JP2006266881A - ゲート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ゲート装置を通過する通過者の負荷を軽減できるゲート装置を提供する。
【解決手段】第一のゲートユニット10はある進行方向に対して手前側に識別情報記録担体2と通信を行うための第一の情報記録担体通信部13を有し奥側に放射線測定装置4と通信を行うための第一の放射線測定装置通信部15を有しており、第二のゲートユニット20はある進行方向に対して奥側に識別情報記録担体2と通信を行うための第二の情報記録担体通信部23を有し手前側に放射線測定装置4と通信を行うための第二の放射線測定装置通信部25を有しており、第一の情報記録担体通信部13および第一の放射線測定装置通信部15で受信した情報に基づいてゲート棒17およびゲート棒27の開閉を行う。あるいは第二の情報記録担体通信部23および前記第二の放射線測定装置通信部25で受信した情報に基づいてゲート棒17およびゲート棒27の開閉を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、人の特定区域への出入りを管理するゲート装置に関するものであり、特に原子力発電所等における放射線量を測定するための放射線測定装置と通過者を識別する識別情報記録担体を使用して、放射線管理区域等への出入りを管理するゲート装置に関するものである。
一般に原子力発電所等の放射線管理区域を設定する施設においては、放射線管理区域内で作業する通過者に対し、放射線量を測定するための放射線測定装置と通過者を識別する識別情報記録担体を胸などに携帯するよう義務づけている。
通過者は、放射線管理区域に入域または退域するとき、ゲート装置で放射線測定装置と識別情報記録担体の情報を読み取られることにより、放射線管理区域への入域または退域が許可される。
ゲート装置は、通過者に作業内容に関する情報を提供するための表示部を具備する。
近年の無線通信技術の発達により、放射線測定装置と識別情報記録担体の読み取りについては無線通信を利用する場合が多くなっている。また、放射線測定装置と識別情報記録担体を読み取る通信部は、量産効果によるコストダウンが実現されている。
図17は、通過者が従来のゲート装置を通過する状態を上方向から見た図である。
91は従来のゲート装置、92は識別情報記録担体、93は識別情報記録担体92と通信を行うための識別情報記録担体通信部、94は放射線測定装置、95は放射線測定装置94と通信を行うための放射線測定装置通信部、96は通過者、97は従来のゲート装置91全体を制御する制御部、98は通過者に情報を表示する表示部である。
なお、通過者は識別情報記録担体92と放射線測定装置94を胸ポケットに携帯している。また、識別情報記録担体通信部93と放射線測定装置通信部95の通信可能範囲は、通過者の胸がゲート装置と正対した位置が最も効率よく通信できるようになっている。
通過者は、右から左に移動しながら、入域するものとして説明する。
図17(a)は、ゲート装置内に入場する前の状態を示す図である。
図17(b)は、ゲート装置内に入場し略90度体を回転させた状態を示す図である。
図17(c)は、通信が完了し略90度体を逆回転させた状態を示す図である。
図17(d)は、ゲート装置内から退場した後の状態を示す図である。
従来のゲート装置は、情報記録担体通信部と放射線測定装置通信部をそれぞれ1個具備していた。
このため、通過者は図17(b)に示すように識別情報記録担体と放射線測定装置を携帯した状態でゲート装置内に入場し、識別情報記録担体と放射線測定装置がゲート装置と正対した位置になるように体の向きを略90度回転させ、識別情報記録担体と放射線測定装置の通信を行っていた。
また、通信が完了したあと、通過者は図17(c)に示すように体の向きを逆に略90度回転させ、ゲート装置を通過していた。
このように、通過者はゲート装置内に入場して、体の向きを略90度回転させる行為を2回行う必要があり、通過者の負荷となっていた。
無線通信を利用したゲート装置として、通過者が放射線測定装置を作業服の内ポケットに装着したままで入域および退域を実行できるゲート装置が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−98258号公報(第6図)
しかしながら、特許文献1のゲート装置は、放射線測定装置を読み取り、該ゲート装置の通過を制御するものであり、表示部を制御する方法までは記述されていない。
無線通信を導入したことにより、通過者は識別情報記録担体および放射線測定装置を胸ポケットから取り出さなくても読み取りできるようになった。しかし、体の方向を変えなければならないという課題は残っており、無線通信を十分に活用しているとは言えない。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、通過者が体の方向を変えることなく入域または退域できるように表示部を制御する方法までも考慮したゲート装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のゲート装置は、ある進行方向に対して両側に設けられている第一のゲートユニットおよび第二のゲートユニットと、少なくとも一方のゲートユニットにゲート棒とこのゲート棒を駆動するゲート棒駆動部を備えたゲート装置であって、前記第一のゲートユニットは前記ある進行方向に対して手前側に識別情報記録担体と通信を行うための第一の情報記録担体通信部を有し奥側に放射線測定装置と通信を行うための第一の放射線測定装置通信部を有しており、前記第二のゲートユニットは前記ある進行方向に対して奥側に識別情報記録担体を通信を行うための第二の情報記録担体通信部を有し手前側に放射線測定装置と通信を行うための第二の放射線測定装置通信部を有しており、前記第一の情報記憶担体通信部および前記第二の放射線測定装置通信部で受信した情報に基づいてゲートの開閉を行うあるいは前記第二の情報記憶担体通信部および前記第一の放射線測定装置通信部で受信した情報に基づいてゲートの開閉を行う。
この構成によれば、通過者が体の方向を変えることなく、放射線測定装置通信部と情報記録担体通信部は通過者が携帯する測定装置通信部と識別情報記録担体と正対する位置となる。この結果、通過者は体の方向を変えることなくゲート装置を通過できる。
本発明のゲート装置は、第一のゲートユニットは、ある進行方向の手前側に対して視認可能に設けられた第一の表示部を備え、第二のゲートユニットは前記ある進行方向の奥側に対して視認可能に設けられた第二の表示部を備える。
この構成によれば、通過者が体の方向を変えることなく、頭の方向を若干変えるだけで表示部の内容を確認できる。
本発明のゲート装置は、第一のゲートユニットまたは第二のゲートユニットの少なくとも一方は、情報を表示する表示部と、前記表示部の向きを変更する表示部駆動部と、ある進行方向に対して手前側に設けられた通行を検出する第一の検出部と、奥側に設けられた通行を検出する第二の検出部とを備え、前記表示部駆動部は、前記第一の検出部または前記第二の検出部からの信号に基づいて、検出した方向に対して視認可能に前記表示部の向きを変更する。
この構成によれば、1台の表示部を使用しても、通過者が体の方向を変えることなく、頭の方向を若干変えるだけで表示部の内容を確認できる。また、表示部が1台で済むので製造コストを削減できる。
本発明のゲート装置は、ゲート棒と、前記ゲート棒を駆動するゲート棒駆動部と、情報を表示する表示部と、前記表示部の向きを変更する表示部駆動部と、ある進行方向に対して手前側に設けられた通行を検出する第一の検出部と、奥側に設けられた通行を検出する第二の検出部とを備え、前記表示部駆動部は、前記第一の検出部または前記第二の検出部からの信号に基づいて、検出した方向に対して視認可能に前記表示部の向きを変更するゲート装置。
この構成によれば、1台のゲート棒およびゲート棒駆動部を使用しても、通過者が体の方向を変えることなく、頭の方向を若干変えるだけで表示部の内容を確認できる。また、ゲート棒およびゲート棒駆動部が1台で済むので製造コストを削減できる。
本発明のゲート装置は、識別情報記録担体と通信を行うための情報記録担体通信部と、放射線測定装置と通信を行うための放射線測定装置通信部と、前記情報記録担体通信部および/または前記放射線測定装置通信部を備えたゲート扉と、前記ゲート扉を駆動するゲート扉駆動部と、通行者を検出する検出部とを備え、前記ゲート扉駆動部は、前記検出部からの信号に基づいて、前記通行者が有する前記識別情報記録担体および/または前記放射線測定装置の近傍に前記ゲート扉を移動する。
この構成によれば、通過者が体の方向を変えることなく、識別情報記録担体および/または放射線測定装置の読み取りが可能となるので、通過者の負荷を軽減できる。
以上のように本発明によると、従来と比較して通過者が体の方向を変えるという行為を実施しなくてすむので、入域および退域にかかわる通過者の負荷を軽減するという多大な効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1、図2、図3を用いて説明する。
図1は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
本図においては、通過者6は矢印の方向即ち右から左に通過するものとし、右側を手前側、左側を奥側と定義して説明する。
なお、通過者の進行方向が逆になる場合でも、手前側・奥側の定義は変わらない。
図1において、1はゲート装置である。2は識別情報記録担体であり例えば非接触式ICカードを使用する。4は放射線測定装置であり例えば無線通信可能な電子線量計を使用する。6は通過者である。7はゲート装置全体を制御する制御部であり例えば記憶部を備えたCPUを使用する。10は第一のゲートユニットである。20は第二のゲートユニットである。
第一のゲートユニット10の構成を説明する。13は識別情報記録担体2と通信を行うための第一の情報記録担体通信部であり例えば非接触式ICカードリーダを使用する。17はゲート棒であり例えば金属製の棒を使用する。16は第一のゲート棒17を駆動するゲート棒駆動部であり例えばモータと第一のゲート棒17の位置を検出する位置検出センサを使用する。15は放射線測定装置4と通信を行うための第一の放射線測定装置通信部であり例えば無線通信器を使用する。18は第一の表示部であり例えば液晶表示装置を使用する。
第一のゲートユニット10は、手前側に第一の放射線測定装置通信部13、奥側に第一の放射線測定装置通信部15、手前側に対して視認可能に設けられた第一の表示部18を備えている。
第二のゲートユニット20の構成を説明する。23は識別情報記録担体2と通信を行うための第二の情報記録担体通信部であり例えば非接触式ICカードリーダを使用する。27はゲート棒であり例えば金属製の棒を使用する。26は第二のゲート棒27を駆動するゲート棒駆動部であり例えばモータと第二のゲート棒27の位置を検出する位置検出センサを使用する。25は放射線測定装置4と通信を行うための第二の放射線測定装置通信部であり例えば無線通信器を使用する。28は第二の表示部であり例えば液晶表示装置を使用する。
第二のゲートユニット20は、手前側に第二の放射線測定装置通信部23、奥側に第二の放射線測定装置通信部25、奥側に対して視認可能に設けられた第二の表示部28を備えている。なお、第二のゲートユニット20の各ユニットは、ケーブル(図示せず)により、制御部7と接続されている。
なお、第一の表示部18および第二の表示部28の設置方法は、図3において、詳細に説明する。
次に通過者が右から左に通過(入域に相当)する状態を説明する。
なお、識別情報記録担体2には、通過者6のID番号が記憶されており、ゲート装置1の記憶部(図示せず)には通過者6が該施設の通過者であることを示す通過者リストがあり、ID番号を検索キーとして氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間が記憶されているものとする。
さらに、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにあるとき、入域が許可されるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づく。第一の情報記録担体通信部13は、常時識別情報記録担体2の読取が可能であり、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。制御部7は、識別情報記録担体2のID番号を受け付け、通過者リストにID番号があることを確認し、ゲート棒駆動部16にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部16は、ゲート開指示を受け付け第一のゲート棒17を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、通過者6に関連する情報を第一の表示部18に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間である。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、第一の表示部18に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を第一の表示部18の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部16にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部16は、ゲート閉指示を受け付け第一のゲート棒17を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、ID番号・警報線量値・残作業時間を第一の放射線測定装置通信部15に転送する。第一の放射線測定装置通信部15は、ID番号・警報線量値・残作業時間を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、ID番号・警報線量値・残作業時間を装置内部の記憶部(図示せず)に記憶し、書き込み完了を第一の放射線測定装置通信部15に送信する。
第一の放射線測定装置通信部15は、放射線測定装置4から書き込み完了を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、書き込み完了を受け付けゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、第一の表示部18の表示内容を消去し、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
次に通過者が左から右に通過(退域に相当)する状態を説明する。
図2は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
なお、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにありかつ、放射線測定装置4の計測した線量値・残作業時間が警報線量値・残作業時間を超えていないとき、退域が許可されるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づく。第二の情報記録担体通信部23は、常時識別情報記録担体2の読取が可能であり、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。制御部7は、識別情報記録担体2のID番号を受け付け、通過者リストにID番号があることを確認し、ゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、通過者6に関連した情報を第二の表示部28に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名などである。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、第二の表示部28に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を第二の表示部28の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、放射線測定装置読み取り指示を第二の放射線測定装置通信部25に転送する。第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間を第二の放射線測定装置通信部25に送信する。
第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置4から線量値・作業時間を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、線量値・作業時間を受け付け第二の表示部28に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間である。
制御部7は、表示が完了するとゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、第二の表示部28の表示内容を消去し、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
図3は、第一の表示部18および第二の表示部28の設置方法を上方向から見た図および表示内容の一実施例を示す図である。なお、図中の矢印は、通過者6の視線の方向を示している。
図3(a)において、第一の表示部18はゲート装置1の中心線から略45度の角度になるように第一のゲートユニット10に設置されており、通過者6が頭部の方向を略45度変えることで、ほぼ正対する状態となり、表示内容を容易に確認できる。
図3(b)において、第二の表示部28はゲート装置1の中心線から略45度の角度になるように第二のゲートユニット20に設置されており、通過者6が頭部の方向を略45度変えることで、ほぼ正対する状態となり、表示内容を容易に確認できる。
図3(c)は、入域の表示内容の一実施例を示す。表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間である。
図3(d)は、退域の表示内容の一実施例を示す。表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する線量値・作業時間である。
以上説明したように、通過者は体の方向をほとんど変えることなく、頭部の方向をかえることで表示内容が確認できるので、通過者の入域および退域に要する負荷を軽減できる。
また、図1に示すように上から見ると人間の体は楕円形に近い形状となっており、胸ポケットに携帯している情報記録担体と放射線測定装置は体の中心線より外側に向く傾向がある。さらに原子力発電所等では左胸のポケットに情報記録担体と放射線測定装置を携帯するように指導しているので、情報記録担体と放射線測定装置は体の中心線より左側を向く傾向がある。入域および退域に使用する情報記録担体通信部と放射線測定装置通信部を通過者の左側に設定することで通信エラーの発生率を低減させる効果もある。
なお、本実施例では、通過者が情報記録担体と放射線測定装置のふたつを携帯する実施例を示しているが、情報記録担体のみあるいは放射線測定装置のみを携帯する運用においてもそれぞれの通信部を備えることで適用可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図4、図5、図6を用いて説明する。
図4は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
なお、実施の形態1と同じ内容の説明は省略する。
本図においては、通過者6は矢印の方向即ち右から左に通過するものとし、右側を手前側、左側を奥側と定義して説明する。
通過者の進行方向が逆になる場合でも、手前側、奥側の定義は変わらない。
図4において、30は情報を表示する表示部であり例えば液晶表示装置を使用する。31は通行を検出する第一の検出部であり例えばタッチセンサを使用する。32は通行を検出する第二の検出部であり例えばタッチセンサを使用する。33は表示部30の向きを変更する表示部駆動部であり例えばモータと表示部30の向きを検出する位置検出センサを使用する。
第一のゲートユニット10は、奥側に第二の検出部32を備えている。
第二のゲートユニット20は、表示部30、表示部駆動部33、そして手前側に第一の検出部31を備えている。
なお、本実施の形態では、第二のゲートユニット20に表示部30、表示部駆動部33を設定しているが、第一のゲートユニット10に設定してもよい。
次に通過者が右から左に通過(入域に相当)する状態を説明する。
なお、識別情報記録担体2には、通過者6のID番号が記憶されており、ゲート装置1の記憶部(図示せず)には通過者6が該施設の通過者であることを示す通過者リストがあり、ID番号を検索キーとして氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間が記憶されているものとする。
さらに、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにあるとき、入域が許可されるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づき手で第一の検出部31にタッチする。
第一の検出部31は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。
制御部7は、オン信号を受け付け、第一の情報記録担体通信部13を読み取り可能状態とする。
第一の情報記録担体通信部13は、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。制御部7は、識別情報記録担体2のID番号を受け付け、通過者リストにID番号があることを確認し、ゲート棒駆動部16にゲート開指示を出力する。
ゲート棒駆動部16は、ゲート開指示を受け付け第一のゲート棒17を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、第一の情報記録担体通信部13を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置から反時計回りに略45度回転させることを示す反時計回転指示を送信する。
表示部駆動部33は、反時計回転指示を受け付け表示部30を反時計回りに略45度回転させる。
制御部7は、通過者6に関連する情報を表示部30に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間である。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、表示部30に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を表示部30の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部16にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部16は、ゲート閉指示を受け付け第一のゲート棒17を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、ID番号・警報線量値・残作業時間を第一の放射線測定装置通信部15に転送する。第一の放射線測定装置通信部15は、ID番号・警報線量値・残作業時間を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、ID番号・警報線量値・残作業時間を装置内部の記憶部(図示せず)に記憶し、書き込み完了を第一の放射線測定装置通信部15に送信する。
第一の放射線測定装置通信部15は、放射線測定装置4から書き込み完了を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、書き込み完了を受け付けゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、表示部30の表示内容を消去し、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置に復帰させることを示す原点復帰指示を送信する。
表示部駆動部33は、原点復帰指示を受け付け表示部30を時計回りに略45度回転させ正面の位置に復帰させる。
次に通過者が左から右に通過(退域に相当)する状態を説明する。
図5は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
なお、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにありかつ、放射線測定装置4の計測した線量値・残作業時間が警報線量値・残作業時間を超えていないとき、退域が許可されるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づき手で第二の検出部32にタッチする。
第二の検出部32は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。
制御部7は、オン信号を受け付け、第二の情報記録担体通信部23を読み取り可能状態とする。
第二の情報記録担体通信部23は、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。制御部7は、識別情報記録担体2のID番号を受け付け、通過者リストにID番号があることを確認し、ゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、第二の情報記録担体通信部23を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置から時計回りに略45度回転させることを示す時計回転指示を送信する。
表示部駆動部33は、時計回転指示を受け付け表示部30を時計回りに略45度回転させる。
制御部7は、通過者6に関連する情報を表示部30に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名などである。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、表示部30に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を表示部30の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、放射線測定装置読み取り指示を第二の放射線測定装置通信部25に転送する。第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間を第二の放射線測定装置通信部25に送信する。
第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置4から線量値・作業時間を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、線量値・作業時間を受け付け表示部30に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間である。
制御部7は、表示が完了するとゲート棒駆動部26にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、表示部30の表示内容を消去し、ゲート棒駆動部26にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部26は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート棒27を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置に復帰させることを示す原点復帰指示を送信する。
表示部駆動部33は、原点復帰指示を受け付け表示部30を反時計回りに略45度回転させ正面の位置に復帰させる。
図6は、表示部30の回転動作を上方向から見た図である。なお、図中の矢印は、通過者6の視線の方向を示している。
図6(a)において、表示部駆動部33は表示部30を反時計回りに正面の位置から略45度回転させる。
表示部30はゲート装置1の中心線から略45度の角度になるので、通過者6が頭部の方向を略45度変えることで、ほぼ正対する状態となり、表示内容を容易に確認できる。
図6(b)において、表示部駆動部33は表示部30を時計回りに正面の位置から略45度回転させる。
表示部30はゲート装置1の中心線から略45度の角度になるので、通過者6が頭部の方向を略45度変えることで、ほぼ正対する状態となり、表示内容を容易に確認できる。
以上説明したように、ゲート装置は通過者の進行方向に対応して表示部の方向を変えることで、通過者自身は体の方向をほとんど変えることなく、頭部の方向をかえることで表示内容を確認できるので、通過者の入域および退域に要する負荷を軽減できる。
また、表示部が1個なので、表示部のコストを削減できる効果もある。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について、図7、図8を用いて説明する。
図7は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
なお、実施の形態1、2と同じ内容の説明を省略する。
本図においては、通過者6は矢印の方向即ち右から左に通過するものとして説明する。
なお、通過者の進行方向が逆になる場合は、図8において説明する。
図7において、34はゲート棒35を駆動するゲート棒駆動部であり例えばモータとゲート棒35の位置を検出する位置検出センサを使用する。35はゲート棒であり例えば金属製の棒を使用する。
第一のゲートユニット10は、手前側に第一の検出部31、奥側に第二の検出部32、略中心の位置にゲート棒35、ゲート棒駆動部34、表示部30、表示部駆動部33を備えている。
なお、本実施の形態では、第一のゲートユニット10に表示部30、表示部駆動部33、第一の検出部31、第二の検出部32を設定しているが、第二のゲートユニット20を設け、第二のゲートユニット20に設定してもよい。
次に通過者が右から左に通過(入域に相当)する状態を説明する。
なお、実施の形態のゲート装置1は、例えば更衣室への出入りを管理するゲート装置であり、識別情報記録担体2・放射線測定装置4を携帯することなく検出部にタッチするだけで通過できるものとする。
通過者6は、ゲート装置1に近づき手で第一の検出部31にタッチする。
第一の検出部31は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置から反時計回りに略45度回転させることを示す反時計回転指示を送信する。
表示部駆動部33は、反時計回転指示を受け付け表示部30を反時計回りに略45度回転させる。
制御部7は、通過者6に関連する情報を表示部30に表示する。なお、表示内容は、y通過者6に対し「被ばく低減にご協力をお願いします。」のように被ばく低減を求めるメッセージである。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、表示部30に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を表示部30の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
制御部7は、ゲート棒駆動部34にゲート開指示を出力する。ゲート棒駆動部34は、ゲート開指示を受け付けゲート棒35を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部34にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部34は、ゲート閉指示を受け付けゲート棒35を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置に復帰させることを示す原点復帰指示を送信する。
表示部駆動部33は、原点復帰指示を受け付け表示部30を時計回りに略45度回転させ正面の位置に復帰させる。
次に通過者は左から右に通過(退域に相当)する状態を説明する。
図8は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
通過者6は、ゲート装置1に近づき手で第二の検出部32にタッチする。
第二の検出部32は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置から時計回りに略45度回転させることを示す時計回転指示を送信する。
表示部駆動部33は、時計回転指示を受け付け表示部30に時計回りに略45度回転させる。
制御部7は、通過者6に関連する情報を表示部30に表示する。なお、表示内容は、通過者6に対し「本日の作業ご苦労様です。」のように作業への感謝を示すメッセージである。
通過者6は、ゲート装置1内に入場し、表示部30に表示された表示内容を確認する。このとき、通過者6は体の一部である頭部を表示部30の方向に向けるだけで表示内容を確認できる。
ゲート開指示を受け付けゲート棒35を駆動してゲート開の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
制御部7は、予め決められた時間ゲート開の状態を保持した後、ゲート棒駆動部34にゲート閉指示を出力する。ゲート棒駆動部34は、ゲート閉指示を受け付けゲート棒35を駆動してゲート閉の状態とする。
制御部7は、表示部駆動部33に表示部30を正面の位置に復帰させることを示す原点復帰指示を送信する。
表示部駆動部33は、原点復帰指示を受け付け表示部30を反時計回りに略45度回転させ正面の位置に復帰させる。
表示部30の回転動作は、図6と同じなので説明を省略する。
以上説明したように、ゲート装置は通過者の進行方向に対応して表示部の方向を変えることで、通過者自身は体の方向をほとんど変えることなく、頭部の方向をかえることで表示内容が確認できるので、通過者の入域および退域に要する負荷を軽減できる。
また、表示部、ゲート棒およびゲート棒駆動部が1個なので、これらのコストを削減できる効果もある。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4について、図9〜図16を用いて説明する。
図9は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
なお、実施の形態1、2、3と同じ内容の説明を省略する。
本図においては、通過者6は矢印の方向即ち右から左に通過するものとして説明する。
なお、通過者の進行方向が逆になる場合は、図13〜図16において説明する。
図9において、57は第一の情報記録担体通信部13および第二の放射線測定装置通信部25を一体に構成したゲート扉であり例えば平面形状を有する筐体に第一の情報記録担体通信部13および第二の放射線測定装置通信部25のアンテナを備えている。67は第二の情報記録担体通信部23および第一の放射線測定装置通信部15を一体に構成したゲート扉であり例えば平面形状を有する筐体に第二の情報記録担体通信部23および第一の放射線測定装置通信部15のアンテナを備えている。56は第一のゲート扉57を駆動するゲート扉駆動部であり例えばモータと第一のゲート扉57の向きを検出する位置検出センサを使用する。66は第二のゲート扉67を駆動するゲート扉駆動部であり例えばモータと第二のゲート扉67の向きを検出する位置検出センサを使用する。なお、第一のゲート扉駆動部56と第二のゲート扉駆動部66はそれぞれのゲート扉を垂直軸の周りに回転させるように駆動する。
第一のゲートユニット10は、奥側に第二の検出部32、そして手前側に第一のゲート扉駆動部56と第一のゲート扉57を備えている。
第二のゲートユニット20は、奥側に第二のゲート扉駆動部66と第二のゲート扉67、そして手前側に第一の検出部31を備えている。
次に通過者が右から左に通過(入域に相当)する状態を説明する。
ゲート装置1は、図9に示すように第一のゲート扉57と第二のゲート扉67が開の状態で通過者が第一の検出部31にタッチするのを待つ。
なお、識別情報記録担体2には、通過者6のID番号が記憶されており、ゲート装置1の記憶部(図示せず)には通過者6が該施設の通過者であることを示す通過者リストがあり、ID番号を検索キーとして氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間が記憶されているものとする。
さらに、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにあるとき、入域が許可させるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づき手で第一の検出部31にタッチする。
第一の検出部31は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。
制御部7は、オン信号を受け付け、第一の情報記録担体通信部13を読み取り可能状態とし、第二の情報記録担体通信部23、第一の放射線測定装置通信部15、第二の放射線測定装置通信部25を読み取り不可能状態とする。
制御部7が、第一のゲート扉駆動部56にゲート閉指示を出力する。第一のゲート扉駆動部56は、ゲート閉指示を受け付け第一のゲート扉57を駆動してゲート閉の状態とする。
図10は、第一のゲート扉57がゲート閉の状態を示す図である。
第一のゲート扉57がゲート閉となることにより、通過者が携帯している識別情報記録担体2の近傍に第一のゲート扉57を移動させ、通信距離を短くすることができる。
第一の情報記録担体通信部13は、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。
制御部7は、第一の情報記録担体通信部13を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、第一のゲート扉駆動部56にゲート開指示を出力する。第一のゲート扉駆 動部56は、ゲート開指示を受け付け第一のゲート扉57を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、第二のゲート扉駆動部66にゲート閉指示を出力する。第二のゲート扉駆動部66は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート扉67を駆動してゲート閉の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内に入場する。
図11は、通過者6がゲート装置1内に入場した状態を示す図である。
制御部7は、通過者6に関連する情報を第一の表示部18に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名・放射線測定装置4に設定する警報線量値・残作業時間である。
通過者6は、第一の表示部18に表示された表示内容を確認する。
制御部7は、オン信号を受け付け、第一の放射線測定装置通信部15を読み取り可能状態とし、第一の情報記録担体通信部13、第二の情報記録担体通信部23、第二の放射線測定装置通信部25を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、ID番号・警報線量値・残作業時間を第一の放射線測定装置通信部15に転送する。第一の放射線測定装置通信部15は、ID番号・警報線量値・残作業時間を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、ID番号・警報線量値・残作業時間を装置内部の記憶部(図示せず)に記憶し、書き込み完了を第一の放射線測定装置通信部15に送信する。
第一の放射線測定装置通信部15は、放射線測定装置4から書き込み完了を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、書き込み完了を受け付け第二のゲート扉駆動部66にゲート開指示を出力する。第二のゲート扉駆動部66は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート扉67を駆動してゲート開の状態とする。
図12は、第二のゲート扉67がゲート開の状態を示す図である。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
以上でゲート装置1は、図9の待ち状態に戻る。
次に通過者が左から右に通過(退域に相当)する状態を説明する。
図13は、本発明のゲート装置のブロック構成図である。
ゲート装置1は、図13に示すように第一のゲート扉57と第二のゲート扉67が開の状態で通過者が第二の検出部32にタッチするのを待つ。
なお、識別情報記録担体2のID番号が通過者リストにありかつ、放射線測定装置4の計測した線量値・残作業時間が警報線量値・残作業時間を超えていないとき、退域が許可されるものとする。
通過者6は、識別情報記録担体2と放射線測定装置4を胸のポケットに携帯した状態でゲート装置1に近づき手で第二の検出部32にタッチする。
第二の検出部32は、通過者6がタッチしたことを示すオン信号を制御部7に送信する。制御部7は、オン信号を受け付け、第二の情報記録担体通信部23を読み取り可能状態とし、第一の情報記録担体通信部13、第一の放射線測定装置通信部15、第二の放射線測定装置通信部25を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、第二のゲート扉駆動部66にゲート閉指示を出力する。第二のゲート扉駆動部66は、ゲート閉指示を受け付け第二のゲート扉67を駆動してゲート閉の状態とする。
図14は、第二のゲート扉67がゲート閉の状態を示す図である。
第二のゲート扉67がゲート閉となることにより、通過者が携帯している識別情報記録担体2の近傍に第二のゲート扉67を移動させ、通信距離を短くすることができる。
第二の情報記録担体通信部23は、識別情報記録担体2のID番号を読み取り、データを制御部7に転送する。
制御部7は、第二の情報記録担体通信部23を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、第二のゲート扉駆動部66にゲート開指示を出力する。第二のゲート扉駆動部66は、ゲート開指示を受け付け第二のゲート扉67を駆動してゲート開の状態とする。
制御部7は、第一のゲート扉駆動部56にゲート閉指示を出力する。第一のゲート扉駆動部56は、ゲート閉指示を受け付け第一のゲート扉57を駆動してゲート閉の状態とする。
通過者6は、ゲート装置1内に入場する。
図15は、通過者6がゲート装置1内に入場した状態を示す図である。
制御部7は、通過者6に関連する情報を第二の表示部28に表示する。なお、表示内容は、通過者6のID番号・氏名・会社名である。
通過者6は、第二の表示部28に表示された内容を確認する。
制御部7は、第二の放射線測定装置通信部25を読み取り可能状態とし、第一の情報記録担体通信部13、第二の情報記録担体通信部23、第一の放射線測定装置通信部15を読み取り不可能状態とする。
制御部7は、放射線測定装置読み取り指示を第二の放射線測定装置通信部25に転送する。第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4に送信する。放射線測定装置4は、放射線測定装置読み取り指示を受け付け放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間を第二の放射線測定装置通信部25に送信する。
第二の放射線測定装置通信部25は、放射線測定装置4から線量値・作業時間を受信すると制御部7に転送する。
制御部7は、通過者6に関連する情報を第二の表示部28に追加表示する。なお、追加表示する内容は、放射線測定装置4が測定した線量値・作業時間である。
制御部7は、第一のゲート扉駆動部56にゲート開指示を出力する。第一のゲート扉駆動部56は、ゲート開指示を受け付け第一のゲート扉57を駆動してゲート開の状態とする。
図16は、第一のゲート扉57がゲート開の状態を示す図である。
通過者6は、ゲート装置1内から退場する。
以上でゲート装置1は、図13の待ち状態に戻る。
以上説明したように、ゲート装置は検出部からの信号に基づいて、通過者が有する識別情報記録担体および/または放射線測定装置の近傍にゲート扉を移動することができ、通信距離を短くすることができる。
本発明のゲート装置は、無線通信を十分に活用することにより、入域および退域における体の向きを2回変えるという通過者の負担を軽減することができる。
本発明のゲート装置のブロック構成図 本発明のゲート装置のブロック構成図 第一の表示部および第二の表示部の設置方法を上方向から見た図および表示内容の一実施例を示す図(a)は、第一の表示部の設置方法を上方向から見た図(b)第二の表示部の設置方法を上方向から見た図(c)は、入域の表示内容の一実施例を示す図(d)は、退域の表示内容の一実施例を示す図 本発明のゲート装置のブロック構成図 本発明のゲート装置のブロック構成図 表示部の回転動作を上方向から見た図(a)は、表示部駆動部が表示部を反時計回りに正面の位置から略45度回転させたときの状態を示す図(b)は、表示部駆動部が表示部を時計回りに正面の位置から略45度回転させたときの状態を示す図 本発明のゲート装置のブロック構成図 本発明のゲート装置のブロック構成図 本発明のゲート装置のブロック構成図 ゲート扉がゲート閉の状態を示す図 通過者がゲート装置内に入場した状態を示す図 ゲート扉がゲート開の状態を示す図 本発明のゲート装置のブロック構成図 ゲート扉がゲート閉の状態を示す図 通過者がゲート装置内に入場した状態を示す図 ゲート扉がゲート開の状態を示す図 通過者が従来のゲート装置を通過する状態を上方向から見た図(a)は、ゲート装置内に入場する前の状態を示す図(b)は、ゲート装置内に入場し略90度体を回転させた状態を示す図(c)は、通信が完了し略90度体を逆回転させた状態を示す図(d)は、ゲート装置内から退場した後の状態を示す図
符号の説明
1 本発明のゲート装置
2 識別情報記録担体
4 放射線測定装置
6 通過者
7 本発明のゲート装置の制御部
10 第一のゲートユニット
13 第一の情報記録担体通信部
15 第一の放射線測定装置通信部
16 第一のゲート棒駆動部
17 第一のゲート棒
18 第一の表示部
20 第二のゲートユニット
23 第二の情報記録担体通信部
25 第二の放射線測定装置通信部
26 第二のゲート棒駆動部
27 第二のゲート棒
28 第二の表示部
30 表示部
31 第一の検出部
32 第二の検出部
33 表示部駆動部
34 ゲート棒駆動部
35 ゲート棒
57 第一のゲート扉
56 第一のゲート扉駆動部
66 第二のゲート扉駆動部
67 第二のゲート扉
91 従来のゲート装置
92 識別情報記録担体
93 識別情報記録担体通信部
94 放射線測定装置
95 放射線測定装置通信部
96 通過者
97 従来のゲート装置の制御部
98 従来のゲート装置の表示部

Claims (5)

  1. ある進行方向に対して両側に設けられている第1のゲートユニットおよび第2のゲートユニットと、少なくとも一方のゲートユニットにゲート棒とこのゲート棒を駆動するゲート棒駆動部を備えたゲート装置であって、前記第1のゲートユニットは前記ある進行方向に対して手前側に識別情報記録担体と通信を行うための第1の情報記録担体通信部を有し奥側に放射線測定装置と通信を行うための第1の放射線測定装置通信部を有しており、前記第2のゲートユニットは前記ある進行方向に対して奥側に識別情報記録担体と通信を行うための第2の情報記録担体通信部を有し手前側に放射線測定装置と通信を行うための第2の放射線測定装置通信部を有しており、前記第1の情報記録担体通信部および前記第1の放射線測定装置通信部で受信した情報に基づいてゲートの開閉を行うあるいは前記第2の情報記録担体通信部および前記第2の放射線測定装置通信部で受信した情報に基づいてゲートの開閉を行うゲート装置。
  2. 第1のゲートユニットは、ある進行方向の手前側に対して視認可能に設けられた第1の表示部を備え、第2のゲートユニットは、前記ある進行方向の奥側に対して視認可能に設けられた第2の表示部を備えた請求項1記載のゲート装置。
  3. 第1のゲートユニットまたは第2のゲートユニットの少なくとも一方は、情報を表示する表示部と、前記表示部の向きを変更する表示部駆動部と、ある進行方向に対して手前側に設けられた通行を検出する第1の検出部と、奥側に設けられた通行を検出する第2の検出部とを備え、前記表示部駆動部は、前記第1の検出部または前記第2の検出部からの信号に基づいて、検出した方向に対して視認可能に前記表示部の向きを変更する請求項1記載のゲート装置。
  4. ゲート棒と、前記ゲート棒を駆動するゲート棒駆動部と、情報を表示する表示部と、前記表示部の向きを変更する表示部駆動部と、ある進行方向に対して手前側に設けられた通行を検出する第1の検出部と、奥側に設けられた通行を検出する第2の検出部とを備え、前記表示部駆動部は、前記第1の検出部または前記第2の検出部からの信号に基づいて、検出した方向に対して視認可能に前記表示部の向きを変更するゲート装置。
  5. 識別情報記録担体と通信を行うための情報記録担体通信部と、放射線測定装置と通信を行うための放射線測定装置通信部と、前記情報記録担体通信部および/または前記放射線測定装置通信部を備えたゲート扉と、前記ゲート扉を駆動するゲート扉駆動部と、通行者を検出する検出部とを備え、前記ゲート扉駆動部は、前記検出部からの信号に基づいて、前記通行者が有する前記識別情報記録担体および/または前記放射線測定装置の近傍に前記ゲート扉を移動するゲート装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008209256A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Dainippon Printing Co Ltd 汚染管理システム
JP2015230207A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 中国電力株式会社 移動式出入管理システム
JP2017125793A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社東芝 体表面ゲートモニタ

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