JP2006022524A - 入退場管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入退場管理システム100において、通行証を保有する通行者が通過するクリーンルーム40に、通行者が保有する通行証を検知するリーダ部50を備え、リーダ部50が検知した通行証が有する管理データに基づき、制御装置80が、通行証を保有する通行者が、ドア部から所定の領域に入場することができるか否かを判断するとともに、その通行者は入場できると判断した場合、制御装置80が電気錠30を動作させ、ドア部20を解錠状態に切り替えるようにした。
【選択図】図1
Description
前述の鉄道の自動改札システムでは、通行者がICカードを改札ゲートのカードリーダ部にかざすことにより、改札ゲートの通過の可否が判断され、そのICカードが入退場を許可されるデータを有する場合のみに改札ゲートの一時的な開放が行われるようになっている。
また、このような非接触ICカードシステムを、入退場者を管理する作業現場に適用した場合、作業現場のゲートを通過する作業者は、その作業着が重装備であったり、特に手袋をしていたりすると、ICカードの取り出しが困難となることがあり、そのゲートを入退場する際に手間がかかるので、入退場する効率が悪いという問題があった。
所定の領域(例えば、特定作業領域)に入場するためのドア部(20)と、
前記ドア部の施錠状態と解錠状態とを切り替え可能な錠部(例えば、電気錠30)と、
通行証(例えば、非接触ICタグ2)を保有する通行者が通過するゲート部(例えば、クリーンルーム40)と、
前記ゲート部に備えられ、前記通行者に保有される前記通行証を検知する検知手段(例えば、リーダ部50)と、
前記検知手段が検知した前記通行証が有する管理データに基づき、前記通行証を保有する通行者が、前記ドア部から所定の領域に入場することができるか否かを判断する判断手段(例えば、制御装置80)と、
前記判断手段が、前記通行証を保有する通行者は入場できると判断した場合、前記錠部を動作させ、前記ドア部を解錠状態に切り替える錠部切替制御手段(例えば、制御装置80)と、
を備えることを特徴とする。
前記第1の検出センサと前記第2の検出センサが、前記ゲート部を通過する前記通行証を保有する通行者を検出した順に基づき、前記通行者が前記ドア部から入場したか、退場したかを判別する入退場判別手段(例えば、制御装置80)と、
前記入退場判別手段が判別した前記通行者の入退場と、前記検知手段が検知した前記通行証が有する管理データに基づき、前記通行証を保有する通行者が、前記ドア部から入場しているか、退場しているかを記録する記録手段(例えば、RAM80c)と、
を備えることを特徴とする。
前記所定の領域の環境に関する環境データを取得する環境データ取得手段(例えば、粉塵計70)を備えるとともに、前記環境データ取得手段が取得した前記環境データを、前記記録手段に記録することを特徴とする。
前記通行証は、アンテナ部(2a)と、前記アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップ(2b)と、を有する非接触ICタグ(2)であることを特徴とする。
前記非接触ICタグをヘルメット(例えば、非接触ICタグ付きヘルメット10)に備えるとともに、前記通行者は前記ヘルメットを着用して前記ゲート部を通過することを特徴とする。
つまり、通行証を保有する通行者が、入退場管理システムのゲート部を通過する際に、ゲート部に備えられた検知手段が通行証を検知することにより、入退場管理システムは、その通行証を保有する通行者がドア部から所定の領域に入場することができるか否かを判断するとともに、錠部を動作させて、ドア部の施錠状態と解錠状態とを切り替えることができる。そして、その通行者の入場の可否を、ドア部の施錠状態と解錠状態とによって通行者に通知することができる。
よって、入退場管理システムは、通行証を保有する通行者を、所定の領域に入場することができる特定者として認識し、ドア部を解錠状態とすることで、その特定者のみをその領域に入場できるようにすることができる。一方、通行証を保有しない通行者に対しては、ドア部を施錠状態とすることで、その通行者がその領域に入場できないようにすることができる。
また、このように、錠部を動作させることにより、ドア部の施錠状態と解錠状態とを切り替えることで、通行者の入場の可否を切り替えることができるので、効率よく通行者の入場を管理することができる。
つまり、入退場管理システムは、第1の検出センサと第2の検出センサが通行者を検出した順に基づいて、通行者の進行方向を区別して通行者の入退場を判別するとともに、その通行者が保有している通行証が有する管理データに基づいて、通行者を特定することで、その通行者が入退場管理システムのドア部を介して入退場しているか否かを記録することができる。
よって、通行証を保有する通行者の入退場状況の記録管理を容易に行うことができる。
つまり、入退場管理システムにおいて、通行者が所定の領域に入場しているか、退場しているかといった入退場状況とともに、所定の領域の環境に関する環境データを記録することができるので、通行者が入場した所定の領域の環境が、その通行者に対して何らかの影響があるような場合、その通行者がその領域へ入場したことに応じた通行者へ影響を把握することができる。例えば、その領域に有毒ガスが発生しているような場合、その領域に通行者が入場した時間等に応じて、その通行者の安全管理について行うことができる。
また、検知手段が非接触ICタグを検知することができる所定の検知エリア内であれば、非接触ICタグが検知手段と接触しなくても、検知手段は非接触ICタグを検知することができるので、入退場管理システムのドア部から所定の領域に入場する通行者は、携帯しやすい非接触ICタグを、検知手段の検知エリア内を通すようにして、ゲート部を通過するように通行すればよい。
よって、通行証として非接触ICタグを利用する入退場管理システムであれば、入退場管理システムのドア部から所定の領域に入場したり、所定の領域から退場したりする通行者は、ゲート部を通過しやすく、効率よく入退場を行うことができる
つまり、入退場管理システムにおいて、通行者が、非接触ICタグが備えられたヘルメットを着用して通過するゲート部の頭上側に非接触ICタグを検知することができる検知手段を備えれば、ポケットなどに保管する非接触ICタグを取り出して、その非接触ICタグを検知手段にかざしたりする手間を省くことができる。例えば、工事現場などの所定の領域へ、作業者が入退場する際に、検知手段が非接触ICタグを検知したか否かにより、その作業者の入退場の許可、不許可が判断されるような場合に、非接触ICタグが備えられたヘルメットを着用して通行することで非接触ICタグを検知することができれば、作業者がポケットなどに保管する非接触ICタグを取り出して、検知手段にかざすなどする手間を省くことができるので、容易に所定の領域への入退場を行うことができる。
また、非接触ICタグが備えられたヘルメットを着用する通行者は、所定の領域への入退場を行う際に、非接触ICタグを出し入れする必要がないので、両手を空けた状態で入退場を行うことができる。
よって、非接触ICタグを備えたヘルメットは、所定の領域への入退場を容易に行うことに対し、有効に活用することができる。
本発明に係る入退場管理システム100は、例えば、清掃工場解体工事や廃棄物焼却施設解体工事など、ダイオキシン類などの有害物質が存在する特定作業現場への作業者の立ち入りを制限するため、その特定作業現場での作業を行う特定作業者を予め決めておくことで、その特定作業者のみが特定作業現場へ入場することができるようにしたり、特定作業者の入退場状況を記録したりし、危険管理領域である特定作業現場に対する特定作業者の入退場を管理するシステムである。
特定作業現場に入退場する作業者は、図1に示すように保護具を着用しなければならない。保護具は、肌の露出を防止したりすることにより、作業者の身の安全を確保するためのものであり、例えば、防塵作業着、手袋、足カバー、防塵・防毒マスク、ゴーグル、ヘルメット等からなる。
図2に示すように、入退場管理システム100において使用されるヘルメットは、ヘルメット本体1に、通行証としての非接触ICタグ2が配設されてなる非接触ICタグ付きヘルメット10である。
アンテナ部2aは、アンテナ線が平面状に捲回されてなり、そのアンテナ線の両端部がICチップ2bに接続されている。
ICチップ2bは、集積回路であり、非接触ICタグ2に割り当てられた管理データであるID番号を記憶している。また、ICチップ2bは、アンテナ部2aを介して所定の管理データを送受することができる。
シート材2cは、例えば、プラスチックシートであり、アンテナ部2aやICチップ2bが損傷しないように保護するとともに、非接触ICタグ2を薄い平板形状に形成するためのものである。
非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1の外側表面、ヘルメット本体1の内面のいずれに備えられていてもよく、また、着脱自在であっても、貼付されるなどして固定されていてもよい。また、非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1を構成する絶縁材中に埋設されていてもよい。
特定作業現場に入場する際の通行許可証としての機能とは、後述する入退場管理システム100において、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するとともに、非接触ICタグ2のICチップ2bに記憶されるID番号に基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、特定作業現場に入場することの許可、不許可が判断されるので、所定のID番号が割り当てられた非接触ICタグ付きヘルメット10を通行許可証として着用しなければ、特定作業現場へ立ち入ることができないということである。
図1及び図4〜図6に示すように、入退場管理システム100は、所定の領域である特定作業現場に入場するためのドア部20と、ドア部20の施錠状態と解錠状態とを切り替る錠部としての電気錠30と、ドア部20の手前に設けられるゲート部としてのクリーンルーム40と、クリーンルーム40に備えられ、非接触ICタグ2を検知する検知手段としてのリーダ部50と、クリーンルーム40に備えられ、クリーンルーム40を通過する作業者を検出する第1の検出センサ60aと第2の検出センサ60bと、特定作業現場内の粉塵量を測定する環境データ取得手段としての粉塵計70と、上記各部の動作を制御する制御装置80等を備えている。
なお、この電気錠30によって、ドア部20を開けることができない施錠状態とする対象は、ドア部20におけるクリーンルーム40側のドアノブが操作される場合に対してであり、ドア部20における特定作業現場側のドアノブが操作される際には、常にドア部20を開けることができるようになっている。
また、解錠状態となった電気錠30は、所定のタイミング後、自動的に施錠状態に戻り、ドア部20を施錠するようになっている。
クリーンルーム40は、クリーンルーム40に入室するためのルームドア41aが備えられる前壁部41と、特定作業現場への入退場方向に対する左右の側壁部42と、前壁部41と側壁部42上に配置される天井部43等により構成されている。
天井部43には、リーダ部50が配設されており、側壁部42には、第1の検出センサ60aと第2の検出センサ60bが備えられている。
なお、このようなクリーンルーム40における集塵動作は、ドア部20とクリーンルーム40のルームドア41aとが閉じられた状態で行われるようになっている。そして、特定作業現場から作業者が退場する場合、クリーンルーム40において所定時間の集塵動作が行われる間、ルームドア41aが開かないようにすることが好ましい。
リーダ部50は、所定の駆動回路により、例えば、周波数13.56(MHz)の高周波信号をそのアンテナから出力し、非接触ICタグ2のアンテナ部2aに高周波信号を誘起させることで、非接触ICタグ2に動作用電力を供給する。
また、リーダ部50は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号を検知することに基づき、非接触ICタグ2を検知する。また、リーダ部50は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号におけるID番号に関する信号に基づき、リーダ部50のアンテナに誘起される高周波信号を信号処理し、非接触ICタグ2から送信されたID番号の情報を取得する。そして、リーダ部50は、取得したID番号を、制御装置80に出力する。
このような検知エリア50aであれば、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢でクリーンルーム40を通過する際に、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2が検知エリア50aを通過するので、リーダ部50は、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知することができる。
特に、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢、通常歩行速度でクリーンルーム40を通過する際に、より確実にリーダ部50が非接触ICタグ2を検知することができる検知エリア50aを設けるように、リーダ部50をクリーンルーム40の天井部43に配設することが好ましい。
図4に示すように、第2の検出センサ60bは、クリーンルーム40におけるドア部20側に配設されており、第1の検出センサ60aは、第2の検出センサ60bより入退場方向にドア部20から離れた位置でありルームドア41a側に配設されている。
第1の検出センサ60a及び第2の検出センサ60bは、クリーンルーム40を通過する作業者を検出するとともに、作業者を検出したことに基づく検出信号を、制御装置80に出力する。
CPU80aは、ROM80bに格納された入退場管理システム用の制御プログラムに従って、各種の制御動作を実行する。
ROM80bには、入退場管理システム100を制御するための制御プログラムや制御データが書き込まれ、格納されている。この制御データとして、例えば、ドア部20から特定作業現場への入場が許可されるID番号データが格納されている。
RAM80cには、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、CPU80aが上記制御プログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
また、記録手段としてのRAM80cは、粉塵計70が測定した特定作業現場内の粉塵量データを、その測定時刻(日時)データとともに記録する。
そして、電気錠30が解錠状態となることで、ドア部20が解錠状態となるので、作業者がドア部20を開けることができるようになり、作業者は特定作業現場へ入場することができるようになる。
第1の検出センサ60aと第2の検出センサ60bが、第1の検出センサ60a、第2の検出センサ60bの順に、クリーンルーム40を通過する作業者を検出した場合、入退場判別手段としての制御装置80は、作業者はクリーンルーム40を介してドア部20から入場したと判別する。
一方、第1の検出センサ60aと第2の検出センサ60bが、第2の検出センサ60b、第1の検出センサ60aの順に、クリーンルーム40を通過する作業者を検出した場合、入退場判別手段としての制御装置80は、作業者はドア部20から退場し、クリーンルーム40を通過したと判別する。
また、制御装置80は、図1、図6に示すように、LCDなどの表示部82を備えており、RAM80cに記憶されたID番号等に基づき、各作業員の特定作業現場への入退場時刻や作業時間、その作業時の粉塵量データ、作業場所、作業内容、着用した保護具の種類等を表示することができるようになっている。また、このように表示する内容を帳票として出力するプリンターを備えてもよい。
特定作業現場に入場するために、入退場管理システム100のクリーンルーム40を通過しようとする作業者を、第1の検出センサ60aが検出する(ステップS101)。
制御装置80が、リーダ部50が非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知したと判断すると(ステップS102;Yes)、リーダ部50が検知した非接触ICタグ2のICチップ2bが有するID番号に基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、ドア部20から特定作業現場へ入場できるか否かを判断する(ステップS103)。
そして、制御装置80は、作業者がクリーンルーム40を通過する際に、第1の検出センサ60aと第2の検出センサ60bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別する(ステップS105)。この場合、第1の検出センサ60a、第2の検出センサ60bの順に作業者を検出したので、作業者は入場するものと判別する。
次いで、制御装置80は、電気錠30を解錠状態とし、ドア部20を開けることができるようにする(ステップS106)。電気錠30やドア部20が解錠状態となったことに伴い、作業者は、特定作業現場に入場することができる。
すると、制御装置80は、電気錠30やドア部20の施錠状態を維持する(ステップS109)。電気錠30やドア部20が施錠状態のままであるので、作業者は、ドア部20から入場することができない。
そして、入退場管理システム100は、動作を終了する。
特定作業現場から退場するために、入退場管理システム100のクリーンルーム40を通過しようとする作業者を、第2の検出センサ60bが検出する(ステップS201)。
次いで、制御装置80は、リーダ部50が検知した、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2のICチップ2bが有するID番号を取得する(ステップS201)。
そして、第1の検出センサ60aが作業者を検出する(ステップS203)。
なお、この間に、クリーンルーム40のクリーンルーム動作部40a(エアシャワー部、フィルター部)を動作させて、特定作業現場から退場する作業者に付着した塵などを集塵し、特定作業現場から有害物質を外部に漏出させないようにする。
特に、作業者は、非接触ICタグ2を備えた非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、入退場管理システム100のクリーンルーム40を通常歩行姿勢で通過することにより、クリーンルーム40における作業者の頭上側に配設されたリーダ部50が、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するようになっているので、作業者は、入退場管理システム100の通行証となる非接触ICタグ2をポケットなどに保管するとともに、特定作業現場へ入場する際に取り出して、その非接触ICタグ2をリーダ部50にかざしたりする手間を省くことができる。
よって、作業者は、入退場管理システム100を介し、特定作業現場への入場を容易に効率よく行うことができる。
よって、作業者の特定作業現場への入退場状況の記録管理を容易に行うことができる。
特に、作業者が特定作業現場へ入退場した状況とあわせて、特定作業現場の環境に関する粉塵量データを記録することができるので、作業者の安全管理、健康管理についても行うことができる。
そして、非接触ICタグ2が備えられた位置に応じて検知エリアを形成するように、リーダ部50を配設すればよい。
また、左右の側壁部42,42にそれぞれリーダ部50を備えるようにしてもよい。その場合、側壁部42に備えるリーダ部50の高さ位置を調整し、所望する範囲に検知エリアを形成するようにすればよく、また、左右の側壁部42,42に備えるそれぞれのリーダ部50の高さ位置を異ならせることによって、より広い範囲の検知エリアを形成するようにしてもよい。
2 非接触ICタグ(通行証)
2a アンテナ部
2b ICチップ
10 非接触ICタグ付きヘルメット(ヘルメット)
20 ドア部
30 電気錠(錠部)
40 クリーンルーム(ゲート部)
50 リーダ部(検知手段)
60a 第1の検出センサ
60b 第2の検出センサ
70 粉塵計(環境データ取得手段)
80 制御装置(判断手段、錠部切替制御手段、入退場判別手段)
80a CPU
80b ROM
80c RAM(記録手段)
100 入退場管理システム
Claims (5)
- 所定の領域に入場するためのドア部と、
前記ドア部の施錠状態と解錠状態とを切り替え可能な錠部と、
通行証を保有する通行者が通過するゲート部と、
前記ゲート部に備えられ、前記通行者に保有される前記通行証を検知する検知手段と、
前記検知手段が検知した前記通行証が有する管理データに基づき、前記通行証を保有する通行者が、前記ドア部から所定の領域に入場することができるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記通行証を保有する通行者は入場できると判断した場合、前記錠部を動作させ、前記ドア部を解錠状態に切り替える錠部切替制御手段と、
を備えることを特徴とする入退場管理システム。 - 前記ゲート部に、前記通行証を保有する通行者の入退場方向に離間して配設され、当該ゲート部を通過する前記通行者をそれぞれ検出する第1の検出センサと、第2の検出センサと、
前記第1の検出センサと前記第2の検出センサが、前記ゲート部を通過する前記通行証を保有する通行者を検出した順に基づき、前記通行者が前記ドア部から入場したか、退場したかを判別する入退場判別手段と、
前記入退場判別手段が判別した前記通行者の入退場と、前記検知手段が検知した前記通行証が有する管理データに基づき、前記通行証を保有する通行者が、前記ドア部から入場しているか、退場しているかを記録する記録手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。 - 前記所定の領域の環境に関する環境データを取得する環境データ取得手段を備えるとともに、前記環境データ取得手段が取得した前記環境データを、前記記録手段に記録することを特徴とする請求項2に記載の入退場管理システム。
- 前記通行証は、アンテナ部と、前記アンテナ部を介して所定の管理データを送受するICチップと、を有する非接触ICタグであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入退場管理システム。
- 前記非接触ICタグをヘルメットに備えるとともに、前記通行者は前記ヘルメットを着用して前記ゲート部を通過することを特徴とする請求項4に記載の入退場管理システム。
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