等の履歴を長期的に蓄積することもできる。この履歴は、個々の入室者の健康管理のためのデータとして用いることもできる。
【0029】
なお、本実施の形態において、制御装置2が残留要素値等の演算を行うと説明したが、これらの各種演算を中央監視装置3またはICカード11にさせるようにしてもよい。ICカード11の場合は、ICカード11にCPUを搭載し、現在時刻を例えばカードリーダライタ1を介してICカード11に送信することにより、残留要素値の算出等の各種演算をすることが可能となる。これにより、中央監視装置3および制御装置2を客先によりカスタマイズする必要がなくなるので、低コストで入退室管理システムの構築を実現することができる。
また、本実施の形態において、情報記録媒体としてICカードを適用したが、情報の読み書きができるなら、本実施の形態に適用できる情報記録媒体は、ICカードに限定されず、必要に応じて自由に変更することができる。
【0030】
また、本実施の形態において、中央監視装置3は、ICカード11の所持者の入室時に、単純にカウントダウンを行い、所定の時間経過しても退室しない場合、警告を発するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態において、本発明の入退室管理システムは、クリティカルエリアのみならず、フレックス勤務における規定勤務時間を満たしているか否かの確認のために用いることもできる。この場合、カードリーダライタ1を、建物等の入退館部や出入り口等に設け、ICカード11を出勤および退勤時にカードリーダライタ1に読み込ませることにより、中央監視装置3は、ICカード11の保持者の勤務体系を管理することができる。
【0031】
また、本実施の形態において、ICカード11にID、性別、体重、残留要素値、入室時刻、退出時刻等の情報を記録するように説明したが、例えば、ICカード11に個人を識別するIDだけを記録し、残留要素値等の情報は中央監視装置3が記録するなど、ICカード11に記録する情報は、必要に応じて自由に変更することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、入室者ごとに残留要素値を算出し、この値に基づいてクリティカルエリアへの入室の可否を判断するので、個々の入室者ごとにクリティカルエリアへの入退室の管理を行うことができる。
また、本発明によれば、入室者ごとに在室可能時間を算出し、この値が所定の値になると該当する入室者または第3者に警報を発するので、残留要素値を所定の値以下に抑えることが可能となり、個々の入室者を安全に管理することができる。
さらに、本発明によれば、個々の入室者の個人情報に基づいて残留要素値および在室可能時間を算出するので、詳細な残留要素値および在室可能時間を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の入退出管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の入退出管理システムの概念を示す概略図である。
【図3】本発明の入退出管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】中央監視装置3に記録される履歴の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…中央監視装置、2…制御装置、3…カードリーダライタ、3−1…カードリーダライタ(入口側)、3−2…カードリーダライタ(出口側)、3a…制御部、3b…表示部、3c…操作部、11…ICカード、12…入口、13…出口。

Claims (5)

  1. 所定の環境を有するエリアへの入退室を管理する入退室管理システムにおいて、
    所持者の各種情報を記録する記録媒体と、
    この記録媒体に情報を読み書きするリーダライタと、
    このリーダライタが前記記録媒体より読み出した情報に基づいて、時間とともに所定の環境への暴露によって増大し隔離によって時間とともに減少する残留要素値を算出し、この値に基づいて前記所持者の前記エリアへの入室の可否を判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 請求項1記載の入退室管理システムにおいて、
    前記所持者の前記エリアへの入室を許可すると、前記判定手段が算出した残留要素値と前記所持者の入室時刻とを前記リーダライタが前記記録媒体に書き込むとともに、前記エリアの入口の扉を解錠する制御手段を
    さらに備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  3. 請求項2記載の入退室管理システムにおいて、
    前記制御手段は、前記所持者が前記エリアから退室する際、前記リーダライタが前記記録媒体より読み出した情報に基づいて残留要素値を算出し、この残留要素値と退室時刻とを前記室内のリーダライタが前記記録媒体に書き込むとともに、前記エリアの出口の扉を解錠する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記制御手段を管理する中央監視装置をさらに備え、
    前記制御手段は、記録媒体の所持者が入室する際、前記記録媒体に記録されている情報に基づいて在室可能時間を算出し、
    前記中央監視装置は、前記在室可能時間に基づいて警報を発する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  5. 請求項4記載の入退室管理システムにおいて、
    前記記録媒体は、所持者の個人情報を記録し、
    前記制御手段は、前記個人情報を参照して前記残留要素値および前記在室可能時間を算出する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
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