JP2006022525A - 入退場管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの個人情報と特定区域についての入退場情報とをより効率的に管理することのできる入退場管理装置を提供する。
【解決手段】 ICカード3のユーザの個人情報を含むカード情報を読取るカードリーダライタ4と、読取られたカード情報を記憶するカード情報DB641と、カード情報DB641のカード情報と、ユーザが所持する非接触ICタグ2のタグIDとを対応付けて記憶するタグIDDB642と、当該各ユーザの所持する非接触ICタグに記憶されているタグIDを読取るタグリーダ30と、を備え、CPU61によって、読取られたタグIDを、タグIDDB642に記憶されているタグIDに基づいて認証し、認証結果をユーザに通知し、認証された場合、認証されたタグIDと、当該タグIDの読取結果に基づく入退場情報とを対応付けて記憶させる。
【選択図】図6
【解決手段】 ICカード3のユーザの個人情報を含むカード情報を読取るカードリーダライタ4と、読取られたカード情報を記憶するカード情報DB641と、カード情報DB641のカード情報と、ユーザが所持する非接触ICタグ2のタグIDとを対応付けて記憶するタグIDDB642と、当該各ユーザの所持する非接触ICタグに記憶されているタグIDを読取るタグリーダ30と、を備え、CPU61によって、読取られたタグIDを、タグIDDB642に記憶されているタグIDに基づいて認証し、認証結果をユーザに通知し、認証された場合、認証されたタグIDと、当該タグIDの読取結果に基づく入退場情報とを対応付けて記憶させる。
【選択図】図6
Description
本発明は、入退場管理装置に関する。
従来、立入り規制区域等の特定区域に対する立入り許可者の入退場を管理する入退場管理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
このような入退場管理装置は、例えば、立入り許可者が携帯している非接触式のIDタグに記憶されている識別番号を特定区域に設けられた読取装置によって読取らせ、この読取結果に基づいて当該特定区域への入場可否が制御装置によって判断されるとともに、当該IDタグの携帯者の所在が管理される構成となっている。
特開2002−56366号公報
このような入退場管理装置は、例えば、立入り許可者が携帯している非接触式のIDタグに記憶されている識別番号を特定区域に設けられた読取装置によって読取らせ、この読取結果に基づいて当該特定区域への入場可否が制御装置によって判断されるとともに、当該IDタグの携帯者の所在が管理される構成となっている。
しかしながら、特許文献1記載の入退場管理装置においては、立入り許可者がある程度固定される特定区域での入退場管理には適しているものの、例えば、立入り許可者が日替わりで変わる特定区域の入退場管理には適さない。なぜなら、立入り許可者が携帯するIDタグの記憶容量には限度があり、IDタグに個人情報などを記憶することが困難であるため、IDタグの読取結果に基づく入退場情報と個人情報とを対応付けて管理することが困難だからである。
特に、建設現場等においては、作業者の入れ替わりは頻繁に行われるため、このような場合に、作業者の個人情報と現場への入退場情報との効率的な管理が望まれていた。
特に、建設現場等においては、作業者の入れ替わりは頻繁に行われるため、このような場合に、作業者の個人情報と現場への入退場情報との効率的な管理が望まれていた。
そこで、本発明の課題は、ユーザの個人情報と特定区域への入退場情報とをより効率的に管理することのできる入退場管理装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、入退場管理装置であって、例えば、図1に示すように、
ユーザが所持するICカード(3)に記憶されている当該ユーザの個人情報を含むカード情報を読取るカード情報読取手段(例えば、カードリーダライタ4)と、
前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報を記憶するカード情報記憶手段(例えば、CPU61、カード情報DB641,カード情報記憶プログラム650)と、
前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報と、前記ユーザが所持する非接触ICタグ(2)に記憶されているタグ識別情報とを対応付けて記憶するタグ識別情報記憶手段(例えば、CPU61、タグIDDB642,タグID記憶プログラム651)と、
各ユーザが特定区域へ入退場するための入退場口に設けられ、当該各ユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を読取るタグ識別情報読取手段(例えば、タグリーダ30)と、
前記タグ識別情報読取手段によって読取られたタグ識別情報を、前記タグ識別情報記憶手段に記憶されているタグ識別情報に基づいて認証する認証手段(例えば、CPU61、認証プログラム652)と、
前記認証手段による認証結果を、前記特定区域に入退場しようとするユーザに通知する通知手段(例えば、CPU61、通知プログラム653)と、
前記認証手段によって認証された場合、認証されたタグ識別情報と、当該タグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応付けて記憶する入退場情報記憶手段(例えば、CPU61、入退場情報DB643、入退場情報記憶プログラム655)と、
を備えることを特徴とする。
ユーザが所持するICカード(3)に記憶されている当該ユーザの個人情報を含むカード情報を読取るカード情報読取手段(例えば、カードリーダライタ4)と、
前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報を記憶するカード情報記憶手段(例えば、CPU61、カード情報DB641,カード情報記憶プログラム650)と、
前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報と、前記ユーザが所持する非接触ICタグ(2)に記憶されているタグ識別情報とを対応付けて記憶するタグ識別情報記憶手段(例えば、CPU61、タグIDDB642,タグID記憶プログラム651)と、
各ユーザが特定区域へ入退場するための入退場口に設けられ、当該各ユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を読取るタグ識別情報読取手段(例えば、タグリーダ30)と、
前記タグ識別情報読取手段によって読取られたタグ識別情報を、前記タグ識別情報記憶手段に記憶されているタグ識別情報に基づいて認証する認証手段(例えば、CPU61、認証プログラム652)と、
前記認証手段による認証結果を、前記特定区域に入退場しようとするユーザに通知する通知手段(例えば、CPU61、通知プログラム653)と、
前記認証手段によって認証された場合、認証されたタグ識別情報と、当該タグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応付けて記憶する入退場情報記憶手段(例えば、CPU61、入退場情報DB643、入退場情報記憶プログラム655)と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の入退場管理装置であって、
前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報に対応付けられたタグ識別情報を前記タグ識別情報記憶手段から取得するタグ識別情報取得手段(例えば、CPU61、タグID取得プログラム654)と、
前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられた入退場情報を前記入退場情報記憶手段から取得する入退場情報取得手段(例えば、CPU61、入退場情報取得プログラム656)と、
前記入退場情報取得手段によって取得された入退場情報を、前記入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカードに書込む書込手段(例えば、カードリーダライタ4、CPU61、書込プログラム657)と、
を備えることを特徴とする。
前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報に対応付けられたタグ識別情報を前記タグ識別情報記憶手段から取得するタグ識別情報取得手段(例えば、CPU61、タグID取得プログラム654)と、
前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられた入退場情報を前記入退場情報記憶手段から取得する入退場情報取得手段(例えば、CPU61、入退場情報取得プログラム656)と、
前記入退場情報取得手段によって取得された入退場情報を、前記入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカードに書込む書込手段(例えば、カードリーダライタ4、CPU61、書込プログラム657)と、
を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の入退場管理装置であって、
前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられたカード情報を前記カード情報記憶手段から取得するカード情報取得手段(例えば、CPU61、カード情報取得プログラム658)と、
前記カード情報取得手段によって取得されたカード情報中の個人情報を所定の出力手段(例えば、表示部66)に出力させる出力制御手段(例えば、CPU61、出力制御プログラム659)と、
を備えることを特徴とする。
前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられたカード情報を前記カード情報記憶手段から取得するカード情報取得手段(例えば、CPU61、カード情報取得プログラム658)と、
前記カード情報取得手段によって取得されたカード情報中の個人情報を所定の出力手段(例えば、表示部66)に出力させる出力制御手段(例えば、CPU61、出力制御プログラム659)と、
を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の入退場管理装置であって、
前記カード情報は、当該カード情報を記憶するICカードを所持するユーザの非接触ICタグに記憶されている前記タグ識別情報を含み、
前記タグ識別情報記憶手段は、前記カード情報読取手段によって読取られた個人情報と、カード識別情報と、タグ識別情報とを対応付けて記憶することを特徴とすることを特徴とする。
前記カード情報は、当該カード情報を記憶するICカードを所持するユーザの非接触ICタグに記憶されている前記タグ識別情報を含み、
前記タグ識別情報記憶手段は、前記カード情報読取手段によって読取られた個人情報と、カード識別情報と、タグ識別情報とを対応付けて記憶することを特徴とすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の入退場管理装置であって、
前記非接触ICタグは、アンテナ部(2a)と、前記アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップ(2b)と、を備え、
前記非接触ICタグを前記ユーザが着用するヘルメット(例えば、非接触ICタグ付きヘルメット10)に備えたことを特徴とする。
前記非接触ICタグは、アンテナ部(2a)と、前記アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップ(2b)と、を備え、
前記非接触ICタグを前記ユーザが着用するヘルメット(例えば、非接触ICタグ付きヘルメット10)に備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ICカードのカード情報と非接触ICタグのタグ識別情報とが対応付けられて記憶されており、ユーザの入退場時にタグ識別情報が認証された場合には、認証されたタグ識別情報と、このタグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とが対応付けられて記憶される。従って、ユーザの個人情報とタグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とが対応付けて記憶されることとなって、立入り許可者が日替わりで変わる特定区域の入退場管理をより効率的に行うことができる。
即ち、記憶容量の比較的大きいICカードと、認証の利便性の高い非接触ICタグとを組み合わせて用いることによって、入退場管理の効率化を図ることができる。
即ち、記憶容量の比較的大きいICカードと、認証の利便性の高い非接触ICタグとを組み合わせて用いることによって、入退場管理の効率化を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、カード情報に対応付けられたタグ識別情報が取得され、取得されたタグ識別情報に対応付けられた入退場情報が取得され、取得された入退場情報が当該入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカード3に書込まれる。従って、ICカードを所持するユーザが出入りする特定区域が替わっても、個々の特定区域での入退場情報をICカードに記憶させることができることとなって、ユーザの入退場管理を更に効率的に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、タグ識別情報に対応付けられたカード情報が取得され、取得されたカード情報中の個人情報が所定の出力手段に出力されるので、非接触ICタグを所持しているユーザの個人情報を迅速に把握することができる。従って、例えば、特定区域内において事故発生等の緊急時に、ユーザの個人情報を迅速に得ることができ、速やかに応急処置等を行うことができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、カード情報には、当該カード情報を記憶するICカード3を所持するユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報が含まれる。従って、新規登録手続時にタグ識別情報を付与する工程を省略できることとなって、新規入場手続等の簡素化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、非接触ICタグは、アンテナ部と、アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップと、を備え、ユーザが着用するヘルメットの本体に備えているので、この非接触ICタグ付きのヘルメットを着用して通行する頭上側に非接触ICタグを検知することができる検知手段を備えれば、ポケットなどに保管する非接触ICタグを取り出して、その非接触ICタグを検知手段にかざしたりする手間を省くことができる。
つまり、例えば、工事現場などの特定箇所へ、作業者が入退場する際に、検知手段が非接触ICタグを検知したか否かにより、その作業者の入退場の許可、不許可が判断されるような場合に、非接触ICタグ付きヘルメットを着用して通行することで非接触ICタグを検知することができれば、作業者がポケットなどに保管する非接触ICタグを取り出して、検知手段にかざすなどする手間を省くことができるので、容易に特定箇所への入退場を行うことができる。
よって、非接触ICタグ付きヘルメットは、特定箇所への入退場を容易に行うことに対し、有効に活用することができる。
つまり、例えば、工事現場などの特定箇所へ、作業者が入退場する際に、検知手段が非接触ICタグを検知したか否かにより、その作業者の入退場の許可、不許可が判断されるような場合に、非接触ICタグ付きヘルメットを着用して通行することで非接触ICタグを検知することができれば、作業者がポケットなどに保管する非接触ICタグを取り出して、検知手段にかざすなどする手間を省くことができるので、容易に特定箇所への入退場を行うことができる。
よって、非接触ICタグ付きヘルメットは、特定箇所への入退場を容易に行うことに対し、有効に活用することができる。
以下、図面を参照して本発明にかかる入退場管理装置について詳細に説明する。入退場管理装置100は、例えば、トンネル工事等の特定現場(特定区域)における作業者(ユーザ)の入退場管理を支援するシステムである。
先ず、入退場管理装置100の全体構成ついて説明する。
図1に示すように、入退場管理装置100は、ヘルメットを着用した作業者が通過するゲート部20と、ゲート部20に備えられ、非接触ICタグ2のタグIDを読取るタグ識別情報読取手段としてのタグリーダ30と、ゲート部20に備えられ、ゲート部20を通過する作業者を検出する第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bと、作業者がゲート部20を通過することの可否を通知する通知手段としての警報部50a、50bと、作業者が所持するICカード3のカード情報を読取るカードリーダライタ4(図6参照)と、上記各部の動作を制御する管理装置60等を備えている。
図1に示すように、入退場管理装置100は、ヘルメットを着用した作業者が通過するゲート部20と、ゲート部20に備えられ、非接触ICタグ2のタグIDを読取るタグ識別情報読取手段としてのタグリーダ30と、ゲート部20に備えられ、ゲート部20を通過する作業者を検出する第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bと、作業者がゲート部20を通過することの可否を通知する通知手段としての警報部50a、50bと、作業者が所持するICカード3のカード情報を読取るカードリーダライタ4(図6参照)と、上記各部の動作を制御する管理装置60等を備えている。
最初に、特定現場に入退場する作業者が着用するヘルメットについて説明する。
図2に示すように、作業者が着用するヘルメットは、ヘルメット本体1に、非接触ICタグ2が配設されてなる非接触ICタグ付きヘルメット10である。
図2に示すように、作業者が着用するヘルメットは、ヘルメット本体1に、非接触ICタグ2が配設されてなる非接触ICタグ付きヘルメット10である。
ヘルメット本体1は、例えば、絶縁材から成り、ヘルメットを着用する作業者の頭部に対する衝撃を緩和し、ヘルメット着用者の頭部を保護するものである。
非接触ICタグ2は、図3に示すように、アンテナ部2aと、アンテナ部2aに接続されるICチップ2bと、アンテナ部2aとICチップ2bを覆うシート材2cとにより構成されている。
アンテナ部2aは、アンテナ線が平面状に捲回されてなり、そのアンテナ線の両端部がICチップ2bに接続されている。
ICチップ2bは、集積回路であり、非接触ICタグ2に割り当てられた管理データであるタグ識別情報としてのタグIDを記憶している。また、ICチップ2bは、アンテナ部2aを介して所定の管理データを送受することができる。
シート材2cは、例えば、プラスチックシートであり、アンテナ部2aやICチップ2bが損傷しないように保護するとともに、非接触ICタグ2を薄い平板形状に形成するためのものである。
アンテナ部2aは、アンテナ線が平面状に捲回されてなり、そのアンテナ線の両端部がICチップ2bに接続されている。
ICチップ2bは、集積回路であり、非接触ICタグ2に割り当てられた管理データであるタグ識別情報としてのタグIDを記憶している。また、ICチップ2bは、アンテナ部2aを介して所定の管理データを送受することができる。
シート材2cは、例えば、プラスチックシートであり、アンテナ部2aやICチップ2bが損傷しないように保護するとともに、非接触ICタグ2を薄い平板形状に形成するためのものである。
この非接触ICタグ2は、後述する入退場管理装置100のタグリーダ30に所定の距離近づいたり、タグリーダ30の検知エリアに入ったりすると、タグリーダ30が有するアンテナ(図示省略)と、非接触ICタグ2のアンテナ部2aとの間で磁気的な結合が生じ、アンテナ部2bに高周波信号が誘起される。非接触ICタグ2は、この高周波信号に基づく電力(誘導起電力)によりICチップ2cが動作するようになっている。そして、非接触ICタグ2は、ICチップ2bに記憶するタグIDに関する信号などを、アンテナ部2aを介して、タグリーダ30に送信するようになっている。
そのため、非接触ICタグ2は、後述する入退場管理装置100のタグリーダ30が検知しやすい箇所に備えられることが好ましい。
非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1の外側表面、ヘルメット本体1の内面のいずれに備えられていてもよく、また、着脱自在であっても、貼付されるなどして固定されていてもよい。また、非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1を構成する絶縁材中に埋設されていてもよい。
非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1の外側表面、ヘルメット本体1の内面のいずれに備えられていてもよく、また、着脱自在であっても、貼付されるなどして固定されていてもよい。また、非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1を構成する絶縁材中に埋設されていてもよい。
このような非接触ICタグ付きヘルメット10は、特定現場に入退場する作業者が着用しなければならないものであり、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者の頭部を保護するとともに、特定現場に入退場する際の通行許可証としての機能を有するものである。
特定現場に入退場する際の通行許可証としての機能とは、後述する入退場管理装置100において、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するとともに、非接触ICタグ2のICチップ2bに記憶されるタグIDに基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、特定現場に入場したり、特定現場から退場したりすることに対するの許可、不許可が判断され、作業者に通知されるので、所定のタグIDが割り当てられた非接触ICタグ付きヘルメット10を通行許可証として着用しなければ、特定現場への出入りができないということである。
特定現場に入退場する際の通行許可証としての機能とは、後述する入退場管理装置100において、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するとともに、非接触ICタグ2のICチップ2bに記憶されるタグIDに基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、特定現場に入場したり、特定現場から退場したりすることに対するの許可、不許可が判断され、作業者に通知されるので、所定のタグIDが割り当てられた非接触ICタグ付きヘルメット10を通行許可証として着用しなければ、特定現場への出入りができないということである。
ゲート部20は、作業者が通常歩行姿勢で通過できる幅に離間して配置される側壁部21,21と、側壁部21に掛け渡される天井部22とにより構成されている。そして、ゲート部20は、図4に示すように、作業者が通常歩行姿勢で通過できる高さ(例えば、190cm)と幅(例えば、90cm)を有する通路を形成する。
天井部22には、タグリーダ30が配設されており、側壁部21には、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが備えられている。
天井部22には、タグリーダ30が配設されており、側壁部21には、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが備えられている。
タグリーダ30は、アンテナ(図示省略)と、そのアンテナから高周波信号を出力させる駆動回路(図示省略)を有している。
タグリーダ30は、所定の駆動回路により、例えば、周波数13.56(MHz)の高周波信号をそのアンテナから出力し、非接触ICタグ2のアンテナ部2aに高周波信号を誘起させることで、非接触ICタグ2に動作用電力を供給する。
また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号を検知することに基づき、非接触ICタグ2を検知する。また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号におけるタグIDに関する信号に基づき、タグリーダ30のアンテナに誘起される高周波信号を信号処理し、非接触ICタグ2から送信されたタグIDを取得する。そして、タグリーダ30は、取得したタグIDを、管理装置60に出力する。
タグリーダ30は、所定の駆動回路により、例えば、周波数13.56(MHz)の高周波信号をそのアンテナから出力し、非接触ICタグ2のアンテナ部2aに高周波信号を誘起させることで、非接触ICタグ2に動作用電力を供給する。
また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号を検知することに基づき、非接触ICタグ2を検知する。また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号におけるタグIDに関する信号に基づき、タグリーダ30のアンテナに誘起される高周波信号を信号処理し、非接触ICタグ2から送信されたタグIDを取得する。そして、タグリーダ30は、取得したタグIDを、管理装置60に出力する。
このタグリーダ30が、非接触ICタグ2に動作用電力を供給したり、非接触ICタグ2がアンテナ部2aを介して送信する信号を検知したりすることができる範囲である検知エリア30aは、図4において網掛けで示す部分のように、ゲート部20内における上方側の空間である。この検知エリア30aは、例えば、左右の側壁部21,21が対向する間であるとともに、天井部22から下方に90cmの範囲である。
このような検知エリア30aであれば、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢でゲート部20を通過する際に、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2が検知エリア30aを通過するので、タグリーダ30は、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知することができる。
特に、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢、通常歩行速度でゲート部20を通過する際に、より確実にタグリーダ30が非接触ICタグ2を検知することができる検知エリア30aを設けるように、タグリーダ30をゲート部20に配設することが好ましい。
このような検知エリア30aであれば、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢でゲート部20を通過する際に、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2が検知エリア30aを通過するので、タグリーダ30は、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知することができる。
特に、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢、通常歩行速度でゲート部20を通過する際に、より確実にタグリーダ30が非接触ICタグ2を検知することができる検知エリア30aを設けるように、タグリーダ30をゲート部20に配設することが好ましい。
第1の検出センサ40a及び第2の検出センサ40bは、例えば、赤外線センサで構成されており、作業者がゲート部20を通過する方向である入退場方向に離間して、ゲート部20に備えられている。
図5に示すように、第2の検出センサ40bは、ゲート部20における特定現場側(内側)に配設されており、第1の検出センサ40aは、第2の検出センサ40bより入退場方向に特定現場から離れた位置(外側)に配設されている。
第1の検出センサ40a及び第2の検出センサ40bは、ゲート部20を通過する作業者を検出するとともに、作業者を検出したことに基づく検出信号を、管理装置60に出力する。
図5に示すように、第2の検出センサ40bは、ゲート部20における特定現場側(内側)に配設されており、第1の検出センサ40aは、第2の検出センサ40bより入退場方向に特定現場から離れた位置(外側)に配設されている。
第1の検出センサ40a及び第2の検出センサ40bは、ゲート部20を通過する作業者を検出するとともに、作業者を検出したことに基づく検出信号を、管理装置60に出力する。
警報部50aは、ゲート部20を特定現場に向かって入場する作業者に対して、後述する管理装置60のCPU61の判断に基づき、ゲート部20の通過の可否を通知するものである。
警報部50bは、ゲート部20を特定現場から退場する作業者に対して、後述する管理装置60のCPU61の判断に基づき、ゲート部20の通過の可否を通知するものである。
後述するCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可した場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは緑色に点灯し、通過の許可を通知するようになっている。また、後述するCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可しない場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは赤色に点灯するとともに、警報部50a,50bが警報音や警告アナウンスを発することで、通過の不許可を通知するようになっている。
警報部50bは、ゲート部20を特定現場から退場する作業者に対して、後述する管理装置60のCPU61の判断に基づき、ゲート部20の通過の可否を通知するものである。
後述するCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可した場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは緑色に点灯し、通過の許可を通知するようになっている。また、後述するCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可しない場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは赤色に点灯するとともに、警報部50a,50bが警報音や警告アナウンスを発することで、通過の不許可を通知するようになっている。
ICカード3は、例えば、カードごとに割り当てられる固有のカードIDと、当該ICカード3の所持する作業者の個人情報等のカード情報を記憶するカードICチップ(図示省略)と、カードICチップに記憶されている情報をカードリーダライタ4へ送信する接点端子等を備えて構成されている。
ここで、作業者の個人情報は、例えば、氏名、生年月日、住所、緊急連絡先、健康診断情報、免許・資格、現場履歴等が含むものとする。
ここで、作業者の個人情報は、例えば、氏名、生年月日、住所、緊急連絡先、健康診断情報、免許・資格、現場履歴等が含むものとする。
カードリーダライタ4は、カード情報読取手段として機能し、例えば、ICカード3に記憶されているカード情報を読取るための端子(図示省略)を備えている。
そして、このカードリーダライタ4内にICカード3を挿入することにより、ICカード3の接点端子とカードリーダライタ4の端子(図示省略)とが接触し、ICカード3に記憶されているカード情報が読み出され、管理装置60のCPU61に入力されるようになっている。
そして、このカードリーダライタ4内にICカード3を挿入することにより、ICカード3の接点端子とカードリーダライタ4の端子(図示省略)とが接触し、ICカード3に記憶されているカード情報が読み出され、管理装置60のCPU61に入力されるようになっている。
また、カードリーダライタ4は、書込手段の一部として機能し、例えば、入退場情報DB643に記憶されている入退場情報を、この入退場情報に対応するカードIDを記憶するICカード3に書込むものである。なお、カードリーダライタ4の書込処理については、CPU61によって制御されている。
次に、入退場管理装置100のシステム構成について説明する。
図6に示すように、管理装置60は、例えば、CPU61、RAM62、記憶部63、表示部66、入力部67、計時部68、外部機器と接続するためのインターフェイス(I/F)69などを備え、これらはバスBを介して接続されている。
図6に示すように、管理装置60は、例えば、CPU61、RAM62、記憶部63、表示部66、入力部67、計時部68、外部機器と接続するためのインターフェイス(I/F)69などを備え、これらはバスBを介して接続されている。
記憶部63は、プログラムやデータなどが予め記憶された記録媒体64を有している。記録媒体64は、例えば、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、半導体メモリなどで構成されている。記録媒体64は、記憶部63に対して、固定的に、或いは着脱自在に設けられている。
記録媒体64には、カード情報データベース(カード情報DB)41、タグIDデータベース(タグIDDB)42、入退場情報データベース(入退場情報DB)43等が記憶されている。
また、記録媒体64には、入退場管理処理に使用される各種アプリケーションプログラムなどが記憶されるプログラム格納領域65、各種アプリケーションプログラムの実行結果などが記憶される結果データ格納領域(図示省略)などが設けられている。
また、記録媒体64には、入退場管理処理に使用される各種アプリケーションプログラムなどが記憶されるプログラム格納領域65、各種アプリケーションプログラムの実行結果などが記憶される結果データ格納領域(図示省略)などが設けられている。
なお、記録媒体64に記憶されるプログラム、データなどは、その一部または全部が、他の外部装置などから、I/F69などを介して取得して、記録媒体64に記録されるものとしても良い。
カード情報DB641には、図7に示すように、カードリーダライタ4によって読取られたICカード3のカード情報が記憶されている。カード情報は、例えば、カードID及び個人情報とを含み、このカードIDと、個人情報とが対応付けられて記憶されている。例えば、カードID「1」は、作業者氏名「○○」−所属「◎◎」−緊急連絡先「●●」・・・の個人情報と対応付けられて記憶されている。このように、カード情報DB641は、カード情報記憶手段の一部として機能する。
タグIDDB642には、例えば、図8に示すように、カードリーダライタ4によって読取られたカードIDと、そのカードIDが記憶されたICカード3の所有者が所持する非接触ICタグのタグIDとが対応付けられて記憶されている。具体的には、例えば、カードID「1」は、タグID「101」と対応付けられて記憶されている。このように、タグIDDB642は、タグ識別情報記憶手段の一部として機能する。
入退場情報DB643には、例えば、図9に示すようにタグリーダ30によって読取られ、管理装置60のCPU61によって認証されたタグIDと、このタグIDの読取時刻とが対応付けられて記憶されている。具体的には、例えば、タグID「101」は、入場時刻「2004−03−03−8:00」及び退場時刻「2004−03−03−18:00」と対応付けて記憶されている。
このように、入退場情報DB643は、入退場情報記憶手段の一部として機能する。
このように、入退場情報DB643は、入退場情報記憶手段の一部として機能する。
プログラム格納領域65には、CPU61での各種動作を行うためのシステムプログラム、アプリケーションプログラムが記憶されている。具体的には、カード情報記憶プログラム650、タグID記憶プログラム651、認証プログラム652、通知プログラム653、タグID取得プログラム654、入退場情報記憶プログラム655、入退場情報取得プログラム656、書込プログラム657、カード情報取得プログラム658、出力制御プログラム659等が記憶されている。
CPU61は、記憶部63に格納されている各種アプリケーションプログラムやシステムプログラムなどをRAM62に格納して、各種指示信号や入力データなどに応じて、RAM62内に格納したアプリケーションプログラムに従って、各種処理を実行する。また、CPU61は、処理結果を一時的にRAM62に格納するとともに、表示部66に表示する制御を行う。また、CPU61は、処理結果情報を記憶部63の結果データ格納領域(図示省略)に記憶させる制御も行う。
具体的には、CPU61は、カード情報記憶プログラム650を実行することにより、カードリーダライタ4によって読取られたICカード3のカード情報をカード情報DB43に記憶するカード情報記憶手段の一部として機能する。
また、CPU61は、タグID記憶プログラム651を実行することにより、タグリーダ30によって読取られた非接触ICタグ2のタグIDと、当該非接触ICタグ2を所持する作業者のICカード3のカード情報とを対応付けて記憶するタグ識別情報記憶手段の一部として機能する。
また、CPU61は、認証プログラム652を実行することにより、タグリーダ30によって読取られたタグIDを、タグIDDB642に記憶されているタグIDに基づいて認証する認証手段として機能する。
また、CPU61は、通知プログラム653を実行することにより、タグリーダ30によって読取られたタグIDの認証結果を、特定区域に入退場しようとするユーザに通知する通知手段の一部として機能する。
また、CPU61は、タグID取得プログラム654を実行することにより、カードリーダライタ4によって読取られたカード情報に対応付けられたタグIDをタグIDDB642から取得するタグ識別情報取得手段として機能する。
また、CPU61は、入退場情報記憶プログラム655を実行することにより、認証されたタグIDと、当該タグIDの読取結果に基づく入退場情報である時刻データとを対応付けて記憶する入退場情報記憶手段として機能する。
また、CPU61は、入退場情報取得プログラム656を実行することにより、取得したタグIDに対応付けられた入退場時刻を入退場情報DB643から取得する入退場情報取得手段として機能する。
また、CPU61は、書込プログラム657を実行することにより、取得した入退場情報を、当該入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカード3に書込む書込手段の一部として機能する。
また、CPU61は、カード情報取得プログラム658を実行することによって、取得したタグIDに対応付けられたカード情報をカード情報DB641から取得するカード情報取得手段として機能する。
また、CPU61は、出力制御プログラム659を実行することにより、取得したカード情報中の個人情報を表示部67に出力させる出力制御手段として機能する。
を表示させる
を表示させる
RAM62は、記憶部63に格納されたプログラムをCPU61が実行する際に、各種プログラムやデータを格納する格納領域を形成する。また、CPU61による処理を実行するための作業領域や、CPU61の処理に係わるデータが一時的に記憶される記憶領域などを形成する。
表示部66は、出力手段として機能し、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などにより構成されている。CPU61の出力制御に従い、各種データを入力する入力画面などを表示画面上に表示できる。
入力部67は、例えば、カーソルキー、数字キー、機能キー等の各種キーを備え、ユーザにより操作されたキーに対応する操作信号をCPU61に出力する。
計時部68は、時刻や日付を計時し、計時された時間データ等は、CPU61を介してRAM62に送られて順次更新セットされる。例えば、所定周波数のクロック信号を発振する発振回路(図示省略)と、該発振回路からの信号を分周して所定周波数の信号を得る分周回路(図示省略)と、一秒単位の計時データに変換するための時刻用カウンタ(図示省略)等を備える。
そして、タグリーダ30によって読取られたタグIDが認証された場合には、認証された時刻がタグIDと対応付けられて入退場情報DB643に記憶されるようになっている。
そして、タグリーダ30によって読取られたタグIDが認証された場合には、認証された時刻がタグIDと対応付けられて入退場情報DB643に記憶されるようになっている。
I/F69は、この管理装置60とカードリーダライタ4、タグリーダ30、警報部50a、50bと間で各種指示信号や位置情報等を入出力するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートやRS−232C端子をはじめとするシリアル入出力端子、パラレル入出力端子、SCSIインターフェイス、IrDA(Infrared Data Association)規格に準じた赤外線通信装置等が備えられ、有線または無線通信手段により外部機器と接続することが可能である。
そして、記憶部63に記憶されているカード情報DB641、タグIDDB642、入退場情報DB643の各データを、I/F69を介して、例えば、別の入退場管理装置に記憶されているデータから取得するようにしてもよい。
そして、記憶部63に記憶されているカード情報DB641、タグIDDB642、入退場情報DB643の各データを、I/F69を介して、例えば、別の入退場管理装置に記憶されているデータから取得するようにしてもよい。
次に、入退場管理装置100による作業者の入退場管理処理の一例について、図面を参照して詳細に説明する。この入退場管理処理には、新規登録処理、入退場認証処理、ICカード書込処理、出力制御処理が含まれる。
最初に、特定区域に入退場する作業者の個人情報等の新規登録処理について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、CPU61は、登録処理開始信号の入力があったと判断した場合(ステップS101;Yes)には、カードリーダライタ4によって読取られたカード情報がCPU61に入力される(ステップS102)。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報をカード情報DB641に記憶する(ステップS103)。具体的には、図14に示すように、例えば、カード情報のカードID「2」−氏名「△△」−所属「□□」−緊急連絡先「■■」・・・をカード情報DB641に記憶する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報(例えば、カードID)にタグIDを付与し、このカードIDとタグIDとを対応付けてタグIDDB642に記憶し(ステップS104)、本処理を終了する。具体的には、図15に示すように、例えば、カードID「2」にタグID「102」を付与し、この「2」と「102」とを対応付けて記憶する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報をカード情報DB641に記憶する(ステップS103)。具体的には、図14に示すように、例えば、カード情報のカードID「2」−氏名「△△」−所属「□□」−緊急連絡先「■■」・・・をカード情報DB641に記憶する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報(例えば、カードID)にタグIDを付与し、このカードIDとタグIDとを対応付けてタグIDDB642に記憶し(ステップS104)、本処理を終了する。具体的には、図15に示すように、例えば、カードID「2」にタグID「102」を付与し、この「2」と「102」とを対応付けて記憶する。
次に、特定現場に入退場する作業者の入退場認証処理について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、特定現場に入場、或いは特定現場から退場するために、入退場管理装置100のゲート部20を通過しようとする作業者を、第1の検出センサ40a又は第2の検出センサ40bが検出する(ステップS201)。
先ず、特定現場に入場、或いは特定現場から退場するために、入退場管理装置100のゲート部20を通過しようとする作業者を、第1の検出センサ40a又は第2の検出センサ40bが検出する(ステップS201)。
次いで、CPU61は、タグリーダ30によって、ゲート部20を通過しようとする作業者が着用する非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2のタグIDの読取信号が入力されたか否かを判断する(ステップS202)。そして、CPU61が、タグリーダ30によって非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2のタグIDの読取信号が入力されたと判断した場合(ステップS202;Yes)には、入力されたタグIDに基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、ゲート部20を通過できるか否かを判断する(ステップS203)。
そして、CPU61が、タグリーダ30が読取った非接触ICタグ2のタグIDが登録されている(即ち、タグIDDB642に既に記憶されている)と判断した場合(ステップS203;Yes)には、その判断の後に、もう一方の検出センサが作業者を検出する(ステップS204)。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS205)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可する通知(通過OK通知)を行わせる(ステップS206)。
この通過許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することができる。
次いで、CPU61は、認証したタグIDとそのタグIDを認証した時刻(日時)を入退場情報DB643に記憶し(ステップS207)、ステップS101へ戻る。具体的には、図16に示すように、例えば、タグID「102」ー入場時刻「2004−04−04−9:00」ー退場時刻「2004−04−04−19:00」をそれぞれ対応付けて入退場情報DB643に記憶する。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS205)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可する通知(通過OK通知)を行わせる(ステップS206)。
この通過許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することができる。
次いで、CPU61は、認証したタグIDとそのタグIDを認証した時刻(日時)を入退場情報DB643に記憶し(ステップS207)、ステップS101へ戻る。具体的には、図16に示すように、例えば、タグID「102」ー入場時刻「2004−04−04−9:00」ー退場時刻「2004−04−04−19:00」をそれぞれ対応付けて入退場情報DB643に記憶する。
一方、CPU61が、タグリーダ30が読取った非接触ICタグ2のタグIDが、ゲート部20の通過に対し無効である(即ち、読取ったタグIDがタグIDDB642に記憶されていない)と判断した場合には(ステップS203;No)、その判断の後に、もう一方の検出センサが作業者を検出する(ステップS208)。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS209)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可しない通知(通過NG通知)を行わせる(ステップS210)。
この通過不許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することを、取りやめなければならない。
そして、通過NG通知後、ステップS201へ戻る。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS209)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可しない通知(通過NG通知)を行わせる(ステップS210)。
この通過不許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することを、取りやめなければならない。
そして、通過NG通知後、ステップS201へ戻る。
また、タグリーダ30が非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知せずに(ステップS202;No)、もう一方の検出センサが、作業者を検出すると(ステップS211)、ステップS209へ進むとともに、通過NG通知した後、ステップS201へ戻る。
次に、カード書込処理について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、CPU61は、カードリーダライタ4が読取ったICカード3のカードIDが入力されたと判断した場合(ステップS301;Yes)には、そのカードIDに対応付けられたタグIDをタグIDDB642から取得する(ステップS302)。具体的には、例えば、タグID「102」を取得したとする。
先ず、CPU61は、カードリーダライタ4が読取ったICカード3のカードIDが入力されたと判断した場合(ステップS301;Yes)には、そのカードIDに対応付けられたタグIDをタグIDDB642から取得する(ステップS302)。具体的には、例えば、タグID「102」を取得したとする。
次いで、CPU61は、取得したタグID「102」に対応付けられた入退場情報を、入退場情報DB643から取得する(ステップS303)。具体的には、例えば、入退場情報として、入場時刻「2004−04−04−9:00」及び退場時刻「2004−04−04−19:00」を取得したとする。
次いで、CPU61は、取得した入退場情報(入場時刻「2004−04−04−9:00」及び退場時刻「2004−04−04−19:00」)を、この入退場情報に対応するカードID「102」を記憶するICカード3にカードリーダライタ4によって書込ませ(ステップS304)、本処理を終了する。
次いで、CPU61は、取得した入退場情報(入場時刻「2004−04−04−9:00」及び退場時刻「2004−04−04−19:00」)を、この入退場情報に対応するカードID「102」を記憶するICカード3にカードリーダライタ4によって書込ませ(ステップS304)、本処理を終了する。
次に、出力制御処理について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、CPU61は、個人情報表示指示入力があったと判断した場合(ステップS401;Yes)には、タグIDIB642に記憶されている全てのタグIDを取得する(ステップS402)。
次いでCPU61は、取得したタグIDに対応付けられた入退場情報を入退場情報記憶DB643から取得する(ステップS403)。
次いで、CPU61は、取得したタグIDに対応付けられたカードIDをタグID642からそれぞれ取得する(ステップS404)。
次いで、CPU61は、取得したカードIDに対応付けられた個人情報(氏名「△△」−所属「□□」−緊急連絡先「■■」・・;図14参照)をカード情報DB641から取得する(ステップS405)。
次いで、CPU61は、図17に示すように、個人情報一覧661として、個人情報と入退場情報と対応付けて表示部66に表示させ(ステップS406)、本処理を終了する。
先ず、CPU61は、個人情報表示指示入力があったと判断した場合(ステップS401;Yes)には、タグIDIB642に記憶されている全てのタグIDを取得する(ステップS402)。
次いでCPU61は、取得したタグIDに対応付けられた入退場情報を入退場情報記憶DB643から取得する(ステップS403)。
次いで、CPU61は、取得したタグIDに対応付けられたカードIDをタグID642からそれぞれ取得する(ステップS404)。
次いで、CPU61は、取得したカードIDに対応付けられた個人情報(氏名「△△」−所属「□□」−緊急連絡先「■■」・・;図14参照)をカード情報DB641から取得する(ステップS405)。
次いで、CPU61は、図17に示すように、個人情報一覧661として、個人情報と入退場情報と対応付けて表示部66に表示させ(ステップS406)、本処理を終了する。
以上説明した入退場管理装置100によれば、ICカード3のカード情報(カードID)と非接触ICタグ2のタグIDとが対応付けられて記憶されており、ユーザの入退場時にタグIDが認証された場合には、認証されたタグIDと、このタグIDの読取結果に基づく入退場情報とが対応付けられて記憶される。従って、ユーザの個人情報とIDの読取結果に基づく入退場情報とが対応付けて記憶されることとなって、立入り許可者が日替わりで変わる特定区域の入退場管理をより効率的に行うことができる。
即ち、記憶容量の比較的大きいICカード3と、認証の利便性の高い非接触ICタグ2とを組み合わせて用いることによって、入退場管理の効率化を図ることができる。
即ち、記憶容量の比較的大きいICカード3と、認証の利便性の高い非接触ICタグ2とを組み合わせて用いることによって、入退場管理の効率化を図ることができる。
また、カード情報に対応付けられたタグIDが取得され、取得されたタグIDに対応付けられた入退場情報が取得され、取得された入退場情報が当該入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカード3に書込まれる。従って、ICカードを所持するユーザが出入りする特定区域が替わっても、個々の特定区域での入退場情報をICカードに記憶させることができることとなって、ユーザの入退場管理を更に効率的に行うことができる。
また、作業者の個人情報と入退場情報とが対応付けて表示部66に表示されるので、各作業者の労働状況をより容易に把握することができる。
また、作業者の個人情報と入退場情報とが対応付けて表示部66に表示されるので、各作業者の労働状況をより容易に把握することができる。
また、タグIDに対応付けられたカードIDが取得され、取得されたカードIDに対応する個人情報が表示部66に出力されるので、非接触ICタグ2を所持しているユーザの個人情報を迅速に把握することができる。例えば、特定区域内において事故発生等の緊急時に、ユーザの個人情報を迅速に得ることができ、速やかに応急処置等を行うことができる。
また、特定現場に入退場しようとする作業者が着用している非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知し、非接触ICタグ2のICチップ2bに記憶されるタグIDに基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、特定現場に入場したり、特定現場から退場したりすることに対するの許可、不許可を判断することができ、作業者にその通過可否の判断結果を通知することができる。
特に、作業者は、非接触ICタグ2を備えた非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、入退場管理装置100のゲート部20を通常歩行姿勢で通過することにより、ゲート部20における作業者の頭上側に配設されたタグリーダ30が、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するようになっているので、作業者は、入退場管理装置100の通行許可証となる非接触ICタグ2をポケットなどに保管するとともに、特定現場へ入退場する際に取り出して、その非接触ICタグ2をタグリーダ30にかざしたりする必要がない。
よって、作業者は、入退場管理装置100を介し、特定現場への入退場を容易に行うことができる。
特に、作業者は、非接触ICタグ2を備えた非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、入退場管理装置100のゲート部20を通常歩行姿勢で通過することにより、ゲート部20における作業者の頭上側に配設されたタグリーダ30が、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するようになっているので、作業者は、入退場管理装置100の通行許可証となる非接触ICタグ2をポケットなどに保管するとともに、特定現場へ入退場する際に取り出して、その非接触ICタグ2をタグリーダ30にかざしたりする必要がない。
よって、作業者は、入退場管理装置100を介し、特定現場への入退場を容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、カード情報はカードID及び個人情報を含む構成を示したが、これらに加えて、そのICカード3を所持するユーザが所持する非接触ICタグ2に記憶されているタグIDを含む構成であってもよい。この場合、新規登録手続時にタグ識別情報を付与する工程を省略できることとなって、新規入場手続等の簡素化を図ることができる。
また、ゲート部20に、開状態と閉状態とを切替可能な、通知手段としてのフラップ部を設け、管理装置60のCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可した場合、フラップ部を開ける開状態にし、管理装置60のCPU61が、作業者がゲート部20を通過することを許可しない場合、フラップ部を閉める閉状態にすることで、通過の許可、不許可を通知するようにしてもよい。
また、上記実施の形態における出力制御処理については、作業者の個人情報と入退場情報とを表示部66に表示させる構成を示したが、例えば、入退場時刻に基づいて労働時間等を演算して表示させるようにしてもよい。
また、作業者が特定区域に入場後に事故等に遭った場合、周囲の作業者によって緊急通信用のタグリーダ等を用いて事故の当事者の非接触ICタグ付きヘルメット10のタグIDを読取らせ、この読取ったタグIDに対応付けられたカードIDをタグIDDB642から取得させ、取得したカードIDに対応する個人情報をカード情報DB641から取得し、緊急事態を示す表示態様にて表示部66に表示させるようにしてもよい。
出力手段として表示部66に表示させる構成としたが、印刷部によりカード情報を印刷してもよい。
また、作業者が特定区域に入場後に事故等に遭った場合、周囲の作業者によって緊急通信用のタグリーダ等を用いて事故の当事者の非接触ICタグ付きヘルメット10のタグIDを読取らせ、この読取ったタグIDに対応付けられたカードIDをタグIDDB642から取得させ、取得したカードIDに対応する個人情報をカード情報DB641から取得し、緊急事態を示す表示態様にて表示部66に表示させるようにしてもよい。
出力手段として表示部66に表示させる構成としたが、印刷部によりカード情報を印刷してもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である
。
。
2 非接触ICタグ
2a アンテナ部
2b ICチップ
3 ICカード
4 カードリーダライタ(カード情報読取手段、書込手段)
10 非接触ICタグ付きヘルメット
30 タグリーダ(タグ識別情報読取手段)
40a 第1の検出センサ
40b 第2の検出センサ
50a、50b 警報部(通知手段)
61 CPU(カード情報記憶手段、タグ識別情報記憶手段、認証手段、通知手段、タグ識別情報取得手段、入退場情報記憶手段、入退場情報取得手段、書込手段、カード情報取得手段、出力制御手段)
66 表示部(出力手段)
100 入退出管理装置
641 カード情報DB(カード情報記憶手段)
642 タグIDDB(タグ識別情報記憶手段)
643 入退場情報DB(入退場情報記憶手段)
650 カード情報記憶プログラム(カード情報記憶手段)
651 タグID記憶プログラム(タグ識別情報記憶手段)
652 認証プログラム(認証手段)
653 通知プログラム(通知手段)
654 タグID取得プログラム(タグ識別情報取得手段)
655 入退場情報記憶プログラム(入退場情報記憶手段)
656 入退場情報取得プログラム(入退場情報取得手段)
657 書込プログラム(書込手段)
658 カード情報取得プログラム(カード情報取得手段)
659 出力制御プログラム(出力制御手段)
2a アンテナ部
2b ICチップ
3 ICカード
4 カードリーダライタ(カード情報読取手段、書込手段)
10 非接触ICタグ付きヘルメット
30 タグリーダ(タグ識別情報読取手段)
40a 第1の検出センサ
40b 第2の検出センサ
50a、50b 警報部(通知手段)
61 CPU(カード情報記憶手段、タグ識別情報記憶手段、認証手段、通知手段、タグ識別情報取得手段、入退場情報記憶手段、入退場情報取得手段、書込手段、カード情報取得手段、出力制御手段)
66 表示部(出力手段)
100 入退出管理装置
641 カード情報DB(カード情報記憶手段)
642 タグIDDB(タグ識別情報記憶手段)
643 入退場情報DB(入退場情報記憶手段)
650 カード情報記憶プログラム(カード情報記憶手段)
651 タグID記憶プログラム(タグ識別情報記憶手段)
652 認証プログラム(認証手段)
653 通知プログラム(通知手段)
654 タグID取得プログラム(タグ識別情報取得手段)
655 入退場情報記憶プログラム(入退場情報記憶手段)
656 入退場情報取得プログラム(入退場情報取得手段)
657 書込プログラム(書込手段)
658 カード情報取得プログラム(カード情報取得手段)
659 出力制御プログラム(出力制御手段)
Claims (5)
- ユーザが所持するICカードに記憶されている当該ユーザの個人情報を含むカード情報を読取るカード情報読取手段と、
前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報を記憶するカード情報記憶手段と、
前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報と、前記ユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報とを対応付けて記憶するタグ識別情報記憶手段と、
各ユーザが特定区域へ入退場するための入退場口に設けられ、当該各ユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を読取るタグ識別情報読取手段と、
前記タグ識別情報読取手段によって読取られたタグ識別情報を、前記タグ識別情報記憶手段に記憶されているタグ識別情報に基づいて認証する認証手段と、
前記認証手段による認証結果を、前記特定区域に入退場しようとするユーザに通知する通知手段と、
前記認証手段によって認証された場合、認証されたタグ識別情報と、当該タグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応付けて記憶する入退場情報記憶手段と、
を備えることを特徴とする入退場管理装置。 - 前記カード情報読取手段によって読取られたカード情報に対応付けられたタグ識別情報を前記タグ識別情報記憶手段から取得するタグ識別情報取得手段と、
前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられた入退場情報を前記入退場情報記憶手段から取得する入退場情報取得手段と、
前記入退場情報取得手段によって取得された入退場情報を、当該入退場情報に対応するカード情報を記憶するICカードに書込む書込手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の入退場管理装置。 - 前記タグ識別情報取得手段によって取得されたタグ識別情報に対応付けられたカード情報を前記カード情報記憶手段から取得するカード情報取得手段と、
前記カード情報取得手段によって取得されたカード情報中の個人情報を所定の出力手段に出力させる出力制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項2記載の入退場管理装置。 - 前記カード情報は、当該カード情報を記憶するICカードを所持するユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を含み、
前記タグ識別情報記憶手段は、前記カード情報読取手段によって読取られた個人情報と、カード識別情報と、タグ識別情報とを対応付けて記憶することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の入退場管理装置。 - 前記非接触ICタグは、アンテナ部と、前記アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップと、を備え、
前記非接触ICタグを前記ユーザが着用するヘルメットに備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の入退場管理装置。
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