JP3996153B2 - 入退場管理システム - Google Patents
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Description
また、その作業現場で作業者が作業を行う際の安全を考慮し、作業現場の作業環境、例えば、酸素濃度や有害ガス濃度、粉塵量を予め測定して、安全が確認された後に作業者を作業現場に立ち入らせるという管理手法がとられていた。
前述の鉄道の自動改札システムでは、通行者がICカードを改札ゲートのカードリーダ部にかざすことにより、改札ゲートの通過の可否が判断され、そのICカードが入退場を許可されるデータを有する場合のみに改札ゲートの一時的な開放が行われるようになっている。
また、作業環境は刻々と変化する場合があるが、作業現場に入場した各作業者は、その作業環境が変化する悪化傾向や改善傾向を把握することはできなかった。
また、このような非接触ICカードシステムを、入退場者を管理する作業現場に適用した場合、作業現場のゲートを通過する作業者は、その作業着が重装備であったり、特に手袋をしていたりすると、ICカードの取り出しが困難となることがあり、そのゲートを入退場する際に手間がかかるので、入退場する効率が悪いという問題があった。
ユーザが所持するICカード(3)に記憶されている当該ユーザの個人情報を含むカード情報を読み取るカード情報読取手段(例えば、カードリーダライタ4)と、
前記カード情報読取手段により読み取られたカード情報を記憶するカード情報記憶手段(例えば、CPU61、カード情報DB641、カード情報記憶プログラム650)と、
前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報と、前記ユーザが所持する非接触ICタグ(2)に記憶されているタグ識別情報とを対応つけて記憶するタグ識別情報記憶手段(例えば、CPU61、タグIDDB642、タグID記憶プログラム651)と、
前記ユーザが特定区域へ入退場するための入退場口における前記ユーザの頭上側に設けられ、前記ユーザが前記特定区域に入退場する際に着用するヘルメット(例えば、非接触ICタグ付きヘルメット10)に配設されている前記非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を読み取るタグ識別情報読取手段(例えば、タグリーダ30)と、
前記タグ識別情報読取手段により読み取られたタグ識別情報を、前記タグ識別情報記憶手段に記憶されているタグ識別情報に基づいて認証する認証手段(例えば、CPU61、認証プログラム652)と、
前記認証手段により、前記タグ識別情報読取手段によって読み取られたタグ識別情報が認証された場合、認証されたタグ識別情報と、当該タグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応つけて記憶する入退場情報記憶手段(例えば、CPU61、入退場情報DB643、入退場情報記憶プログラム655)と、
前記特定区域の環境に関する環境データを取得する環境データ取得手段(例えば、ガス濃度測定器70)と、
前記環境データ取得手段が取得した環境データを、前記ユーザが所持する通信端末に通知する環境データ通知手段(例えば、CPU61、通信部80、環境データ通知プログラム660)と、
前記カード情報読取手段により読み取られたカード情報に対応つけられたタグ識別情報を前記タグ識別情報記憶手段から取得するタグ識別情報取得手段(例えば、CPU61、タグID取得プログラム654)と、
前記タグ識別情報取得手段により取得されたタグ識別情報に対応つけられた入退場情報を前記入退場情報記憶手段から取得する入退場情報取得手段(例えば、CPU61、入退場情報取得プログラム656)と、
前記入退場情報取得手段により取得された入退場情報と、前記環境データ取得手段が取得した環境データとを対応つけて、前記ユーザのカード情報を記憶するICカードに書き込む書込手段(例えば、カードリーダライタ4、CPU61、書込プログラム633)と、
前記タグ識別情報読取手段により読み取られたタグ識別情報が、前記認証手段によって認証された後の経過時間を計時する経過時間計時手段(例えば、計時部68)と、
前記経過時間計時手段が、所定の経過時間を計時したことに基づき、前記ユーザが所持する通信端末に、前記特定区域から退場すべき旨を通知する退場勧告通知手段(例えば、CPU61、通信部80、退場勧告通知プログラム662)と、
を備えることを特徴とする。
つまり、入退場管理システムは、ユーザのカード情報に含まれる個人情報とタグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応つけて記憶することにより、記憶容量の比較的大きいICカードと、認証の利便性の高い非接触ICタグとを組み合わせて用いることができる。
従って、ユーザの特定区域への入退場管理の効率化を図ることができる。
また、タグ識別情報読取手段が、特定区域へ入退場するための入退場口におけるユーザの頭上側に設けられるとともに、非接触ICタグが、特定区域に入退場するユーザが着用しなければならないヘルメットに配設されているので、ユーザが特定区域の入退場口を通過することで、その非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報をタグ識別情報読取手段に読み取らせることができる。
つまり、ユーザは、ポケットなどに保管する非接触ICタグを特定区域の入退場口で取り出し、タグリーダなどのタグ識別情報読取手段にかざすなどして、その非接触ICタグのタグ識別情報を読み取らせる手間を省くことができる。
よって、この入退場管理システムにおいてユーザは、特定区域への入退場を容易に行うことができる。
つまり、入退場管理システムは、特定区域の環境データをユーザの通信端末に通知することにより、ユーザに対して、特定区域へ入場すべきでない旨や、特定区域から退場すべき旨を通知することができる。
従って、特定区域におけるユーザの安全性を監視することができる。
従って、ICカードを所持するユーザが出入りする特定区域が替わっても、個々の特定区域での入退場情報やそこでの環境データをICカードに記憶させることができることとなって、ユーザの入退場管理を更に効率的に行うことができる。
特に、ユーザが特定区域に入場した履歴において、ユーザが特定区域に入場していた入退場情報と環境データとが対応するように記憶されるので、その環境データに基づき、ユーザの健康管理についても行うことができる。つまり、例えば、ユーザが健康を害したような場合に、その入場履歴に基づき、その原因を環境データから調査することが可能となる。
従って、所定の時間以上、特定区域に入場しつづけないように、ユーザに通知することができる。
つまり、入退場管理システムは、特定区域へ長時間入場することが、ユーザの健康や安全に悪影響があるような場合、ユーザが特定区域へ入場してから所定時間経過した際に、特定区域から退場すべき旨をユーザの通信端末に通知することにより、特定区域におけるユーザの安全性を監視することができる。
本発明に係る入退場管理システム100は、例えば、トンネル工事などの特定区域である特定現場における作業者(ユーザ)の入退場管理を支援するとともに、特定現場へ入場する作業者の安全を監視するシステムである。
図1から図3に示すように、入退場管理システム100は、ヘルメットを着用した作業者が特定現場に入退場する際に通過するゲート部20と、ゲート部20に備えられ、非接触ICタグ2のタグIDを読み取るタグ識別情報読取手段としてのタグリーダ30と、ゲート部20に備えられ、ゲート部20を通過する作業者を検出する第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bと、作業者がゲート部20を通過することの可否を通知する警報部50a、50bと、特定現場の環境に関する環境データを取得する環境データ取得手段としてのガス濃度測定器70と、ガス濃度測定器70が取得した環境データなどを作業者が所持する通信端末8に通知する通信部80と、作業者が所持するICカード3のカード情報を読み取るカードリーダライタ4と、上記各部の動作を制御する制御装置60等を備えている。
図4に示すように、作業者が着用するヘルメットは、ヘルメット本体1に、非接触ICタグ2が配設されてなる非接触ICタグ付きヘルメット10である。
アンテナ部2aは、アンテナ線が平面状に捲回されてなり、そのアンテナ線の両端部がICチップ2bに接続されている。
ICチップ2bは、集積回路であり、非接触ICタグ2に割り当てられた管理データであるタグ識別情報としてのタグIDを記憶している。また、ICチップ2bは、アンテナ部2aを介して所定の管理データを送受することができる。
シート材2cは、例えば、プラスチックシートであり、アンテナ部2aやICチップ2bが損傷しないように保護するとともに、非接触ICタグ2を薄い平板形状に形成するためのものである。
非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1の外側表面、ヘルメット本体1の内面のいずれに備えられていてもよく、また、着脱自在であっても、貼付されるなどして固定されていてもよい。また、非接触ICタグ2は、ヘルメット本体1を構成する絶縁材中に埋設されていてもよい。
特定現場に入退場する際の通行許可証としての機能とは、後述する入退場管理システム100において、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知するとともに、非接触ICタグ2のICチップ2bに記憶されるタグIDに基づき、非接触ICタグ付きヘルメット10を着用する作業者が、特定現場に入場したり、特定現場から退場したりすることに対するの許可、不許可が判断され、作業者に通知されるので、所定のタグIDが割り当てられた非接触ICタグ付きヘルメット10を通行許可証として着用しなければ、特定現場への出入りができないということである。
ゲート部20は、作業者が通常歩行姿勢で通過できる幅に離間して配置される側壁部21,21と、側壁部21に掛け渡される天井部22とにより構成されている。そして、ゲート部20は、図6に示すように、作業者が通常歩行姿勢で通過できる高さ(例えば、190cm)と幅(例えば、90cm)を有する通路を形成する。
天井部22には、タグリーダ30が配設されており、側壁部21には、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが備えられている。
タグリーダ30は、所定の駆動回路により、例えば、周波数13.56(MHz)の高周波信号をそのアンテナから出力し、非接触ICタグ2のアンテナ部2aに高周波信号を誘起させることで、非接触ICタグ2に動作用電力を供給する。
また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号を検知することに基づき、非接触ICタグ2を検知する。また、タグリーダ30は、非接触ICタグ2のアンテナ部2aを介して送信された信号におけるタグIDに関する信号に基づき、タグリーダ30のアンテナに誘起される高周波信号を信号処理し、非接触ICタグ2から送信されたタグIDを取得する。そして、タグリーダ30は、取得したタグIDを、制御装置60に出力する。
このような検知エリア30aであれば、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢でゲート部20を通過する際に、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2が検知エリア30aを通過するので、タグリーダ30は、非接触ICタグ付きヘルメット10の非接触ICタグ2を検知することができる。
特に、作業者が非接触ICタグ付きヘルメット10を着用し、通常歩行姿勢、通常歩行速度でゲート部20を通過する際に、より確実にタグリーダ30が非接触ICタグ2を検知することができる検知エリア30aを設けるように、タグリーダ30をゲート部20に配設することが好ましい。
図7に示すように、第2の検出センサ40bは、ゲート部20における特定現場側(内側)に配設されており、第1の検出センサ40aは、第2の検出センサ40bより入退場方向に特定現場から離れた位置(外側)に配設されている。
第1の検出センサ40a及び第2の検出センサ40bは、ゲート部20を通過する作業者を検出するとともに、作業者を検出したことに基づく検出信号を、制御装置60に出力する。
警報部50bは、ゲート部20を特定現場から退場する作業者に対して、後述する制御装置60のCPU61の判断に基づき、ゲート部20の通過の可否を通知するものである。
後述する制御装置60が、作業者がゲート部20を通過することを許可した場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは緑色に点灯し、通過の許可を通知するようになっている。また、後述する制御装置60が、作業者がゲート部20を通過することを許可しない場合、警報部50a,50bのライト部55a,55bは赤色に点灯するとともに、警報部50a,50bが警報音や警告アナウンスを発することで、通過の不許可を通知するようになっている。
ガス濃度測定器70は、例えば、図3に示すように、特定現場における立坑や切羽において、ガス濃度としての酸素濃度とメタン濃度を測定し、その測定データを制御装置60に出力する。
通信部80は、環境データ通知手段として、ガス濃度測定器70が測定して取得したガス濃度と、そのガス濃度に応じて後述する制御装置60が判断した警告情報を、通信端末8に対し発信する。
また、通信部80は、退場勧告通知手段として、後述する制御装置60が判断した、特定現場に入場している作業者に対する退場勧告に関するメッセージを、通信端末8に対し発信する。
なお、通信部80が、特定現場内の通信端末8への通信を好適に行うために、特定現場に適宜アンテナを配設するようにしてもよい。
ここで、作業者の個人情報は、例えば、氏名、生年月日、住所、緊急連絡先、健康診断情報、免許・資格、現場履歴等が含むものとする。
カードリーダライタ4は、カード情報読取手段として機能し、例えば、ICカード3に記憶されているカード情報を読み取るための端子(図示省略)を備えている。
そして、このカードリーダライタ4内にICカード3を挿入することにより、ICカード3の接点端子(図示省略)とカードリーダライタ4の端子(図示省略)とが接触し、ICカード3に記憶されているカード情報が読み出され、制御装置60のCPU61に入力されるようになっている。
また、書込手段としてのカードリーダライタ4は、ガス濃度測定器70が測定し、ガス濃度情報DB644に記憶されている特定現場におけるガス濃度データを、そのガス濃度測定時に特定現場に入場していた作業者のICカード3に書き込む。
なお、カードリーダライタ4の書込処理については、制御装置60によって制御されている。
RAM62には、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、CPU61が上記制御プログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
また、記録媒体64には、入退場管理処理に使用される各種アプリケーションプログラムなどが記憶されるプログラム格納領域65、各種アプリケーションプログラムの実行結果などが記憶される結果データ格納領域(図示省略)などが設けられている。
なお、記録媒体64に記憶されるプログラム、データなどは、その一部または全部が、他の外部装置などから、I/F69などを介して取得して、記録媒体64に記録されるものとしてもよい。
このように、入退場情報DB643は、入退場情報記憶手段の一部として機能する。
このように、ガス濃度情報DB644は、ガス濃度情報記憶手段として機能する。
具体的には、カード情報記憶プログラム650、タグID記憶プログラム651、認証プログラム652、通知プログラム653、タグID取得プログラム654、入退場情報記憶プログラム655、入退場情報取得プログラム656、ガス濃度情報記憶プログラム657、ガス濃度情報取得プログラム658、ガス濃度警告プログラム659、環境データ通知プログラム660、退場勧告プログラム661、退場勧告通知プログラム662、書込プログラム663、カード情報取得プログラム664、出力制御プログラム665等が記憶されている。
そして、タグリーダ30によって読み取られたタグIDが認証された場合には、認証された時刻がタグIDと対応付けられて入退場情報DB643に記憶されるようになっている。
また、計時部68は、経過時間計時手段として、タグリーダ30によって読み取られたタグIDが認証された後、そのタグIDの読取結果に基づく退場情報が得られるまでの経過時間を計時する。
例えば、ガス濃度測定器70が測定し取得した酸素濃度データが、21%以上であれば安全状態、18%以上21%未満であれば要注意状態、18%未満であれば危険状態と判断する。また、メタン濃度が1%未満であれば安全状態、1%以上1.26%未満であれば要注意状態、1.26%以上であれば危険状態と判断する。
また、制御装置60のCPU61は、書込プログラム663を実行することにより、ガス濃度測定器70が測定し、ガス濃度情報DB644に記憶されている特定現場におけるガス濃度データを、そのガス濃度測定時に特定現場に入場していた作業者のICカード3に書き込む書込手段の一部として機能する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報をカード情報DB641に記憶する(ステップS103)。具体的には、図8に示すように、例えば、カード情報のカードID「1」−氏名「○○」−所属「◎◎」−緊急連絡先「●●」・・・をカード情報DB641に記憶する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報(例えば、カードID)にタグIDを付与し、このカードIDとタグIDとを対応つけてタグIDDB642に記憶し(ステップS104)、本処理を終了する。具体的には、図9に示すように、例えば、カードID「1」にタグID「101」を付与し、このカードID「1」とタグID「101」とを対応つけて記憶する。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS205)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可する通知(通過OK通知)を行わせる(ステップS206)。
この通過許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することができる。
次いで、CPU61は、認証したタグIDとそのタグIDを認証した時刻(日時)を入退場情報DB643に記憶し(ステップS207)、ステップS101へ戻る。具体的には、図10に示すように、例えば、タグID「101」−入場時刻「2004−03−03−8:00」−退場時刻「2004−03−03−18:00」をそれぞれ対応つけて入退場情報DB643に記憶する。
そして、CPU61は、作業者がゲート部20を通過する際に、第1の検出センサ40aと第2の検出センサ40bが作業者を検出した順に基づき、作業者の入退場を判別し(ステップS209)、判別した入退場に対応する警報部50a,50bに、作業者の通過を許可しない通知(通過NG通知)を行わせる(ステップS210)。
この通過不許可の通知に伴い、作業者は、特定現場に入場、或いは特定現場から退場することを、取りやめなければならない。
そして、通過NG通知後、ステップS201へ戻る。
CPU61が、ガス濃度は安全状態であると判断すると(ステップS302;Yes)、ステップS301へ戻る。
一方、CPU61が、ガス濃度は要注意状態、危険状態であると判断すると(ステップS302;No)、CPU61は、そのガス濃度データとともに、要注意状態、危険状態であるとの警告情報を、通信端末8へ通知する(ステップS303)。具体的には、図15に示すように、通信端末8の表示画面に、警告情報(例えば、「危険」)、警告日時、ガス濃度測定箇所(例えば、「立坑」)、ガス濃度等を表示させるように、警告情報を通知する。
次いで、CPU61は、計時部68が計時した経過時間が、所定の経過時間(例えば、10時間)になったか否かを判断する(ステップS402)。
CPU61が、所定の経過時間になっていないと判断すると(ステップS302;No)、ステップS401へ戻る。
一方、CPU61が、所定の経過時間になったと判断すると(ステップS402;Yes)、CPU61は、退避勧告情報を、通信端末8へ通知する(ステップS403)。具体的には、図17に示すように、通信端末8の表示画面に、所定の経過時間となったので、作業場から退場すべきであるとの旨を伝達するように、退避勧告情報を表示させて、通知する。
また、取得した入退場情報である、入場時刻から退場時刻に対応する間のガス濃度データをガス濃度情報DB644から取得する(ステップS503)。
次いで、CPU61は、取得した入退場情報(入場時刻「2004−03−03−8:00」及び退場時刻「2004−03−03−18:00」)と、その間のガス濃度データを、この入退場情報に対応するカードID「101」を記憶するICカード3にカードリーダライタ4によって書き込ませ(ステップS504)、本処理を終了する。
次いで、CPU61は、入力されたカード情報を、図20に示すように、個人情報一覧700として、個人情報と入退場情報やガス濃度データとを対応つけて表示部66に表示させ(ステップS603)、本処理を終了する。
なお、これら個人情報や入退場情報やガス濃度データを、カードIDやタグIDに基づき制御装置60の各データベースから取得し、表示するようにしてもよい。
よって、入退場管理システム100は、特定現場への作業者の入退場の管理を効率よく行うことができる。
また、特定現場に、所定の時間(経過時間)継続して入場している作業者に対し、その作業者が所持する携帯端末8に、特定現場から退場すべきであることを通知することができる。
よって、入退場管理システム100は、作業者が特定現場において危険にさらされそうな場合には、作業者に特定現場から避難することを通知することができるので、特定現場での作業者の安全について監視することができるといえる。
特に、作業者が特定現場に入場した履歴において、作業者が特定現場に入場していた時間と、その間の現場の環境データ(ガス濃度データ)とが対応するように記録されるので、そのデータに基づき、作業者の健康管理についても行うことができる。つまり、作業者が健康を害したような場合に、その入場履歴に基づき、その原因を調査することができることがある。
よって、この入退場管理システム100において作業者は、特定現場への入退場を容易に行うことができる。
また、それら情報を表示部66に表示させる構成としたが、印刷部により印刷して出力してもよい。
2a アンテナ部
2b ICチップ
3 ICカード
4 カードリーダライタ(カード情報読取手段、書込手段)
8 通信端末
10 非接触ICタグ付きヘルメット
20 ゲート部
30 タグリーダ(タグ識別情報読取手段)
40a 第1の検出センサ
40b 第2の検出センサ
50a、50b 警報部
60 制御装置
61 CPU(カード情報記憶手段、タグ識別情報記憶手段、認証手段、タグ識別情報取得手段、入退場情報記憶手段、入退場情報取得手段、環境データ通知手段、退場勧告通知手段、書込手段、カード情報取得手段、出力制御手段)
66 表示部
67 入力部
68 計時部(経過時間計時手段)
70 ガス濃度測定器(環境データ取得手段)
80 通信部(環境データ通知手段、退場勧告通知手段)
100 入退出管理システム
641 カード情報DB(カード情報記憶手段)
642 タグIDDB(タグ識別情報記憶手段)
643 入退場情報DB(入退場情報記憶手段)
644 ガス濃度情報DB
650 カード情報記憶プログラム(カード情報記憶手段)
651 タグID記憶プログラム(タグ識別情報記憶手段)
652 認証プログラム(認証手段)
653 通知プログラム
654 タグID取得プログラム(タグ識別情報取得手段)
655 入退場情報記憶プログラム(入退場情報記憶手段)
656 入退場情報取得プログラム(入退場情報取得手段)
657 ガス濃度情報記憶プログラム
658 ガス濃度情報取得プログラム
659 ガス濃度警告プログラム
660 環境データ通知プログラム(環境データ通知手段)
661 退場勧告プログラム
662 退場勧告通知プログラム(退場勧告通知手段)
663 書込プログラム(書込手段)
664 カード情報取得プログラム
665 出力制御プログラム
Claims (1)
- ユーザが所持するICカードに記憶されている当該ユーザの個人情報を含むカード情報を読み取るカード情報読取手段と、
前記カード情報読取手段により読み取られたカード情報を記憶するカード情報記憶手段と、
前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報と、前記ユーザが所持する非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報とを対応つけて記憶するタグ識別情報記憶手段と、
前記ユーザが特定区域へ入退場するための入退場口における前記ユーザの頭上側に設けられ、前記ユーザが前記特定区域に入退場する際に着用するヘルメットに配設されている前記非接触ICタグに記憶されているタグ識別情報を読み取るタグ識別情報読取手段と、
前記タグ識別情報読取手段により読み取られたタグ識別情報を、前記タグ識別情報記憶手段に記憶されているタグ識別情報に基づいて認証する認証手段と、
前記認証手段により、前記タグ識別情報読取手段によって読み取られたタグ識別情報が認証された場合、認証されたタグ識別情報と、当該タグ識別情報の読取結果に基づく入退場情報とを対応つけて記憶する入退場情報記憶手段と、
前記特定区域の環境に関する環境データを取得する環境データ取得手段と、
前記環境データ取得手段が取得した環境データを、前記ユーザが所持する通信端末に通知する環境データ通知手段と、
前記カード情報読取手段により読み取られたカード情報に対応つけられたタグ識別情報を前記タグ識別情報記憶手段から取得するタグ識別情報取得手段と、
前記タグ識別情報取得手段により取得されたタグ識別情報に対応つけられた入退場情報を前記入退場情報記憶手段から取得する入退場情報取得手段と、
前記入退場情報取得手段により取得された入退場情報と、前記環境データ取得手段が取得した環境データとを対応つけて、前記ユーザのカード情報を記憶するICカードに書き込む書込手段と、
前記タグ識別情報読取手段により読み取られたタグ識別情報が、前記認証手段によって認証された後の経過時間を計時する経過時間計時手段と、
前記経過時間計時手段が、所定の経過時間を計時したことに基づき、前記ユーザが所持する通信端末に、前記特定区域から退場すべき旨を通知する退場勧告通知手段と、
を備えることを特徴とする入退場管理システム。
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