JP4380753B2 - 携行物管理ゲート - Google Patents

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Description

本発明は、大バルクハウゼン効果を生じる磁性体の磁化反転による磁界変動を検出して、特定の領域からの持ち出し又は特定の領域への持ち込みが制限される携行物の管理を行う携行物管理ゲートに関するものである。
持ち出し又は持ち込みが禁止される携行物の通過を検知し、警告等を発する携行物管理ゲートとして、大バルクハウゼン効果を生じる磁性体を利用するものが知られており、例えば特許文献1に開示されるものがある。
上記大バルクハウゼン効果を生じる磁性体としては、Fe−Co系の非晶質金属細線などの軟磁性体が知られている。この磁性体は保磁力を超える交番磁界を与えることにより急激な磁化反転が生じ、磁界変動が生じる。したがって、持ち出し又は持ち込みが制限される対象物に上記大バルクハウゼン効果を生じる磁性体を添加しておくとともに、対象物が移動する経路に交番磁界を形成しておくと、上記磁界変動を検出することによってその対象物が所定の経路を移動するのを検知することが可能となる。
このような携行物管理ゲートを、持ち出し又は持ち込みが禁止される対象物の管理領域の出入口などに設置することにより、上記対象物の持ち出し又は持ち込みの管理を可能にしている。
特開2003−182847号公報
上記のような携行物管理ゲートでは、交番磁界が形成された領域を対象物が通過するのを検知するだけではなく、その方向によって対象物の移動を管理しなければならない場合がある。例えば、管理領域に対象物を持ち込むことは許容するが持ち出すことは禁止する場合等である。また、通行者によって対象物の持ち出し又は持ち込みが許可されている者と許可されていない者とを判別しなければならない場合もある。対象物を携行する通行者によって、持ち出し又は持ち込みの管理をするためには個人情報との対比が必要となり、管理領域へ進入する通行者及び退出する通行者に対して個人情報を取得し、これらを磁界変動の検出データと的確に対応させて、進入及び退出の管理を行う必要がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の対象物の持ち込み又は持ち出しが管理される領域へ進入する通行者及び退出する通行者に対して個人情報を取得するともに、該個人情報と大バルクハウゼン効果による磁界変動を検出したデータとを的確に対応させて、管理対象物の持ち出し又は持ち込みの許否を管理することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、携行物が管理される領域へ進入又は退出する通路の通行者の個人情報を読み取る個人情報読取装置と、 前記通路に交番磁界を形成するとともに、該磁界内で磁性体に大バルクハウゼン効果による磁化反転が生じたときの磁界変動を検出する磁界変動検出装置と、 前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号に基づいて通行者が該通路を通過することの許否を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づき、通路を開放又は閉鎖する開閉装置と、を有し、 前記通路の携行物が管理される領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置、退出者用開閉装置、進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置、進入者用開閉装置及び退出者用個人情報読取装置の順に配列されている携行物管理ゲートを提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の携行物管理ゲートにおいて、 前記通路の、携行物が管理される領域から退出する方向における前記磁界変動検出装置より下流側、及び携行物が管理される領域へ進入する方向における前記磁界変動検出装置より下流側に、それぞれ通行者の通過を検出する退出者用人感センサ及び進入者用人感センサを有し、 前記判別手段は、前記進入者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記進入者用人感センサが進入者を検出するまでに前記磁界変動検出装置が検出した信号を、前記進入者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として判別し、前記退出者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記退出者用人感センサが退出者を検出するまでに前記磁界変動検出装置が検出した信号を、前記退出者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として通過の許否を判別するものとする。
請求項3に係る発明は、 携行物が管理される領域へ進入又は退出する通路の通行者の個人情報を読み取る個人情報読取装置と、 前記通路に交番磁界を形成するとともに、該磁界内で磁性体に大バルクハウゼン効果による磁化反転が生じたときの磁界変動を検出する磁界変動検出装置と、 前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号に基づいて通行者が該通路を通過することの許否を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づき、通路を開放又は遮蔽する開閉装置と、を有し、 前記通路の携行物が管理される領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置、進入者用磁界変動検出装置、進入者用及び退出者用共通の開閉装置、退出者用磁界変動検出装置及び退出者用個人情報読取装置の順に配列されている携行物管理ゲートを提供する。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の携行物管理ゲートにおいて、 前記通路の、携行物が管理される領域へ進入する方向における前記進入者用磁界変動検出装置より下流側、及び携行物が管理される領域から退出する方向における前記退出者用磁界変動検出装置より下流側に、それぞれ通行者の通過を検出する進入者用人感センサ及び退出者用人感センサを有し、 前記判別手段は、前記進入者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記進入者用人感センサが進入者を検出するまでに前記進入者用磁界変動検出装置が検出した信号を、前記進入者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として判別し、前記退出者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記退出者用人感センサが退出者を検出するまでに前記退出者用磁界変動検出装置が検出した信号を、前記退出者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として通過の許否を判別するものとする。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の携行物管理ゲートにおいて、 前記判別手段は時計を備えるものであり、 前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号とに加え、前記通行者が該携行物管理ゲートを通過する時刻を参照して進入の許否又は退出の許否を判別するものとする。
上記のような構成を備えることにより、請求項1に係る発明では、携行物管理ゲートを通過する経路上で進入する方向がいずれの方向であっても、つまり携行物が管理される領域から出る方向であっても入る方向であっても個人情報を読取ることができ、個人情報を読み取った後に検知される大バルクハウゼン信号とを対応させて、進入及び退出の許否を管理することが可能となる。
また、磁界変動検出装置を進入者と退出者との双方に対して共通に用いることができ、省スペース化が可能となる。また、同じスペースでの他の装置配列に比べて大バルクハウゼン効果による磁界変動を検知する領域を広く設定することができる。
請求項2に係る発明では、携行物管理ゲートの通行者が大バルクハウゼン信号の検知領域を通過したことを確実に検知することができ、この通行者の検出情報と後続の通行者の検出情報とを確実に区別することができる。
請求項3に係る発明では、進入者又は退出者に対して進入者用個人情報読取装置又は退出者用個人情報読取装置で個人情報を読み取るともに、個人情報を読み取った後にそれぞれ進入者用磁界変動検出装置又は退出者用磁界変動検出装置で検出された大バルクハウゼン信号と対応させることができ、進入者及び退出者に対して正確に情報を対応させて管理領域への進入及び退出の許否を管理することができる。
また、開閉装置を進入者用及び退出者用とに共通に用いることができ、省スペース化を図るとともに、装置が簡略化される。
請求項4に係る発明では、携行物管理ゲートの通行者が磁界変動検出装置を通過したことを確実に検知することができ、この通行者の検出情報と後続の通行者の検出情報とを確実に区別することができる。
請求項5に係る発明では、通行者が該携行物管理ゲートを通過する時刻を参照し、時刻による管理つまり持ち込み可能時間帯又は持ち出し可能時間帯を設定した管理が可能となる。
以下、本願に係る発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、所定の対象物の持ち出し又は持ち込みが制限される管理領域の出入り口に設けられる携行物管理ゲートの概略構成図である。
この携行物管理ゲートは、管理領域へ出入りする通路14に面して設けられ、 通行者の個人情報を読み取る進入者用個人情報読取装置21及び退出者用個人情報読取装置31と、 上記通路14に交番磁界を形成するとともに、大バルクハウゼン効果を生じる磁性体を検出する進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置11と、 上記磁界変動検出装置を制御するコントローラー12と、 通行者の進行方向における磁界変動検出装置の下流側に設けられた進入者用人感センサ23及び退出者用人感センサ33と、 上記個人情報読取装置21,31、磁界変動検出装置11又は人感センサ23,33によって取得された情報に基づいて通行者が通過することの許否を判別する進入者用及び退出者用共通のサーバー13と、 上記サーバー13の判別に基づいて通路14を開放又は遮蔽する進入者用開閉装置22及び退出者用開閉装置32とを備えており、 上記通路14の管理領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置21、退出者用開閉装置32、進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置11、進入者用開閉装置22及び退出者用個人情報読取装置31の順に配列されている。
上記進入者用個人情報読取装置21及び退出者用個人情報読取装31は、通行者が所持している磁気カード又はICカードに書き込まれた情報を読み取るものであり、情報の読み取りは、カードに接触して読み取るもの、電磁波によって読み取るもの等一般に知られているものを用いることができる。また、読み取る情報は、通行者を特定する情報のみを読み取り、あらかじめサーバに記憶されている個人についての情報を参照して通行の許否等を判別するものであっても良いし、上記磁気カード又はICカードから通行の許否に関する詳細な情報を読み取るものであっても良い。
また、上記磁気カードやICカード等の他、指紋や静脈の形状等を読み取るバイオ認証によって通行者を特定するものであっても良い。
上記磁界変動検出装置11は、携行物が管理される領域へ出入りする通路14内に交番磁界を生成する励磁コイルと、上記交番磁界内を磁性体が通過して大バルクハウゼン効果による磁化反転が生じたときに、これを検出する検出コイルとを有している。励磁コイル及び検出コイルは、通路内における通行者の進行方向と平行な鉛直面に沿って巻き回されたものであり、励磁コイルと検出コイルとが一つの収容ケース内に収容されている。そして、励磁コイルと検出コイルとを収容する収容ケースが、通路の片側又は両側に設けられ、大バルクハウゼン効果を生じる磁性体が通路内を通過する位置に関わらず、この磁性体の通過を検知できるようになっている。上記励磁コイルへの交流電圧の印加等、この磁界変動検出装置の動作はコントローラー12によって制御される。
上記進入者用人感センサ23及び退出者用人感センサ33は、磁界変動検出装置11から管理領域へ進入する方向及び退出する方向の両側に設けられており、管理領域に進入する方向における磁界変動検出装置11の下流側に進入者用人感センサ23が、管理領域から退出する方向における磁界変動検出装置11の下流側に退出者用人感センサ33が設けられている。これらの人感センサ23,33が通行者の通過を検知すると、その検知信号をサーバー13に送信するものとなっており、例えば、光線を照射してその反射量の変化を検知するものや、所定の場所に投受させた光線の遮断を検知するもの等を採用することができる。
上記進入者用開閉装置22及び退出者用開閉装置32は、通行者の通過を遮断する部材、例えば扉等の開閉駆動を行うものであり、サーバー13による判別結果に基づいて制御され、通行者の動作を制限し、又は通行者に警告を与えるものである。
上記サーバー13は、進入者用個人情報読取装置21又は退出者用個人情報読取装置31が検出した個人情報と、進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置11が検出した磁性体の情報とを、表1に示すような予め設定されたデータと照合して、開閉装置22,32の開放又は閉鎖を制御するものとなっている。例えば、表1(a)(b)のように、通行者の個人情報のみで通行の許否を判別する設定や、表1(c)〜(g)のように、個人情報と磁性体の検出情報と時刻とに基づき、各要素のなかに一つでも不許可のものがあれば通行を遮断する設定など、セキュリティーレベルに合わせて設定を選択することができる。また、個人情報読取装置21,31にアクセスせずに同伴者とともに管理領域に入場した場合など、進入時のデータと退出時のデータとを照合して、これらの条件に基づいて開閉装置22,32を制御することもできる。
Figure 0004380753
また、進入者用人感センサ23又は退出者用人感センサ33の検出情報と大バルクハウゼン信号が検出されたタイミングとに基づいて個人情報と大バルクハウゼン信号とを対応させるように設定されている。つまり、個人情報が入力された後、人感センサの検出情報があるまでに大バルクハウゼン信号が検知されると、この検出信号を直前に入力された個人情報を対応させて通行の許否を判別する。一方、個人情報が入力された後、大バルクハウゼン信号が検知されることなく人感センサの検出情報があると、直前に個人情報が入力された通行者に対する検出を終了する。これにより、磁性体を所持しない通行者の後に続いて磁性体を所持する通行者があったときに、検出された大バルクハウゼン信号を先行する通行者の個人情報と対応させてしまう誤動作を防止するものとしている。
さらに、このサーバー13は、通過が拒否される通行者の進入があったときに、この情報を管理者に通報するように設定することができる。この警報は、ランプの点灯、警報音の出力などを採用することができ、電子メールによる通知をおこなうこともできる。また、全ての検出情報を記憶装置に記憶するように設定することもできる。
次に、上記携行物管理ゲートの動作について説明する。
この携行物管理ゲートを通って管理領域へ進入する通行者があると、進入者用個人情報読取装置21は通行者に個人情報の入力を要求する。上記進入者用情報読取装置21によって得られた進入者の個人情報24はサーバー13に送信されるとともに、進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置11は磁界変動の検出信号15を送信する。
サーバー13では、上記個人情報24が入力された後、進入者用人感センサ23の検出情報があるまでに大バルクハウゼン信号が検知されると、この検出信号の直前に入力された個人情報と対応させ、あらかじめ記憶されているデータに基づいて通行の許否が判別される。そして、通行が許可される場合には、検出動作を終了する。通行が拒否されるときには、進入者用開閉装置22に動作信号25が送信され、直ちに開閉扉が閉鎖される。これによって通行者の通行を制限し、又は警告を与える。また、これとともに警報ランプ(図示しない)の点灯及び管理者への通知が行われる。
一方、進入者用個人情報読取装置21に個人情報が入力された後、大バルクハウゼン信号が検知されることなく進入者用人感センサ23の検出情報があると、進入者用開閉装置を動作させることなく、先に個人情報が入力された通行者に対する検出を終了する。したがって、進入者用人感センサ23の検知信号26があったのちに大バルクハウゼン信号が検出されたときには、後続の通行者の個人情報と対応するものとして判別が行われる。
管理領域から退出する方向に通行者があるときにも同様に、退出者用個人情報読取装置31、磁界変動検出装置11、退出者用開閉装置32、退出者用人感センサ33が動作し、管理領域から退出する通行者の携行物が管理される。
なお、上記携行物管理ゲートでは、進入者用人感センサ23及び退出者用人感センサ33が用いられているが、これを用いることなく制御することもできる。この場合には、例えば個人情報が入力された後所定の時間内に大バルクハウゼン信号が検出されたときに、この検出信号を直前に入力された個人情報と対応させて、通行の許否を判断する。そして、個人情報が入力された後、所定の時間が経過するまで大バルクハウゼン信号が検出されず、後続の通行者の個人情報が入力されたときには、先の通行者の携行物には大バルクハウゼン効果を生じる磁性体が含まれていなかったと判断して、先の通行者に対する検出を終了し、その後に検出される大バルクハウゼン信号を後続の通行者の個人情報と対応させる。
図2は、本願に係る発明の他の実施形態である携行物管理ゲートの概略構成図である。
この携行物管理ゲートは、管理領域へ出入りする通路56に設けられ、 通行者の個人情報を読み取る進入者用個人情報読取装置51及び退出者用個人情報読取装置55と、 通路56に交番磁界を形成するとともに、大バルクハウゼン効果を生じる磁性体を検出する進入者用磁界変動検出装置52及び退出者用磁界変動検出装置54と、 通路56を開放又は閉鎖する進入者用及び退出者用共通の開閉装置53とを備えており、 上記通路56の管理領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置51、進入者用磁界変動検出装置52、進入者用及び退出者用共通の開閉装置53、退出者用磁界変動検出装置54及び退出者用個人情報読取装置55の順に配列されている。
つまり、この携行物管理ゲートでは、開閉装置53を進入者及び退出者に対して共通で用いるように構成されている。そして、磁界変動検出装置52、54は進入者用及び退出者用にそれぞれ別個に設けられている。
このような携行物管理ゲートでも、管理領域への進入者及び退出者に対して個人情報と大バルクハウゼン信号とを的確に対応させて通行の許否を判別し、管理対象物の持ち出し及び持ち込みを管理することができる。
本発明の一実施形態である携行物管理ゲートの概略構成図及び平面図である。 本発明の他の実施形態である携行物管理ゲートの概略構成図である。
符号の説明
11、52、54:磁界変動検出装置、 12:コントローラー、 13:サーバー、 14、56:管理領域への通路、 15:大バルクハウゼン効果を生じる磁性体の検出信号、 16:コントローラーの制御信号、
21、31、51、55:個人情報読取装置、 22、32、53:開閉装置、 23、33:人感センサ、 24、34:個人情報、 25、35:開閉装置の制御信号、 26,36:人感センサの検知信号

Claims (5)

  1. 携行物が管理される領域へ進入又は退出する通路の通行者の個人情報を読み取る個人情報読取装置と、
    前記通路に交番磁界を形成するとともに、該磁界内で磁性体に大バルクハウゼン効果による磁化反転が生じたときの磁界変動を検出する磁界変動検出装置と、
    前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号に基づいて通行者が該通路を通過することの許否を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づき、通路を開放又は閉鎖する開閉装置と、を有し、
    前記通路の携行物が管理される領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置、退出者用開閉装置、進入者用及び退出者用共通の磁界変動検出装置、進入者用開閉装置及び退出者用個人情報読取装置の順に配列されていることを特徴とする携行物管理ゲート。
  2. 前記通路の、携行物が管理される領域から退出する方向における前記磁界変動検出装置より下流側、及び携行物が管理される領域へ進入する方向における前記磁界変動検出装置より下流側に、それぞれ通行者の通過を検出する退出者用人感センサ及び進入者用人感センサを有し、
    前記判別手段は、前記進入者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記進入者用人感センサが進入者を検出するまでに前記磁界変動検出装置が検出した信号を、前記進入者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として判別し、前記退出者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記退出者用人感センサが退出者を検出するまでに前記磁界変動検出装置が検出した信号を、前記退出者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として通過の許否を判別するものであることを特徴とする請求項1に記載の携行物管理ゲート。
  3. 携行物が管理される領域へ進入又は退出する通路の通行者の個人情報を読み取る個人情報読取装置と、
    前記通路に交番磁界を形成するとともに、該磁界内で磁性体に大バルクハウゼン効果による磁化反転が生じたときの磁界変動を検出する磁界変動検出装置と、
    前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号に基づいて通行者が該通路を通過することの許否を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づき、通路を開放又は閉鎖する開閉装置と、を有し、
    前記通路の携行物が管理される領域へ進入する方向に沿って、進入者用個人情報読取装置、進入者用磁界変動検出装置、進入者用及び退出者用共通の開閉装置、退出者用磁界変動検出装置及び退出者用個人情報読取装置の順に配列されていることを特徴とする携行物管理ゲート。
  4. 前記通路の、携行物が管理される領域へ進入する方向における前記進入者用磁界変動検出装置より下流側、及び携行物が管理される領域から退出する方向における前記退出者用磁界変動検出装置より下流側に、それぞれ通行者の通過を検出する進入者用人感センサ及び退出者用人感センサを有し、
    前記判別手段は、前記進入者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記進入者用人感センサが進入者を検出するまでに前記進入者用磁界変動検出装置が検出した信号を、前記進入者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として判別し、前記退出者用個人情報読取装置が情報を読み取った後、前記退出者用人感センサが退出者を検出するまでに前記退出者用磁界変動検出装置が検出した信号を、前記退出者用個人情報読取装置で読み取った情報と対応する信号として通過の許否を判別するものであることを特徴とする請求項3に記載の携行物管理ゲート。
  5. 前記判別手段は時計を備えるものであり、
    前記個人情報読取装置からの情報と、前記磁界変動検出装置からの検出信号とに加え、前記通行者が該携行物管理ゲートを通過する時刻を参照して進入の許否又は退出の許否を判別することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の携行物管理ゲート。
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